鬼三のSM小説
女衒の國
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
その十五 生の女躰拷問秘宝館
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目の前には星野茉莉の女の部分が二枚の粘膜を閉じ合わせて突き出している。
森川優紀巡査部長はゆっくりシリンダーを押す。冷たい液が徐々にアナルから直腸に入って行く。
「うぐううーーーーーーーーーーー」
星野茉莉は一気に苦しみだす。
森川優紀巡査部長は堪らない。不本意に人を苛めてしまっている。きっとその目は恨みが篭っているに違いないと思う。
「うぐううーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーー」
星野茉莉は苦しい悲鳴を漏らし続ける。
森川優紀巡査部長の手はぶるぶる震える。
「確り押さえて」
緊縛師は上から森川優紀巡査部長の手を押さえる。森川優紀巡査部長の顔から汗が流れ出る。
浣腸液を注入し終わるのに二十分近く掛かった。
緊縛師の手でアナル栓を捻じ込む。
森川優紀巡査部長は浣腸器を緊縛師に返して逃げるように席に戻る。
席に戻ると酒を強いられる。コンパニオンだから断れない。臭い唇を押し付けられるので飲んだ方がましではある。
よく見ると十字架の横に置かれたテーブルに蝋燭が怪しく立っている。その蝋燭の芯の周りは溶けた蝋涙が溜まっている。
緊縛師はその蝋涙を浣腸の苦しみに呻き藻掻く星野茉莉の右の乳房に流すように掛ける。
「ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
十字架に吊るされた星野茉莉の躰が震撼して強烈な悲鳴が轟く。
その興奮に天葛少将の二本入れられた指は森川優紀巡査部長の膣の中で強く奥まで突きまくる。
興奮度が森川優紀巡査部長の躰に強く伝わる。
緊縛師は次の蝋燭を掲げて希望者を募る。
若い将校が前に向かう。
将校は顔に掛けて良いかと指を指して確認する。星野茉莉の細面の美しい顔が恐怖に般若の形相になる。
緊縛師は駄目と首を振って乳房を指差す。
将校は渡された一本を反対側の乳房に掛ける。
「ぎゃああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
火傷になることは通常無い。暫くヒリヒリするだけである。だが女の美しい乳房に掛けられる衝撃に破裂する様な悲鳴になる。
星野茉莉はこちらに来て約二週間。本日が三回目である。
あと三本残っている。希望者が呼ばれ左右の太股から内腿に被せる。
「ぐうううーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
星野茉莉の顔が破裂して大声の悲鳴が轟き渡る。
最後の一本は土手から女の部分に流す。
「うおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーー」
星野茉莉は髪を振り乱し顔に汗を噴出し大口の悲鳴を轟かせる。
ここで星野茉莉のアナルの下に透明なボウルが置かれる。直径一メートル以上ある。
緊縛師は体を横にずらしてアナル栓を抜き取る。
ぶるるるるるる、る、る、るーーーーーーーーーーーーー。
大音響と共に濃い茶色の水がボウルに叩きつけられる。
治まった後に別の緊縛師がボウルを回収する。そして星野茉莉の股間部分から内腿を入念に拭く。
緊縛師はスパンキングを取り出す。
若い将校が続いて前に出て来る。
蝋涙を被ってそろそろ乾いた乳房の蝋涙を叩き割る。
「うおおーーーーーーーーーーーーーーーー」
もう片側も叩く。スパンキングの平たい面でビンタする様に強く叩く。
「ぐうおーーーーーーーーーーーーー」
星野茉莉は大口を開けて悲鳴を絞り出す。蝋涙は粉々に割れる。一部乳首をかたどった部分が落ちる。
太股も土手も叩く。
「ぐうおおおーーーーーーーーーーーーーーー」
将校は最後にアンダーハンドに股間を叩く。
「ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーー」
星野茉莉の顔から涙が溢れ出る。
壮絶な展開である。だがこれは序の口もっとハードなショーがこの後も続くのである。
星野茉莉は一旦十字架の磔から降ろされる。一度シャワールームに引き上げた。ショーは一時休憩である。
天葛少将は森川優紀巡査部長の膣を責め続ける。潮を噴かそうと娼婦の泣き所を責め続ける。
森川優紀巡査部長は声を抑えるのがやっとである。この場で潮吹きは到底堪えられない。
「だめーー。いやあーー」
森川優紀巡査部長は断末魔である。もう破局は避けられない。
天葛少将はさらに奥を責め膀胱を押し上げる。
「ああーーーーー。あーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
潮は一メートル近く噴き上げる。
「ああーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
こっちも壮絶な状況である。
若い将校が何人か急遽立ち上がって上かえら覗き込んでいる。
森川優紀巡査部長は生きた心地ではない。羞恥に何も考えられない。恐ろしい羞恥の極地である。
「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
森川優紀巡査部長は解放されても躰はぶるぶる震える。
「いやあもう」
恥かしさに堪えられず顔を覆ってしまう。
それでも天葛少将は許さない。卵バイブを幾つも持ち出す。
「それはもう。お部屋に行ってから」
この場でイカされるのは堪えられない。
それでも天葛少将はがっちり躰を押さえて来る。
「だめーー。お部屋に行ってから」
森川優紀巡査部長は躰を躱して抵抗する。
「いやあーー」
強く拒絶してしまう。
「お前なんだ」
天葛少将は怒る。
強固に押さえに掛かる。
森川優紀巡査部長は今の任務でなければ警察官である。躰が自然に動いてしまった。
森川優紀巡査部長の膝は天葛少将の股間を蹴る。さらに腹を蹴り上げ巴投げで投げ飛ばしてしまう。
「うおーーーーーーーー」
森川優紀巡査部長は瞬時に我に帰る。だが遅い。
一挙に若い将校が集って来る。直ぐに森川優紀巡査部長の躰を取り押さえる。
天葛少将は股間を押さえて蹲ったままである。
看護士らが来て担架で病院に運ぶ。
森川優紀巡査部長は警察員が引き取りに来る。全裸のままヘリで南の島に運ばれた。
そのころ柿崎一行はTS市で上野愛菜三等空尉の提案を実行していた。天川村を基点に日本の警察の協力を得てドローンを飛ばして偵察を続ける。
送られてきた画像を上野愛菜三等空尉が検証し続ける。
ドローンを林道に沿って飛ばす。民家の在るごとに旋回する。
「ああーー。此処。もう一度お願いします」
柿崎一行は担当者に旋回を依頼する。
「これです。このアンテナ」
「和歌山県田辺市龍神村宮代だな」
殆ど衛星写真からも分からない場所である。
大高が此処に居れば工作員が始末する。大高が確認出来なければ暫らく見張るしかない。
直ぐに柿崎一行の日本在住の部下が向かった。
大高貞夫と一緒に居た好原安美を確保して処分した。遺体は荼毘に付して山中に散骨する。
資料を押収して内容をTSの本部に送る。柿崎一行は資料を娼国CICに転送して娼国に向かった。
そして潜入者が確認された。
「この二人。整形して名前を変えています」
鄭淑徳少将の部下がコンパニオンのリストから確認する。
「そうだな。一人は昨日暴れた女だ。もう一人を確保しよう」
鄭淑徳少将は直ぐに部下に指示を飛ばす。
「潜水艦を探しましょう」
部下が資料にある潜水艦の存在を指摘する。
鄭淑徳少将が軍に命令する。指宿からラドルフマレカル少将に連絡して北側の潜水艦も行動に出る。
南の島五号棟四階。伊藤楓巡査長が先に拷問部屋に引き出された。白いワンピース姿である。捕まったままの姿で連れて来られた。
森川優紀巡査部長は後回しである。蹴りを食らった天葛少将が快復してからとされた。
「こいつ等は偽のパスポートで入国しています。どの様にしても問題ありません」
鄭淑徳少将が宣告する。
主な面々が揃っている。
伊藤楓巡査長は葛城義和と平佐和周一郎を怒りの篭った目で見る。
「伊藤楓巡査長。大高は死んだぞ」
柿崎一行が宣告する。
「・・・・・・・・・」
伊藤楓巡査長は呆然としている。
何故ばれたのか。大高が死んだ。居場所がばれて日本に居る工作員に殺された。そして私達の情報も。伊藤楓巡査長はそう事態を悟った。
最早どうする事も出来ない。
伊藤楓巡査長の躰はがっちり四人の隊員に押さえられている。
「真っ直ぐ吊るして。それから片脚を大きく吊るし上げて」
真紀子が要求する。ごついテープ状の革を二本重ねた鞭を持っている。珍しく真紀子が拷問する様である。
隊員は手首を縛り合わせる。天井から下がったフックに縄を引っ掛ける。フックを引っ張り上げて伊藤楓巡査長の躰を縦一文字にする。
隊員二人が脚首を押さえる。一人がワンピースを下から鋏みで斬り落とす。あと一人が肩を切り落としてワンピースは床に落ちる。
ブラジャーとショーツだけの下着姿にされた。
真紀子がブラを鋏みで斬り落とす。
「ちくしょー」
伊藤楓巡査長は真紀子を睨み返す。
「貧弱なおっぱいね。女刑事だからしょうがないか」
確かに大きくは無い。なだらかな山だがそんなに形は悪くない。巨乳趣味には貧乳である。
肌の白さに乳首の紅さがそれなりに欲情を誘う。
伊藤楓巡査長は真紀子の言葉に怯む。
隊員らは左脚の膝から脚首まで三箇所を縛る。その縄を天井のフックに通す。それを引っ張って左脚を高々と引っ張り上げる。
伊藤楓巡査長の躰は脚を引っ張り上げられて右に弓なりに撓る。
真紀子はショーツを斬り落とす。
黒い塊が丸出しになる。陰毛は濃く無造作にその部分を包み隠している。
「処理もしてないのね。バリカンでカットして」
真紀子が隊員に要求する。
二人の隊員が後ろから躰を押さえる。ローションもシェービングも塗らない。そのままバリカンでカットする。
伊藤楓巡査長は唇を噛んで剃るバリカンの行方を睨み続ける。
真紀子は鞭をぶら下げて剃り終るのを待っている。ごつい革のテープ二本重ねた強力な鞭である。他に机に細い竹の鞭と一本鞭を置いている。
「湯野中総統。当分米軍の生贄は要らないのね」
真紀子が湯野中に確認する。
「そうだ。ベイソン中将は退役した。後任は真面目な将軍だ。当分その必要は無い」
米軍を接待しても然程のプラスには成らない。真面目な長官なら相手にしない方が良い。
剃毛は終わった。女の部分のびらびらを閉じ合わせた周りの赤い皮膚が露出している。
真紀子はその股間に鞭を叩き付ける。
「うおおーーーーーーーーー」
伊藤楓巡査長は引っ張り上げられた脚をくの字に蹴る。反動でその躰をさらに右に逸らす。
次は逃げる乳房を斜めに叩く。
「ぐうおーーーーーーーーーーーー」
床に着いた脚を蹴って躰を泳がせる。
真紀子はその股間をもう一発叩く。
「うおーーーーーーーーーーー」
さらに閉じ合わせたびらびらをきっちり鞭の先端で叩く。
「ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
伊藤楓巡査長の躰は左脚をL字に跳ね上げる。躰は痛みに震撼している。
真紀子は床に着いた右脚の内腿を狙う。鞭の先端が白い内腿を強く直撃する。
「ぐうーーおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
大口を開けて絞りだす悲鳴。それと共に躰を強く斜めに逸らせ震撼する。
真紀子は容赦なく逃れようとする乳房を連打する。
「ぐうおおーーーーーーーーーーー。ぐおおーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーー」
伊藤楓巡査長の躰は鞭の痕が真っ赤に浮き出ている。
真紀子は一本鞭に持ち替える。
それで伊藤楓巡査長の無防備にされた股間を先端で薙ぐ。
「ぐうーーーーーー。ぐうおおおーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーー」
伊藤楓巡査長の躰は吊るされたまま動く限り力を込めて暴れる。
真紀子はさらに内腿を叩き乳房を叩く。一本鞭の先端は的確に躱そうとする伊藤楓巡査長の躰に命中する。
「ちくしょうーーーーーーー。このくにはいつかほろぶよーーーーーーー」
伊藤楓巡査長は怒りの限り吼える。
「黙れ!どんなに売春が蔓延ってもこの国の主権だよ。お前は侵略者でスパイだ。この国でスパイは加重死刑だよ!」
真紀子は怒りの限り伊藤楓巡査長の股間に一本鞭の先端を叩き込む。
「ぐおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
伊藤楓巡査長の股間の粘膜は閉じ合わせている。遂にその粘膜を突き破って雫が落ちる。やがて一筋に流れ出す。
部屋全体から拍手が沸く。
伊藤楓巡査長は追い詰められて挙動が定まらない。
「さあ。お漏らししたからお○○こ焼きましょうね」
真紀子はさらりと言う。
伊藤楓巡査長は恐怖の表情を凍らせる。
「でもその前に加重死刑の加重分をやりましょう。そして潰す前のお○○こに最後の味わいをあげましょうね」
真紀子は含みを持たせて哂っている。
衝立が四枚運び込まれる。伊藤楓巡査長の吊るされた躰を囲む。隊員らは強制である。一人ずつ順番に挿入して射精まで行う。
一人終わればセペで膣内を洗う。
二十人くらいが動員された。
真紀子らは会議を続ける。
「問題は潜水艦です」
柿崎一行はこっちの手掛かりが無いと言いたい。
「領海に入って来ない限り拿捕は難しい」
指宿も困っている。
「スクリュー音が特定できない限りやたらに撃沈は出来ないからな」
「そうね」
「その潜水艦、奴等は何処から手に入れたのだ」
「自衛隊の退役した艦です。それをスクラップにする前に横流しさせたようです」
湯野中の質問に柿崎一行が答える。
「細野英二元二等海将の仕業か」
「そうです」
「海中警備行動の強化以外に手は無い」
指宿は渋面である。
伊藤楓巡査長を輪姦する隊員らの作業が終わって次の準備になる。
衝立は外された。
真紀子は半田鏝を持っている。それが温まるのを待つ。これで膣の中を焼こうと言うのである。
「だれか指の細い人居ない」
真紀子は隊員らに確認する。
一人が指を立てる。
「ううん。いいじゃない。この女の尿道に突っ込んで」
これも残酷な拷問である。
隊員は上に引っ張られた伊藤楓巡査長の左の太股を腕で掴む。びらびらの中に指を這わせる。
「ううーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーー」
尿道の亀裂を探り当てて強引に指を突っ込む。
「ぐうおお、おお、おーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあーーーーーーーーーーーーーー」
強烈な痛みである。伊藤楓巡査長顔を振って藻掻く。痛みに大口を縦に破裂させて悲鳴を絞りだす。
「ぐうおおーーーーーーーーーーーー。ぐう、ぐ、ぐお、おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
伊藤楓巡査長は悲鳴を絞り出しながら躰を捩って藻掻き暴れる。
隊員が指を抜くと手は尿塗れである。
「ううーー。ぐうーー。ううーー」
伊藤楓巡査長は痛みに藻掻き続ける。そいて呻き声とともに細く尿を垂れ流す。強烈に染みる痛みが襲い続ける。
そろそろ半田鏝は良さそうである。
真紀子はもう一度半田鏝を構える。
鄭淑徳少将の指示で隊員二人が伊藤楓巡査長の躰をがっちり押さえる。
一人がしゃがんで床に着いた右脚に抱き付く。もう一人は後ろに回る。天井から吊るされた左脚の太股を抱える。
真紀子は伊藤楓巡査長の女の部分のびらびらを指で開く。
伊藤楓巡査長は恐怖に引き攣った表情でそれを見る。
真紀子は半田鏝の先を膣口に捻じ込む。
「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーー。うあはあはんあはーーーーーーーーー」
伊藤楓巡査長は押さえられている股間を強く捩る。大口を開けて悲鳴を轟かせる。
「あはあん。あはん。あはん。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ」
伊藤楓巡査長は躰を右に左に振って痛みに震え続ける。
隊員らは床に大きな鉄板を敷いている。鉄板には拘束用の鉄パイプが埋め込まれている。
痛みに苦しむ伊藤楓巡査長を鉄板に寝かせる。手首を左右斜め上に固定する。各々三本の鉄パイプでがっちり留める。
脚をV字開脚にする。そのまま脚首も腰の左右斜め上に固定する。
さらにL字の鉄板で顔を左右から押さえる。これで顔は逸らせない。
焼いたばかりの膣に開口器を挿入する。嘴が四つに割れるタイプである。
「うぐううーーーーーーーーーーーーー」
焼かれたばかりである。相当に痛い。
衛生兵が局部麻酔を打つ。
伊藤楓巡査長はほぼ意識朦朧状態である。
口にも開口器が挿入される。
四方からもう一度衝立が立てられる。
「ぬるま湯で洗ってあげるね」
真紀子はあっさり宣告する。
隊員二十人くらいが伊藤楓巡査長の膣と口に小水を掛ける。如何ともえげつない拷問である。
膣に流し込むだけではない。口にも流し込む。顔に掛ける者も居る。
伊藤楓巡査長は全部終わって担架で鉄格子に運ばれた。
既にバスとトイレは接続されている。
通路を挟んで隣には森川優紀巡査部長が投獄されていた。森川優紀巡査部長は担架で運ばれた伊藤楓巡査長の姿を心配そうに覗き込む。
ベッドに寝かされ殆ど動かない。
医師と看護士が来て点滴をセットする。看護師ではない。この国では看護婦と看護士は区分されている。
医師は火傷の治療をして行く。
夕方になって医師がもう一度看護師を連れ立って伊藤楓巡査長の鉄格子に来る。護衛の隊員が何人か外で待機している。
看護士は終わった点滴を外す。医師は幹部をもう一度消毒して痛み止めを打ってゆく。
伊藤楓巡査長はようやくベッドに起き上がった。
「大丈夫」
森川優紀巡査部長が声を掛ける。
「伊藤楓巡査長です。貴女は」
「神奈川県警の森川優紀巡査部長です」
「私は大阪府警です」
「何をされたのですか」
「酷い拷問でした。この中焼かれました」
伊藤楓巡査長の躰はまだ鞭の痕と鬱血が乳房と太股に確認出来る。
「それで医者が」
「大高貞夫氏は日本でこの国の工作員に殺された様です。私達は加重死刑囚です」
「加重死刑囚」
「そうです。加重の分は肉体提供だそうです」
「そう」
「私達はもうどうする事も出来ないです」
「そうね。潜水艦の海自の人達はどうなったの」
「そうです。私が此処の兵士たちに輪姦されているとき」
「何か」
「ええ。潜水艦を発見するのが難しいって幹部が会議で」
「まだ助かる可能性があるかもしれないね」
森川優紀巡査部長はそっちに希望を抱いた。
細野英二元二等海将らの乗艦した潜水艦は娼国の領海からは離れて通信を行っていた。
大高と連絡が付かない。
ようやく稲村雄二警視長と連絡が取れた。大高貞夫と好原安美が姿を消したとだけ確認出来た。
娼国の日系企業と取引をする駐在員の名目で渡航した二人。彼ら退職した元警察官も大高と連絡が取れなくなった。
森川優紀巡査部長と伊藤楓巡査長が捕らえられたことも察知した。
状況判断で日本に引き揚げるべきと判断するに至る。
細野英二二等海将らには二人の婦警が捕らえられたことだけ報告した。
「南の島なら乗り込めませんか」
「小型潜航艇で入って二人を救出出来ればだが。今回は情報が無い」
「確かに何回も同じ手は使えませんね」
「それに大高が敵に見付かったのならこの艦の情報も知られている。ここは引き揚げよう」
細野英二二等海将が判断する。
翌日は森川優紀巡査部長と伊藤楓巡査長が収監されている4号の房に真紀子らが降りて来た。
まだ天葛少将は病院から退院してない。
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