【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第二十三幕


女社長南七香羞恥責め


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 如月鬼堂は断る訳にも行かないので予定を入れた。
 囲炉裏端ではなく横の簡易応接シートで対応する。
 南七香はブランド品とまで行かないそれなりのスーツ姿で現われた。
 カンパの礼を述べて直ぐに本題に入る。
 「先生が去年考えていらっしゃいました集団訴訟ですが」
 「失敗したな。集まらなかった。私や福富氏が中心でやれば勝てるものも悪い方向に捻じ曲げられてしまう」
 「私にやらせてください。何軒かは集めます」
 「そういう話か。事前に言ってくれたら館山氏を呼んでおいたのだが」
 如月鬼堂は矢面には立ちたくない。それでも進めることはやぶさかではないのである。
 「そうですね。出直しましょうか」
 「GWが開けても感染拡大は収まらない。その頃に集めましょう」
 「判りました」
 南七香は帰った。
 早速館山弁護士とテレビ会議が繋がる。
 「私も良いと思います。去年よりは反感が高まっています。それに飲食チェーンだから仲間は集められます」
 「そうだな」
 「それと先生。そろそろ埼玉路線バス女性運転士集団強姦事件の判決が出ます。緊急事態宣言で少し延期にはなりますが」
 「無罪か」
 「その可能性が高いです」
 「そうだな。今の状況では無罪でなければならない。極めて有罪に思えるが強引に有罪にするあり方は冤罪を助長する」
 如月鬼堂の基本的な考え方である。
 
 四月二十八日
 佐藤栞李は三度目の緊急事態宣言で直営の店を閉めた。派遣会社は休業のままである。
 直営の店で最後に残したスタッフ一名を南七香に派遣で使ってくれと営業して来た。南七香はもう派遣は使わないと断わる。
 佐藤栞李は最後のスタッフを解雇してしまう。直営の店は家賃を払ったまま閉店とした。時期を見て再開する予定である。
 住んでいるマンションを解約して店に住むことにした。
 南七香は都心の二店舗を既に閉めている。残る店舗に緊急事態宣言の直撃はない。
 それでも時短が響いている。
 予定より六百万ほど多めに得て一安心したが束の間である。
 もしも緊急事態宣言が首都圏に及べば更に苦しくなる。いま取れている指名はこなすしかない。この収入が必要である。
 
 連続拉致強姦傷害事件の犯人六人のアジト。
 外で飲むに丁度良い陽気。テラスでバーベキューを焼きながら生ビールで乾杯する。
 この場所では緊急事態宣言も感染も殆ど影響ない。
 「あの六人の判決はまだ出ないのか」
 「東京高裁だからな。緊急事態宣言で延期だろ」
 「今度はかなり不満だらけだな」
 「廃業、倒産がまだまだ増えるな」
 六人の誰も緊急事態宣言の影響はないのである。
 「川口の旅館。ここの所何も言って来ないな」
 「対象者が居ないのだろ」
 「館山とか言う弁護士。他に切り替えたのでは」
 「他にそんな話に乗るところがあるか」
 「生駒にも」
 「関東になければな。SM愛好会に紹介するか。それならあの川口の旅館の方が無難だ」
 「そうか」
 「今度は何処の肉だ」
 「十勝牛だよ」
 「しかし。女を甚振りたいな」
 「川口も駄目。拉致もできない。むしゃくしゃするな」
 「海外に渡ったテロの奴等あれっきり何もしないな」
 「動けないのだ。感染症拡大でロックダウンらしい」
 「いったい何処の国だ」
 「それはこっちにも言わない」
 当分テロ組織の動画配信はなさそうである。
 
 南七香は大宮の南銀座に在る店舗に立ち寄り長野に向かった。長野のプレイルームで指名が入っている。
 大宮は本日から酒の提供が自粛になった。約二週間の休業になる。協力金がちゃんと払われても家賃を払い給料の六割補償すれば赤字になってしまう。
 プレイルームに入る前に客から請求する交通費を流用して長野の権堂に在る店舗に寄る。
 約束の二十二時五分前にプレイルームに着く。嫌な思い出のプレイルームである。
 明日の昼にも一人入っていた。今夜は此処に泊まる。
 二人から交通費をグランクラスで貰って自由席で往復した。更に高崎までは在来線である。
 この二日で大宮店の二週間分となる赤字は補える。
 一人目の客は外務省会計課長田中仁である。
 南七香は樽常マネージャーの指導の通り床に座って手を着いて挨拶する。
 「本日はありがとうございます。ハードSM嬢といたしまして私の全身でご奉仕申し上げます。どうぞこの躰をご存分に虐め辱めてお遊び下さいませ」
 南七香は丁寧に言った心算である。
 田中仁はその南七香の頭を爪先で上から押える。
 「頭が床に着いてないぞ」
 「はい」
 田中仁は直ぐに足を離す。
 「約束の金子だ」
 裸でお札の束を渡す。
 「ありがとうございます」
 南七香は数えないで仕舞おうとする。
 「一応数えろ」
 南七香は気を使って数えることを躊躇ってそのまま仕舞っていた。
 「はい」
 許可を得たので数える。
 数え方は銀行員に近いくらい慣れていた。
 一回目は一枚ずつ数えて最後の一枚を指で弾く。二回目は三、三、四を繰り返して一回目との一致を確認して仕舞う。
 「確かに。ありがとうございます」
 頭を踏まれてややムラムラ感はあるが抑えた。
 「こっちを向いて脱いでくれ」
 田中仁は南七香にストリップを要求する。
 ジャケットを脱ぎブラウスを脱ぐ。
 「スカートを捲り上げろ」
 「はい」
 南七香は言われた通りスカートの裾を両手で持って捲り上げる。
 「ストッキングを脱げ。スカートを上げたままだ」
 「はい」
 南七香はこのように命令されるとその姿の恥ずかしさを強く感じた。仕方なくスカートを捲り上げてストッキングの下のショーツを丸出しにする。
 「その下着は何色だ」
 田中仁は敢えて言わせた。
 「白です」
 ストッキングの下のショーツにスカートの裾を挟んでストッキングを脱ぐ。南七香には今の段階が堪らなく恥ずかしい。
 「近くに来て俺の目の前でブラを外せ」
 「はい」
 南七香は躊躇う脚をゆっくり進めて座っている田中仁の顔の前に胸を晒す。後ろに手を回してブラのフォックを外してブラを下げる。
 田中仁は片方の手の指三本ずつで乳房を掴む。
 屈辱的な掴み方である。
 田中仁は乳房ごと乳首を捻る。
 「い、い、いたああーーーーーーーーーーーい」
 南七香は強く捻られて悲鳴を上げた。
 田中仁は直ぐに離す。
 「あーーーーー。あはあ。はあ」
 南七香は衝撃にやや後退りする。
 田中仁は太さ三センチくらいのテープ状の布を乳首に充てて後ろで結ぶ。
 布を被せた乳首を洗濯バサミで鋏む。かなり大きめで力も強い。
 「クリップでやりたいが鬼堂先生が許可しない」
 残念そうに言う。その言葉には唯でさえ怯える南七香を突き刺すような残忍性が宿っている。
 「スカートを脱げ」
 南七香はスカートのフォックを外してファスナーを下げた。そのまま落として脚から抜き取る。
 それを他の脱衣を置いた椅子に投げ込む。
 田中仁は南七香をショーツ一枚残したまま亀甲縛りにしてその上から高手小手に縛る。
 乳首は白い布で縛られ赤い乳首が透けてその上から竹とはいえ力強い洗濯バサミが鋏んでいた。
 田中仁は恥ずかしい姿に加工したミニスカートをリックから取り出す。
 前半分が簾の様に細く切られている。
 それを田中仁の手で南七香の腰に巻き付けた。
 動くと下着が見えるだけだが南七香には異常に恥ずかしい。それよりもさらに屈辱感が強かった。
 田中仁は南七香の躰を壁のフックに押し付ける。高手小手に縛った後ろの部分の縄をフックに引っ掛けた。
 南七香の正面の壁は大きな鏡である。恥ずかしい姿が正面に見える。
 田中仁は鞭を持つ。長い一本鞭である。
 南七香の太腿を狙って流すように叩く。
 「ううーーーーーーーー」
 痛みに片脚を振り上げる。下着が簾状のスカートから覗いて鏡に映った姿が惨めで恥ずかしい。
 田中仁は何発か太腿を叩いて南七香のスカートが揺れる姿と悲鳴を愉しむ。
 次に鞭を取り替えた。短い物で先端が長方形のチップになっている。
 田中仁は乳首の洗濯バサミを狙う。
 鞭を短く持って先端で叩き落す。
 「う、うおーーーーーおーーーーーーーーーーー」
 もう片方も叩く。
 「う、ううおーーーーーーーーーーーー」
 反動で片膝が蹴り上がる。
 田中仁はその膝を叩く。
 「ぐう、うーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香は既に涙を滲ませてしまう。
 乳首を鋏んだ洗濯バサミを鞭で叩き落されたのが衝撃である。
 田中仁は落とした洗濯バサミを拾う。
 南七香の乳首を指で抓む。もう一度洗濯バサミを深く鋏み付ける。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香は悲痛な表情で悲鳴を上げた。
 もう片方も指で抓んで捻ってから鋏み付ける。
 「う。ううーーーーーーーーーーー」
 南七香は涙顔の眉間に強い皺を寄せていた。
 田中仁はもう一度乳首を鋏んだ洗濯バサミに狙いを定める。
 「え、えーーーーーーー」
 南七香は怯えた涙顔で田中仁を見た。
 田中仁は容赦なく叩く。
 「ぐおーーーーーーーーーーーーーー」
 洗濯バサミは一発で飛ぶ。
 南七香は恐怖の表情で目を見開いて震えるように顔を振る。
 田中仁は更に短く鞭を持つ。
 洗濯バサミを横に薙ぐ。
 「う、おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 洗濯ばさみは落ちない。咥えがずれて僅かに乳房の皮膚を鋏んでいる。
 田中仁はまだ構えた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香は恐怖の悲鳴を上げる。
 残りを強く叩いて飛ばす。
 「う、うう、ううおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香の悲痛な涙顔が縦に破裂する。甲高い悲鳴が部屋を劈く。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に痛そうである。
 田中仁はもう一度洗濯バサミを拾う。
 白いテープ状の布は外れて乳房の下の縄に絡んでいる。
 田中仁はそれを抜き取る。
 もう一度洗濯バサミを深く鋏む。
 「あ、ああーーーーーーーー。もうーー。むりですーーーーーーーー」
 南七香は泣き悲鳴で訴える。
 「今度は叩かないよ。付けたまま取る時の痛みを愉しませてもらう」
 田中仁は含みを持たせて言う。
 「・・・・・・」
 南七香は恐怖を覚えるがどうにもならない。一晩二十五万と交通費を貰っていた。
 田中仁は南七香の背中の縄に引っ掛けたフックを外して拷問椅子に座らせる。
 高手小手の縛りもその下の亀甲縛りもそのままである。
 脚を広げて脚乗せ台のベルトで固定する。拷問椅子のハンドルを回して股間を限界まで広げた。
 ショーツはまだ脱がしてない。
 田中仁は電マを手にする。
 ショーツの上から股間を責め始めた。
 クリトリスからアナルの手前まで電マの先端をスライドさせる。
 南七香が無表情でもじっくり続けた。
 ショーツには充分な湿りが感じ取れる。南七香は意地でなかなか声を出さない。徐々に慣れ始めたのである。
 感じていてもある程度までは声を殺せる。
 既に顔の表情は歪んでいた。
 田中仁の目的は下着を汚すことである。
 そして乳首の洗濯バサミの時間を稼ぐ。
 「濡れてきたぞ」
 「・・・・・」
 南七香は何も答えられない。
 田中仁は南七香の脚の戒めを解く。脚を一度開放してショーツを脱がす。
 裏を向けて股間部分の染みを見せた。
 「いやーーーーーーーーー」
 南七香は泣きそうな表情で首を振る。
 それを裏面が見えるようにテーブルに置く。
 「え、えーーーーー」
 南七香は堪らない。慣れた風俗嬢なら呆れて笑う程度で済む。田中仁は南七香が笑って済まないと分かってやっている。
 田中仁はもう一度今度は縄で脚乗せ台に南七香の膝と脚首を固定した。
 卵バイブにローションをたっぷり掛けて膣に挿入する。指で奥まで押し込んで余裕を探った。あと二つ入ると見做して続けて挿入する。
 「あ、ああーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーー」
 さすがにこのレベルはまだ南七香には無言では堪えられない。
 田中仁はさらにクリトリスを電マで責める。
 「うおおーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香は遂に藻掻き始めた。
 乳首の洗濯バサミは痛み続けている。南七香の神経は気持ちの良い方に逃げてしまう。一気に官能が南七香を襲った。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーー」
 南七香は切迫したような官能の声を上げ続ける。
 ドリルバイブも数種類あった。だが南七香には使用しない。
 「あーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーん」
 南七香は顔を歪めきって口から涎を飛ばして顔を右に左に躱して強すぎる官能に藻掻く。
 「だめーーーーーーーーーーーーー。もう・・・だめーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香は潮と言うより小水を流れるように弧を描いて断続的にかなりの量を流し出す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香の躰は漏らしながら震撼し続けている。
 こんな女の羞恥のどん底の姿を愉しまれてしまう。心底辛い。
 コロナが終われば一時的に滞っていた需要が一気に戻ると言われている。だが潰れた企業は戻らない。
 申し訳程度。支援金は雀の涙以下。政府や自治体のやることは飲食店を規制するだけ。
 倒産すれば支援金も貰えない。借金は消えないので破産しかないと思う。
 南七香には認めたくない人物だが如月鬼堂の言う通りである。
 そしてその影響下でこんな人ではない仕打ちを受け入れて会社を護っている。
 いま目の前で自分のあられもない以上の姿を愉しんでいるこの男も憎い。
 でもそれ以上に都知事、総理、総理を緊急事態強化に責める野党に怒る。そして佐藤栞李が憎いでは済まない。
 佐藤栞李が力尽きてやや溜飲が下がった。
 それでもこの男より佐藤栞李が憎い。
 この事態に堕ちざるを得ない自分を堕として自分から債権を回収した佐藤栞李。生涯恨む。
 それ以上にできない負担を飲食店に押し付けて形だけの支援金しか提示しない政府が憎い。
 それ以上に飲食店にだけ厳しい対策を求めて支援金は延々と払わない都知事を筆頭に自治体が憎い以上である。
 南七香は恥の極地に塗れながらそんなことを思い続けた。
 「凄い。お漏らしだったよ」
 田中仁は満足そうに詰る。
 南七香は堪らず涙を流す。
 田中仁はその涙を舐める。
 堪らず南七香は顔を振った。
 田中仁は怒って南七香をビンタする。
 「うおーーーー」
 南七香はさらに悔しさに涙を溢れさせた。
 「反抗したな。気持ち良くさせようと思ったがお仕置きだ」
 田中仁は凧糸で二十個くらい繋いだ洗濯バサミを取り出す。
 南七香に戦慄が奔る。
 それを躰中に付けて一気に引っ張ることは想像がつく。
 田中仁は嬉々として洗濯バサミを南七香の躰に付けてゆく。
 本来乳首、乳房から付けるが既に他の目的での二本が強力に鋏んでいた。腋から腹の横に下がって股間の粘膜を片側鋏んで内腿から膝まで鋏み付ける。
 左右同じように付けた。
 女の部分のビラビラには左右合わせて六本が鋏み付いている。
 南七香は恐怖に震えた。鞭叩きでは済まない。強烈な痛みになりそうなことが想像できた。
 田中仁は凧糸の先端を持って構える。
 「行くよ。覚悟は良いですと言ってくれ」
 「そんなーーー」
 南七香は涙の乾いた泣き顔を歪めた。
 「言わないとそのまま放置して時間のぎりぎりに引っぺがすぞ。時間が経てば弾く時の痛みはどんどん増す」
 「えーーーーーーーー。それじゃ乳首は」
 南七香は悲痛な表情をさらに歪めて確認する。
 「それはもう気が狂うくらいの痛みだ。鬼堂先生の言葉で出口のない痛みと言うらしい」
 「えーーーーーーー。痛みが止まらないの」
 「揉めば激痛だがやがて治まる」
 「・・・・・・・・・・」
 南七香は恨みの篭った目で上目遣いに田中仁を見た。
 「どうする」
 「あ、あ。かくごします」
 南七香は震える言葉を吐き出す。
 田中仁は一気に二本の凧糸を引っ張る。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、うう、うぐおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香は固定された脚をバタつかせ躰を揺すって暴れ拷問椅子を震撼させた。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 涙を溢れさせ鼻水を垂らす。
 無残な顔である。
 田中仁は南七香の目の前に鏡を近付けて見せる。
 「ううーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーー」
 南七香は痛みにそれどころではない。
 田中仁は四時間をカウントして南七香の戒めを全部解く。
 プレイ時間はあと一時間である。
 「さあ。どっちから行こうか」
 田中仁は虐め心に滾っている。
 「やめてーーーーーー。片方ずつ取ったら二回痛いよーーー」
 南七香は悲痛に訴えた。
 「二回愉しませてくれないか」
 「そんなーーーーーーーー」
 「ならば自分で取れ」
 南七香は覚悟を決めて洗濯バサミを掴む。
 「うぐおおーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーー」
 南七香は拷問椅子に躰をぶつける。寄りかかったまま膝を着く。
 「ぐおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 絨毯に膝を落として床に手を着いてさらに転げる。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香は乳房を両手で片方ずつ押えて絨毯の上を右に左に転げ藻掻き続けた。
 田中仁が馬乗りになって乳首を揉む。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーー」
 南七香は泣き喚き続ける。
 田中仁は満足して朝五時に帰った。
 南七香は睡眠薬を飲んで次のプレイの時間まで眠る。
 二人目の客にも乳首を洗濯バサミで鋏まれた。
 南七香は執拗に許しを願う。だが金を払っている条件は同じだと何処までも主張された。
 殆ど強引に縛られ洗濯バサミで鋏まれてしまう。
 今度はドリルバイブで責め続けられて逝き捲くってしまった。
 終わった後で葛和医師に相談する。普通の病院には行けない。SMプレイなど医者に話して大事になっては困る。
 内分に済ませたいので葛和医師を選んだ。
 葛和医師はもう少しで壊死するところだと言う。そのまま暫くリハビリが続いた。
 
 四月三十日。
 越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
 「もう少し待ちましょう。完全に緊急事態宣言では治まらないと事態が明らかになってからです」
 館山弁護士は逸る南七香を抑えた。
 「そうだな。丁度良いタイミングがもうじき来る」
 訴訟を起こすのはやぶさかではない。南七香はそれなりに仲間を集めた。渡りに舟である。
 「それはいつ来るのでしょう」
 「いつとは言えない。だが日本政府は感染拡大がこのまま収まらなくても緊急事態は解除せざるを得ない。その時がタイミングだ」
 「判りました」
 「君はそれまで此処に泊まれ。会社は此処から指揮できるだろう。プレイも此処から行け」
 館山弁護士が横から指示する。自分も泊まる。良いタイミングで行いたい。
 「私。玩具ですか」
 「良く見ろ。先生のお嬢さんが二人居る」
 館山弁護士は珠洲と瀬里菜の存在を示す。
 「ああ」
 南七香は納得した。
 
 最期のSM小説家 第二十三幕 女社長南七香羞恥責め 完


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