鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その十八 女躰売買復活

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 木崎綾乃、椋木美弥、新見由香の三名は厳重に縛られて座敷に搬入される。担いできた兵士が畳に降ろす。
 既に刺青プリンターが搬入されている。
 「生え揃っている。剃毛から行こう」
 渋谷正臣が指示する。
 渋谷正臣は日本で渋谷土建を経営する元会長である。今はこの国に留まって院政を行なっている。
 以前に日本での競争入札に扱いにくかった独立行政法人の女性職員を二人ばかり工作員を派遣して殺害した。
 そのとき柿崎一行が目撃者と成るが証言を見合わせて姿を眩ました。証言に名乗り出ないので検察庁捜査事務官合原朋子の追及を受けることとなる。
 柿崎一行らの調査で渋谷土建のやり過ぎが発覚した。
 真紀子はこれを強く問題視して追及する。
 湯野中の配下なので湯野中と柿崎一行が説得に当たったが渋谷正臣は突っぱねた。
 葛城義和も説得に加わる。それでようやく渋谷正臣も従った。
 その時も検察庁捜査事務官合原朋子に追従して日本からR国に不正入国した婦警二名の拷問を渋谷正臣が行なった。
 過激なことが好きな人物である。
 渋谷正臣に指名された羽賀課長がまず木崎綾乃を担当する。
 一人目に木崎綾乃が刺青プリンターに固定された。
 刺青プリンターに竿が一本横に通される。
 木崎綾乃の股間を広げて脚首がその両端に固定された。
 ドテの陰毛に櫛を両側から充てる。陰毛にオイルを塗す。その状態で蝋燭の火でオイルを塗した陰毛を炙る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 木崎綾乃の悲鳴と共に陰毛は一気に溶ける。
 椋木美弥と新見由香の二人も縛られたまま刺青プリンターに乗せられていた。今の光景を蒼い表情で恐々としながらも怒りを篭めて見ている。
 焼け残った陰毛は羽賀課長がT字剃刀で剃ってしまう。
 「お前らに施す刺青だ」
 渋谷正臣は壁のモニターを指差す。
 そこに投影されているのは女躰のフロント面に施された刺青の画像である。
 左の乳房を龍の口が噛んでいる。その尻尾は太腿の半ばまで伸びている。
 さらにもう片方の乳房をニシキヘビが巻いている。
 その尻尾は腰まで伸びていて腹のやや上に蛇の卵が彫られていて龍がそれを狙って蛇はそれを護る体勢である。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー」
 「やめろーーーーーーーーーーーー」
 三名ともその画像に驚愕する。
 「やめろーーーーーーーーーーーー。私たちは日本で拉致されたのだーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 新見由香が無駄と承知でも抗議する。
 「そんなこと我々は知らん。お前らの処分を命じられただけだ」
 渋谷正臣が答える間に部下は木崎綾乃にクロロフォルムを当てる。
 「なんだってーーーーーーーーーー。葛城を呼べーーーーーーー」
 さらに新見由香は抗議し続ける。
 「それは無理です。元日本の総理で雲の上のお方です」
 渋谷正臣は取り合わない。
 刺青プリンターが始動する。
 刺青プリンターは一人分の寝台の上にプリンターが乗っている。寝台の両側にレールが埋め込まれて片側はギヤレールも埋め込まれている。
 女躰を寝台に固定して眠らせてプリンターが上を移動して刺青を行なう。プリンターが動く前後でフレームががっちり女躰を押える。
 バブルジェットプリンターの様な構造でインジケーターが刺青の針数本になっている。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーー」
 「やめてーーーーーーーーーーーーー」
 刺青プリンターが動き出すと椋木美弥と新見由香の二人が騒ぎ出す。
 渋谷正臣は部下に指示する。
 部下らはギャグボールを猿轡の中に包んで二人の口を厳重に塞ぐ。
 渋谷正臣らは一気にやらないで一人ずつ愉しむようである。
 「おい。この女どう拷問したい」
 渋谷正臣が指名した羽賀課長に確認する。
 「今回は如何なる残酷も許されると言う事で。女躰を横に吊るして乳房、太腿、卵巣のあたりに串刺しして電流責めで行きたいですが」
 「中々良いのう」
 渋谷正臣は満面の笑顔である。
 「はい」
 羽賀課長も認められて笑顔になる。
 「では刺青が終わり次第できるよう準備しろ」
 「判りました」
 「坂崎。次の剃毛に掛かれ」
 渋谷正臣は二人目を指示する。
 「はい。今度は全部抜いてよろしいでしょうか」
 「構わんよ」
 渋谷正臣はどうせ処分の構えである。
 仲間数人が手伝って新見由香の脚を広げて竹竿に脚首を縛る。
 ガーゼに強い接着剤を塗って伸ばす。
 「おい。それで皮膚も剥けないか」
 「大丈夫です。実験済みです」
 坂崎課長は自信を持っている。
 此処に居る全員が渋谷土建のR国勤務の者たちである。
 「猿轡を外して悲鳴を愉しもう」
 坂崎は手伝っている仲間に指示する。
 「ふあーーーーーーー。おのれーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーー」
 猿轡が取れると新見由香は強烈に叫ぶ。
 渋谷正臣が近付いてビンタする。
 「うおーーーーーーーーーーーー」
 新見由香は怒りに滾った目で渋谷正臣を睨み返す。
 坂崎は接着剤を塗ったガーゼを満遍なく陰毛に擦り付ける。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーー。じんけんむしだーーーーーーーーーーー」
 新見由香はこれまで秘宝館で嬲られ続けていた。相手が代わるごとに怒りを破裂して抗議する。
 「死刑囚に人権はない」
 「死刑囚!かってにきめるなーーーーーーーーーーーー。私らは日本でお前らの工作員に拉致されたのだぞ」
 「さあ。私共は加重死刑囚と聞いています」
 坂崎課長は淡々と当たり前の事のように答える。
 「おのれーーーーーーーーーー」
 「この国では思想犯に人権はない。お前らはマスコミの優位を利用して国民をリベラルに洗脳してさらに女性優遇社会を作った」
 渋谷正臣が横から横柄に宣告する。
 「日本では報道の自由がある」
 「知るか。女性優遇者社会を作って。まだジェンダー不平等という。こっちの手の中の政治家の邪魔をする。だから逮捕だ」
 「ふざけるなーーーーーーー。国際社会が許さないぞーーーーーーーー」
 「いくらほざいても二度とペンは持てない」
 渋谷正臣は嘲け哂っている。
 その間に坂崎が接着剤で擦り付けたガーゼを一気に剥がす。
 「うーーーーーーーーーーー。おーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 新見由香は陰毛が一気に抜ける強烈な痛みに悲鳴を上げる。
 それでもまだまばらに残っていた。
 坂崎は毛抜きを数本持って来る。
 手伝っている三人にも渡す。
 四方から立て続けに抜く。
 「うおーーーーーーーーーーーー。う、ううおーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーー」
 新見由香は狂ったように顔の表情を究極に絞って悲鳴を上げ続ける。
 この面々は新見由香らのこの表情と搾り出す悲鳴が愉しみなのである。
 そのころ羽賀課長の担当していた木崎綾乃の刺青が完成した。
 羽賀課長を手伝う面々が木崎綾乃を刺青プリンターから降ろす。
 鏡の前に連れて行ってビンタで起こす。
 「ううーー」
 木崎綾乃は目を覚ます。
 「よく見ろ」
 「あーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。うああ、あ、あはあーーーーーーーーん」
 木崎綾乃は自分の変わり果てた姿に一気に泣き崩れる。
 そのまま四人掛かって木崎綾乃を高手小手に縛り上げる。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーー」
 木崎綾乃は涙声で叫ぶ。
 騒ぎ藻掻く脚首を三人が押えて一人が無理やり縛った。
 さらに腹と膝も縛り高手小手に縛ったフロント側と腹、膝の縄にフックを付ける。
 天井から吊るしたフックを三本下げる。躰の縄に付けたフックに引っ掛けて吊るし上げる。
 木崎綾乃の躰は真横に空中に吊るし上げられた。
 その間に新見由香は刺青プリンターに固定され眠らされる。そしてプリンターが刺青を開始した。
 猿轡を掛けられて刺青プリンターに寝かされた椋木美弥は恐ろしい光景に震え続ける。
 羽賀課長はサーベルを固くしたような突き刺す為の細い針を用意している。
 一本目で木崎綾乃の片方の乳房を横から針の先端で突き刺す。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーー。い、いいたいーーーーーー」
 木崎綾乃の顔は大口を悲鳴で破裂させている。
 そのまま乳首の真下を貫いて反対の乳房に突き刺す。
 「ぐうおーーーーーーーーーーーーーー」
 木崎綾乃は強烈に絞った表情で目を剥いて悲鳴を上げる。
 それも乳首の真下から外に貫く。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 木崎綾乃は恐怖に凍り付いた表情を振って悲鳴を搾り出す。
 羽賀課長は二本目を取り出す。それを部下に渡す。
 「この太腿を横に二本両方貫いて」
 羽賀課長は太腿を串刺しにするよう指示する。
 部下は構える。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 乳房の横からは血が流れ落ちている。
 白く肌理の細かい肌に赤い血が艶かしい。
 木崎綾乃は太腿の容も良い。その皮膚に大きな長い針の先端を突き刺す。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーー」
 力の限り貫く。反対側から突き抜けて一気にもう片方の内腿に刺さる。
 「ぐおーーーーーーーーーーーーーー。おーーーーーーーーーーー」
 そのまま強く貫く。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
 木崎綾乃は蒼白な表情である。
 太腿の外側と内腿から血が細く流れ出ている。
 「最後の一本だ。これで腰を卵巣か子宮を貫くように突き刺せ」
 「はい」
 部下は長い針を受け取る。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーー」
 木崎綾乃の声は掠れている。
 「お前は電源の準備だ」
 羽賀課長は残った一人に命令する。
 長い針を受け取った部下は木崎綾乃の腰を突き刺す。
 「ぐうわあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 針は性器の内側を通って反対側の腰に突き抜ける。
 「ぐうおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 木崎綾乃の顔は汗を噴いて涙が溢れている。
 電源の指示を受けた部下がトランスに繋いだ鰐口を木崎綾乃の躰に突き刺した長い針が横に突き出した部分に鋏んで行く。
 左が赤、右が黒である。
 「よし。処刑開始だ」
 渋谷正臣が号令する。
 「一気に行きますか」
 「いいや。あっちの刺青が終わるまでじりじり行け」
 渋谷正臣の残酷な指示である。
 「やめろーーーーーーーーーー。何で正当な裁判もなくころされるのーーーーーーーーーー。葛城を呼べーーーーーーーーーー」
 「駄目ですよ。日本の葛城元総理は貴女方がテロ行為に出て捕まったと信じております」
 渋谷正臣の出任せである。
 「そんなーーーーーーーーーーー」
 部下が電流を流す。
 「ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 木崎綾乃は一気に苦しみ躰を震撼させ悲鳴を搾り出す。
 一度電流を切る。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いになる。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーー。こくさいもんだいだーーーーーーーーーーーーーーーー」
 木崎綾乃は電流が切れて息遣いが治まると行き成り叫ぶ。
 国際問題で全員が哂い出す。
 「そんなこと叫んでも何も変わらない。苦しんで死んでゆけ」
 渋谷正臣が強い口調を叩きつける。
 木崎綾乃の躰からさらに血が流れ出る。
 新見由香の刺青はやっと腹まで来たところである。太腿に掛かると片方だけになるので刺青の速度は早くなる。
 坂崎課長らは刺青に潰されてゆく新見由香の肌をじっくり見詰めていた。
 
 娼国CIC本部。津島長官の公室である。
 日本の工作員らで柿崎一行の部下と津島の部下が協力して確認続けていた。
 TS市に入った日本企業の中に元国民党議員が四人偽名で含まれていることが確認され報告される。
 場所がTS市なので柿崎一行らが対応することとなった。
 だが大久保加世側も既に警戒態勢ができている。
 ドローンを常に偵察飛行させて警察の接近を警戒していた。
 二階建てのビルである。居住区も兼ねている。
 二階には機関銃が設置されていて戦闘態勢が敷かれていた。
 柿崎一行も少ない人数では乗り込まない。
 ロボット部隊を一個小隊手配した。これで周りから囲ませる。
 
 「うおおーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 羽賀課長のグループは断続的に電流責めを掛ける。
 木崎綾乃の躰からはかなり血が流れ出ていた。顔面は既に蒼白である。
 新見由香の刺青は既にプリンターが太腿に掛かっていた。
 「もう良いだろう」
 渋谷正臣が処刑の命令を下した。
 最後の電流を流す。
 既に木崎綾乃は動かない。
 衛生兵が呼ばれた。
 衛生兵は脈を診て首を振っている。
 木崎綾乃の躰はそのまま湯灌に降ろされた。
 さすがにこのまま火葬ではない。
 最後の椋木美弥も丁寧に剃毛を終えて女の部分の赤みの強い皮膚を晒して刺青プリンターに固定された。
 「坂崎こいつはどうする」
 渋谷正臣が新見由香の処刑方法を確認する。
 「同じ様に串刺しで火炙りは如何でしょう」
 坂崎課長は愉しそうに答える。
 「それも良いか」
 渋谷正臣も納得する。
 新見由香が刺青プリンターから降ろされた。
 これも坂崎課長が至福の表情でビンタする。
 「ぐうーーーーーーーーーー」
 新見由香も目を覚まして坂崎課長を睨み返す。次の瞬間鏡に目が行く。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。おのれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおおーーーーーーーーーーーー」
 新見由香は号泣してしまう。
 殺すのに態々刺青するのはこの愉しみである。
 暴れ狂う新見由香を見ていた他の部下も加勢して高手小手に縛る。木崎綾乃と同じ様に四箇所縛って空中に横に吊るす。
 キャスターの付いた鉄板に四角い石のブロックを囲い枠に積んだ大道具が運ばれた。
 その中で火を炊く。
 一人が薪の準備をして残る三名で長い針を分担する。
 やはり乳房を貫くのが一番の醍醐味である。
 坂出課長が新見由香の乳首を掴んで乳房の横から構える。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やだーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 坂出課長は新見由香の悲鳴を眺め降ろして突き刺す。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 構わず反対側の乳首も掴んで真っ直ぐ貫く。
 「ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 新見由香は強烈に顔の表情を破裂させて目を剥き悲鳴を轟かせる。
 「うぐうううーーーーーーーーーーーーーーー」
 既に血が噴出して玉に成っていた。
 続いて部下が太腿を貫く。新見由香は蒼白な表情で悲鳴を上げ続ける。
 最後の一人は腰ではなく女の部分を下から閉じ合わせたびらびらを割るように突き刺しドテに向けて突き上げた。
 針は膣からドテを突き破って斜め上に突き出ている。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 新見由香は狂ったように泣き喚く。
 既に薪の準備はできている。
 新見由香の股間から小水が流れ出した。
 「あーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 失禁してしまった。新見由香は慌てるが止まらない。
 「はっはっはっは。最後の羞恥の姿だ」
 渋谷正臣は悦ぶ。
 坂出課長の部下は手招きで点火の許可を求める。
 「行け」
 渋谷正臣は点火を許可する。
 薪はゆっくり燃え始めた。
 「ううーーーーーー」
 新見由香の躰が藻掻き始める。まだ火は高く上がってない。それでも熱は背中に上ってくる。
 「うふーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーー」
 新見由香は僅かな時間で脱水状態に成っている。
 最後の椋木美弥の刺青はまだ半分。時間が余ってしまう。
 「こっちはどうする」
 渋谷正臣は椋木美弥の担当尾賀次長に確認する。
 「鞭で叩き殺しが良いですね」
 残酷性がさらにデットヒートしている。
 「これが一番良い女だ。徹底的に玩具にしよう」
 渋谷正臣も納得する。
 
 大久保加世らはドローンの偵察で娼国の警察部隊の接近を察知した。
 「戦闘準備」
 大久保加世は男子スタッフに命令する。
 「おー」
 既に機関銃が設置されている。
 「貴女方は裏から輸送車で逃げて」
 大久保加世は山本真衣香と永野芽衣に逃げるよう指示する。
 「大久保さんは」
 山本真衣香らは大久保加世を気遣う。
 「私はいいです。早く」
 大久保加世は覚悟を決めている。山本真衣香と永野芽衣を強く促す。
 既に屋上に上がった男性スタッフが機関銃を乱射する。
 柿崎一行は周りを囲んで侵攻を止める。
 「裏からの脱出を警戒しろ」
 既に裏に部下をまわしてある。
 柿崎一行は戦闘を避けてロボット部隊を前に出す。
 ロボット百体ぐらいが徐々に包囲環を詰めてゆく。
 大久保加世はロボット相手の無駄な銃撃を止める。
 裏口から出た山本真衣香と永野芽衣の輸送用車両は既にその包囲環の外に出ていた。
 だが柿崎一行もこれを見逃さない。
 ジープ数台がこれを追いかけた。
 山本真衣香と永野芽衣の逃げる前方には装甲車二台が道を塞いでいる。
 山本真衣香と永野芽衣は車から飛び出しても無駄と判断した。
 そのまま後ろから来たジープの隊員に確保され迎えに来たヘリで娼国に移送されることとなる。
 大久保加世らは篭城したがロボット部隊の包囲は予期してなかった。
 「ダイナマイトは有ります。あの中に投げては」
 「無駄よ」
 大久保加世は首を振る。
 「そうです」
 他の隊員も同調した。
 「自爆した方が余分な捜査をされません」
 「そうしましょう」
 ロボット部隊は包囲したまま動かない。
 急いで自爆装置が準備された。
 「その前に娼国のサーバー室に逃げるように連絡して」
 「判りました」
 「準備できました」
 一階から男性隊員が上がってくる。
 「サーバー室は出ません」
 連絡を取ろうとしていた男性隊員の報告である。
 「判った」
 大久保加世は覚悟を決める。
 今回得た情報を日本に報告して通信設備を破壊して証拠関連を焼く。



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