【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十五幕


現代のからゆきさん


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 二千二十四年清明中元。太陰太陽暦三月七日。
 (この二十四節気は平気法によるものです)
 二千二十四年四月十五日。
 
 越後湯沢。如月鬼堂の居間。
 福富麻二郎が来ていた。
 「かなり精度を上げた心算ですがまだまだですか」
 如月鬼堂は福富麻二郎の会社が作った女躰型ロボットを撮影して海賊動画と同じ解像度で比べていた。
 「見ての通りだよ」
 「そうですね。奴等の技術が上ですね」
 福富麻二郎も認めざるを得ない。
 「まだ福富さんのはよく見れば見分けが付くよ」
 「しかし奴等には武器にせよこういった部分にも高い技術者が居ますね」
 AI技術、3Dプリンターを駆使してもまだ追い付かない。
 「福富さんAIだけではだめなのでは。編集元の画像の解像度じゃないのか。グラビアが三百線として高細線印刷なら八百線以上だよ」
 如月鬼堂はAIに高解像度のデータを与えるべきという。
 「そう言う考え方も。やって見ましょう」
 福富麻二郎も考え直した。
 「奴等六人の中に医者が居たな。動画の最後の部分で三人掛かってやっていた。別の組織の人間だろう」
 「あの戸籍の無い部落とか。冤罪者の班とかですか」
 「六人の中の医者が部落の者に医療を教えているのじゃないか」
 「同様に他の技術も」
 「医者、葬儀屋、金属加工技術、そして印刷屋も居るのじゃないか」
 「はい。そう考えれば」
 「福富さんの技術を最初は盗んだのだが。それをグループで格段に進歩させたのだ」
 「そうですね。あれでは本物の女と代わりません」
 「福富さんももう一歩でかなりの商品になるのじゃないか」
 「ありがとうございます。ところでもうあれで奴等の動きは暫く治まるのですか」
 「あの目的の劇場型犯罪は丁度良い標的はそんなに居ない。だがまた別の何かをやって来る」
 如月鬼堂は連続拉致強姦事件の犯人六人の動きが速くなっていることを警戒していた。
 「今度のは何か規制に繋がることでなくて何よりです」
 福富麻二郎も打撃を蒙る立場である。
 「もうじき椿が今週の打ち合わせに来ます。出前を五人分」
 如月鬼堂は瀬里菜に頼む。
 「館山先生は」
 「今日はテレビ会議だ」
 原稿は送って如月鬼堂はゆったりした一日である。
 
 連続拉致強姦事件の犯人六人のアジト。
 テラスから麓の町の桜がまだ満開のままである。
 日本酒で魚介を焼いている。不漁と言われている甘海老も大量に届いていた。
 「思いっきり騒がしたな」
 医者の男である。
 「満足か」
 「ああ。満足だな。表社会の正統派の極みと言える美人の子宮を六つも撤去した」
 「だが悲惨な最後を社会に曝してくれたのは江村母子だけだったな」
 印刷会社の社長はまだ物足りない。
 「生きて苦しみ続けてもらおう」
 川口の会長はそれも面白いと言う。
 「次はどうする」
 葬儀会社の社長である。
 「円安でからゆきさんが再発生した」
 「ジャパゆきさんはもう十年以上聞かなくなったがそっちの順番か」
 「そうだ。それに塗れてもっと騒がそうと思ってな」
 川口の会長はまた何かを企み始めた。
 「現代のからゆきさんに塗れて何かを陥れるか」
 医者の男も目を輝かせる。
 「社会的に権威のある存在を地に堕とす悦びだ。権威とまでは行かなくても表社会の正統派を売春婦に堕とす」
 「それは愉快だ」
 葬儀会社の社長も悦ぶ。
 
 四月二十日。
 インターネットアダルト放送のスタジオである。
 今夜の高島波瑠と岡田有美は清楚な紺のリクルートスーツ姿。サニタンブラウンの標準的なストッキングまで履いていた。
 スカートが膝上二十センチなのが標準的でない。
 「複数の開業医師らが大手検索エンジンを集団提訴しました。マップの口コミで不当な投稿がされても削除してもらえず利益が侵害されたとしています」
 高島波瑠は読みながらジャケットを脱いで行く。その下はやや透明感の強い純白のブラウスでブラの形がくっきり透ける。
 ブラも純白のようである。
 「中には抗生剤の処方をお願いしたが拒否されたなどもあります。必要がないので処方しなかったのが悪評にされてしまったと言うことです」
 岡田有美も読みながらジャケットを脱ぐ。ブラウスは同じように純白だがくっきり紺のブラジャーが透けていた。
 「誹謗中傷の被害がかなり問題視されていますが。投稿の削除基準もかなり難しいです鬼堂先生」
 MC役の本多椿は白いスーツ姿である。先を如月鬼堂に振ってしまった。
 「投稿を見ていますと意図的に集中投稿しない限り全体的に見れば悪評ばかりではありません。ホテルなどよほど内容が酷くなければ常識範囲の感想が多いです」
 如月鬼堂はそう切り出して次のように述べた。
 医者に何か要望を言っても上から目線でなかなか聞いてくれません。だから優しく説明する医師は凄く人気が出ますね。
 受付は医者以上に上から目線で対応も荒いことが多いです。
 呼び出しもモニターに番号にしてくれれば良いのですが態々フルネームを呼ばれてしまう。
 個人情報ですから考慮してほしいです。
 このような場所の投稿しか不満を言えないのが患者側の現状ですね。
 そして抗生剤を処方しなかったのは悪評ではありません。そういう方針なのですから処方されなかった事実でよい筈。
 頼めば処方してくれる医師が良い人は他に行くだけです。妥当な話だと思いますね。
 ニュース番組のコメンテーターは一方的削除を唱えますが。削除基準を明確化して患者の言い分も残してあげるべきです。
 「支援金制度の創設、子ども・子育て支援法など改正案が衆議院を通過しました」
 高島波瑠はスカートを脱ぐ。ブラウスの裾にストッキングに包まれた純白のショーツの先端がなかなか艶めかしい。
 「問題はその財源ですが保険料に上乗せしてそれが負担増にはならないと言う答弁に野党は反発しています」
 岡田有美もスカートを脱いでしまう。ブラウスの裾にストッキング越しの紺のショーツの先端が覗いていた。
 「これが負担増にならないは詭弁以前に誰も負担増にならない建前としか受け取りません」
 本多椿も呆れ気味のコメントである。
 「それ以前の問題です」
 如月鬼堂はきっぱり否定した。
 「それ以前ですか」
 本多椿は先を促す。
 「まったく無意味な政策です。支援しても子供は増えないでしょう。子供を産まないのはお金だけの問題ではありません」
 如月鬼堂は次のように続けた。
 子育てが女性の喜びだった時代は終わったのです。子育てより今の世代がやりたいことはたくさんあります。
 男性も育休を取って子育ての方が辛いと考えるのが自然でしょう。
 一人ないし二人で止めておこうとするのがごく自然なのです。
 低所得家庭に育った子供の為に学費の支援などは必要でしょう。
 でも無駄な政策は止めてロボット化を促進すべきです。
 もし万一子育て支援政策が当たって子供が抜群に増えれば今の予算がさらに大きく必要になってしまうのではないでしょうか。
 そして資金は自治体を廃止して地方行政に掛かる負担を減らして逆に年金を増額して景気を下から回復させて税金から捻出すべきです。
 この後も放送は二人が全裸になるまで続いた。
 
 四月二十五日。
 松尾奈々代は金融業者が教えてくれたホームページを見てR国に渡航した。
 徐々に経済発展しつつある途上国である。
 円安の日本と物価は変わらない。
 円安だから出稼ぎをする。それならこの国に行く価値はない。
 だがこの国の通貨は大方がドル建てなのである。そして外国人が客で風俗のレートは高い。
 円安で戦前、戦中の女衒が復活した。そしてその時代のからゆきさんの様な存在が再現されつつあるのである。
 落ちて行く経済大国日本の象徴かもしれない。
 女衒と言う言葉は江戸時代から存在する。だがからゆきさんは戦前、戦中である。
 現代では女衒ともからゆきさんとも呼ばない。
 だが明らかにその再来と言える。
 松尾奈々代は着いてその日は滞在する部屋に案内された。
 翌日午前中からカタログ用に紹介する写真と動画の撮影となる。着衣のままで水着にすらならない。
 高級SMクラブなのである。
 日本と違ってSMだけではなく生挿入までのサービスも行う。
 松尾奈々代はその総てを了解していた。
 三時間のプレイで日本に戻って換金すれば三十万前後にはなる。日本では六万くらいにしかならなかった。さらに客も少ない。
 翌日早速客が付く。
 中国人である。少し嫌な気がしたが仕方ない。
 プレイルームに入るなり行き成り全裸にされて縛られてしまう。
 そのまま挿入された。
 かなり太いものが入ってくる。
 「うぐう」
 痛い。
 言葉は通じない。それが怖い。
 それでも痛がっていると察してローションを流し込んで入れ直してくれた。
 だがそのあとが酷かったのである。
 既に高手小手に縛られて中出しされてしまった。
 ローションを流したのはあまり痛がられては自分が気持ち良くできないからである。
 そのまま仰向けに床に倒される。
 そして太腿と脹脛を合わせて片脚ごとに縛られて股間を開かれてしまう。
 中国人男は蝋燭に点火する。
 そしてクスコを取り出した。
 松尾奈々代にも何をされるか分かる。一気に旋律が奔った。
 容赦なくクスコが膣に侵入してくる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーー」
 松尾奈々代は震えていた。
 中国人男はお尻の下に枕を差し込んでクスコの口を上に向ける。
 「あ、ふぁあーーーーーーーーーーーーー」
 既に蝋涙は芯の周りに溶けていた。
 中国人男はそれを手に取る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 松尾奈々代は恐怖の悲鳴を上げてしまう。
 中国人男はそのまま溶けた蝋涙を流し込む。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 松尾奈々代は顔をひくひく震撼させて強烈な悲鳴を上げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーふぁん。あふぁあん。あはん。あはあん」
 躰はぶるぶる震えていた。
 中国人男は暫く中で蝋涙が固まるのを待ってピンセットで取り出す。
 「あふぁあーーーーーーーー。ああ。ああ」
 松尾奈々代はまだ震えている。
 中国人男はビニールの小袋に入れた山芋の摺り汁を取り出す。
 膣の中はヒリヒリしていた。
 その上から山芋の汁を流し込まれてしまう。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー」
 松尾奈々代も痒みが襲ってくることは知っている。
 中国人男は高手小手の縛りを少しだけ緩めた。
 酢の瓶を少し離したところに置く。
 『自分で縄を解いて。その酢で中和する』
 中国人男はスマホで翻訳した文言を見せた。
 そしてビールを飲み始める。松尾奈々代が苦しむのを高みの見物である。
 松尾奈々代は藻掻く。藻掻くがまず背中の縛りがなかなか解けない。
 既に痒みが襲ってきている。
 「うふうーーーーーーーーーーー。ぐううふうーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーー」
 腰を強く捩って藻掻きながら背中の縛りを解こうと藻掻く。
 中国人男は嬉しそうにそれを見ながらビールを飲む。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 松尾奈々代は縛られた膝を強く揺すって股間を捩るように藻掻く。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーん。あはあん。ああん。ああ。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 既に縛り目は外れているが絡んだ縄が抜き取れない。
 膣の奥の痒みは酣である。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーー。ああ」
 複雑に絡み合った高手小手の縄はなかなか躰から外れないのである。
 腕が外れないと酢の瓶をクスコに流し込めない。
 松尾奈々代は二十分くらい藻掻いてようやく腕が解放された。
 泣きながら腕で押してお尻で床を滑るように移動して酢の瓶を拾う。
 「あーーーーーーーーあはん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 究極に表情を歪めて酢の瓶を開けて酢をクスコに流し込んだ。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ」
 暫く呻き続ける。
 そしてようやく脚の縄を解いた。
 松尾奈々代は浴室に飛び込んで泣きながら膣の中を洗う。
 その日はもう一回挿入して中で果てられて終了した。
 
 四月二十四日。
 本庄珠奈はR国に向かった。
 元テレビ太陽のアナウンサーで国連職員の佐賀美野にアルバイトに誘われたのである。
 行く先は松尾奈々代と同じ。だが国連に協力する企業の一時的応援のアルバイトと聞かされていた。
 本庄珠奈は全く疑ってない。
 佐賀美野の顔は昔何度もテレビで見ている。その本人とパソコンの画面を通して説明を受けたのである。
 今年就職して四月半ばで止めてしまった。
 就職先の体質に合わなかったのである。今若い世代は売り手市場。いくらでも就職先はあると考えていた。
 R国に着いて佐賀美野の迎えを受けて何気なくポートと動画を撮影される。
 本庄珠奈はこれがそっくりなロボットとは全く思わなかった。
 宿舎と言われた部屋に落ち着いて食事を運ばれてそのあとアフターのコーヒーを飲む。
 そのまま眠ってしまう。
 目が覚めた時は全裸でベッドの中であった。
 衣服は部屋の中の何処にもない。持って来た荷物もなくなっていた。
 カメラが設置されていて自分に向いていたと気づく。
 全裸なのでベッドの毛布に隠れるしかなかった。
 ドアを開ける音がする。
 行き成り男が入って来た。
 「いやあーーーーーーーーーーーーー。はいらないでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は毛布を掴んだまま猛烈な叫び声を上げてしまう。
 「うるさい!!これから撮影だ」
 男の声はドスが効いていた。さらに後ろから二人入って来る。
 本庄珠奈は恐怖に震えていた。
 「あ、ああ。何よ。あんた達。佐賀さんは」
 脅えた声でそれだけ叫ぶ。
 「佐賀美野かあれはそっくりなロボットだよ。本物の国連職員はウクライナだ。ニュースでそっくりなロボットに攫われる話見ているだろ」
 男は淡々と現状を語ってしまった。
 「うぎゃああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は絶望の悲鳴である。
 男らは容赦なく毛布を引っぺがす。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 叫び暴れる。
 二人が掛かって両側から肩を捕まえてベッドから引っ張り出す。
 「いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 まだ藻掻く。
 もう一人が奥の引き扉を開けて十字架を取り出す。
 一メーター四方の鉄板に十センチ角の角材が立てられ横の柱が上四分の一に埋め込まれていた。
 二人が両手首を横の柱に押し付ける。かなり力は強い。
 三人ともかなり厳つい体形である。
 そして泣き喚き藻掻く本庄珠奈を十字架に磔にしてしまう。
 「貴方達は連続拉致強姦事件の仲間なの」
 本庄珠奈は磔にされてしまって藻掻きながら確認する。
 「そんなもん知らんよ。俺たちは日本人じゃない。この国の二世だ。プロダクションの要望で姉ちゃんの動画を撮影するのだよ」
 忍者姿でも防護服にマスクサングラスでもない。
 そして顔を出している。連続拉致強姦事件の犯人六人の筈はない。
 「姉ちゃんの動画撮影のギャラは日本を離れる時に姉ちゃんの口座に一千万振り込まれているぞ」
 別の男が宣告した。
 「この国では売春もSMクラブも性器を出した動画も合法なのだよ。そしてあんたはこの国に出稼ぎに来たのだよ」
 三人目が説明を加える。
 「そ、そんなーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈はあまりのことに瞬間ふらつき臆してしまう。
 「此処はな。日本人が円安で出稼ぎに来るクラブなのだよ。日本の売春の十倍くらいのレートになるのだよ」
 「あ、ああーーーーーーーーーーー。な、なんと」
 本庄珠奈は状況の恐ろしさにくらくらする。
 「モニターを見ろ。このクラブのサイトで客に紹介する姉ちゃんの紹介画像と映像だ」
 一人がモニターの電源を入れてクラブのホームページを開く。
 女性のリストから本庄珠奈の画像をクリックした。
 着衣のままだがSM嬢として紹介されている。
 そして佐賀美野が撮影した動画が接続されていた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は恐ろしい事態に慄くしかない。
 「諦めろ。金は振り込んでいる。お前はAV女優と此処でSMクラブ嬢をやるのだ!日本の十倍は稼げる」
 真ん中の男が追い込む。この男が一番マッチョである。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーー。わたしは国連に協力する企業の応援アルバイトと言われて来たのよーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は震えた声で拒絶する。
 躰は左右の手首が十字架の横の柱の両端にぐるぐる巻きに縛られていて右の脚首が十字架の根元に縛り付けられてしまった。
 「大きくはないが綺麗な乳房だ」
 肌理の細かい白い乳房に濃い紅の乳首が咲いている。
 「早くサンプル動画を世界中に配信して人気を上げよう。SMプレイの指名がたくさん付く」
 三人の中では一番小柄な男である。日本人と白人の混血らしい。
 「此処には二十人以上が日本から来ている。斡旋業者はそれぞれだがみんな高額に稼いでいる」
 一番マッチョな男が補足した。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーー。はんざいだぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 興奮して震えて乾いた声である。
 「この国では合法と言ったぞ。日本の警察権は及ばない。この国は我々を引き渡すこともない。そしてお前のパスポートその他は預かっている」
 一番背の高い男が宣言した。
 「それ以前にホームページの画像と動画が公開されたら日本でお前の家族が騒いでも出稼ぎと扱われる」
 「そ、そんなーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は気が狂いそうになって震える。
 男らは蝋燭に点火した。
 「お姉ちゃんの綺麗な乳房を蝋燭で真っ赤に染める。サド男の興奮を誘う」
 白人との混血男が淡々と言う。
 「やだあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は恐怖に凍り付いた表情で叫ぶ。


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