【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十三幕


続報復挽歌


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 「それから子宮を摘出して小陰唇も切り落とす。その部分を縫い合わせて整形する。クリトリスを焼いて包皮も縫い合わせる。それで良いか」
 ここからは医者の男が行う。自らの願望を追加して概要を確認した。
 「ああ」
 川口の会長が納得する。
 ここで印刷会社の社長の他に運送会社の社長と産業廃棄物集運搬処分業の社長が撮影に加わって画面から引く。
 新たに二人のスタッフが加わった。
 闇組織からの派遣員である。
 彼らは戸籍のない部落からの出身者で医者の男から医療の訓練を受けていた。
 普段は戸籍を持たない部落の医療を無免許で担当している。
 一人が麻酔を担当して一人が手術の助手を行う。
 「まずは乳首と乳輪を切断して縫合だ」
 そこから拷問とその後始末の手術が行われた。
 そして中三日。通常より短い日数で抜糸を行う。
 それはこの医者の男の技量である。
 杜永千郷は眠りから起こされた。忍者姿黒装束は六人に戻っている。
 「よく眠ったな。もう総てが終わった」
 「ええーー」
 僅かな電気ショックで意識を回復した。
 「お前の躰をよく見ろ!正面のモニターだ」
 医者の男はこの瞬間の悦びと快楽の極致を踏む気分で宣告する。
 「え、ええ。えーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 左の乳首が全くない。よく見ると縫い合わされた痕が見えた。
 「ふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷は驚愕の声を上げる。
 「まだだ!股間を見ろ」
 「・・・・・」
 脚は拷問椅子に固定されて百二十度くらいに開かれていた。そこには閉じ合わせた小陰唇が突き出している筈である。
 何もない真っ平ではないが紅い皮膚と皮膚が縫い合わされていた。
 「お小水の管だけ繋いである」
 「ふ、ふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 これ以上ない驚愕の悲鳴である。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷の絶望の悲鳴が長く轟いた。
 よく見るとクリトリスを包んだ部分もない。
 「お前は女の機能を完全に失ったのだ。子宮は撤去した。膣も焼いて閉じている。クリトリスもない。アナル性交もできない。人工肛門だ」
 医者の男は杜永千郷の表情を愉しみながら淡々と言う。
 杜永千郷はモニターを見たまま固まってしまった。
 動画はここで終了している。
 
 「何とも言えない猟奇だな。これは到底SMではない」
 如月鬼堂は後味の悪さにそう断言した。
 「私の言った通りではありませんか」
 「それ以上だ」
 さすがの如月鬼堂も杉下一行の問い掛けに感想すら出ない。
 「ああ。あの。顔にも縫った痕が」
 本多椿がテレビ会議の向こうで悲鳴に近い声を上げた。
 「この先どうなりますか」
 杉下一行は社会の反応を思う。
 「まず立憲国民党が政府に対策を抗議するでしょう」
 「そうすると政府は逆に口先だけの一応無難な回答ですな」
 杉下一行は館山弁護士の回答を皮肉る。
 「そして報道番組でコメンテーターはできない正論をとことん叩き続けるけるだけ。そして言いつくした正論による非難の応酬ですね」
 本多椿まで皮肉る。
 「まあ。飛行機事故はほぼ収まったが。天災の報道が大方を占めている。そして台湾。これは変わらない。この報道は小さめになる」
 如月鬼堂は犯人らの意図は縮小されて騒ぎは小さいと言いたい。
 「そしてこれまで通りの一斉検問。さらに可能性のある建物の立ち入り調査ですね」
 館山弁護士も警察は無駄なことでもやるだけやるしかないから行うと言いたい。
 
 一月十三日。
 インターネットアダルト放送のスタジオ。
 杜永千郷の事件で如月鬼堂が何を言うかその手の世界観に掛かる層の視聴率がかなり上がっていた。
 局は儲かるが如月鬼堂にはあまり有難くない。
 「暫く沈黙していた被害者の動画がばら撒かれました。今回は字幕に犯人の犯行声明もどきの内容がかなり含まれています」
 高嶋波琉が薄紫のブラを外しながら読む。
 「これまでの内容をさらに数倍悲痛極まりなくするものでした。そして被害者は顔にも傷を受けたものと思われます」
 岡田有美は純白でレースのブラを外しながら読んだ。取る前から乳首が透けている。ファッションショーでは普通に存在する下着ではある。
 この放送では逆に透けない物を着用してそれを外した方が良いかもしれない。
 「今回は天災や飛行機事故で犯人の目的は大分削がれたと思われます。九日に拡散したのはどんな意味だったのでしょうか」
 高嶋波琉は股間を手で隠してショーツも脱ぐ。
 「犯人は動画の字幕で特定の野党を攻撃する内容の発言を行っており政治資金の不正には目を瞑れと言っています」
 岡田有美もレースのショーツを手で股間を押さえて脱いでしまった。
 「鬼堂先生。今回の犯人の目的はいったい何でしょう」
 本多椿は下着姿のままである。
 「私が思いつくことでは一つは社会に潜在する現代社会への不満分子を渙発すること。一つは野党からの若い女性の立候補者を怯えさせること。そしてこの犯人らの資金を投じた憂さ晴らしです」
 如月鬼堂は館山弁護士との打ち合わせを無視して言ってしまった。
 「何となく犯人らの体質が分かってきますね。そして今の状況でも目的は果たしているのでしょうか」
 「果たしていると思います。犯人らは莫大な費用を掛けています。誤算はしない連中です」
 如月鬼堂はきっぱり断言してしまう。
 
 連続拉致強姦事件の犯人六人のアジトである。
 かなり寒く。風は強い。麓の町は澄んで綺麗に見える。
 バーべキューで飛騨牛と海鮮を焼いて瓶ビールで乾杯していた。
 窓の内側はガスで温める暖炉と鉄板の熱で暖かい。
 「一応マスコミは騒いだが効果はあるのか」
 運送会社の社長である。
 「効果は判らない。だが地震や飛行機事故は関係ない。野党の立候補者で若い女は確実に出ない。問題は不満分子が動くかだ」
 川口の会長はほぼ断言していた。
 「しかしあそこまでやったからな。マスコミは内容を報道してくれないが情報は拡散されると思う」
 印刷会社の社長も自信ありそうである。
 「荒れてくれたら面白いのだがな」
 医者の男はかなり結果に期待していた。
 
 一月十五日。
 豊洲。如月鬼堂の居間である。
 主な面々が集まっていた。
 此処には囲炉裏端はない。カウンターにおでんが煮えて寿司桶が三枚載っていた。
 「会員数が増えすぎた。そろそろ打ち切りたい」
 如月鬼堂がぼやく。遂に二千人に近づいていた。
 「鬼堂先生。それは無理ですよ。紹介制をとっている以上何処までもねじ込んできます。それにアダルト放送が許しませんよ」
 福富麻次郎である。
 「あっちの加入者に影響か」
 「はい」
 「それはないだろう」
 「しかし会員は紹介が通らないと上位の我々までエスカレーションしてきますよ」
 「だがもう限界だ」
 「鬼堂先生。班に分解しませんか。各店舗収容四百人です。地域で六分割にしてどうでしょう」
 「みんなで話し合ってくれ」
 如月鬼堂はパソコンを持って奥のテーブルに移ってしまった。原稿が遅れていたのである。
 「一店舗に二つの班が配分されるのね」
 荒井絵里は反対ではない。その方が熱海店の収益は増す。
 「しかし。真性奴隷女の館と長野のクラブでは女の子が追い付かないな」
 大河内税理士はそっちを心配する。
 「そっちの増員は簡単には行かないですな」
 福富麻次郎も難しい顔になってしまう。
 「でもショーの出場者は足りるでしょう」
 荒井絵里はそれだけで良い。
 「鬼堂先生の仰る通りこれ以上は拡大しない方が良い」
 館山弁護士は打ち止めに賛成である。
 「大宮の麗を仲間にしてどうでしょう」
 福富麻次郎は少しでも増えると考えた。
 「小さすぎるし年配が多い。こっちの会員には向きません」
 杉下一行は言下に否定する。
 話は纏まらないで夜は更けて行った。
 
 一月十六日。
 大宮。如月鬼堂の旧事務所の一角を紀咲槇乃に貸し出された部屋である。
 紀咲槙乃は如月鬼堂の諭に従って報復は諦めた。
 だが簡単に怒りは治まらない。
 内容を捩った暴露動画を作成してしまった。
 これを動画公開サイトにアップロードしてしまう。
 紀咲槇乃はここまでは危険はないと安易に考えていた。
 実写ではない。また名称も全て変えてあった。人形を使った説明画面に字幕が流れて行くだけである。
 紀咲槇乃を拉致拷問した犯人が見事に紀咲槇乃の捜査で警察に逮捕されて死刑判決を受ける内容である。
 
 一月十七日。
 連続拉致強姦事件の犯人六人のアジト。
 空は綺麗に晴れて空気が澄んでいるが極めて寒い。今月が寒さの極致と思われる。
 今日はおでんを煮て鉄板でステーキを焼いていた。
 「あっちの組織から一応の警告だ。此処のスタイルらしきを暴いて俺たちが逮捕される動画が投稿されていた」
 川口の会長が切り出す。
 六人で樽から注いだコップ酒を飲みながら確認した。
 「これはあの女がモデルか。紀咲槇乃」
 印刷会社の社長が推測する。
 「そのようだな」
 葬儀会社の社長である。
 「このSMクラブに遊びに行って乳首斬らせろと言った社長はあんたか」
 川口の会長が指摘した。
 「そうらしい」
 「業種は引っ越し会社の社長だが。此処の条件に近いな」
 「となるとアップしたのは紀咲槇乃自身」
 印刷会社の社長が断定する。
 「あっちの組織から一億円で全部任せないかと言って来た」
 飲みながら話し合いは続いた。
 
 一月十八日。
 和歌山。岬ビューホテルの小宴会場。
 青木学と岡田弥一郎は赤座元太、宇治原歳加年、瀬尾将の三名に協力を得て新人SM嬢にギャラを払った訓練を行っていた。
 女は石川茉希という。二十八になる。美人、細身、小作りの顔だが可愛らしさも有る。
 「沙奈枝と申します。よろしくお願いいたします」
 ミニスカートで畳に正座して手を着いて源氏名で挨拶する。
 石川茉希は暴力男から逃げて来ていた。
 寮があって食事が提供されて子供をまとめて見てくれる託児所もどきの対応も行う。
 そして暴力男からは護られるのである。
 石川茉希は自分が暴力を受けるのは堪えてきた。だが娘も暴行を受ける。だから逃げるしかなかった。
 そして辿り着いたのが和歌山である。
 「さあ。立って。我々の方を見て服を脱いで」
 宇治原歳加年が命令する。
 「はい」
 石川茉希はそんなにおくびれてない。
 淡々と全裸になってしまう。
 SMコンパニオンを承諾したのも稼ぐしかないからである。
 「逆さ吊るしで行くか」
 赤座元太が提案する。
 「うん」
 宇治原歳加年も同意した。
 まず宇治原歳加年が石川茉希を高手小手に縛る。
 そのまま畳に仰向けに倒す。
 赤座元太と瀬尾勝がそれぞれ太腿に二重に縄を掛けてそれにフックを付けた。
 その間に宇治原歳加年が青木学に手伝ってもらって天井から滑車を二本セットする。
 そのフックを下げて太腿のフックに接続した。
 宇治原歳加年が寝かせた石川茉希の躰の下に足を潜らせて衝撃を和らげる。
 赤座元太と瀬尾勝が滑車の縄を引っ張って吊るし上げてしまう。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 石川茉希は初めての吊るしに悲鳴を漏らす。
 一気に石川茉希は大股開きの逆さ吊るしにされてしまった。
 宇治原歳加年と青木学でそれぞれ斜めに広がった脚の膝から脚首に縄を掛けて離れた壁のフックに縛る。
 「あはあ。はあ。はあ」
 石川茉希の躰は空中に船の錨を逆さまにした形で吊るされて荒い息遣いで藻掻く。
 「どうや。あんたの一番恥ずかしい部分が上を向いて全開や」
 「あ、ああ」
 石川茉希は恥ずかしさに上ずった声を漏らす。
 「そのまま前のモニターをよく見ろ」
 天井からのカメラが丸出しの女の部分を拡大して映し出している。
 「あは、あはは、はあ」
 石川茉希はくらくらしながら恥ずかしさに眩む声を漏らす。
 宇治原歳加年が後に回って石川茉希の閉じ合わせた女の部分のビラビラを広げてしまう。
 紅から薄橙に斑になった内側が克明にモニターに映った。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーー」
 全裸までは淡々と脱いだがこんな責めにはまだ免疫がない。
 逆さ吊るしの顔は紅く染まっていた。
 瀬尾勝が手伝って宇治原歳加年と二人で膣口を両側から人差し指の先端を突っ込んで広げてしまう。
 「いやあーーーーーーーーーーーーー。そんなにしちゃあ」
 石川茉希堪らず顔を逸らせて小さく叫ぶ。
 「綺麗だよ姉ちゃん。実に生々しい。いい色だよ」
 赤座元太がいつものように詰った。
 「いやあーーーーーーーーーーーー。はずかしいよーーーーーーーーーー」
 恥ずかしさに崩れる。その顔は堪らなく艶めかしい。
 「あ、あああーーーーーーーーーーーん。もの凄く恥ずかしいですよ」
 恥ずかしさを訴えるその表情は実に可愛い。そして心底そそらせた。
 「お姉ちゃん粕が見つかったよ」
 「えーーーーーーーーーー。洗いましたよ」
 石川茉希はもうどうにも恥ずかしさの極致に追い詰められた表情である。
 「いま取ってやる」
 赤座元太がピンセットで宇治原歳加年と瀬尾勝が広げた膣口の内側の淵から粕を抓む。
 「え、ええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 石川茉希はモニターに映った膣の粘膜から採取された粕を見て悲鳴を上げてしまう。
 「どうだ。洗っても残っているものや」
 「あーーーーーーーーーーーーはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 石川茉希は涙こそないが泣き悲鳴で首を振る。
 「もう少し探そう」
 そう言ってクスコを取り出す。
 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 石川茉希は甲高い悲鳴になってしまう。
 赤座元太はほぼ真上を向いた石川茉希の膣口にクスコを突っ込んで広げてしまった。
 「あーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 上からスポットライトが照らしている。女の奥が鮮明になってしまった。石川茉希はそれを見て強烈な悲鳴を上げる。
 赤座元太はロングスプーンを取り出した。それで膣の中を探る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 赤座元太が真っ赤な子宮口の麓に付着した唾液上の濁った物を掬う。それがモニターにくっきり映ったのである。
 「やめてーーーーーーーーーーーーー。はずかしすぎるよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 石川茉希は泣き声で訴える。
 「愉しませろよ」
 赤座元太は突っぱねた。
 「ものすごーーーーーーーーーーく。もの凄く。恥ずかしいのですよ」
 石川茉希は泣き声で訴える。
 赤座元太は採取した硬めの唾液の様な物質をガラス板に載せて石川茉希の目前に翳した。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な泣き声の様な悲鳴で拒絶する。
 「じゃ。中をもっと濡らしてやろう」
 赤座元太は宇治原歳加年にリモコンから伸びたアームの先端にL字にマイクロローターの付いたアイテムを渡す。
 宇治原歳加年はそれを受け取ってクスコの向きを九十度ずらした。膣天井部が?き出しに成る。
 マイクロローターを膣の奥に差し込んで娼婦の泣き所に当ててローでスイッチを入れた。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 石川茉希に堪えられる刺激ではない。一気に声を上げてしまう。
 宇治原歳加年はじっくり責める。
 「この女を来月のショーに」
 「その予定だよ」
 「何処まで因果を」
 「まだまだ。これから」
 青木学はまだ何もしてない。因果を含める段階じゃないのである。
 「あと何日ある」
 赤座元太は間に合わないと言う。
 「だから今夜の調教だよ」
 青木学は一か八かに心算である。
 「他にないのかい」
 「今のところな」
 「十二月の子は」
 赤座元太は桜田明亜のことを言っている。
 「駄目だよ怖がってしまってスーパーコンパニオン以外はやらない」
 「あの女がソープランドチェーンの社長に嗾けたからだな」
 「まったくや。少し我慢したら大きく稼げたのにな」
 「ショーにはピッタリの女だった。自分より桜田明亜のショーが軽いのが気に入らなかったのだよ」
 赤座元太は源氏名では呼ばない。既に本名を知ってしまっていた。
 「徐々に慣らさないとな」
 「亜寿香に少し高く払ってやればああならなかったかもな」
 赤座元太は金が違えば出て行かなかったと言いたい。
 「うん」
 青木学もそれは感じていた。以前はそこまで考えが及ばなかったのである。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 石川茉希は遂に潮を噴き上げてしまった。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーー。もうむりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また泣き悲鳴で叫ぶ。
 「女はいくら逝っても問題ない」
 宇治原歳加年は取り合わない。さらに責め続ける。
 「だめーーーーーーーーーーーーーー。でちゃったよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに泣き声で叫ぶ。
 「大歓迎だ。漏らした方が客は悦ぶ」
 「はずかしいよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 プレイが始まる前は落ち着いた大人の女の対応をしていた。それが完全に崩れて女の子になってしまっている。
 「それを提供してくれてあんたは稼げるのだ。割り切れ」
 岡田弥一郎が強い口調で叱咤した。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 石川茉希は遂に泣いてしまう。
 「まあ。泣くのは構わないし。恥ずかしさに喚くのも客を悦ばせる。拒否はいけないよ」
 今度は青木学が諭した。
 「はい」
 「だが。今日のように恥ずかしがってくれた方が良い。その方が客は強く興奮する」
 「痛みに堪えろと仰いましたね。こんなことしないで、叩いたら、いいでしょう。ううーーーん」
 石川茉希はさらに泣く。
 「どっちも必要なのだよ」
 「あはあーーーーーーーーーーー」
 追い詰められた泣き方である。
 「纏まった金が要るのじゃないか。此処でなら作れる。だが可能なのは後五年くらいの内だ」
 「はい」
 「いいか。痴漢や猥褻で高い慰謝料は取れる。だがこっちから風俗や売春で稼ぐにはレートは慰謝料には到底及ばない」
 「はい」
 「でも少しずつ沢山からかき集めれば大きな金になる」
 「はい」


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