鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その二十四 続娼帝國の憂鬱

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 「さあ。乳首と乳房をもっと揉もう」
 「いやあーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「揉まないといつまでも痛いし血が固まるよ」
 「え、ええーーーーーーーーーー」
 大越祐司は構わず揉み続ける。
 佐賀直美は泣き喚き続けた。
 痛みがそれなりに収まったころ時間切れで開放する。
 
 佐賀直美は橘恭順大尉の待つプレイルームに行くしかない。
 佐賀直美は嫌な予感がしたが相手は娼国の工作員である。逆らうのもまた恐ろしい。
 橘恭順大尉は佐賀直美が部屋に入るなり全裸に剥いてしまう。
 「悪くないな。奇麗な体型だ」
 「ねえ。初めてなのに最初からSMなの」
 佐賀直美はそれが不安材料である。
 「俺たち工作員は大方SMだけだよ。昔の日本のSMクラブと違って本番も含まれているからね」
 橘恭順大尉は全裸にした佐賀直美を高手小手に縛った。
 「そうなの。収入が良いから」
 「それも有るが需要アップにも貢献している」
 橘恭順大尉は佐賀直美の躰を拷問椅子に押し付ける。そしてそのまま磔にしてしまう。
 予定通り乳首を両方洗濯鋏で鋏む。
 「いやーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーー。だめよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐賀直美は強烈に喚き出す。
 「クリップじゃないぞ。洗濯鋏はソフトSMでも許可されている」
 橘恭順大尉は強く言葉を被せる。
 「でもだめーーーーーーーーーーーーー。さっき。二時間付けられて気が狂うくらい痛かったの」
 佐賀直美は涙声で訴える。
 「二時間なら大丈夫だ。それに前の客は前の客。俺は俺だ」
 橘恭順大尉は佐賀直美の言い分を却下した。
 「そんなーーーーーーーーーー。乳首もぎ取れちゃうよ」
 佐賀直美は悲痛な表情で訴える。
 「駄目だ!それにもぎ取れるには三日は必要だよ」
 橘恭順大尉は全く取り合わない。
 「えーーーーーーー。おねがいーーーーーーーーーーーーーー。これは取ってーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐賀直美は既に涙を浮かべて悲鳴のように訴える。
 橘恭順大尉は佐賀直美の口にタオルでクロロホルムを当ててしまう。
 眠らせて二時間待てば良いがさらにハードな準備をする。
 凧糸で繋いだ洗濯鋏を佐賀直美の躰の側面に乳房の横から膝の手前まで五センチ置きに鋏みつけた。
 躰の両側の側面である。
 そのまま二時間を待つ。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 夕食の後も刺身と乾き物で会議は続いていた。
 平佐和はテイクアウトに握りを頼んで持って先に帰るらしい。この頃このパーターンが増えた。
 「AIで佃煮とかのレシピは造れないの」
 真紀子はAIで行けないかと思う。
 「核戦争前のAIとは構造が違います。またインターネットがなくなってその情報源もないです」
 葛城義和は次元の違う話と言う。
 「そうだね」
 真紀子も何となく理解する。
 「何のレシピが必要で」
 津梨清吉の代わりに刺身を提供しに来た板前である。
 真紀子が経過を説明する。
 「職人が殆ど居なくなりましたからね。開発チームのようにやらせてみたらどうでしょう」
 「研究させて良い物ができたら採用とか」
 「そうです」
 「うん。ある一定の期間給料出して開発させるか。合格した物だけが商品で国の流通で売らせる」
 湯野中もやや納得し始めた。
 「食品販売に限らず衣類とかやらせてみてはどうでしょう。一チーム九人以内と限定して」
 葛城義和の提案である。
 「企画書を審査からだな」
 「そうです。材料と設備は国持ちで半年くらい別途手当てを出します」
 「そうだよな。料理屋、バーカウンターが多すぎるからな。もっと違う提案を出してくれたらと思うが」
 湯野中は納得しながらぼやく。
 「ねえ。本人がやらないアイデアだけの企画書を募集したら。合格したらラウンジで閲覧可能にするの」
 「良いと思います」
 葛城義和も賛成する。
 
 帯広。スノータウン十一号棟。三七二〇号室。水田奈那緒の部屋である。
 「結局。川越奈津美。北嶋主席が解放したのね」
 寿美はハラハラ見ていた。
 「さすがに可哀そうだったよね。夕嵐の特別加重死刑囚とは違うもの」
 奈緒も同意する。
 「舛田。何であの子だけあそこまで虐めるの」
 沙奈美に限らず疑問であった。
 五人は微アルコールのカクテルを飲んでいる。つまみはスーパーで購入して来ていた。
 女性専用ラウンジで長くは高くついてしまう。
 「もう直SMコースのルールが変わるよ」
 奈那緒と咲江は先に情報を得ている。
 「どうなるの」
 「ソフトはいまのままだけど。ハードは一段制限して真性M女コースが追加されるの。どっちも値上げ。ソフトはそのままだけどもっと制約を規定するの」
 「えーーーーーーそれじゃ舛田は制約を作る結果を作っただけじゃない」
 沙奈美は咲江の説明にそう反応する。
 「そうとも言えない。ハードがどうしても欲しい男性と稼いで何とか収入の手段を持ちたい女性に道を付けたのよ」
 奈那緒はそう説明した。
 報道で詳しい解説も奈那緒と咲江が担当する。
 「舛田はいったい何を言いたかったの」
 寿美の疑問である。
 「番組に出て来る男性の不満をたくさん聞いていたのよ。だからソフトでも今の規定ではここまでできると表明したのよ」
 咲江は警察庁長官田村祥司の話をそのまま話した。
 「舛田。男の味方だね」
 「違うよ。SMで収入アップを男女両方に要求したのよ。男には遊ぶお金。女には稼ぎたい人の選択肢」
 奈那緒はよく理解している。
 「それで稼ごうとするの」
 「三十五歳以降の生活年金だけでは不満な人の場合。一時我慢すれば収入の手段を得る資金にはなる」
 「でも男性が金を出せるようにならないと」
 「そっちが今議論中みたい」
 奈那緒が知る天昇の間の内情である。
 「そうか。私達は安全圏に居るから考えてなかったね」
 「そうよ。三十五過ぎて別に仕事なかったらラウンジで無料のバイキングと身の回りの物を買うだけよ」
 「ねえ。生む専門の人達は」
 寿美はそっちが気に成る。
 「そっちは三十五歳以上保母さんよ」
 沙奈美が簡単に答えてしまう。
 「あーーそうか。それなりに入るのね」
 寿美も思い出したように納得する。
 「でもさ。お酒って酒税がないとペットのお茶より安いね」
 「そうだよね。ペットのお茶が600ミリで80円。ビールが350ミリで60円よ」
 「昭和初期くらいの値段だよね」
 彼女らの飲んでいるカクテルも60円である。
 奈那緒と咲江の経営して寿美と沙奈美、奈緒が交代で働くカウンターバーではアルコール類一杯200円と国で決められていた。
 料理の値段は自由だが一品の上限が500円と定められている。
 
 姉ヶ崎ニューシティ。そのプレイルームである。
 橘恭順大尉はビールを七本飲み干してかれこれ二時間が過ぎていた。
 佐賀直美は乳首と躰の側面に洗濯鋏を鋏まれてそのまま麻酔で眠らされたままである。
 橘恭順大尉は残酷にも佐賀直美の躰の側面両側を鋏んで凧糸に繋がれた二系統の洗濯鋏を二本の凧糸を一気に引っ張って起こす。
 洗濯鋏は瞬時に空中に撥ねる。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がはああーーーーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーーーーーーーー」
 瞬時に意識を戻した佐賀直美の躰は瞬間拷問椅子から迫り上がって固まる。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に揺れてもう一度位置を右に寄って固まった。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに力の限り躰を振って暴れる。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして失禁してしまった。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 暫く泣き喚き続ける。
 橘恭順大尉は残ったビールを飲み干してその姿を愉しむ。
 「さあて。乳首の洗濯鋏だな」
 橘恭順大尉はそう言って拷問椅子の戒めを外して佐賀直美を床に立たせて高手小手の縛りを解く。
 「さあ。自由に取って」
 橘恭順大尉は苦しむ佐賀直美を愉しむ為に態と戒めを外した。
 佐賀直美はテーブルの空き缶と時計を見る。
 「結託して二時間ずつやったのね」
 佐賀直美は真相を悟る。
 「その通り」
 「あーーーーーあはん。あはん。あはん。ひどいーーーーーーーーーー。ひどすぎるよーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐賀直美は泣きながら床にしゃがみ込む。
 「あーーーーーーーーーーー。あはん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーん」
 佐賀直美はどうにもならず号泣してしまう。
 取らなければどんどん酷くなる。取ればどこまで恐ろしい痛みか。洗濯鋏に手を当てたまま動けない。
 娼帝國に通常の通信設備はない。
 但し非常の衛星電話のみ各シティの中央監視からロボット警察と病院には繋がる。
 佐賀直美はそれで通報してしまう。
 「プレイルーム116です。洗濯鋏で乳首を四時間鋏まれました」
 早口で窮状を伝えた。
 橘恭順大尉は佐賀直美の躰を押える。
 佐賀直美が自分で取らないない洗濯鋏を掴んで投げてしまう。
 「う、ううぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうが、がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐賀直美は橘恭順大尉の躰を跳ねのけて床を転がる。
 「ぐわあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーーーー」
 床を叩いて右に左に転げて暴れ回る。
 橘恭順大尉はその躰を押えて馬乗りになる。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐賀直美はそれを振り解こうと暴れる。
 橘恭順大尉は強引に肩を掴んで押さえ乳房を掴んで揉む。
 「ぐおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーごごおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ごおーーーーーーーーーーーーーー」
 轟音のような悲鳴は長く続いた。
 橘恭順大尉は自分の衛星電話で救護を止めたが救護班はプレイルームに来てしまう。
 やや時間が掛かったのは上司に相談したからである。
 着いた救護班は暫く橘恭順大尉の揉む処置を見守ってから呼び出された管理官が身分証を提示して一応の搬送を行う。
 橘恭順大尉は仕方なく引き渡した。
 プレイの内容は佐賀直美の供述のまま盛高知里に報告される。盛高知里も天昇の間に報告した。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間である。
 報告は最初湯野中が受けた。
 盛高知里は娼国日本代表だが以前に反乱を起こしたものの元は湯野中の女である。
 だが娼国の問題と真紀子に渡す。
 「えーーーーーーー。どうするのよーーーーーーーーー」
 「そっちの工作員だろ」
 湯野中は関係ないと言う態度である。
 「しかしソフトSMにして月二回まで配給チケット三枚で義務化したのだろ。それがこのハードじゃ。それも工作員が」
 平佐和も合法的悪用を逸脱して合法を超えたと言いたい。
 「確かに合法のようでそのラインを大きく超えています」
 葛城義和も強く問題視する。
 「どうするの」
 真紀子は葛城義和に聞く。
 「強く事情聴取して厳重注意でどうだろう」
 平佐和が答えてしまう。
 「誰がやる」
 「女性が良いでしょう」
 真紀子の問い掛けに今度は葛城義和が答える。
 「知里さん」
 真紀子は不安ながら娼国日本代表の盛高知里の名を出す。
 「知里さんには無理だよ」
 湯野中は無理と庇う。
 「それじゃ知里さんが行って溝口中佐か井上中佐を付けてよ」
 湯野中はそれは違うと首を振り真紀子を指さす。
 「その方が良いですよ。娼国日本代表の知里さんが行ってR国側の工作員の方が余計な内部の人間関係がなくて」
 葛城義和はやんわり湯野中に言う。
 「先生がそう仰るなら」
 湯野中は衛星電話で溝口明日香中佐を呼ぶ。
 「葛城先生が頼みたいことがある」
 「判りました直ぐ伺います」
 湯野中は指示を葛城義和に振ってしまう。
 
 娼国工作員大越祐司大尉の部屋である。
 「まずいことになってしまった」
 橘恭順大尉が来ていた。昨夜の経過を話す。
 「救急に電話されたか」
 大越祐司も難しい表情に成る。
 「直ぐに衛星電話で立場を言って否定したのだが管理官を伴って来てしまったのだ」
 「えーー。管理官」
 大越祐司は事態の重さに慄く。
 そして諜報機関の上司のさらに上官から日本代表の元に明日出頭する指示を受けてしまった。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉がカウンターを出して昼食の寿司を握っていた。
 呼ばれた溝口明日香中佐は葛城義和と湯野中の間に座らせてもらっている。
 「それかなりやりすぎと言うより体質が悪いですね」
 溝口明日香中佐も批判的になる。
 「そうです。確かにピンチの使用制限は詳細に書かれていません。しかしソフトと言うレベルは大きく逸脱しています」
 葛城義和は罰するのは難しいが天昇の間の決定に強く反していると言う。
 「今回は厳重注意ですか」
 「それ以上はできない。被害者の佐賀直美も病院の診断で異常なしだった」
 「娼国日本代表の呼び出し厳重注意で今後の行動次第でと言うことですか」
 「知里さんは同席するだけだ。総て中佐にやって貰う。指示は平佐和先生と北嶋主席からということだ」
 溝口明日香中佐は了解して寿司を一.五人前と日本酒を冷でコップ二杯飲んでカウンターをお暇した。
 「その二人の大尉。肝を冷やすな」
 湯野中は溝口明日香中佐が相当強く厳重注意すると見ている。
 「当然よ。工作員が此処の決定事項に一脱するなど許されないよ」
 真紀子も激情している。葛城義和の言うように罰するまでは難しいので尚のことである。
 「新しいルール改正。今夜帯広のスタジオが発表するのだな」
 平佐和は今度は完全と思っている。
 「そうです。かなり細かく改正しましたので総てのラウンジにも公開します」
 葛城義和は対策を済ませていた。
 「その二人。ルール改正を聞いていて駆け込みでやったのね」
 真紀子はそう受け止めている。
 「そうでしょうね。暫く昇進はなしですね」
 「そうね」
 話は纏まって四人は飲み続けた。
 
 羽田ニューシティ。警察庁長官田村祥司の泊まるホテルのラウンジである。
 本庄翼と食事を摂っていた。
 昨夜も一緒である。
 「アベックだけの同伴バーの企画書だ」
 警察庁長官田村祥司は部下に作らせて持って来て貰った。
 「いつの間に」
 「俺が書く訳ではない。通るように作成して貰った」
 警察庁長官田村祥司はあっさり言ってしまう。
 「ありがとうございます」
 本庄翼は深々と礼を述べた。
 「五百万用意した。これで総て賄える」
 警察庁長官田村祥司はバックに入れた金を渡す。
 「え。いま貰えるのですか」
 本庄翼は予期してなかった。
 「あれだけのことをした。この先は時々遊んでくれれば良い。Aクラスの献身婦ノルマは大方俺が押さえる」
 本庄翼は苦しかった数年間から今の体制の中ではそれなりの安堵を得られた。
 「何から何まで。ありがとうございます」
 本庄翼は涙を流していた。
 「お前が心配していた川越奈津美は解放されたぞ。まだまだこれから大変だろうが」
 「それは良かったです」
 「舛田の意図は俺が天昇の間に呼ばれて針の筵で説明して来た」
 針の筵は嘘である。警察庁長官田村祥司はかなり雄弁に話していた。
 「結局舛田警視正は何であの子だけあそこまで虐めたのですか」
 本庄翼はどうにも恐ろしい疑問である。
 「あの通りだろ。あとは演出だ。天昇の間に本人に浴びせた台詞が言いたかったのだろ」
 警察庁長官田村祥司は半信半疑だったがきっぱり説明して来た。
 「あの。Sの男性は付き合いたい女と虐めたい女は別らしいのと言っていた部分ですか」
 本庄翼にも衝撃的な言葉である。
 「そうだよ。だがあれでかなりシステムが改正された。今夜帯広のスタジオから放送が入る」
 本庄翼は今夜も警察庁長官田村祥司のホテルに一緒に泊まる。貰った金はATMから口座に入金した。
 
 娼国。ホテル四十六階二百畳の宴会場。
 昭和中期の高層ホテルを建て替えて此処も最新設備になった。
 第七機動部隊の宴会である。
 今回は抽選で第七機動部隊が佐々木舞と横山美由紀を虐める権利を得た。
 全部で二十名の宴会だが一人に二人コンパニオンが与えられている。
 核戦争前と違って国から費用は出て料理も懐石である。
 コンパニオンを二人付けるのは彼女らへの収入調整を目的としていた。核戦争前のような宴会の需要はない。
 二人のコンパニオンの内一人は全裸で各将校の席の前に横になっていた。女躰テーブルである。
 料理をこの上に載せる。
 昔の女躰盛を懐石の御膳にした嗜好である。
 もう一人は客席の隣に長襦袢姿で座る。こっちは躰を奉仕するのである。
 最初は前菜と刺身が女躰に盛り付けられる。
 ドテは既に剃毛されていた。その部分を山葵で堤防を作って醤油を溶く。
 この部隊にも平佐和の真似をする者が居る。
 女躰御膳のコンパニオンに水差しで日本酒を無理やり飲ませてしまう。
 横の席のコンパニオンは長襦袢姿だが上半身は完全に剥かれている。腰の紐が辛うじて長襦袢を躰に残していた。
 太腿は丸出しにされ女の分部には指が侵入している。
 コンパニオンの喘ぐ声。堪える悲鳴。女の艶を含んだ声が宴会場を包み込んでいた。
 横山美由紀はまだ許されない。生方少将らに散々虐められて娼国の病院を数日前に退院したばかりである。
 既に十字架や拷問椅子が宴会場の下座の奥に運ばれていた。
 「今日は天昇の間の湯野中企業連合代表からご祝儀を頂きました。ゲームの賞金が出ています」
 少佐の徽章がマイクでアナウンスを始めた。
 「下座の正面を見て下さい。人間を磔る車輪です。右にも左にもレールの上を半回転します」
 躰を車輪の脚乗せ台に乗せて脚首、膝、腰、手首を固定する。
 将校が一人横山美由紀を引っ張る。
 「あの女が的です。横山美由紀と申します。核戦争前に帯広にスパイ行為で侵入して逮捕されました。以前はローカル新聞の記者でした」
 その間に将校が二人掛かって横山美由紀を全裸に剥いてしまう。R国からヘリで移送されたので一応スーツ姿であった。
 「的は彼女の乳首、股の間に小さく見えます小陰唇の粘膜の突起です」
 その間にも横山美由紀は車輪に乗せられベルトとU字金具などで固定されてゆく。




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