【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十四幕


新たなる劇場型犯罪


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 「無制限だろ」
 榊原達夫は興奮に滾っていたのを止められて言葉を荒げてしまう。
 「まって。ああ。受けないと言わないから。あはあ。少し待って。あはあ。間を少し開けて。でないと息が止まっちゃう。あはあ。はあ。はあ」
 立壁侑里菜は苦しい息遣いで訴え続けた。
 榊原達夫は仕方なく一度鞭を持つ手を下ろす。
 立壁侑里菜は壁のフックに吊るされた腕にぶら下がってしまう。
 少し待って榊原達夫は鞭を振り被る。
 もう待ってとは言えない。立壁侑里菜は身構えた。
 榊原達夫は間を置いた分だけ滾った加虐心からさらに力を込めて一本鞭を乳房に流す。
 「ぐがはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また立壁侑里菜の背中が丸まって膝が強烈に蹴り上がった。
 「がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあ。はあ。はあ。はあ」
 膝が乳房を擦らんばかりにその手前で揺すって藻掻く。
 「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いが続いた。
 榊原達夫はやや落ち着いたところで構える。
 「ああ」
 立壁侑里菜は辛さを表情に滲ませてしまう。
 その表情が榊原達夫をさらに熱くする。
 鞭に力が籠った。
 「あ」
 その感覚が立壁侑里菜に伝わってしまう。
 強く力の籠った鞭の先端が乳房を横に引っ張るように薙ぐ。
 「ぐーーーーーーーーーーがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 表情を強く破裂させた悲鳴が上がる。上体は前に強く折れて膝は斜めに強く蹴り上がった。
 「ぐうがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー」
 立壁侑里菜は悲痛に歪んだ顔を振って悲鳴を絞り出す。
 「あーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーー。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 壁のフックにぶら下がるように腰が下がって荒い息遣いが続いた。
 
 名古屋市中区栄。SMクラブのプレイルームである。
 日向桂里奈は塚原瑞樹の執拗な責めに逆さ吊るしのまま失神してしまった。
 その前に失禁を繰り返して床は潮でびしょ濡れである。
 日向桂里奈の躰は空中に船の錨を逆さまにしたような形で逆さ吊るしにされていた。
 股間は大股開きで両方の脚は左右に斜め下を向いて延びている。
 塚原瑞樹は斜め上を向いて丸出しになって潮で濡れた日向桂里奈の女の部分を指で広げてクスコを差し込む。
 上からのカメラを下げてクスコに接近させた。
 鞭を手にする。先端が細長い一本鞭である。
 一応ハードコースだから叩いても構わない。
 だがかなり制約も言われていた。
 取り敢えず乳房を叩く。
 一回。二回。三回。
 「うぐうーーーーーーーーーーー。がふぉん。がふぉん。ぐおふぉん」
 日向桂里奈は意識を回復して咳ばらいを繰り返した。
 「どうだ。何回も逝って潮で躰も床もびしょ濡れだ」
 塚原瑞樹は詰る。
 「だって。あんなのであんなに責められたら誰でも変になるよ。やりすぎだよーーーーーー」
 日向桂里奈は恥ずかしさと失神の怖さに反論してしまう。
 「モニターを見ろ。あんたのお〇〇この中がアップだ」
 塚原瑞樹は日向桂里奈の顔の正面に移動したモニターを示す。
 「あーーーーーーーはん。あーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 日向桂里奈は究極に恥ずかしいものを晒されて慌て叫んでしまう。
 「見たことないの」
 「ないよ!見たくないーー!恥ずかしいよーーーーーーーー」
 「見られたことは」
 「あるけど。プレイで何回かと。あと病院」
 「よーーく見ていて。中から濡れとか分泌物を取り出すから」
 「えーーーーーーーーーーーーーーー」
 堪らないという反応である。
 塚原瑞樹は踏み台に上ってクスコの上からロングスプーンを差し込む。
 「あは。あは。ああ」
 日向桂里奈は堪らない感触に声を上げてしまう。
 塚原瑞樹は白く濁った滑りを掬い出して黒い小皿に載せる。
 一旦踏み台から降りて日向桂里奈の視線の先の床に置く。
 「いーーーーーーーーーやーーーーーーーーーーーーーー。あはあはああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 また堪らず悲鳴を上げてしまう。
 塚原瑞樹には満足な羞恥責めである。
 そしてクスコを抜くと剃毛がしたくなった。
 「これ剃っていいだろ」
 「追加一万円ですよ」
 「判った」
 踏み台から降りて財布から一万円札を抜き取って日向桂里奈のバックの持ち手に引っかける。
 それを指さして日向桂里奈に示した。
 「うん」
 「いいだろ」
 「あーーーーーーーーーん。このまま」
 「丁度上を向いていて」
 「えーーーーーーーーーー。診察台かあっちの椅子にしてよ」
 さすがに逆さ吊るしのままは辛い。
 仕方なしに吊るしを下げて床に降ろす。高手小手の縄と太腿の縄を解いて一度シャワーに行かせる。
 降ろした床が潮で濡れていたからである。
 色白で痩せ型。綺麗な躰の線。何としても剃毛したその部分が愉しみたい。
 
 仙台。国分町のファッションホテル。
 立壁侑里菜は全身に鞭の真紅の筋が奔って一部鬱血していた。
 顔は涙と汗で化粧が解けてマスカラも流れて無残である。
 一度休憩を入れさせて湯に浸かって化粧直しをさせた。
 榊原達夫はビールを飲んでテレビを見ながら待っている。
 立壁侑里菜は浴室の中で泣いていた。
 時間が長くなりすぎたので髪を乾かして顔と躰を拭いて出る。
 「ごめんなさい」
 立壁侑里菜は遅れたので取り敢えず謝った。
 榊原達夫はグラスをもう一個出してビールを注いでやる。
 「飲むか」
 「はい。ありがとうございます」
 立壁侑里菜は消えそうな声で礼を言う。
 「バスロープ羽織って。食事頼むから」
 「はい」
 「寿司で良いか。それとも鰻」
 「どちらでも」
 握りの特上を二人前とビールの追加を頼んだ。
 「あとプレイは」
 「食事の後だ。一時間くらい休憩だよ」
 まだハードメニューは殆どこなしてない。
 立壁侑里菜はこの先が不安である。
 榊原達夫は明日の昼まで寝て高級ソープで遊んで何処かで飲む。そしてその翌日は千葉に向かう。
 本番はそこからである。同じことを今度は真剣にやる。既に前渡しの香典は貰った。覚悟はできている。
 立壁侑里菜は鞭だけでかなり疲弊していた。それでももう少し虐めたい。
 
 内房のリゾート施設。
 最後の五人目の犠牲者が潜水艦で運ばれて来た。
 原発に強く反対するコメンテーターの井原絹代の末娘。井原佐那二十七歳である。
 そして拷問を手伝うロボットも揃った。
 明後日から始める榊原達夫がトップである。
 
 宇佐美。如月鬼堂の居間。
 行方不明の報道が始まっていた。
 館山弁護士はテレビ会議のままである。珠洲と瀬里菜の他に本多椿が居た。今日は此処に泊まる。
 「かなり際どいことを狙っているな」
 拉致された女性から連続拉致強姦事件の犯人らの関わった事件とほぼ断定されていた。
 「えーー。悪いタイミングですよ」
 本多椿は困った表情である。
 これで明日のテーマは予定変更しなければならない。
 「まだ進展はそんなにないと思う。少しだけ触れて予定通り行こう」
 如月鬼堂はまだ楽観できるという。
 「そうですね。明日直ぐに動画公開はないでしょう」
 館山弁護士も同意見である。
 「しかし。このタイミングで来るかな」
 「まだ政治資金不記載も地震も治まってないのに」
 「相当に不満が溜まっているな」
 「目的は」
 「騒がせたいだけだ。どんなに拡散しても奴らの意見が主流になることはない。分かっていてやっている連中だ。巨費を投入した遊びだ」
 「いつになったら終わるのでしょうね」
 「奴らが死んだら終わりだ」
 「逮捕は」
 「逮捕はない。その前に自害する」
 如月鬼堂は言い切ってしまった。
 
 仙台。国分町のファッションホテル。
 立壁侑里菜は床に大の字に磔にされている。
 躰には鞭の蚯蚓腫れが紅くなった筋が何本も走っていた。一部鬱血もしている。榊原達夫はその蚯蚓腫れに蝋燭を落とす。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。うふうーーーーーーーーーーーーーー」
 立壁侑里菜は躰を右に左に強烈に捩って強い悲鳴を絞り出していた。
 「どうした蝋燭は何回もやっているだろう」
 榊原達夫は立壁侑里菜があまり切迫した声を出すので意外と思ったのである。
 「だって。この蚯蚓腫れに落としたら」
 立壁侑里菜は悲痛な表情で受けている躰の状態が違うと言う。
 そして榊原達夫は蝋燭の火を斜め下にして持っていた。
 蝋燭は斜め上か平行に持てばそれほど熱くない。斜め下にすると一気に熱くなる。距離より角度である。
 暖かい部屋で濡れた躰より寒い部屋で乾いた状態が熱さを強く感じる。
 その言葉を聞いても榊原達夫は止めない。
 立壁侑里菜の悲鳴に熱くなりすぎて陶酔していた。
 蚯蚓腫れが何本も奔った白く美しい太腿にぽたぽた垂らしてゆく。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーん。ああはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーふぁああーーーーーーーーーー」
 立壁侑里菜は何処までも緊迫した悲鳴を上げて床に磔られた躰を躱すように動く限り暴れさせる。
 「あーーーーーーーーーーーふぁんふぁあん。あはん。あはああーーーーーーーーーーーーー。あふぁああ、ああーーーーーーーーーーーーーー」
 乳房から腰まで真っ赤な蝋涙が躰に積もっていた。太腿も僅かな時間で真っ赤になった。
 蚯蚓腫れを外すと悲鳴は緩くなる。
 「さあ。ま〇こに落とさせてくれ」
 構わず落とせるが敢えて要求した。
 「あーーーーー。は、はい」
 プレイ内容は事前に事務所で確認されている。辛くても応じるしかない。
 「自分で開いてくれ」
 榊原達夫は静かに究極の要求をする。そして手首の戒めを解いた。敢えて藻掻くのを愉しむため腰のベルトは掛けてない。
 「えーーーーーーーー。この中に」
 立壁侑里菜は辛い表情をさらに濃くしていた。
 「そうだよ。やらせてくれ。VIP真性Mコースだろ」
 榊原達夫は強硬に出る。
 「は・い・・・・」
 立壁侑里菜は辛い表情を強張らせて両手の指で女の部分のビラビラを開く。中は薄い緋色である。
 手も広げた女の部分も震えていた。
 榊原達夫は上から片手で広げている立壁侑里菜の手を押さえて片手で蝋涙を垂らす。
 「うぎゃああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うふふうふううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 立壁侑里菜は手を放して床に手を着いて躰を捩って藻掻き暴れた。
 「あーーーーーーーーーーはん。あはん。あはあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーん」
 また号泣してしまう。
 今度は榊原達夫が立壁侑里菜の女の部分を片手で開いて芯の周りに溶けた蝋涙を流すように掛けた。
 「あーーーーーーーーーーふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 立壁侑里菜は顔を天井に向けて逸らす。瞬間躰は固まる。そして強烈に甲高い悲鳴になった。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いになったがそれほどの余韻はない。
 ショックが大きかっただけである。
 榊原達夫は腹部の固まった蝋涙から剥がす。
 腹部を鞭で叩くことは避けていた。如月鬼堂の著書に腹部は特に横腹は内臓を壊す危険ありと書かれていたからである。
 榊原達夫は先端が長方形の革二枚の鞭を持つ。
 乳房に被った蝋涙から叩き割る。
 「ぐーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーー」
 立壁侑里菜は上体を半分起こして手を斜め後ろに着いた状態である。
 榊原達夫は乳房の蝋涙を鞭で叩き割って剥がして太腿も叩き割って剥がした。
 ドテの上に被ったのを叩き割ってから最後は女の部分に被った蝋涙を狙う。
 榊原達夫は立壁侑里菜の躰の斜め横に立っている。
 「あ、ああ」
 立壁侑里菜は表情を強張らせた。
 蝋涙は半開きの小陰唇とその間に固まっている。ぐちゃぐちゃ状態である。
 榊原達夫は狙いを込める。
 「ふ、ふぁーーーーーーーーーーー」
 立壁侑里菜から恐怖の悲鳴が上がった。
 榊原達夫はそれを叩き割る。
 「ぐうふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰を強く揺すって藻掻く。
 さらに振り被った。
 「あーーーーーーー」
 立壁侑里菜は辛い表情でそれを見上げる。
 榊原達夫は一気に振り下ろす。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 まだ蝋涙がクッションになっている。
 榊原達夫は残った蝋涙を指で掃除してしまう。
 「これで最後だ。ここを開いて二発叩かせてくれ」
 榊原達夫は言い聞かせるように言う。
 「・・・・・」
 瞬間。立壁侑里菜は榊原達夫を見上げて固まる。
 「二発だけだよ。これで終了だ。躰洗って帰っていいよ」
 「まだ時間が半分くらいよ」
 「いいよ。だから二発だけ」
 「・・・・・うん」
 立壁侑里菜はやや呼吸を置いて納得した。
 ここで床に磔にした脚の戒めを外す。
 立壁侑里菜は柱に背中を当ててお尻を着いたまま股を大きく開いて両手の指で女の部分を開いた。
 榊原達夫は立壁侑里菜の躰の斜め後ろに立って広がった薄い緋色の部分に狙いを定める。
 立壁侑里菜の躰は微妙に震えていた。
 榊原達夫は思いを込めて叩き込む。
 きっちり薄い緋色の部分を叩いていた。
 「ぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 立壁侑里菜はそのまま女の部分を両手で押さえて頭を床に倒して蹲る。
 「うーーーーーーーーーーーーーぐーーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 股間を押さえたまま床を転げた。
 べったり床に内腿を着いて座って片手で股間を押さえて片手で床を叩く。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーー。ぐふぁあーーーーーーーーー。ぐうふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 なかなか痛みは治まらない。
 涙を零しながら床を叩く。
 榊原達夫は治まるころ合いを見て指を一本立てる。
 「まって」
 立壁侑里菜は応じるしかない。顔を縦に振ってそう答えた。
 そしてもう一度柱を背にして脚を広げて自分の股間を確認する。
 そっとその部分に触る。
 しばらく擦るようにして点検しながら強く開いた。そして覚悟した目で榊原達夫を見上げる。
 榊原達夫はもう一回同じ位置に立つ。
 これが最後と思いを込めて狙いを定める。鞭を短めに持つ。
 的確に薄い緋色の部分を叩いた。
 「う、うう、うぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 立壁侑里菜は股間を押さえて横に床を転げる。そして号泣の涙が溢れた。
 「あはん。あはん。あはん。あはん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 起き上がっては股間を押さえて頭を床に着けて藻掻く。
 薄い緋色の部分には血が滲んでいた。
 「あーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また涙がぽろぽろ零れる。
 「シャワーいいですね」
 力なく消えそうな言葉でそう確認した。
 「うん」
 立壁侑里菜はそのまま股間を押さえてシャワールームに向かう。
 シャワールームに入るなりさらに号泣した。
 抜いてなかった湯に浸かってさらに上から湯を追加する。
 これでも事務所で確認した内容は全部こなしてない。時間もまだ半分より手前である。時間いっぱいだったらどうなったか。
 とても堪えられない。
 一千万のバンスを消すにはこれを受けるしかないのか。どこまでも不安に沈んで行く。
 榊原達夫は別途に十万を掴んで出て来るのを待っていた。
 浴室からバスタオルを巻いて出て来た立壁侑里菜の唇を暫く貪る。
 「これ少ないけど車代だ」
 そう言って十万を渡す。
 「あ、ありがとう」
 立壁侑里菜はもう一度唇を受け入れてから服を着けてクラブに電話する。
 「お客様の都合でお帰りです」
 そう告げて電話を代わった。
 「大丈夫です。明後日が雪なので少し早めに予定をこなしておくので今日は寝ます」
 そう答えて二人でプレイルームを出てしまう。
 
 二月五日。
 榊原達夫は午後から首都圏は雪の予想なので早めに東京に着いて内房線で君津に向かった。
 降る雪が内房線の旧型車両を包み始める。君津が快速電車の終点である。
 君津にはロボットが運転する車が待っていた。
 勿論違法だが実在する本物をロボットの写真に偽造した運転免許証を携帯している。
 そのまま内房のリゾート施設に入った。
 このロボットも榊原達夫の拷問作業を手伝う。
 
 二月八日。
 ようやく大雪から首都高の通行止めが解除された。
 如月鬼堂は瀬里菜に起されてシャワーを浴びる。
 窓から雪の残った景色の向こうに青い海が綺麗に見えていた。
 杉下一行がメールを送って来たのである。
 既に館山弁護士、杉下一行とテレビ会議が繋がっていた。
 瀬里菜がコーヒーを淹れて珠洲がサンドイッチを用意している。
 一人目の犠牲者で立憲国民党女性議員の妹で田代未代二十九歳の動画がばら撒かれた。
 如月鬼堂はサンドイッチを食べながら動画の確認に掛かる。
 ミニチュアダックスのペーが囲炉裏端の嵩上げされた上を走り回っていた。
 珠洲が捕まえて抱きかかえる。
 続いて本多椿がテレビ会議を繋いで来た。
 画面は以前に見た場所のように思える。
 その時は忍者姿黒装束が十人居た。
 今回忍者姿黒装束は一人。そして全裸に忍者の覆面だけした女が四人付いている。ロボットと思われる。
 田代未代は全裸で拷問椅子に磔にされ厳重に固定されていた。
 その躰を部分的にアップにする。
 拉致されたのは夜中に寝ている時である。
 そのまま運ばれて今日まで眠らされて点滴で栄養補給して尿道カテーテルを装着されて排泄を管理されていた。
 拉致されたことすら本人は知らない。
 姉や家族は三日前から大騒ぎしていた。
 意識を回復させる前に田代未代の躰を詳細に公開している。
 女の部分を開いてアップにする。さらにクスコを挿入して奥まで見せてしまった。
 乳房はそんなに大きくはないが形は良い。乳輪は小さく紅い乳首だけが突起していて目立つ。
 脚も細く色白で肌の肌理も細かく美しい。
 ロボットの女が二人掛かってドテの黒い塊にローションを掛けて剃毛に掛かる。形を整えてない陰毛なので剃るのに時間が掛かった。
 女姿のロボットが剃毛を行っている間に田代未代のプロフィールが字幕表示される。
 忍者姿黒装束にサングラスの榊原達夫は電子鞭を持って待っていた。


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