【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第二十三幕
女社長南七香羞恥責め
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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二〇二十一年春分中元。太陰太陽暦二月二十三日。
(この二十四節気は平気法によるものです)
二〇二十一年四月四日。
如月鬼堂の経営する熱海のファッション喫茶では愛好会の貸し切りで来島結奈のSMショーが続けられていた。
如月鬼堂はショーを確認しながらテロ組織の配信した動画を確認している。
横山結依の剃毛は終わった。
男らは横山結依の躰に裸の銅線を充て始める。如月鬼堂の表情が硬くなる。
大庭信一郎が市川沙耶香に行ったプレイである。
SM動画などに出て来るプレイではない。
男らは四人掛かって銅線をテープで留める。その上から五センチ置きにクリップで留めてゆく。そのクリップが蛸糸で繋がれている。
「いーーたいーーーーー。やめろーーーーーー」
横山結依は騒ぎ暴れようと藻掻く。
乳房の上から乳首、乳房の下、臍の横を通って女の部分のびらびらを片側だけ二つ鋏む。
「やめろーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーー」
横山結依は喚き続ける。
そのまま上向きにV字開脚された内腿に膝の手前まで鋏み付ける。
左右二系統である。
一人の男がトランスを操作する。
左側に電流を流す。
「あ、があーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーー」
横山結依の表情は究極に歪む。躰は震撼する。
「これを大庭信一郎は市川沙耶香に一時間ぐらい続けた。その後でピンチを引っ張って飛ばしたのだ」
如月鬼堂は隣に座る荒井枝里に小声でそう説明した。
「えーーーーーーー。それじゃ全身痛みで。もう・・・」
荒井枝里は悲痛な表情に成る。
荒井枝里は如月鬼堂に撮影で二時間乳首をピンチで鋏まれて出口の無い痛みに藻掻き泣き喚いた。あれが全身ではとても堪えられない。
「恐ろしいプレイだよ」
「でも。連続拉致強姦傷害事件の六人の動画であれは無かったのでは」
「そうだ。奴らはそこを分けて使っていた。それがこの立て篭もりとテロ事件で我々の表面に出た」
「あはあーー。あはあ。はあ。はあ。はあ」
横山結依は電流が切れても恐怖の表情で躰を震えさせ荒い息遣いを続ける。
「連続拉致強姦傷害事件の六人はどこかでこのテロ組織に接触したの」
「いや。それはないと思う。これまでの六人の用心深さから接触は避けると思う。何処かにプレイが伝わる何かが有る」
「それがこの会に関係しているの」
「そうでなければ良いのだが。それを警戒して確認している」
ステージでは来島結奈の剃毛と浣腸が終わってシャワータイムに入った。
コンパニオンは半透明のミニスカスーツで下着を着けないで給仕している。升席の前に座るだけだが触ることは拒否しない。
スカートの中に手を入れるのは恒例である。
来島結奈がシャワータイムの間に別の女性がステージに上がる。
「紹介します。SM愛好会の唯一紅一点の会員で田中美玖さんです。M女性です。会員の方複数とソフトプレイを希望しています」
杉下一行が紹介する。
顔はまあ可愛いかなと言う範囲である。
下着を取ると乳房の形は良い。やや腰にボリュームがあって太腿はやや太い。こんな体系のヌードモデルが時々存在する。
田中美玖も本業はヌードモデルである。
ショーツも取って全裸に成る。
女の部分を公開するがややドドメ色感が強い。
如月鬼堂は興味が沸かない。一瞥しただけで動画の確認に専念する。
動画では横山結依がクリップで躰に鋏みつけられた左右二系統の銅線に交互に電流を流されて失禁を繰り返した。
一回失禁しても暫く時間が経つとまた僅かに失禁する。完全に玩具である。
上手に失神しない程度に電流を調整している。
クリップを鋏んで一時間半くらいになる。
「これは引っ張り取ったら相当な痛みだぞ」
「・・・・・・・・・」
荒井枝里は驚愕して言葉も出ない。
男らは遂に今度は左右二系統一気に流す。
「ぐううーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーー」
同じ様に躰が振るえ藻掻くが顔は恍惚になる。
また僅かに失禁する。そしてそのまま一気に白目を剥いてしまった。
字幕が流れる。
『これから四人で一斉に糸を引っ張ってクリップを一気に飛ばします』
四人がそれぞれ糸の先端を片方ずつ持って構える。
横山結依は失神して白目を剥いたままである。
「いけーーーーーーーーー」
一気に二本の糸が両端から引っ張られる。クリップが全部ドミノ倒しのように順番に瞬時に飛び散る。
「ぐうわおーーーーーーーーーーーーーーー。おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
横山結依は表情を破裂させ躰を力の限り暴れさせる。
「ぐおーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うごおーーーーーーーーーーーーーーーー」
横山結依は狂った様に暴れるまくる。僅かに失禁して直腸から便を垂れ流してしまう。
「ああーーーーーーーー。ぐおーーーーーーーーーーーーーーーー。あおあーーーーーーーーーーーーーーー。あおーーーーーーーーーーーーーー」
どうにも堪えられない。狂った様な悲鳴が続く。
さすがに男らは麻酔を当てる。
「恐ろしい拷問だ。そして大庭信一郎のプレイを思い切り強化している」
「ねえ。どうして真似するの」
「元から自分らのやり方がないからだろ」
「これが問題に成る事が有るの」
「今のところはない。市川沙耶香が何か騒がなければ」
確かに危険は薄い。如月鬼堂は僅かな危険を綿密に追及している。
三月五日。
テロ組織はエロ親父でさえ不快極まりないと思う動画を配信した。
モントゴメリー氏は下半身だけ裸にされ仰向けに十字架の形で床に固定されている。
女の人質三人が床に四つん這いにされ首輪を着けられて鎖に繋がれている。
「その爺さんを起たせろ」
鎖を持った男が命令する。
四つん這いの女は昨夜散々甚振られた横山結依である。
横山結依は動かない。
男は鞭を振り上げる。
四つん這いのお尻の間に見える女の部分を叩く。
「う、うう、お、おおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
横山結依は躰を横に倒す。手で股間を押える。
男はその手を叩く。
「あーーーーーーーはあーーーーーーーーーー」
横山結依は更に床に躰を伏せる。
更にお尻の谷間を狙って股間を叩く。
「うーーーーーー。おーーー。おーーーーーーーーーーー」
横山結依は躰を強く振って藻掻く。
「そいつの棹を起たせろ」
男はもう一発股間を叩く。
「うおーーーーーーーーーーー。おーーーーーーー」
横山結依は涙を流しながら這ってモントゴメリー氏に近付く。
「さあ。その棹を手で持って。舐めるのだ」
男はもう一発太腿の裏側を叩く。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー」
横山結依の躰は痛みにぶるぶる震える。
頼りなく横たわったモントゴメリー氏の棹を手にする。それを躊躇いながら口に当てる。
仕方なく舐める。
堪えられず嘔吐して唾液を吐き流す。
「ぐうおーーー」
男は横山結依の後頭部を鞭で叩く。
「あ、うーーーーーーーーーーー」
さらに内股を叩く。
「ううーーーーーーーーーーーーー」
横山結依は仕方無しに舐め続ける。
数分その状態が続いた。モントゴメリー氏の棹が起つことはない。横山結依が手で持ったまま亀頭を舐め続けている。
やがて起たないままモントゴメリー氏は果てた。
横山結依が直ぐに口を離して避けたので僅かな情液が手に流れた。
「よーし次だ」
別の男が小柴風香の首輪を繋いだ鎖を引っ張る。
小柴風香も鎖に引っ張られてモントゴメリー氏の腰の辺りまで這って近付く。
「舐めろ」
男は鞭を振り上げる。
小柴風香はモントゴメリー氏の棹に唾液を掛ける。それを手で洗う様に扱く。
仕方無しに口に咥える。
男は鎖を握ったままいつでも叩く体勢である。
今度はいくら舐めても終わる見込みは無い。
男らはモントゴメリー氏に注射を打つ。
モントゴメリー氏の棹はそれなりに起つ。
「入れろ」
鎖を持っている男が小柴風香を促す。
「ええ」
「上から被さってお前のま○○こにそのしなびたち○○を入れるんだよ」
男は小柴風香に強く命令する。
小柴風香は鞭を構えられて仕方無しに手で棹を持って膣を上から被せる。
「ゆっくり動け」
鎖を持っている男がまた指示する。
「爺さん。末期のSEXだ」
他の男が宣告する。
「やめろーーーーーー」
モントゴメリー氏は掠れた声で何とか日本語で言葉を発する。
鞭を突き付けられた小柴風香は言われた通りゆっくり辛うじて起っているモントゴメリー氏の棹の上で腰を動かす。
唾液でたっぷり濡らしたので滑りは良い。
小柴風香が鞭を警戒して震えながら責めるのがモントゴメリー氏を徐々に刺激している。
薬が効いて若い女。二回目を僅かに果てた。
男らは協議したが終わったと判断した。
「さあ。爺さんいよいよ明日が命日だよ」
「CSCテレビに交渉させてくれ。直接払わせる」
モントゴメリー氏は命乞いになる。
「駄目だ。日本政府が払わないと認めない」
動画はここまでで終了していた。
最後に字幕が流れる。
『いよいよ明日は処刑です』
四月六日。
感染状況は大阪を筆頭に悪化の一途を辿っていた。
日毎に変異種が徐々にではあるが確実に既存種から置き換わっている。
経済は無視されて大勢は医療側の言い分一辺倒である。
如月鬼堂はファッション喫茶三店舗の利益を緊急事態宣言や時短営業で圧迫されている。だが業種的に補償はない。
憤懣やるかたなきである。
如月鬼堂は早めに朝食を済ませて風呂に入った。
本日は愛好会の主な面々が来る。
珠洲と瀬里菜が二台の車で駅に迎えに行った。
政府も都知事も感染症拡大でもオリンピックは何としてもやる意向らしい。オリンピックこそどうでも良い。
徐々に名乗りを上げる都市も減っている。日本がコロナの影響で大損害を出したのだからこれを機に永久廃止で良いと思う。
経済効果になるスポーツだけでそれごとに世界大会を行えば良い。
「人の動きはまったく減っていません。もうそろそろ自粛と言っても無駄ではないでしょうか」
大河内税理士は着くなり開口一番この発言である。
「役人が何度も会食でマスコミを騒がしてくれますから。庶民も自粛は無意味と感じて構わず動き回ります」
杉下一行も自粛はばかげていると言いたい。
「先生。何とか打開策は有りませんか」
福富浅次郎は全裸美人コンテストがやりたい。
如月鬼堂は難しい表情を固くしている。
「今度は治まらないぞ」
如月鬼堂は占い師と打ち合わせをした。
「感染拡大がですか」
「そうだ。オリンピックも無理かもしれない」
如月鬼堂は占い師の見解を説明した。
「その先生は当たるのですか」
「トランプ大統領の当選は外れたが。大概はこれまで当たっている」
如月鬼堂は真顔で厳しい表情である。
「今度の日曜日は」
「先週、四日と同じだ」
本日は荒井枝里と樽常マネージャーも来ている。
「その先はどうします」
杉下一行が確認する。
「やり方を変えるしかない」
「さて。どの様に」
「全裸美人コンテストはオンライン形式で可能と成った。問題は女性が足りない」
「インターネットテレビと雖も顔出しできない女社長がこのところ多いですからね」
大河内税理士は自分が選んでおきながらそんな発言をする。
「荒井さん。何人か候補はいませんか」
「判りました。長野と生駒とも相談して検討します」
荒井枝里はやや可能性を持っている様である。
「先生、ありがとございます」
福富麻次郎は蘇った様な表情で礼を言う。
「それと会長。いっそのこと宅配風俗を併用した方がよろしいのでは」
「確かにそれも考えておりました」
福富麻次郎も検討はしていたもののまだコロナは終息すると考えていた。
「早く手を打った方がよろしいでしょう」
「判りました」
「先生。私たちは会員営業を行けるところまで行って女の子にその先のオンライン営業をアピールさせます」
荒井枝里は如月鬼堂の心を先回りする。
「そうだね」
如月鬼堂は苦笑いで答える。
タイミングを見張らったところで樽常マネージャーが割り込む。
「二人ご用意致しました」
樽常マネージャーは画像を公開する。
「うむ」
大河内税理士はやや不満を顔に出す。何も言わずに館山弁護士に渡す。
館山弁護士も一瞥して杉下一行に渡す。
「いま八百五十人として二百集まるかな」
杉下一行は乗り気に成らない表情である。
樽常マネージャーは案を引っ込める。
やはり腰が安産形に近い女は此処では駄目らしい。
樽常マネージャーは熱海の会場で紹介された会員でヌードモデルの女を見てこのクラスぐらいは行けるかと思ったのである。
愛好会の要求は厳しいが此処でパスしない者を店に出しても指名は付かない。
昨今の現状でも風俗に流れる女は多い。だが顔、躰ともに良い女はなかなか居ない。
樽常マネージャーの所に来る女は多いが風俗全体は低迷である。
切羽詰まった女が何段階も覚悟を重ねて樽マネージャーのクラブ真性奴隷女の館を尋ねる。
だから此処だけは買い手市場である。
樽常マネージャーは愛好会にもう少し範囲を広げて欲しいと思うがなかなか難しい。
その日は囲炉裏端で炉端焼きを楽しみながら夜は更けてゆく。露天風呂に湯を張り珠洲と瀬里菜も超ビキニで入る。
また二人は大人の親父を悩殺するのを愉しんでいる。
親父らはじっと我慢するしかない。堪えながらその報いは来週の南七香に向く。
その日はテロ組織が次の動画を配給するのを警戒しながら宴会を続けていた。
だがテロ組織は宣言しながら何も配信しなかった。
海外からもマスコミが騒ぐ。
アメリカのCSCテレビはモントゴメリー氏の身代金を肩代わりする申し出をして来た。
日本政府は日本政府の名目で払う事を却下した。あくまでテロに身代金は払わない。例外はないという言い分である。
だが日本政府に何の対策も無い。テロ組織の連中が何処の国に居るかも判らないままである。
四月十一日。
南七香は昨夜から長野に泊まっている。
本日のショーはどうしても受けて入金が必要である。その内容は恐ろしい。
性器を鞭で叩かれた。さらに小陰唇を広げて中の粘膜を叩かれた。強烈な痛みに失禁して涎を垂れ流してしまった。
恥かしい画像が会員だけと雖も撒かれてしまった。永久に残ってしまう。なんとも堪え難い。
自信の有る乳房だけでも堪らなく恥ずかしい。性器のアップまで残ってしまった。それでもこれ以外に手段は無い。
痛みだけなら泣き喚いても堪える。
それでも大河内税理士らは自分が心の底から傷ついて泣き喚くのに期待している。
それでも恨むのは都知事、総理、そして佐藤栞李の順である。
時短、休業要請、緊急事態宣言、少な過ぎる上に支払われてない支援金である。支援ではなく賠償金であるべきだと思う。
浣腸を公開された。そのとき自分は死んだと思った。
大河内税理士は『恥ずかしくても肉体は死なないよ。心が死ぬだけだよ』と言っていた。
それならば心が死んだ屍と成っても金を稼いで事業を成功させたい。
会場に行く時間が刻々と近付いていた。
躰全体が恐怖に鼓動している。
それでも行けば翌日入金される。今回は八百万になる。会場プラスオンライン開催だからである。
如月鬼堂はインターネットアダルト放送の翌朝である。宿泊した東京から真っ直ぐ長野に向かった。
新幹線の席で荒井枝里と合流した。
「テロ組織は処刑を躊躇っているの」
「違う。態と焦らしているのだ。日本政府を苦しめるためマスコミが騒ぎ続けるように時間を引き延ばしている。巧妙なやり方だ」
「何故。昨日の放送で言わなかったの」
「あまりこの件に深入りしたくない」
「大庭信一郎氏の事が有るから」
「そうだ」
「コンテストの出演。三店舗で十一人取れたよ」
「そうか。あとは樽常氏だな」
何とか全裸美人コンテストの出演者は確保できそうである。
南七香のショーは正午に開始された。
社長なのに屈辱的なリクルートスーツで演台に上がった。全方向から二百名が見ている。
オンラインで五百名以上が視聴しているのである。
自分で全裸に成るよう指示された。
SM拷問を担当するのは杉下一行である。
毎回の手順通り拷問椅子に乗せられて女の部分をアップで会員の指で広げて公開される。
更にクスコが挿入され女の奥まで公開された。
前回の様なプレイルームではない。二百人がその場で見ている。南七香の恥ずかしさは極地に達して何も考えられない。
抽選で当たった会員二人に剃毛された。
「これから御歳三十路余りでこの美人かつスタイルの綺麗な七香さんの自然排便です。浣腸はしません。お腹を冷やします」
手首を縛り合わせて天井から下がった滑車に吊るされる。膝に縄を掛けられ膝も吊るし上げる。
南七香の躰は天井から三本の縄でM字開脚に吊るされてしまった。
腹から腰を冷やす特注の帯の様な物を着けられた。電気で冷やす。
南七香の躰はステージから腰が一.五メートルの高さに吊るされている。下には透明で大きなボウルが受けている。
「それではじっくり大人の女の羞恥の極地をお愉しみ下さい」
杉木一行の説明に全員で乾杯する。
昨夜から大河内税理士と杉下一行で話し合って南七香が一番嫌がる羞恥責めが考案された。
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