鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

続女躰崩壊

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 「それじゃ身柄を押さえられなくても日本に救援は求められないのね」
 「元々無理だ。スパイ容疑が掛けられ投獄されたものを日本からどうにも出来ない。麻薬所持を付けられれば都議会議員でも同じだ。中国を見ろ」
 飯星は事態を深く理解している。
 「それじゃ。滝澤沙緒里さん達をもし救出できても国外には出られない」
 「我々が出国するのさえ難しい。取材目的がない事は承諾済みだ。既にスパイ容疑は免れない」
 「それでは証拠を掴んで二人を救出しても国際社会に訴えられないのですか」
 「捨て身でメールか国際電話を掛けるか。山越えしてT国の国境を掠めて中国に逃れて亡命するかだ」
 「でも中国がどう出るでしょうか」
 若村真弓は近年の日中関係から不安である。
 「T国では完全にR国に戻される。そっちに掛けるしかない」
 「待って。私がクルーザーか漁船なら確保出来ます。T国の沿岸警備はたいした事ありません。親日の国まで行けば何とかなります」
 「でも。そこまでお願いしては」
 「私も行きます。そして日本に亡命します」
 「そうですか。その覚悟なら。脱出する時は我々と一緒に行動して頂けますか」
 「私も日本に帰りたいのです」
 「それはそうでしょう。これまでの事を全部明るみに出しましょう」
 河口晴奈は歓待し励ますように理想を唱える。
 「それほどに効果はないと思うが一歩ずつやって行くしかありません」
 「どうしてですか」
 河口晴奈は飯星の言うことに納得が行かない。
 「シリアで射殺された女性カメラマンの場合は相当に騒がれた。篠田茉莉さんの場合は軽く報道されただけだ」
 「そうですね」
 「戦場と平和な国でスパイ容疑での射殺という差もある。だが何か大きな圧力が掛かっているとしか思えないな」
 飯星はそれなりに状況を読んでいる。
 「その通りです。湯野中の資本は日本中に忍び草の様に浸透しています。R国に進出している企業の大半が元は仁川、湯野中が日本に投資した企業です」
 「なんと。そんなに力が有るのか」
 盛高知里の証言は飯星の想定を遥かに超えていた。
 「R国北側だけで一京の金が動きます」
 「なるほど。政治家一人や二人が動く事とは違うな。もっと密着した実権が随所で動いている」
 「その通りです」
 盛高知里は覚悟を決めているが難しい顔である。
 「要するに多くの日本企業の至る所に湯野中資本が浸透して、湯野中の配下が中枢に何人も力を持っていると言うことね」
 若村真弓には何とか事態が飲み込める。
 「問題はそれが表社会だけではなく裏にも浸透していると言う事だ」
 「では総てが裏社会とグルだと言う事でしょうか」
 「そうとも言えない。それぞれ縦は繋がっている。だが横の全体の繋がりは見えない筈だ。表にも裏にも資本は浸透していると言う事だ」
 「娼国の分もありますね」
 「その通りですが影響力という面では湯野中の資本が遥かに大きいです。裏に関しては大方が湯野中です。」
 「うーん」
 飯星も相手の巨大さに唸らざるを得ない。
 「とにかく二人を救出して日本に逃げ帰って対策しましょう」
 若村真弓も二人の証人は何としても確保したい。その上で皆の身の安全を考えるしかない。日本で地道に闘うべきであると考えた。
 
 アメリカ海軍第六十任務部隊は数隻の小型艦艇でD川を北上する。海兵部隊は先にゲリラゾーンの手前で橋頭堡を構築していた。
 総てがパフォーマンスである。
 ベイソン少将を筆頭に指令部はD市に建設中の空港近くで市江廣子が経営する日本旅館に逗留する。
 此処で湯野中らの接待が行われる予定である。
 その生贄として内山莉緒警部補と滝澤沙緒里がヘリで空港建設地まで移送された。
 平佐和が逗留する建物とは別棟である。
 三日間日系企業の予約は入れてない。朝食バイキングの会場となる大型バンケットルームが宴会場に当てられた。
 米軍なのであえて和室の宴会場は使わない。
 今回からコンパニオンは現地人でもR国の国籍ながら八分の七が日系人のコンパニオンばかり用意された。市江廣子の進言である。
 これらは日本人の美形男性の精子と現地との掛け合わせで美しく作られていた。生む専門の女性に日系人女性の卵子を体外受精して生ませた女性である。
 これらの産む専門の女性は毎年四つ子位を出産させられた。生涯で百人近い娘が居る事に成る。
 女将の市江廣子は平佐和と後から着いた真紀子を昨夜平佐和が食事をした特別な座敷に案内した。
 天井のガラスドームは開放され湯船は露天風呂になっている。
 三名とも手拭一枚の全裸である。
 真紀子の躰は細く締まった女の線を描いている。それに比べて市江廣子は細身ながら躰は柔らかい女の線を描いている。
 採点をすれば真紀子が勝っているがどちらも悪くない。
 今夜はスクリーンがセットされている。真紀子が米軍の宴会を監視するためである。市江廣子はあまり見たくない。スクリーンの死角に座る。
 露天風呂に設えられたテーブルには囲炉裏は閉じて寿司とつまみが並べられていた。
 ビールとワインが好みで置かれ長丁場で宴会を監視しながらこっちは愉しむ嗜好である。
 
 内山莉緒警部補と滝澤沙緒里は会場内の壁面に磔柱を設置され全裸のまま磔られた。
 磔柱は一メートル四方の鉄板の台に白木の十字架が立てられている。
 滝澤沙緒里は両手首を十字架の左右の先端に手錠で固定されているだけである。脚は自由が利く。
 内山莉緒警部補は両手首を十字架の左右の先端に手錠で固定されているのは同じである。だが右脚首は十字架の根本に縄目を五段にきつく縛られている。
 左脚も手錠が掛けられ十字架の根元に鎖で繋がれていた。膝を少し上げる程度には動かせる。
 二人とも湯野中を出迎えた女将が市江廣子と分かって驚愕した。麻薬購入とスパイ容疑で捕らえられたのがその後どうなったのか不思議である。
 湯野中がベイソン少将ら一行を案内して来た。
 「この国にスパイ行為に来て逮捕された二人です。どのように扱ってくださっても構いません」
 「なかなか上玉だな」
 「男性や既に終わっているのは処分いたしました」
 「この間の女は俺たちの満足とはいえ刺青で潰すには少しかわいそうだった。だがこいつらは心置きなく愉しめるな」
 「本日は他にもお一人に一人。処女のコンパニオンをご用意致しております。日本国籍ではありませんが八割以上日系人です」
 「それは嬉しい。いつも湯野中氏の歓待には心から感謝いたしております」
 ベイソン少将が近付くと内山莉緒警部補は怒りの篭った目で睨み返す。
 米軍が来ることは湯野中から聞かされていたがベイソン少将の襟章を見て怒りがこみ上げている。世界のエリートがこんな接待を歓迎するとは許せない。
 「この女はジャップ」
 「元警視庁の組織対策課の婦警です」
 ベイソン少将の顔が残忍に歪む。次の瞬間平手で内山莉緒警部補の右頬を叩いた。
 「おうーー」
 内山莉緒警部補は叫ぶや次の瞬間僅かに動く左脚の膝でベイソン少将の太腿を蹴る。
 鎖に繋がれていてベイソン少将の身長が高いので股間までは届かない。
 ベイソン少将に躱すだけの余裕はある。それでも態とオーバーに倒れる。
 「指令」
 横に居た幕僚が駆け寄る。
 「申し訳御座いません。縛り方が不十分で」
 湯野中も駆け寄り前に膝を着く。
 「ノー。ノー。心配ない。大丈夫。縛りはこの位でいいですよ。じっくり愉しみましょう」
 ベイソン少将はやる気満々立ち上がって一本鞭を持つ。
 振り被って内山莉緒警部補の乳房に横向きに鞭を叩きつける。
 「ぐおーーーーー。おーーーーーーーーー」
 反動的に仰け反り左の膝はベイソン少将を蹴った以上に跳ね上がる。
 「ううーーーーーーーーー」
 ベイソン少将は続けて叩く。
 一本鞭の先端は内山莉緒警部補の両方の乳房を左右に流れるように掠める。乳首はへしゃげられ乳房は強く歪む。
 「ぐおーーーーーーーーー」
 内山莉緒警部補は左膝を強く跳ね上げる。口を縦に大きく開けて割れんばかりの形相で鈍い悲鳴を轟かせる。
 ベイソン少将は十数発叩いて一本鞭の手応えを愉しむ。
 「ぐあわーーーーーーーーー。があーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーー」
 内山莉緒警部補は鞭の応酬に躰を仰け反り暴れさせ悲鳴を上げ続ける。太腿と乳房に紅い筋が何本も奔っていた。
 「がはあ。はあ。はあ。はあ」
 内山莉緒警部補は荒い息遣いである。
 「クリップ」
 ベイソン少将は少佐の襟章を付けた中年女性に要求した。これまでパーティの司会をやってきた女性将校である。
 女性司会者は直ぐに取りに行く。
 「こっちの女は」
 「ジャーナリストです。T市で警備がスパイ行為で射殺した女の仲間です」
 「ほう。こいつもジャップだな」
 またベイソン少将は露骨に嫌悪の表情を浴びせる。
 そこに女性司会者が黒い書類を鋏むクリップを持って来た。鋏む部分が三センチ位の幅がある。これに敏感な部分を鋏まれたら相当に痛い。
 ベイソン少将は滝澤沙緒里を指差す。
 女性司会者は滝澤沙緒里を一瞥する。
 「その女の脚を広げて」
 女性司会者は若い将校に命令した。若い将校が二人ずつ左右から滝澤沙緒里の脚を持って股を広げる。
 「ああーーーーーーーー。いやあーーーーーーー」
 若い将校が鉄製の一本棒の両側に脚錠を取り付けた拘束具で脚の開きを強制した。
 「クリトリスを剥いて」
 「ああーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーー」
 若い将校が滝澤沙緒里の小陰唇を指で開いてクリトリスを包んだ包皮を指先で剥く。
 「これで鋏んで」
 女性司会者は別の若い将校に命令する。
 「ああーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー」
 「乳首もぐっさり抓んで」
 「ああーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーー」
 滝澤沙緒里の恐怖の叫びを他所にクリップはクリトリスと左右の乳首を痛々しくきっちり鋏み込む。
 「こら。日本人婦警。この痛みが分かるか」
 「ああーーーー」
 内山莉緒警部補もその痛みは充分に分かる。顔は恐怖に引き攣っていた。
 「あんたが素直にこいつで逝き顔を晒したら一つずつ取って上げるわ。時間が掛かれば掛かるほど取るときの痛みは壮絶よ」
 女性司会者はドリルバイブと電マを準備していた。
 「ああーーーー。なんて事を」
 内山莉緒警部補も捕らえられてから洗濯バサミを二時間以上鋏まれた乳首の痛みを充分味わっている。
 湯野中らの玩具にされ絞められた粘膜が戻るときの痛みに悶絶させられた。
 いま滝澤沙緒里が付けられているのは更に痛い事が想像に難くないクリップである。
 滝澤沙緒里を苦しめない為にはドリルバイブと電マの責めを素直に受け入れるしかない。
 悔しい。世界のエリートが僅かな満足のため自分たち女性に卑劣極まりない要求をする。それでも今逆らって何も太刀打ち出来ない事も解る。
 怒りがこみ上げてくるが自分が羞恥を被るしかない。さもなくば同朋が女としての身体を大きく損傷してしまう危険さえある。
 捕らえられてからこれまでも卑劣極まりない手段で羞恥の限りを曝け出さされた。
 今回はR国、娼国の首脳だけではない。たくさんのアメリカ人エリートも見ている。
 将校が二人で左脚の戒めを十字架の左手の下に付け替えた。股間が丸出しになる。会場の殆どの目がそこに集中していた。
 続いて右脚の戒めを一旦外され椅子が運ばれお尻の下にかまされる。そのまま右脚首も十字架の右手首の下に固定された。
 「ああーーーーーー」
 これまで以上に恥ずかしい。
 若い中尉の襟章を付けた将校がドリルバイブを構えて内山莉緒警部補の女の部分に近付ける。
 「まってよーー」
 内山莉緒警部補は突然叫ぶ。
 「どうした。受け入れないとこっちの女はどんどん辛くなるぞ」
 ベイソン少将は露骨に虐める姿勢である。
 「分かっているよ。受け入れるけどローションくらい塗ってよ。それじゃ痛くてイクどころじゃないよ」
 内山莉緒警部補は悲鳴のような声で訴える。
 「そうか。この状況じゃ自分で濡れるのは無理だな」
 ベイソン少将は笑っている。
 「先に電マを使って濡らしますか」
 将校が提案する。
 「それよりローションの代りに、たっぷりマスタードを塗ってあげましょう」
 女性司会者が残忍な提案を出す。
 「それは良い」
 湯野中もニンマリ納得する。
 「なんて酷い」
 女性司会者の手で内山莉緒警部補の膣口にクスコが捩じ込まれる。
 「ああーーーーーー」
 内山莉緒警部補は冷たさと痛みに呻く。
 女性司会者はチューブのマスタードを二本流し込む。
 「ああーーーーーーーーー。ひどいーーーーーーーーー」
 内山莉緒警部補は女性司会者の残忍さに恨み顔で訴える。湯野中らには何を言っても無駄だが米軍には多少は配慮がという希望が残っていた。
 「まあ。痒みを我慢する結果にはなりませんがね」
 湯野中は賛成しながら意味がないと言っている。
 「そうね。これで掻き回すから痒くは成らないわ。やがて歓喜の濡れが洗ってしまうわね」
 女性司会者も残念そうである。
 意味が無くても内山莉緒警部補には辛いことに変わりは無い。
 ぶるーーーん。ぶるーーーん。ぶるーーーん。
 強力に振動するドリルバイブである。
 内山莉緒警部補は辛い目でそれを見詰めていた。
 中尉の襟章を付けた将校は柔らかい擬似男根の先端を持つ。女性司会者がクスコを抜き取るのを待って内山莉緒警部補の女に捩じ込む。
 滝澤沙緒里は首を垂れ髪が顔を隠している。だが強力なクリップに女の敏感な部分を鋏まれ繊細な痛みに堪え続けていた。
 脚が微妙に痛みに震えている。
 内山莉緒警部補にはその痛みが充分に伝わっていた。
 内山莉緒警部補と滝澤沙緒里はこれまでに卑劣な手段で女の極限状態となる羞恥の醜態を強引に曝け出さされている。
 最早。此処での羞恥は諦めるしかない。少しでも痛みを回避して救いを待つしかないと鉄格子を通して話し合った。
 必ず日本から救いが来ると信じている。
 今は内山莉緒警部補としては自分が醜態を甘受して滝澤沙緒里を痛みから救わなくてはならない。
 どう戦ってもドリルバイブの責めには敵わない。嫌でも官能に女のプライドは押し倒される。身を任せれば良いと自分に言い聞かせた。
 将校はしっかり奥まで捩じ込んでスイッチを入れる。
 責められて内山莉緒警部補の顔は情けない表情から一気に軋む。縛られた躰は目一杯仰け反る。
 「ううーーーーーーーーー」
 
 隣棟の露天風呂では大型モニターにバンケットの状況が伝わっていた。
 あまりの状況に平佐和のさおは手拭い一枚の無防備な状態のまま年甲斐も無く起立しそうになる。
 平佐和は手拭をたたんで重みを付けて腰に置く。
 市江廣子がそれを感じ取って慰めようとするのを真紀子が制する。真紀子は手拭を避けて平佐和の膝を跨ぐ。
 「おい。副主席とこんな事して良いのか」
 「先生は国賓同然ですもの」
 真紀子はモニターに向いていた平佐和の体を横に向ける。自分もモニターが見えるようにして平佐和の膝に乗り一物を咥え込んでしまう。
 米軍へ湯野中からの接待である。それでも真紀子はその内容は監視しなくてはならない。国際社会に対する湯野中の失敗を恐れていた。
 北側だけの問題では済まない。経済的自由国と性の自由国を守るのが最重要である。
 市江廣子のこれまでの強制的性接待を高額で評価した。それでも途上国と雖もこの温泉を建てるがやっとである。
 企業を誘致する土地は真紀子が出資した。
 出資した配当だけ得て大方は市江廣子に儲けさせる。市江廣子を北側に進出させる事で北側に口出しが可能に成った。
 市江廣子を国内で自由の身にしたのは平佐和が市江廣子の女を気に入っているからである。
 藤崎奈緒美をこの国に置いていながらそれ以上に市江廣子を玩具に求める。
 そして湯野中も市江廣子の躰が好みらしい。
 だがこの二人が市江廣子を独占しようと取り合う事はあり得ないと思う。
 さらに湯野中は南側同様に平佐和を利用したい。市江廣子は総てのジョイント役になる。
 娼国、R国を国際社会の倫理から守って日本企業を更に誘致する。誘致するだけで世界から莫大な利益を吸い上げる基盤は既に出来ていた。
 
 「だめーーーーーー。もうだめーーーーーーーーー。あーーああーーーーああーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーー」
 内山莉緒警部補の究極の悲鳴が轟き続ける。将校は逝き顔を確認しても許さない。失神まで追い詰める目論見である。
 膣圧で押し出そうとする擬似男根を力で押し返す。
 「ああおおーーーーーーーーーーー。おおーーーーーーーーーー」
 眉間に皺を二重に刻み整った美形である内山莉緒警部補の顔が情けなく歪み強く軋む。
 ドリルバイブの強烈な回転から女の液が流れ一部飛散る。隠微で壮絶な光景である。
 「なかなか。粘りますな。だいぶこの責めに慣れてしまったようで」
 湯野中が何度も責め続けて来た経緯から語る。
 「電マを併用しましょうか」
 ドリルバイブを操作しているのとは別の将校が提案する。
 「やれ」
 ベイソン少将が了解する。
 「あああーーあああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あああーーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーー」
 声は更に強烈になり固定された躰は浮き上がる。左右に捩り不自由な躰が暴れ続けた。
 
 飯星徳次郎らを乗せたトラックは毎日何便も走る湯野中系企業である。検問も何の検査も無く通過させてくれた。
 通常では検問は無いらしい。既に飯星徳次郎らが手配されているのである。
 盛高知里は当初飯星徳次郎らをT市の工業団地内のビジネスホテルへ案内する予定であった。だがそれを考え直した。
 盛高知里の会社が持つT市の工業団地に隣接したターミナル。その古い倉庫の二階に変更した。
 飯星徳次郎らを其処に一旦落ち着けて食料を降ろしてゆく。
 「私が近日中にホテルの地下を探ります。それまで此処に隠れていてください。私共のあまり使われていない施設です」
 

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