【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十一幕
精密人間型ロボット
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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「二回警察に迫られたな」
「ああ。寸前まで来た」
「要塞の上の山小屋まで来たな。だが要塞の存在は掴めなかった」
語り手の男である。
「此処に乗り込まれることはないか」
「ない」
「既に四人の婦警は堆肥に混ぜて此処を出て工場で処分された。此処に乗り込まれて出るのはルミノール反応だけだが」
「それも微量しか出ない。だがDNAは残る。だがその前にこの要塞は破壊される。我々も処分される」
「覚悟はできている。まだ愉しまないか」
「そうだな。折角アンドロイドを六体も作ったのだ」
部品とAIは川口の会長の秘密工場で製造した。ダッチワイフの外見は工場から図面を盗み出した男を中心に作成したのである。
七月二十七日。
越後湯沢。如月鬼堂の居間。
如月鬼堂は八時過ぎに瀬里菜に起こされた。
杉下一行がメールを送りテレビ会議を接続して来たのである。
如月鬼堂は慌ててシャワーを使う。
朝食は珠洲がサンドイッチを作り瀬里菜がコーヒーを淹れる。
三人目の動画が配信された。
河口春香巡査部長の処刑シーンからである。
薄明りの地下室らしい空間の中。河口春香巡査部長は全裸で床に倒れていた。
女が四人忍者姿黒装束姿だが顔は完全に隠してない。目から下顎までは覆面を掛けてなかった。
宮藤遥巡査部長のアンドロイドが電子鞭で河口春香巡査部長を起こす。
「あはあーーーーーーーーー」
河口春香巡査部長はふらつきながら立ち上がった。
アンドロイド四人とも日本刀の真剣を構えている。
四人の顔は今回拉致された四人の女性警察官である。
河口春香巡査部長のアンドロイドが斬り込む。
本物の河口春香巡査部長は後ろに躰を引く。
河口春香巡査部長のアンドロイドは踏み込んで左の乳房を縦に斬る。
「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
宮藤遥巡査部長のアンドロイドが斬り込む。乳房を二つ並べて横に薙ぐ。
かなりの血が飛び散った。
一人が首を飛ばす。
ここで画面は切り替わった。
下村沙里巡査長は眠らされたまま画面中央に逆さ吊るしにされている。
如月鬼堂がよく使う吊るし方である。
両方の太腿の付け根に縄を二重に掛けそれに付けたフックを天井から下がった滑車のフックで吊るしていた。
太腿は八の字に広がり中心部分に女の分部とアナルが丸出しである。
忍者姿黒装束が鞭でその女の分部を叩く。
「う、うう、うおーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は痛みに意識を回復した。
「あーーーーーーーー。なにーーーーーーーー。なにこれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
逆さ吊るしにされた状態に慌てふためく。
「下村沙里巡査長殿。良く周りを見て下さい」
語り手が言葉を掛ける。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は忍者姿黒装束の数名を見て驚愕の叫びを上げた。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
恐怖の事態が一気に頭の中に去来する。
ミニパトで不審車両を追跡した。
別のミニパトが不審車両の前に入り込んで止める。それを見てミニパトを降りて不審車両の運転者を確保しようとした。
その時不審車両を止めたミニパトの女性警察官に行き成り羽交い絞めにされる。鳩尾を殴られてしまった。そのまま意識が遠退く。
あれは罠だったのだといま理解した。
忍者姿黒装束は容赦なく下村沙里巡査長の股間を叩く。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長の躰は痛みに藻掻き揺れる。
「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は堪らず叫ぶ。
忍者姿黒装束は二人交代で容赦なく叩く。
「ぐごおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
もろに閉じ合わせた女の分部の粘膜を叩いていた。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
先端が長方形の革二枚重ねた一本鞭である。
もう一人が叩く。
「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長の躰は頭を前に強く持ち上げて後ろに跳ね返る。
痛みに躰はぶるぶる震えていた。
「あはあーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーー。あはあ。ああ。ああ。ああ」
下村沙里巡査長の睫毛は既に涙に濡れている。
次の忍者姿黒装束は鞭を横に持って乳首を叩く。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長の口から涎が飛ぶ。
「あはあーー。あはあーーーーーーん。ああん。あはん」
下村沙里巡査長は抗議どころではない。痛みに藻掻き続ける。
忍者姿黒装束がもう一人鞭を構えた。今度は先端が細長い一本鞭である。
きっちり女の分部を。そのびらびらの合わせ目を狙う。
「あーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は恐怖に固まる。
男は正確に振り下ろす。
「ぐ、ぐぐ、ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長の頭は背を丸めて腰の位置まで迫り上がる。
そのまま後ろに弾けて強烈に揺れた。
「ああーーーーーーーーーー。あがあはあーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐあああーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長の女の分部の粘膜から血が滲み出ている。
「ぐあはああーーーーーーーーん。ああん。ああ。ああ」
下村沙里巡査長は痛みにどうにも堪えられない。
一人の忍者姿黒装束がバケツに水を持って来た。
「あーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長はそれを見て悲鳴を上げる。
忍者姿黒装束はそのまま下村沙里巡査長の股間に向けてぶっかけた。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
下村沙里巡査長の躰は究極に震える。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
そして失禁してしまった。
躰が濡れていても流れ出る尿の筋がきっちり見える。それは逆さ吊るしの顔に流れて来た。
「うふふううーーーーーー」
目を瞑って耐える。
ここで一旦下村沙里巡査長の躰を床に降ろす。
さらにバケツで水を掛けて躰を洗う。
「ううーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は強烈に躰を揺すって振る。
そのまま拷問椅子に磔にされた。
忍者姿黒装束が二人両側から下村沙里巡査長の小陰唇を広げる。
「やめろーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は強烈に顔を顰めて叫ぶ。
そのピンクの内側がスクリーンに拡大された。
「おやあーーーーーーーー。下村沙里巡査長殿はまだ処女だったのですか。これは滅多に見られないものを公開できました」
語り手は悦びを込めて詰る口調である。
「やめろーーーーーーーーーーーーーー。にんぴにーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は号泣してしまう。
「残念ながら金属のクスコでぶち抜かしていただきます」
語り手は淡々と宣告する。
「うおーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は涙を溢れさせながら顔を振って吠えるように叫ぶ。言葉にはならない。
忍者姿黒装束の一人がクスコを突っ込む。
「がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長の無念の叫びである。
クスコの螺子を回してこれまで通り中まで公開する。
レーザーで内部を照らす。
「えーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーー。・・・・・あはあーーーーーーーー。・・・・・・あはあーーーーー」
下村沙里巡査長は恥ずかしさに興奮した息遣いを漏らし続けた。
カテーテルで洗浄液を流して中を洗う。
忍者姿黒装束はブジーを手にする。
「中を綺麗に洗いました。次はブジーで奥の子宮口をぶっ刺します。相当に痛いです」
語り手はさらに残酷な宣告をした。
「うぬーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は固まった表情でスクリーンを睨む。
忍者姿黒装束がブジーをクスコの中に差し込む。
スクリーンでクスコの奥に真っ赤な粘膜の盛り上がりの中心に窪んだ亀裂を確認する。それを目掛けてブジーを突っ込む。
「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は躰を硬くして太腿は怒張する。躰は瞬間固まり強烈な悲鳴が轟いた。
「あがあーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーー。あはあ。はあ。はあ。はあ」
下村沙里巡査長はぶるぶる震える。
「折角の初物でございます。全員で輪姦させていただきます」
語り手は序にと言う口調である。
一人目がカメラを背にして一物を出す。
「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は猛然と叫ぶ。
忍者姿黒装束らは淡々と作業を行う。
如月鬼堂らが動画の閲覧中に次の事件が発覚する。
今度は捜査中の埼玉県警の捜査官が二人行方不明である。
埼玉県の山間部で一軒家を捜査していた。通信が途絶えて八時間になる。捜査車両ごと行方不明である。
既に埼玉県警が捜査員を投入していた。
行方不明は吉永順一巡査部長と森川千里巡査長である。
「またやられたな」
「山間部の一軒家を捜査していましたからね」
「今度は女性警察官だけを狙っているな。余裕しゃくしゃく遊んでいるようだな」
如月鬼堂も今度は恐ろしさを噛みしめていた。
「万一捕まるような失敗をしても自爆しますか」
「多分囮を出しても実行犯を見張る集団も居るだろ。捜査状況も防犯カメラの位置も総て掴んでいる」
「何を突き止めても全容解明は相当厳しいですね」
館山弁護士も難しさを悟る。
連続拉致強姦事件の犯人六人のアジト。
連日の猛暑である。
本日は冷房の効いたテラスでバーベキューと生ビールで飲んでいた。
麓の町は暑さでぼやけて見える。
「またやったか」
印刷会社の社長は呆れていた。
「アンドロイドを手に入れてやり放題だな」
医者の男は自分にも回してもらいたいと思う。
「まあ。万一の場合は死ぬ覚悟はあるだろう」
川口の会長は報復に出ている面々の恨みの深さを知っている。
この面々はテラスに冷気を満たすにかなりの電力を使っていた。太陽光も風力発電も設備していたが電力会社の電気も大量に使う。
節電の意識は全くない。
「こっちもアンドロイドを準備するか」
運送会社の社長である。
「いいや。依頼した方が良い。我々は安全圏に居るべきだ」
川口の会長は用心深い。
「ところでハードができる新しいSMクラブが営業始めた」
葬儀会社の社長である。
「川口の女将と生駒の女将は何も言って来ないか」
医者の男はまだあっちの遊びに期待していた。
「ないな。コロナが終ったからな」
川口の会長はそっちには期待できないと言う。
動画では下村沙里巡査長が拷問椅子に眠らされたまま全身にクリップを鋏まれていた。
クリップは銅線で繋がれている。
乳房の上から鋏んで乳首を鋏んで五センチ置きに腹の左右を通って内腿を膝の手前まで鋏んでいた。
膣には横向きにクスコが差し込まれてそれも銅線が繋がれている。
忍者姿黒装束が尿道カテーテルを滅菌梱包から出す。
それをクスコの金属二枚の間に填まった尿道口に差し込む。
「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
下村沙里巡査長は一撃で意識を戻した。
尿道カテーテルで尿を抜き取って膀胱を空にする。
忍者姿黒装束はカテーテルを抜いてブジーを突っ込む。
「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈な悲鳴が上がる。
ブジーも銅線で繋ぐ。
下村沙里巡査長は何をされるのか恐々としている。
全身鋏まれたクリップがかなり痛い。
躰は恐怖に僅かに震えが確認される。
「さて。電流責めです」
語り手は簡単に宣告した。
三人目の忍者姿黒装束がトランスのつまみを回して下村沙里巡査長の躰のセンターを鋏んだ二系統に電流を流す。
「がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーー。・・・・・はあ。・・・・・はあ。・・・・・はあ」
下村沙里巡査長の躰はぐらぐら揺れる。
如月鬼堂の居間のテレビ会議には館山弁護士、杉下一行、本多椿の他に樽常マネージャーにも繋がっていた。
「鬼堂先生。福富さんが進化したダッチワイフと二足歩行ロボットを合体させてアンドロイド風俗嬢を作ったと聞いていますが」
樽常マネージャーは最近AIが危機感を持った話題となっているのでかなり気にしていた。
「闇組織にも利用された。設計図を奪われて」
「えーーーーーーーーー。それじゃ」
「まあ。館山先生が先手を打って捜査をさせたので難を逃れた」
「そうですか。それは。でそっちの商売は」
樽常マネージャーはアンドロイドを使った風俗商売の状況が気になる。
「アンドロイド自体は大分売れているらしい。福富さんの風俗嬢とオンラインで遊ぶ企画だからな」
「以前のコロナ対策のような」
「それが進化した」
「そういう傾向になって行きますかね」
「まさか。その分野は生の人間にAIが代わることはないよ」
「そうだと」
樽常マネージャーは如月鬼堂の言葉に束の間の安堵を覚えた。将来は全く未知数である。
画面では下村沙里巡査長がクスコに電流を流されて恍惚の表情を振って藻掻いていた。
「次は尿道です」
尿道に突き刺したブジーに電流を流す。
「がはああーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーー。いたい。いたい。いたい。いたい」
下村沙里巡査長は痛みに叫び続ける。
暫く下村沙里巡査長の苦しむ姿と強烈に軋む表情を流し続けた。
なかなか加虐心を刺激してくれる光景である。
次は尿道のブジーだけ抜いて全部に電流を流す。
「ぐはあーーーーーーーーーーーー。・・・・・ああ。・・・・・ああ。・・・・・ああ。。・・・・・ああ」
下村沙里巡査長の躰は震え続ける。
やがて口から泡を噴く。
一度電流を切った。
「あはあ。ああーー。はあ。はあ」
まだ生きていた。
「色んな殺し方しますが遺体をどう処分するんでしょう」
館山弁護士はそこが一番疑問である。
「この場所で処分できるのじゃないか」
如月鬼堂の憶測である。
「山の中と雖も遺体を焼けば匂いが出ます」
「焼く、埋めるはないと思う」
「どういう処分がありますか」
「解らん。謎だ。だが遺体はもう何処にもないと思う」
如月鬼堂はまた言い切ってしまう。
「完全に処分できると」
「それ以外にこの犯人らの自信はあり得ない」
「相当の設備が要るでしょうね」
「そう思うが」
如月鬼堂も考え続けていたが答えが出ない。
画面では下村沙里巡査長が二度目の電流責めにされていた。
躰はぐらぐら揺れて口から泡を噴く。
大量に泡を噴いて躰に流れる。
便が垂れる。
小水も少量が流れ出た。
今度は完全に死んでいる。
動画はこれで終了していた。
報道番組は沸騰している。
さらにサッポロのラブホテルで首を切断して頭部を持ち去った殺人事件と中古車販売業の保険金詐欺で社長が辞任した報道である。
そして捜査中で行方不明の男性警察官吉永順一巡査部長が遺体で発見された。女性警察官森川千里巡査長は行方不明のままである。
さらに速報が出る。ロボット家政婦が強盗四人を撃退した。
福富麻次郎が販売している風俗嬢そっくりに作られたアンドロイドである。
ミニスカート姿の女性二人が濡れ縁から侵入した強盗に対峙した。
強盗四人は女二人と押さえに掛かる。
だが女性は持っていた金属の棒を取り上げ強盗は殴られ骨折して逮捕された。
警察に通報もアンドロイドが行う。
強盗四人はよく報道に出て来る実行役である。
駆けつけた警察官もアンドロイドと判らなかった。そのくらい表面が精巧にできている。
もちろんこの家の主が性的満足のために購入した物である。
福富麻次郎が如月鬼堂に説明した通り力仕事も防犯にも使える。
搭載されたAIの判断で強盗を阻止、逮捕して資産を防衛したのである。
七月二十八日。
越後湯沢。如月鬼堂の居間。
翌日のインターネットアダルト放送に備えての打合せが行われている。
館山弁護士と本多椿が午前中に着いていた。
「今回はこのアンドロイドの話題中心で行きませんか」
本多椿の意見である。
「実際にモデルの風俗嬢も呼んだらどうかな」
如月鬼堂はそっちに持ってゆくには異論はない。
「折角突き止めたこの人物の素性もお願いしますよ」
館山弁護士はそっちも要求する。ダッチワイフを作る工場から図面を盗み出した男のことである。
連続拉致強姦事件の犯人六人のアジト。
茹だるような暑さは全く変わらない。
今日は冷房の効いた室内で寿司と刺身、焼き肉、焼き魚介類である。
「何かパッとしないな。衝撃がいまいち足りない。あの真正面しか見ないで経済を衰退させるコメンテーター連中の怒涛の非難を期待していたのに」
医者の男はホタテを焼くのが好きである。
「先生はそっちが快感ですか」
葬儀会社の社長は肉を焼いている。シャトーブリアンである。
「確かにいまいち騒ぎ方が緩慢だな」
川口の会長も不満足である。
「被害者が警察官だからか」
運送会社の社長である。
「いいや。中古車販売の不正と女がホテルで頭部切除。その動機に謎が深すぎる。そして野球のトレードだ。警察官で薄れる部分もある」
印刷会社の社長の分析である。
「復讐が目的でやることは派手にやったが責めが足りないのじゃないか」
医者の男はそこが不満である。
「そうだな。輪姦すところなんか淡々と終わらせている」
「だろ」
「少しアドバイスするか」
川口の会長はそう思った。
さいたま市大宮区宮町。
三輪三千夫はクラブのオーナーでありながら店のSM嬢紀咲槙乃を客として指名した。
同じようにハードメニューをマネージャーに確認させる。
前日から話は通してある。
紀咲槙乃は五十万になるので前回の約束通りにして来た。
一度じっくり詳細かつ執拗に撮られた恥ずかしい姿である。もう一回撮られてもリスクは同じと思うしかない。
プレイルームに入る。
三輪三千夫は紀咲槙乃に冷蔵庫の飲み物を勧めた。ソファーに座らせて撮影設備の設置を調整する。
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