鬼三のSM小説
女衒の國
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
続女躰崩壊
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日系人、日本人が士農工商の武士と商人。現地人が農工。外国人労働力が士農工商以下の穢多非人となる。
これが逆にR国の治安を安定化させていた。
「でも。経済と治安が安定していて生活苦が無いなら何故売春が存在するのですか」
「この国では個人の売春は絶対規制。許可の無い法人も認められない。従事するのは売春専用に育てられた女と外国人だけだ」
「そんな。売春専用なんて人身売買より酷い」
「だが三十五まで働けば相当の資産が出来る。大概は日本人向けマンションのルームオーナーに成って家賃収入で贅沢に暮らせる」
「・・・・・」
木村史乃警部補は驚きに言葉も出ない。
「TSに知人の会社が持つ倉庫が有る。其処に落ち着いて先を考えてはどうかな。冷凍車の荷台で良ければ送って行くよ」
「すまん」
飯星はマスターの提案を呑む。
娼国副主席北嶋真紀子がT市のリゾートホテルの地下に着いた。
開帳台に固定された内山莉緒警部補は痒みの苦しみにうめき声を上げている。苦しそうに躰を捩る姿は湯野中の生唾を充満させていた。
「駄目よ。こっちを責めても。もう一人の女を引き摺り出して」
真紀子は確信を持って言い放つ。
「ああーー。やめてーーーーーー。彼女は関係ありません」
痒みに曝け出された膣をヒクヒクさせ苦しみ喘いでいる。実に官能的な姿である。
「関係なくても彼女が拷問に苦しむ姿を目前に貴方がしゃべらなければ見殺しね」
「ひどいですーーー。私も何にも解らないのですーー」
内山莉緒警部補は痒みに苦しむ顔を歪めて言葉を搾り出す。
「舌を噛まない様にこの女にギャグボールを嵌めて」
「何故今更」
「これまで自殺しなくても同朋を苦しめると解れば舌を噛み切る危険はあるわ」
「なるほど」
指宿は間髪を許さず開口器で口を抉じ開けてギャグボールを突っ込む。
「ぐおおーーーーーーーーーー」
叫び声で抵抗する内山莉緒警部補の口にギャグボールはしっかり収まった。
そこへ指宿の部下が滝澤沙緒里を連れて来る。こっちもショーツ一枚の無残な姿である。
窶れては居ない。食生活と栄養補給は管理していた。鉄格子にバスは付いている。アルコールも好みの食事も許されていた。
性的玩具にされ強制的に逝き顔を曝されるだけである。
痛みを伴う拷問はこのところ受けていない。
「余談だがおまえらの卵子を六つ確保した。これを人工授精してお前らの娘を創る。将来の売春婦だ」
「なん・・・・」
滝澤沙緒里はあまりの事に口も利けない。内山莉緒警部補はギャグボールを嵌められている。
台車に載せて厚さ五センチは有る平たい石が五枚運ばれた。一番上に十露盤板が載っている。
「これがなんだか解るか」
湯野中が十露盤板を床に置いて内山莉緒警部補に言う。
「あうおぉおぉ」
内山莉緒警部補はギャグボールの奥で唾液を飛ばして叫ぶ。
「江戸時代の日本の拷問だ」
指宿の部下が二人で滝澤沙緒里を高手小手に縛り上げる。
そして十露盤板に座らせた。
「ああーーーーーーー。あああーーーーーーーーーーーん」
十露盤板は角材が角を上に向けて尖らせている。座るだけで向う脛がかなり痛い。
「どうだ」
ギャグボールを嵌めた内山莉緒警部補には開帳台に小型のテーブルがセットされ紙と鉛筆が置かれる。
右手を肘から先だけ戒めから開放した。
だが内山莉緒警部補は『ほんとに知らない』と書くだけである。
湯野中の合図で指宿の部下が二人で石を運ぶ。
「ああ。ああーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーん」
滝澤沙緒里の恐怖の悲鳴が轟く。
指宿の部下二人はそろりと石を滝澤沙緒里の左右揃えて座った綺麗な膝に載せる。
「あはあーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーー」
滝澤沙緒里は痛みに悶え苦しみ藻掻く。
「ゃーめーぅぅぅてーーーぶぅぅぅ」
内山莉緒警部補は涙を飛ばしてギャグボールの奥で悲痛に叫ぶ。耐え難い痒みに狂いそうになりながら同朋の苦しみを救えない。
無念の喘ぎに藻掻き続ける。
そこへ津島から真紀子に電話が入った。
「木村史乃警部補は新日本空輸ホテルにチェックインしたようだ。部屋を調べたが既に荷物は無かった」
「チェックアウトはしてないの」
「ない。他に四人一緒だったが荷物はどこも無い。五十代と思われる男性が二人。若い女性が一人。四十代くらいの女性が一人」
「別々にチェックインしている筈よ。何故一緒と解るの」
「防犯カメラにそのメンバーが四十代の女性の部屋に集まるのが映っていた。全員で荷物を持って駐車場階から出ている」
「危険を感じてどこかに移動したという感じね」
「これから五人の画像を送る」
送られてきた画像をプリントアウトして痒みに苦しむ内山莉緒警部補の前に一枚ずつ翳す。
内山莉緒警部補は痒みに躰を捩りながら石抱きの痛みに苦しむ滝澤沙緒里に目をやりながら首を振る。
湯野中は石をもう一枚追加するよう合図する。
「ああーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
滝澤沙緒里はサイレンの様に甲高い声で切迫した悲鳴を上げる。
容赦なく指宿の部下は石を膝の上の石に重ねた。
「ぐおお、お、お、おーーーーーーーーーーー。おぐおーーーーーーーー。ごおーーーーーーーーー」
滝澤沙緒里は圧迫と傷みに躰を震撼させ藻掻き脂汗を流して叫ぶ。
「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
遂にギャグボールが内山莉緒警部補の口から押し出される。
「やめろーーーーーーー。こんなのしなくても舌なんか噛まないよーーーーー。生き続けておまえらをいつか。・・いつか社会的に葬ってやるーーー」
内山莉緒警部補は奇人の表情を破裂させる勢いで叫ぶ。
「そうかい。お前のDMAを子々孫々此処で売春婦にしてやる」
湯野中は愉快そうに笑っている。
「本当に知らないようね」
真紀子もこれまでと判断した。
「木下警視に紹介してみよう」
十露盤板に苦しむ滝澤沙緒里の前にも翳すが反応は無い。
指宿の部下が滝澤沙緒里の膝に載っていた石を退かすと滝澤沙緒里は十露盤板の横に転げる様に倒れる。
「おい。もう一つ働くんだよ」
湯野中は滝澤沙緒里の顔をつま先で軽く蹴る。
滝澤沙緒里は上目遣いに湯野中を見上げる。
「こっちの婦警さんの痒みを癒してやんな。狂ってしまうぞ」
今度は乳首を軽く蹴る。
「ああ。莉緒」
滝澤沙緒里は瞬時に悟る。これまで散々虐められた痒み。その究極の苦しみを内山莉緒警部補が受けているのである。
痺れた脚を伸ばしたまま腰を捩りながら手で前進して内山莉緒警部補を縛り付けた開帳台に歩み寄る。
「ああーー。莉緒。いま助けるからね」
滝澤沙緒里は開帳台の足を握り内山莉緒警部補の太腿を掴んで開帳台に上半身が攀じ登る様に近付く。
真紀子が極太のドリルバイブを渡す。
「ああ」
滝澤沙緒里はその擬似男根の太さに眼を見張る。だが直ぐ考え直して縦筋に近付けた。
さすがに指宿の部下が滝澤沙緒里の腰を支えてやる。
「莉緒。行くよ。いい」
「ああ。お、お、おね、が、い」
内山莉緒警部補は痒みの苦しみに恥も外聞も無い。滝澤沙緒里ももうそれを充分に身に沁みている。
痒みという苦しみを与えられて散々焦らされてドリルバイブでイキ捲くる究極の羞恥を自ら受け入れさせられた。
尋常では考えられない屈辱である。
滝澤沙緒里が先端をねじ込むと内山莉緒警部補は抵抗無く受け入れた。
始動すると内山莉緒警部補は究極の叫びを上げ続け失禁して潮を撒き散らす。最後は失神して痒みから逃れた。
この上ない究極の官能場面である。
TS市も空港付近の都心部を離れると開発途上国さながらの風景になる。
機械化農業が進んでいる耕作地帯を過ぎてトラックターミナルを内包した倉庫の建物に着く。
来る途中にマスターは此処の女社長に携帯電話であらましの了解を取り付けていた。
着くなり飯星らを女社長に引き渡す。
女社長は速やかに二階奥の会議室に通した。
「社長の盛高知里です。お話は総て伺っております。T市へは私が安全にお連れ致します」
四十を過ぎているが美人の面影は残っていた。ミニスカートから出た脚はまだ女を感じさせる。
「ご迷惑をお掛けいたします」
飯星は丁寧に挨拶をした。
「いいのよ。これは私のささやかな報復の一環だから」
「報復」
「ゆっくり説明します。此処はT市の工場で作った商品を東南部十六の市に在るコンビニに配送するセンターです」
盛高知里はパソコンからプロジェクターで地図を映し出す。
「T市から此処へは毎日何便も往復しています。帰りは一部TS市の養殖場から海産物を送っています」
更にポインタをT市に置いて地図を拡大する。
「皆さんの同朋がもし捕らえられていればこのホテルの地下です」
T市日本人居住区に在る大型リゾートホテルである。
盛高知里は地図を航空写真に変換する。
「その日本人居住区に入れるのですか」
「それは皆さんの権利で此処に入れない限りは不可能です。中のコンビニに二トン車一台は毎日入っていますが便乗は無理です」
「厳重な入出管理が有ると言う事ですか」
「そうです。でも休日で大きな宴会など無い日を狙ってこのホテルの裏山側にある渓谷から進入は出来ます。宴会の有る日は市警の見張りが就きます」
「このホテルの予約を取っても駄目ですか」
「まず此処で宴会を行うに不自然でない関連企業以外取れません。もし皆さんの中に警察関係者がいらしたら既に情報は流れていると思います」
「そんな。どうしてそんな事が解るのですか」
木村史乃警部補は興奮を隠せない。
「私は北側に於ける影の権力者湯野中匡史の女でした。今もその報酬でこの会社を経営しております」
「ええ」
一同から驚きの声が上がる。
「警察庁には湯野中の側近がキャリアとして東京大学卒業以来就業しております」
「な、な、なんと」
一同の驚きは頂点に達した。
「その人はいったい」
木村史乃警部補は追求せずに居られない。
「そこまでは」
盛高知里は首を振っている。それ以上の情報は持っていなかった。
「貴方は今も湯野中氏の」
「女と言っても湯野中の性奴隷でした。私の躰に女の価値が薄くなって解放されて今の立場です」
「すると今でも湯野中氏の恩恵を受けていると言うこと」
栗山秀樹はやや失言してしまう。
「恩恵!とんでも御座いません。仕方なしに此処にいるのです。元は日本人でした。湯野中に強制的に帰化されました」
盛高知里は怒りを露骨に顔に表している。
「秘密を知り過ぎたからですか」
飯星が質問の角度を変える。
「そうです。湯野中に気に入られなければ辛くてもハードコンパニオンを一年弱務めれば日本に帰れたのです」
「そうでしたか。それが復讐の一環なのですね」
「そうです。恨みこそあっても恩恵など。これを受けるしかないからそうしているだけです」
「結婚も出来ないのですか」
今度は河口晴奈都議会議員が尋ねる。
「私は湯野中に子供を生めない躰にされました」
「まあ」
若村真弓は怒りと同情の表情である。
「私に出来る事は皆さんをT市の工業団地の手前に有るビジネスホテルまでお送りします。そこからは徒歩で裏山を抜けるしかありません」
今度は裏山の地図をプロジェクターに表示させる。
「裏山と日本人居住区の地図。問題のホテル内部を私の知る限り詳細図にしています。こちらを御使い下さい」
盛高知里はUSBメモリのデータと人数分をプリントアウトしてくれた。
鉄格子の中で夜遅くなってから滝澤沙緒里が内山莉緒警部補に話しかける。内容を聞かれない様に手話を使う。
手話は内山莉緒警部補が滝澤沙緒里にこの独房で過ごすために教えた。
『一人は古舘さんの旧友。フリージャーナリストでカメラマンの飯星徳次郎さん。すごく慎重で調査取材の巧い人』
『そういえば北嶋副主席は電話の向こうに危険を感じてどこかに移動したという感じと言っていたわね』
『もしかしたら救援に来てくれるかも』
『そこまではどうかしら。ここに潜入は出来ないと思う』
『そうかなあ』
『ここに潜入出来て救い出してくれても出国すら無理よ』
『うーん』
翌朝。滝澤沙緒里と内山莉緒警部補は鉄格子からまた引き摺り出された。
全裸で宴会場の畳に座らされる。
部屋の照明を落としてスクリーンに動画が流された。
中東での内戦の取材映像である。
真紀子は二人の人物がアップになったところで動画を静止した。
そこには飯星徳次郎と滝澤沙緒里が映っている。
「貴方はこの人を知らないといったわね。フリーカメラマンの飯星徳次郎を。でもこのように一緒に取材をしていたのよ」
真紀子の口調は厳しい。
「・・・・」
「いつ連絡を取ったの」
「取っていないよ。みんなそんな余地無かったよ。考えられるのは古舘さんだけだよ」
「どうして。米倉が借りた日本人居住区は携帯の電波は繋がる筈よ」
「でも日本人居住区に入るまで携帯の電波はまったく繋がりません。着いて直ぐに古舘さんと久保田巡査部長に連絡した時は通じなかったのです」
「嘘ではない様だ。こいつらが着いて直ぐに片瀬の家の前で身柄を押さえている。携帯で何度も通話をしていたが通じてなかったのも事実だ」
指宿が当時の状況を振り返る。
「そう。じゃ総てあの狸親父ね」
「まあ。良い。お前らは明日から米軍の接待に使う。ベイソン少将は日本人の躰に刺青がお好きだ」
「えーーーー」
「それだけではない。此処にスパイに来た日本人と聞いてたっぷりお仕置き下さるそうだ」
「酷い」
「お前らのDNAは子孫に繁栄して同じ様にハードコンパニオンにしてやる。だからお前らは接待に使ってこれで廃棄処分だ」
「殺す気」
「まあ。米軍さん次第や」
「何処でやるの」
真紀子の疑問である。
「今回米軍がD川を北上する」
「ゲリラとR国は関係ないというパフォーマンス」
米軍がゲリラゾーンの直ぐ手前で演習する。米軍がR国を守るという姿勢を示す形になる。
「まあ。そういう効果もあるかもしれない」
湯野中の巧妙な対外政策である。
「ちょっと。それ誰の提案」
「あれ。あんたの手先が暴走したんか」
「私が言えば怒るのに廣子が言えば直ぐ納得するのね」
真紀子は市江廣子に自分の心を見透かされたと思った。
「あんたが言えば女の意見を通すと腹が立つ。あいつが言えば女が頼みに来たと甘くなる」
「随分はっきり言うわね」
「お互い様や」
二人とも笑ってはいない。対立は相当に深みがある。だが対外的に対立は表面に出せない。市江廣子は双方妥協のジョイント役となる。
「米軍はそっちで対応すれば良いわ。刺客はどうするの」
「こっちは指宿が対応する」
「いいわ。それで」
マスターは朝一番に昨日から飯星らの滞在するトラックターミナルの倉庫にやって来た。
「既に君らは見張られている。五人とも新日本空輸ホテルの防犯カメラから手配されていた」
昨日彼らを送ってマスターが戻ってから店に津島らが捜査に来た。五名の写真を提示された。
マスターは遅いランチタイムに食事に来たと答えた。伝票を提示した。知らないと言って何かの証言が出ては拙いからである。
「何を話していたか解らないか」
「いや。カウンターに居て仕入れに行く準備をしていた。話し込んでいたようだが仕入れがあるので二時半で閉めると断ってお帰り頂いた」
「どこに仕入れに行った」
「TSの養殖場です」
そのあと津島はその養殖場に電話を入れた。マスターは飯星らを降ろして帰りに養殖場に寄った。
養殖場で対応した職員は冷凍車の中は空で既に荷物を入れるため冷やされていたと回答している。
TS市にNシステム等はない。時間的に不自然さもない。津島もそれ以上の追求はしなかったのである。
警察庁から木村史乃警部補の画像が送られた。
ホテル内で木村史乃警部補が若村真弓の部屋に移動したので其処に出入りした全員がピックアップされたのである。
予定通りT市に向けて出発する。大型コンテナトレーラーが一台準備されていた。
コンテナボックスに固定出来るシートがセットされ後ろは荷物四パレットを積んでカモフラージュする。
一日掛かる移動である。社長の盛高知里も同乗した。運転席のカメラから前方が確認出来るモニターもセットされている。
河口晴奈は出発して直ぐ携帯の電波が届かないことに気付いた。
「街道はもとより、市内でも工業団地かホテルの集まった地域意外は通じません。それに外国情報監視法であなた方の通話は既に見張られています」
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