鬼三のSM小説
女衒の國
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
その二十七 帝國はリベラル的正義の撲滅を繰り返す
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「あ、ああ、ああーーーーーーーーーー」
溶けて流れる。火傷になる程ではないがかなり熱い。
「あ、ああ、あはあ、ああーーーーーーーーーーーー」
呻き声は悲鳴に変わる。
ここで中本克己の合図で一斉に松明を離した。
「あふぁあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
浜田佳美元中尉は荒い息遣いで僅かに躰が震えている。
中本克己らは竹のトングの様な物で被った蝋涙を剥がして捨てて行く。
大きな物を幾つか剥がして残りはタオルで拭き落とした。
この間にスタッフは座敷に鉄板を敷いて鉄パイプで櫓を組んでいる。
大きさは二メートル四方。高さは百五十センチ。天井部は×の字に鉄パイプが渡されていた。
畳に敷いた鉄板の上には大型のガスレンジが運び込まれる。
鋳物製の大きな物である。
四人掛かって×の字の鉄パイプに浜田佳美元中尉の躰をうつ伏せに乗せる。
手首、肘の手前、脚首、膝下の八か所を縄で縛って固定してしまう。
大利根元二曹がガスレンジに点火した。
かなり強い火力である。
熱が一気に浜田佳美元中尉の躰を襲う。
中本克己が手を翳してガスの火力を調整する。火傷にならない範囲で苦しめる目論見である。
浜田佳美元中尉は肘と膝を突っ張って熱気から逃れんと藻掻く。
「中本大佐。アワビの踊り焼きですか」
翔鶴の艦長が満足そうに指摘する。
「そんな感じですな。暫く干からびてもらいましょう」
中本克己は哂う。
それでも天部の×の字の鉄パイプには熱くならない塗料が塗られていた。
明日も拷問するのである。そっちの愉しみを奪ってはならない。
扇風機が三台運び込まれた。
三面に一台ずつ置く。
リモコンで秋本元兵曹長、神谷元一曹、大利根元二曹が一台ずつスイッチを持つ。
この風で火の向きと当たり方をコントロールする。
浜田佳美元中尉は熱から逃れんと腰の位置を動かす。
「はっはっはっは。中本大佐。まさにアワビの踊り焼きだな」
今度は生方少将が愉しそうに評価した。
「あはあ。・・・・・はあ。・・・・・はあ」
浜田佳美元中尉は苦しい息遣いを漏らし始める。
秋本元兵曹長、神谷元一曹、大利根元二曹らは小刻みに順番にスイッチを入れては切る。
「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
浜田佳美元中尉の息遣いは徐々に荒くなって行く。
スタッフが櫓の扇風機を置かなかった面に足場と梯子を接続した。
中本克己が鞭を持って上る。
振り被って浜田佳美元中尉の背中に鞭を当てた。先端が細くなった一本鞭である。革の質はかなり固い。
「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉の躰は強く震撼する。
「ぐふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
背中と雖もかなり痛そうである。
中本克己は次を振り被った。
「あはあ。はあ。はあ。あはあ。はあ」
浜田佳美元中尉の躰は荒い息遣いを漏らしながら火の熱さを避けて動く。
中本克己は三人に止める合図を送った。
扇風機が一台も動かないと熱は真上に上昇する。
浜田佳美元中尉は腰を真上に持ち上げた。
中本克己は御尻の谷間に鞭の先端を叩き込む。
「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉は強烈な悲鳴になってしまう。固い鞭の先端がアナルと会陰を直撃した。
「ぐう、うう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
躰を震撼させて藻掻く。
顔からは汗が流れ落ちる。
なかなか悲痛な表情である。
秋本元兵曹長、神谷元一曹、大利根元二曹の順にまた扇風機の風を送る。
「はあ。あはあ。はあ。はあ。あはあ。はあ」
浜田佳美元中尉はまた熱を躱して躰を右に左に後ろに動かす。
後ろに動かしたら腰が上がる。女の部分が真後ろに突き出た。
中本克己はそれを狙って叩き込む。
「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーがあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉は大口を破裂させ躰を固くしたまま振って藻掻く。
もろに女の部分を直撃していた。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈に躰を絞るように固くして藻掻く。
そして汗はぽろぽろ落ちる。
中本克己はもう一発構えた。
三名は扇風機の風を送るのを休めたまま待つ。
ガスの熱は真っ直ぐ浜田佳美元中尉の腰を直撃して来る。
浜田佳美元中尉は腰を上げて逃れるしかない。
「あーーーーーーふぁあーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
後ろを警戒して振り返る。
中本克己は構わず女の部分に叩き付けてしまう。
腰が僅かに斜めになったが小陰唇から会陰を直撃した
「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
腰が上がったまま震えて悲鳴を絞り出す。
「あーーーーーーーーーーーあふぁあーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
さらに強烈に藻掻く。
ここでガスを止めて一度縄を解く。
スタッフも手伝って浜田佳美元中尉の躰を仰向けにする。X字に広げた脚と手を手首、脚首だけ縛った。
また下からガスレンジで熱を送る。
「ううーーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉の躰は全身熱さに汗を掻いていた。
中本克己は鞭を構える。
浜田佳美元中尉は下からの熱気で腰を浮かしたままである。
中本克己の振り下ろした鞭はX字に広がった左の内腿に炸裂した。
「あうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉は顔を歪めて悲鳴を上げる。
まだ風は送らない。
中本克己はさらに鞭を構える。
秋本元兵曹長らは風を送らず鞭の行方を見ていた。
「あふぁあーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉は動かない躰を後ろに引くように身構える。
中本克己は鞭の先端をクリトリスから小陰唇を狙って叩き付けた。
「がふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
さすがに浜田佳美元中尉も顔を振って大口を破裂させてサイレンの様に悲鳴を上げる。
中本克己は少し収まるのを待つ。
「あふぁあーーーーーー。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
浜田佳美元中尉は暫く荒い息遣いを続けた。
その間にスタッフは次の準備をしている。
バスタブもシャワースタンドも片付けた。
バットも片付けて新しいバットを敷く。
その上に砂利を敷いて十露盤板が運ばれた。
念が入ったやり方である。
その間にガスを止めて四人掛かって浜田佳美元中尉を櫓から降ろした。
さすがにその躰は痛みに震えている。
中本克己はスタッフにもう一度バスタブを要求した。
それにやや温い湯を張る。
四人掛かって浜田佳美元中尉の躰をその中に浸けた。
暫く小休止する。
唐津から洞窟を出た海底の割れ目に近い海底。
エドガール大佐の艦は着底していた。
ラドルフマレカル少将の乗艦する艦の他二隻が接近する。
三隻とも警戒して小型潜航艇を先に進ませていた。
R国の小型潜航艇は推進音を出さないで航行できる。エドガール大佐の艦はソナー音波を出してない。
だが海上に浮遊するブイがソナー音波を出していた。
ブイが小型潜航艇を捉える。ブイは有線誘導である。
それでもラドルフマレカル少将はブイのソナー音を捉えて直ぐ機関を停止して着底した。
小型潜航艇もブイに気付いている。
一隻が反転してブイに体当たりした。
ブイは二つ折れに破壊されてしまう。
三隻の小型潜航艇は海底すれすれに方向を変えて強力な探照灯を使って索敵する。
一隻が簡単に発見した。
他の二隻に探照灯を点滅させてモールス信号を送る。
エドガール大佐の艦は事態を悟ったか上昇して全速でその場を離れた。
ラドルフマレカル少将の艦も直ぐに上昇する。
そして有線誘導魚雷を発射した。
エドガール大佐の艦も艦尾から有線誘導で応戦する。
ラドルフマレカル少将の艦はデコイを出す。
エドガール大佐の艦もデコイを発射した。
だが小型潜航艇が水中通話機でデコイと敵艦の位置を知らせる。
逆にエドガール大佐の艦が発射した有線誘導魚雷は別の小型潜航艇が小型ロケットで破壊してしまう。
ラドルフマレカル少将の艦が撃った有線誘導魚雷はエドガール大佐の艦に命中した。
轟沈である。
娼国。四十六階二百畳の宴会場。
浜田佳美元中尉は湯から出されて神谷元一曹と大利根元二曹に躰を拭かれていた。
中本克己がその躰を高手小手に縛る。
「ちょっと待った。偉いニュースが飛び込んだぞ」
天葛少将が立ち上がった。
「何でしょう」
中本克己も手を止める。
「浜田。ラドルフマレカル少将からだ。フランスの潜水艦らしきが沈んだぞ。どうだ」
天葛少将は追い詰めるように知らせた。
「えーーーーーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉はこれでフランスの艦が全滅したと知ることとなる。
「唐津から五十キロくらいの海域だ。これまで何度も警戒していた場所に現れたらしい。こっちも一隻沈められたな。艦長は脱出したが」
天葛少将はさらに詳細を説明した。
「これであと何隻だ」
中本克己は高手小手縛りの続きを進めながら何気なく聞く。
「まだ二隻あるよ」
「川崎と田中が盗んだ艦を含めてか」
「だったら三隻だよ」
浜田佳美元中尉はハッタリながら強気で答えた。
だが一隻は東条英治大統領らが乗るが戦闘能力は低い。もう一隻は乗員の目途が立たない。
「まだそんなに居たか。するとフランスの艦は合計五隻だな」
天葛少将が確認する。
「そうだよ」
浜田佳美元中尉は開き直っていた。
中本克己が浜田佳美元中尉の肩を下に押して十露盤板に座らせてしまう。
神谷元一曹と大利根元二曹が厚さ八センチくらいで縦五十センチ横七十センチの平たいポリタンクを三つ重ねて運んで来た。
タンクの中は空である。
秋本元兵曹長が水のホースを引っ張って来た。
注入口は左横に出っ張って上を向いて付いている。上の二つをややずらして一番下の一個のキャップを外してホースを差し込む。
水が入ると浜田佳美元中尉に緊張が奔る。
十露盤板は八センチ角の角材が七本角を上に向けて並んでいた。浜田佳美元中尉はその上に正座させられて膝に石の代わりにタンクが載っている。
十露盤板は座るだけでも痛い。
向う脛に下から角材の角が突き当たっている。体重以外に石の代わりのタンクが上から圧迫する。
水が入って重くなると徐々に痛みが増す。
一番下が満タンになって二つ目に注入する。
「うぐ。うう。うぐう」
強烈に痛みが襲っていた。
浜田佳美元中尉の躰は圧迫して来る痛みに藻掻く。
ホテル最上階天昇の間。
津梨清吉は帰って平佐和も帰った。
カウンターの中には井上貴江中佐が居る。
溝口明日香中佐は平佐和の席に座っていた。
葛城義和以外日本酒を冷か冷酒で飲んでいる。つまみは乾き物だけである。
「機動部隊に指示は出しました」
真紀子が葛城義和の要望に応えたと報告する。
「ラドルフマレカルは良く仕留めてくれた。損害は1対1だが」
湯野中は仕留めたことを評価した。
モニターには浜田佳美元中尉の宴会場での拷問が直接投影されている。浜田佳美元中尉の膝に載った三つ目のタンクにも水が満タンになった。
「なんとなく緩慢に見えるけどかなりきつい拷問よね」
真紀子には今の浜田佳美元中尉の苦しみが分かる。
「でも工作員は訓練でやるのですよ」
溝口明日香中佐は浜田佳美元中尉に耐えられる内容と言ってしまう。
「中本は娼国だから知らないのです」
井上貴江中佐も認める。
「でも表情は凄いよ」
湯野中は浜田佳美元中尉の表情を見て言う。
「かなり苦しみますけどね」
井上貴江中佐はそういう訓練であると言いたい。
「でも難しい注文よね」
真紀子は怪我をさせないで強烈に苦しめる要望の難しさを認める。
「もう時間ですよ」
葛城義和はそろそろ終了とみる。
「歩けるの」
「歩けなくても明日には回復しますよ」
溝口明日香中佐は簡単に言ってしまう。
唐津。洞窟内の桟橋。
深刻な状況である。
帰って来ていた小型潜航艇の搭乗員は確認に現場へ戻ってしまった。
「葛城は五十キロ圏に絞って指令を出したのよ」
「これまでは見張りの居る下の海底を洞窟で通過していたのよ」
「なぜ五十キロ圏に絞ったの」
「上野大尉らの索敵のせいよ」
吉丘蓮実元中尉は苦々しく言う。
「潜水艦は一隻だけと同じね」
「そうだよ。二隻有ってもフランスの艦は乗員が二十人は居ないと動かせないからね」
「二隻は絶対に動かしちゃだめよ。R国の艦の性能が高すぎるよ」
吉丘蓮実元中尉はきっぱり断言してしまった。
「蓮実この先どうする」
小日向奈央元少尉は堪えられない。一緒に捕まって鉄格子で過ごした藤香澄元中尉の死に悶々としていた。
「・・・・・」
だが吉丘蓮実元中尉は何も答えられない。
そして宴会場の拷問の中継は時間切れで膝からタンクを下すと浜田佳美元中尉はそのまま砂利の上に倒れて担架で搬送された。
仁川ホテル四十階。
太刀川俊二の泊まる部屋である。
山賀元一曹と永井元一曹も一緒に朝食を摂っていた。
「昨夜はなかなか難しい拷問を繰り返したな」
「まあ。病院送りにしない条件ですから」
「あんな程度で濁すしかないですね」
「いいや。なかなか良くできているよ。最後は定番の責めだったがな。残り時間の消化だから仕方ない」
太刀川俊二は評価する。
「今日はどうします」
「我々への指示は病院送りだ。何か目論見があるのじゃないか」
南シナ海。加賀の艦橋。
第一機動部隊だけの行動である。
艦尾からF18が九機接近して来た。
上野愛奈海軍大尉の部隊である。
全機加賀に着艦した。
甲板に出て加賀美少将と艦隊参謀の大佐が出迎える。
「上野大尉以下八名着任いたしました」
「詳細は主席から伺っています。あと十八名先に着艦されています」
加賀の艦長が会議室に案内した。
「しかし何で潜水艦隊を引き上げさせて空から」
艦隊参謀の大佐は疑問を呈する。
「潜水艦が見張っても潜水艦から探知される。空からなら相手は油断する」
「でもソナーを垂らしたら音波をキャッチします」
「聴音器を垂らしたらどうだ」
「ああ」
艦隊参謀の大佐も納得した。
「だが相手がいつ出て来るか気の長い話だ」
娼国。四十八階の会議室。
今夜は此処で撮影が行われる。
太刀川俊二らは時間十分前に降りて来た。
本日は舛田警視正が来ている。
そして看護婦二人も待機していた。
小滝橋香苗中尉らが浜田佳美元中尉を連行してくる。昨夜十露盤板で甚振られたが自力で歩けた。
舛田警視正はカメラに挨拶だけして後ろに下がってしまう。
山賀元一曹と永井元一曹が一応スーツ姿で来た浜田佳美元中尉を全裸に剥いてしまった。
スタッフはロボットに手伝わせて二メートル×一メートルの鉄板を床に二枚敷いて丁番を使って二枚を接続している。
太刀川俊二はその鉄板に鉄パイプをボルトで埋め込む。
山賀元一曹と永井元一曹は浜田佳美元中尉をその鉄板にお尻を着かせた。
鉄板を横向きに二枚上下になるような方向で寝かせる。
ロボットの手を借りて太刀川俊二が埋め込んだ鉄パイプに沿って躰を大股開きに押さえて待つ。
太刀川俊二が内腿から鉄パイプをコの字を被せるように固定して行く。
浜田佳美元中尉の躰は百八十度に限りなく近い角度に鉄板に磔にされた。
太腿、脚首、腰、肩を固定されている。
太刀川俊二は浜田佳美元中尉の女の部分を開いてクスコを突っ込む。
奥を広げてカメラに公開してからペンライトで照らして子宮口を確認する。
長めのブジーを手にした。
子宮口を狙ってブジーの先端を突っ込む。
「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉は強烈に躰を震撼させて藻掻く。
太刀川俊二は行動を抑える目的である。
続いて生え掛けていたドテの陰毛を剃ってしまう。
剃り終わったところで山賀元一曹と永井元一曹が一本ずつ教鞭の様な竹の鞭を持って左右の内腿の手前に立つ。
山賀元一曹から恥丘を狙って斜めに叩く。
「うーーーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーーーーー」
工作員でも悲鳴が上がる強い叩き方である。
瞬時に蚯蚓腫れが浮く。
続いて永井元一曹がクロスするように斜めに叩いた。
「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉は瞬間躰を硬くして悲鳴を上げる。
×の字の蚯蚓腫れがみるみるうちに紅くなってしまう。
太刀川俊二は医療用手袋を掛けた。
そして紅くなった蚯蚓腫れの状況を見ながらスタッフの差し出す電子メスを受け取る。
蚯蚓腫れのクロスした部分にメスを入れた。
その部分に鋲のような蝋燭立てを差し込む。
浜田佳美元中尉は驚愕の表情でそれを見ている。
その間に山賀元一曹と永井元一曹も医療用手袋を掛けて待っていた。
縫合針に縫合糸を通す。
鋲のような蝋燭立てを皮膚の中に入れたまま縫ってしまうのである。
永井元一曹が縫合針を突き刺す。麻酔などは打ってない。
「うぐうーーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉は悲鳴を漏らしてしまう。
永井元一曹は一針目を貫いて引っ張る。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浜田佳美元中尉は無理な姿勢に下半身を固定されて麻酔なしの縫合である。強烈に顔を歪めて悲鳴を絞り出す。
永井元一曹はその縫合糸を縛る。
「ぐぐうう」
代わって山賀元一曹が二針目を縫う。
唐津。海底の潜水艦桟橋。
吉丘蓮実元中尉らの潜水艦の会議室。
「今度は病院に送る気よ」
放送を傍受しながら見ていた田川真琴元中尉が言う。
「此処の場所は仁川ホテルの会議室だよね」
小日向奈央元少尉が場所を分析する。
「多分そうでしょう。建て替えてから見てないけど。昨日は大宴会場だったから。D市ではないね」
吉丘蓮実元中尉の見解である。
「娼国の病院に運ぶ気ね」
田川真琴元中尉は浜田佳美元中尉の置かれているのは娼国という状況判断をする。
「主席らはD市の新天昇の間と言うことだよ」
小日向奈央元少尉はそう推測した。
「どっちを狙う」
田川真琴元中尉は吉丘蓮実元中尉に判断を促す。
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