【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十三幕


続報復挽歌


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 防犯カメラの画像から買い物最中の主婦の姿である。三十前後と思われた。
 だが鑑識の解析結果は二体のロボットと判明する。
 連続拉致強姦事件の犯人ら及び神永和夫らの組織の犯行が疑われた。
 
 一月六日。
 木村草太若頭補佐の屋敷の地下室である。
 赤座元太、宇治原歳加年、瀬尾将の三人が組員の迎えの車で此処に到着した。
 年末に横溝亜寿香に悲惨な拷問を行ってその医療的処置が終わって表面的に回復した段階となっている。
 今日は最終処分と横溝亜寿香に悲惨な躰を実感させてその慟哭する姿を愉しみにしてきたのである。
 横溝亜寿香は木村草太若頭補佐の屋敷の地下に置かれていた産婦人科診察台に縄で確り固定されていた。
 寝かせるパターンではなく背凭れが高角に跳ねあがっている。
 SM拷問遊びで女を弄って顔と女の部分が同時に見えるように動画の画面に撮影する目的である。
 乳首を斬ってしまった乳房は縫って抜糸までされていた。大股開きにされた女の部分は小陰唇を縫い合わされたままである。
 そして躰のフロント面には鋏んでいたクリップを引き飛ばされた痕が無数に残っていた。
 血の滲みや鬱血はもう消えている。
 「さあ。起こしましょう」
 木村草太若頭補佐が開始を宣言する。
 赤座元太がビンタで起こす。
 一発。二発。三発。さらに連打。
 顔が歪むくらい叩いた。
 横溝亜寿香の美人顔を叩くのは気持ちが良いらしい。
 「う。・・・・・うう。うーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 意識を回復した横溝亜寿香の躰は究極に震えた。
 「左の乳房を見ろ」
 「え、ええ。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴である。
 そして縫われた部分を手で触る。今回腕は固定してない。自ら触って悲惨さを実感させる為である。
 「・・・・・」
 横溝亜寿香は悲鳴のあと怒りの言葉が声にならない。
 涙が一気に溢れた。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に号泣してしまう。
 「股間を見ろ」
 木村草太若頭補佐はモニターに拡大した。
 「あーーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーーーーーー」
 縫合糸で縫われた状態である。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー」
 横溝亜寿香は指でその部分を抓んで慄きの声を上げた。
 「さて。抜糸して中がどうなっているかご自身で触ってもらいましょう」
 木村草太若頭補佐は宇治原歳加年にトレイに載せた縫合糸を切る小さな鋏とピンセットを渡す。
 赤座元太と瀬尾勝が片方ずつ横溝亜寿香の腕を押さえた。
 宇治原歳加年は四針縫われている中程のを切る。そして縫い目の反対から引き抜く。
 「う、うぐ、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大口を破裂させた悲鳴である。そして涎が垂れて涙が溢れていた。
 次も切る。
 「う」
 横溝亜寿香の表情が眩む。美人顔ゆえ強くそそらせる表情である。
 またカットした反対側から引き抜く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に表情が軋み悲鳴を絞り出した。
 宇治原歳加年は瀬尾勝と交代する。
 一番上と一番下の二針が残っていた。
 瀬尾勝は宇治原歳加年が真ん中二針を切ったのでピンセットで小陰唇を僅かに広げる。
 下の一針を小陰唇の間に鋏を入れて切った。
 「うう」
 ピンセットで切り落とした縫合糸を両側から引き抜く。
 「うう。うう」
 この方が痛くないようである。
 瀬尾勝は一番上の一針を宇治原歳加年と同じように外側を切る。
 「う」
 今度は反対側からピンセットを上下に揺すってジグザグに引いて縫合糸を抜いた。
 「うーーーーーーーーーーーーぐーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また横溝亜寿香から涙が溢れる。
 瀬尾勝は縫ってあった小陰唇のビラビラを指で左右に引っ張る。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ピンクの部分が剥き出しになった。
 「さあ。自分の指で膣の中を触ってみろ。そして感じなくなったことを実感しろ」
 木村草太若頭補佐が残酷な期待を込めた言葉を投げる。
 「うぬう」
 横溝亜寿香は酷すぎる仕打ちに恨みを込めた表情で木村草太若頭補佐を見上げた。
 それでも自分で膣に指を入れる。
 奥深く入れて弄り続けた。
 やがて号泣の涙を溢れさせる。
 「どうせあの世行きだがな」
 赤座元太がぼそりと言ってしまう。
 「私。子供が居るの。帰らないと飢え死にしてしまうーーーーーーーー」
 今度は悲痛な表情で訴える。
 「心配は要らない。お嬢さんは確保した」
 「何だって」
 「お前を始末しても娘が残るとあとあと捜査の対象になる。だから一緒にあの世に送ってやる」
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。愛理に手を出さないでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「駄目だ」
 「そうだ。我々の安全確保が最優先だよ」
 赤座元太がさらに宣言する。
 「黙ってショーに出ていれば十分に稼げたのにな」
 瀬尾勝が呟く。
 「何で私だけあんなに酷い仕打ちにするのよーーーーーーーーーーーーー」
 横溝亜寿香は叫び喚く。
 「お前が先に弘枝らに喧嘩吹っ掛けたのだ」
 宇治原歳加年が反論する。
 「それ以上にみんなお前を虐めたいのだよ。だから何回も投票で指名が集まったのだ」
 赤座元太はこれがみんなの本音と言う。
 「そうだお前を虐めるのが一番すっきりする」
 宇治原歳加年も本音を浴びせた。
 「やめてーーーーーーーーーーーーー。愛理をころさないでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 横溝亜寿香は泣き喚き続ける。
 木村草太若頭補佐が麻酔を打って眠らせてしまう。
 如月鬼堂の紀咲槇乃への警告はその通りにであった。それは横溝亜寿香で実証されていたのである。
 
 一月七日。
 豊洲。如月鬼堂の居間。
 食品の無人販売店は全般的に休業を余儀なくされていた。
 『無人販売は邪道だ。グリコ森永事件を忘れたか。全て自販機にしない限りまた被害が拡大する』
 こんなメールが何回か撒かれいる。
 そして杜永千郷の動画はまだ配信されない。
 如月鬼堂は館山弁護士と杉下一行、本多椿とテレビ会議を繋いでいた。
 「あとはメールの脅しだけだな」
 如月鬼堂はこの時間稼ぎで社会を震撼させる事件は繋ぎと見ていた。そしてこれ以上は進展しないとみている。
 「まあ。メールだけで無人販売店は全滅ですね」
 「大方が地震と飛行機事故の報道だ。政治資金問題で国会議員の逮捕でさえ低レベルの報道に追いやられている」
 「それでは当分動画は公開しませんね」
 「いいや。今週のどこかじゃないか。少なくとも二十二日よりは前だ」
 「この犯人らはいったい無人店舗にあんな物仕掛けて何が目的ですか」
 本多椿の疑問である。
 「騒ぎを起こして世の中を震撼させたいだけでしょう」
 館山弁護士が答える。
 「だってあんな小さな商売狙っても」
 「連続拉致強姦事件の犯人らの原点は劇場型犯罪だ。繋ぎにはやりやすい標的だったのだろ」
 「影響は低いですね」
 「そうでもない。コンビニも無人店舗化している。そういう意味では静かに衝撃は浸透していく」
 「しかし鬼堂先生。この犯罪はこの犯人にしては失敗でしょう」
 館山弁護士は失敗と断定する。
 「そうでもない。犯人らはこの事件を起こすことで報道の衝撃と報道の時間配分を見たかったのだろ」
 如月鬼堂は達観しながら犯人の意思をある程度推測していた。
 
 横溝亜寿香と娘の愛理は麻酔で眠らされたまま乾式メタン発酵の破砕処理機に投げ込まれた。
 産業物廃棄物処分場の三連休の間に処分されたのである。それは処分場職員に入り込んでいる闇組織の組織員の手で行われた。
 さらに横溝亜寿香のショーで貯めた預金は木村草太若頭補佐の組に収納されてしまった。
 何も表社会に明らかになる部分はない。
 
 一月九日。
 豊洲。如月鬼堂の居間。
 ようやく地震の被害状況がはっきりし始めてきた。支援はなかなか行き届かないらしい。
 如月鬼堂はいつもより早く目が覚めた。
 蕎麦を茹でてシャワーを浴びる。
 そして杉下一行からメールが届く。
 「遂に配信されてしまったか。まあ奴らにも地震と飛行機の衝突は想定外だったな」
 「それが。内容がえげつないです」
 「これまでだってそうだろ」
 「いいえ。これまではあそこまで公開していません」
 動画を確認してゆく。
 杜永千郷の逝き顔は十数回繰り返された。
 如月鬼堂は早送りしてしまう。
 「やれやれ俺の昔の発言をコピーしやがって」
 「そうですよ。そしてまたうちのアイテムを使っています」
 杉下一行は怒りが治まらない。
 このアイテムが犯人らの動画に出る度に店舗に警察の捜査が入る。形だけと雖もうざいでは済まない。
 
 画面では六人の忍者姿黒装束が動いている。杜永千郷は早送りのなか三回目の失神を迎えていた。
 運送会社の社長が失神している杜永千郷にバケツで水を掛ける。
 「うーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷は息を吹き返して冷たい水に躰を揺すって暴れた。
 「さて気持ち良くなりすぎたな」
 川口の会長が詰る。
 「ちがうーーーーーーーーーーー。お前らがーーーーーーーーー変な道具使ってーーーーーーーーーーーー。おもちゃにしたんだろーーーーーーーーーー」
 杜永千郷は怒りを破裂させた。
 「ふぁっはっはっは。嫌なら何処までも気持ち良くはならないだろ。嫌悪していれば濡れもしないよ」
 医者の男が代わって指摘した。
 「なにいっているんだーーーーーーーーーーーーーーー。あんなずるいどうぐつかってーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷はさらにブチ切れて反論する。
 「まあ。この動画を見た人達がどう心の底で思うかだな。表面で非難しても逝ってしまった顔は画面に焼き付いておるわ」
 印刷会社の社長が決めつけてしまう。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷は自分の狂ったように声を上げてしまった姿が社会に公開されることに怯んでしまった。
 医者の男と産業廃棄物収集運搬処分業の社長が電流責めの準備に掛かる。
 産業廃棄物収集運搬処分業の社長は大きめの鰐口クリップをスタンガンに繋いで準備していた。
 それで乳輪ごと左のバストトップを鋏む。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷は強烈な痛みに悲鳴を絞り出した。
 続いて右のバストトップも同じように乳輪ごと鋏む。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーー」
 医者の男は杜永千郷の膣を広げたままになっていたクスコに別のスタンガンに繋いだ鰐口クリップを接続した。
 それを印刷会社の社長に渡して撮影を代わる。
 「さあ。電流責めだ」
 医者の男が撮影しながら宣告した。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーー。もう何で私をこんな目に遭わせるのーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷は堪らず抗議する。
 「だから俺たちはお前の立候補した党が嫌いなのだよ。与党の政治資金問題に乗じて伸し上がろうなどとな」
 印刷会社の社長がそれに答えて宣言した。
 「私は落選したの!関係ないの」
 「関係はある。立候補したは加担したのだ。それにこの動画に出して保存してくれそうなのが他に居ない。多少歳は取っているがまだ女の躰だ」
 川口の会長は嘲るような言い方である。
 「ふざけるなーーーーーーーーーーーー。女を歳と躰だけで定めるなーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷はまだ言い返す。旅番組やバラエティに出る時の気丈さはまだ怯まない。
 「この動画を保存する者の基準は俺たちと変わらない」
 医者の男は正論などこの際関係ないと言う。
 「こんなことしても立憲国民党に影響はないぞ」
 杜永千郷はさらに正論で反論する。
 「この動画はな。お前らの政党が嫌いな個人の意識を強く刺激するのや。そして現代社会に不満な分子の意識に渙発する」
 「そんなことになるかーーーーーーーーーーーー。みんな怒りの気持ちで見て強く非難するぞーーーーーーーーーーー」
 何処までも杜永千郷には正論しかない。
 そして知識階級の意見しか知らない。それをそのまま復唱するように意見を言ってきただけの女である。
 「マスコミが拡散する知識階級の意見を鵜呑みにして社会を考える奴らはそうだ。だがそうでない潜在分子の犯罪が表面に出るのはまだ氷山の一角だ」
 「現代社会への不満は底辺の大衆と資産家の一部に強く内在している。それを渙発するのだ」
 途中から川口の会長が代わって宣言した。
 「もう良いだろ」
 医者の男は産業廃棄物収集運搬処分業の社長と印刷会社の社長に早く電流を流せと促す。
 まずは産業廃棄物収集運搬処分業の社長が乳房を鋏んだクリップにスタンガンの電流を流した。
 「ぐがあああーーーーーーーーーーーーーーーーー。がはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷は強烈な痛みが乳房を襲って大口を破裂させて強烈な悲鳴を上げる。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーー」
 襲い続ける痛みに藻掻き喚き続ける。
 産業廃棄物収集運搬処分業の社長は適度にスイッチを切った。
 「あふぁああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 杜永千郷は震えながら荒い息遣いを続ける。
 次は印刷会社の社長が膣に刺さったクスコにスタンガンの電流を流す。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷は頭を振って藻掻き悲鳴を上げる。
 「がはあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーいたいーーーーーーーーーーー」
 また襲い続ける痛みに躰を震撼させ喚き続けた。
 印刷会社の社長がスイッチを切らないうちに産業廃棄物収集運搬処分業の社長が乳房のクリップに繋がったスタンガンのスイッチを入れてしまう。
 「うごおーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。・・・・・・」
 杜永千郷は頭を緩く振りながらその表情は瞬時に恍惚になる。やがて白目を剥いてしまった。
 産業廃棄物収集運搬処分業の社長も印刷会社の社長も直ぐにスイッチを切る。
 「死なない範囲で行かないとな」
 川口の会長は哂っていた。
 「そうだよ。この女の悲惨な姿を社会に戻さないと効果が薄い」
 印刷会社の社長も最大限に悲惨な姿にして社会に公開することを目論んでいる。
 「次はま〇こに蛇。口に蛞蝓だ。そして水ぶっかけて起こそう」
 川口の会長が提案した。
 クリップが全部外される。クスコはそのままである。
 口にも開口器を突っ込む。
 医者の男が網袋から縞蛇を取り出す。
 撮影をまた印刷会社の社長が交代した。
 医者の男は蛇の頭をクスコに突っ込んでしまう。
 運送会社の社長がボウルに入れた蛞蝓を冷蔵庫から持って来る。
 川口の会長がそれを箸で掴んで口に投げ込む。
 産業廃棄物収集運搬処分業の社長が粗塩をスプーンで口に突っ込んで蛞蝓を口の中で萎ませてしまう。
 川口の会長が蛇口から繋いだホースで杜永千郷の躰に水を掛ける。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があはあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷は冷たい水を躱そうと躰を逸らせ捩り振って藻掻く。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そして口から蛞蝓を吐き出す。
 「がはあーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわはーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜永千郷は冷たさと不快感に暴れ藻掻き唾を吐き続けた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー」
 そして膣に突っ込まれた蛇に気づいて狂ったように藻掻き暴れ悲鳴を上げ続ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーあがあーーーーーーーーーーーーーー」
 藻掻き腰を動く限り蛇を振り落とそうと暴れた。
 拷問椅子は軋み続ける。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーー。がはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああがああーーーーーーーーーーーーーーー」
 狂ったように藻掻き暴れ続けた。
 医者の男が適度に蛇を抜き取る。
 そのまま蛇を網袋に戻したが死んでいた。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あああーーーーーーーーーーーーーん」
 杜永千郷は号泣しながらさらに失禁してしまう。
 「あはあん。あはん。あはん。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 涙はぽろぽろ溢れる。
 そして震え続けた。
 
 「これ物凄く長そうだな」
 如月鬼堂はファイルの大きさに驚いている。
 「そうです。今回は一人に念が入っています」
 杉下一行も今回は特別と言う。
 「この連中の目論む効果はどうかな。混乱の中の相乗効果とも、天災の大きな悲劇に隅に追いやられるとも考えられるが」
 如月鬼堂も直ぐには予測が立たない。
 「相乗効果がありますかね」
 杉下一行は疑問を呈する。
 「奴らが言っているように不満分子はたくさん居る。それを渙発されて模倣犯が増える可能性はないとは言えない」
 「自然災害の真っただ中で」
 「電車の中で暴れた女や街で暴れた男。先は見えない。災害の中で略奪や詐欺まがいとかぼったくり商売まで横行している」
 「それをさらに渙発すると」
 「個人主義者はリベラルが絶対モラルとする層に不満を持つ。個人主義者にとってリベラルは全体主義でしかない」
 「よく解りませんが」
 杉下一行は如月鬼堂の極論と言いたい。
 「アメリカの二大政党の分断という対立以上の矛盾。これに中間はない。妥協点はない。岩盤支持層には宗教的な価値観の違いがあるが個人主義者はトランプの方が個人の利益を護ってくれると考える」
 「個人主義者の不満が蓄積していると」
 「そうだ。この連中はそれをこの動画で渙発して犯罪をたくさん勃発させたいのだ」
 「大衆の中に見えない不満分子が多く蓄積していて。それを大衆が一番入りやすいエロ動画の中で渙発して犯罪を誘発ですか」
 「そういう目論見じゃないか」
 「鬼堂先生。それを土曜日に発言されますか」
 館山弁護士はインターネットアダルト放送の発言を心配する。
 「いいや。今は止めておくよ。悪くして犯罪が勃発してしまってからの解説で良い」
 「そうですね」
 館山弁護士は安堵した。
 
 杜永千郷は再び産婦人科診察台に移されて麻酔で眠らされる。
 「今回は顔に傷を残しましょう。それから乳首を斬り落として縫って整形まで。膣内を焼いて感じなくする」
 川口の会長が要望を言い始めた。


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