【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第十四幕


戸籍を持たない村


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 二〇二十年立秋下元。太陰太陽暦七月十二日。
 (この二十四節気は平気法太陰太陽暦によるものです)
 二〇二十年八月三十日。総理退陣表明二日後。民事党内部でほぼ次期総理候補は派閥の支援構成で確定した。
 民事党本来のやり方に戻ったのである。
 越後湯沢。マンション最上階。二フロアをぶち抜いた如月鬼堂の居間である。
 囲炉裏端には昼間から如月鬼堂主催SM愛好会の主力面々と野崎卓郎弁護士が集ってビールを酌み交わしていた。
 「しかし国民に人気がやや有るが野党に近い候補が弾かれた。今回は良かったですよ。これ以上特措法強化は絶対に止めて貰いたいです。」
 福富麻次郎が首相の座を官房長官に決まって安堵の発言である。
 「官房長官が引き継いでひと安心ですが。特措法は撤廃してもらいたい。完全補償なき休業要請はもう御免だ」
 「そうです。いままでの特措法、休業要請の弊害を賠償して貰いたい」
 「補償ではなく賠償ですか」
 「スウェーデンをいま見たら何の問題もなかった。日本は死者が少ないからもっと上手く行って経済の低迷も最小限で済んだ筈だ」
 「まあ。物事七割方。これで問題なしと考えましょう」
 館山弁護士はこの話題を長引かせたくない。
 「いやあ。潰れた店は多い。特に特浴、風俗、接待を伴う飲食店だ。私の客は激減だよ」
 館山弁護士の意見に大河内税理士は食い下がる。
 「何処よりも先に経済回復してもらいたい。GoTo止めるなど論外だ」
 如月鬼堂も強く不満を持っていた。
 「とにかく経済対策。ベーシックインカムも必要では」
 大河内税理士はかなり酒が回っている。珠洲と瀬里菜には酔っ払い叔父さんのイメージが定着していた。
 「給付金もう一回が精一杯でしょう」
 館山弁護士の見解である。
 「官房長官横滑りではそっちは期待できませんな。GoToとイートはこのまま継続されるでしょうけど。風俗には回りません」
 福富麻次郎は期待薄と言いたい。
 「ところで野崎先生。警察は酒井俊克が大田正勝ではなかったと認めたのでしょうか」
 杉下一行が野崎卓郎弁護士に確認する。
 「永久に認めないよ。認めたら警察の過剰捜査が酒井俊克を犯罪に追い込んだ事になります。もりかけ桜の様に追求される事もない」
 野崎卓郎弁護士は憮然と答える。もりかけ桜も小さい問題である。野党が食い下がって国会の時間を無駄に使ったに過ぎない。
 佐川、リクルートに比べたら献金などは無い。微数野党が政界にしがみ付く為に騒ぐ。それをマスコミが応援すればいつまでも騒ぐのである。
 「この先は」
 「容疑者が拷問を受けないこと。その確認程度に面会だけ続けて起訴まで行きます」
 「黙秘権のまま起訴ですか」
 「そうなる予定です」
 「弁護も行いますか」
 「もちろん。私一人では無理なので館山先生と野村先生にもご協力いただきます」
 「弁護団になりますか」
 「そうなります」
 「酒井俊克が大田正勝と言う事は絶対ないのでしょうか」
 如月鬼堂は此処だけの質問をする。
 「絶対ないとは言えないです」
 「それは」
 「日本の戸籍や住民票とて数年前まで現在ほどには厳重ではなかったです。ホームレスか何かの戸籍をかなり前に引き継いだ可能性はありますよ」
 「かなり以前にもう一つ戸籍を持っていたと」
 「ひょっとしたら大田正勝が他人の戸籍かもしれません」
 「そうですね。その方が山の所有など現実性が高いですね」
 館山弁護士も同意する。
 「でなければやはり警察の過剰捜査で別人だった」
 「私はそっちへ持って行きたいです」
 野崎卓郎弁護士は冤罪防止が優先である。疑わしきは罰せずの精神で戸籍の通り別人で通したい。
 「先生のお考えはやはり冤罪撲滅ですか」
 「そうです。私は千に一つならば通常の事なら例外と思います。それでも私は九百九十九人の有罪の犯人が法を逃れてもたった一人の冤罪が許せません」
 野崎卓郎弁護士はきっぱり言い切る。
 「ところで先生。この銀行爆破強奪事件はどっちが主犯でしょう」
 如月鬼堂は自分の関心事を問い掛ける。連続拉致強姦傷害事件のグループが主犯か大田正勝が主犯か疑問である。
 「私は連続拉致強姦傷害事件の犯人だと思います」
 これも野崎卓郎弁護士はきっぱり言い切る。
 「他の十九人をどっちが集めたのでしょう」
 「私は連続拉致強姦傷害事件の六人が集めた中に大田正勝が居たと思っています」
 「私もそう思います」
 野崎卓郎弁護士の見解に館山弁護士も同調する。
 「警察は機関銃が残っていたのでその製造元を捜査しているでしょう」
 「本人の指紋は」
 「指紋は本人のものも機関銃から取れたものもアンビションの事務所で採取したものとは一致しません」
 「別人で押し切れるのでは」
 「押し切ります。館山先生もご協力下さい」
 「良いですよ」
 野崎卓郎弁護士を瀬里菜が駅まで送って行く。その後はつれづれな飲み会が夜晩くまで続いた。
 
 九月四日。台風九号が通過して次の台風が日本に近付いていた。これまでになく強力ということである。
 私鉄西東京鉄道下り快速急行宇都宮行き最終電車は川越本町を二十三時四十分に発車した。以前は此処が終点であった。
 (これは架空の鉄道です)
 この駅のホームが地下に移されて此処から単線で宇都宮まで行く。
 此処まで十両編成で来る。この駅で切り離して四両編成となり此処からワンマン運転になる。
 この先新鴻巣、東羽生、西栃木に止まって宇都宮に二十四時三十分に着く。本日は戸田枝理名という女性運転士である。
 西東京鉄道新宿駅を発車してから六人のグループはばらばらに乗り込んだ。女性運転士は予定通り新所沢から交代した。
 目標は西栃木である。六人は白ワイシャツ、黒ズボン、マスク、メガネで乗り込んだ。
 東羽生を発車して六人以外乗客は居ない。六人は上から防護服を着る。車両に防犯カメラが無い事は確認済みである。
 メガネはサングラスに変化する。
 夜間の走行なので運転席の後ろの幕は下ろしている。
 六人の一人が乗務員室の鍵を取り出す。マスターは簡単に取れる。
 西栃木駅に停車すると同時に二人が先頭車から出て乗務員室の外に回る。
 乗務員室の中の扉の鍵を開けて二人が飛び込む。
 無線を押さえて戸田枝理名運転士を確保する。
 一人が電車をそのまま発車する。三ノッチに入れたままその男は乗務員室からホームに飛び出す。
 戸田枝理名運転士をキャリーバックに詰める。
 用意した車で宇都宮市内に飛ばす。市内の防犯カメラはチェックしてある。用意した市街からやや外れた一軒家に逃げ込む。
 其処で車のナンバープレートを換える。
 電車はそのまま一分遅れて宇都宮駅に入った。途中スピードがオーバーすれば制御が掛かる。だがノッチが入ったままなのでまた加速してしまう。
 終点駅なのでホームの手前で十五キロに制御が掛かる。先端の車両止めの手前で制御装置が停止した。
 ドアは開かないし誰も降りない。
 ホームに駅員は配置されてない。
 改札横の事務室の担当が異常に気が付くのに更に数分掛かった。
 戸田枝理名運転士が居ない事が確認されたのは更に数分後である。運輸指令所に連絡をして警察に通報となった。
 事態を分析して直ぐに非常線が張られたが手遅れである。
 
 この六人は山荘に住む川口の鋳物工場の会長以下の五人ではない。銀行爆破強奪事件に加わった十九人の内の六人である。
 彼らは静岡から来た。
 地下室に見せかけた拷問部屋を造り床はもとより板張りである。
 キャリーバックから戸田枝理名運転士を出す。
 眠らせてあったまま全裸にしてしまう。下着が濡れているのを確認して一人がにんまり納得する。
 全裸のまま脚を九十度に開いて床に埋めこんだナットにU字金具で手首、脚首を固定してしまう。
 戸田枝理名運転士は全裸で床に大の字に磔にされた。
 白く艶かしい全裸である。これが運転士かと言うような綺麗な躰。あまり化粧をしてないのに美しい顔である。
 その状態で水を掛けて起こす。
 一回では起きないらしい。二回目で顔を振って目を微かに開く。
 躰を強く揺すぶる。
 「ああーー。なにーーーー。いやあーーーーーーーー」
 防護服、サングラス、マスク姿が六人自分を見ていた。
 「ああーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士は恐ろしい事態を瞬時に悟る。
 撮影もされている。女の一番恥ずかしい部分まで躰は総て丸出しである。床に躰が磔られていて隠す事もできない。
 黒い塊はそれなりの規模で女の部分にやや被っている。大陰唇の周りはそれ程濃くない。閉じ合わせたびらびらは存在感を強く表現していた。
 二人の男が両わきに膝を着く。
 戸田枝理名運転士の女の部分を指で強く広げた。
 広げるとびらびらの内側の縁は紅から上の方に小豆色になる。内側は綺麗に薄橙である。
 尿道の亀裂が確認できてその下に膣口が薄橙の粘膜で閉じ合わせていた。
 「あーあーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士は堪らず叫ぶ。
 「綺麗なお○○こだぜ。こういうものは社会に公開すべきだよ。皆様ご満足される」
 「ふざけるなーーーーーーー。私の人権はーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士はお尻に力を込めて肩を迫り上げ首を擡げて抗議する。
 「お前は運転士には向かない。無修正AV嬢に成れ」
 防護服、サングラス、マスク姿で顔の上に追い被さる様に言う。
 「なんだとーーーーーーー。女性の人格無視だよーーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士は振るえと怒りに塗れて睨み返して叫ぶ。
 「諦めろあと数十分でお前の全裸とま○○は全世界に公開だ」
 別の男が抑揚のない声で宣告した。怒鳴られるより確りと恐ろしい言葉が浸透する。
 「やめろーーーーーーーーー。何で私がこんなめに遭うのーーーーー」
 それでもあまりの理不尽さに喚き叫ぶ。
 「俺たちの目に止まったからだよ」
 男は当たり前の様にさらりと言う。
 「そんなのないよーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士は泣き声である。
 「諦めろ」
 「お前らそのうち捕まるよ」
 戸田枝理名運転士は無駄でもそう言い返さないで居られない。
 「そうだな。でもいつ捕まっても良い。もうお釣りが来るよ」
 男はやり尽くして勝ち誇ったように言う。
 「なんてこと」
 「ふぁははっはっはっはっは」
 男らはあざけ哂っている。だが愉快に哂っているようにも聞こえない。
 交代して二人の男がラジペンを持って左右に座り込む。
 戸田枝理名運転士の陰毛を掴んで引き抜く。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士は堪らず叫ぶ。
 男らは構わず何度も繰り返し抜いてゆく。
 「ああーーーーー。いやあーーーーーー。ああーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士は泣き喚き続ける。
 なかなか手間の掛かる作業である。
 後ろから二人が交代して残った陰毛に粘着テープを貼り付ける。それを一気に引っぺがす。
 「ああーーはあーーーーーーーーーーー」
 何度も繰り返してほぼ無毛にしてしまった。
 最後にラジペンの二人が僅かに部分的に残ったのを抜く。
 「ああーーはあーーーーーーーん」
 戸田枝理名運転士は酷い仕打ちと痛みに涙を流している。
 無毛になったドテに溶かしてあった蝋涙を流す。
 「あーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が轟く。
 戸田枝理名運転士はこのあと目隠しをされて六人に輪姦された。
 六人が果てるだけでは許さない。
 六人が果てても戸田枝理名運転士は表情を歪めて堪え続けただけである。六人は女の性を晒しものにしたい。
 一人が戸田枝理名運転士の目隠しを取る。
 「良いか。これは自動で潮を噴かせるマシーンだ」
 「・・・・」
 戸田枝理名運転士に反論する気力はない。無言で首を震撼させる。
 大型のクスコから器具が出ている。
 クスコにローションを塗って戸田枝理名運転士の女に挿入する。
 「ああーーーーーん」
 ペンライトで中を照らす。
 「ああーー。いやあーーーーーーー」
 クスコは横向きに挿入していた。薄橙の膣内部が広がる。奥には子宮口も確認できた。かなり嘴の長いクスコである。
 クスコの先端から膣天井部にアームが伸びる。膣天井部奥の女の一番敏感な部分に刺激を与える。アームからL字に付いた小さなローターが回る。
 自動でローションも先端から噴出す。
 「ああーー。ああーーああーーああーーああーーああーーー。やめてーーーーーーーーー。ああーーああーーああーーああ」
 戸田枝理名運転士は顔を後ろに逸らし究極に歪める。大口で堪えられない声を漏らし続けた。
 「ああーーああーーーああーーああーーー。止めてーーーーーーーー。やだあーーーーーー。ああーーーああーーーああーーーーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士は不本意極まりない官能でも耐えられない。
 クスコで広げられ金属の嘴の谷間に垂れ下がった尿道口から潮が飛び出す。
 「ああーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 どうにも止められない。
 戸田枝理名運転士の表情は目が天井を向き斜め後ろに目を大きく剥く。さらに大口を破裂させている。そしてサイレンの様に逝き声を上げ続けた。
 「ああ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 躰を震撼させ股間は上下に痙攣する。さらに荒い息遣いが続く。
 「びしょ濡れだぞ。これが世界に公開だ」
 「ああーー。ああーーーーーーーーーーーーん。ひどいよーーーーーーーー。こんなの耐えられないよーーーーーーーーー」
 「お前の女の性が丸出し。大公開だ」
 「やめろーーーーーーーー」
 「もう外歩けないな。電車の運転席に着いたら。あの女だってみんな視線で躰舐めまわすぞ」
 「やめてーーーーーーーーーー。なんでわたしがこんなことされるのーーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士は泣き喚き抗議する。
 「まだ序の口だ。子宮取っちゃうからな」
 「やだあーー。ああーー。やめてーー。やだーーー。やだあーーーーー。やめてーーーー。いやあーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士はぶるぶる震えながら泣き喚いた。
 「無理だ。我々では子宮摘出はできない」
 他の男が制する。
 「そうか何する」
 「蜥蜴は用意してある」
 男は潮噴きに使った器具の付いたクスコを抜く。代わりに通常のクスコを挿入する。これも横向きに入れた。
 「いやーーーーーーーー。もういやあーーーーーーーーー」
 別の男がミルワームを奥に投げ込む。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーー。なにいれたのーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士はヒステリックに叫び抗議する。
 「ミルワーム。蜥蜴の餌だ」
 「やだーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー」
 泣き叫ぶ戸田枝理名運転士を見ながら後ろ足に糸を引いた蜥蜴を戸田枝理名運転士の大股を広げた手前に置く。
 「ああーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーー。そんなのだめーーーーーーーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士は恐怖の表情を破裂させて拒絶の悲鳴を轟かせた。
 男は蜥蜴を膣の奥に投げ込んだ餌のミルワームに嗾ける。蜥蜴は瞬時に突進した。
 「ああーーーーーー。あーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士の悲鳴はサイレンとなる。
 蜥蜴は餌を食して直ぐに出て来た。
 「ああ。ああ。ああ。ああ。ああ。あはん。あはん。ああはん。きいくるちゃうよーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士は荒い息遣いのあと涙をポロポロ溢す。
 男はおまけとばかりミルワームを戸田枝理名運転士の胸の谷間に落とす。
 「いやあーーーーーーーん。いやあーーーーーー」
 蜥蜴を臍の上に置く。
 「あーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士の泣き悲鳴の最中。蜥蜴は瞬時に餌を食する。そのまま戸田枝理名運転士の腋を通って床に降りてしまう。
 「あーーーーーーはんはんはーーーーーーーーー。あはん。あはん。あはん」
 戸田枝理名運転士は泣き続ける。
 別の男が注射器を持って近付く。
 「なによーーーーーーーー」
 「これから鞭打ちだ。せめて痛み止めにな」
 「痛み止め」
 「麻薬のアンプルだ。末期癌の痛み止めにも効く」
 ハッタリである。ただの痛み止めに過ぎない。
 「やだあーーーーーーーーーー。ちゅうどくになるよーーーーーーー」
 「そうだ」
 容赦なく男は注射を打つ。
 「あーーああ」
 戸田枝理名運転士は辛そうに表情を崩す。
 他の男が戸田枝理名運転士の膣を広げたクスコを抜き取る。そして皆に鞭を配った。先の細くなった硬い一本鞭である。
 一人めの鞭を持った男は床に大の字に磔られた戸田枝理名運転士の顔の横に立つ。
 九十度に開いた股間を狙う。
 戸田枝理名運転士は怯えた横目で男の鞭を見る。
 男は狙いを定めて振り被る。強く振り下ろす。
 「ううぐうううおおーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーー」
 鞭の先端はドテから女の部分に命中していた。
 戸田枝理名運転士の躰は痛みに震撼する。
 二人目が同じ位置で構えた。
 戸田枝理名運転士は恐怖に床に磔にされた躰を斜め反対側に捩る。
 同じところを狙った。
 鞭の先端はドテより先に回り込む。
 「ううぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士の躰は強く震撼する。
 先端は女の部分のびらびらの突起ぎりぎりに大陰唇を流れた。皮膚の赤い部分なので痕は浮いてこない。
 次の一人が腰の横に立つ。
 閉じ合わせた粘膜を斜めに叩く。
 「ううぐぐおおーーーーーーーーーーーーーーー。ううおおーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰が迫上がって一瞬固まる。そして震撼しながら床に沈む。
 既に涙を溢している。
 四人目は頭の真上に立つ。
 縦筋目掛けて上から真っ直ぐ振り下ろす。
 「うごおおおーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうごおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 戸田枝理名運転士の躰は更に強く震撼した。大口を破裂させて悲鳴を上げる顔から涙が溢れる。
 このあと六人が二回ずつ都合一人三回合計十八回局部を叩かれた。股間部分の皮膚は真っ赤に鬱血している。
 戸田枝理名運転士は一夜通して朝まで輪姦され虐め尽くされた。
 男らは半田鏝を準備する。
 「銀行口座とクレジットカードのパスワードを言え。さもないとこいつで乳首焼くぞ」
 「ああ。分かったから」
 戸田枝理名運転士は簡単に教えてしまう。
 男らはクレジットカードからキャッシングとカードローンを借りまくる。それを戸田枝理名運転士の口座に集めてそこから一括で振り込む。
 マネーロンダリングをサービスする闇組織の口座である。
 男らは後日洗浄した金を受け取る。
 男らはスキンを使っていたがDNAが残らないようによく膣内を洗浄した。
 「さあ。俺たちが此処を出て安全な所に着いたらこの動画を公開する。そうしたらこの場所が誰にでも分かる。それを見て警察が来る」
 「・・・・・」
 戸田枝理名運転士は何かいう気力すらない。
 「それまで我慢しろ。早く気付いてくれたら二時間くらいだ」
 「はっはっはっはっは」
 男らはあざけ哂う。
 最後に両方の乳首をクリップで鋏んでゆく。痛みの置き土産というところである。
 朝の九時過ぎ。六人の内二人が周りを警戒しながら巡回が居ないのを確認して外に出た。二人の確認で次の二人が車で出発する。


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