鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その二十四 続娼帝國の憂鬱

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 黒田美優の躰は高手小手に縛られ空中に大股開きに吊るされた。
 太腿に掛けた二本の縄に引っかけたフックが天井から下がったチェーンブロックのフックに吊るされている。
 脚首に縄を掛けられて離れた床のフックから引っ張られて大股開きの脚が暴れるのを防いでいた。
 黒田美優の躰は空中に船の錨を逆さまにした形で吊るされている。
 浣腸器に水を入れて膣の中を洗う。
 洗った水はポンプで吸い出す。
 数回洗ってビールを流し込む。
 「ひい、いいーーーーーーーーーーーーーーー」
 当然キリキリに冷やしたビールである。黒田美優は冷たさに顔を歪めて呻きながら堪える。
 「一人一口ずつストローで吸って」
 舛田警視正が指示した。
 六人が少しずつ吸ってはまた流し込む。
 「うう、ひいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 冷たさが強烈に沁みる。そして逆さ吊るしの黒田美優の顔は真っ赤に染まっていた。
 容赦なく吸っては注がれる。
 黒田美優の太腿は震えて鳥肌が立っていた。
 「う、ううーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は藻掻く。
 そして失禁してしまった。
 ストローを差した男はもろに被ってしまう。
 怒った男は逆さ吊るしの黒田美優の躰を横から蹴る。
 失禁尿がさらに飛び散った。
 スタッフが床を拭いてバット敷く。
 一度クスコを抜いて流す。中に残ったのはそのままである。
 失禁して濡れた躰をホースの水で洗った。
 躰を拭いてもう一度クスコを差し込む。
 「うーーーーーーーーー」
 今度はホースの水で中を洗う。ポンプで吸い出してまたビールを注ぐ。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー。もうむりーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は冷たいビールが膣に入って躰を揺すって泣き悲鳴を上げる。
 冷たさに耐えられないのである。
 「だめーーーーーーーーー。つめたくてーーーーーーー。だめーーーーーーーーーー。げりしちゃうよーーーーーーーーーーーーーー」
 黒田美優は泣き叫んでいる。
 「いいよ。漏らして」
 舛田警視正は寧ろ悦ぶ。
 そして取り敢えずクスコを抜いて流す。また中に残ったビールはそのままである。
 さらに舛田警視正はシャワースタンドを要求した。
 「あーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーん」
 黒田美優の慟哭とともにカレー状の便が噴き出す。
 「あはああーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーー。あはん。あはん。あはん。あはん」
 黒田美優は泣きながら下痢便を垂れ流した。暫く苦しみながら断続的に流れ出続ける。
 バットの排水口のカバーが外されて配水管が繋がれた。
 シャワースタンドが運ばれて湯と水の管が繋がれる。
 舛田警視正はシャワーを持って黒田美優の腹に掛けてやった。一度冷えから温めたのである。
 排泄が一段落したら苦しむ黒田美優の躰をシャワーで洗う。
 便は前に流れて顎から髪に塗れていた。
 舛田警視正は後ろから首を掴んでシャワーで洗い流す。
 「あはあーーーーー。あはあーーーーーーーーー。あはあ。あはあ。あはあ」
 黒田美優は荒い息遣いである。
 それでもまだ続行する。さすがに冷やしたビールは無理なので常温で飲める日本酒に換えられた。
 
 帯広。報道スタジオ。
 また一度こちらのスタジオに切り替わった。
 「どうですか」
 奈那緒がゲストの小宮山課長に確認する。
 「いやーーーーーーーー。思いも寄らない結果で。ああなるとは想定外でした。いやあ溜飲が下がりますよ」
 小宮山課長は満面の悦び顔である。
 奈那緒も心の底で悦ぶ。
 「しかし凄い市会議員ですね。大方の職員を苛めまくっていたのですね」
 奈那緒はまだ非難を引き出したい。
 「なんせ向こうは我々を飛ばす権限がありますから」
 「娼帝國に反逆してR国の工作員に捕らえられて舛田警視正に移送されて良かったですね」
 「侵入した場所がまずかったのが幸いしました。職員らはそれであの女の暴挙から解放されました」
 小宮山課長は自分より他の職員の方が苛められていたのでそう発言したのである。
 奈那緒もそのころ理不尽な仕打ちを受けていた。だがその後に舛田警視正の上司から恩恵も受けたのである。
 湯野中企業連合代表も田村長官も正しいとは思わない。だがその恩恵の段階を経て今は良い立場に置かれている。
 上手に生きるしかない。
 恨みは黒田美優のみに向けられた。
 
 R国D市。報道スタジオ。
 黒田美優は三回日本酒を膣に入れられて急性アルコール中毒で苦しみだす。
 舛田警視正は吊るしから降ろして拷問椅子に移した。
 バルーンカテーテルも舛田警視正自ら挿入する。
 「うぐーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーー」
 黒田美優は太いバルーンカテーテルの侵入にも悲鳴を上げてしまう。
 点滴は看護婦がセットした。
 今回カテーテルの先は垂れ流しである。
 黒田美優は全裸で大股開きに固定された姿で急性アルコール中毒に苦しみながらカテーテルから尿の垂れ流し。
 それが明日の昼過ぎまでテレビに公開される。最高に恥ずかしい姿である。
 
 新青森ニューシティ。プレイルーム。
 風間ゆきはプレイルームで倒れたまま朝まで眠ってしまった。
 プレイルームをオーバーして使ったので差額も請求されてしまう。
 そして強烈に頭が痛い。
 酷いプレイであった。
 病院に行けば異常なしで代金を請求されてしまう。
 プレイの傷害なら風間ゆきの負担はない。
 仕方なく自分の部屋に帰る。
 そのまままた倒れてしまった。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 ようやく四人が揃ったが既に昼食の時間である。
 津梨清吉は設えたカウンターの中で座って待っていた。
 全員舛田警視正の拷問を確認しながらフランスの潜水艦の行方に神経を尖らせている。
 津梨清吉は何も聞かず寿司を握って行く。
 「舛田。今度はあの女を徹底して虐めるな」
 湯野中はそろそろ飽きていた。
 「工作員は機動部隊の玩具に残しているのよ」
 真紀子の言うように各旗艦の艦橋は生け贄を乗せての宴会である。
 索敵も行っているがAIが自動操作で発見迄は何もしない。
 「しかし五つの機動部隊と潜水艦二十五隻が稼働して見つけられないかな」
 湯野中がぼやく。
 「フランスの艦がどんな性能を持っているか情報がないです。向こうから何かして来ない限り接触はないかもしれませんね」
 「向こうも深度一千くらいまで潜るのか」
 「多分潜るでしょう。中国の潜水艦とは性能が違います」
 「益々面倒ね」
 「唐津に潜ったカメラからは何も情報がないな」
 「あの会議はダミーでしょう。本来の会議は他のところでやっていますよ」
 葛城義和は会議はダミーと決めていた。
 そこに井上貴江中佐からてんとう虫に見せ掛けたスパイカメラが二機破壊されたと報告が入る。
 「遂に気付かれたか」
 湯野中は困った表情である。
 「フランスに戻ったということはないのか」
 平佐和はまた楽観する。
 「帰っても食料が確保できないでしょう。あの唯一核破壊を免れた山を絨毯爆撃したのですから」
 「やはり食料は唐津頼みだな」
 「そうよ」
 「爆撃を受けてこっちに向かって来た。話し合えば共存できるくらい考えていたでしょう。それが偶々唐津に辿り着いて奴らから情報を得たのでしょう」
 葛城義和の想定である。
 「最悪の偶然ね」
 真紀子も舌打ちする表情になる。
 
 娼国。国際病院インターン養成部。
 佐々木舞と横山美由紀はまだ退院してない。
 此処も拷問こそないがそれなりに彼女らには地獄である。
 看護するのは全て男の見習い看護師。小水は全て導尿。男のインターン及び看護士の実習となる。
 そして毎日一回浣腸されてしまう。
 さらに診察実習として何人ものインターンに指で膣口を広げられ弄られる。さらにクスコを毎日挿入されて未熟ゆえ痛い診察もあった。
 二人とも膣の中を火傷している。回復にはそれなりに時間が掛かるのである。
 診察実習だけではない。集団で躰を弄られたりする。
 退院して鉄格子に戻れば次のショーかお座敷に怯える毎日である。
 何人か既に解放されている。自分らはいつ開放してもらえるのか。悶々とした毎日である。
 
 フランスの残存軍から唐津の面々が譲り受けた潜水艦の中。
 日本を少し離れて訓練航行していた。
 あとの四隻は食料を援助して貰って中国の海底基地に落ち着いている。
 訓練はエドガール大佐が直々に行っていた。
 「娼帝國の軍艦は燃料をどこから調達していますか」
 「全部原子力です。発電もです」
 「太陽光がありましたが」
 「それは唐津と娼国のみです」
 「あとは」
 「海底に仕舞える原子力発電艦があるのです。かなりの大型潜水艦です。普段はセイルだけ出して電気を陸に送ります。震災時には潜ってしまいます」
 「日本には火力発電所が沢山ありましたが」
 「破壊されています」
 「空母もイージス艦も原子力ですか」
 「そうです」
 「艦載機は」
 「バッテリー充電です。航空燃料も石油も要りません。日本で取れる石油はほんの僅かです」
 「えーー」
 「それも発艦してから電磁波でも充電します」
 「そんな電気自動車並みの効率が。核戦争の前からそんな技術が」
 エドガール大佐は慄いてしまう。
 「空母です。艦載機も」
 行き成り潜望鏡を確認していた将校が叫ぶ。
 「深々度降下」
 エドガール大佐が命令する。
 潜水艦は潜望鏡を下げて一気に降下して行く。
 「良かった。この辺りは深い」
 「高速スクリュー音接近。イージス艦です」
 「深度八百五十。海底です」
 「一度着底しろ」
 「潜水艦のスクリュー音接近」
 「音を出すな」
 「ソナー音」
 聴音機を付けた士官が叫ぶ。
 「通過するのを待て」
 エドガール大佐は冷静である。
 「潜水艦は離れて行きます」
 ソナー音波は出してない。聴音機だけの確認である。
 「何か大量に降ってきます」
 「動くな」
 連続した爆発音が始まった。海底を無差別に爆雷が襲っている。
 「まだこっちの位置を特定してない。絨毯爆雷攻撃だ。恐らく艦載機かヘリから落としている」
 爆発が艦を震撼させ続けた。爆弾の破片が艦体に当たる。辛うじて直撃は避けられていたのである。
 
 水上には生方少将の第三機動部隊が三列で航行していた。
 ヘリ二十機が横並びに絨毯爆撃を行ったのである。
 「閣下反応は有りません。前路警戒艦も発見できなかったようです」
 「もう少し先まで投下しろ」
 
 フランスの艦内。
 「かなり先まで爆撃しています」
 「よし今の内だ。上昇しろ。進路三百三十度。海底すれすれに逃げよう」
 潜水艦は艦底のソナーだけで海底を探知しながら進む。
 
 瑞鶴の艦橋。
 「無駄なようです」
 「念のためだ。折り返しいま投下した位置をずらして列の間に投下しろ」
 生方少将は諦めない。
 「全方向に哨戒機を出せ」
 瑞鶴と翔鶴から哨戒機が発艦する。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間である。
 「生方の艦体が何かに遭遇した」
 真紀子が他の三人に言う。
 「海中爆弾を投下して効果なしか」
 平佐和は難しい表情に成る。
 「潜望鏡の航跡を確認したのだな」
 湯野中は逃げられたなと言う表情である。
 「位置は父島近海です。まだ近くに居たのです」
 日本から離れてないという葛城義和の想定通りであった。
 「前路警戒艦が深度八百メートルまで潜っているよ」
 「やはりそのくらいまで潜るな」
 湯野中も難しい顔になる。
 「生方は索敵を強化して続けている」
 「相手がこっちに気付いて海底に逃げたら誘導兵器の使いようがない。攻撃は生方のやり方で最善だ」
 「そうですね。でも何で父島付近なのでしょう」
 「完全にあの付近はどの島も爆撃で破壊されて瓦礫の山だ」
 「まだ使える島がないか偵察しているのじゃない」
 この時点の真紀子の見解は甘かった。唐津の面々に潜水艦操艦訓練など全く想定に及んでない。
 「現状日本近海には帝國の監視範囲から出て使える島はないでしょう」
 監視の行き届かない離島は殆ど破壊していた。葛城義和もそこは自信を持っている。
 
 東シナ海。展開する第二機動部隊。飛龍の艦橋。
 AIに偵察を任せてSM遊びが蔓延していた。指揮官は特に虐めが好きな天葛少将である。
 吉丘蓮実元中尉と藤香澄元中尉が積み込まれていた。
 いま拷問されているのは吉丘蓮実元中尉である。
 艦橋内で駿河問いに吊るされていた。
 天葛少将はこの女が好みである。強い元工作員なので徹底的に泣かせたい。
 藤香澄元中尉は若い将校が別室で一人ずつ順番に輪姦していた。
 抵抗した場合元工作員なのでロボット兵が二体監視任務に就いている。工作員でもロボット兵には素手では勝てない。
 「閣下。生方閣下の第三機動部隊が潜水艦らしきと接触したようです」
 中尉の徽章を付けた士官が報告する。
 「太平洋側に居たか」
 「どうします」
 「こっちはこの地域の索敵が任務だ。状況を把握しておれば良い」
 天葛少将は吉丘蓮実元中尉を責めるのに夢中である。
 艦橋の面々は駿河問いの吊るしのまま吉丘蓮実元中尉を輪姦した。
 そしていま床から五十本の凧糸に繋がったピンチを用意している。
 このピンチを吉丘蓮実元中尉の真下を向いた躰のフロント面に鋏つけるところである。
 天葛少将は若い将校二人にやらせていた。
 旗艦にはコンパニオンも乗せている。だが天葛少将は毎日吉丘蓮実元中尉に挿入していた。
 森知治元巡査部長を鉄格子から引き取って姉ヶ崎に専用の女として確保していたのである。
 それでも吉丘蓮実元中尉にもご執心してしまう。
 「閣下。終わりました」
 若い将校が報告した。
 駿河問いは吉丘蓮実元中尉の脚首を縛り合わせた縄と手首を背中の上で縛り合わせた縄を合わせてフックが引っ掛けられている。
 それを天井から下がった滑車のフックに引っ掛け吊るしていた。
 その滑車の縄を引っ張ると吉丘蓮実元中尉を駿河問いに縛った吊るしが上昇する。
 上昇すると下を向いた躰のフロント面に鋏つけられたピンチが一斉に飛ぶ。
 天葛少将は若い少尉にその縄の先端を渡す。
 「さあ。飛ばすぞ。何回耐えられるかな」
 天葛少将は吉丘蓮実元中尉の顔を両手の掌で挟んで宣告した。
 「え、何回」
 吉丘蓮実元中尉もさすがに慄く。
 「舛田は藤に五段階でやっただろ。俺は回数でやる」
 天葛少将が吉丘蓮実元中尉を見る目はギラギラしていた。
 「・・・・・」
 吉丘蓮実元中尉はそれでも何も言わない。
 「よし」
 天葛少将は若い少尉に合図した。
 若い少尉は体重を掛けて一気に引っ張る。
 ズバーーーーーーーーーーーーーン。
 吉丘蓮実元中尉のフロント面のピンチは一気に飛んで床に叩きつけられた。
 「うごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉丘蓮実元中尉の躰は吊るし以上に迫り上がって空中で固まる。そして強く弾けた。
 「ぐうわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴である。
 そして動く限り脚を蹴って固まる。
 そしてまた弾けた。
 「うごおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううごおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 壮絶な悲鳴である。
 吉丘蓮実元中尉は美人の顔がここまで歪むかというほど壮絶に表情を破裂させて悲鳴をさらに轟かせた。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 暫く荒い息遣いが止まらない。
 「よしもう一回」
 天葛少将の指示で駿河問いの高さは引っ張り上げる前に戻された。
 若い将校二人がまた床に飛んだピンチの縺れを解しながら吉丘蓮実元中尉の躰のフロント面に鋏つけて行く。
 既に吉丘蓮実元中尉の奇麗な肌にはピンチで鋏まれた痕が無数に点々と刻まれていた。
 天葛少将はさらに欲情して吉丘蓮実元中尉の唇を貪る。
 それでも吉丘蓮実元中尉は受け入れていた。
 抵抗しても無駄だと判っている。もとより工作員の訓練から任務でも受け入れていた。そういうことには割り切れている。
 天葛少将はいまの空中で暴れて悲鳴を上げた吉丘蓮実元中尉の姿に加虐心が沸騰していた。
 若い将校がピンチで鋏んだ乳房をピンチを避けて指先で弄って感触を愉しむ。
 若い将校らは縺れたピンチを解すのに手間を取らされていた。中佐の徽章が二人解すのを手伝う。
 艦隊参謀の大佐はそれを見ていてその次の分を新たに五十本用意していた。
 天葛少将は二回目の鋏つけが終わるまで唇を貪り続ける。
 吉丘蓮実元中尉はピンチで躰を鋏まれるだけでも相当に痛い。
 それでも天葛少将のディープキスに適度に対応する。
 「閣下。終わりました」
 ようやく少尉らは四人で五十本を鋏み終えた。
 「よし」
 天葛少将はまた滑車から繋がった縄の先端を少尉に渡す。
 「二回目行くぞ」
 天葛少将はまた両手の掌で吉丘蓮実元中尉の顔を挟んで宣告した。
 「・・・・・」
 吉丘蓮実元中尉は無言で身構えた。
 若い少尉は天葛少将の躰が吉丘蓮実元中尉から離れると同時に体重を掛けて引っ張る。
 駿河問いの吊るしが五十センチくらい上昇してピンチが全部引き千切られるように飛ぶ。そして床に撥ねた。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐがはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉丘蓮実元中尉の躰は空中に迫り上がって固まる。また強烈に弾けた。
 「がはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 吉丘蓮実元中尉は壮絶な表情で駿河問いの無理な体制ながら空中で強く暴れまくる。
 「うごおおーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうごおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 苦しみ藻掻いて暴れ続けた。
 艦隊参謀の大佐は床に叩きつけられた凧糸に繋がったピンチを床のフックから外して回収する。
 新たな五十本をフックに縛り直した。
 吉丘蓮実元中尉の躰はピンチで鋏まれた痕だらけで無残である。
 一部皮膚が剥けて僅かに血が滲んでいた。




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