鬼三のSM小説
女衒の國
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
その二十六 娼帝國の夕嵐再び
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「あくまで夕嵐を生け捕りにしたいと」
「そんなご意向のようです」
「それじゃ當間さん今回の作戦は正解では」
若い一人がそんな評価をする。
「えげつなさだけだがな」
あまりもう思いつくことは少ない。やってみるしかないとの状況である。
娼国。ホテル最上階天昇の間。
四人が揃ったのは十時をかなり回っていた。
深夜護っていた井上貴江中佐と溝口明日香中佐は仮眠を取っている。
大胡初穂大尉が准尉四人を連れて警護に就いていた。
一階から最上階までロボット兵が配置されている。
さらに今の時間はエレベーターホールを柿崎一行の部下が護っていた。
中居が朝食を運んで来る。品数は豊富だが腹には極めてヘルシーである。
大胡初穂大尉らは四人が集まる前に控えの間で頂いた。こっちは品数は同じでもヘルシーではない。
「奴らはまた舛田警視正の番組の土曜日に来るのか」
平佐和はあまり考えてない。
「私は吉丘があのまま唐津に一回戻るとは思えません。津島氏の話では負傷者も弾を抜けばすぐ回復します」
「そうよ。あの状態を放送で傍受していれば黙っていられるはずはないよ」
真紀子も葛城義和の見解に同調する。
「津島の見解の通り南の島に二人を奪還に来るか」
湯野中も津島の見解に傾いていた。
「直ぐにでも来るかもしれないよ」
真紀子は何か危機を感じている。
「何故」
「本人たち以上に見ている側が堪えられないと思う」
「そうなったら無鉄砲に突っ込んで来るか」
「ううん。そこは冷静よ」
「溝口は昼間の体制を強化と言っていたな」
「津島は昨日の工作員の数を増やしたよ。屋上の射手の数も増強したよ」
「すると今日からはこっちが拷問部屋の工作員を増やしているのか」
湯野中は一昨日この場で増やすと聞いただけである。真紀子は津島にその方針を伝えた。
津島は溝口明日香中佐の見解を尤もと認めて直ぐに配置したのである。
「しかし昼間どうやって南の島に突っ込める」
「相当のミサイルの数を使わないと無理とは思いますが。一般女性が居る他の棟に危害を加えることはしないでしょう」
葛城義和は想定が付かない。
「もう一回ステルスドローンで来るとは思えないな」
湯野中も上からは来ないと言う。
「海底の洞窟から入ってロボット兵と撃ち合うか」
平佐和も言いながらそれはないと思っていた。
「拷問部屋に一番近い擂鉢の上を乗り越えたら昼間は此処から見えるね」
「それ以前に屋上にスナイパーを配置しています」
葛城義和も其処は無理と言う。
「何か特別な手を考えないとあり得ないな。隙があるとしたら昼と言うことじゃないのか」
平佐和はまた楽観した見解である。
「それを埋めたと言うことですね」
葛城義和は理由なく一応平佐和の見解に念を押したのである。
既にフランスの潜水艦が大陸棚の下に来ていた。
吉丘蓮実元中尉らの艦は二つの島の東側をやや離れた二十キロの海底に着底している。
此処から小型潜航艇で海底すれすれに進む。
潜水艦には太腿を負傷した中依美緒元少尉が残った。
小滝橋佳苗中尉の操縦するヘリは南の島五号棟の屋上に着陸する。
既に工作員らが藤香澄元中尉と小日向奈央元少尉を四階の拷問部屋に連行していた。
小日向奈央元少尉はアルコール中毒にされた奴らと思い出す。
若い四人が二人を全裸にして床に寝かせる。
太腿の付け根に片方ずつ二重に縄を掛けてフックを付けた。
天井から下がったチェーンブロックの位置を調整して工作員も手伝って二人の躰をその下に移動する。
本日はR国の女性工作員が十人入っていた。
チェーンブロックの鎖を引いてフックを下げて太腿の付け根に付けたフックに接続する。
そのまま四人でチェーンを引いて二人を逆さ吊るしにしてしまう。
ここまでは前回と同じである。
二人の躰は空中に逆さまになり脚で八の字を描く。
敢えて高手小手に縛ってない。手は床に着く。
當間五郎らは何回もミキサーに掛けた山芋の摺り汁を用意していた。
そしてアナル開口器、本来子宮口を開く小さなクスコと尿道バイブ、ローター数個も用意している。
二人の若い男が小日向奈央元少尉の女の部分のビラビラを開く。
當間五郎が尿道の亀裂に小さなクスコを突っ込む。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
小日向奈央元少尉はかなり痛そうである。
當間五郎はスポイトで山芋の摺り汁を吸い上げる。それを小さなクスコで開いた尿道に流し込む。
「あふぁあーーーーーーーーー」
小日向奈央元少尉はそこに入れるかという表情で声を漏らしてしまう。
當間五郎は小さなクスコを抜く。
今度はアナルを開口器で広げる。
器から直接山芋の汁を流し込む。
「あはあーーーーーーー」
さらに膣にスポイトで流し込んだ。そしてローターを山芋の汁に浸けて膣に押し込む。三つ続けて押し込んだ。
そして若い男の一人にローターのスイッチを渡し一人に尿道バイブを渡す。
続いて藤香澄元中尉も同じようにした。
敢えて尿道バイブは差し込んだままで膣のローターだけ始動する。
膣のローターは調整して微振動にしていた。
痒みが効くまで放置である。
工作員がリクエストされていた蚯蚓をボウルに入れて来た。
フランスの潜水艦から小型潜航艇が発進する。
島の海底すれすれに南の先端まで向かう。
中にはディオン中尉とダミアン大尉、川崎優菜元中尉、田中一美元特務中尉が乗っていた。
この四人は反対側から囮になって援護射撃をする。
吉丘蓮実元中尉らの小型潜航艇は南の島と北の島の間に在る僅かな海峡のような場所まで来た。
昔は此処に橋が掛かっていて渡ることができたのである。
今はどっちも鉄の扉が閉まっている。
エドガール大佐の艦が有線誘導魚雷二本で海底洞窟の上を破壊して五号棟の南半分を破壊したらそのどさくさに裏から突っ込む。
吉丘蓮実元中尉らはアンテナを出して中継を確認する。
「逆さ吊るしか」
「O型のフックを外せば行けるよ」
「工作員の数が強化されているね。それに主席と国家顧問が居ない」
予想したより状況は不利である。
「いい。私と真琴と佳美で工作員を片付ける。由愛と穂美で二人を回収して。歩けるはずよ」
吉丘蓮実元中尉が指示をした。
ディオン中尉とダミアン大尉、川崎優菜元中尉が南端の擂鉢に登る。、田中一美元特務中尉は岩場に待機する。
小型潜航艇には水兵が二人載っていた。
退路の確保である。
登った三名はザイルを持って天辺の手前にハーケンを撃ち込んでいた。被弾した時の対処である。
娼国。南の島五号棟四階の拷問部屋。
藤香澄元中尉も小日向奈央元少尉も尿道の痒みと膣の痒みに藻掻いていた。
頃合いを見て若い男が小日向奈央元少尉に入れただけだった尿道バイブをゆっくり動かす。
「あーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーん」
小日向奈央元少尉は声を上げてしまった。
「あはあーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
若い男は面白いように少しずつピストンの速度を上げる。
「あふぁああーーーーーーーーーー。ああ。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
適度なところでスッと抜いてしまう。
「あはあはーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ・・・・・ああ」
一気に痒みが襲う。
當間五郎は苦しむ小日向奈央元少尉の女の部分を開いて尿道にもう一度小さなクスコを突っ込む。
「うーーーぐうーーーーーーーーーーーー」
小日向奈央元少尉は藻掻く。
當間五郎はピンセットで蚯蚓を抓んで小さなクスコで開いた小日向奈央元少尉の尿道に突っ込む。
「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
堪らない不快な感触である。
「ゆっくり蚯蚓が山芋を吸い取ってくれるだろうよ」
果たして効果があるのだろうか疑問。當間五郎も実験段階。えげつさが愉しみである。
15時丁度にエドガール大佐の艦が大陸棚の上に上昇して有線誘導魚雷二本を三十秒差を開けてで発射する。
魚雷は有線誘導で洞窟に向かう。
横洞から侵入して縦洞に突き当たる手前で先端のミサイルが魚雷本体を切り離す。
ミサイルは縦洞を真っ直ぐ上昇し水面に出て真上を避けて五号棟に向けた天井に命中して破壊した。
二発目の有線誘導魚雷も同じコースを通って一発目が開けた天井から五号棟の南半分にミサイル部分が命中する。
ウーーーーーーーーーーーー。ウーーーーーーーーーーーーーーーー。ウーーーーーーーーーーーーーーーー。
緊急サイレンが鳴り響く。
警備員が建物から出て屋上のスナイパーが南へ移動する。
五号棟の南半分が破壊されていた。
ディオン中尉が一号棟の屋上のスナイパー二人を射殺する。
ダミアン大尉がロケット弾を三号棟の屋上に打ち込む。土嚢の上に落ちてスナイパー二人が巻き込まれてしまう。
休んでいた天葛大尉が一号棟の警備室から応戦した。
ディオン中尉とダミアン大尉が続けざまに射殺されてしまう。
川崎優菜元中尉が応戦するが天葛大尉が勝っていた。
敢えなく川崎優菜元中尉も射殺されてしまう。
小滝橋佳苗中尉は當間五郎らを緊急避難させるべくヘリに誘導する。直ぐに離陸してしまった。
吉丘蓮実元中尉らが北の島との古い扉を破って五号棟の北側から突っ込む。
十人の工作員を残して小滝橋佳苗中尉の部下四人が破壊された南側を確認に向かう。
残った十人のリーダー草薙菜々緒中尉は護りの配置を指示する。
吉丘蓮実元中尉らは倉庫側から突っ込む。
ここで銃撃戦になる。
吉丘蓮実元中尉と田川真琴元中尉、浜田佳美元中尉で五人射殺した。
その間に黒田穂美元少尉が藤香澄元中尉を吊るしたフックを外して床に降ろすのに成功する。
藤香澄元中尉は自分で起き上がった。
黒田穂美元少尉が誘導して突っ込んできた進入口に走る。
それを見て草薙菜々緒中尉が小日向奈央元少尉のフックを外そうとする逢見由愛元少尉をパライザーで撃つ。
続けて小日向奈央元少尉もパライザーで撃ってしまう。
残った五人が射撃を集中して来た。
「引いて」
吉丘蓮実元中尉は引き上げを指示する。
北側から援軍が来ないうちに潜航艇に引き上げないと全滅である。
田中一美元特務中尉は水兵二人の手を借りて川崎優菜元中尉とディオン中尉とダミアン大尉を小型潜航艇に収容する。
直ぐに潜航してフランスの艦に戻った。
吉丘蓮実元中尉らは小型潜航艇に無事に戻って海底すれすれに無音で航行して艦に戻る。
北側からヘリが二機離陸した。
津島や鄭淑徳少将の部下が乗っている。
小滝橋佳苗中尉の指示で破壊された部分の確認に向かった四人は被害状況を確認していた。
警備室は先端にあったので逆に難を逃れて脱出している。
桟橋を護っていたロボット部隊は瓦礫を被って全滅に近かった。
五号棟は中央からから南へ三分の二が破壊されている。
津島らのヘリが四号棟の屋上に降りた。
戦闘が既に終わっていたので被害状況を把握して天昇の間に報告する。
娼国。ホテル最上階天昇の間。
モニターにヘリから津島が出ていた。
「こっちの被害はR国の工作員が五人。こっちのスナイパーが四人。ロボット兵二十体。桟橋の上部と五号棟の南40%」
「九人全員死亡なの」
「そうだ。R国の五人は吉丘らに射殺された。スナイパー二人は擂鉢の上からフランス人に撃たれて二人は小型のロケット弾だ」
「反撃は」
「天葛大尉が反撃してフランス人二人と夕嵐が一人だ。元娼国の川崎優菜中尉らしい」
「人質は」
「藤香澄は奪還された。小日向と助けに来た逢見は草薙中尉がパライザーで撃って確保した」
「民間人五人とスタッフは」
「ミサイルが命中した段階でスタッフは小滝橋の部下が三階に退避させた。民間人五人は小滝橋がヘリに乗せて離陸して無事だ」
「収監者の数は藤が逢見に代わっただけね」
「そうだ」
「何と!溝口の予測通りじゃないか」
湯野中は苦い表情である。
「ミサイルは何処から来たの」
「加賀美の方が良い」
画面が分割して加賀美少将に繋がった。
「魚雷からミサイルに変化する有線誘導で海底から横洞を通って、縦洞に入って魚雷を切り離してミサイルが一発目で桟橋の屋根を破壊。二発目で五号棟を破壊したと思われます」
加賀美少将が見解を述べる。
「そう言うやり方があったのね」
「まあ。フランス軍の案でしょう」
加賀美少将は大方事態が分析できていた。
フランスの艦は小型潜航艇を収容して海底ぎりぎりに航行してフィリピン海に向かう。
川崎優菜元中尉とディオン中尉とダミアン大尉は遺体で戻った。
まだ吉丘蓮実元中尉らはこの事態を知らない。
吉丘蓮実元中尉らの小型潜航艇も潜水艦に戻った。
敵艦が近くに居ない状況なので全速で海域を離れる。
小日向奈央元少尉は奪還できなかった。逢見由愛元少尉も残してきてしまった結果である。
あれ以上戦闘を続けたら援軍が北の島から来て全滅になっていた。
二人残したので戦火なしと同じである。
藤香澄元中尉はシャワーで躰を何度も洗う。尿道に入った山芋の液を水分を取って尿で洗い流した。
小日向奈央元少尉が回収されなかったことに塞ぎ込んでしまう。
南の五号棟を破壊したのであそこの鉄格子は使えない。
小日向奈央元少尉らが何処に移されるのかそれが気がかりである。
小滝橋佳苗中尉はホテルの屋上にヘリで着地していた。
四人の部下が北嶋主席から預かった寸志を最上階で井上貴江中佐に渡されて乗り込んで来たので出発する。
本日は中止である。
當間五郎らを新青森に送り届けて福岡に向かう。
太刀川俊二らに明日の中止を連絡する。
個人の通信網がない不便さである。衛星電話を使える者と設備は一部に限られている。
これも体制を維持する手段である。
娼国。ホテル最上階天昇の間。
津梨清吉のカウンターが出て刺身を出していた。
「夕嵐の人質を何処に運ぶ」
真紀子は葛城義和に言う。
「目の前の建物に鉄格子が在りましたね」
「ああ」
小日向奈央元少尉と逢見由愛元少尉はCICの会議室で監視されていた。
シャワールームも何もない。
小日向奈央元少尉は尿道の痒みが治まってなかった。そして全裸のままで手錠、脚錠を掛けられている。
逢見由愛元少尉もショーツ一枚にされていた。
真紀子は葛城義和の言うまま指示する。
鄭淑徳少将の部下六人で二人を鉄格子に移動した。
ベッドもシャワーと浴槽も以前にセットされたままである。
連絡を受けて警備員がバスロープ、ショーツ、バスタオルを搬入した。
ようやく小日向奈央元少尉は尿道と膣を洗うことができたのである。
今度は部屋は別々にされた。
意図はない。ただ繋いでなかっただけである。
あとから指示を受けた警備員が別の鉄格子をツイン仕様に繋ぎ始めた。
娼国。ホテル最上階天昇の間。
カウンターには四人が並ぶ。
カウンタの中には津梨清吉と隅に溝口明日香中佐が入っていた。
井上貴江中佐は南の島に被害状況を確認に行っている。
天昇の間の大きな窓からも状況は見えていた。
「奴らも犠牲は出したな」
湯野中は相変わらず日本酒を冷のままコップ酒である。
津梨清吉は天ぷらを揚げていた。
「五百から狙って来たスナイパーをやったのは大きいよ」
「天葛大尉か」
「よく三人片付けたよ」
「だがこっちの被害は九人だ」
湯野中は旗色の悪さに嘆く。
「確かに僅かな兵力に掻き回されているよね」
真紀子も憤懣やるかたない。
「ゲリラと正規軍ですよ。どうしても損失は正規軍が大きくなります」
葛城義和夕嵐をゲリラに例えた。
シブヤン海。
ラドルフマレカル少将は三隻で着底して此処に網を張っている。
「高速スクリュー音」
「奴らが奪った艦です」
「ソナーに反応は」
「ありません。海底すれすれに至近距離ソナーと自動操艦だと思われます」
艦内はロボット乗員だけではなく。ラドルフマレカル少将を含めて四人乗っていた。
「それだと真上に来たらこっちの存在に気付くな」
「そうですね」
「無音航行で少し分散しよう」
音の来る方向から三隻が分散する。
「撃沈しないで尾行ですか」
「そうだ」
だが吉丘蓮実元中尉らの艦は小型潜航艇で田川真琴元中尉と黒田穂美元少尉が先導していた。
二人は着底しているR国の潜水艦を発見。水中通話機に掛かる。
「待ち伏せR国の艦」
「直ぐ戻って」
黒田穂美元少尉は旋回して艦の大きなハッチから進入した。
吉丘蓮実元中尉らの艦は速度を上げる。
しかし水中通話は距離が近いので聞こえている。
「うん。小型潜航艇が先導していたな。気付かれた攻撃に備えろ」
魚雷は使えない。ロケット弾の攻撃に備えた。
だが吉丘蓮実元中尉らの艦は最大戦速で振り切る。
「スクリューを破壊しますか」
「あの速度では手遅れだ。全速で尾行する」
だがラドルフマレカル少将らの艦三隻にはロボット兵を五十体くらい載せている。
同じ性能の新鋭艦でも僅かな人数しか乗ってない吉丘蓮実元中尉らの艦の方が速い。
「駄目です。相手は七十ノットくらい出ています」
「何故だ。こっちより性能が上か。そんな馬鹿な」
「長官。この艦はこれまでのエンジンとは違います。奴らの艦にはロボット五十体が積まれていません」
「女六人だけ。それで七十ノットも出るのか」
「よし。ロボットを他の二隻に移して追いかけよう」
ラドルフマレカル少将は急遽決断した。
ロボット水兵が泳いで他の二隻に移る。
そこは人間ではないので早い。潜水服など要らないのである。
「よし。アクティブソナーを最大にしろ」
「十三時の方向です」
「よし全速前進」
「よーそろー」
「速度は」
「70.5ノット」
「よーし。全速で追跡だ」
「蓮実。高速スクリュー音が追って来るよ」
浜田佳美元中尉が叫ぶ。
「距離は」
「二十キロくらいよ」
「全速で逃げましょう」
「この艦と同じ新鋭艦じゃないの」
「そうだよ。スクリュー音が似ているよ」
「ソナー音波を出していたからそれでこっちを捉えて追って来たのよ」
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