鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その二十八 続帝國はリベラル的正義の撲滅を繰り返す

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 「とにかく全速で逃げよう」
 「駄目だ哨戒機に追いかけられている。少し離れて着底だ」
 謎の潜水艦はそのまま海底に静かに着底した。
 
 空母瑞鶴の艦橋。
 「全部単純爆発音です。撃沈は確認できません」
 艦橋士官の中尉が報告する。
 「小型潜航艇を総動員しろ」
 生方少将は何としても捕らえたい。
 合計十四隻の小型潜航艇が海底に展開する。
 前路警戒艦がソナー音波を出して反応を確認した。
 「駄目です。前路警戒艦のソナーにも小型潜航艇のソナーにも反応しません」
 艦隊参謀の大佐が報告する。
 「まだどこかに着底して居るかもしれん。このまま哨戒を続ける。哨戒機を広範囲に飛ばせ」
 生方少将は諦める訳には行かない。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 津梨清吉は休みである。
 仲居がカウンターに夕食の配膳の準備をしていた。
 「生方の機動部隊が東シナ海で正体不明の潜水艦に接触したよ」
 真紀子が情況を伝える。
 「これまで接触してないスクリュー音か」
 湯野中がまた面倒が来たと呟く。
 「ありったけの海中爆弾を投下すると言っているけど」
 「それしかないです」
 葛城義和は納得する。
 そして呉から補給艦が機動部隊に向かった。
 
 東シナ海。
 空母瑞鶴。
 会議室に残った将校らは翔鶴及びそれぞれイージス艦に戻る。
 コンパニオンはキャビンに収容された。
 「天昇の間は広範囲に海中爆弾の投下を承認しました」
 艦隊参謀の大佐が報告する。
 瑞鶴、翔鶴から十機ずつヘリが発艦した。
 続いて戦闘機が発艦する。
 戦闘機には八十キロの海中爆弾を搭載していた。
 十機ずつの編隊で横一列座標を決めて投下して行く。
 小型潜航艇は爆弾を投下した海底を十四隻で索敵する。
 前路警戒艦は速度を上げて爆撃範囲より先を潜望鏡深度で海中にソナー音波を出して索敵していた。
 そしてジェットヘリがコンパニオンを迎えに来る。
 潜水艦からの攻撃で艦が被害を受ける危険からである。
 
 謎の潜水艦の発令所。
 「大型爆弾の破裂音だ」
 「危険だな。海底すれすれに移動しよう」
 「もう少し行けばさらに海底が深くなる」
 「この艦は一千二百メートルが限界だ」
 「とにかく速度と深深度で逃げるしかない」
 「そうだな」
 「いったい何処の艦隊だ」
 「核が飛び交った後に我々の国土を爆撃した艦隊かも知れない」
 「この辺りなら日本か中国か」
 「中国か。でも中国は完全に核に破壊された」
 「日本に各国を爆撃するような艦隊は存在しないだろ。それに核は持ってないはずだ」
 「ひょっとして娼国」
 「あそこも核はなかった」
 「でも艦隊はかなりの規模だった」
 「日本が一番核の被害がないと聞いていたが。これでは食料を得られないな」
 「もしかして日本の国土を娼国が支配しているのか」
 「ソナー音が聞こえなくなった。何とか逃げ切ったぞ」
 
 東シナ海。
 空母瑞鶴の艦橋。
 「かなりの範囲を潰しましたが撃沈はしていません」
 艦隊参謀の大佐は難しい表情である。
 「奴らは何者だ」
 生方少将も苦い表情になった。
 「小型潜航艇が海底をローラーを掛けて確認していますが海中爆弾の跡だけです」
 「R国の前路警戒艦も何も掴めてないな」
 「そのようです」
 「くそーーーーーーー。潜水艦は始末に負えん」
 「爆撃した範囲には居ませんでした。前路警戒艦のソナーの届く範囲から逃げたか爆撃してない部分に着底したかです」
 「まだ爆撃を続けるか」
 「いいえ。その先は深度が深く一千を過ぎたら効果はありません」
 「しかし一千以上潜れるのか」
 「八百キロに絞ってもう少し続けますか」
 「やろう。補給は来たのだろ」
 「はい」
 「艦隊を深度の深い海域に移動しよう」
 生方少将は何としても諦めたくない。
 そして前路警戒艦に深深度に潜って深い海域の小型潜航艇とソナーによる探索を依頼した。
 だが潜水艦は深い海底を高速で逃げてしまったのである。
 
 娼国。ホテル最上階天昇の間。
 夕食はミニ懐石である。
 「まだどっかの国の潜水艦が居たのだな」
 平佐和は面倒が去らないという表情。
 「もう一度爆撃したから炙り出したのかもしれません」
 葛城義和は出るべきものが炙り出されたとの見解を示した。
 「潜水艦は潜ってしまえばゲリラと一緒だからな」
 湯野中の口癖になっていた。
 「そうね。海中爆弾を落としても二階から目薬。潜水艦でも海中で出くわさない限り探すのは至難の業ね」
 真紀子も難しさを実感する。
 「まだまだ一掃するには手間が掛かるな」
 平佐和は渋面である。
 まだ夕嵐の艦もフランスの艦とアメリカの乗員も残っている。
 
 川越。
 管理棟の屋上である。
 小滝橋佳苗中尉が中本克己大佐らを迎えに来た。
 「今回は佐々木舞だったな」
 「そうです。過激にやって病院に送っていただきたいのです」
 「しかし。夕嵐がその面々の為に動くかな」
 「判りません。溝口中佐は可能性はあると仰います。そのためにジャーナリストと思想系の強いメンバーで行っています」
 「それじゃ少し反論させてみるか」
 「そうですね」
 
 R国D市。
 佐々木舞らの鉄格子。
 宇佐美伝吉警部補と三田園矢一警部補が入って来た。
 佐々木舞は恐怖のどん底で身構えている。
 「ヘリで移動だ。着替えろ」
 三田園矢一警部補からミニスカスーツとブラウス、ブラとショーツが投げ込まれた。
 佐々木舞は心臓が恐怖の鼓動を打っている。
 震えながら着替えた。
 この二人は警備員の様に目を逸らせたりはしない。
 佐々木舞も今さらである。
 このまま女性准尉の操縦するジェットヘリで娼国に向かう。
 
 娼国。仁川ホテル。
 四十六階の小座敷である。
 中本克己大佐らに夕食が提供されていた。
 「今日はどうします」
 秋本元兵曹長が方針を確認する。
 「前回は當間五郎が蛇を使って噛ませたな」
 中本克己大佐はヘリの中で前回の記録を調べた。
 「綺麗に躰は治って公開されましたが」
 「そうだったか今回も病院送りがリクエストだ」
 「このところ蛇は出尽くしています」
 大利根元二曹は蛇は使いたくない。
 「今回はま〇この奥を焼きますか」
 「子宮を焼くのは太刀川俊二から伝令されているらしい。奴らが奪い返しても唐津で子を産めない躰にしておく配慮だ」
 「でも避妊手術は行われているのですね」
 「いやそれでは縛って受精しないようにしただけだ。解けば妊娠する」
 「ふふふ。完全に潰すのですね。この国では生涯必要もありません」
 神谷元一曹は言い切ってしまう。
 「まあ。それでもこっちの医療では再生できるがな」
 「まあ。向こうにもし行ってしまえばそれまでですな」
 大利根元二曹は満足そうである。
 
 謎の潜水艦。
 生方の機動部隊に追い詰められた謎の潜水艦は夜間になってからサウジアラビアのジッダ・イスラミック港にセイルの上だけ出した。
 ドローンを出して偵察する。
 「この国も完全に破壊されているな」
 「壊され焼け切った街だ」
 「駄目だ。放射能汚染されている」
 「潜航しよう」
 謎の潜水艦は直ぐに潜航した。
 
 東シナ海。
 空母瑞鶴の艦橋。
 「逃げられてしまったな」
 生方少将は落胆している。
 「閣下。帰投命令です。一日乗員を休ませろとのことです」
 「うん。そうだな」
 第三機動部隊は娼国に進路を取った。
 
 娼国。南の島五号棟四階の拷問部屋。
 佐々木舞を積んだヘリが到着する。
 小滝橋佳苗中尉が中本克己大佐らを既に仁川ホテルから移送していた。
 既に四階の拷問部屋には大きな氷の塊が運ばれている。
 高さ六十センチ。横一メートル縦二メートル。ベッドのサイズより大きい。
 氷は深さのある大きなバットに載っていた。
 排水も繋がっている。
 アナウンサーの高嶋波琉が佐々木舞を紹介して中本克己大佐らを紹介した。
 神谷元一曹と大利根元二曹が掛かって佐々木舞を全裸にしてしまう。
 佐々木舞は大きな氷に怯えていた。
 二人は佐々木舞を俯きに床に寝かす。神谷元一槽が佐々木舞の脚首を縛り合わせる。
 大利根元二曹は手首を縛り合わせた。
 それぞれ縛り合わせた手首と脚首に0字型のフックを付ける
 氷の後ろにクレーンが設置されていた。
 クレーンのアームを下げる。
 先端に付いたフックに佐々木舞に付けたフックを背中の上で二つ合わせて引っ掛けた。
 そのままクレーンが上昇する。
 クレーンは秋本元兵曹長が操作していた。
 大利根元二曹が先に氷の上に水を撒く。
 氷の表面に皮膚が貼りつかない配慮である。
 佐々木舞の躰は駿河問いの様に吊るし上げられてしまう。
 「うぐ、ううーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーー」
 苦しい吊るしである。
 そのままクレーンで吊って氷の真上に来る。
 吊るしを下げて行く。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は冷たい氷に迫って悲鳴を上げる。
 秋本元兵曹長は佐々木舞の躰のフロント面が乗るまで下げてしまう。
 「あーーーーーーーーーーあはん。あはん。あはん。あはあーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は途轍もない冷たさに喚き叫ぶ。
 「あーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー」
 切羽詰まった叫びである。
 秋本元兵曹長はゆっくりクレーンを上昇させる。
 「あはあ。あはん。ああ。ああ。ああ。あはあん。ああん」
 佐々木舞は冷たさに震えた躰で泣き続けた。
 秋本元兵曹長は佐々木舞の躰を床に降ろす。
 神谷元一曹と大利根元二曹がクレーンのフックから脚首と手首のフックを外した。
 そのまま佐々木舞の躰を床に横たえて仰向けにする。
 中本克己大佐が蝋燭を何本も点火して待っていた。
 神谷元一曹と大利根元二曹がそれぞれ肩と脚首を押さえて準備する。
 中本克己大佐と秋本元兵曹長が二本ずつ芯の周りに蝋涙が溶けた蝋燭を持つ。
 二人は左右両側から一気に佐々木舞の躰に流すように掛ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は強烈に甲高い悲鳴を上げた。
 二人は構わず乳房から太腿まで掛けてしまう。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 佐々木舞は強烈な泣き悲鳴を上げ続けた。
 同じ蝋燭なのにこれは異常に熱い。
 氷に乗せられ強烈な冷たさを受けて鳥肌の立った皮膚に熱蝋である。温度計は同じでも人間の躰は堪らない。
 「あふぁあーーーーーーーーん。ああん。あはああーーーーーーーーん。ああん。ああん。あ、ああああん。ああん」
 佐々木舞は泣き続ける。
 乾くのを待って中本克己大佐と秋本元兵曹長は一枚布の様に被った蝋涙を一気に剥がす。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は顔を振って藻掻く。
 神谷元一曹と大利根元二曹は佐々木舞の躰を床で俯きにする。
 両方から縛ったままの脚首と手首を持ち上げて背中で合わせた。
 秋本元兵曹長がクレーンを下げる。
 神谷元一曹と大利根元二曹がクレーンのフックに脚首と手首のフックを纏めて引っ掛けた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は泣き叫ぶ。
 「熱かっただろ。冷やしてやるよ」
 中本克己大佐はやんわり意地の悪い宣告である。
 クレーンは氷の真上に来てまたゆっくり下がる。
 大利根元二曹が氷の表面に水を掛けた。やや乾いていたからである。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は氷が迫ってさらに悲鳴を上げた。
 秋本元兵曹長は構わず氷の上にべったり佐々木舞の躰を下ろしてしまう。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーたすけてーーーーーーー」
 佐々木舞はまた泣き叫ぶ。堪えられる冷たさではない。
 秋本元兵曹長も直ぐに上昇させる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。はあ。はあ。はあ。はあ」
 佐々木舞は荒い息遣いで震え続けた。
 表情は蒼白である。
 床に降ろして神谷元一曹と大利根元二曹がフックを外してまた仰向けにする。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。熱くて駄目ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は冷え切った躰に蝋燭の拷問は無理と叫ぶ。
 今度は秋本元兵曹長が鞭を持っていた。
 先端が長細く硬い革の一本鞭である。
 「えーーーーーーーーーーーー」
 冷たく濡れた躰に鞭は強烈に痛い。
 秋本元兵曹長は構わず太腿を二本並べて叩きつける。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は大口を破裂させて悲鳴を上げた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 太腿に一気に蚯蚓腫れが浮く。
 秋本元兵曹長はさらに振り被る。
 今度は乳房を二つ並べて叩く。
 「ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は躰を揺すって痛みに藻掻いた。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーん」
 薄く僅かな蚯蚓腫れが浮く。
 太腿の蚯蚓腫れは紅く滲んでいた。
 
 唐津。海底の桟橋。
 夕嵐の潜水艦の会議室である。
 「また始まったね」
 「佐々木舞か。この子スパイ行為で捕まったのだよね」
 田川真琴元中尉はその頃を思い出す。
 「杉原凜香と一緒にテロリスト扱いだよね」
 「なんで」
 「天昇の間にテロリストを誘導して影武者か本人かを判断する役だったらいいの」
 「核心を狙ったのね」
 「だから徹底的に拷問されるのね」
 「彼女たちを助け出してこっちの味方にしませんか」
 メイソン中佐である。
 「戦力にはならないですよ」
 「それでも先の子孫繁栄には」
 「それを考えても」
 吉丘蓮実元中尉は乗り気ではない。
 「それより娼帝國を変えるのですか」
 「そう考えています」
 吉丘蓮実元中尉はきっぱり答えた。溝口明日香中佐の思惑通りには行かないらしい。
 「長崎沖に居た生方の機動部隊が居なくなりました」
 女性議員斎藤千春が報告に来た。
 「まったく灯りがなくなりました」
 吉丘蓮実元中尉は機動部隊の灯火が全部消えたかと確認する。
 「そうです。灯りが全部離れて行きました。福岡からの索敵機も飛んでいません」
 「何故だろう」
 吉丘蓮実元中尉は不自然さを感じる。
 
 娼国。南の島五号棟四階の拷問部屋。
 佐々木舞は手首、脚首を縛り合わされ神谷元一槽と大利根元二曹に押さえられて全身鞭で叩かれて泣き悲鳴を上げ続けた。
 全身蚯蚓腫れが紅く滲んで無残極まりない。
 中本克己大佐と秋本元兵曹長が躰を押さえるのを交代する。
 神谷元一槽と大利根元二曹が芯の周りに蝋涙が大量に溶けた蝋燭を二本ずつ持つ。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうむりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞はさらなる恐怖に叫ぶ。
 二人は佐々木舞の躰の左右に立つ。膝から内腿に蝋涙を掛けて行く。
 「がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蚯蚓腫れに掛けられて強烈な悲鳴になる。
 二人は両側から一気に股間に流す。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞の躰は強烈に震撼する。
 「やめてーーーーーーーーーーーーー。あついいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー」
 泣き叫ぶ。
 二人はそのまま次の一本を乳房から流した。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うごおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぐうううーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞の躰は熱さに暴れまくる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーん。あはああん。ああん。ああん。あはあん」
 熱さと痛みに泣き続けた。
 暫く乾くのを待つ。
 ここでビール休憩である。
 
 インド洋。
 謎の潜水艦の発令所。
 「もうどんなに節約しても食料は九日がやっとだ」
 「放射能に汚染されてない島はないのかな」
 「可能性があったのが日本とR国だ」
 「もし娼国の艦隊なら本来友軍ではないか」
 「しかしあの攻撃の仕方では」
 「そうだな」
 「放射能覚悟で魚を獲るか」
 「あんなに爆撃されてしまってはアメリカに食料はない」
 どうやらこの艦は娼帝國の爆撃で炙り出されたらしい。
 
 娼国。南の島五号棟四階の拷問部屋。
 佐々木舞の躰をべったり包んだ蝋涙は乾いていた。
 今度は神谷元一槽と大利根元二曹が鞭を持つ。先端が四角い革で蠅叩きの様な一本鞭である。
 「あーーーーーーーーーーー。やだーーーーーーーーーーーー。もうむりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木舞は泣き叫ぶ。
 「お前。もう何回も受けて慣れているだろ。この先が本番だぞ」
 中本克己大佐が詰る口調で宣告する。




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