鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その二十五 残存海軍

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 小布施匡亘はその日のうちにノミネートを済ませて国営放送で呼び出す。
 各ラウンジの電子掲示板にも呼び出しを掛けた。
 直通電話がない国のセキュリティがこんな場合手間が掛かる。本来なら直接個別に訪ねるのである。
 
 新青森。プレイルーム。
 風間ゆきは二十分くらい責め続けられて失禁を繰り返して白目を剥いて失神してしまった。
 當間五郎らは残酷なメニューを二つ用意していた。
 風間ゆきが失神したまま膣をクスコで抉じ開ける。
 その間に若い四人が針銃を三脚にセットしてしまう。
 スコープの中がパソコンのモニターと壁のモニター四枚に反映された。
 引き金ではなくリモコンのボタンがトリガーなので呼吸を止める必要はない。
 スコープの照準が合えば誰でも命中させられる。
 「あいつ。何発耐えられるかな」
 若い一人が可逆心を滾らせて言う。
 「最初一発ずつで行こう」
 當間五郎は全員に回らないことを心配する。
 順番は手書きの阿弥陀籤で決めた。
 一人目が當間五郎である。
 最初から膣の中を狙う。
 スコープの中に子宮口付近の粘膜の盛り上がりが拡大された。
 當間五郎は舛田警視正のリストに掲げられていた子宮口の淵を狙う。
 他の四人もモニターの照準に固唾を飲む。
 その沈黙を破って當間五郎がボタンを押す。
 ブン。
 ほんの僅か狙い外れて子宮口の直ぐ横の頂点に刺さった。
 「う、うっ。うぐうううーーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきは瞬時に意識を戻して悲鳴を上げる。
 「ああーーーーー。ちょっとずれた」
 當間五郎は悔しがる。
 「あーーーーーーーーーー。それーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーー。あはあ、ああーーーーーーーーーーん」
 風間ゆきは恐ろしい針銃に驚愕しながら痛みに喚く。
 二人目が代わって照準を見直す。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーー。それは真性M女コースになるのでしょう。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきは堪らず抗議する。
 「まだ告示されてない。今日は前のルールだよ」
 當間五郎は真っ向から却下してしまう。
 「そんなーーーーーーーーーーーーーー。そんなのないよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきは喚き声で拒絶する。
 當間五郎がピンセットで針を抜きに近づく。
 「當間さん。五本撃ってから抜きましょう」
 二発目を構えている男がそれを止める。
 「そうだな」
 當間五郎も一本ずつ血を流さない方がすんなり行くと考えた。
 「行きます」
 二人目が照準を確定して宣言する。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきはさらに強烈に喚く。
 ブン。
 今度は子宮口の亀裂の上半分の淵の内側に刺さった。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきの躰は瞬間固まって悲鳴とともに揺れ藻掻く。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・」
 そのまま失神してしまった。
 それでも許す連中ではない。三人目が準備する。
 三人目はクリトリスが半分包皮から剥き出した中心を狙う。
 失神したままの風間ゆきに向けてシュートする。
 ブン。
 「ぐ、う、う、うう。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 拷問椅子の上で風間ゆきの躰は弾ける。拷問椅子を揺すって藻掻く。
 「ぐうふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また僅かに失禁してしまう。
 「少し磔があまいな」
 當間五郎は縛りの緩さに気づいた。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーん」
 風間ゆきは地獄の様な痛みに泣き続ける。
 當間五郎がチェックして縛りを強化し始めた。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうゆるしてーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきは泣きながら抗議を続ける。
 容赦なく四人は縛りを強化した。
 風間ゆきは喚き続ける。
 クスコの向きを変えて尿道の亀裂を二枚の金属の嘴の間に填め込む。
 四人目は尿道の亀裂を狙う。
 風間ゆきは堪らない恐怖である。
 報道スタジオは看護婦もスタッフも居る。一応管理されているのである。
 だが風間ゆきの前に居るのは何をするか分からない男五人。それが加虐心を滾らせていた。
 四人目も照準を定めてシュートする。
 ブン。
 狙い通り尿道の亀裂に刺さった。
 「ぐふ、ふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきの目から涙が溢れる。
 「うわああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 動かない躰を小刻みに揺すって号泣してしまう。
 それでも五人目は照準を合わせようと準備する。
 またクスコの角度を戻した。
 腰ががっちり押さえられる機能が付いた拷問椅子である。それでもクスコが微妙に揺れている。
 若い男は執拗に照準を合わせていた。
 狙いは子宮口の亀裂の中心である。
 風間ゆきは泣き続けている。
 「クスコ押さえて」
 若い二人が両側からマジックハンドでクスコを掴む。
 「よし」
 ボタンを押してシュートする。
 ブン。
 針は子宮口の亀裂の中心に突き刺さった。
 「ぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐごおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきは衝撃に表情を破裂させて顔を強く捩り回して藻掻き悲鳴を絞り出す。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・」
 そのまま白目を剥いてしまった。
 「Cクラスにしては良い女だよ。一回輪姦そう」
 最後の一発を撃った男が興奮の極致に堪らず皆に提案する。
 「スタイルは良い。お○○こも綺麗だ。顔もそれなりに可愛い」
 「そうだよ。核戦争前の日本の女優でこれ以下のが美人役のヒロインやっていた。こっちの方が可愛いな」
 當間五郎も認めた。
 針を抜きに掛かる。
 尿道に刺さった一発はクスコを回したので歪む力が働いて既に血が滲むように流れ出ていた。
 まずクリトリスの一本を抜く。
 一気に血の玉が浮き出て崩れる。
 続いて尿道から抜く。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきは失神から意識を回復した。
 當間五郎がピンセットを持つ。
 膣の奥から子宮口に刺さった一本を抜いた。
 「う、うう、うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 風間ゆきは表情を歪めきって悲鳴を絞り出す。
 「あはあん。あはん。あはん。あはん。ああ。ああーーーん」
 膣の奥が血で部分的に染まった。
 子宮口の淵に刺さった一本を抜く。
 「う、うう、ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーー」
 風間ゆきから涙が溢れ出た。
 當間五郎は構わず最後の一本も抜く。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 膣の中は血だらけである。
 「いたいーーーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あは、はああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 風間ゆきはパニック状態になってしまった。
 當間五郎は浣腸器に微温湯を吸い上げて膣の中を洗う。
 風間ゆきの躰は震え続けていた。
 それから順番を決めて泣き喚く風間ゆきを輪姦し始める。
 
 小布施匡亘は新青森の人選から始めた。立場は夏木陽一の代理人である。
 まずは管理事務所の職員を解任する。
 簡単な面接を行って男性元下士官十六名。女性下士官四名を任命した。
 全員兵曹長又は特務少尉に任命する。
 そして現職員から引き継ぎを行わせた。
 それから本日駆け込みで指名された風間ゆきのチケットの控えを見てしまう。
 小布施匡亘は唸ったが駆け込みでは仕方ない。
 
 第五機動部隊は豊後水道を北上していた。
 瑞鳳と隼鷹が縦に並んでその両側をイージス艦が五隻ずつ縦隊で進む。
 前路警戒の潜水艦を除いて全員が旗艦瑞鳳の艦橋に居た。
 生贄には来栖美香元自衛隊三等海尉と横山美由紀が乗せられている。
 二人は居住区の一角に造られた鉄格子の中である。
 日没まで潜水艦警備行動を続ける。
 「閣下。毎日交代で機動部隊が警戒行動を行っていますが。いったいフランスの潜水艦は唐津の付近に居るのでしょうか」
 「居ないと思うが突然第三機動部隊に引っかかったからな。警戒は怠れない」
 関谷少将はほぼ敵は現れないと見ていた。
 「しかし唐津の港は何度も小型潜航艇が浚ったのです。どこかに潜水艦が着底していても食料の補給などできない筈です」
 「いま第一機動部隊がフランス沿岸の調査に向かっている。食料を得るには元の所に戻る可能性が高い」
 哨戒機は交代で索敵を続ける。
 夜まで待って飲み会を始める予定である。
 生贄の加重死刑囚の他にコンパニオンが四人乗っていた。
 厨房ではロボットの主計係が宴会料理の準備をしている。将校らも夕暮れを待っていた。
 ブーー。ブーー。ブーー。
 「後方より雷跡」
 モニターを見張っていた将校が叫ぶ。
 直ぐにロケット弾が撃ち込まれた。
 直ぐにヘリが発艦する。
 続いて戦闘機が甲板上で発艦位置に移動。さらにエレベーターで戦闘機が上げられた。
 瑞鳳と隼鷹は転舵して風上に向かって速度を上げる。
 ヘリが横並びで絨毯爆撃を開始した。
 イージス艦から小型潜航艇が発進する。
 だが潜水艦の姿は無かった。
 「閣下。かなり遠距離から狙ったようです。小型潜航艇がソナーブイの様なものを発見しました」
 「遠くから狙って来たのか」
 「機動部隊を向こうが先に発見して見つかる前に手を打ったかもしれません」
 
 フランスの潜水艦。
 「危なかった。先に気づいて手を打たなかったらずっと着底して躱すしかなかった」
 ダミアン中佐は危なかったと副長に呟く。
 「そうですね。探知されたら洞窟に逃げ込めないところでした」
 副長も遭遇に慄いていた。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 カウンターでは津梨清吉が夜の準備をしていた。
 「遭遇したよ。第五機動部隊」
 真紀子が三人に伝える。
 「射程二万か。無駄な攻撃だがな」
 湯野中が報告内容を見て呟く。
 「進路を邪魔されたくなかったのではないですか」
 「そうかもしれん」
 「しかしこれで日本近海に居ることは確かだな」
 平佐和は今日はビールにしている。
 「敵の隠れ場所が何処かに在るのでしょうね」
 「それで機動部隊は」
 「現場に留まっているよ」
 小型潜航艇が交代で海中捜査を続けていた。
 「加賀美少将を呼び戻すか」
 湯野中はフランスに向かった第一機動部隊の作戦を中止するかと言う。
 「一応確認した方がいいよ」
 真紀子は反対である。
 
 新青森。
 風間ゆきは完全に躰の力が抜けて動けない。そのまま病院に運ばれた。
 小布施匡亘はそれを知って見舞う。
 既に点滴で寝たままではあるが口は利けた。
 「駆け込みであのハードをやられたか」
 「そうです。あいつ等がやると怖さが倍増ですよ」
 「スタジオの内容より怖いか」
 「だって何をするか分からないです」
 「そのあとは」
 「輪姦されました。血だらけの膣に中出しです。そして」
 「そして」
 「子宮に金属の棒を突っ込まれました。強烈に死ぬほど痛かったです。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああん。あはん」
 風間ゆきはまた泣いてしまった。
 「もうこの先はないから。管理事務所の担当は全部交代する。女性も任務に就いている。安心して相談しろ」
 「そう。じゃ怖いのは今日で終わりだね」
 風間ゆきはやや安堵する。
 そのあと風間ゆきが部屋に戻らないので山崎舞香が見舞いに来て小布施匡亘は帰った。
 
 豊後水道。第五機動部隊瑞鳳の艦橋。
 既に用意した宴会料理が振舞われてビールで乾杯している。
 「この先夕嵐の連中は舛田警視正の番組専門ですか」
 「見せしめを強化したいのだろ。反逆者はこうなると」
 「我々にはAクラスかコンパニオンをSMコースで回して貰えないものですかね」
 「そこまではなかろう。休暇の時に宴会場なら可能性はある。湯野中企業連合代表が振舞ってくれるかもしれない」
 「艦隊の経費では無理ですね」
 「そりゃそうだ。だがなコンパニオンも仕事が少ない。振舞って貰える可能性はあるぞ」
 関谷少将は可能性はあると期待を持たせる。
 「連れて来ました」
 中尉の徽章が横山美由紀を引っ張って来た。
 「どうしましょう」
 艦隊参謀の大佐が拷問内容のお伺いを立てる。
 「任せるよ」
 関谷少将は提督の席に座ってしまった。
 「それじゃ爆雷ゲームだ。フランスの艦を沈められなかったからその憂さ晴らしだな」
 そう言って艦隊参謀の大佐が拷問内容を説明する。
 竹トンボを飛ばす。竹トンボの縦の軸が竹ではなく針である。
 横山美由紀は床に大の字に固定された。
 目だけ眼鏡で保護される。
 「刺さった部位で点数を決めよう。それがコンパニオンを抱く順番だ」
 全裸で磔にされた横山美由紀の躰に竹トンボの針が降って来るのである。目以外はカバーされてない。
 小陰唇、クリトリス、乳首、臍、乳輪の順で6、5、4、3、2ポイントである。
 それ以外は顔を除いて躰の何処でも1ポイント。顔に当たるとマイナス1ポイントとなってしまう。
 横山美由紀は恐怖に凍り付いた。
 針が回転しながら降って来るのである。
 それでも当たる率は低いと思う。
 だが竹トンボを回転させて飛ばすアイテムが用意されていた。
 回転させてカタパルトから飛行機がジャンプするように竹トンボが浮き上がる。練習して力加減を調整した。
 少尉の徽章から始める。
 艦隊は完全にロボット操艦になっていた。
 二十人分の竹トンボの軸になった針が降って来るのである。
 横山美由紀が練習を見ていると躰の上に落ちてくる程度は狙いがつけられそうに見える。
 此処で散々痛い思いをさせられて病院でまた治療で痛みと恥ずかしめを受けてしまうのである。
 少尉の徽章が竹トンボを空中に浮かせた。
 腰の付近にふんわり落ちてくる。
 「はあーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は首を擡げて悲鳴を漏らした。
 そのまま盲腸のあたりに刺さる。
 「うふうーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は険しい表情で将校らを見上げていた。
 いつまでこんな地獄が続くのか。森知治元巡査部長は本意ではなくともこの地獄から逃れた。
 今の情勢では最善の選択かもしれない。自分にはそれすらない。
 二人目も少尉の徽章である。
 どっちかの空母の艦橋士官と思われる。
 また竹トンボが空中に浮かぶ。
 顔の方に飛んで来た。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は恐怖に悲鳴を漏らす。
 顔に刺さって傷になっても整形して貰えると言い聞かせても怖い。
 竹トンボは左の乳房の上部に落下した。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ヒステリックに怯えた悲鳴が上がる。
 痛いと言ってもまだ序の口。針が回転して落ちてくる怖さである。躰に当たって跳ね返りそうだが何故か刺さる。
 三人目は中尉の徽章である。
 また顔の方に飛んで来た。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 頭の上に落ちて来る。
 「あ、はああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 眼鏡の上に落ちた。暫く駒の様に眼鏡の上で回転して鼻の上に転がった。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は針が顔に刺さりそうになった恐怖に怯えた息遣いを漏らす。
 「おい。遠慮は要らんぞ元ブン屋だ。徹底的に虐めろ」
 艦隊参謀の大佐はブン屋が嫌いである。
 「そんなーーーー。私は地方のローカル誌の編集だよ」
 横山美由紀は必死に言い訳した。
 「こいつはな。生方閣下にブン屋的な発言して拾って貰えなかったのや。たっぷり虐めて良いぞ」
 艦隊参謀の大佐はさらに煽る。
 四人目も中尉の徽章である。
 針の軸を回して回転させてマイクロカタパルトの様な先端から跳ねるように空中に竹トンボが浮く。
 「はあーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀の表情が恐怖に歪む。
 今度は乳房の上に回転しながら落ちて来る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 今度は乳輪に突き刺さってしまった。
 「うはああーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 眉間に強い皺を寄せて悲鳴を漏らす。
 「もっと局部を狙って」
 艦隊参謀の大佐がまた煽る。
 次は大尉の徽章である。
 横山美由紀は震えている。
 今度はさらに高く飛ばす。
 横山美由紀さらに怯えた表情でそれを凝視する。
 回転しながら腹の柔らかい皮膚の上に落ちて来た。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 強烈に痛そうである。
 臍の直ぐ横に突き刺さった。
 「うはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 相当に痛そうである。
 「おおーーい。もっと局部に」
 艦隊参謀の大佐は股間を狙えと叫ぶ。
 逆に関谷少将は席に座ったままビールを飲みながら眺めていた。
 だが心中は横山美由紀どころではない。
 天葛少将、生方少将に続いて潜水艦を逃がしてしまった。
 宴会時間が近づいていて油断があったと言われたら言い訳ができない。
 だが油断がなかったとしても潜水艦は逃げたと思う。
 何とかフランスの潜水艦を仕留めたい。
 次の大尉の徽章が構えた。
 狙いを決めてさらに高く飛ばした。今度はドテの真上で落下する。
 「はああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横山美由紀は表情を破裂させて悲鳴を上げた。
 土手の黒い塊の茂みに刺さる。
 「うふううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 横山美由紀の躰はぶるぶる震えていた。




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