鬼三のSM小説
女衒の國
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
その二十一 帝國の夕嵐
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「他に方法はないかな。やって見るしかないかもね」
下條あさひ元少尉は迷う。可能性が低い上にリスクが高いと分かっているからである。
「私と真琴で行く。潜水艦使わせてください」
藤香澄元中尉がそう主張する。
「仕方ないわね」
下條あさひ元少尉も仕方なく了解した。
R国D市。中央棟最上階新天昇の間である。
溝口明日香少佐は唐津のカメラからの映像と音声をモニターに流した。
「動き出すようですが。二人を潜水艦ごと捕らえますか」
「いいや。少し泳がそう。成功率は低い。それに唐津に移動する市民が入って体制を作るまでは奴らにやらせよう」
葛城義和は朝食のサンドイッチを食べながらモニターを見ていた。
「しかし万一四国が協力か合流したりしますと」
溝口明日香少佐はさらに具申する。
「あいつらを捕らえてしまえば潜水艦は動かない。交流のしようがない。交流しても子孫は目減りする」
「問題はないですか」
「例え中村の奴らが応じても家族棟の男らがその種付けを行うのに夫婦間の問題が残る。目論見通りには行かない」
「見張るだけですね」
「それでよい」
溝口明日香少佐は了解した。
続いて娼国のCICからの報告を真紀子が受け取る。
「衛星が中国奥地の残存軍を発見したよ」
全員に伝える。
「まだ居たのか」
平佐和はやれやれと言う表情である。
送られて来た映像を確認する。
「これはかなり乱れているが海軍の制服みたいです」
葛城義和が分析する。
「次は第六機動部隊からよ」
また真紀子が伝えた。
「なに。南シナ海で中国海軍の物らしき潜水艦を発見して追尾中」
湯野中が仰天する。
「湯野中さん。直ぐに北の潜水艦を応援に」
葛城義和が要求した。
「判りました」
湯野中はラドルフマレカル少将に直ぐに指示を出す。
「一隻だけじゃないかもしれんね」
「そうです。海から上がった海軍が比較的核汚染の低い成都に向かったようですね」
葛城義和がまた分析する。
「食料不足からか」
平佐和は潜水艦隊の食料が尽きたと見た。
「葛城先生。容易ならないですね」
湯野中も強く危険を感じていた。
「でも成都まで行って食料が確保できるの」
真紀子は中国軍が得る物はないと見ている。
「そうなるとこっちに食料の略奪に来る」
平佐和はそれを警戒していた。
だがこの時。既に敵は動いていたのである。成都で部隊が見つかったのも第六機動部隊が潜水艦を発見したのも囮であった。
娼帝國側も全部の艦隊に警戒配備が発令される。
中国残存海軍の本体は海から近く警戒の薄い新青森を狙っていた。
大陸に退避していたロボット師団も順次日本とR国に再配備が指令されたのである。
新青森にはロボット軍一個中隊しか配備されてなかった。
空港が再建されてないので飛行機による大量輸送はできない。輸送手段は船だけである。
ラドルフマレカル少将は第六機動部隊の応援に南シナ海に展開した。
警戒配備で機動部隊も娼国沿岸と日本の外周に展開を始めたが東北へは第一機動部隊が宗谷海峡に展開しただけである。
「新青森の警備が手薄ね」
真紀子はそれに気付く。
「いま一個連隊船で向かわせる準備中だ」
湯野中もそれに気付いて配備を指令してはいた。
第六機動部隊の哨戒機とラドルフマレカル少将の潜水艦部隊が索敵行動を行ったが潜水艦は発見できない。
衛星が発見した中国軍部隊も一個小隊にも満たない兵力と断定された。
「まさか囮で既にこっちの何処かの街を狙っているとか」
真紀子は報告に目を通しながらそう呟く。
「その危険性がないとは言えません」
葛城義和も警戒は解かない。
帯広。報道スタジオである。
「本日九時ころ衛星が成都付近で中国残存軍の姿を捕らえました。海軍の制服姿のようで食料を求めて大陸に上陸したと考えられています」
奈那緒が読む。
「また本日十時ころ第六機動部隊が南シナ海で中国の潜水艦らしきを発見して追尾しています。娼帝國首脳部は警戒体制の強化を発令しました」
続いて咲江が読んだ。
第一機動部隊の索敵機と戦闘機は日本海側を新潟辺りまで警戒飛行している。
だが既に中国の潜水艦部隊は陸奥湾に着底していた。
水深が浅いので発見されたら逃げられない。夜を待って攻撃に出る予定で待機していたのである。
その頃。四国中村に向かった藤香澄元中尉と田川真琴元中尉は山科穂香と大路七奈美に交渉はしたが強く拒絶されてしまう。
仕方なく帰途に着いた。
また下條あさひ元少尉が議員に名乗り出た二人に相談したが此処に残っている市民はその話には乗らないと説明されたのである。
総て葛城義和の見解の通りであった。
R国D市。中央棟最上階新天昇の間である。
警戒態勢で昼食は弁当が届けられた。
四人とも酒は控えている。
弁当は六人分。柿崎一行と溝口明日香少佐が呼ばれていた。
「中国軍が相手では諜報機関の仕事ではない。この状況下で夕嵐の連中に内部から脅かされても居られない」
湯野中は二人にそう切り出した。
「はい。確かに諜報機関で中国軍には対応できません。それで夕嵐を」
「葛城先生は時期を早めて全員逮捕しろと仰る。唐津の生産体制は概ねできているようだな」
「そうです。あの連中が指導して仕事を振り分けました。経験者も居てそれを中心に順調なようです」
「この先は柿崎と溝口に一任する。速やかに任務を遂行しろ」
湯野中は二人にそう命令した。
こっちも夜間に作戦行動に出る。
新青森周辺は帯広同様に室内の生け簀養殖、農業、畜産が大規模に行われていた。
此処で生産された食料が新幹線車両で他のニューシティに輸送されている。
此処の倉庫には食料が大量に備蓄されていたのである。
中国軍はある程度それに当たりを付けていた。
夜の帳が降りると潜水艦が十隻くらい浮上する。
最初に二隻の乗員が正面から突っ込む。
ロボット中隊は二個小隊がそれに向かう。一個小隊は後ろで護る。
潜水艦はロケット弾を発射した。
新青森ニューシティの出入り口三か所を破壊する。さらにロボット部隊に三発が落ちた。
その間に別の潜水艦から出た部隊が一気に破壊した入口二か所に向かう。
中国軍の目標は食料と女である。
一気に略奪は行われた。
大胆にも倉庫に有ったフォークリフトで潜水艦まで食料を運ぶ。
一隊はシティ内の若い女性を捕らえてクロロホルムを当てて運び出した。
五分の一の隊員だけでロボット中隊を引き付けている。
だがロボット中隊は大方が潜水艦から発射したロケット弾で殲滅された。
シティ内ではロボット警察官が闘うが中国軍の人数が圧倒的である。
それでも中国軍も百人くらいの犠牲を出した。
食料と女を積み込み終わると全艦直ぐに潜航してしまう。
そのまま津軽海峡深く潜ってしまった。僅か二十分足らずの出来事である。
第一機動部隊から戦闘機が飛来した時には総てが終わっていた。
正面を護ったロボット中隊はロケット弾で三分の二が殲滅している。
女性を浚いに来た部隊に対峙したロボット警察官は善戦した。倒した中国兵の遺体が百七人である。
浚われた女性は十二名。
食糧倉庫の防衛は全く手が回らなかった。
ロボット軍が歩兵中隊だけであったのが痛恨である。潜水艦から一方的にロケット攻撃をされてしまった。
R国D市。中央棟最上階新天昇の間である。
「十二人浚われたか」
湯野中も落胆していた。
「日本から中国軍を駆逐するのにかなりの戦車を消耗したからな」
平佐和は核戦争のあとの整理戦争で消耗した軍の再建を後回しにしていたことを悔いている。
「仕方ないですよ。国民を全部収容するシティの増強が優先でしたから」
真紀子は優先順位の通りだったと言う。
「食料はくれてやっても仕方ないが。女性は何のために浚って行ったかな」
湯野中はその目的を測る。
「軍だから男ばかり。慰安と子孫繁栄では」
葛城義和の推測である。
「後者が問題だな」
人質を取られては簡単に撃沈はできない。
「問題は食料を奪うに中国軍は犠牲を出してないです。女性を奪うに百名以上の犠牲を出しています。そこまでの被害を出して女性を奪ったのです」
葛城義和は何故そこまでしたか。そこが懸念である。
「ロボット警官二十人足らずで百人以上倒したか」
平佐和はやや感心している。
「ねえ。完全に手薄な所を狙われたね」
真紀子はかなり落胆していた。
「何処もそれなりに手薄です。内部の反乱しか想定していません」
葛城義和は全面的な手薄さを悔いているが現状の生産ラインから如何ともし難い。
「姉ヶ崎だったらどうなったの」
真紀子は娼国の街の方が気になる。
「姉ヶ崎なら一個師団配備していました。ですが機甲部隊は一個中隊です。歩兵だけでは潜水艦から護れません」
葛城義和も痛恨である。
「第一機動部隊の加賀美少将から中国の潜水艦隊を見失ったとの連絡だ。深々度に逃げたらしい」
娼国CIC津島長官が知らせて来た。
「索敵は続けているの」
真紀子が確認する。
「当然だ。天葛の第二機動部隊も日本海に展開している。北の潜水艦隊は」
津島は湯野中に確認する。
「南シナ海だ。八時間は掛かる」
湯野中も囮に誘導されて苛立っていた。
「こっちの前路警戒艦ではどうにもならないよ」
真紀子もR国の潜水艦に期待するしかない。
「どうであれ問題は人質です」
葛城義和はそっちに悩んでいた。
溝口明日香少佐らは原子力発電艦から太陽光と風力に切り換えるタイミングで停電を起こして通風口から催涙ガスを流した。
大方の居場所が蟻の形に作られたカメラで確認している。
極力な催涙ガスで街全体を眠らせてしまう。
溝口明日香少佐は三十二名の隊員を動員して夕嵐の面々を確保した。
その日の内にR国D市に運び込む。
だが二人足りない。
溝口明日香少佐は潜水艦と睨んだ。
潜水服で五人ずつ潜水艦のハッチに近づく。
「シュノーケルの吸気弁を海上に引っ張って催涙ガスを流し込もう」
水深は極めて浅い。潜望鏡深度くらいである。
シュノーケルの吸気弁を海面に引っ張り上げた。そのままシュノーケルから催涙ガスを流す。
そこからが大変である。
潜水艦救難艦を呼んでレスキューチャンバーをハッチに接続して内部に入って乗員一名ずつを捕らえた。
これで夕嵐の面々と核戦争前から娼国R国に楯突いてきた面々を全部確保したのである。
溝口明日香少佐は葛城義和に報告を入れた。
翌朝の会議で一部この件も議論することとなったのである。
中国残存海軍の海底基地。
中国の潜水艦は途中着底してR国の潜水艦をやり過ごしている。
「なかなかの成果だ。張陵将軍良くやった」
王双元外相は絶賛して褒めた。
この人物が最高権力者である。
「百七名失いました」
「已むを得ん」
確保した女性十二名が連れて来られた。
全員海底基地に驚き恐怖に震えている。
王双元外相は一人ずつ顔を見て行く。
女性らは中国外相が生きていたことにさらに慄いた。
王双外相は一人を選んで自分の部屋に連れて来るよう指示する。
残る十一名は他の幹部らが犯してさらに輪姦すこととなった。
翌朝指宿五十八が新青森にジェットヘリで訪れる。
状況を視察してR国D市に戻った。
真紀子ら四名も朝食を摂って新天昇の間から会議室に降りる。
中央棟七十二階の大会議室に大方の面々が集まった。
最初に夕嵐の死刑囚の対応が議題となる。
下條あさひ元少尉と増田瑛梨奈元大尉の公開銃殺刑が決定された。
残る夕嵐の面々は特別加重死刑囚。娼国の南の島から奪還された加重死刑囚はそのまま加重死刑囚とされる。
拉致された十二名の奪還はかなり難しいと思われた。
「しかし十二隻も一体何処に潜んでいたのでしょう」
鄭淑徳少将が疑問を唱える。
「どちらにしても防衛が手薄だ。機動部隊と潜水艦隊は交代で警備すべきだ」
津島も防衛が手薄だが即座に強化は難しいと認識していた。
「潜水艦の食料がなくなったから奪いに来て序に女性も持って帰ったのでしたらまだ問題が低いのですが子孫繁栄に女性が居ないからだとすると」
葛城義和はこれからも女性を浚いに来ると警戒する。
「中国海軍にも女性兵士はかなり居ました。寧ろ食料を要求する為に人質を持って行ったのではないでしょうか」
加賀美少将はこれから先の食料の為と見ていた。
「食料だけなら。女性を返してくれたらくれてやれば良い。そうとは思えん」
平佐和も葛城義和と同じ見解を示す。
「私は人質に構わず見つけ次第撃沈すべきと思います。これ以上の被害者を出さないことが重要です」
ラドルフマレカル少将の意見である。
「何とか拿捕できんものかな」
平佐和はそこまで要求する。
「スクリューを破壊して拿捕も努力しますが撃沈は許可して頂きたいです。十二隻も居ればこっちの危険もあります」
ラドルフマレカル少将は強く反論した。
「確かに撃沈已む無しはラドルフマレカル少将の言い分の通りです」
葛城義和もラドルフマレカル少将の言い分を認めざるを得ない。
「どこかに中国軍の基地が在るのではないでしょうか」
生方少将の意見である。
「その可能性がないとも言えません」
葛城義和もそれを懸念していた。
「前に中国の潜水艦が向かって来た時は南沙諸島の人口島に逃げたな」
津島はその程度と考えていた。
「どっちにせよ。警戒の強化と戦闘設備の強化を図らなければならん。新青森が歩兵だけだったのが痛恨だ」
湯野中は新青森の手薄な防衛を嘆いている。だがどうにもならないことも現実である。
「しかし機甲部隊の配備は追いつきません」
鄭淑徳少将は現実を言う。
「取り敢えずイージス艦を配備しよう」
イージス艦なら娼国もR国も持っていた。
「そうですね。イージス艦を海に面した各シティに配備しましょう」
葛城義和も同意する。
「葛城先生。これから機甲部隊の増強に掛かるか」
津島は葛城義和の方針を確認した。
「いいえ。イージス艦の増強が有効でしょう」
津島も納得した。
中国残存軍の海底基地は南シナ海の中国の紅い舌エリアに在った。
この海底基地は核戦争より前に作られている。
中国が南シナ海を西側に奪われた時の最後の基地である。
「娼帝國と言っても元は日本だ。そして娼帝國は我々の軍を日本から駆逐した。この女達は積年の恨みに拷問だ」
王双元外相が宣言した。
其処はたいして大きくはないがコロシアムの様な会議室である。
中央のテニスコート四分の一位の場所で拷問を行う。
一人目の犠牲者が連れて来られて全裸にされた。
中井睦という。二十五歳の女性である。
中井睦は床に蹲って恥ずかしさに堪えている。
残る十一名の女性もコロシアムの一角に連れて来られていた。
「良いか。食料と交換する大切な人質だ。殺さない範囲で拷問しろ。この女らの悲鳴が死んだ百七名の水兵の供養だ」
王双元外相がまた宣言する。
中井睦は中国軍の幹部に強姦された直後である。
二人の将校が担当するらしい。
将校は松明に火を点けた。
もう一人が部下を呼んで中井睦を十字架に磔にする。
将校は松明の火を中井睦の躰に近付けて表面を触らない程度に撫でる。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
中井睦は悲鳴を上げた。
構わず将校は中依睦の躰を火で炙る。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
中依睦の躰から汗が噴き。涙を溢れさせていた。
将校らは松明を消して床に置く。
そして鞭を持つ。
長い牛追い鞭である。
それが長く伸びて十字架に磔にされた中井睦の躰に巻き付く。
「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
コロシアム内に中井睦の悲鳴が轟く。
「おっぱい狙えーーーーーーーー」
ヤジが飛ぶ。
もう一人が鞭を投げ伸ばした。
今度は中井睦の乳房に巻き付く。
「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
中井睦の片脚が蹴り上がって表情を破裂させた悲鳴が轟いた。
残った十一名は青い顔で恐々と見ている。
娼国。南の島の処刑場である。
下條あさひ元少尉と増田瑛梨奈元大尉の公開銃殺刑を行う。
井上少佐が増田瑛梨奈元大尉に銃を構える。
そして溝口明日香少佐が下條あさひ元少尉に向けて銃を構えた。
増田瑛梨奈元大尉は工作員でもコンパニオンに扮するなどもとよりできない。また娼国の工作員はそこまでしない。
下條あさひ元少尉は警護の為コンパニオンに混じったこともあった。だが最近僅かに太り始めていたのである。
処刑内容は帯広の放送の隙間に入れられた。
僅か十分で終了である。
娼国の病院。その特別室。
この日。娼国主席安形寛一が死去した。
真紀子らが見送る。
国葬の日程は一週間後と決められた。
一介の風俗嬢から伸し上がった真紀子が主席を引き継ぐ。元より決められていた。
安形の資産は唯一生き残った愛人の大田多岐江が引き継いでその権力の行使権は真紀子が預かることとなる。
元より安形の資産は管理を真紀子が預かっていた。
安形は主席でありながら政務には係わらない。その参謀の真紀子に総てを任せて自分は商売に徹していた。
核戦争の少し前に病の床に付いてる。
核戦争後のことは平佐和、真紀子、葛城義和に託した。
仁川前主席が死後その資産と権力は安形派、湯野中派、村上派、北嶋派、津島が、3.5対3対1.5対1対1で引き継いている。
湯野中は元々仁川の使用人。仁川について徐々に自己資本を伸ばしていた。
娼国内の売春は仁川資本で湯野中管理である。ここは津島が引き継いだ。その分、湯野中がR国内の仁川資本を引き継ぐ。
R国は民主主義国家だが議員は百パーセント仁川配下の企業に所属する役員である。
R国内の娼国資本の比率は安形派、湯野中派、村上派、北嶋派で4:3:2:1となった。だが議員は湯野中派が四割である。
更に、北部のゲリラゾーンは湯野中派のみで押えていた。
安形が主席になれば湯野中は娼国から手を引く。だが、R国を始め亜細亜にその広大な勢力は残った。
その後R国は北と南に分かれて地図にない境界線ができる。
当初対立していたがR国の議席を五十対五十にして湯野中と真紀子の話し合いで全てが決まった。
平佐和が二つの勢力の日本進出に民事党幹部として力を発揮する。さらに葛城義和を紹介して葛城義和共々その力を強大にした。
その後は女衒の國その十九以降の通りである。
女衒の國 その二十一 帝國の夕嵐 完
女衒の國 その二十二 怪しき海底艦隊 に続く
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