【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第十二幕


続銀行襲撃SMバイオレンス


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 二〇二十年小暑中元。太陰太陽暦六月七日。
 (この二十四節気は平気法太陰太陽暦によるものです)
 七月二十七日。新型コロナの感染者は東京だけで一日三百人を越えた。日本全国では千人の前後に迫った。
 感染ばかり騒ぐがいくら自粛を要請して小さな居酒屋、スナックを追い込んでも治まるものではない。
 雀の涙以下の補償しか提示しない。
 感染者数を騒ぐが重傷者は少ない。
 コロナで死者が出るのは自然の災害である。補償なき自粛要請で自殺者が出るのは完全な人災と言える。
 国は二月に遡って売上ベースの補償をするべきである。
 売上ベースの完全な保障をして営業を休止してもらってもコロナの完全収束はありえない。
 新規増紙幣で完全補償及び時限的ベーシックインカムは急務である。
 これに乗じて知事らは風俗業を根絶やしにしたいのか。休業要請、さらに自治体ごとの緊急事態宣言の雲行きでもある。
 与党幹部が慎重な姿勢なのがせめてもの救いと言える。
 如月鬼堂のマンションに集った面々はワイドショーの報道に怒りながら昼酒三昧である。
 樽常マネージャーと雨蔵編集長は飲まないで帰った。
 八月一日までこれ以上強引な自粛が強化されなければ。さらにGoToキャンペーン続行なら問題ない。
 全裸美人コンテストは予定通り三会場で行なう。
 会員には如月鬼堂からメールで緘口令が敷かれた。
 大河内税理士は怒りに日本酒の瓶を抱かかえている。小さな飲食店、居酒屋、スナックが潰れれば仕事が一気に減る。大幅収入源である。
 館山弁護士も浮かない表情に成っている。補償薄き自粛要請の集団訴訟に参加する企業、商店が意外と増えない。
 日本人は我慢強いのか従順なのか。リベラル系が自粛一本槍なので動けないのかもしれない。
 リベラルは決して多くは無い。リベラルばかりが強く発言してマスコミが後押しするからである。
 選挙は支持率が下がったと雖も今の与党が大方である。リベラルは微数野党状態と言える。
 デモを行なっても報道は華やかだが僅かな人数である。
 大昔。与党と野党が拮抗していたころ小選挙区比例代表制に反対するデモは十万人を超えた。今は二.三千しか居ない。
 館山弁護士は如月鬼堂らの要求に乗った。だが弁護団を組むにはいまいち振るわない。
 福富麻次郎は感染拡大放送が盛んに成るに連れて風評被害の影響大である。オンライン営業を併用しても収入減は著しい。
 集団訴訟の主力が風俗業ではイメージが上手くない。悲鳴を上げている商店に多く参加してもらいたい。
 「いくら自粛を要請したって感染は一時的に自粛中だけ減るだけだ。特効薬が出来るまで解決は無い」
 大河内税理士は不満をぶちまける。
 珠洲と瀬里奈は状況からカウンターの内側に退避している。如月鬼堂もカウンターに腰掛けての対応である。
 如月鬼堂は昨夜インターネットアダルト放送で言うだけ言った。本日は他のメンバーに勝手にしゃべらせている。
 瀬里奈は会員から戻ってくるメールのチェックに掛かりきりである。
 珠洲も酒はセルフにしてもらう。乾き物と冷凍食品のつまみだけ出す。
 
 大田正勝は田村摩子の躰を愉しみつつもそろそろその処分に困り始めていた。
 犯すのと甚振るだけ。そろそろ良い躰でも飽きてきている。
 殺して焼却もできる。それには不安があり過ぎる。毎日幽霊が出そうで怖いのである。
 同じ様に川に流したい。付近に流せば自分に疑いが濃くなる。関東まで輸送は今の段階では危険である。
 熱りが冷めるまで待つしかない。
 此処に置いて危険はないか。万一逃がしたら終わりである。
 そんな悩みの最中に依頼人から連絡が入った。
 「はい。酒井です」
 大田のホームレスから引き継いだ偽名である。
 「もう連絡はしない約束ですが。心配になりまして。持って行ったテラーの始末は大丈夫ですか」
 紛れも無く依頼人の声である。
 「実は。開放するに無理がありまして」
 「こっちで引き取りましょうか」
 「近いのですか」
 「いいえ。いくつか拠点があります。それごとに形を変えて移動します」
 天川村からは廃棄物収集運搬車で運び出す。
 大田正勝は田村摩子を最後に一回遊んで眠らせて待つ。
 カプセルに入れてパッカー車の奥に積み込む。
 山中に不法投棄された廃棄物をさらに上から積み込む。山の持ち主の依頼による不法投棄回収の名目である。
 許可区域外輸送だが検問でそっちの確認はしない。
 仲間の一人が経営する静岡の工場に運び込む。
 此処で病院出しの霊柩車に積み替える。既に棺は用意されている。死化粧をして死体と同じ様に棺に詰める。
 これまで検問で棺を開けたことは無い。
 一人が僧侶に変装している。運転手はスーツに喪章である。
 前路警戒にワンボックスカーが前を走る。それでも検問は避ける。
 廃棄物収集運搬車に積んだ不法投棄の産業廃棄物は別の工場に持って行く。マニュフェストも作成されている。
 山小屋に向かう近くに仲間の一人が経営する葬儀会社が在る。其処で山小屋のキャンピングカーに積み替える。
 この先は侵入者があれば検知される。
 棺ごと山小屋の地下に運び込む。
 真野枝里とは対面させない。早朝に到着して昼過ぎから拷問を開始する予定である。
 「大田正勝はこのまま生かしておいて大丈夫か」
 「大丈夫だ。もう一度表に止まっているキャンピングカーの捜査くらいは入るだろう」
 「大丈夫か」
 「あれでは何も出まい」
 「これまでの勤務先からDNAは採取されないのか」
 「されない。そこは厳重にヒヤリングした。健康診断はやってない。机や契約書からは無理だ」
 「まあ。奴に手が回っても我々に至る事は無いな」
 「中津川から運んだキャンピングカーは回収した。海の底だ」
 「唯一危険なのは派遣会社の契約書に付いた指紋だな」
 「大丈夫だ。どっちもWEBで処理している。登録はオンラインだ」
 「指紋は残らないか」
 「そうだ」
 産業廃棄物を処理に持って行った仲間が戻って来た。
 棺から出して床に磔る。両手首、両脚、腰にU字金具を充てて床にボルトで止める。
 目隠しを厳重にして六人で輪姦す。
 田村摩子は場所が代わったことだけが分かった。そして六人らしきに輪姦されたと思った。
 連続拉致強姦傷害事件の六人に引き渡されたのではないか。それならこれまでの例から開放してくれるかもしれない。
 此処が地下室らしきとなんとなく分かる。
 大田正勝は自分の安全を考えてこっちに引き渡したのだと思った。
 場所が近いのか遠いのか。生駒莉那は関東で解放された。運ばれた距離が判らない。完全に眠らされていた。
 でもその前にどんな躰にされるのか。まともには帰してもらえないと思う。
 防護服、マスク、サングラス、被り物、フェイスシールド。まったく顔は判らない。男らは田村摩子を床に磔た周りに柵を立てる。
 一人が網袋に入った蛇を持って来る。
 「ああーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 田村摩子はそれを目にして強烈な悲鳴を上げる。
 固定された躰は動く限り迫上がり強く震える。
 「いやあーー。いやあーー。だめ。だめ」
 田村摩子は恐怖にぶるぶる震える。
 男は網袋を開けて蛇を柵の中に放つ。
 「あーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー。あ、ああ。ああ。ああ。ああ」
 田村摩子は狂った様に喚く。
 蛇は田村摩子の脚元から太股、股間に向かって進む。
 「ああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー」
 さらに悲鳴は狂ったサイレンの様に轟く。
 一人の男が田村摩子の股間に接近した蛇をボウガンで撃つ。
 蛇の頭のやや手前に突き刺さる。
 「あーーーーーーー。あーーーーーーーーー。あーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー」
 蛇は暴れる。他の蛇が一匹田村摩子の内腿に噛み付く。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 田村摩子に表情は恐怖に破裂して半狂乱に喚き続ける。
 ボウガンを構えた男はもう一匹近付いた蛇を撃つ。
 「あーーーーーー。はーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーー」
 田村摩子はぶるぶる躰を揺すって暴れる。
 「その蛇。毒は無いぞ」
 「いやーーーーー。いやあーーーーーーーーーー。やめてーーーー」
 田村摩子はうわ言の様に叫ぶ。
 男らは蛇をスネークフックで掴んで水槽に投げ込む。
 蛇は赤楝蛇である。
 だがそれだけでは許さない。
 まず徹底的に逝き顔を晒させる。
 噛まれた内腿は軽く消毒する。
 ドリルバイブ二本が用意された。
 「浣腸が先では」
 「乳首とクリトリスを感じなくさせる。ボルチオの開発だけで良い。膣挿入の官能なしで生きられない淫乱女にする」
 「何言っているのーーーーーーーーー」
 田村摩子は恐怖に怯えながらそれでも抵抗すべく叫ぶ。
 男が四人掛かって片脚ずつ二人で縛り直す。脹脛と太股、脚首と太股の二箇所を縛り合わせる。その縄を床のフックに通してキッチリ縛り付ける。
 田村摩子の股間はほぼ百五十度前後に広がる。
 「ああーーーーーーーーー」
 膣にスポイトでローションを流し込む。暫らく指で責めて慣らす。
 ブルン。ブルン。
 他の男がドリルバイブを始動する。回転はしない。ピストンと振動のタイプである。
 「如月鬼堂とかいうSM作家がインターネットテレビでやっていた。あれで行こう」
 二人掛りで田村摩子の膣口を広げる。一人がドリルバイブを捻じ込む。
 「ううーーーーーーーーーーーーーーー」
 田村摩子は顔を引き攣らせる。
 スイッチを入れる。ローでゆっくり振動とピストンをさせる。擬似男根はボルチオまで進入している。
 「ううーー。おおーーーーーーー。うおーーーーーーーー。ううーーーおおーーーーー」
 田村摩子の顔は一気に軋み後ろに反り返る。口を歪めて割って歯を剥きだす。
 「ううおおーーーーーーー。ううーーーーー。ううおおーーーーーー」
 股間は揺れ震撼する。
 田村摩子はこの責めにまったく抵抗できない。
 「うおおーーーーーーーーー。おーーーーーーーーー。うおーーーーー。おーーーーーーーーー」
 田村摩子は斜め後ろに反り返った顔を究極に軋ませる。大口を破裂させて責めに堪えられない声を絞り出す。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 登り詰めそうなところで一旦抜く。寸止めである。
 「おーーーーーーーーー。おーーーーーーー。おお。おお。おお」
 股間はがくがく震撼を続ける。顔を縦に振って声を噴出す。
 治まり始めたところでまた挿入する。
 「うおーーーーーーーーー。おーーーーーーーーーー。おおーーーーーーーーーーーーー。おーーーーーーーーーーーー」
 田村摩子は一気に震撼する。股間は上下に動く限りに揺れる。
 何度か寸止めを繰り返して何度も失禁した。最後に深い失神に堕とす。
 それを更に繰り返す。
 「やめてーーーーーーーー。もうじんじゃうーーーーーーーーー」
 田村摩子は泣き喚いて許しを請う。
 それでもあと一回失神させた。
 次に意識を回復したところで高枝斬りバサミで乳首を挟む。
 「あーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 その断末魔の悲鳴が轟く。その最中に乳首を斬り堕とす。
 血が飛び散る。直ぐに止血パットを充てる。
 「うああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 もう片方も斬り堕とす。
 麻酔が掛けられここで動画は終了していた。
 
 七月三十日越後湯沢の如月鬼堂のマンションである。
 二日後に迫った裏全裸美人コンテストの準備に忙しい。極めて怪しい雲行きながら規制や自粛要請は何とか回避している。
 ファッション喫茶三店舗は金曜日の二十二時で閉店して土曜日は休業する。
 今朝速報が入った。銀行爆破強奪事件で現金と一緒に拉致されたテラー四人の内三人目が解放された。
 越辺川と小畔川の合流する段差にボートは引っ掛かっていた。田村摩子も全裸で縛られて眠らされていた。
 凄惨な拷問の痕が有ると報道されたが内容は伏せられた。
 これまでの中でもっとも悲惨である。
 ゴムボートはかなり古く修理箇所だらけで周りに発泡スチロールの浮きが付けられていた。
 一番悲惨なのは両方の乳首が斬り落とされ乳房が縫い合わされていた。
 抜糸はしてない。縫った糸がそのままであった。
 入院したまま警察は事情聴取した。
 最初地下室の様な暗い部屋でテレビを見せられた。それ以後はキャンピングカーの中だった。外は見えなかった。ずっと大田以外居なかった。
 その後地下室に運ばれた。其処に大田は居なかった。
 其処で拷問された。
 どっちの場所も大田正勝に関してもこれまで以上の情報は得られなかった。
 医者と思しき手で子宮も摘出されていた。今回も病院でDNAは採取できなかった。
 如月鬼堂はニュースを聞き終えて明後日のコメントに困った。土曜日は裏全裸美人コンテストの終了後にスタジオに入る。
 土曜日は珠洲と瀬里奈を伴って長野の会場に行く。
 熱海は荒井枝里が司会をやる。生駒には杉下一行と福富麻次郎が行く。
 そんな夕方東京都知事が営業時間短縮を要請した。
 如月鬼堂の裏全裸美人コンテストの開催にもファッション喫茶の営業にも現時点では影響しない。
 
 八月一日。裏全裸美人コンテストは三会場に分散して十三時に開始となった。
 一番人気の無い長野を最後に順次配分してほぼ埋まっている。他の会場は感染防止対策で一升二名に制限しての満席である。
 ステージには六人が並ぶ。来島結奈、芳原亜美、椋木美弥、飯豊真里菜、牧野茉莉亜、本多椿の六人である。
 長野が椋木美弥と来島結奈。生駒が牧野茉莉亜と本多椿。熱海が芳原亜美と飯豊真里菜。
 審査は会員が一人一票。特別審査員は一人十票。如月鬼堂と珠洲、瀬里菜、福富朝次郎、大河内税理士、AV監督稲垣七郎の六名である。
 審査員席もステージもその店舗に居ない場合はバーチャル映像でステージと席に表示される。精度はかなり良い。
 オンライン風俗を立ち上げた。マジックハンドを使ったサービスこれと連携して触る感触と映像の両方を提供する。
 終わりの見えないコロナ感染の中で何としても風俗業を生き残らせる手段である。
 既にソープランドのオンライン挿入まで可能にした。
 女の子には擬似男根が入る。客の動きのまま擬似男根が中で動く。男性には感度を伝えるコンドームの様なカバーを被せる。
 両方に感度が伝わる。その上にバーチャル画像を被せる。モニターより実感は近い。
 福富麻次郎は既に廃業を決めたソープランドを買い取ってこの方式で営業を行なっている。
 それを見習って一部その営業方式を取り入れているソープも出て来た。杉下一行の営業戦略も順調と成りつつある。
 本日の司会は荒井枝里が行なう。熱海の店長で前回優勝者である。
 審査基準は以下の通り。審査ポイントごとに票を投じる。審査ポイントは以下の六点である。
 1.顔
 2.躰全体のスタイル
 3.乳房
 4.性器
 5.美脚
 6.逝き顔
 最初六人が正面舞台に一人ずつ名前を呼ばれ入場する。
 全員同じミニワンピース姿。スカートは下着をぎりぎり隠している。美脚がほぼ丸出しである。
 六人が壇上に揃うと一人目の椋木美弥から演台に移動する。
 自分の手で全裸になる。
 ワンピースを脱ぎ捨てる。
 「長野のSM倶楽部黒の館に在籍します美和でございます。真性Mコースに出ています。クラブのメニューは殆んどNG無しです」
 椋木美弥は源氏名で挨拶して純白のブラを外してトップレスになる。
 乳房は三十代で充分弾力を宿している。乳倫は大きくも小さくも無い。乳首の色はやや濃い。拡大すると綺麗な円筒形に突起している。
 「全身奉仕と書かれております。その言葉通りその責めを私のこの躰に行なってお愉しみ頂けます」
 椋木美弥はショーツを下ろして爪先から抜き取る。
 「私の剃毛に当った方。どうぞステージへ」
 椋木美弥は開帳台に上がって躊躇無く股間を広げて脚載せ台の各々脚を置く。
 一人の会員がステージに上がる。
 「先に私の恥ずかし過ぎる女の部分をご開帳下さい。どうぞ皆様で存分にご検分下さい」
 複雑に閉じ合わせた粘膜は歳の割に濃くない。薄小豆色である。
 会員は指先でその粘膜を広げる。スクリーンの映像が拡大される。
 内部は一面に綺麗な緋色。中央に尿道の亀裂は小さい。僅かに窪みの穴が確認できる程度である。膣口は薄い色の粘膜が重ね合わせて閉じている。
 ドテの黒い塊はそれなりに生え揃っていた。
 「ご指名いただけましたら私にこの部分を叩かれて究極の悲鳴を堪能していただけます。でも少しだけ手加減をお願いいたします」
 椋木美弥の陰毛は生え揃ったばかり。まだ柔らかいので会員はそのままローションを掛けてT字剃刀で剃る。
 剃り終わって陰毛の下になっていたやや赤い皮膚が照明に映える。閉じ合わせた粘膜がくっきり強く存在感を際立たせる。なかなか艶かしい。
 会員はもう一度閉じ合わせた粘膜を広げてスクリーンに拡大する。
 さらにクスコを挿入して女の奥まで公開した。
 次の会員がドリルバイブを持って演壇に上がる。
 ドリルバイブは統一されている。回転、ピストン、振動するタイプ。幅は三十五ミリかなり強力である。
 最初だけスポイトでローションを流す。
 ゆっくりそろりとドリルバイブの先端に付いた擬似男根を挿入する。
 腰で支える様にして擬似男根の手前を持ってスイッチを入れる。
 「うぐううーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーー。ううぐぐううーーーーーーーーーーー」
 椋木美弥は大口を割って声を上げる。美人の顔に眉間の皺が一気に深く刻む。
 「ああはああーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーー」
 頭を後ろに強く反らし大口を縦に破裂させて真上に逝き声を上げる。
 会員は回転運動を加える。
 「だめーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 椋木美弥の股間は濁ったドロドロの液を噴き飛ばす。その股間は大きく震撼する。首は藻掻く様に左右に突き上げる。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強く躰を迫り上げ大口の逝き声と共に沈む。
 暫らくドリルバイブは虚しく回る。
 会員はこれで完成とドリルバイブを抜き取る。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 椋木美弥は荒い息遣いである。失神には至ってなかった。逝き顔は披露したので終了である。
 熱海に移り生駒に移る。最後に長野に戻って来てラストが来島結奈の順番なった。
 六人の中で一番小柄で細身である。
 躊躇いながらワンピースを脱ぐ。これが録画になって四百人を超える会員に配られる。来島結奈には不本意だが稼がなければならない。
 「熱海と生駒でハードなショーに出演しました優花です。まだ指名がそんなに取れていません。是非来て頂きたいのでよろしくお願いします」
 震える手でブラを外しながら片手は乳首を押さえる。まだ媚びる事はできないのか棒読みの台詞である。
 本多椿の直ぐ後である。本多椿は決して太ってはいない。股間に隙間もある。脚の線も出っ張ったりしてないスマートと言える。
 それでも六人の中では一番太股にボリュームがある。
 その直ぐ後で脚の細さが際立つ。
 この二人の差ならばどっちを選ぶかは好みである。
 ショーツを腰から堕とす。脚をくの字に曲げてそれを抜き取る。
 まだ少女のイメージが残る。大人に成り掛けの女の荒削り感がそれなりに良いかもしれない。
 「私のて、い、も、う、担当の方」
 顔を紅く染めて辛うじて剃毛担当の会員を呼ぶ。
 来島結奈自ら開帳台に上がらない。会員が躰を押してやっと御尻を乗せる。会員の手で脚を広げて固定する。
 前のショーから二週間。陰毛は頼りなく生えている。
 「開くよ」
 来島結奈の女の部分はやや小豆色のびらびらが細く閉じ合わせている。会員が広げると中は緋色である。
 まだ堪えられないのか恥ずかしそうに顔を叛けている。
 六人の中で一番恥ずかしさに免疫が無い。
 剃毛を終えてその周りの皮膚は大きな変化がない。肌の色は六人の中ではやや濃い。外人の様に剃ったその部分は綺麗である。
 クスコで中を広げて公開すると微かに悲鳴を漏らす。
 来島結奈の恥ずかしさに眩む表情が会員らを陶酔させる。
 ドリルバイブの会員が交代する。
 来島結奈は既にドリルバイブの太さに慄き怯えている。
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