鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その十九 続女躰売買復活

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 娼婦の泣き所の反対側である。
 「・・・・・」
 植村彩は声を洩らして生き恥を晒すサービスもやむを得ないと思っている。だが躰は抵抗してしまう。
 埼玉県警本部長と警視長は一気に掛かる。
 「うーーーーーー。うーーーーーーうーーーーーーーーーーーーううーーーーーーーーーーーー」
 小さいローターが膣内にピンポイントに当たっていた。
 植村彩は思った以上に堪えられない。
 「あーーーーーー。あーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 植村彩の逆さ吊るしの顔は床に向かって大口を破裂させ声を絞り出す。頭は強く震撼する。
 馴れてきた植村彩にもこれまでにない恥ずかしすぎる姿である。
 「あーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー」
 植村彩の逆さ吊るしの股間は何度も強い痙攣の波を繰り返した。
 県警幹部らは順に交代して責め続ける。
 「あーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は遂に逆さ吊るしのまま失禁してしまう。
 「あーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーだめーーーーーーーーーーーー」
 究極の恥に塗れた悲鳴である。
 「まあ。気持ち良くなりすぎてお漏らしまでしてしまって。もういい歳なのに耐えられないのね」
 女性警視は詰るように言う。
 「最高に嬉しいじゃないか」
 埼玉県警本部長はその姿を悦ぶ。
 「それではお仕置きしましょうね。漏らしてしまったのですもの」
 女性警視は階級が上の幹部らの前で虐めを仕切る体勢である。
 先端に長方形のチップが付いた一本鞭を配る。
 この体勢で一本鞭は何処を狙ってくるか植村彩は想像するだけで縮み上がってしまう。
 警察幹部らの視線は上を向いて閉じ合わせた女の部分の粘膜に集中している。
 女性警視はガーゼを取り出す。
 それを五十年配の警視長が受け取り股間の周りから前面の濡れを拭きとり躰を点検する。
 植村彩は恥に塗れた表情を曇らせて堪え続けた。
 道警本部長が一本鞭を構える。植村彩に緊張が奔った。
 「さあ。お〇〇こも、おっぱいも、この奇麗な太腿も、蚯蚓腫れが破れて血が滲むまで叩きましょうね」
 女性警視は恐ろしいことを当然の如く言う。
 道警本部長はいつもの乗りで振り被る。鞭の先端は閉じ合わせた粘膜を叩き割るように中心にきっちり入った。
 「うぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は躰を硬くして震撼させ悲鳴を絞り出す。
 「う、ううーーーーーー」
 痛みに藻掻き続ける。
 道警本部長はもう一発構えた。
 植村彩は悲痛な目で下から見上げる。
 道警本部長は加虐心が滾っていた。
 一番痛い部分に狙いを集中させて鞭の先端を叩き付ける。
 「うぐぐおーーーーーーーーーーーー」
 植村彩の躰は一瞬固まり背中を丸め股間を庇うように手を伸ばす。
 「うーーーーーー。うーーーーーー」
 痛みに躰を硬く震撼させる。
 九人の男性幹部全員回って最後に女性警視が鞭を構えた。
 植村彩は辛い表情を振るえさせてそれを見る。
 女性警視が一番残酷である。鞭の先端を斜めにして角が当たるように調整する。
 クリトリスに狙いを定めて振り下ろす。
 「うーーぐーーおーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーおーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は硬くした腰を強く斜めに振る。
 「ぐうおーーーーーーーーーーーー」
 さらに上半身を捻るように暴れさせ腰を強く振って痛みに藻掻く。
 既に粘膜から血が滲んでいる。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーー」
 戒めを解くと植村彩は股間を両手で押さえて床に蹲った。
 相当な痛みに動けない。
 さすがに湯に浸かる休憩が許された。
 植村彩はやや温めの湯に浸かる。この後も散々甚振られてしまう。鞭をたくさん受けると全身の痛みで眠れない。
 娼国の日本出張病院で痛み止めは打って貰える。またそれに頼るしかない。
 植村彩は十五分で浴室から呼び戻された。
 今度は拷問椅子に磔にされる。
 植村彩は十字架に磔にされて乳房を叩かれると思っていた。何か他の目論見があるらしい。
 女性警視は植村彩の女の部分を点検する。
 「血は少し滲んだけどまだ軽微ね」
 女性警視はたいしたことはないと決めてしまう。
 「そんなあ。まだ痛いですよ」
 植村彩は辛いと訴える。
 「そう。それでは別の傷みをあげるわね。これから彼女のお○○こを解剖しましょう」
 女性警視は植村彩と男性幹部に宣言した。
 「何をするのですか」
 解剖と聞いて植村彩もさすがに抗議する。
 「大丈夫。斬ったりはしないから。痛いだけよ」
 女性警視は涼しい表情で言う。
 道警本部長が大型のクスコを持ち出す。
 それを植村彩の膣に横向きに挿入する。
 螺子を回して強く広げた。
 尿道の亀裂は膣天井部の柔らかい粘膜ごとクスコの二枚の金属の間に垂れ下がる。
 膣の低部は下から盛り上がった。
 女性警視はブジーを二本手にする。
 「これ一本は尿道責め。一本は子宮よ」
 女性警視は二人の警視長の前にそれを差し出す。
 植村彩はぎくりとする。子宮に刺されたら強烈に痛い。
 一人目が尿道の亀裂にブジーを差し込む。
 「う、ううーーーーーーーーーーーー」
 まだ序の口の傷みだが植村彩は悲鳴を上げる。
 女性警視は手真似でブジーを動かす動作をした。
 責めている警視長がその通りにブジーをピストンする。
 「うーーーーーー。うーーーーーー。うーーーーーー」
 植村彩はまたオーバーに悲鳴を上げた。
 女性警視は細く長い綿棒を渡す。
 警視長はブジーを抜いて綿棒を差し込む。
 「う、う、く、うーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は強烈に甲高い悲鳴を上げる。
 警視長はさらにピストンする。
 「あはあーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー。ううああーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーー」
 これは強烈に痛い。
 女性警視はまたブジーを渡す。
 警視長は綿棒を抜いてブジーを差し込む。
 女性警視はスタンガンを渡す。
 警視長はスイッチを入れてスタンガンの端子を植村彩の尿道に刺さったブジーに当てる。
 「あーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 植村彩の躰は小刻みにびりびり震撼した。
 「あーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は叫びながら失禁してしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。あーーーーーー」
 警視長は直ぐにブジーを抜く。
 「う、ううーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーー」
 綿棒でピストンしたので失禁尿が沁みるのである。
 失禁が治まって植村彩の悲鳴が止むと女性警視はもう一本のブジーを宮崎県警本部長に渡す。
 宮崎県警本部長はブジーの先端をクスコの奥の子宮口に当てる。
 植村彩は恐怖に縮み上がる表情でそれを見下ろした。
 宮崎県警本部長は加虐心を込めてそれを子宮口に突き刺す。
 「うーーぐううーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーー」
 強烈な傷みである。
 植村彩は拷問椅子の上で藻掻く。
 女性警視はスタンガンを渡す。
 「やめてーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は恐怖の表情を破裂させて叫ぶ。
 宮崎県警本部長は容赦なくスタンガンの端子を植村彩の子宮に刺さったブジーに当てる。
 「あーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は躰を震撼させて甲高い声で狂ったように叫ぶ。
 次の瞬間首が倒れ失神してしまった。
 女性警視は子宮口にブジーが刺さったままもう一本を尿道に突き刺す。
 植村彩はまだ意識を回復しない。
 女性警視は滅菌梱包された注射針を取り出す。
 指でクリトリスの包皮を剥いてクリトリスの下から横に注射針を潜らせる。
 「うーーーーーー」
 植村彩はようやく意識を回復した。
 女性警視は次の注射針をクリトリスの上から縦に突き刺して潜らせる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は強烈に甲高い悲鳴を上げた。
 「やめてーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は泣き声で訴える。
 「なに。まだまだよ」
 女性警視はまったく動じない。
 植村彩の女の部分は恐ろしい状態になっていた。
 金属の嘴が膣口を左右に大きく開いている。その上でクリトリスの包皮が剥かれて突き出した豆粒の下を横串に注射針が刺さっていた。
 さらに上から注射針が剥いた包皮と豆粒の間に突き刺さり豆粒の下からクスコの金属の谷間に突き出ている。
 女性警視は細長く口径の小さいクスコを取り出した。
 それを宮崎県警本部長に渡す。残忍なことを愉しむ気持ちを篭めた表情の笑みを浮かべて尿道の亀裂を指差す。
 植村彩は女性警視の表情に凍りつく。
 クスコの金属が左右に割れた谷間に薄橙の粘膜が垂れ下がっている。その中心に尿道の亀裂がくっきり確認できた。
 宮崎県警本部長はクスコで広がった生々しい女の内部を鑑賞しながら尿道の亀裂に小さなクスコの先端を突き刺す。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、うう、うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は強烈に甲高い悲鳴を上げる。割り切っていても恥かしさと痛みに生きた心地ではない。
 女性警視はもう一本もっと長細いクスコを取り出す。
 「四人ほど彼女の太腿押えていただけます」
 そう言って一番若い男の腕を掴んでそのクスコを渡す。若いと言っても四十代後半である。
 「この奥に見えるでしょう。あそこにぐさあーーと」
 女性警視の加虐心の篭った言葉は植村彩の心臓に突き刺さる。
 四十代後半の警視長は中を覗いてじっくり狙いを定めた。
 女性警視が横からペンライトを照らす。
 女性警視の要求通り四人の幹部は確り植村彩の太腿を押えている。
 四十代後半の警視長は慎重に子宮口に突っ込む。
 「あーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー」
 植村彩は押えている幹部らを跳ね飛ばさんばかりの勢いで暴れんとした。猛烈な痛みに悲鳴を噴き上げる。
 小型のクスコを広げて内視鏡カメラで内部をスクリーンに投影した。
 暫く鑑賞する。
 二つの小さなクスコを抜いて大きいクスコも一度抜かれた。だが注射針はそのままである。
 「今度はお○○こに電流を流しましょうね。貴女の悲鳴でお偉方のお○○○んを起たせてあげましょうね」
 今度は女性警視の手で植村彩の女の部分の粘膜を二枚合わせて抓む。それを注射針で貫く。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は繊細な痛みに悲鳴を搾り出す。
 女性警視は続けざまに四本刺した。
 クロス型に針の先端が接触するように刺している。
 女性警視はスタンガンを二本持ち出す。
 「さあ。彼女のお○○こを拷問しましょう」
 女性警視はもろに言ってしまう。
 二人の警視長がスタンガンを受け取る。
 植村彩は怯えた表情でスタンガンを目で追う。
 スタンガンの電源を入れる。バチバチ音が鳴る。
 植村彩はさらに怯えて表情を震えさせた。
 一人がクリトリスを横に貫いた注射針にスタンガンの端子を当てる。
 「あはあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー。ああはあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 植村彩は強烈に悲鳴を上げた。
 股間は小刻みに震える。
 「はあ。・・・はあ。・・・はあ。・・・はあ。・・・はあ」
 植村彩の顔は紅く染まっていた。
 一人目がスタンガンを離す。
 もう一人が植村彩の女の部分を突き刺した注射針に当てる。
 四本の注射針に電流が流れるように当てていた。
 「あはあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 植村彩はまた一頻り強烈な悲鳴を上げる。
 二人の警視長は交互に責めた。
 植村彩の股間は小刻みに震撼し続ける。
 「いくぞ」
 一人が合図して両方一気に当てた。
 「う、ううおーーーーーーーーーーーー」
 植村彩の頭が究極に後ろに反る。
 「あーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーー。あーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーー」
 植村彩の閉じ会わせた女の部分から潮が流れ出す。
 失禁したばかりてある。
 「あはあ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 植村彩は崩壊した表情で荒い息遣いを続ける。
 暫くの休憩のあと十字架に磔にされた。
 両腕を広げて十字架の横柱に各々四ヵ所ずつ縛り付けられる。
 植村彩は力なく八ヶ所の縄に全身がぶら下がった状態である。
 乳房と太腿に数十回鞭を受けた。
 十字架から降ろすと床に倒れ込んでしまう。
 女性警視が娼国の救急を呼んで全員引き上げる。植村彩は大きな収入になったが恐ろしい一日であった。
 
 R国T市湖畔のリゾートホテルである。
 佐々木鞘香ら四人は大船一家の宴会にハードコンパニオンとして呼ばれた。
 四人の内一人がスタントコンパニオンにされる。
 それ以外はハードコンパニオンのプレイ代で責めを受けることになる。
 座敷に入った四人を恐怖に突き落とす事態が起きた。
 其処には仁延頴娃が居たのである。
 連れて来たのは東丸秀三郎若頭補佐。
 東丸秀三郎若頭補佐は仁延頴娃を緊縛師として稲垣七郎組長に紹介した。
 佐々木鞘香らはこれが自分らをオークションで売ったやくざ組織の宴会と理解する。
 逃げた相手にまた捕まって仕舞ったのである。
 まさかこの宴会が四回。そんな恐怖が四人の脳裏を過った。
 あの鞭を四回受ける。到底耐えられない。それでも此処まで来て逃げ道はもうない。
 佐々木鞘香は自分が仁延頴娃に騙されて他の三人まで巻き込んでしまったと悔やむ。
 早見朱莉も仁延頴娃の鞭を直接受けて入院した。
 尋常な恐怖感ではない。
 「お前ら異常に怯えているじゃないか」
 稲垣七郎組長が四人に確認する。
 佐々木鞘香と早見朱莉が同時に仁延頴娃を指差す。
 「俺が此処に行くよう薦めたのです。その俺と此処で会ったものだから騙されたと思っているのでしょう」
 仁延頴娃はあっけらかんと事情を話してしまう。
 「お前どういう嘘をついたのや」
 東丸秀三郎若頭補佐が確認する。
 「嘘はついてないです。ただ日本で俺の指名から逃れたくて此処に来たのに俺が居たからです」
 仁延頴娃は全く悪びれてない。
 「お前。ハードAVの拷問をクラブでやったんやないよな」
 東丸秀三郎若頭補佐でもその内容はハードである。
 「そのまんまです。でも高額です。こっちが五十万で、ごねたこっちが七十万です」
 仁延頴娃は早見朱莉、佐々木鞘香の順に指差し当然の如く言う。
 「それは安いぞ」
 東丸秀三郎若頭補佐もやや呆れる。
 「安くないです。鞭の痕は消えます」
 仁延頴娃は大真面目である。
 「あれはハードだぞ。二百万くらいは払わないと」
 「AVは三千万でしょう。沢山販売されて社会に残ってしまいます。こっちは室内のプレイですよ」
 「お前ら。入院しなかったか」
 「入院しました。もう立てなかったです」
 佐々木鞘香が辛かったのを訴える。
 「まあ。レートのことはなんとも言えんがな。入院まではない程度に虐めてやるよ。ちゃんと四人とも最終的には金を持って日本に帰れるから」
 右田吾一若頭が話に終止符を打つ。
 「まあ。こいつには今日は座っていてもらうから」
 東丸秀三郎若頭補佐がそう付け加える。
 四人は一応安心した。
 「だがハードはハードだぞ」
 東丸秀三郎若頭補佐が念を押す。
 三田園矢一舎弟頭補佐が大きなトレイに載せて凧糸の両端に洗濯バサミが縛り付けた小道具を搬入してくる。
 四人は三田園矢一舎弟頭補佐を見て自分らのオークションを仕切っていた人物と思い出す。
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐が直径一メートルくらいの縄で作った輪っかを四つ座敷の中央に一メートルの間隔で置く。
 「その縄で出来た輪の中に一人ずつ立て」
 東丸秀三郎若頭補佐が四人に命令する。
 早見朱莉と佐々木鞘香を向かい合わせた。もう一組は工藤美央と田原萌江を向かい合わせる。
 東丸秀三郎若頭補佐らが四人に四人掛かって凧糸に繋いだ洗濯バサミの片方を一つずつ鋏み付けた。
 左の乳房から乳首、腹の横を通して太腿まで五センチ置きに鋏み付けてゆく。反対側の洗濯バサミは垂らしたままである。
 片側付け終わると向い合わせの女の右側に凧糸の反対側に縛り付けて垂らされている洗濯バサミを鋏み付けた。
 一本の糸の両側に結びつけた洗濯バサミで二人の躰を繋ぐ形になる。一本ずつ並列に並べた状態で禁則的に二人の躰を繋いでいた。
 「さあ。これをせーので引っ張り合ってもらう。これで一個でも多く躰に残った方が勝ちだ」
 東丸秀三郎若頭補佐が宣告する。
 これが一気に飛んだら相当なダメージである。
 四人の躰に緊張が奔って想定される痛みに慄く。
 「ゲームは全部で三つだ。一番点数を取った者が今回乳首を提供して貰う」
 東丸秀三郎若頭補佐はさらに過酷な内容を宣言する。こんなゲームを三つもさせられるのである。
 「こっちから行くぞ」
 三田園矢一舎弟頭補佐が工藤美央と田原萌江に声を掛けた。
 「三田園が合図したら引けよ」
 東丸秀三郎若頭補佐が宣告する。
 「せーの」
 二人は引き合うがそんなに力は入ってない。
 躰を揺すり合う。
 東丸秀三郎若頭補佐と三田園矢一舎弟頭補佐が各々後ろに付く。
 三田園矢一舎弟頭補佐が田原萌江の肩を強く引く。東丸秀三郎若頭補佐が工藤美央の肩を手で確り掴んで押える。
 洗濯バサミは大方が一気に空中に飛ぶ。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「ぐうわああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ほぼ同時に工藤美央と田原萌江から悲鳴が上がる。
 残ったのは工藤美央の太腿の一本だけであった。
 工藤美央の勝ちである。工藤美央に一ポイントが入る。
 橋下五郎本部長が上座の斜め横に運ばれた白板に四人の名前を書いて工藤美央の下に横棒を一本書く。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ」
 工藤美央は畳に躰を横たえて痛みに藻掻く。
 田原萌江は両手で胸を押えて躰を丸めて畳に伏せる。
 「あはあん。ああん。ああ。ああ。ああ」
 両名ともなかなか痛みは治まらない。
 早見朱莉と佐々木鞘香は洗濯バサミで凧糸が何本も繋がったまま不安そうに二人を見ている。
 「さあ。君らの番だ」
 東丸秀三郎若頭補佐が佐々木鞘香の肩を掴む。佐々木鞘香は震えている。三田園矢一舎弟頭補佐が早見朱莉の肩を掴む。
 「いくよ」
 「あ、ああーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香が泣き叫ぶ。
 今度は東丸秀三郎若頭補佐と三田園矢一舎弟頭補佐が同時に引く。
 「がああーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香が畳に崩れる。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーー」
 早見朱莉は東丸秀三郎若頭補佐に肩を掴まれたまま藻掻く。
 「ぐううーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーー」
 そのまま前に倒れる。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーー」
 佐々木鞘香は泣きながら畳を仰向けに右に左に躰を捩って藻掻く。
 「ぐうーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーー」
 早見朱莉はうつ伏せに畳に手を着いて躰を揺する。
 洗濯バサミは早見朱莉の太腿に二本。佐々木鞘香の腹部に三本連なって残っていた。
 佐々木鞘香の勝ちである。




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