【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十四幕


新たなる劇場型犯罪


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 恐ろしい光景に唇がブルブル震える。
 さらに江村真奈美は鉄パイプを揺すって藻掻く。
 
 「女は多分ロボットでしょうが。この四人は何でしょう。主犯格の内四人でしょうか。これまでの五人の内の四人でしょうかね」
 館山弁護士は四人の正体が気に成る。
 「声を字幕に変換してないから奴らではない。これまでの前渡し香典の連中ならいつまでも生かしてはおくまい。新たな四人だろ」
 如月鬼堂はまた断定してしまう。
 「何故四人一遍に」
 「拉致する手段が及ばなかったのじゃないか。対象者が少なかったかだ」
 動画に対応する親族女性が居る対象者が難しかったと見ていた。
 「それじゃこれでネタ切れ終了ですな」
 館山弁護士はやや安堵と言う。
 「この案件が終わったにすぎない。また何をするか分からん」
 
 「あがあーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたい。いたい。いたいーーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美はまたスタンガンのスイッチを入れられて痛みに耐えられず喚き続けていた。
 「ぐぎゃあーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーー。私が何を言ったのーーーーーーーー。ママとはべつだよ!!!」
 理不尽極まりない仕打ちに堪らず喚く。
 「お前を甚振って社会的に葬れば江村克子は苦しむ。お前はその為の犠牲だ」
 男は淡々としゃべるが心の奥は加虐心が滾っていた。
 「それにお前は税務署職員だ。俺たちからすればそんな奴は拷問されて当然至極だ」
 別の忍者姿黒装束がそう付け加える。
 この男は頼りにした政治家の衰退と税務調査で事業を失った。
 勉強会会費を払うだけで政治家の間接的口利きで小さな業界のトップを保ってきたのである。
 それが政治家の議員辞職でなくなり他社の躍進を招いてしまった。
 そこに税務調査が入ってさらに追い打ちを食う。その二年後に倒産を余儀なくされた。
 破産申立が終わって生活保護の状況から世を儚み百万の前渡し香典を選択したのである。
 この男が合図して四人でもう一回スタンガンのスイッチを握った。
 「ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美の躰は小刻みに震撼する。
 暫く江村真奈美の苦しみむ姿を四人で愉しむ。
 その間に田村柚季にそっくりなロボットがクスコと浣腸器、ロングスプーン、マイクロローターを準備していた。
 「ぐぐう、ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーー。いたいーーー」
 江村真奈美は叫び続けている。
 さらに田村柚季にそっくりなロボットがバケツに板氷を入れた水を運んで来てシリンダーに吸い上げた。
 男らはスタンガンのスイッチを放す。
 「あふぁああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 江村真奈美は藻掻きながら荒い息遣いを続けた。
 田村柚季にそっくりなロボットが浣腸器を差し出す。
 忍者姿黒装束が顎でやれと合図する。冷たいからロボットにやらせようというのである。
 「あーーーーーーーーーー。なによーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美は浣腸器を見て猛然と叫ぶ。
 田村柚季にそっくりなロボットは容赦なくアナルに突き刺してシリンダーを押す。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあ。いやあ」
 顔を振って叫び続けた。
 「安心せい。腸を空にしてこれで責めるだけだ」
 忍者姿黒装束の一人がアナル用のドリルバイブを指さす。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美は狂ったように叫び拒絶する。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーー」
 冷たい水が直腸に侵入して究極の痛みに藻掻き始めた。
 田村柚季にそっくりなロボットはシリンダーを押し続ける。
 「う、うう、ううぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美の表情は強烈に歪む。
 四人の忍者姿黒装束はまだスタンガンを持ったままである。
 「ぐう、うぐうーーーーーーーーーーーーー。ぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうう、うぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーー」
 どうにも耐えられない。強烈に藻掻く。
 躰を強く捩って鉄パイプを押して暴れる。
 「ががあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーーーー」
 次の瞬間。浣腸器の先端が抜けてしまった。
 忍者姿黒装束の一人がスタンガンのスイッチを掴む。
 他の三人も掴んだ。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 アナルから茶色い水が飛び散る。
 江村真奈美は苦しみに泣き喚き暴れながら便を弾き出し続けた。
 ロボットがあと二体出て来て掃除をする。
 田代綾香にそっくりなロボットと加藤鮎香にそっくりなロボットである。
 これまでの動画を見てないと田代綾香と加藤鮎香がやっているように思えてしまう。
 「あふぁあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 江村真奈美は暫く荒い息遣いである。
 掃除が終わって股間を拭き終わったところでクスコを挿入する。
 もう一人がアナルバイブを取り出す。
 正面のモニターには江村真奈美の女の奥が拡大されている。
 アナルバイブを持った忍者姿黒装束が先にアナルに挿入した。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーー」
 たっぷりローションを塗っているが江村真奈美は異物の挿入に藻掻く。
 クスコを挿入した忍者姿黒装束がマイクロローターをクスコの奥に突っ込む。
 モニターを確認しながら膣天井部の一番敏感な部分に当ててスイッチを入れてしまう。
 「あはーーーーーーーーーーー。ああ。あはあーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美は敏感な部分の刺激にまったく耐えられない。
 忍者姿黒装束はそのまま淡々と責め続ける。
 あとの三人の忍者姿黒装束は二〇二四年規制で事業の継続を断念した。
 知識階級の机上論で理想を掲げて現場を無視した法律の施行である。
 これ以上無理をした事業を続けるより会社を畳むことを考えた。前渡しの香典で最後の遊びを愉しんで命を閉じる選択をしたのである。
 この面々に最後の愉しみは女の躰。百万でそれぞれ相当に遊んだ。
 そして自分らを追い込んだ知識層の一部である江村真奈美をズタズタにして江村克子をとことん苦しめることが最後の報復。現代社会へ最後の抵抗である。
 そして日本社会よ沈めと言う怨念を込めていた。つくづく今の社会の在り方モラルが悍ましいのである。
 昨夜は盃を交わして意識を統一している。
 江村真奈美は録画の中で躰を強烈に震撼させて逝き顔を晒した。
 そして失禁に追い込まれてしまう。
 どんなに抵抗しても娼婦の泣き所を責めるマイクロローターには勝てない。
 「そろそろ交代しよう」
 待機していた二人の忍者姿黒装束はそれぞれドリルバイブを構えていた。
 マイクロローターで責めていた男はクスコを抜いて下がる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 江村真奈美は荒い息遣いが続く。
 アナルバイブも抜かれた。
 そこにアナル用のドリルバイブにローションをたっぷり塗って挿入する。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 続いて膣に挿入した。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一気にスイッチが入る。
 「あがああーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美の太腿が怒張する。躰は固まって震撼した。頭を後ろに強く逸らせて大口を破裂させた逝き声が轟く。
 どんなに意地を張っても女の悦びを芯まで炙り出す。そして最後はそれを絶ってしまうのである。
 
 「まだ犯行声明はありませんね」
 本多椿は何を言うかを気にしていた。遅れて来て愛好会の集会に加わったのである。
 「これまでの五人の言い分は様々じゃないか。こいつら四人が一致するとは思えないな」
 如月鬼堂は四人の事情はばらばらと見る。
 「まだ何も宣告していませんが四人とも前渡しの香典ですかね」
 また館山弁護士はこれまでの六人か雇われた別組織の人間が混じっている可能性もあると言う。
 「動きが違う。全部一回限りの者だ」
 また如月鬼堂はきっぱり断言してしまう。
 昼食の寿司桶が寿司屋から届いた。
 画面ではドリルバイブの責めで江村真奈美が逝き声を上げ続けている。此処の面々には見慣れた場面である。
 いまの内に昼食を済ませる。
 
 画面では江村真奈美が二回失禁して三回失神した。女の深い悦びを強制的に覚えさせるには十分である。
 田村柚季にそっくりなロボットが失神している江村真奈美をスタンガンで起こす。
 「ぐわあーーーーーーーーーー」
 江村真奈美は瞬時に躰を震撼させて意識を回復した。
 ここで四人が順番に輪姦してしまう。
 
 この間に大河内税理士らが次の愛好会のショーについて会議を纏める。
 殆ど報告で終わりなのである。
 そのあと将来に向けて熱海店のキャパを広げる議論がなされた。
 現在の熱海店を建て直しではなく駐車場の上に二千名くらいのキャパで新設しようと言う案である。
 建て増しの間は地下の駐車場だけになるので電車で来てもらう。
 建て替えの費用は会員内のクラウドファンディングで行うと提案された。
 如月鬼堂も状況から承認する。
 
 泣きながら輪姦されていた江村真奈美はぐったり鉄パイプに磔のまま躰を沈めていた。
 「さあ。これからお仕置きや。覚悟せい」
 そう宣告して一人目が一本鞭を構えた。先端が細長い一本鞭である。
 「なんでよーーーーーーーーーー。わたしにかんけいないよーーーーーーー」
 江村真奈美は叩かれると判って叫ぶ。
 「関係あるんだよーーーーーーーーーーーー。江村克子はお前の母親だろ」
 男の鞭は江村真奈美の乳房を横に強く薙いだ。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美は初めて鞭を受ける。壮絶な痛みである。
 叩いた男は二人目の忍者姿黒装束に鞭を渡す。
 これも乳房を狙っている。
 「江村克子は現代社会に合わないなどと言ってモラルを押し付ける。それに腹が立つのやーーーーーーー」
 鞭は強烈な力で飛んで来る。
 「ぐうがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美の乳房は一気に蚯蚓腫れが重ねて浮く。一本目の蚯蚓腫れは既に深紅の筋が浮いていた。
 この男も三人目の忍者姿黒装束に鞭を渡す。
 今度は腰を狙っている。
 「働きかた改革。ふざけるなーーーーー。俺たちは上司と先輩の無理聞いて来たんや!!経営者になったら好き勝手言われ放題。我慢ならん!!」
 鞭が空を斬る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 恐怖に震えた悲鳴である。鉄パイプで厳重に固定された躰に鞭が飛んで来る。恐怖に耐えられない。
 「お前のお母さんらのコメントのせいだ!!どうせ俺たちはもうじき死ぬ。日本は滅びゆく経済大国や。俺たち亡き後は滅びてしまえ!」
 怒りの鞭は江村真奈美の艶めいた内腿に叩き込まれた。
 「ぐうお、おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 内腿にも強い蚯蚓腫れが浮く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美は強烈に痛そうに悲鳴を絞り出す。
 四人目の忍者姿黒装束が鞭を受け取る。
 その間に一人目の忍者姿黒装束が次の鞭を選んでいた。
 四人目も乳房を狙っている。
 「原発を止めるな!!。電気代が上がってどうにもならないぞ!お前のママらの発言と国民党の悪政だ!!」
 鞭の先端は江村真奈美の乳房を横に流れるように強く掠る。
 「うぐがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美の躰は強烈に震撼する。
 「どうせ使えなくするま〇こやこれで行こう」
 先端が革二枚重ねて芯を入れて縫い合わせた一本鞭である。これで女の部分を叩くらしい。
 他の三人も頷く。
 その男は鞭を振り被る。
 江村真奈美の女の部分は無防備に丸出しである。
 「俺は江村克子の様な知識層の唱える理想でできた二〇二四年規制で会社を畳んだのや!!代わりに娘にお仕置きや!!」
 力の限り鞭の硬い先端がクリトリスを包んだ包皮を叩いた。
 「があーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああああーーーーーーーーーーー」
 悲鳴を絞り出す江村真奈美の目から涙が滲み出るように出てやがて溢れる。
 「うぐうーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーー。ううがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美は強烈に鉄パイプを揺すって暴れ続けた。
 「うがああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーん。あはん。あはん。あはん」
 耐えられる痛みではない。泣き続けた。
 四人の忍者姿黒装束は暫く江村真奈美の苦しむ姿を堪能して二人目が鞭を受け取る。
 二人目も叩いたばかりの女の部分を狙って振り被る。
 「・・・・・」
 江村真奈美の顔が恐怖に引き攣った。
 「お前らはマスコミの力を利用して法律以上に人を裁く。それに逆お仕置きや!!江村の娘のお前がその報復の見せしめや!!」
 鞭の先端は閉じ合わせた小陰唇を斜めに叩きつけている。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 失禁しながら悲鳴を轟かせた。
 「ぐがあーーーーーーーーー・・・・・」
 江村真奈美は号泣の涙を溢れさせて失禁尿を飛ばす。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あっはああーーーーーーーーーーーーーーん。ああ。ああ」
 力の限り鉄パイプを揺すって藻掻き暴れ続けた。
 「あーーーーーーーーーーあはん。あはん。あはん。あはん」
 江村真奈美は泣きながら何処までも暴れ続ける。
 また田代綾香にそっくりなロボットと加藤鮎香にそっくりなロボットが掃除に掛かった。
 三人目が鞭を受け取って待つ。
 江村真奈美は恐怖に表情を引き攣らせたまま怯えた目つきで男の鞭を見る。
 「とことん苦しめてやる。この動画が公開されてお前が悲惨な姿で帰る。江村克子にこれ以上の痛みはない。コメンテーターらは恐怖のどん底や」
 「あたしにはーーーー。・・・・・かんけいないよーーーーーーーーーーーー」
 泣き叫び訴える。
 「諦めろ。江村克子の娘に生まれたのだ」
 この男の視線も股間を狙っていた。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーー。あたしはむかんけいよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美は半狂乱に叫ぶ。
 その叫びを無視して三人目が鞭を振り被る。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 恐怖の悲鳴が轟いた。
 「女性優遇社会をさらに優遇社会にしようとする輩に天誅だあーーーーーーーーー。セクハラ。痴漢。僅かなことで女は神様かーーーーーーーーーーーー」
 「やめてーーーーーーーーーーー。ママに言ってーーーーーーーーーー」
 「女の社会進出は風俗と売春だけで良いのだあーーーーーーーーー」
 鞭は江村真奈美の女の部分に縦にさく裂した。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美は脚と腕を突っ張って鉄パイプを強烈に押して痛みに躰を硬くして暴れさせる。
 「うがーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーー」
 号泣の涙が一気に溢れた。
 「政治家、企業の役員に女が少ないだと!女社長は超有利だ。左のピッチャー並みだぞ。政治家に少ないのはなり手がないだけや。日本人の体質だ!!」
 この男は叩き終わってもまだ言葉を浴びせる。
 「あがあーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 江村真奈美はそれどころではない。痛みにもうどうにも耐えられない。
 四人目が鞭を受け取る。
 江村真奈美は青ざめた表情を引き攣らせてそれを見ていた。顔は汗と涙でぐちゃぐちゃである。
 四人目は鞭を真っ直ぐ縦に構える。
 先端も平な面ではなく縫い合わせた面を正面にしていた。
 江村真奈美の閉じ合わせた女の部分のビラビラを縦に割るように先端を突っ込む。
 「ぐうがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 頭を強く振って藻掻く。
 閉じ合わせた粘膜が崩れて割れた薄橙の部分から血が滲み出ていた。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 もう一人忍者姿黒装束が出て来て局部麻酔を打つ。
 さすがに続行不可能と見たのである。
 「あーーーーーーーーーーーーーーはん。あはん。あはん」
 江村真奈美はまた号泣してしまう。
 
 不満分子の四人の言うことはそれぞれ様々である。
 連続拉致強姦事件の六人には一向に構わない。不満分子が暴れて社会を騒がせば良いのである。
 この連中は現代社会に怒りもあるが。嘲哂って遊んでいるのである。
 闇で稼いだ金のある限り遊ぶ。いつでも死ぬ覚悟はできていた。あってはならないのは逮捕だけである。
 
 「しかしこいつ等の言うことは一貫していませんな。二〇二四年規制は民事党の政策でしょう。こいつらの敵視するのは一部野党と与党を非難して野党を支援するコメンテーターと知識層、一部マスコミです」
 杉下一行は矛盾点を指摘した心算らしい。
 「まず奴らは民事党の側でもない。また民事党本来の政策でもないよ。加重労働の件で色々突き上げられてマスコミ、知識層の意見を聞いて民意に従った心算の政策だろ。少なくとも奴らはそう見ている」
 如月鬼堂は強く否定した。
 「まあ。多くの知識層が働き方改革を唱えています」
 館山弁護士も差し障りなく認める。
 「五年猶予があったとはいえ昔の日本では現状を無視して法律は施行されなかった。いつか机上論が優位になってしまった」
 如月鬼堂はこの法律の施行に反対である。自動運転、ロボット化がもっと進むまで待つべきと思っていた。
 そして少子化対策は全くの無駄と言いたい。
 「当分二〇二四年問題は触れられませんね」
 本多椿も関連して警戒する。
 「そうだな」
 如月鬼堂は苦々しい。
 「そうです。これで二〇二四年問題を批判するだけで叩かれます。少子化対策批判はさらに。この連中のせいで逆に知識階級の錦の御旗です」
 館山弁護士も如月鬼堂の暴走を注意する。
 
 画面ではようやく江村真奈美の号泣と荒い息遣いが治まっていた。
 タトゥーマシンが四人の忍者姿黒装束に配られる。
 江村真奈美にも刺青を行うらしい。
 彫師ではなく四人が行うので刺青と言うより落書きである。
 田代綾香にそっくりなロボットと加藤鮎香にそっくりなロボットが江村真奈美を壁に磔る鉄パイプを強化した。
 「・・・・・」
 江村真奈美はタトゥーマシンなど見たことはない。何か恐ろしいことをされると恐怖に震えるばかりである。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー」
 だが直ぐに刺青と想像がついて強烈に叫んだ。
 局部麻酔を打った忍者姿黒装束がもう一度出て来て全身麻酔を掛ける。
 一人目が左の太腿に『子宮の無い女』と彫った。
 二人目は右の太腿に『北条鉄之助命』と彫る。
 これも残酷な思い付きである。
 三人目はやや時間が掛かった。
 腰に蛇の絵を描いたのである。
 三人目が描き終わったら彫師らしきが出て来て蛇にどぎつい色を付けた。
 正にくちなわである。
 四人目は乳房に二文字。片方ずつ綺麗な乳房を潰すように『淫女』と一文字ずつ彫る。
 江村真奈美の躰は悲惨なことこの上ない。
 田村柚季にそっくりなロボットが半田鏝とクスコを差し出した。
 江村真奈美はまだ眠ったままである。
 一人目がそれを受け取ってクリトリスの包皮を剥いて中の女の亀頭部分を焼いてしまう。
 二人目が半田鏝を受け取る。
 田村柚季にそっくりなロボットがクスコを横向きに突っ込んで女の奥を大きく広げた。
 二人目は膣天井部を入念に焼く。
 三人目が代わってさらに入念に膣内部を焼いた。
 四人目が代わると奥の子宮口に半田鏝の先端を突っ込んでしまう。
 ここで後始末の三人の忍者姿黒装束と交代した。
 医者の男と組織から来る助手と麻酔の担当である。
 動画はこれで終了していた。
 
 四月十一日。
 越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
 如月鬼堂はシャワーを浴びてからラーメンを食べていた。
 部屋の中には珠洲と瀬里菜、そしてミニチュアダックスフンドのペーだけである。
 珠洲と瀬里菜はピザトーストとコーヒー。世代の違いなのか如月鬼堂の好みが特別なのか何とも言えない。
 テレビ太陽では日本女性が円安なので海外で売春する話題が取り上げられていた。
 「やれやれ円安でからゆきさん。アメゆきさんと女衒の復活だな」
 如月鬼堂はいよいよ日本は経済が戦前まで落ちて行くと嘆く。
 この時。テレビで速報が流れる。
 『元現代経済新報編集長で日曜コメンテーター江村克子さんの自宅が全焼。退院した三女の江村真奈美さんが灯油に火をつけて焼身自殺』
 
 その日の夜に館山弁護士が得た情報を如月鬼堂に報告してきた。
 江村克子は火に包まれた娘を助け出す術もなく脱出したがかなりの火傷を負っていたらしい。
 救急車を呼んでくれた近隣の主婦に恐ろしい状況を話す。
 江村真奈美は次のように言って迫ったという。
 「私を殺して。もう生きている価値ないの!ママのせいでこうなったの。ママの責任で殺して」
 「やめてよーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー」
 江村克子は説得を試みたが叶わずそう叫んでいた。
 江村真奈美は殺してくれないなら死ぬと叫んで残っていた灯油を撒いてライターで火を点けたのである。
 その後に消化された焼け跡から江村真奈美は焼死体で発見された。江村克子は病院に運ばれてから意識不明の重体である。
 「この連中はこの新たなる劇場型犯罪の予行に無人販売店でロボットを使ってグリコ森永事件の真似をしたのだな」
 如月鬼堂は今にしてそう思ったのである。
 連続拉致強姦事件の犯人ら六人の計画した犯罪は悉く社会に衝撃と傷跡を残していた。
 
 最期のSM小説家 第四十四幕 新たなる劇場型犯罪 完 
 
 最期のSM小説家 第四十五幕 現代のからゆきさん に続く


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