【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十一幕


精密人間型ロボット


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 忍者姿黒装束二人が竹下彩里警部補の太腿を両側から押さえる。
 竹下彩里警部補が藻掻いても二人の押さえが効いて忍者姿黒装束は確り浣腸器を押えて注入し続けた。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補は冷水では排便の恥どころではない。究極に刺す腹の痛みに堪えられない。
 忍者姿黒装束らは敢えてアナル栓をしてない。
 「う、うう、ぐううーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ズブーーーーーーーーーーーーーーーー。
 竹下彩里警部補はもう何の制御も利かない。一気に緩んだ便が流れ出してしまった。
 「うう、うふううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。・・・・・」
 竹下彩里警部補は悔しさに言葉を吐き付けようとして恥ずかしさに留まる。
 一人の忍者姿黒装束が股間からアナルを洗い流す。
 「う、ううーーーーーーーーー」
 浣腸に使った水の残りである。かなり冷たい。
 クスコで開いたままの膣の奥も洗う。
 「ああ。ううーーーーーーーーー」
 もう一人がもう一回ローションを流し込む。
 あと一人がアナル用のドリルバイブを持って来る。
 たっぷりローションを塗って浣腸したばかりのアナルに突っ込む。
 「うーーーーーーーーぐーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補は藻掻き乍ら叫ぶ。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 忍者姿黒装束はゆっくりローで振動を与えてゆく。
 もう一人がクスコの奥を照らしてモニターで確認しながらマイクロローターを突っ込む。
 膣天井部の一番敏感な部分にマイクロローターの先端を当てる。
 「竹下彩里警部補殿。貴女の一番敏感な部分を責めますよ。どこまで耐えられますかな」
 語り手が宣告する。
 「うふうーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補は言い返す余地すらない。全く耐えられない。声を殺すことさえできないのである。
 三人目の忍者姿黒装束がマイクロローターをもう一本突っこむ。
 今度はGスポットの反対側を責める。
 「あーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補の顔は歪み切って表情が藻掻き続けている。
 耐えるどころではない。どんどん追い詰められてゆく。
 五分と持たないで失神してしまった。
 白目を剥いて大口を開いた躯状態である。ここでアナルのドリルバイブを抜いてしまう。
 忍者姿黒装束が二人鞭を手にする。
 先端に四角く平たい革の付いた蠅叩きの様な鞭である。
 三人目の忍者姿黒装束がクスコも抜いてしまう。
 一人が竹下彩里警部補の左の乳房を狙って叩き下ろす。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な叩き方で竹下彩里警部補は一気に意識を回復した。
 「竹下彩里警部補殿。気持ち良すぎて失神してしまいましたね」
 語り手はやんわり揶揄う。
 そしてモニターにその姿が再現される。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補にとっては恐ろしい自分の姿である。気持ち良さを無理やり抑えようと藻掻いている。
 そしてクスコから恥ずかしい膣液が流れ出ていた。
 「失神までして感じなかったでは通用しません。竹下彩里警部補殿は百パーセント逝ってしまったのです」
 語り手はきっぱり言葉で押さえつけて断言してしまう。
 責めに堪えられず女の性を晒してしまったと見る者に歴然と判る。
 「あんな道具を使って強制的にやったのだろ」
 竹下彩里警部補は言い訳でも辛うじて一言を返した。
 「どうであれ竹下彩里警部補殿の完全な逝き姿とその躯の姿は世界に公開されます。上司も同僚も部下も見てしまいます」
 「おのれーーーーーーーーーーーー。汚いやり方して!!」
 竹下彩里警部補は怒りを破裂させた。
 「竹下彩里警部補殿。いくらでも吠えて下さい。不格好なだけです。貴女がそんなに嫌なら何処までも意地を通せば良かったのです」
 語り手はさらに追い詰めて愉しむ。
 「・・・・・」
 竹下彩里警部補はわなわな怒りに震える。
 忍者姿黒装束が鞭を振り下ろす。
 今度は右の乳房を包むように叩き付けられた。革の平面でスパンキングはかなり痛い。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 左側の忍者姿黒装束が振り下ろす。
 「ぐおーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 次は右の内腿に叩き付ける。
 竹下彩里警部補は唾を飛ばして悲鳴を絞り出す。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
 続いて左の内腿を叩く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーー」
 三人目の忍者姿黒装束がカメラを避けて正面斜め前に立つ。
 今度はクリトリスを包んだ包皮を叩いた。こっちは先端が長方形の一本鞭である。
 「ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みである。竹下彩里警部補の表情が究極に軋む。大口を破裂させて悲鳴を絞り出す。
 最初に叩いた二人も先端が四角い太さ一センチくらいのゴムが棒状の一本鞭に持ち代えていた。先端の細いゴム製の部分は重みがある。
 これを竹下彩里警部補の肌理細かい乳房の肌に叩き付ける。
 「ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐぐうううーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補の表情はさらに強く破裂する。
 もう一人も右の乳房を叩く。
 「ぐごおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 先に叩いた左の乳房はみるみる蚯蚓腫れが浮いてくる。それが徐々に紅く染まってゆく。
 今度は三人目が女の分部を散々責められて生々しく崩れてやや広がったびらびらを叩く。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補の躰は戒めに抑えられていながらも拷問椅子の上で僅かに迫り上がって固まる。
 そして藻掻くように躰を震撼させた。
 「うごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に痛い。
 三人目の忍者姿黒装束はもう一発叩き付ける。崩れた小陰唇を割って中の粘膜を叩いていた。
 「ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補は頭を振って痛みに藻掻く。小陰唇からやや血が滲んでいた。目からは涙の玉が浮き壊れて流れる。
 エリート警察官では同情は沸かない。溜飲の下がる思いで観る者も少なくはない。
 最初の二人が左右から続けて竹下彩里警部補の乳房を叩く。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補は悲鳴を絞り出し藻掻き暴れた。
 目からは涙がさらに溢れて顔は汗に塗れて無残である。
 乳房は鞭の紅い筋がくっきり浮いていた。
 三人目の忍者姿黒装束がローターを三つとアナル用のドリルバイブをそれぞれ二人に渡す。
 「竹下彩里警部補殿。もう一度綺麗な声で泣いて貰います」
 また語り手が宣告した。
 一人はアナル用のドリルバイブにローションを塗る。
 もう一人は竹下彩里警部補の膣にローターを突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめろーーーーーーーーーー」
 全部で三つ入れてしまう。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーー」
 もう一個のローターを三人目が持っている。
 ドリルバイブを持った忍者姿黒装束がアナルに挿入してしまう。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 直ぐにスイッチを入れて振動させる。そしてローターのスイッチも入った。
 「うう、ぐううーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補の表情は一気に軋む。
 
 「今回は輪姦さないですね。道具で済ませています」
 杉下一行は犯人らが強姦の烙印を押してないと言う。
 「もとより女に不足してない連中だな。小便まで流し込んだ女に入れる気にはならないのだろう」
 如月鬼堂は普通の性犯罪者の類とは違うと言う。
 「目的は遊びではないのですな」
 館山弁護士もそう理解する。
 「責める事は遊びを兼ねている。奇麗な女だがどうしても入れたいとまで思わないのだろ。屈辱してばら撒くそれだけだろ」
 如月鬼堂は闇組織の冤罪班の意識をとことん読んでいた。そして叩き付けるように言う。
 「鬼堂先生は警察と社会に対する報復に虐めると言う遊びが含まれていると思われるのですね」
 館山弁護士はほぼ如月鬼堂の言い分を理解したが以前には輪姦していたと言いたい。
 「以前に被害者を態々輪姦していたのは依頼人からの要求を遂行しただけだろう」
 如月鬼堂はそう解析していた。
 
 埼玉県警。専従班の部屋である。
 「どう考えても埼玉か群馬の山間部としか考えられません」
 この刑事は検問と防犯カメラに触れない範囲をそう主張する。
 「如月鬼堂はインターネットの放送で山の中に要塞とか言っていましたが」
 この刑事は捜査の建前として放送を閲覧していた。
 「馬鹿げている。漫画や小説じゃない。そんな物を造れば何らかの情報は掴める。組織の人間だけで工事するなら限られた規模だ」
 中宮警視正は認めない。
 「山の中と思わせてビルの地下とかはないでしょうか」
 若い捜査員の意見である。
 「山井夫妻の場合はビルの地下でした」
 もう一人の捜査員もそれを疑う。
 「これでここのところだけで警察関係者が六人やられてしまった。何としても解決せねばならない」
 中宮警視正は追い詰められていた。
 「いくら防犯カメラを解析しても皆無です」
 「防犯カメラを避ける方法が有ればこの地域とは限らないのではないですか」
 どこまでも議論は纏まらない。
 
 如月鬼堂の居間。スクリーンは動画閲覧が続いていた。
 さらに三人目の忍者姿黒装束がローターでクリトリスを責めている。
 膣の中では三個のローターが暴れ続けアナルはドリルバイブが振動し続けていた。
 「う、ううぐうーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補は何処までも藻掻き続ける。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補の小陰唇の間から小水が弧を描いて噴き上げてしまった。
 遂に失禁してしまったのである。
 忍者姿黒装束らは失禁尿が全部出るまで待つ。
 「あーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 失禁尿は断続的に噴き上げる。
 四回噴き上げて出切ったようである。
 「竹下彩里警部補殿。遂に失禁尿まで公開していただきました」
 語り手は悦びに溢れた声で揶揄う。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーん」
 竹下彩里警部補は藻掻くが如何ともできない。
 「これからじっくり処刑いたします」
 語り手はきっちり宣告した。
 既に金属の棒の先にT字に四角い金具の付いた焼き鏝が熱くなっている。さらに金属を鋏むような鏝も熱くなっていた。
 忍者姿黒装束二人がT字の焼き鏝を一本ずつ持つ。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さすがに竹下彩里警部補は焼き鏝を見て悲鳴を上げた。
 二人が左の乳首の上と下に近づける。
 「あ、あーーーーーーーーーーー」
 一気に押し付けてしまう。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が上がった。
 五秒くらい押し付けて離す。
 乳房にはくっきり二本の焼き印の痕が黒く付いていた。
 「ぐわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 鏝を火に戻して次の二本を取り出す。
 今度は左の乳首の左右に当てた。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 左の乳首の周りに四角い焼き印が押されてしまった。
 「ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補は壮絶な表情で藻掻く。
 一人が竹下彩里警部補の女の分部のびらびらを広げる。
 もう一人が広がったピンクの部分に焼き鏝の先端を縦に当ててしまう。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 三人目の忍者姿黒装束が鋏む鏝で小陰唇を狙う。
 指で開いていた忍者姿黒装束は手を離す。
 三人目の忍者姿黒装束が竹下彩里警部補の小陰唇を二枚合わせて焼き鏝で鋏む。暫く鋏んで放す。
 「ぐごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 竹下彩里警部補は白目を剥きかける。
 「ぐぐうーーーーーーーーーーーーー」
 「竹下彩里警部補殿。これで貴女のお○○こはくっついて開きません」
 語り手の言葉が聞こえたかどうか分からない。竹下彩里警部補は完全に失神している。
 動画はここで終了していた。
 
 「あーーーーーーーーー。凄かった」
 本多椿は恐ろしさにそう嘆いた。
 「この先は見せないで殺害ですか」
 館山弁護士もそう結末を読まざるを得ない。
 「あそこまでやってしまえば続きの動画はないだろう」
 「これが一番ハードでしょうか」
 本多椿は最期の印象が強すぎた。
 「どうだろう。どれも破壊的拷問としか言えない」
 如月鬼堂には自分らの仕事と活動を妨げる以外の何者でもない。
 「何か危険がいっぱいですね」
 本多椿も連続拉致強姦事件の犯人やその先の闇組織、それ以外にも岬ビューホテルの関連である。
 さらに大宮のオープンしたSMクラブと危険が頭を駆け巡る。
 「何とか冤罪者の班とかの襤褸を掴めないものかな」
 如月鬼堂は無理と判ってぼやく。
 「そこから一網打尽にできたら良いのですがね」
 館山弁護士も可能性は低いと見て冷ややかである。
 「そこまで行かなくても。奴らが蜥蜴の尻尾切りになっても。連続拉致強姦事件の犯人六人も動きにくくなる。無謀には動かない連中だ」
 如月鬼堂はこの冤罪者の班が何処かで襤褸を出してくれたら暫くは安泰すると見ていた。
 
 またアンドロイドが事件を防いだ報道である。
 ストーカー殺人とはやや違うが結婚を断られた女が二十二年上の男性を絞め殺そうとした。
 なんと女は引退したばかりだが超人気の美人女子プロレスラーである。
 天葛香苗という。三十歳丁度で引退した。
 スレンダーな美人。それが重戦車のようなガタイのレスラーを叩く。混合試合から男性レスラーとシングルマッチまで行う。
 三橋貴明は天葛香苗の試合を時々見ていた。応援しているわけではない。ある意味で性的満足である。
 天葛香苗もその存在に気付いていた。そして応援していないのに自分の試合だけ見ていることも気づいている。
 プロレス観戦する層とはイメージが違う。明らかに人種が違うのである。
 そして天葛香苗が負けたり絞められて苦しむ場面に見せない表情の中に興奮を見てしまう。
 それは徐々に確実に実感として感じ取れるようになりつつあった。
 天葛香苗は三橋貴明に日増しに興味を深めてゆく。
 そんな時にグッツの販売会場を三橋貴明が通り過ぎて行った。トイレに向かう振りをしてあとを追う。
 「ねえ。私が負けると興奮する」
 行く手に立って行き成り声を掛ける。
 「する」
 三橋貴明はきっぱり答えた。ファンが自分らに気を遣うような意識は全く感じられない。
 「サディストでしょ」
 さらに強引に突っ込む。
 「否定はしない。だが私は入場料を払った一人の客だ。どういう意識で見ようと妨害などしない限り問題はない筈だ」
 三橋貴明は突っぱねる。
 「別に文句を言う心算はないよ。ねえ。私虐めたくない」
 「はっはっは。それは無理だよ。私は格闘技も何もやってない。もしもリングに上がったらあんたのキック一発で死亡だよ」
 天葛香苗は三橋貴明を横の通路に引っ張った。
 「プレレスじゃないのよ。私は抵抗しない。縛っていいのよ」
 「私があんたに何をやっても効果はない」
 三橋貴明は呆れた表情である。
 「鞭を使ったら。私を全裸にして」
 既に天葛香苗は興奮していた。
 「一体いくら払えば良いのかな」
 三橋貴明はやや答えに困る。
 「お金は要らないよ。うふふ。一日付き合って。一緒に入れる露天風呂のあるような温泉とかで」
 「あんたが有名人でなかったら罠があるとしか思えない話だな」
 三橋貴明は訝しがっていた。
 「そんなに女を信じないのね。携帯かL〇NEかメアド教えて」
 「いいよ」
 三橋貴明はあっさりスマホを開いて番号を見せた。
 「私のは」
 天葛香苗は自分の番号を教えようとする。
 「今の時点では聞かない方が無難だ」
 三橋貴明はそのまま立ち去った。
 天葛香苗は三橋貴明の自分らを一切持ち上げることもなく丁寧に扱う意思もない態度にさらに燃え上がってしまう。
 三橋貴明は電話での誘いにはあっさり応じた。
 そして露天風呂付客室のあるホテルを提案され試合のない日を強引に開けて約束を取り付ける。
 三橋貴明は車を運転しないので天葛香苗はマスクとサングラスで特急電車を使って一緒に向かった。
 「何をしてもいいよ。痛みなら相当堪えられる」
 天葛香苗は三橋貴明の性癖が知りたい。
 「痛みはそんなに効果がない。レスラーに任せた方が良い。寧ろ女の性を責めたいな」
 「うん」
 天葛香苗は躰を任せた。為されるが侭に指使いだけで何回も上り詰めて失神を繰り返した。
 気持ちは三橋貴明にどんどん傾いて行く。
 天葛香苗から誘って何度もデートを重ねた。
 三橋貴明は勤め人ではない。
 株取引だけで生計を立てていた。
 「上がると解かっている株が下がっている間に買う。上がり具合を見て早く売る。キャピタルゲインで安全に稼ぐのはそれが良い」
 三橋貴明はインカムゲインもやっていた。
 天葛香苗には全く自分の周りにない異質の男であったのである。
 「ねえ。どうして女子プロレスなんて見に来たの」
 天葛香苗は本位を突いた。
 「それはスレンダーで美人の君がブルドーザーのようなレスラーにぼこぼこにされるのが刺激的だからだよ」
 「私の悲鳴や苦しい表情で感じるの」
 「まあ腎虚の老人がビンビンに起つようなものだな」
 「そうなのね。私を応援しているとは全く思えないのによく私の試合見に来る異質な人。ずっと気になっていたの」
 「へえ。客席見る余裕があるのか」
 「普通はない。でもあまりにも異質だったから。私が新人なんかとやるときは来ないよね」
 「君が勝つと解かっているからね」
 「やっぱりサディスト」
 天葛香苗は三橋貴明の自分を虐めたい願望を強く実感する。
 「否定はしない」
 「SMクラブに行くの」
 「昔は行っていた。今は良いところがない」
 「如月鬼堂って知っている」
 「そりゃあ。その世界の有名人だからな」
 「そのクラブって言うか会には入らないの」
 「紹介者が居ないと駄目らしい。館山という弁護士の事務所が審査していて厳しいらしい」
 三橋貴明は落とされたのである。


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