鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その二十 核戦争そして新たなる帝國

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 小柴雄二の目標は失神である。
 擬似男根にローションを掛ける。
 「やだあーーーーーーーーーーーーーー。だめだよーーーーーーーーーーーーー。緩くなちゃうよーーー」
 勿来亜里沙は既に泣き顔である。
 小柴雄二は容赦なく突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 勿来亜里沙は拷問椅子の上で固定された躰を藻掻き続ける。
 
 帯広ニューシティのスタジオである。
 「こんにちは。水田奈那緒です。遂に山科穂香さんの一行は目的の部落に辿り着きました」
 今日も奈那緒が全裸でニュースを読む。
 ドローンがその山を上空から放映する。
 「木内咲江です。町は破壊されていますが山間部は戦火を逃れています。斜面の畑も田圃も生簀も無事でした」
 咲江もモニターの横に全裸で立っていた。
 「麓に小学校の校舎もあります。まだ住む余裕はあるとのことです。この山には小さな鍾乳洞が在って天然の冷蔵庫になり電力がなくても生活できます」
 奈那緒の解説は出て行くことを薦めているようにも聞こえる。
 だが大方の市民は冷ややかに見ていた。出て行っていつまで生きられるか極めて不確定である。
 「食料の生産は全体では概ね追い着いていますが輸送は芳しくありません。関東近辺は核攻撃を受けて生産設備の増強がまだできません」
 「千葉の工場は核戦争の前に増強されていましたのである程度追い着いていますが関東は帯広、新青森からの輸送に頼っています」
 奈那緒と咲江が交互に読んで行く。
 「東北新幹線は娼国の軍が護ったので幸い寸断されずに済んでいました。大宮までは繋がっています」
 「大宮からは川越線の線路を新幹線サイズ変更しました。単線であり在来線の線路で札幌、新函館北斗と同じで此処の運行がネックになっています」
 「東京は破壊されていますが核戦争前に造られた新川越、姉ヶ崎間の直通線は地下深く建造されていましたので運行可能です」
 「羽田ニューシティだけは木更津から駆逐艦が輸送しています」
 「大阪も製造ができません。それ以外の西日本は自給ができています。山陽新幹線の線路も無事残りましたので新幹線で輸送しています」
 「あの。新幹線が使えるのに山科穂香さん達はイージス艦が輸送したのですか」
 「それは新幹線を人の輸送に使ってないのです。動いている車両が相互乗り入れしていた娼国の車両だけで荷物輸送専門にしています」
 「JRの車両は破壊されたのですか」
 「核汚染地帯を走れるのは娼国の車両だけなのです。外の空気を入れないで車内の二酸化炭素を酸素に換えて走行します」
 「この先も人の輸送は行わないのですか」
 「行わないとのことです。東海道新幹線も新横浜、東京間が破壊されていますがその修繕も行わないようです」
 「ニューシティ間の移動はなしですね」
 咲江が質問を提示して奈那緒が答える形式でカンペを読んできた。国民が移動できないことをやんわり伝えている。
 
 勿来亜里沙はドリルバイブの責めで二回失神させられた。
 失神したままぐったり躰を拷問椅子に沈めている。
 小柴雄二は失神した勿来亜里沙にあくどい悪戯をした。
 山芋を擂ってさらに潰して細かくする。これを失神している勿来亜里沙の尿道と膣に流し込んだ。
 やがて勿来亜里沙は強烈な痒みで意識を回復する。
 「あーーーーーーーーーー。ううああーーーーーーーーーーー。ううあああーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー」
 一気に痒みが勿来亜里沙を襲う。
 「洗ってやるよ」
 「ああーーーーー。なにをしたのーーーーーーーーーー」
 勿来亜里沙は苦しみに歪んだ顔を破裂させて叫ぶ。
 小柴雄二はクスコを挿入して膣を拡げる。
 中に細いカテーテルで水を強く流す。暫く膣の中を洗う。
 勿来亜里沙は痒みに藻掻き続けている。
 さらに酢を霧吹きで散布した。
 膣は洗って楽になっても尿道の痒みは去らない。淋菌の痒みどころではない。
 「尿道は小便を出さないと洗えないよ」
 小柴雄二は哂っている。
 「おのれーーーーーーーーーー」
 勿来亜里沙は恐ろしい仕打ちに怒りを剥き出す。
 小柴雄二は拷問椅子の下に大きなバケツを置く。
 「出して洗え」
 そう言ってクスコを抜く。指で勿来亜里沙の女の部分を広げる。尿道の小さな亀裂が剥き出しである。
 「ふざけるなーーーーーーーー。といれいかせろーーーーーーーーーー」
 勿来亜里沙は事態が不利なことを判っていてもあまりの仕打ちに怒りを破裂させる。
 「馬鹿も休み休み言え。俺の前で尿道から直に出して見せるのだよ」
 小柴雄二は強行である。強い口調で押し被せる。
 勿来亜里沙はもう痒みに堪えられない。股間を捩って苦しみ続けていた。
 「ううーーうーー」
 勿来亜里沙は涙を溢しながら小水を排泄する。
 「ああ。あはああ」
 勿来亜里沙はどうにも堪らない息遣いを漏らす。
 「一回じゃ足りないな。まだ痒いだろう」
 小柴雄二はさらに詰る。
 「う、ううーーーーーーーー」
 勿来亜里沙は確かに痒みが去ってないと悟る。
 小柴雄二は尿道カテーテルを取り出す。
 「俺のしょん便で洗ってやるよ」
 小柴雄二はカテーテルにキシロカインゼリーを塗る。自分のペニスを出してカテーテルを挿入する。
 カテーテルの真ん中を抓んで勿来亜里沙の尿道の亀裂に反対側を挿入する。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なにするのーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 勿来亜里沙は堪らず喚き散らす。
 小柴雄二の小水は勿来亜里沙の膀胱に流れ込む。
 「気持ち良いぞ」
 小柴雄二は愉しんでいる。
 「やめろーーーーーーーーーーーーー。きちがいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 勿来亜里沙は藻掻くがどうにもならない。
 「うーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーー」
 勿来亜里沙の躰は震えた。不快感極まりない。小柴雄二の興奮した息遣いと体臭から顔を逸らして喚き続ける。
 小柴雄二が小水を全部出し終わって尿道カテーテルを抜く。
 勿来亜里沙は堪らず小水を流し出す。
 小柴雄二は排泄の終わった勿来亜里沙に挿入して中に果てた。
 「お前の部屋のパソコンからここに書いてある通りに請求しろ。娼帝國が金額を算定して振り込んでくれる」
 小柴雄二はそう言い渡して拷問椅子の拘束を一部開放して部屋を出て行く。
 
 R国D市。ニューシティ中央棟最上階。新天昇の間である。
 「T市国境から流民が流れていてロボット大隊を配置していましたが後ろに軍が居たようです。已む無く日本から戻した軍を配置しました」
 指宿が報告する。
 「現在どのくらいの兵力が着いていますか」
 葛城義和は状況を案じていた。
 「まだ一個師団と元から護っていた大隊です。北の空軍基地には百機近くが配置されています」
 「向こうには戦闘機はないのか」
 「確認されていません。ただしあってもこっちの戦闘機が優勢で制空権は取れます」
 「そうだな」
 「えーーーーー。まだ軍が残っていたの」
 真紀子も驚きを隠せない。
 「ロシア軍は簡単に殲滅できたが中国軍はしつこいな」
 平佐和も驚いている。
 「日本にロボット師団を二十四個上陸させてやっと殲滅した。アメリカ軍と自衛隊は弱小だった」
 湯野中も梃子摺っている意識である。
 「もう少し遅ければ新幹線が寸断されていたな」
 平佐和は日本の状況を危惧していた。
 「中国軍は日本に逃れたのが総てではなかったのか」
 「違ったようですね。五つの機動部隊が空から偵察と爆撃を行ってきましたがまだ漏れがありますね」
 葛城義和は予断を許さない構えである。
 「日本国内は安定したのか」
 「纏まった兵力は居ないはずです。ロボット師団がローラー掛けて死体を荼毘にして車両を片付けています」
 柿崎一行が説明する。
 「道路は繋がないのだろ」
 「そうです。全部壊して森林に戻します」
 「東京は」
 真紀子の質問である。
 「あれは当分どうにもなりません。爆心地には近付けません」
 「五つの機動部隊はまだ作戦を終えないのね」
 「まだです。完全に破壊しきるには数ヶ月掛かります」
 鄭淑徳少将が答える。機動部隊は娼国の指揮下である。
 「燃料は問題ないの」
 「給油艦が運んでいます。油田は確保しました」
 空母は原子力だが一部の戦闘機は燃料が必要である。大方が充電で飛ぶようになりつつあった。
 真紀子は姉ヶ崎ニューシティの盛高知里に繋ぐ。盛高知里は実質上姉ヶ崎のTOPである。
 「千葉はどうですか」
 「大方は落ち着きました。半島は殆んど焼け野原です。屋内農場や養殖場は無事です」
 「姉ヶ崎の周りは汚染されていませんか」
 「こちらの汚染は軽微です。でも新都市交通は使っていません」
 住民をコンコース意外には出さない。
 「川越への輸送は問題ないの」
 「川越への輸送は特別な車両ですから内部は問題ありません。毎回姉ヶ崎の手前で車両を洗浄します」
 姉ヶ崎の手前で車両の外部を洗浄する区間を作って五キロの徐行運転で其処を通過する。
 ロボット乗務員が一人だけ乗ってCS_ATOの自動運転である。
 「京葉線と内房線は破壊されなかったの」
 真紀子はその部分が核汚染されていると案じていた。
 「いいえ。寸断されていました。ロボット工事で復旧させました。今は単線です」
 「街の中で娼帝國に抵抗はないの」
 「表面的にはありません」
 反抗すればロボット警察が捕まえる。働かなくても生活の不安はないが核戦争前の中国より恐ろしい社会である。
 いまは完全に娼国に服従しているが盛高知里にも納得が行かない社会となってしまった。
 反抗の懸念がないとは言えない。盛高知里にはそう答えるしかなかった。
 「そうだな。炙りだすしかない」
 盛高知里の言葉に平佐和は内在する危険を心配する。
 
 東京。羽田ニューシティ。
 吉村恵里ら元テレビ太陽系列の末端となる仲間同士が吉村恵里の部屋に集まっていた。
 勿来亜里沙は小柴雄二から受けたSMプレイの恐ろしさと怒りを噴出させている。
 「えーーーーーーーー。それも受けないとならないの」
 吉村恵里は驚愕の表情になった。
 「そうなのよ。そいつ元R国の工作員だって。言う事聞かないと昨日のSMショーの出演に推薦するって言うの」
 「えーーーーーーーーーーーー」
 一同驚きの悲鳴となる。
 全員がこの先の暗雲に包まれた。
 「奴の言う通り部屋のパソコンから請求したの。やられたことを一つずつ入力するの。項目にないのはその他で別途入力した」
 「それでいくらになったの」
 献身婦はCクラスで一回五千円個人支払いなし。Bクラスで二万円。Aクラスで五万円である。勿来亜里沙はAクラスである。
 A及びBクラスは男性の個人払いである。
 娼帝國は衣食住が基本部分を國持ちなので女性でも月五万で基本生活には困らない。
 「評価額十二万だけど判定外項目があって全体三割増。十五万六千円振り込まれた。判定外は厳重注意しますだって」
 勿来亜里沙は憤慨しながら言う。
 「厳重注意で済まされるのね。お金は國が払うの」
 吉村恵里は納得行かない。
 「ううん。本人の口座から引き落とし。金額をAIが査定するの」
 「でも酷いよ」
 柳瀬香織も憤慨している。
 「そんなこと時々受けさせられたら此処に居られないよ」
 広中美沙は限りない不安を抱いてしまう。
 「そうだよね」
 志村恵里も怒りより怯えた表情になる。
 「私達も四国に行く」
 柳瀬香織が突然言い出す。
 「無理よ。野菜と魚で生活できても衣服や下着まで作れない。それに病気になったら終わりよ」
 吉村恵里が否定する。
 「ねえ。原子力で動く軍艦が残ってないかな」
 「それで」
 「その中では電力の心配はない。軍艦なら病院設備は絶対ある」
 柳瀬香織はさらに提案する。
 「医者を仲間にするか」
 勿来亜里沙も少し希望を感じた。
 「無理。薬が製造できない」
 吉村恵里はそれも否定する。
 「どうやって軍艦を探すの」
 志村恵里はそれが難しいと思う。
 「山科穂香さん達のように四国の何処かまで運んでもらえば」
 「軍艦が何処にあるの」
 「ドローンの映像で漁船はあった。軍艦が座礁していたけど潜水艦か何か残っていたら。録画も撮ってある」
 パソコンはローカルのアプリか国のサーバーに用意されたシステムにアクセスしかできない。
 ホームページのアップロードは当然できない。メールも提供されてない。テレビでもパソコンでも國の放送は見られる。そして録画機能は使える。
 柳瀬香織は映像を詳細に見ていた。
 全員で柳瀬香織の部屋に移動する。
 その録画の再生速度を落として確認した。
 「座礁した軍艦では無理ね」
 「ねえ。あれ。潜水艦のセイル」
 勿来亜里沙が指摘する。柳瀬香織はそこで映像を止めた。
 「そうだけど。攻撃を受けて此処に辿り着いて脱出したのでは」
 志村恵里の憶測である。
 「そうね。軍港でもないし港でセイルだけは不自然よ」
 吉村恵里も希望は持てないと主張する。
 「動かなくても原子炉があって電力が使えれば」
 柳瀬香織はまだ希望を持つ。
 「もう少し様子を見ましょう。薬がネックよ」
 吉村恵里は反対であった。
 
 R国に隣接した中国奥地である。
 国境警備のロボット大隊の偵察ドローンに発見された中国軍の残存連体。これが核汚染領域を逃れて野営していた。
 歩兵連隊で約三千名。移動用のトラックとジープのみである。戦車や装甲車はない。
 女性兵士は既に全員に輪姦されていた。女性兵士も受け入れざるを得ない。
 最高幹部は連隊長の朱伯承大佐である。
 連体は流民となっていた元下着モデルのグループを捕まえた。
 小隊長以上の士官で輪姦してしまう。
 此処でも戦争前のモラルは崩壊している。中国も国そのものが崩壊していて法律も何もない。
 一番抵抗した蘭玲が拷問に掛けられている。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーー」
 蘭玲の長身でスレンダーな躰は空中で五角形に吊るされていた。
 手首どうし脚首どうし縛られてそれを背中の真上で纏めて吊るされ腹を真下にして緩慢に折られている。
 頭だけがべこの様に五角形からはみ出して藻掻く。
 「苦しいかこれは日本の昔からある駿河問いという拷問だ」
 朱伯承大佐は全裸にした蘭玲を玩具にしている。大尉二人に鞭を持たせた。六畳鞭だが革は硬い。
 「叩け」
 一人の大尉が斜め下に向いて垂れ下がった乳房叩く。
 「うおーーーーーーーーーーーー」
 白く綺麗な三角系の乳房がへしゃげる。
 もう一人の大尉が後ろから太腿の間に鞭を叩き込む。股間の隙間に露にされた女の部分を叩いている。
 「お、おお、おお、おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蘭玲の躰は空中で震撼した。
 朱伯承大佐は竹の鞭を持つ。それで乳房を叩く。
 「うーーううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 直ぐに蚯蚓腫れが浮いた。
 一人の大尉が横から乳房を叩く。もう一人が股間を叩き込む。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 朱伯承大佐らは構わず蘭玲の躰を叩き続ける。
 
 R国の空軍基地では戦闘機と重爆撃機の発進準備ができていた。AIが攻撃プランを弾き出す。
 中央AIの攻撃許可を取る。大概の作戦はAIだけで実行していた。
 空中給油は行わない。航続距離は確保している。
 
 蘭玲の躰は朱伯承大佐が竹の鞭で叩いた蚯蚓腫れが真っ赤な筋になって無残である。
 下着モデルの綺麗な体形と肌理の細かい躰が傷だらけになって朱伯承大佐らは興奮の坩堝となった。
 最早殺すまで衝動は止まらない。
 その蘭玲の躰に乳房から太腿までクリップを鋏み付けた。クリップは凧糸で結びつけて床のフックから引っ張っている。
 全部で五十本になる。四人の中尉が担当した。乳房、腹、太腿はもちろん女の部分のびらびらも鋏んでいる。
 「覚悟しろ。いま吊るしを引っ張り上げたらどうなる」
 朱伯承大佐は恐ろしい宣告をした。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蘭玲は恐怖の悲鳴を上げる。
 「構えろ」
 二人の中尉が縄を掴んで準備した。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蘭玲は恐怖に喚き散らす。
 「ひけーーーーーーーーー」
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蘭玲の悲鳴を聞きながら二人の中尉は一気に引っ張り上げる。
 「ぐおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 クリップは一気に外れて飛ぶ。
 「ぐおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蘭玲の躰は空中で暴れ捲くる。そして失禁した。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴はなかなか治まらない。
 蘭玲の躰は空中で藻掻き震える。
 朱伯承大佐は吊るしの真下に火気を準備した。
 一斗缶にコークスを詰めて火を点ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー」
 クリップの飛んで鋏んだ痕に血が滲んだ躰。その下から焼くような熱を与えて藻掻く姿を愉しむ思考である。
 「ゆっくり狐色に焼いてやる」
 朱伯承大佐は残酷極まりない。一人の大隊長が玉を脚蹴りされてまだ軍医の手当てを受けていた。
 どんどん火は強くなる。
 「あーーーーーーーーー。ああはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーー」
 完全に強い熱が蘭玲の躰を襲っていた。
 朱伯承大佐は中尉らに指示して一斗缶の位置をずらして焼き具合を調整する。
 「あーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蘭玲は躰を迫り上げ汗を垂らして藻掻き続ける。
 やがて力尽きて縄に垂れ下がってしまう。
 「爆撃機接近」
 見張りが叫ぶ。
 「何でR国が」
 「中国軍が日本に上陸したからです。奴等は日本の護りに入りました」
 「なんと」
 その時重爆撃機の爆弾が一気に投下された。
 部隊全体が炎を含んだ爆煙に包まれる。
 さらに戦闘機が破壊し残した部分に小型爆弾を落とす。
 数分で一個連体が壊滅してしまう。
 その地一帯が山火事の様に燃え続けた。流民の多くも巻き込まれる。
 その一時間後にもう一派の爆撃機がR国の空軍基地から飛来した。今度は火災を消火する娼国製消火カプセルが投下される。
 その後で数回戦闘機が飛来して消火カプセルで消火を続けた。中国軍の壊滅と火の鎮火を確認して終了である。



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