鬼三のSM小説
女衒の國
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
その二十一 帝國の夕嵐
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二〇二十四年処暑上元 太陰太陽暦二〇二十四年七月二十九日。
(この小説は2022年9月現在未来形です。またこの二十四節気は平気法によるものです)
二○二十四年九月一日。
西太平洋上に六つの機動部隊十二隻の空母が参加して演習が行われた。
海外遠征に出ていた四つの機動部隊が総て遠征を打ち切って戻ったのである。
真紀子ら四人は第三機動部隊旗艦瑞鶴の艦橋にいた。
やや古い空母だがまだ老朽艦のイメージはない。
真紀子らは艦橋の作戦室でビールを飲みながら観閲していた。
「これで落ち着いたの」
真紀子は本当に平和になったか半信半疑であった。
「まだまだ。空から完全に一掃はできないですよ。内部にも危険分子は居ないとは言えない」
葛城義和も警戒を解いてなかった。
「葛城君。まだ軍事行動を続けるか」
平佐和は葛城義和の方針を確かめる。
「いいえ。先生それは殆ど効果はありません。周辺の護りを固めましょう」
「そうだよな」
湯野中も同意する。
演習が終わって艦隊は娼国とR国南側の港に停泊した。
真紀子らは昭和中期のホテル最上階天昇の間に引きあげる。
将校らは二百畳の宴会場に入る。
空母十二隻で六つの艦隊と言えども進んだAI化で現在は僅かに総勢百二十名である。
将校以下は大方が退役となった。それでも恩給が有って生活には一切困る事はない。
宴会では将校らに料理、酒、コンパニオンが振舞われる。
さらに生贄の女が二人出された。
葛城義和殺害を狙って捕らえられた柏木理佐と峰崎静香である。
少将は六人だが主導権は先任者の加賀美少将、天葛少将、生方少将らとなる。
芸者姿のコンパニオンは一人に一人付いている。
着物は最初から着ていない。長襦袢に腰巻だけである。
既に殆どのコンパニオンが長襦袢は脱がされ腰巻は捲られ全裸に紐が巻かれているだけの姿に成っていた。
鄭淑徳少将の部下が柏木理佐と峰崎静香の二人を連れて来て引き渡す。
加賀美少将、天葛少将、生方少将の三名で話し合う。第五機動部隊を指揮する関谷少将が立たされた。
「今回は関谷君のやり方でみんなを満足させてくれ」
最古参の加賀美少将が指示する。
関谷少将は部下の若い将校を四人引っ張り出す。
拷問椅子を二台宴会場の下座に間を開けて並べさせる。
「全裸にして椅子に固定して」
関谷少将の指示に若い将校らは悦んで柏木理佐と峰崎静香を二人ずつで脱がしに掛かる。
脱がされる柏木理佐と峰崎静香は無言で上座を睨んで堪え続けた。
拷問椅子に脚首、膝、腰をベルトを使わず縄で固定する。
「股間を上に向けて目一杯広げろ」
座の角度も脚載せ台の開きも各々ハンドルを回して調整する。股間は百二十度に広げられ背凭れが下を向いて股間が真上を向けられた。
「あ、ああーーーーーー」
「いやあーーーーー」
両名は股間が広がって声を洩らす。
関谷少将は四人の若い将校に小型のローターを一つずつ渡す。
「それでじっくり二人の女の性を責めて声を上げさせろ。先に逝き声を上げた方にお仕置きだ」
関谷少将が命令し宣告する。
柏木理佐に掛かった将校は柏木理佐のクリトリスを包んだ包皮を剥く。剥き出した半円形の玉に超ミニローターを充てる。
「・・・・・」
柏木理佐は首を振って堪える。
もう一人は女の部分のびらびらを広げる。
「いやあ」
柏木理佐は粕と匂いに悲鳴を上げてしまう。
二人目の将校は小さな尿道の亀裂にマイクロローターを当てる。
「・・・・・」
柏木理佐は究極に顔を歪める。
三人目の将校も峰崎静香のクリトリスを剥く。
「・・・・・」
峰崎静香も恥ずかしさに顔を歪める。
二人のその部分がスクリーンに拡大されていた。
百二十人とその同数のコンパニオンも見ている。尋常な恥ずかしさではない。
その将校もクリトリスを責め始めた。
四人目の将校も峰崎静香の女の部分を広げる。
峰崎静香は堪らず顔を叛けて拷問椅子の背凭れに押し付けてしまう。
だがさらにクスコを取り出す。
「えーーーーーー」
峰崎静香は女の奥まで晒し物にされてしまう。堪らず股間を凝視する。
四人目の将校はクスコにローションを塗って差し込む。
「・・・・・」
峰崎静香は歪めた顔を強く逸らせる。
将校は螺子を回して中を広げてペンライトで照らす。
「あーーーーーー」
堪らない恥ずかしさである。
躰を弄られていたコンパニオンも弄っていた将校も視線を集中させる。
峰崎静香には何度もやられていても生きた心地ではない。あっけらかんと曝け出すAV女優のようには永久に成れない。
その将校はマイクロローターをピンセットで抓む。
ペンライトで照らしたクスコの奥に侵入させて女の一番敏感な部分に当てる。
「・・・・・」
峰崎静香は表情を究極に歪め軋ませる。
「うぐーーーーーーーーーーーーーーーー」
きつく結んだ口から声が漏れてしまう。
同時くらいに柏木理佐も責められている尿道口から僅かに潮を漏らしてしまった。
「・・・・・」
柏木理佐も究極に顔を歪めて声を抑える。
「カーーーーーーーーーン」
金が鳴る。
峰崎静香が拷問である。
「それでは拷問ルーレットを回します」
峰崎静香の女の部分を拡大していたモニターがルーレットに代わる。
当たったのはカメレオンの膣責めである。
「えーーーーーーーーーーーー」
水の入らない水槽にカメレオンが三匹運ばれた。
「あーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー」
峰崎静香は泣き喚く。
「この部分は本来蛇イレポンなのですが。天葛少将が柏木理佐と約束しましたのでカメレオンに変更です」
関谷少将が説明するが爬虫類に変わりはない。
若い将校が関谷少将の指示で面相筆を持って峰崎静香の膣内に蜜を塗る。
「あーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーん」
峰崎静香は面相筆に膣内を刺激されて声を上げてしまう。
将校はそれを愉しんでたっぷり塗る。
「あーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーー」
峰崎静香は面相筆が敏感な粘膜に当たりじっくり動く。その刺激に全く堪えられない。
若い将校三名がカメレオンを水槽から取り出す。
「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
峰崎静香は号泣状態である。
一人目がカメレオンをクスコの中の蜜に嗾ける。
カメレオンの舌はクスコの奥に伸びる。
「あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあはーーーーーーーーーーーーあははあーーーーーーーーーーーーーー」
峰崎静香の悲鳴はサイレンと成る。
それでも二人目が嗾ける。
「あはーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー」
峰崎静香は腰を捩って藻掻く。悲鳴はどこまでもサイレンの如く轟き続ける。
三人目が突っ込む余地がない。
関谷少将はクリトリスを剥く。
「あーーーーーーーーーー」
剥いたクリトリスに蜜を垂らす。
「あーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーー」
峰崎静香は腰を動く限り迫り上げて藻掻き続ける。
三人目はクリトリスにカメレオンを嗾ける。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあん。あはん。あはん。あはん」
峰崎静香は泣きながら藻掻き続けていた。
「ねえ。あの人。感じちゃって悔しくて泣いているの」
一人の若いコンパニオンが高い声で呟く。
「違うよ。堪えられないだけだよ」
その席の将校はそう言う。
峰崎静香にはそのコンパニオンの心ない言葉が脳天に突き刺さる。
藻掻く以外に何もできない。
「あーーーーーーーあはーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
遂に失禁してしまう。
ちょろりと漏れた尿が飛沫となりやがて噴水のように噴き上げる。
満場の拍手が沸く。
「ねえ。軍人さん達。いい時代に成ったじゃない。こんな美人の逝き顔とお漏らし見れるんだよ」
またコンパニオンの一人が心無い発言をする。
「あーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーー。あはん。あはん。あはん。あはん。あはん。ああ。ああ」
峰崎静香は号泣してしまう。
隣で柏木理佐も涙を流していた。
さすがに将校らはカメレオンを水槽に戻す。
ここで暫く休憩が入れられた。峰崎静香はシャワータイムを許されて隣接の浴室に引き上げる。
昭和中期のホテル最上階天昇の間。
この部屋だけ唯一南面に窓が有る。娼国の南側の島が青い海の中にくっきり浮かんでいた。
娼国の北の島の建物は総て南面に窓がない。太陽光発電が設置されていた。だがエコの為ではない。南の島を見せたくないのである。
南の島は海上からは中が見えない。摺鉢状の中に建物が五棟在る。
この島だけは核戦争前から変わらない。
一時的に娼国全体がニューシティに退避した。娼国全体に核の影響がなかったので元に戻ったのである。
南の島に建物は五棟。うち四棟は以前から女性を製造している。
これらは産む専門の女性に産ませた女性である。
日本人の美形男性の精子と現地女性との掛け合わせで美しく作られた日系人の男女。
この美形女性の卵子と美形男性の精子を体外受精して産む専門の女性に産ませていた。
これらの産む専門の女性は毎年四つ子位を出産する。生涯で百人近い娘が居る事になる。
最後の一棟が特別な刑務所である。
今も外からD市のニューシティに侵入して葛城義和を暗殺せんと襲った柏木理佐と峰崎静香が収監されている。
他に核戦争以前に娼国、R国に侵入してテロ行為を行った女性も収監されていた。
彼女らは機動部隊の遠征に慰安婦と一緒に随伴して戻って来たのである。
本日は津梨清吉もこっちの古いホテルに移動して寿司を握る。津梨清吉はずっと以前から平佐和のご贔屓である。
「眺望が海と陸の違いかこっちの方が落ち着くな」
平佐和は呑気である。
「しかし先生。セキュリティは」
湯野中は娼国では居心地が良くない。
「確かにこっちの方が外から侵入しやすいね」
真紀子もこれまでの状況から危険は感じる。
「機動部隊は娼国に戻ります。此処も使う必要はあります。防備を見直しましょう」
葛城義和は娼国の天昇の間も必要との意見である。
「日本での滞在場所も作れないかな」
平佐和の要求である。
「検討させましょう」
葛城義和は適度にその話を打ち切った。
昭和中期のホテル二百畳の宴会場。
峰崎静香がシャワーから戻ってショーが再開された。
「次はドリルバイブで逝き顔を晒してもらいます。失神か失禁で決まります。先に失神か失禁した方が罰拷問です」
関谷少将が宣言する。
既にドリルバイブが二挺運び込まれていた。
二人ともドリルバイブを見ただけで慄く。
「ドリルバイブの責めは抽せんに当たったコンパニオンにやって貰います」
関谷少将がさらに宣告する。
モニターのルーレットが回って四人のコンパニオンが抽せんされた。
そのうち二人は峰崎静香にとって心無い言葉を吐いてくれたコンパニオンである。
「これで失神と失禁。失禁が見たいよね」
また峰崎静香の心を抉る言葉を無神経に吐く。
四人は腰巻一枚で乳房は丸出しの姿で立って来る。
若い将校がドリルバイブにローションを塗って渡す。
柏木理佐と峰崎静香に二人ずつ掛かってドリルバイブを挿入する。
「う、ううーーーーーーーーーーーーーー」
乱暴な挿入に柏木理佐は悲鳴を上げる。
「うおーーーーーーーーーーーーーーーー」
峰崎静香も大きな異物の挿入に声を上げてしまう。
四国。観音寺。
娼帝國が約束した十階建てのマンションと水道工事、太陽光パネルの設置は僅かな期間で完了した。
十階に会議室も作られた。
「私はこの先も娼帝國と戦う意志です。でも男性は何人か子孫繁栄に貢献してもらわなければなりません」
荒木祐子が宣言する。
「後から合流した面々はどうします」
小柴文香の質問である。
「それは本人次第です」
荒木祐子は強制する気はない。
「それで男は誰が残れば良い」
黒田定である。
「私は黒田さん以外全員残って貰いたいです」
荒木祐子は子孫繁栄を優先したい。
「無理だ。僅か六人では」
男性隊員一人が反論する。
「そうです。子孫繁栄はある程度行ってから作戦に掛かるべきです」
もう一人男性隊員の意見である。
「それはどのくらいの期間ですか」
荒木祐子の逆質問である。
「半年くらいでどうでしょう」
最初の男性隊員が答える。
「それでは不十分です。兄弟ができるくらい。三年くらいは必要です」
「それまで延期しませんか」
「いいえ。帝國の電力を遮断する作戦はいつまでも有効ではありません。そして柏木理佐と峰崎静香を救出する必要があります」
荒木祐子の決意は固い。
「うーーん」
黒田定も考え込む。本多千秋らの報告では柏木理佐と峰崎静香への拷問が激し過ぎる。
「二人の救出を急ぐのですか」
男性隊員も本多千秋の報告を聞いてかなり気になっていた。
「六人で潜水艦を動かせますか」
別の男性隊員はそっちを心配する。
「それは何とかなります」
荒木祐子はきっぱり答える。
「私達も協力します」
本多千秋と一緒に来た女性が名乗り出る。
だがなかなか話が纏まらない。
一晩持ち帰り明日もう一度会議を開くことになった。
昭和中期のホテル二百畳の宴会場。
柏木理佐と峰崎静香のドリルバイブ責めはほぼ同時に柏木理佐が失神して峰崎静香が失禁した。
責めていたコンパニオンの希望通りに成ったのである。
「やったやった」
コンパニオンは手を叩いてはしゃぐ。
「酷い」
峰崎静香は涙を溢す。
「お姉さん泣いた。超美人のお姉さんがお漏らしして泣いたよ」
コンパニオンはさらにはしゃぐ。
態とやっているのである。
「少将。どっちがお仕置き」
コンパニオンは関谷少将にも馴れ馴れしい。
「両方だ」
関谷少将は同時として両方の拷問を宣言する。
モニターのルーレットが回る。
電留責めに止まる。
宴会場は沸きに沸いていた。
だが警戒は怠ってない。コンパニオンの内五人は女性工作員である。
スタンガンと針が用意された。
長い針もある。
今度は将校が掛かる。
長い針を柏木理佐の左の乳房の横から刺し込む。
「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
乳首の下を貫いて右の乳房に突っ込む。
「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
針は右の乳房を貫いていた。
さらに女の部分の閉じ合わせた粘膜を小さな針で貫く。
「うーーーーーーーーーーーーーーーーぐーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈な痛みである。
峰崎静香にも長い針を左の乳房に横から突き刺す。
「うぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーー」
柏木理佐より強烈な悲鳴を上げる。
そのまま乳首の下を潜って反対側から突き出す。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
そのまま右の乳房に突き刺さる。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
それも乳房の下を突き抜ける。
「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
峰崎静香は相当に堪えられない。
さらに大股開きにされた股間の二枚貝を摘まんで針を突き刺す。
「うーーーーふ、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
この悲鳴は座敷中を悦ばせた。
知的な女がこんな悲鳴を漏らすかと思えば限りなく嬉しい。
将校らにとってコンパニオンの弄られて漏らす声は普通の範囲。この二人の悲鳴は溜飲の下がる悦びである。
いくら泣かせても同情も罪悪感も沸かない。
将校らは悦びに浸って刺した針に鰐口クリップを接続する。反対側を二台のスタンガンに繋ぐ。
またそれをそれぞれコンパニオンに渡す。
コンパニオンは嬉しそうな表情でそれを受け取る。
「行くよ。痛いよ。ふふふ」
柏木理佐を責めるコンパニオンから掛かる。
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