鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その十九 続女躰売買復活

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 二〇二十二年小雪上元
 (この小説は2021年10月現在未来形です。またこの二十四節気は平気法によるものです)

 娼国、R国の経済侵略は静かに確実に侵攻していた。
 埼玉、宮崎、熊本のニューシティ進出が進み風俗が帯広なみに盛況に成りつつあった。
 日本列島を襲う気候変動に因る災害は年々顕著になってきた。逆に豪雨に因る災害はニューシティに人口を集めることに拍車を掛けたのである。
 ニューシティは豪雨、台風災害に無敵。一軒屋と比べて庭は無いがバルコニーが広い物件もある。
 埼玉は娼国の川越とそれ程離れてない。この土地は田圃か畑であったが入間川と越辺川が合流する部分に近く数年前大災害で家も畑も流された。
 娼国の川越が土地買収の行き詰まりで拡大ができなく成っていた。それで
こっちに追加する計画が進められている。
 新宿(あらじゅく)と川越、本川越を経由して伊佐沼を結ぶモノレールが本川越から新川越まで延長された。
 街の規模から付近の町名を跨ぐのでそれは使わず新川越とされた。
 五十階建十二棟が二列で二十四棟の街である。
 モノレールはその真ん中に着く。西半分が家族の町。東半分が独身者の街となる。モノレール駅から二列に並ぶ棟の間を新都市交通が走っている。
 風俗は東半分に展開する。
 売春、SMはプレイルームか客の部屋に宅配が主流だがソフトな風俗はコンコース階に店舗を展開する。
 モノレール駅の隣に位置する西側スカイタウン一号棟はR国領事である。
 早速その大宴会場で女躰オークションが行われていた。
 ネタの女は他所の地域から連れて来ている。市内の女は一人も入れてない。
 オークションを仕切っているのは隅田会系大船一家の宇佐美伝吉舎弟頭補佐である。
 帯広と同じ方式で行われた。
 一人目のネタは初美。金沢から来た女である。
 まったくでぶではなくスマートな範囲だがやや全体に肉を着けている。
 「リクエストを」
 「逆さ吊るしにして鞭」
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐の呼びかけに一人の業者が要求をする。
 若い組員が初美を畳に倒して両脚首、両方の太腿の付け根にそれぞれ縄を掛ける。
 四本の縄は天井から下がった四本のフックに通され引っ張り上げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー」
 初美は悲鳴を上げる。
 大股開きのまま初美の躰は逆さ吊るしに引き上げられてゆく。
 宴会場は四十人くらいが入って見ている。
 初美には驚愕の羞恥である。
 若い組員がリクエストの通り鞭を持つ。
 先の細い一本鞭である。
 組員は初美の女の部分を外して内腿を叩く。
 「ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴と共に初美の逆さ吊るしの躰は強く揺れる。
 「あーーーーーーーーーー」
 初美は初めて受ける強烈な痛みである。
 既に口から唾液を垂らしている。
 若い組員は次を構える。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 初美は泣き悲鳴を上げる。
 それでも若い組員は初美の女の部分の直ぐ横。大陰唇すれすれを叩く。
 「ぐう、ううーーーーーーーーーーーーーー。うう。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 初美の躰は瞬間空中で固まって究極に暴れる。
 「うーーーーーーうう、うーーーーーーーーーーーー」
 初美の目から涙が流れる。
 「局部を」
 先程の業者から非常な要求が飛ぶ。
 初美は恐怖の表情で若い組員を見る。
 「そのくらいは堪えてもらわないとな」
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐は当然のように言う。
 若い組員は慎重に狙いを定める。
 鞭をやや短く持ち初美の閉じ会わせた女の部分の粘膜を叩く。
 「う・・・・・・」
 初美は般若の形相を硬く踏ん張って躰を迫り上げる。
 「ぐおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおーーーーーーーーーーーーーーーー」
 痛みに躰を振って暴れる。
 さすがにここで吊るしから降ろして貰えた。
 女の部分からはうっすら血が滲んでいた。鞭を短く持ったのが原因である。
 初美はリクエストした業者が百万で落札した。
 初美のバンスが五百万なのでそれ以上は利益が薄くなってしまう。
 落札レートは斡旋した組の利益となる。本人のバンスには追加されない。
 三十数名が落札された。
 
 娼国。ホテル最上階の座敷天昇の間である。
 本日もカウンターが設置されて津梨清吉が寿司を握る。
 これが娼国、R国の最高会議である。
 「遂に徳永議員の衆議院当選を許してしまったな」
 湯野中は平佐和の要請に努力した。杉並にR国の派遣による恩恵の多い層を送り込んだが徳永裕美の人気が勝っていた。
 「こっちの得票も迫ったが徳永の得票が例外的に多いな」
 平佐和もかなり得票が迫って努力の成果があったのは理解している。
 「あの答弁が人気を呼びます。そこが問題です」
 葛城義和も徳永裕美の人気を強く問題視している。
 結局対立候補に出た女性候補は比例で回復した。民事党は四百四十一議席を確保できていて全体では大勝利である。
 「仕方ないかな」
 「あの女が人気を集める限り油断はできません。蟻の一決という危険は内在します」
 葛城義和は強く懸念している。
 「しかし手段は無いな」
 平佐和も渋い諦めの表情である。
 
 神埼洋治一等海佐らの乗った潜水艦はR国沿岸に接近していた。海の深いT国側からの接近である。
 その地点から娼国の近くまで大陸棚が続いている。その大陸棚の下を深く航行する。
 「一佐。そろそろ娼国に近付きます」
 「うむ」
 「海上は何も居ないか」
 ソナー音波を一瞬だけ出す。
 「居ないようです」
 「潜望鏡深度」
 潜水艦はメインタンクブローして静かに上昇する。
 潜望鏡の内部がモニターに反映される。
 「南側の島が遮って本島は殆ど見えませんね」
 反対側に回るのは陸棚の上に出ないとなりません」
 「それは危険だな」
 「小型艇を偵察に出しましょうか」
 「映像は入手している。今は危険を犯したくない」
 林石流が観光用のクルーザーで撮影した映像がある。
 「一度ブルネー付近まで引き上げよう」
 遂に日本の自衛隊の一部分子が愛国心に燃えて動き出した。
 スナイパー林石流はR国セントラルホテルに滞在したままである。
 
 日本。埼玉新川越ニューシティ。帯広のようなプレイルームが居住棟の中に点在している。
 プレイを愉しみに来たのは道警本部長と埼玉県警本部長である。
 指名で呼ばれたのは佐々木鞘香である。
 佐々木鞘香は一つ前のオークションで在るクラブが落札した。本日は三回目のプレイである。
 埼玉でも湯野中の風俗遊びの薦めで警察幹部が極秘で遊ぶ。
 道警本部長は遊びを薦める役割を兼ねている。
 もちろん本人らの金ではない。
 湯野中はここに投資しても十分に儲かる。
 佐々木鞘香は怯えている。二人なので一.五倍になる。その分沢山虐められそうである。
 「○○でございます。本日はご指名ありがとうございます。どうぞ私の女の躰を全身でお愉しみください」
 床に正座して手を着いて源氏名で挨拶する。
 「随分簡略したな」
 道警本部長は不満を漏らす。
 「はあ」
 佐々木鞘香は怯えた表情で固まる。
 「よし。そこでストリップやってくれ」
 「え」
 「俺たちをそそらせる様に服を脱ぐのだよ」
 「あーー。はい」
 佐々木鞘香は立ち上がる。
 その程度ならまだ序の口である。
 ブラウスのボタンを外して上半身は純白のブラ一枚になる。純白の下着はクラブの規定である。
 何故かストッキングを脱いでからスカートを下ろす。
 乳房を片手で隠してブラを外す。
 「おい。おい。どうせ全裸と決まっているのや。一々恥らって見せんで良い」
 道警本部長はずけずけと追い立てる。
 佐々木鞘香は仕方なく手を離してトップレス姿からショーツを脱ぐ。
 道警本部長は手を出す。
 「・・」
 佐々木鞘香は道警本部長を見返す。
 「それを見せろ」
 「え、えーーーーーーー」
 「早く」
 佐々木鞘香はショーツを握り締めてまた固まる。
 「あのう。汚れています」
 佐々木鞘香は困惑した表情でそう言う。
 「それが見たいのだよ。SMだろ恥を見せるのもプレイのうちだよ」
 「ああ・・・・・・・・・」
 佐々木鞘香は仕方なく握り締めたショーツを渡す。
 「そんな事で固まるな。どうせま○この奥までじっくり見られるのや」
 道警本部長は容赦が無い。
 ショーツの二十布になった裏側を広げる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーん」
 佐々木鞘香は堪らない羞恥に悲鳴を漏らす。
 「おーーーーーーー。確り染みが」
 「ははは」
 埼玉県警本部長もにんまり愉しむ。
 「其処の十字架の前に立て」
 「はい」
 佐々木鞘香は言われた通りにするしかない。
 まず道警本部長が佐々木鞘香の左手を十字架の横柱の先端のフックに縛り付ける。
 革製の拘束具は使わない。
 それを見て埼玉県警本部長も同じ様に縛る。
 「えーーー。何で。縄で」
 佐々木鞘香は拘束具を使わないのが気になる。
 「確り縛らないと落ちるからな」
 「えーーーーーーー」
 佐々木鞘香は驚愕する。
 道警本部長は佐々木鞘香の左脚を持上げて脚首に縄を掛ける。そのまま手首を縛ったフックの下に吊るすように縛る。
 「えーーーーーーーー」
 股間が開いて女の部分が丸出しに成る。
 右の脚首にも縄を掛ける。
 そっちも持上げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香は大股開きと苦しい姿勢に悲鳴を上げる。
 右の手首の下に縛って吊るす。
 道警本部長は佐々木鞘香のお尻の下に座を持って来る。金属の枠が付いていて十字架の縦の柱に填る。それを螺子で押えて止める。
 お尻は支えられて少し楽に成ったが女の部分からアナルまで丸見えである。
 「さあ。たっぷり一番恥かしいところを愉しませてもらうぞ」
 道警本部長は佐々木鞘香の閉じ合わせた女の部分のびらびらを指で広げる。
 「あ。ああ」
 佐々木鞘香は恥かしさに声を漏らす。
 道警本部長は埼玉県警本部長にクスコを渡す。
 埼玉県警本部長は佐々木鞘香の尿道の小さな亀裂の下に複雑に閉じ合わせた膣口に押し込む。
 「う、ううーーーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香は金属の異物の侵入に悲鳴を漏らす。
 埼玉県警本部長は螺子を回して女の奥を広げる。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香は女の奥が広がってさらに悲鳴を上げる。
 「お前。何日目や。こんなんで悲鳴上げて」
 「三回目です」
 「それじゃたっぷり羞恥責めを愉しむか」
 道警本部長はロングスプーンを埼玉県警本部長に渡す。自分は黒いアクリル板を持つ。
 埼玉県警本部長はロングスプーンで佐々木鞘香の膣の奥から濡れを掬い出す。
 「えーーーーーーーーーー」
 それを黒いアクリル板に乗せる。
 「いやあーーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香は自分の膣の奥から出た濡れ物に更なる悲鳴を上げる。
 「女。今度は痛みだぞ」
 「ああ」
 佐々木鞘香は鞭が飛んでくると身構える。
 だが道警本部長はスタンガンを持ち出す。
 クスコを指差してそれを埼玉県警本部長に渡す。
 「あ、あーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香はスタンガンがクスコに当てられると判って驚愕の悲鳴を上げる。
 埼玉県警本部長は容赦なくそれをクスコに当てる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香は躰を震撼させて泣き悲鳴を上げる。
 「うがあーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 埼玉県警本部長は頃合を見て離す。
 「あはあ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 佐々木鞘香は荒い息遣いを続ける。
 「まだまだこれからやで」
 道警本部長はまだまだハードな拷問を考えている。
 「帯広である女にここに蛇を入れると脅したのです。その女。それに堪えられずR国でスタントコンパニオンやって乳首斬られて借金清算しよりました」
 道警本部長は佐々木鞘香の膣に刺さったクスコを指差してそう話す。
 「えーーーーーーーー。へびーーーーーー」
 佐々木鞘香は恐怖に縮み上がる。
 「ところがその女。綺麗に整形してもらって謝金清算した上三千万くらい持って帰ってマンションも貰いよって店を出しましたよ」
 「ほう。怪我の功名ですな」
 「そんなーーーー」
 佐々木鞘香は恐怖に震えている。
 「しかし蛇を入れたら気が狂いませんか」
 「脅しですよ」
 「脅しでそこまで」
 「はい。それで湯野中氏から丁重にご注意されてしまいました」
 「えーーーーー。湯野中氏から」
 「まあ。そう言う訳で禁じ手です」
 「まあ。そうですな」
 埼玉県警本部長はさすがに嗜める表情である。
 「さあ。もう少し責めましょう」
 今度は道警本部長がクスコにスタンガンを当てる。
 「がああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうがあーーーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香は表情を破裂させて躰を小刻みに震撼させて悲鳴を搾り出す。
 一度離す。
 「あはあ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 道警本部長はもう一度スタンガンを当てる。
 「ぐうぐうぐうーーーーーーーーーーーーーーー。・・・・・・・・・・」
 佐々木鞘香から悲鳴は消えて躰がぶるぶる震え続ける。
 「あーーーーー」
 小さな悲鳴が漏れて失禁する。
 道警本部長はスタンガンを離す。
 「あはあーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 「どうです。こうやって時々遊んでみては」
 「そうですな。だんだん病みつきに成りそうで」
 「これから幾らでも新しい子は来ますよ」
 「なかなか良い世の中に成りますな」
 埼玉県警本部長も満更ではない。
 「次はどうします」
 「少し弄って潮とか逝き顔が見たいですね」
 「そうですか。ではご存分に」
 「これ」
 埼玉県警本部長は十字架を指差す。
 「一度開放して拷問椅子か床に固定しますか」
 「拷問椅子が良いですね」
 佐々木鞘香は十字架から降ろされた。力なく床に座り込む。
 「自分の小便の上に座ってどうします」
 道警本部長は手を引くが佐々木鞘香は立てない。二人で抱き上げて拷問椅子に乗せる。
 縄は掛けないで革の拘束具で固定する。
 「これ入れたこと有るか」
 埼玉県警本部長はドリルバイブを翳す。
 佐々木鞘香は強く首を振る。
 「ローターと電マで充分でしょう」
 「そうですな」
 「その前に剃毛しては如何ですか」
 「あーーーーーーー。それは」
 佐々木鞘香はそこだけは違いを訴える。
 「別料金だな。生え揃っているから十万だよな」
 道警本部長は料金のことは充分に知っている。
 「はい。お願いします」
 道警本部長は直ぐに金を出す。
 「あんたのバッグの横に置いておくぞ」
 「はい。ありがとうございます」
 「なかなか剃り涯が有りますよ。大陰唇まで残っています」
 埼玉県警本部長は小型のバリカンでカットする。
 大方が一気に剃れてしまう。残りを一枚刃の剃刀でじっくり剃る。
 色白の肌だが陰毛の下は紅みが濃い。タオルで拭いて剥き出しに成ったその部分は紅く映えて美しい。
 埼玉県警本部長は膣にローターを突っ込む。
 「もう一個入れましょう」
 道警本部長は次のローターを渡して電マを掴んで用意する。
 埼玉県警本部長が二つ目を入れると電マを渡す。
 「あはあーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香は一声泣くがあとは踏ん張る。
 埼玉県警本部長はクリトリスを包んだ包皮の上に電マを当てる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香は三つの責めには堪えられないようである。
 一度失禁している。なかなか潮は噴かないと思われた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーん」
 佐々木鞘香は予測に反して一気に潮を噴き上げる。断続的に何回も噴く。
 「はやいなあ」
 埼玉県警本部長はやや拍子抜けである。
 だが次には失神を狙う。



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