鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その二十一 帝國の夕嵐

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 モニターに阿弥陀籤が表示された。
 六人の名前は既に入っている。一人ずつマウスで横のラインを追加で置く。
 白木の三方に載せて高枝斬り鋏が二本用意された。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海はそれを見て驚愕の悲鳴を上げる。
 抽選で二人が決まった。
 「いい。斬るのは乳輪ぴったし。軽く鋏んで持上げて合図して一気に行きましょう」
 舛田警視正はやり方を説明する。
 その間にスタッフが高枝斬り鋏みの刃の部分を包んでいた白い紙を外して日本酒で洗う。
 河出夏海はさらに怯える。
 スタッフが抽選で当たった二人に高枝斬り鋏みを渡す。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は躰をぶるぶる震えさせて悲鳴を上げた。
 二人が高枝斬り鋏みの刃を広げる。
 「あーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海は失禁してしまう。
 「あーーーーーーーーーーあはあーーーん。あはん。あはん。ああ。ああ。ああ。ああ」
 もう一度失禁しているので僅かだが河出夏海の震えと嗚咽はなかなか治まらない。
 「あーーーーーーら。またお漏らし。自分でこれを選んだでしょう」
 舛田警視正は容赦なく詰る。
 「ああーーーーーーーーー」
 河出夏海は震え続けた。
 舛田警視正は二人の男に顔で合図する。
 二人は河出夏海の乳首を舛田警視正の指図通り乳輪のぎりぎりで軽く鋏んで乳首を持上げた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 河出夏海の表情は恐怖に歪み崩れている。
 看護士二人が両側に待機していた。
 舛田警視正は指で合図する。
 二人は一気に鋏み飛ばす。
 「ぎやああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 血が噴き上げ強烈な悲鳴が轟く。
 看護士は二人を避けて止血に掛かる。止血パットを貼って二人でストレチャーに乗せて運び出した。
 屋上に待機していたヘリが娼国の病院に搬送する。
 番組はぎりぎり終了した。
 
 帯広。水田奈那緒の部屋である。
 「奈那緒。何であんな提案するの。ファンが減るよ」
 寿美は非難している。
 「あの市会議員。店に来た時散々威張り散らしたのよ」
 奈那緒は黒田美優のマスコミの前の姿と自分らに当たる姿の裏表を見ていたのである。
 「そうだよ」
 咲江はその時一緒に居た。屋台村で隣り合わせのカウンターでバーを経営していたのである。
 「でも一般の人にはそんなこと判らないし。イメージ変わったのじゃない」
 寿美はそっちが心配になっていた。
 「それならもっと提案して実況してそういう説明もさせて貰えばいいよ」
 咲江は挽回作を提案する。
 「やるか」
 奈那緒も乗っていた。
 だが翌日咲江が言うまでもなく湯野中から連絡が入る。
 帯広の臨時秘法館を奈那緒らがプロデュースする許可も貰えた。
 
 R国D市。中央棟最上階新天昇の間である。
 昼少し前に四人が集まった。
 湯野中は帯広の件を報告する。
 今日はミニ会席が配膳されていた。
 「昨夜はあの警視正悪乗りじゃないか」
 平佐和は非難している訳ではない。凄い面白みがあったと言いたいのである。
 「帯広の秘法館は直ぐ始まるの」
 真紀子は食事を平らげてコーヒーを注文していた。ミニ会席は年配者向け。真紀子は女性でも腹八分目である。
 だがそれ以上は食べない。
 「もうあの元市会議員を帯広に送って領事館の鉄格子に入れてあるよ」
 黒田美優は朝一番ジェットヘリで帯広に移送されていた。
 今夜にも実況放送を開始である。
 「R国諜報機関溝口少佐入ります」
 溝口明日香少佐が座敷に来た。
 「どうした」
 湯野中が対応する。
 「事件です。昨夜から宮崎のスタジオに植村彩さんが出勤しません。部屋も携帯も衛星電話に出ません」
 溝口明日香少佐が状況を報告する。
 「部屋には」
 「こっちの工作員が確認しましたが不在でした」
 溝口明日香少佐は拉致されたとの見解である。
 使ってなかったモニターの電源が入った。
 「柿崎です。宮崎の一般ラウンジの放送投票箱に犯行声明がありました」
 柿崎一行が報告する。
 内容は以下の通りであった。
 『植村彩は預かった。改善を要求する。仕事が少ない。飲食とCクラスの女を抱く切符以外何もない。植村彩のような女を愉しめる収入が何人にも必要だ』
 「文書だけか」
 湯野中が確認する。
 「そうです。名前も監禁場所も判りません。防犯カメラの映像を収集しております」
 柿崎一行は現状を報告した。
 「うん。急げ」
 湯野中も浚われたのが植村彩なので気になっている。
 川村修三と泉賢太は練りに練った作戦で夜間にスタジオ帰りを狙った。
 大型のカートに入れて自分らは体形が解りにくい神父の服装でサングラスとマスク頭巾で正体を隠す。
 スタジオを出た植村彩を拉致して防犯カメラに映りながらも部屋まで察知されないように運び込んでいた。
 
 植村彩は全裸にされて椅子に逆さまに磔にされている。
 股間が四十五度に広がって脚が椅子の背凭れの後ろで脚の裏を合わせて背凭れに縛り付けられていた。
 背中は椅子の座にすっぽり乗っている。
 頭は垂れ腕は椅子の前脚に縛られていた。
 眠らせたまま剃毛を行っている。
 既に眠らせたまま二人で輪姦してしまった。
 植村彩のヌードはテレビで公開されている。
 眠ったまま剃毛して局部をじっくり鑑賞して弄くり回す。
 剃毛が終わってドテから大陰唇、アナルに掛けて紅みの強い皮膚をこじ開けた。尿道口と膣口が露になる。
 さらに二人で両側から膣口を大きく広げた。二人が強く引っ張ると奥に真っ赤な子宮口が見え隠れする。
 膣天井部の壁に注射針を刺しこむ。
 「うーーーーー。うううぐううーーーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は強烈な痛みに目を覚ます。
 二人はじっくりその顔を覗きこむ。サングラスとマスク、神父の服の頭巾は被っている。
 「あーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーー」
 植村彩は状況が判って叫ぶ。
 男が二人だが顔は殆ど判らない。知らない人間のようである。
 行き成り後ろから捕まえられて直ぐに意識を失ったので顔は見てなかった。
 「いたいーーーーーーーーー」
 膣の中に強い痛みがしこっている。何かが刺さっている感触である。それが強い痛みを発していた。
 「いたあいーーーーーーーーー。なにをしたのーーーーーーーーーー」
 これまでSMで散々拷問された植村彩にも始めての痛みである。
 「お○○この中に注射針が刺さっているのだ」
 一人の男が淡々と言う。
 「なんでーーーーーーーーーー。やめてよーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は堪らず抗議の叫びを上げる。
 男らは植村彩の抗議を無視してさらに針を取り出す。
 今度は閉じ合わせた女の部分のびらびらを二枚合わせて突き刺す。
 「うーーーーーーーーーううーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は敏感な部分を刺されてさらに悲鳴を上げる。
 「やめろーーーーーーーーーー。いったいなんなの」
 植村彩は喚き叫ぶ。
 過去にやってきたプレイより恐ろしい。限度なしに何をするか分らない相手である。
 男らはさらに次に針を突き刺す。
 「う、ううーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーー」
 植村彩は声を絞り出して叫ぶ。
 男は次の一本をクリトリスの下を潜らす。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は表情を絞って男らを睨む。
 殆ど顔の特徴が掴めない。
 次は会陰の部分に真っ直ぐ一本突き刺す。
 「ううおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 もう一人が乳首を狙う。乳輪の下から一本を潜らせる。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は目を見開いて叫ぶ。
 
 R国D市。中央棟最上階新天昇の間である。
 「防犯カメラに犯人らしき二人組みが大きなカートを引いて映っています。ですが今一人物を特定できません」
 柿崎一行の報告である。
 「セキュリティカードの反応は」
 「ありません。何処かの区画に入らなければ無理です」
 「なしで通れる範囲を移動したのか」
 「外していて自分らの区画に入る近くに隠していたと思われます」
 「うーん」
 湯野中は唸る。R国の街のセキュリティである。
 舛田警視正の番組の最中でシティ内の人通りは皆無に近い。その時間を狙ったのである。
 「服装から犯人の顔はまったく判りません。体形も判りにくい服装でした」
 「何処の部屋に入ったか分らないのか」
 「分析中ですが居住階はそんなに防犯カメラは仕掛けられていません。巧みに避けていると思われます」
 湯野中の確認に柿崎一行は難しい状況を説明した。
 「難しい状況なの」
 今度は真紀子が湯野中に確認する。
 「そうらしい」
 湯野中は渋面である。
 「要求は仕事を増やして収入アップさせろね」
 「仕事は自分で考えて申請すれば良いだけだろう」
 平佐和はお門違いと言う。
 「それができないような奴らだろ。雇ってくれる仕事を出せと言っているのだろう」
 湯野中は馬鹿者と吐き捨てる。
 「葛城くん。どうする」
 平佐和は葛城義和を促す。
 「飲食店はかなり限界です。労務や事務の仕事はありません。大方がロボットで賄っています。税金を取らないで行くには國で製造業の雇用はできません」
 葛城義和もこの要求は難しいと悩む。
 「ねえ。シティ間の移動は認められないけど。観光産業を作ったら」
 「真紀子さん。それは駄目だよ」
 平佐和は否定する。
 「核戦争の前はR国からツアーは出ていたじゃない」
 「だが雇用にはならない」
 湯野中も否定する。
 「今の体制でインフレもデフレもないです。軍事訓練を増やしますか」
 葛城義和は配るぐらいしかないと思う。
 「國に金を多く流しても問題はないか。もっと飲食店を利用して衣類とかCDを買ってもらうか」
 平佐和も納得する。
 「それなら雇用にはならなくても安全な観光地にツアーもあって良いじゃない。シティごとに別の日なら同じ観光地でも」
 真紀子はそのくらいは別の楽しみを増やしてどうかと思う。
 「日本の紅葉の綺麗な嵐山渓谷とか言ってドローンが飛行して撮影した番組あったな。あのような観光地にホテルでも再現するか」
 平佐和もやや納得した。
 「お金をもっと充満させて使い道も増やしますか」
 葛城義和も納得する。
 「発表を何処にやらせる」
 「新川越と打ち合わせましょう」
 帯広は事件で止まっているが臨時秘法館がある。宮崎は植村彩の拉致で実況に忙しい。
 衛星電話で田原萌江を呼び出す。
 直ぐに新川越のスタジオとテレビ会議が繋がった。
 
 宮崎。下層階の植村彩が拷問されている部屋である。
 植村彩は両方の乳首の下に注射針を通されて股間に数本の注射針が刺さっている。
 川村修三と泉賢太はその針にスタンガンの端子から鰐口クリップを接続した。
 川村修三が乳首の針と繋がったスタンガンを持つ。泉賢太が股間の針に接続したスタンガンを持っている。
 「行くよ」
 「あーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーー」
 植村彩はこの手の痛みを知っていた。
 乳首から電流を流す。
 「あーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーー。いやあいいーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は大口を破裂させて叫ぶ。
 「あーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがーーーーーーーーーーーーーーーー」
 川村修三はなかなかスイッチを切らない。
 植村彩は痛みに躰をぶるぶる震撼させて喚き続けた。
 「あはあーーーーー。あはあ。ああ。ああ。ああ」
 スイッチが切れても植村彩は苦しい息遣いを続ける。
 次は泉賢太がスイッチを入れる。
 「うぐぐうううーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーがあーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩はまた大口を破裂させて躰を強く震撼させて藻掻く。
 「うぐうあああーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は般若が大口を開けた形相で喚き続ける。
 川村修三が股間のスイッチが入ったまま乳首のスイッチを入れた。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあががあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーー」
 植村彩の躰は小刻みに震撼を続ける。
 「ぐがああーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー」
 植村彩は失禁してしまう。
 注射針で閉じられた女の部分から失禁尿が濁流のように溢れ出る。
 二人は直ぐにスタンガンのスイッチを切った。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーー」
 なかなか失禁は止まらない。
 
 柿崎一行の指示で工作員と警察員が可能性のある部屋を順次確認して回る。
 確認作業にロボット警官は使わない。人の目で確認する。
 だが川村修三と泉賢太が運び込んだ部屋は防犯カメラに映したところからかなり離れた棟である。
 二人は先に植村彩を部屋に運び込んでからもう一度防犯カメラに姿を晒した。
 カートは空だったのである。
 柿崎一行は他地域に居る工作員を動員要請した。
 
 宮崎。下層階の植村彩が拷問されている部屋である。
 川村修三と泉賢太は失禁尿の掃除をしてから針を抜く。
 「ううーーーーーーーーーーー」
 針は抜く時の方が痛い。
 一本ずつじっくり抜いて植村彩の歯の浮くような悲鳴を愉しんだ。
 クリトリスの下を通した針を抜くと血が流れ出る。
 「う、うう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 乳房からも血が流れていた。
 膣の中の針を抜く為に二人で強く広げる。
 だが抜く時は刺すより難しい。
 二人で両側から抉じ開けて泉賢太がもう片方の手の指を突っ込むがなかなか抜けない。
 「あーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は泣き叫び続ける。
 仕方なくクスコを取り出す。
 二人で両側から指で広げたままクスコの口をやや緩めて横向きに針の刺さった部分を躱して突っ込む。
 指を離してクスコで膣を大きく広げた。
 そのままピンセットでゆっくり抜く。
 「ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 膣の中で血が噴き出す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は強烈に甲高い悲鳴になる。
 テレビの放送が新川越に代わった。
 「おい。要求が通ったぞ」
 「間に合わせだがな」
 「賃金がアップすれば問題はない」
 「だが仕事は全部ロボットで間に合うのか」
 「そうらしいな。観光の追加はみんな喜ぶぞ」
 「直ぐにはできないらしいな」
 「施設を造ってからだな」
 「責めてBクラスでSMがしたいよ」
 「この女どうする」
 「眠らせて非常階段に捨てよう」
 
 植村彩は翌朝発見される。出血多量でかなり厳しい状態である。
 暫く事情聴取もできない。
 しかし簡単なことで川村修三と泉賢太に行き着いた。二人が着ていた神父の衣装は売ってない。自分らで縫った物である。
 だが布は購入していた。
 簡単に泉賢太に行き着く。泉賢太の自白で川村修三も逮捕される。
 二人は事情聴取のうえ十日分の食料とジープが渡されてシティから追い出されることとなった。
 処刑はなく刑務所にも入れない。追放である。
 死刑と殆ど変わらない。
 食料が切れれば調達は不可能。四国に渡るまでのガソリンは与えてない。またそれは阻止する。
 
 D市。浜田佳美中尉の部屋である。
 浜崎有紀大尉、藤香澄中尉、田川真琴中尉が集まっていた。
 彼女らの関心事は植村彩の事件ではない。舛田警視正の行き過ぎた拷問にあった。
 「革命が成功したらあの女は郭清だな」
 藤香澄中尉が怒りを噴出させる。彼女らも植村彩の事件に動員されていた。
 「そうだよ」
 田川真琴中尉も同調する。
 「何人郭清するの」
 藤香澄中尉が浜崎有紀大尉に確認する。
 「粛清のリストを作りましょう」
 彼女らは本来はR国の工作員である。核戦争前の日本のリベラル派やアメリカ民主党系の考え方とは違う。
 粛清は必須である。
 
 帯広。
 プレイルームを一つ改造して臨時の秘法館にされた。
 黒田美優の躰は一枚の分厚いガラスの板に突き刺すように頭だけがガラス板の向こう側ある。
 躰は股間が自由に広げられる産婦人科診察台に乗っている。診察台もガラス板を突き抜けていた。
 腰の部分はベルトではなく細めの鉄パイプが診察台の背凭れに埋め込まれてコの字型に腰を囲んでいる。
 膝と脚首もU字金具で診察台のロボット脚のような部分に固定されていた。
 腕は診察台の背凭れの裏で縛られている。
 「これが秘法館です。昔の日本で温泉街にあった物とはやや違います。R国では実際の女躰を展示していました。これは一部分の復刻です」
 奈那緒が登場して解説を始めた。
 「此処にはマジックハンドで自由に女性を責めることができる設備があります。ドリルバイブ、電マ、クスコなどをマジックハンドで遊べます」
 続いて咲江が解説する。
 「でも本来はガラス張りの部屋に女性が診察台に固定されていて部屋の外からお客さんが遊びます。今回は直接弄ることができます」
 さらに続いて奈那緒が読む。
 「核戦争の前。奈那緒さんと私は屋台村でカウンターバーをやっていました。黒田美優立憲国民党市会議員は一回だけ来ました」
 咲江がここから話題の方向をやや変えた。
 「それではちょっとカウンターを再現します。私が黒田美優立憲国民党市会議員の役を行います」
 ここで寿美が加わる。
 屋台村のカウンターを再現したセットに移動した。
 その間に黒田美優が報道番組で発言VTRが流される。
 風俗業を強く非難してさらに帯広ニューシティの在り方を強く非難していた。
 黒田美優役の寿美がカウンターに座る。
 高い酒を注文して在庫がないので奈那緒に調達させた。その間両方のカウンターを咲江が見る。
 客は黒田美優の他は両方のカウンターに一人ずつであった。どちらも女性である。
 普段から女性向けのカウンターバーであった。
 概ね風俗嬢がリラックスして集まる店である。
 黒田美優は奈那緒に酒を強いる。
 「ホストクラブじゃ私のヒールで酒飲ますのよ」
 そんな台詞が飛び出す。



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