鬼三のSM小説
女衒の國
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
その十六 女躰拷問連鎖
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次の将校も松井玲那元巡査部長の女の部分を狙っている。
二人目は女の部分の閉じ合わせた粘膜に刺さる。
「うう。うぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
松井玲那元巡査部長の躰は衝撃に強く震える。
クリトリスも堪えられないがここも辛い。
三人目は乳首を狙う。
「うおーーーーーーーーーーー」
乳首は外れたが乳輪に刺さる。
まだ血は出てない。
四人目は外れる。乳房の下半分くらいに当る。
僅かに血の玉が膨らむ。
やがてそれが細い線になって流れる。白く美しい女の肌に綺麗な血の筋である。緩慢にじりじり流れてゆく。
それを暫らく確認して五人目が吹く。
これも外れて乳房に当る。今度も皮膚に刺さっているが血は流れない。
十三人目でやっと乳首に命中した。
「う、ううーーーーーーーーーーーん。う、うう、うーーーーーーー」
十九人目がクリトリスを包んだ包皮に命中する。そこからも血の玉が噴出す。
三十名が吹いてクリトリスに一人、乳首に二人、追加して乳輪の一人と局部に当った一人が入賞となった。
吹き矢が刺さったままこの五名で鞭打ちである。
松井玲那元巡査部長は躰に刺さった吹き矢と血を見下ろす。それから蒼い表情を硬くして将校らを上目遣いに見る。
自分は今恐ろしい玩具にされている。これまで森川優紀巡査部長らも同じ目に有っていたと思う。
次に誰かが救いを考えてくれない限り死ぬまでこの状態から逃れない。
一人目が鞭を持っている。局部に吹き矢を当てた将校である。
鞭は先端が長方形のチップ。柔らかい革が二枚重なっている。
クリトリスと女の部分の粘膜に刺さった吹き矢を共々叩く様に鞭を叩き付ける。鞭の先端はクリトリスそのものを叩いて吹き矢を掃っている。
「うぐおおーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
吹き矢は軽く飛ぶ。女の部分には血が滲む。クリトリスの血は更に流れる。
次の将校は乳房と乳首の吹き矢を叩き落とす。鞭の先端は乳房をへしゃげている。
「うぐぐううーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーー」
松井玲那元巡査部長は十字架に吊るされた躰を震えさせて悲鳴を絞りだす。
鞭の痛みはまだ序の口である。吹き矢が刺さったことと血がショックを受けている。
吹き矢は飛び乳房の血は擦った様に広がって滲む。
松井玲那元巡査部長の肌の肌理が細かく白い躰は徐々に血に汚されてゆく。
最後の一人は落とす吹き矢がもう無い。
将校二人が女の部分のびらびらを広げる。
「やめてーーーーーーーーーーーー。ああ。そこまでするのーーー」
松井玲那元巡査部長は堪らず叫ぶ。柿崎一行にもやられた。いまの体勢はもっと辛い。全身に恐怖の旋律が走る。
クリトリスに命中させた将校である。
更に女の部分は血が流れ滲んでいる。
将校はそれを目掛けて力の限り叩く。
「ぐうおお、おーーーーーーーーーーー。う、う、う、う、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
松井玲那元巡査部長の目から涙が溢れる。
「う、う、う、うーーーーーーーーー。うーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーー」
松井玲那元巡査部長は繊細な痛みが強烈に来て辛い姿勢で藻掻き苦しむ。
躰はぶるぶる震えている。
最後の将校はその血に濡れて剥き出しの乳房をついでにビンタする。
「うーーーーーー。うーーーーーーーー」
びらびらを広げていた将校は顔をビンタする。みんな加虐心が滾っている。
緊縛師は将校を下がらせて洗濯バサミを準備する。
松井玲那元巡査部長の腋の下乳房の横から付けて行く。緊縛師は指で剥き出しの銅線を一本抓んでいる。
洗濯バサミで銅線と一緒に皮膚を抓む。腰の下太腿の横までほぼ三センチ置きに抓んでゆく。
その銅線の片方の先端は電源トランスのターミナルに接続されている。もう片方は少し長めに垂れ流している。
反対側の腋も同じ様に付ける。
次は乳房の上から乳首、乳房の下、へその横を通って太腿の付け根を鋏んで女の部分のびらびらの片方を鋏む。最後に内腿に二本付ける。
もう片方の乳房からも同じ様に付ける。女の部分はびらびらを左右から洗濯バサミに少し広げられて生々しい内部を覗かせている。
恐ろしい拷問である。
将校らは順番に電流を流して遊ぶ。
一人目は左の腋の下を通る系統に流す。
「う、うーー。お、お、おおーーーーーーーーーー。ううおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
松井玲那元巡査部長の躰は一気に全体が小刻みに震撼する。小刻みだが顔の表情は急激に軋む。
「あ、ああーーーーーーー。あーーーーーーーーー。あーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
将校は適度に電源を切る。
「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
松井玲那元巡査部長の躰は緩やかに震え荒い息遣いが続く。
二人目は左の乳房の線に流す。
「うう。ううーー。ううーー。うーーうーーーうーーーーーーーーー。ううおおーーーーーーーーー。ううーーーーーーーー」
松井玲那元巡査部長の躰は全体が小刻みな震撼を続ける。顔の表情は一気に軋み藻掻く。苦しみに破裂している。
「ああーーーーーーー。あ、ああ、あ、あーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあーーーーーーーーーーーー」
松井玲那元巡査部長の躰は僅かに汗を噴く。顔は苦しみに歪み藻掻き続ける。
それは見ている将校らの加虐心を究極に堪能させる。
「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
電流を止めても松井玲那元巡査部長の表情は疲弊している。
三人目は真ん中二本に流す。
「ううおおーーーーーーー。うおおーーーーーーーーーーー。ううーーー。う、う、ううーーーーーーーーー。うう、ぐうーー。ううーーーーー」
松井玲那元巡査部長の躰の小刻みな震撼は更に大きくなる。顔は大きく捩って藻掻き続ける。
更に横二本も追加して全部に電流を流す。
「うおーーーーーー。ううおおーーーーーーーー。ううーーうーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーー。ああがあーーーーーーーー」
更に躰は小刻みに震撼する。
「あ、ああーーーーーー。あーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
松井玲那元巡査部長は躰を震撼させながら遂に失禁する。
軍手をした将校が四本の銅線を引っ張る。洗濯バサミは躰から弾けて一気に飛ぶ。
「うーーうーーーーーうーーーーーーーーーーーーーうーーー。うーーー。ううーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーー」
松井玲那元巡査部長は躰を究極に振って大声でサイレンの様な悲鳴を破裂させる。
「うおーーーーーーー。うおーーーーーーーー。うおーーーーーーー。ううーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーー」
松井玲那元巡査部長は強烈過ぎる痛みに躰を力の限り振る。
松井玲那元巡査部長の躰には洗濯バサミで鋏んだ痕が数箇所に無残に残っている。一部皮膚が剥けて血も滲んでいる。
松井玲那元巡査部長の美しかったボディは無残極まりない状態である。
それでも将校らはこの躰に欲情して興奮の坩堝となる。
十字架から降ろすと松井玲那元巡査部長は床に力なく倒れこむ。衛生兵が痛み止めを打つ。医者が呼ばれてプレイは終了である。
インターンを連れた医者が診察してインターンが囲んで対処する。これも悲痛な松井玲那元巡査部長の羞恥心を強く痛めつける。
柿崎一行は東京に向かった。
立憲国民党代議士徳永裕美の抹殺は難しいとの報告から確認に来た。
徳永裕美は議員宿舎を使っている。SPこそ付いてないが一人では殆んど行動しない。
議員宿舎内での殺害は難しい。
柿崎一行は葛城義和に報告する。
「下手な抹消をすると大きな騒ぎに成ります。田舎に帰ることはないですか」
「確認しましたが東京生まれです。選挙区も東京です。実家は杉並区高井戸です」
「うーん。なかなか難しいですね」
「はい」
「無理をしないでじっくり調査して盲点を探しましょう」
「本人も狙われる事を充分に警戒している様子です」
「これまでから考えれば当然ですね」
ハードコンパニオン星野茉莉は娼国から日本に移送された。平佐和も飛行機で日本に向かった。
星野茉莉は日本人コンパニオンだが大きな金を補償されている。湯野中系列の杉本金融から借りた借金を返し終わったら同額が貰える。
ギャラの五十パーセントが借金返済である。終了すれば残り五十パーセントが貰える。
さらに追加のプレゼントで都心部に分譲マンションの部屋が二つ貰える。一つに住みあと一つは家賃収入を得られることに成る。
秘密は永久に守る。監視も付いている。
星野茉莉はR国系湯野中系列の建てた永田町に隣接したホテルに派遣された。
このホテルの地下二階は完全秘密の宴会場である。
コンパニオンらは別の建物から地下を通って此処に入る。
代議士や官僚らはホテルにチェックインしてから専用のエレベーターでこの階に降りる。一般の客は此処に入れない。
二フロアが専用フロアである。チェックインもその階で行う。この二フロアのみ清掃もフロントも娼国からの派遣スタッフが行う。
葛城義和が総理に就任した時に湯野中がこのホテルを改造したのである。
娼国から来たコンパニオンも星野茉莉と一緒に此処に入る。代議士、官僚とも一人に二人のコンパニオンが付く。
一人は席の正面に長い座布団を敷いて横に成る。女躰会席膳のコンパニオンである。
あと一人は斜め横の座布団に座る。こっちは全身奉仕を行う。
月村総理の公営保育園民営化、消費税一本化政策に強く反論する立憲国民党代議士徳永裕美対策が議題である。
宴会場では星野茉莉を緊縛師が脱がしに掛かる。
星野茉莉は全裸で逆さ吊るしにされた。この体勢で鞭打ちのサービスである。
代議士、官僚らもこの愉しみに願望が滾っている。
本来こんな遊びはできない。やってはならない立場である。娼国の手でその悦びを与えられ染められてしまった。
こうして娼国のペースに嵌って行くのである。
警察庁長官後藤謙二が最初に立つ。
一本鞭を構えて逆さ吊るしの星野茉莉の乳房を叩く。
「ううおおーーーーーーーーーーー」
星野茉莉の悲鳴が会場を劈く。
平佐和は席に付いたコンパニオンに酒を無理やり飲ませる。いつもの性癖である。誰もコンパニオンを庇ったり平佐和を咎めたりする者は居ない。
「菱沼先生。徳永裕美何とかならんかね」
「娼国の調査に企業を一つ送った様ですね」
「そうだ。それも問題だが何とか失脚させられないか」
「手頃なタレント、歌手、アスリート等と不倫させられたら良いのだが」
「まだ独身だろ」
その間も平佐和はコンパニオンの頭を膝に乗せて酒を強いる。女躰盛のコンパニオンにも水差しで飲ませる。
「結婚しているタレント、歌手、アスリートだよ」
「他に方法は無いかな」
「自分で運転しないから交通違反も無理だな」
星野茉莉の逆さ吊るしの躰は空中で振り子の様に揺れる。その反動を利用して綺麗な太腿を叩く。
「う、ううおーーーーーーーーーーーーー」
星野茉莉の太腿と乳房には無残な鞭の赤い筋が何本も奔っている。
三人目の代議士が数発叩いたところで畳みに降ろされる。
「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
星野茉莉は強烈な痛みに荒い息遣いを続ける。娼国でハードコンパニオンになって半年である。
かなり慣れてはいるが痛みは辛い。
次の代議士は星野茉莉の蚯蚓腫れが赤い筋になった鞭の痕に蝋涙を流す。
「うう、おーーーーーーーー。うおーーーーーーーー。おーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーー」
星野茉莉は畳みの上で強烈に暴れる。
それを代議士数人が押さえる。
「ああーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
乳房は両方とも真っ赤に蝋涙を被っている。
美しい太腿が無残に真っ赤な筋に潰された上から蝋涙を流す。
「あ、あーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーー」
沁みて痛いことは確かだが無言で受けることもできる。僅かに呻く程度で済む。星野茉莉はそれを顔の表情を歪め大口を破裂させて悲鳴を上げる。
代議士二人が星野茉莉の女の部分を広げる。
一人の官僚がそこに蝋燭の芯の周りに溶けた蝋涙を流す。
「あ、あ、あーーーーーーーーーー。ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーはああーーーーーーーーーん」
星野茉莉の躰は二人の代議士に押さえられながら究極に暴れる。今度は本物の悲鳴である。
緊縛師は拷問椅子を用意して次の拷問の体勢である。
代議士はその前に星野茉莉の女に指を突っ込みながら緊縛師に潮噴きを要求する。
星野茉莉は素直に責めのまま女の性を見せる。
潮は一メートル弱飛び跳ねる。
「あーーーーー。あーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーあ。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
今度は星野茉莉の艶のある悲鳴を愉しめた。
「良い女だ。知的にも見えて色香もある。その美人が羞恥に崩れ痛みに泣き崩れる。堪えられない。これが最高の悦びだ」
代議士は野党やマスコミの監視の行き届かないこの空間でしか言えない台詞を吐いてしまう。
「色事に積極的な政治家が経済を伸ばします。真面目に徹した社会に成れば成るほど経済は疲弊するのです」
官僚はご機嫌取りと本音の両方である。
腐敗混濁に塗れた社会でも景気がよければ良い。清くても貧乏社会は下層を更に貧乏地獄に堕とす。
星野茉莉は拷問椅子に磔られている。潮を吹きまくった股間の濡れは拭いたがまだ湿り気を残していて艶かしい。
水槽に入れてカメレオンが二匹運ばれる。
緊縛師は星野茉莉の膣にクスコを挿入する。蚯蚓千条の天井部分が広がるように横向きに入れる。
アナルも開口器で広げる。
スクリーンにその姿が拡大される。
緊縛師は中に蜜を塗る。
カメレオンを嗾けて膣とアナルに舌を伸ばさせる。
「あーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーん」
星野茉莉は悲鳴とも悦びの声とも判らない声を上げる。
緊縛師はスポイトで膣の奥に蜜を追加する。
カメレオンの舌は烈しく舐め続ける。
「あうあーーーーーーーーーーーーーー。あうあーーーーーーーーー。あうーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーー」
星野茉莉は完全に逝き顔である。
こんな恥ずかしい姿は無い。爬虫類の舌で感じてしまう。
星野茉莉はこの屈辱を受け入れた。貰える金額と将来の安泰の為である。
養殖したカメレオンで菌はないと補償されている。
平佐和は星野茉莉の躰に真紀子を重ねる。良く似た体型である。顔も似てはいないがタイプは同じである。
真紀子も以前はハードコンパニオンであった。前主席仁川の時代である。平佐和は仁川時代から繋がっているがその姿は見ていない。
僅か十数年で日本の政治家、官僚の中枢が娼国、R国と癒着してしまった。葛城義和を紹介したのが格段に事態を変えた。
そして平佐和は日本の政界から引退して葛城義和共々娼国、R国で財を成した。娼国から日本をコントロールしている。
何としてもこの体制を護らなければならない。
野党を微数に追い込んだが僅かな敵でも日本のマスコミの幾つかは強力に応援している。
リベラル勢力は僅かでも油断できない。議席数は減っても反論する力はまったく衰えない。
平佐和は二人のコンパ二オンを急性アルコール中毒にした。
看護士が呼ばれ利尿剤が点滴される。宴会場で全裸のまま尿道カテーテルを挿入された。
そのシーンもスクリーンにアップで公開である。
看護師は娼国からコンパニオンに付いて来ている。
二人は朝まで宴会場で苦しみ続けた。
この二人には平佐和の担当になる時点から特別手当が支給されている。
本庄真奈美はT市の市長に面会を求めた。
「他の市から集めて寮で生活させる。そりゃワシらでも許可できないよ」
「何方にお願いすれば」
「村上首相か湯野中氏だが。その前にその工場で働くとしたら軍人か警察員の奥さんだ。寮と言うのは成り立たないよ」
「そうですか」
「男ではできないのか」
「女性が理想なのです」
「TOPが女ではこの国の男は働きたがらないしな」
「他の国に進出したらどうや」
「この国だと税金が少なくて資金をプールしやすいのです」
「その目的は正しいがな。この国に事務所だけ置いてM国に工場造ればどうや。多少は税金が掛かるが働き手は居るよ」
「はあ」
本庄真奈美はそっちに話を持って行かれては困る。
「もう一つ方法が有る。だが湯野中氏が納得しないと無理だな」
「それは」
「あんた方日本人にはとんでもない話だがこの国では容姿が売春に向かないと生む専門の職業になる。だがそれにも適さない者が居る」
「その人達を集めるのですか」
「そうだが湯野中氏を説得しないと」
「ご紹介いただけませんか」
「わしらでは無理だ。市長、国会議員と言っても形だけの存在だ」
「何方にご相談すれば」
「村上首相、指宿氏、あとは日本の元総理二人の何れかだな」
「平佐和先生か葛城先生」
「そうだよ。それが一番早い」
本庄真奈美は葛城義和にもう一度面会を求めた。
今度は北嶋真紀子を伴ってT市のホテルで面会した。
葛城義和は市長の言う対象を知らなかった。
「湯野中氏に相談して置きましょう」
そう言って答えを保留して帰した。
「何を言っているのかしら」
真紀子は強引に来る姿勢が気に入らない。
「近付いて来る以上こっちもコンタクトを続けた方が状況を掴みやすいです」
「あなたの言う通り怖い女狐ね」
「そうです」
葛城義和は湯野中にコンタクトを取る。
「確かにR国にはどっちにも使えない女が六十人くらい居る。完全に生活保護扱いだ」
「ホテルの掃除とかには」
「うん。足が悪くてな」
「この話認めますか」
「先生がそう仰るなら」
「どうでしょう。逆にこっちが一部手綱を引けます」
「会って見よう」
葛城義和は再び本庄真奈美をT市のホテルに呼び出した。
本庄真奈美は湯野中に丁寧に挨拶をする。
「彼女らを使ってくれるのはありがたいが。立ち仕事や荷物運びは駄目だよ。歩ける程度の者も車椅子の者も居る。座り仕事だけだ」
「大丈夫です。手先が使えれば」
「それはぴったりだ。是非やってもらおう。但し寮はこっちで管理する。建物もこっちで用意する。医師も常駐させる」
「食事は」
「自炊か自費だな」
「こっちで提供しては」
「是非そうしてくれ。法外な金額を差し引かなければだが」
「引きません」
「この国に直接税は無い。給料から天引きは何もない筈だ」
「保険とかは」
「業務上の事故、障害は会社負担。それ以外は国が見る」
「判りました。満額支給されます」
「ならば市長に後は斡旋させる」
当面話は纏まった。本庄真奈美は深く礼を述べて帰った。
「敵も味方も利用する。抜け目のない奴だな」
「恐ろしい目狐です」
「どうする。堂々と動き回るな」
「逆に動きは丸見えです。他のスタッフがどうしているかです」
「女たちを入れればそれも見えるかも知れん」
「そうです。態と透明にしているかも知れません」
「向こうもかなり勝手が違うのではないか」
「宴会にコンパニオンを潜入させた作戦でも失敗した後です。相応な持久戦を考えているでしょう」
「持久戦か」
「今は動く事よりこの国の内部を探っているのではないですか」
「別部隊が来た時動きやすいようにか」
「そうです」
「あの女の工場は橋頭堡と言う事か」
「その様に思います。稼ぎたいのと資金プールも嘘では無いでしょう」
「事業も伸ばす。徳永の依頼も協力するか」
「逆に自分らが危険な行動には出ないでしょう」
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