鬼三のSM小説
女衒の國
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
その十八 女躰売買復活
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「痒くなったでしょう。さあ白状しなさい。誰が貴女達に資金提供していますか」
湯野中は酢の瓶を掲げて詰問する。
「しらないーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーー。かゆいーーーーーーーーーー」
山本真衣香は堪えられず泣き叫ぶ。
「知らなければそのまま狂って死んでもらうか」
湯野中は席に引き返す。
「しらないよーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
山本真衣香は大声で喚く。
顔は汗を噴いて脚を左右交互に揺すって股間の痒みに藻掻き続ける。苦しみが架橋になっている様子である。
「葛城先生。どうします」
湯野中は限界と見て葛城義和に相談する。
「これまで通りにやりましょう」
真紀子が答える。
「そうですね」
葛城義和も同意を示す。
真紀子が酢の瓶を持って近付く。
「一度楽にしてあげるわね。次は話さないと駄目よ」
真紀子のやんわり言う言葉は山本真衣香を恐怖に縮み上がらせる。
そして山本真衣香にもう何かを言う気力が無い。
真紀子は酢をクスコとアナル開口器に注入してクスコを抜いて中をセペで入念に洗う。
直腸も腸カテーテルで洗う。
「もう一人を同じ拷問してこの女にしゃべらせましょう」
葛城義和は永野芽衣の拷問を山本真衣香に見せてしゃべらせようと提案する。
「これから永野芽衣も拷問して痒みの辛さを教える。時間は掛かるけど逆に山本真衣香の拷問を永野芽衣に見せた方が良くない」
真紀子は二人の状況をみてそう提案した。
「はい。そうかもしれません」
葛城義和も納得する。
「これからやりますか」
湯野中は葛城義和に確認する。
「明日にしましょう。隣り合わせの鉄格子で二人を一晩話し合わせた方が山本真衣香の今日の辛さが永野芽衣に伝わって良いのではないですか」
「そうですか。ならば明日と言う事で」
湯野中もあっさり納得する。
柿崎一行の部下が山本真衣香を鉄格子に連行する。
TS市。その海に面した高層ビル。ホテル階の宴会場である。
令和のからゆきさんとしてR国に渡った沙奈美。本日はスタントハードコンパニオンとして企業の宴会に呼ばれた。
この企業は湯野中系でも過激なサービスに乗り出している。その第一弾が近日帯広ニューシティに進出する運びであった。
R国から愛人を日本に密輸する。
僅かに東南アジア系の血が入るが見た目はスタイルの良い日本人。R国内で生む専門の職業の女性から生まれた風俗嬢である。
日本に正規に入国しない。潜水艦で地下の基地から入って帯広ニューシティ内に運ばれる。
五年契約で二十六歳に成ると国に戻される制度である。
この契約を終えればR国内で住居を与えられ家賃収入または株の配当で生涯の生活を保障される。
SMがOKな辛い愛人。日本に入国してないので逃げることはできない籠の鳥である。
男性は愛人を飼う為に帯広ニューシティに部屋を買う。性交や躰を弄るのは毎日でも受ける。
ハードSMは月に二回と制限されている。他人に提供することや第三者と一緒に遊ぶことは認められない。
日本国内なので秘密厳守である。
病気怪我はR国から来ている医師団が往診で対応する。万一の場合の移動用に共通使用する戸籍を幾つか会社が確保している。
本日の宴会はこの会社のR国に在住する社員二十名くらいが列席する。
一人に一人のコンパニオンが付いている。女躰盛は無い。コンパニオンは全裸である。
料理はバイキング形式で座敷の下座にセットされている。
コンパニオンは全裸で料理を席まで運ぶ。
R国内のコンパニオンは日本に出稼ぎに行く女性より働く期間は長い。それでも三十五歳で引退してそれ以降の生活は保障される。
日本から来る現代のからゆきさんとその制度は違う。
殆どの席でコンパニオンは女の部分に指を突っ込まれて乳房を掴まれるか乳首を抓んで弄られディープにキスをされている。
中には社会の窓からさおだけ出して腰に乗せられて性交までされているコンパニオンも数人いる。
一切文句を言ったり拒絶したりしないよう教育されてきた。
この会社は本来コンパニオンを娼国、R国内で派遣する会社である。この会社に呼ばれると他で呼ばれるよりサービスはハードになる。
一通りコンパニオンを全員が味わった段階で下座に待機していたメインの花である沙奈美が緊縛師の手で中央に引き出される。
沙奈美は恐怖に震えていた。本日が終われば病院に運ばれ回復したら総て辛い事が終わる。だがその内容は限りなく恐ろしい。
「全裸にして縛って開脚した逆さ吊るしにしてくれ」
行き成り上座に居た客が緊縛師に注文する。
緊縛師は沙奈美のワインカラーのスーツを脱がして下着も一気に脱がす。
沙奈美の肩を押して畳にお尻を着かせる。座敷全部に見えるよう後ろから膝を抱えてその躰を一回転させる。
さらに女の部分に手を伸ばし開いてもう一回転させる。此処では定番的なサービスである。
それから緊縛師は沙奈美を高手小手に縛る。続いて脚を大きく広げて脚首に竿を渡して開脚縛りにする。
竿にフックを縛り付けて天井から下がった滑車のフックを下げて竿のフックに引っ掛ける。
そのまま逆さに吊るし上げる。
沙奈美はこの程度ではもう悲鳴を上げない。
鞭が数種類用意された。
叩きたい者がコンパニオンを席に残して真ん中に出て来てじゃんけんをする。
娼国。南の島五号棟の鉄格子の中である。
山本真衣香が柿崎一行の部下に連れて来られ永野芽衣の隣の鉄格子に収監された。
柿崎一行の部下が去って行くと直ぐに警備員が二人に夕食を聞きに来た。
ついでにバスロープと下着を搬入口から入れる。
バスとトイレがセットされていてテレビも置かれていた。警備員はやさしくその使い方を説明する。
下着にバスロープ姿と言う問題を除けば日本の刑務所より格段に良い。毎日風呂が専用で使えるのである。
二人は食事どころではない。
「食べないと医療チームが点滴に来ますよ」
「え、えっ」
それも嫌である。
「何でも良いです」
永野芽衣は投げやりに言う。
「私も」
「何でも注文できますよ。お酒も如何です」
警備員は親切に二人を宥める。
「飲みながら話す」
永野芽衣が山本真衣香に確認する。
「どうせ死ぬなら。飲んで気分転換するか」
「何でも準備できます」
二人は話し合ってワインと料理を注文した。
「ねえ。何された」
警備員が去ると永野芽衣が状況を聞く。
「凄かった」
山本真衣香は床に座り込んでいる。もう殆ど躰に力が入らない。精神と肉体の両方が疲れ切っている。
「鞭で散々叩かれたの」
「その方がましよ」
「えーー。なにを」
山本真衣香の言葉に永野芽衣は目が点になる。
「痒みで責められた。どうにも耐えられない。気が狂いそう」
「そんな」
「やっぱり葛城元総理が一番の曲者よ」
「そうね。北嶋副主席と」
その後二人はとことん飲み明かした。警備員は追加を聞いてくれる。
娼国。ホテル最上階天昇の間である。
そのまま四人と柿崎一行は此処に引き上げた。
「ひょっとして名前は知らないけど顔は見ているとか」
葛城義和は一縷の可能性を考えた。
「会議に出てはいても何処の誰とは紹介されてないのかな。上野愛菜大尉も知らなかったよね」
「いや上野大尉は顔も見てないでしょう」
「そうだよね。今回も総てを知っているのは大久保だけかな」
真紀子も情報を得る難しさを感じる。
「それであの二人だけ逃がして自爆か」
湯野中も苦々しい。
「金を出すスポンサーを絶たなければきりがないな」
平佐和は困り果てた表情である。
「明日予定通り拷問して可能性の有りそうな人物の写真を並べてみませんか」
葛城義和が顔だけでも知っていたらと望みをかける。
「そうね。やるだけやってみましょう」
真紀子も望み薄は感じている。
TS市。海に面した高層ビル。ホテル階の宴会場である。
最初のうち沙奈美は鞭打ち、蝋燭、ドリルバイブの拷問を受けた。前座に一通りのSMメニューが花代の範囲と行われたのである。
「さあ。ここからがスタントコンパニオンのお愉しみです。幹事役がそう説明する」
沙奈美は恐々としてそれを聞いている。
「圧倒的にリクエストは膣の中を焼くでした」
「えー」
幹事役の言葉に沙奈美は驚愕する。
「ちがうよーーーーーーーーー。そこまできいてないよーーーーーーー」
沙奈美は堪らず抗議する。
「規約の範囲だよ。よく読め。外傷には成らない。外見が治る範囲と成っている。火傷は回復する。感度が無くなるだけだ」
上座の男がたたみ掛けてくる。
「そんなあーーーーーーー。感度無くなったらわたしどうするのーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーん」
沙奈美は完全に取り乱している。
「その犠牲に金払っているのだろ」
男は押し切る姿勢である。
「そんなの無いよーーーーーーーー。みんな乳首だけで整形で治ったよ」
沙奈美は日本に帰った奈那緒や咲江と条件が違うと主張する。
「それじゃ意味が無いのだよ」
上座の男は完全に何かを失わなければ大金の価値がないと主張している。
「そんなーーーーーー。行き成りそれはないよーーーーーーー」
沙奈美はぽろぽろ涙を溢す。
「だからちゃんと書いてある」
上座の男は強く断言する。
「まあまあ。会長。ここは少し条件をつけて」
幹事が仲裁のような姿勢に成る。
「どうする」
この人物が会社のトップらしい。
「どうでしょう。会長の小便をグラスに一杯飲んだら乳首を両方焼くだけで許しましょう」
「俺の小便かアルコール飲んでいて臭いぞ」
会長は笑っている。
「それを飲ませましょう」
最初から脅しだったのである。
「女。判ったか」
「判りました」
沙奈美は躊躇なく承諾する。膣を焼かれてはもう感じることができない。乳首は整形で治る。
小水を飲むのは辛いがプレイでも口に注がれた。それ以上に飲まなければ成らないが仕方がない。
会長は立ってトイレに向かう。
幹事は半田鏝を二本用意している。座敷では沙奈美の乳首を焼く権利の抽選が始まった。
地位、立場を考慮して六人が抽選に参加する。
「さあ。飲んでもらおう」
紙コップに入った会長の小水が三方の上に置かれている。
「はい。飲んだ後にお水は頂けませんか」
沙奈美は恐々要求する。
「いいだろう。だが水よりビールが良いぞ」
既に全裸のコンパニオンが冷えた生ビールを運んできている。
「先にビールを一口飲め」
「それから一気にその紙コップを空にしてビールで口直しだ」
会長の言葉のあと幹事がやり易いようアドバイスする。
沙奈美はそれに従う。
一口ビールを飲んで紙コップを持って目を瞑る。一気にそれを飲み干す。続いてビールを流し込む。
宴席から拍手が沸く。
幹事が沙奈美を立たせる。抽選に当たった二人が二本ずつ半田鏝を持っている。既に座敷の中央に十字架が運ばれていた。
緊縛師が両手を十字架の横の柱に縛り付ける。
両脚揃えて脚首を十字架の根元に固定して処刑の準備が完了した。
半田鏝は丁度良く熱く成っている。
一人目が二本の半田鏝で沙奈美の左の乳首を鋏んで乳輪に押し付ける。乳首と乳輪、乳房の皮膚の一部が焼けてしまう。
「がああーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
沙奈美の断末魔の悲鳴が轟く。
既にヘリは待機している。
もう一人も直ぐに右側の乳首を二本の半田鏝で挟む。これも完全に乳輪から周囲の皮膚の一部まで焼いている。
「あーーーーーーーーはーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
沙奈美の躰は悲鳴と共に十字架にぶら下がる。そのまま焼かれる恐ろしさに失禁してしまった。
既に担架が横に来ている。
緊縛師は脚首から縄を解いてゆく。さすがに焼いた二人が手伝って両腕を縛った縄も解く。
救急隊員が局部麻酔を打って出発する。
座敷のプレイで重傷の生贄を救急隊がヘリで病院に運ぶ。まるで格闘技で倒れて負傷した選手を運ぶような光景と勘違いする。
この国でなければ有り得ない光景である。
そのまま沙奈美は娼国の病院に搬送された。
娼国。南の島五号棟四階の拷問会議室である。
今日は永野芽衣が昨日の山本真衣香と同じ拷問を受けていた。
「だめーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーー。かゆいーーーーーーーーーーーーーーー。かゆいよーーーーーーーーーーー」
気丈だった永野芽衣も堪えられず喚き散らしている。
「痒いでしょう。全部名前を言ってしまいな」
真紀子近くに来る。
真紀子の言い方は言葉が永野芽衣の心臓を貫くような怖さを感じさせる。
「しらないのです。ほんとうです。あーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーー。かゆいーーーーーーーーーー」
永野芽衣は股間を捩って渦を描くよう動かし藻掻き続ける。
「だからお姉さん。話してしまえばいいのだよ。お前らのスポンサーの名前と会社を。この御酢で直ぐ中和しますよ」
湯野中は無駄と判っても酢の瓶を翳して詰問を続ける。
「知らないのです。大久保が自爆したのは資料を全部葬る為です」
永野芽衣は藻掻き苦しみながら必死に訴える。
「あはーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーー。おねがあいーーーーーーーーーーー」
永野芽衣は完全に崩壊状態である。
真紀子の視線はその表情をじっくり舐める。
「ころせーーーーーーーーーーーー」
永野芽衣は遂に痒みに断末魔となる。
「葛城先生」
真紀子は葛城義和の判断を聞く。
「このタイミングじゃないでしょう。一回開放しましょう」
葛城義和は計画通りという考えである。
「そうしますか」
湯野中が瓶から酢をクスコと開口器に流し込む。
続いて真紀子がクスコと開口器を抜いて膣はセペで洗う。アナルには湯野中が腸カテーテルを入れて洗う。
「ああーーー。あーーーーーーーーー。あはあーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー。ああはあーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ」
永野芽衣はようやく痒みが消えたようである。
「まだ終わりじゃないのよ」
永野芽衣は怯えた表情で真紀子を見る。
「・・・・」
そこへ山本真衣香が連れて来られる。
「判る。今の拷問をあっちの女に行う。貴女がしゃべらないと彼女がいつまでも今の拷問を受けるのよ」
「そーーーーーんなあ。知らないのに助けようがないでしょう」
永野芽衣はヒステリックに泣き声交じりに訴える。
その間に連れて来た柿崎一行の部下が山本真衣香を拷問椅子に固定する。
また湯野中が擂った山芋をボウルに構えている。
「いやあーーーーーーーーーーーー。無理です。彼女も知りません」
山本真衣香も泣き声交じりの悲鳴を上げて抗議する。
柿崎一行がクスコを挿入する。
「やめてーーーーーーー」
湯野中がスプーンで山芋の汁を流し込む。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーん」
その時葛城義和が大型スクリーンに沢山の人物像を投影する。
「見ろ。どっちが答えても良い。この中に居ないか」
葛城義和がそれを指差す。
「そんな有名な人は居ません。確かに会議で会って顔は見ていますけど。代理人です。会社名は聞いていません」
永野芽衣が必死に説明する。
「やはり。代理人か弁護士だな」
葛城義和がぼやく。
「弁護士バッチの人も居ました」
永野芽衣はさらに必死に言い訳する。
「葛城先生」
「引き上げましょう。そのくらいの用心はしているでしょう」
「この二人は」
「天葛少将らに渡しましょう」
葛城義和は二人の供述からこれ以上の追及は無駄と断念する。
その後洗う作業は柿崎一行の部下が行い二人は鉄格子に戻された。
娼国。昭和中期のホテルの一室である。
「サーバールームの二人は逃げ遅れて射殺。大久保らは全員自爆。残ったのは我々三名と雇った刺客二人だな」
なんと娼国がサーバールームを押えても残党が居たのである。
「それと山本真衣香と永野芽衣が南の島に捕らえられている」
既に二人の監禁場所も確認されていた。
「刺客二人はそのまま今の位置に置いておいた方が良いよ。山本真衣香と永野芽衣を我々三人で奪還しましょう」
この女は入山安奈と言う。元議員ではないジャーナリストである。
「二人をどうやって奪還するの」
入山安奈は奪還方法が有るかと確認する。
「一つこれまで使われなかった盲点があります」
男性隊員は娼国の地図を広げる。
「航空写真から作った地図ね」
「そうです。こっちの島の奥に四階建ての建物があります。この建物の裏側も他の建物も南側に窓が有りません」
「そうね」
「実はこの四階建ての建物の裏から南の島まで僅か二メートルです」
「この建物に隠れて崖を登るの」
四階建ての建物に隠れてその部分だけ崖は見えない。
「そうです」
「ふーん。そう」
入山安奈は半信半疑なんとなく納得の状況である。
「この二メートルはどうします。かなり深いようなことは」
もう一人の男性隊員は狭い海峡の深さが気になる。
「実はこの下に古い橋が沈んでいます」
男性隊員は四階建ての建物の裏に回ってフェンスに登ってそれを越えて確認してきた。
「この建物は何」
「コンパニオンの寮です」
以前は真紀子もハードコンパニオンで娼国に来た。そのとき此処の四階に住んでいたのである。
「へえー。これだけの部屋数で足りるの」
「あとはR国から呼んで来るのでしょう」
此処に住んでいるのは日本から出稼ぎのハードコンパニオンだけである。
「ならばこの建物に危険はないわね」
入山安奈も概ね納得する。
「島の中の警備はこれまでの調査資料で厳重ではないようですが、二人を奪還してこっちの島に戻るのはどうでしょう」
もう一人の男性隊員が疑問を呈する。
「これまでの資料であっちの島に小型潜航艇が係留されているはずです」
「確実ではないね」
入山安奈は不安を呟く。
「ならば我々だけ日本に帰りますか」
提案している男性隊員は諦めて引き上げるか確認姿勢になる。
「うーん。それも」
入山安奈は決め兼ねている。
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