鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その二十八 続帝國はリベラル的正義の撲滅を繰り返す

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 D市を離れると真っ暗なR国の国土の上を飛ぶ。
 見えるのは離れたC市、TS市、S市の灯りだけである。
 娼帝國が支配するニューシティ以外は人外魔境であることを物語っていた。
 小川純太、小坂信二、藪坂浩司の三人がハードSMで苦しめなければ静かにしていられたと思う。
 殆どの人が今の体制で静かに暮らしている。自分と永井美幸はその歪に置かれてしまったのだと思う。
 一昨日まで三人続けて病院送りになっていた。
 自分もそうなると思う。
 そしてあの忌まわしい医療実習のモルモットにされる。
 もう自殺もできない。
 
 青函海峡。
 フランスの艦と夕嵐の艦は陸奥湾を出て青函海峡に入った。
 日本海に抜けるため青函海峡に向かって航行する第二機動部隊の存在にはまだ気づいていない。
 夕嵐の艦は海上にアンテナだけ出していた。
 機動部隊は哨戒機を飛ばしていない。
 どっちも油断をしていた。
 阿南瑤子はキャビンで鞭の痕を癒す為に休まして貰っている。だが艦橋にはコンパニオンが呼ばれて狂乱状態である。
 イージス艦がソナーの死角から有効範囲に入ったフランスの艦を捉えた。
 ブルーーーーーーーーーーー。ブルーーーーーーーーーーー。
 飛龍の艦橋で警報が鳴る。
 「イージス艦江風のソナーが潜水艦をキャッチ」
 艦橋士官の中尉が叫ぶ。
 哨戒機が発艦してヘリも発艦する。
 
 夕嵐の艦の発令所。
 「機動部隊よ」
 聴音器を付けていた中依美緒元少尉だ叫ぶ。
 夕嵐の艦は急降下する。
 フランスの艦も気付いて海底へ急降下した。
 哨戒機のソナー音が響く。
 「海底すれすれに日本海へ」
 青函海峡は深さ四百メートルしかない。
 
 空母飛龍の艦橋。
 「閣下。爆弾の残存弾数が少ないです。イージス艦もミサイルなど大方使い果たしています」
 艦隊参謀の大佐が現状を報告する。
 「補給艦とコンパニオンを帰すヘリを呼べ」
 天葛少将はあくまで攻撃続行の意思である。
 
 夕嵐の艦とフランスの艦は海底を全速で逃げる。
 哨戒機の誘導でヘリ二十機が海中爆弾を落とす。
 
 アメリカ海軍らしき謎の潜水艦。
 「海峡の方が騒がしい。潜水艦が二隻機動部隊から逃げて行く」
 「どうする」
 「我々の受けた爆雷の様な攻撃だ」
 「一隻はフランス海軍らしいスクリュー音だが一隻は我々を追尾した潜水艦のスクリュー音に近い」
 「こっちには気付いてない。フランスの艦を救おう。空母二隻のスクリューを破壊すれば逃れられる」
 二隻のスクリュー音を小型ロケットにインプットする。垂直発射管から発射した。
 
 空母飛龍の艦橋。
 「海底から発射音」
 「何!もう一隻居たか」
 空母は速度を上げるがイージス艦の防御は間に合わない。
 ズウーーーーーーーーーーン。
 「舵機に命中」
 中尉の徽章が叫ぶ。
 「海底からスクリュー音。かなり早いです。六十ノットくらい出ています」
 聴音器を付けた少尉の徽章が報告する。
 「イージス艦江風と綾波が追尾します」
 「閣下。蒼龍も舵機を破壊されています」
 艦隊参謀の大佐が報告した。
 
 フランスの潜水艦の発令所。
 「後方で発射音と爆発音です。海中から潜水艦が」
 バーバラ少尉が報告する。
 「機動部隊が攻撃されたのか」
 メイソン中佐は訝しがる。
 「はい。娼帝國のイージス艦が追っかけてミサイルを発射しましたがその艦が迎撃しました」
 「何処かの国の残存潜水艦が我々を援護してくれたのか」
 「こっちに近付いてきます。六十ノットくらい出ています」
 「多分アメリカの最新鋭艦だ」
 
 空母飛龍の艦橋。
 「江風と綾波に追尾を止めさせろ。もう残存ミサイルがない」
 天葛少将は追跡を断念した。
 「ヘリは収容できますが哨戒機を収容できません」
 「哨戒機は追尾を止めて福岡に向わせろ。イージス艦に曳航して貰うしかないな」
 「閣下。潜水艦隊も近くに居ません。第三機動部隊は娼国です」
 艦橋士官の中尉が報告する。
 第二機動部隊は最悪の事態である。
 
 フランスの潜水艦の発令所。
 「水中通話です」
 サリー少尉が報告する。
 「フランス艦に告げる。本艦はアメリカ海軍ジョージワシントン。ハルゼー中佐」
 「ハルゼーかメイスンだ」
 「おお。何故フランスの艦に」
 「事情がある。着底して話そう。もう一隻はR国の新鋭艦だがR国の元工作員が奪った物だ」
 三隻は深度九百メートルくらいの海底に着底した。
 夕嵐の艦も通話内容を聞いている。
 「ハルゼー小型潜航艇で迎えに行く。あっちの艦で話そう」
 バーバラ少尉が操縦してメイスン中佐とサリー少尉が向かう。ジョージワシントンからハルゼー中佐を乗せて夕嵐の艦に接続した。
 これまでの事情は田川真琴元中尉から説明する。
 サリー少尉が通訳した。
 「この艦には何人乗っていますか。女性ばかりですが」
 ハルゼー艦長は艦内の静かさが気になっている。
 「この八人だけです。この艦は一人でも動きます」
 「ええ。一人で」
 ハルゼー艦長は慄く。
 「フランスの艦もいま二十二名しか居ない。こっちは相当大変だ」
 メイスン中佐が両腕を開いたゼスチャーで言う。
 「あっちの娼帝國の機動部隊も全艦十二隻で人は二十人だけです。それ以外にコンパニオンが載っているかもしれませんが」
 「コンパニオン」
 ハルゼー艦長は呆れた表情になる。
 「娼帝國はそういう国なのです」
 田川真琴元中尉はそのくらい序の口と言う表情である。
 「ハルゼー。食料に困ってないか」
 「そうなのだメイスン」
 「我々も唐津の人達にお世話になっている」
 三隻はそのまま唐津に進路を取った。
 
 第二機動部隊。空母飛龍。
 二隻のイージス艦が前路を警戒してそれぞれ四隻のイージス艦で空母を一隻ずつ曳航する。
 ジェットヘリが二機迎えに来てコンパニオンと阿南瑤子を移送した。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 軽い夕食の後。津梨清吉は薄造りを出している。
 「やられたよ。天葛の機動部隊が謎の艦にスクリューを破壊された」
 真紀子が情況を説明した。
 「まだ一隻出て来たのか」
 平佐和は忌々しそうな表情である。
 「六十ノットくらい出るならアメリカ海軍の最新鋭艦でしょう。どっかにまだ潜んでいたのでしょう」
 「爆撃を強化したから食料がなくなって動き出したな」
 湯野中も事態を把握した。
 「また合流してしまったね」
 真紀子は唐津への合流を嘆く。
 「悪い偶然が結びついたのです」
 青函海峡にアメリカ海軍の艦と夕嵐が居た。葛城義和もあまりにも悪い偶然と見る。
 其処に機動部隊が航路を取らなければ何も起きなかったのである。
 
 仁川ホテル屋上。
 吉村江梨子を乗せたジェットヘリは此処に着いた。急遽場所が変更されたのである。
 太刀川俊二らは仁川ホテルに部屋を与えられていた。
 そのまま撮影の宴会場に入る。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補が吉村江梨子を連れて来た。
 永井元一槽の加虐心は滾っている。
 吉村江梨子はその太刀川らを怒りに凍った眼で見た。
 この三人が小川純太と一緒に自分をSMコースで指名しなかったら奴らはあんな行動に出なかったと思う。
 三田園矢一警部補と宇佐美伝吉警部補は吉村江梨子を引き渡して帰ってしまった。
 舛田警視正は居ない。
 アナウンサーの高嶋波琉が紹介だけ行う。
 直ぐに永井元一槽と山賀元一槽が吉村江梨子を全裸に剥いてしまった。
 太刀川俊二が高手小手に縛ってしまう。
 縛った二の腕と背中の間に鉄パイプを一本通した。
 その鉄パイプの両端に天井から下がった滑車のフックを引っ掛ける。
 永井元一槽と山賀元一槽が片方ずつ膝に二重の縄を掛けた。その縄に0字型のフックを引っ掛ける。
 左右ともやや離れた天井から下がった滑車のフックを引き下げた。
 そのフックを左右とも膝のフックに接続して滑車のもう一本の縄を引いて引っ張り上げる。
 吉村江梨子は徐々に空中に吊るし上げられて大股開きにされて行く。
 「・・・・・」
 声は上げない。怒りに悲痛に崩れた顔でカメラを睨む。
 気丈さを強く宿した表情が永井元一槽の加虐心を沸騰させる。
 吉村江梨子の躰は空中に四本のフックで吊るされていた。
 腰が下がって膝と肩はほぼ床に平行な状態である。
 棒の先にキャンディの様な氷を付けた物を用意していた。
 さすがに氷の表面だけ水で濡らす。
 永井元一槽がそれを持って太刀川俊二と山賀元一槽が吉村江梨子の吊るされた脚を押さえる。
 永井元一槽はそのキャンディの形をした部分を膣に突っ込む。
 「うがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うう、ふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は強烈に冷たい物が膣に進入して猛然と躰を揺すって轟音の様に悲鳴を上げた。
 太刀川俊二と山賀元一槽は脚を離して同じ棒の先にキャンディの形をした氷の付いた棒を持つ。
 それで両側から乳房と乳首を撫でる。
 「うーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーー。ううおおーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は冷たさに堪らず藻掻き暴れた。
 膣の氷は溶けたので永井元一槽が抜いてしまう。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 吉村江梨子は真っ青な表情で荒い息遣いで震え続けた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして強烈な冷たさに失禁してしまう。
 ジェットヘリの移動時間が長いので出発前に抜いて来たがかなりの量が溜まっていた。
 「あーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーん。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 失禁尿が流れ終わってさらに荒い息遣いが続く。
 
 唐津。洞窟内の桟橋。
 夕嵐の艦の会議室。
 ハルゼー大佐らと東条大統領らの紹介は終わった。
 潜水艦ジョージワシントンには既に食料が積み込まれている。
 乗員は三十時間ぶりの食事にありついた。
 外に出したアンテナに繋いで娼帝國の放送を受信する。
 メイスン中佐、バーバラ少尉とハルゼー中佐が一緒である。
 「これが国営放送か」
 ハルゼー中佐は怒りの表情で目を叛けた。
 「私達七人は一度捕まって同じような拷問を放映されました」
 吉丘蓮実元中尉はきっぱり言ってしまう。
 「だがハルゼー。体制を覆すのは容易じゃない」
 「分る。あの軍事力なら核戦争前のアメリカ海軍に匹敵する」
 ハルゼー中佐も脅威は理解した。
 「だがハルゼー。潜水艦をうまく使えば機動部隊はそれほどの脅威ではない」
 それからメイスン中佐は吉丘蓮実元中尉らの戦いぶりを話す。
 田中一美元特務中尉が夜食のオムライスカレーを配給した。
 唐津で製造した生ビールが配られる。大分進歩したがまだ地ビールレベルの味である。
 娼帝國の方が旨い。
 
 娼国。仁川ホテル四十六階二百畳の宴会場。
 吉村江梨子の失禁したあとスタッフが掃除を終えていた。
 今度は太刀川俊二が大股開きに吊るされた右の太腿の後ろに立つ。吉村江梨子の膣に指を突っ込む。既に充分に濡れていた。
 膣天井部の一番敏感な部分を責める。
 永井元一槽が左の太腿の向こう側に立って豆粒の様なローターを指で抓んでクリトリス剥いて先端だけ軽く当てた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーいやーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子は強く感じてしまう。強烈にそれを拒絶する。
 「素直に受け入れろ」
 太刀川俊二は叱咤した。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーー」
 吉村江梨子は強烈に藻掻き暴れ叫ぶ。
 どうしても受け入れられない。抵抗してしまう。
 それを失神するまで逝かせるのが太刀川俊二の目的である。
 
 唐津。洞窟内の桟橋。
 夕嵐の艦の会議室。
 「この人はAV女優ですか」
 ハルゼー中佐はまだ事態が半分以下しか分かってない。
 「違います。加重死刑囚です」
 田川真琴元中尉がきっぱり答える。
 「何をしたのでしょう」
 「娼帝國の放送では三人殺害してヘリを奪って逃走しようとして捕まったとのことです」
 これも田川真琴元中尉が答えた。
 「加重死刑の加重の部分がこのショーに出されてまじ拷問です」
 吉丘蓮実元中尉が後を付け足す。
 「これは権威主義の上を行く。最悪の独裁国家だ。お、おおーー。恐ろしい国が残ってしまった」
 ハルゼー中佐はオーバーゼスチャーで表現した。
 「ハルゼー。まだまだ序の口だ」
 メイスン中佐はそのくらいで驚くなと言う表情である。
 
 娼国。仁川ホテル四十六階二百畳の宴会場。
 吉村江梨子は太刀川俊二の責めに堪えられず逝き顔を晒してしまう。
 それでも許さない。
 山賀元一槽が交代して吉村江梨子の膣天井部の一番敏感な部分を責め続けた。
 「あーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーはーーーーーーーーーー」
 吉村江梨子はまだ抵抗する。
 「一回逝ったら次はもっと気持ち良い。抵抗しても無駄だ」
 太刀川俊二が顔の横で詰る。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやなのーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーあーーーーーーーあはあ」
 吉村江梨子の躰は吊るされたまま空中で捩って固まって弾ける。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 それでも藻掻く。
 
 ホテル最上階天昇の間。
 真紀子と葛城義和だけである。
 警備は井上貴江中佐と五人の准尉が残っていた。溝口明日香中佐は襲撃の危険が低いから休みを貰っている。
 「あの女まだ素直にならないね」
 真紀子は吉村江梨子の抵抗する姿が気に入らない。
 「日本の平成生まれの知的女性の典型ですね。太刀川はそれを態と炙り出して晒し者にしています」
 「これに同情して火が点く女は居るよね」
 「居るでしょう。炙り出して同じようにしましょう。太刀川もそれを狙っているのです」
 「日本人の硬い性ね。徹底的にやりましょう」
 真紀子は吉村江梨子に全く同情しない。
 「唐津の連中や夕嵐の連中は怒り心頭でしょう」
 「夕嵐もあそこまでは任務で性を晒していたでしょう。拷問でもああいう抵抗はしなかったでしょう」
 「フランスやアメリカと馴染めば変わります。さらに素人の吉村江梨子には同情します」
 「そうね。それで太刀川はソフトな責めに時間を掛けているのね」
 「あの女には鞭で叩かれるより今の責めが辛いでしょう」
 「それに吉丘蓮実らには自分らがやって来ても日本の一般女性がいまの責めで懊悩する姿の方が堪えると思います」
 井上貴江中佐がカウンターの中から口を挟んだ。
 「そう。効果ある」
 「可能性はあると思います」
 井上貴江中佐は慎重に答える。
 
 仁川ホテル四十六階二百畳の宴会場。
 吉村江梨子の躰は強く震撼して股間部分は痙攣していた。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いである。
 「また逝ってしまったね。気持ち良かった筈だ」
 太刀川俊二はタイミングを突いて詰る。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ。あはああーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーいや」
 吉村江梨子は涙を溢れさせた。
 上からのカメラがアップでその姿を放映する。
 「何でこんなことするの。虐めるなら叩けば良いでしょう」
 涙を溢れさせたまま抗議してしまう。
 「お前のような女にはこの方が辛い。妥当な責めだよ」
 太刀川俊二は哂っていた。
 そして膣の奥への責めを永井元一槽が代わって山賀元一槽がローターをで責め始める。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーあーーーーあはあーーーーーーーーん」
 既に床には膣液が流れ落ちて溜りになっていた。
 カメラがそれをアップにする。
 天井のスクリーンにも拡大された。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「どうだ。びしょ濡れのま〇こだ」
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーー。あはあ。ああ。ああ」
 吉村江梨子の躰は完全に責めに蹂躙されて逃れられない官能の坩堝である。
 太刀川俊二はドリルバイブを使わないで敢えて指とマイクロローターで責めさせる。
 「あはあーーーーーーーーー。あはあ。ああ。はああ。ああ。あはああ」
 吉村江梨子の表情は紅くなったり蒼くなったりを繰り返す。
 
 R国D市。
 永井美幸の鉄格子。
 永井美幸は見たくない。だが見ない訳には行かない。次は自分である。
 生ビールを一樽ほぼ飲んでしまった。
 涙を溢れさせて吉村江梨子の泣き顔を見ている。
 指とローターだけでソフトな責めである。
 だが今の姿を晒すのが吉村江梨子にどんなに辛いか充分に分かる。
 太刀川俊二にプレイルームで虐められた。
 あいつが小川純太を連れて来なければあんなことまでにはならなかったと思う。その太刀川俊二に弄られる。
 恐ろしい虐めである。
 どんなに怒りを覚えてもどうすることもできない。
 昔の日本社会は永久に戻って来ないのか。
 本来ならこの連中が逮捕されて法律で裁かれる。
 その正しい社会が消えてしまった。
 せめて以前にアナウンスのあった時に四国に行けばよかったのである。
 唐津に逃げるだけなら許されたのか。
 それも駄目だったに違いない。
 小川純太にブチ切れたのが既に曲がり角であった。
 画面では吉村江梨子がまた逝き顔を晒してしまう。
 そして今度は漏らしてしまった。
 小さなローターの責めのせいである。




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