【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第三十二幕
続犯罪連鎖
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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「会員の誰が中井静雄に南七香の動画を見せたのかそれが気になります」
館山弁護士はまだ拘っている。
「今更分かっても仕方あるまい」
如月鬼堂は南七香が戻ったのでもう良いとの意識である。
三月十五日。
和歌山。個人の所有するホテルである。
一次閉館していたが別の目的に使うこととなった。
コロナ以前はスーパーコンパニオンを提供する温泉ホテルとして華やかに営業していたのである。
この度コロナの低迷と借金返済の大博打を打つ。
如月鬼堂のSM愛好会の真似をして会員制で自分のホテルの大宴会場で愛好会を催す計画を立てた。
宿泊で参加が条件である。
オーナーの岡田弥一郎はホテル側の立場と一会員。
別に会長を立てた。
岡田弥一郎はホテルを全館貸し切りにして団体予約を入れるだけである。
本人も会費を払って参加する。
会長には青木学という者がなった。昔の公務員年金と家賃収入だけで生活していたのである。
「俺は如月鬼堂よりもっと過激なのをやりたい」
「そうでないと満足できないな。会員も集まらないよ」
「医者を仲間に入れる必要がある」
「一人生駒で知っている。旅館と組んで際どい仕事をしている」
「それは都合が良い」
「消耗品的なプレイに出てくれる女が難しい」
「そっちはあてがある」
岡田弥一郎はホテルの客にやくざの知り合いもいた。
「寂れた温泉街の使い道としてはなかなかじゃないか」
「そうだろ。いま金に困っている女はたくさんいる」
「一人十万として三十人集めればできるか」
「まだ足りない。治療費は必要だ」
「それじゃ五十人か」
「掛かっただけ分担だな。会費制だから」
「集まった人数で行くか」
「あのリストが手に入る。犯罪連中が拷問動画を配信したリストだ」
「あれか。如月鬼堂にもバレるな」
「何か問題あるか」
「やってみよう」
青木学も多少疑問は残ったが納得する。
三月二十日。
青子学と岡田弥一郎の計画に生贄の女として箱守駒江が紹介された。三十五歳だが綺麗な女で躰の線もなかなか良い。
紹介したのは隅田会系大船一家の木村草太若頭補佐である。
風俗などに斡旋する女ではない。
木村草太若頭補佐が数回遊んだ女である。
出会ったのは生駒の旅館。
旅館と言ってもファミリーの予約などは取らない。食事なし宿泊料込み朝まで六万のコースであった。
木村草太若頭補佐がいろいろ条件を付けて紹介されたのが箱守駒江である。
その時三十四歳でも生駒で働くには若い。雑誌に顔出しはもとより有名な繁華街では働けない女である。
箱守駒江はなんとしても稼がなければならなかった。
木村草太若頭補佐は執拗に指名で来てくれるように頼まれる。それに乗じて追加で払うからSMをさせろと持ち掛けた。
「此処じゃ駄目です」
木村草太若頭補佐は携帯の番号を教える。
「普通のプレイの他にちょっとかなり痛いが後遺症はない。クリップで乳首を二時間鋏みたい」
「うん」
「鋏まれている間もかなりに痛い。二時間経って取る時が強烈なのだ」
「どうして」
「鋏まれていた筋肉が戻る痛みは鋏まれている時の数倍なのだ」
「ううん」
それでも箱守駒江の関心はいくらくれるかであった。
「暫くマッサージをする。それが激痛だ。三十分くらいで一応治まる。一週間くらい乳首の感覚はない」
「それでいくらくれるの」
「いくらなら良い」
「うーん。二十万」
箱守駒江は可愛く笑ってそう要求してみる。
「いいよ。それじゃ二十万プラス車代五万だ」
木村草太若頭補佐は少しだけ上乗せしてやった。
「うん」
箱守駒江は喜ぶ。男の子が一人いた。学校や世間にバレることはできない。内密に稼がなければならないのである。
事務系の仕事の経験はなかった。スーパーのレジや飲食店では大した収入にならない。
箱守駒江はそのプレイでプロのSM嬢に行うケースより数倍の悲痛な反応を愉しませてくれた。
泣き喚き洩らして床をのたうち回る。涙が何度も目から流れ溢れた。白く肌理の細かい肌が紅く染まる。
スレンダーで身長165のモデル体型から失禁尿が漏れる姿は木村草太若頭補佐を堪能させた。
その日はぐちゃぐちゃになった箱守駒江の中に最高に満足な気分で果てて終了する。
湯に浸かっている間に二十五万をテーブルの上に出す。
「またお願いできます」
散々泣き喚いて修羅場を晒して帰る身支度を整えた箱守駒江から驚きの言葉であった。
「いいのかい」
「お願いします。どうしても今の内に稼いでおかないとならないのです」
年齢的には限界。その言い分は十分に理解できる。
二回目は一月後に局部鞭を要求した。
日本のSMクラブではなかなかできない。
箱守駒江は二つ返事で応じた。SMクラブの内情など全く知らない女である。
箱守駒江が散々泣き喚いたプレイの最後に女の部分を自分で開いて叩かせる要求をする。これが約束であった。
泣き濡れた表情を堪えながら床にお尻を降ろして股間を開く。女の部分を指で両側から広げる。
ややグレーが強くなった縁の内側から薄橙の内部の粘膜が広がった。
尿道の亀裂から膣口までが露である。
木村草太若頭補佐はめったにできない悦び。こんな良い女にこれが人生で最後かもしれないとの思いを込めてピンクの粘膜を叩く。
箱守駒江は床を拳骨で叩いて暴れまくった。
「あーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーあーーーーーーーー」
股間を押さえて床を転げ続ける。
そして蹲ったまま号泣して失禁した。
その日も木村草太若頭補佐は満足感に浸りながら箱守駒江の女の中で果てる。
木村草太若頭補佐は岡田弥一郎の要求にこの女を紹介すると決めた。
「纏めて一回で稼いでしまわないか」
木村草太若頭補佐は箱守駒江にそう持ち掛けた。
会員だけで他に話は漏れない。温泉ホテルの宴会場で行われる。躰の一部を損傷させられるが表面は直す。
五百万を提示する。
箱守駒江は覚悟を決めて受け入れた。
同じ三月二十日。
如月鬼堂はその朝も東京駅九時の特急で帰宅する。
網代駅には珠洲が迎えに来ていた。
「杉下社長がお見え」
「何かあったか」
「パパのクラブと同じようなクラブを作った人がいるらしいの」
「なに」
如月鬼堂は瞬間動揺する。
「このあと他の人達も来るよ」
「そうか」
「これまでの犯罪者が動画を流していたメール網に流して来たらしいの」
「なに」
如月鬼堂はさらに穏やかでない。
「困るの」
「何れ誰かがやるかもしれないと思っていたが」
ここのところ連続拉致強姦事件の連中に関連したような事件がなくロシアとウクライナの報道が中心であった。
愛好会のショー以外に集まることがなく平穏な日々が続いていたのである。
如月鬼堂らは四月には雪の溶けた越後湯沢に戻る。
引っ越しと言っても荷物はほとんど運ばない。パソコンのデータと一部の衣類くらいである。
杉下一行は幹部に連絡して宇佐美に駆け付けた。
「メールの内容は」
如月鬼堂の言葉に杉下一行はタブレット端末にメールを開いて見せる。
「一人十五万くらいの分担で他でできない秘密の宴会か」
「究極のSMマニアの方へがタイトルです」
「メールでこんなものを流して警察が入り込まないか」
「趣味の集まりとして呼びかけていますから一応合法です」
「和歌山県のホテルが会場か。ホテル代二食付き別途三万円。全員が宿泊だな。このホテルは利益になるか」
「この一回きり真正M女の会が団体でホテルを借り切って宴会場の遊びというスタイルです」
「他の者は何時に着く」
「十三時くらいです」
瀬里菜が答えた。
「食事は四人だけでつまみを手配しよう」
握りの桶を二枚と刺身の舟盛りを四つ手配する。珠洲と瀬里菜がサラダバーの準備に掛かった。
全員が集まったところで愛好会のメンバーには参加しないよう呼び掛ける。参加する場合は愛好会を抜けるよう通達することが決められた。
岡田弥一郎と青木学もそれなりに警戒はしている。
会員一人一人その素性を確認していた。逆に岡田弥一郎はホテルのオーナー。青木学は賃貸マンション数棟を経営するオーナーと表明している。
経済力の確認と信頼関係を作って行ったのである。
三月二十七日。和歌山県の岬ビューホテル。
広い百畳の大宴会場に三十六名。コロナの蔓延防止は解除されたが充分な感染対策距離を持って行われる。
箱守駒江は控えの間で和服に着替えさせられた。
分担金は既に集めてある。始める直前にパソコンの画面から箱守駒江の口座に振り込む。本人が入金を納得したところで開始である。
舞台の様な演台上で行うが三面に大型スクリーンが設置されていた。
抽選を行う。スタンドに立てられたルーレットを回す。頂点に矢印があってそこに止まった席が当たりである。
総てのプレイをこの抽選で行う。
当たった会員が演台に上る。
最初は野球拳から行う。箱守駒江を全裸にするところからである。
会員は負ければ次と交代する。勝てば箱守駒江の衣装を一枚脱がす。
八人目が勝って箱守駒江の肌襦袢を脱がす。
三十五歳にして衰えない乳房が丸出しになる。
スクリーンにはその部分が拡大された。
乳輪と乳首は女盛りの真っ赤である。皮膚は肌理が細かくその白さが生唾を誘う。
既に箱守駒江の表情は真っ赤になり俯いてしまった。それでも手で隠さず貰った金に応えて堪えている。
次のじゃんけんは頭が真っ白なのか後出しで負けてしまった。
最後の湯文字の紐を解いて広げると美しい太腿と形の良い股間が露になる。
小股の切れ上がったという言葉にぴったりの股間部分である。
「駒江さんに全裸になってもらいました。それでは皆さんにお〇〇こを御開帳して見せてください」
青木学が司会を務めた。
箱守駒江は紅潮した表情ながら演台にお尻を着いて股を開く。震える手で女の部分のびらびらを左右に引っ張って広げる。
満場の拍手が沸く。
昔のストリッパーなら納得する拍手である。だが箱守駒江は心が空中に浮き上がるくらいの恥ずかしさでぶるぶる震えていた。
一番恥ずかしい部分がスクリーンいっぱいに拡大されているのである。
岡田弥一郎が拷問椅子を演台に載せる。
箱守駒江はそれに乗るように促された。
腕を椅子の背の裏に回して手錠を掛ける。
脚首と膝で脚乗せ台に縛り付けてそのままハンドルを回して開帳台を大きく広げた。
別のハンドルを回して背凭れを下げて股間部分を高くする。
女の部分からアナルまで丸出しである。
箱守駒江は顔を斜め後ろに逸らせて恥ずかしさに堪え続けた。
岡田弥一郎がクスコを掲げる。
青木学がルーレットを回す。
当たった会員がクスコを受け取った。
会員はワセリンを塗ってクスコを箱守駒江の膣に挿入する。その会員には嬉しい一瞬である。
螺子を回して奥を広げる。スクリーンに真っ赤な子宮口が拡大された。
「あはあーーーーーーー」
箱守駒江は恥ずかしさの極致に高ぶった呻き声を漏らし続ける。
顔は強く逸らせてスクリーンに映るのを逃れていた。青木学は別のカメラでその表情を映し出す。
次に当たった会員がロングスプーンで膣の奥を掬い出す。
「えーーーーーーーーーーー」
箱守駒江は堪らない恥ずかしさに遂に声を漏らす。
会員はロングスプーンに掬われた僅かな滑りを黒いプラスティック板に載せて拡大する。
「いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
箱守駒江は悲鳴を上げてしまう。
次は尿道カテーテルである。青木学がそれを翳す。
「えーーーーーーーー。なにそれーーーーーーーー」
箱守駒江は恐怖に凍った表情になる。
「これでお姉さんのおしっこを抜くのです」
「えーーーーーーーーーーー」
もはや恥ずかしいより恐怖である。
当たった会員は熟練者を振舞う。態々医療用手袋を嵌めて滅菌袋から細い尿道カテーテルを取り出す。
箱守駒江の女の部分を指で広げる。
「あーーーーーーーーーーーーーーー」
恥ずかしさより恐ろしいものが侵入する悲鳴である。
会員は尿道カテーテルの丸い方の先端を僅かに指先から出して箱守駒江の小さな尿道の亀裂に挿入する。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
SM嬢からは聞けない新鮮な悲鳴である。それを美しさの衰えない三十女から聞ける。なかなかの感銘である。
会員はカテーテルの中程を指で抓んでいた。青木学が尿瓶で受ける。会員はその中にカテーテルの反対側の先端を落とし込んで指を離す。
尿瓶の中に箱守駒江のおしっこが流れ出る。
「えーーーーーーーーーーーーー」
箱守駒江には初めて受ける恐ろしい辱めである。
それでも尿は箱守駒江の意志に関係なく流れ出て行く。
今日一日堪えれば大丈夫と自分に言い聞かせながら恥ずかしさの極致に心は宙を浮いている。
岡田弥一郎は次に浣腸の準備をしていた。
女のプライド破壊の仕上げである。
箱守駒江は浣腸器を見て諦めの表情になる。
だが恥ずかしいだけでは済まない。岡田弥一郎は氷で冷やした水を浣腸器に吸い上げた。
ルーレットに当たった会員はそれを悦びの表情で受け取る。
この女の破局の排泄と苦しむ表情は是非見たい。
浣腸器を箱守駒江の丸出しになったアナルに挿入した。
冷たい液が直腸に侵入する。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
箱守駒江は遂に涙声で泣き悲鳴を上げてしまう。
それでも会員の初老の男性は浣腸液を最後まで注入する。
青木学がアナル栓を渡す。
会員はそれをアナルにねじ込む。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
箱守駒江は遂に涙を溢す。痛みの極致の涙である。
究極の痛みが腹を襲っている。
「ううーーーーーーーーーーーーーーーー。ううぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
箱守駒江は堪えられない苦しみに藻掻き続ける。
今の苦しみから逃れるには排泄しかない。宴会場に居る全員が色白でスタイルの良い女の排泄を待っている。
箱守駒江の躰は究極に捩って藻掻く。
「あーーーーーーーーー。はあーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー」
痛みに顔は引き攣る。
「どうです。うんこしますか」
「あはあーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー。もうだめですーーーーーーーーーーーーーーー」
箱守駒江は顔も声も引き攣らせて許しを請う。
「うんこしますと一言いいましょう」
岡田弥一郎が言えない一言を要求する。
「あーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーん」
箱守駒江は顔を藻掻き揺すって悲鳴を漏らす。
「うんこします。一言です」
岡田弥一郎はまだ許さない。
「ああーーーーーーーーーーーーーんああーーーーーーーーーー。ゆるしてーーーーーー」
箱守駒江から涙が溢れる。
「一言」
「ああーーーーーーーーあーーーーーーーー。う・・ん・・こ・・しますーーーーーーーー」
苦しみ引き攣った箱守駒江の目から涙が無言の号泣のように流れ出た。
浣腸を担当した会員がアナル栓を抜く。
ズブーーーーーーーーーーー。
茶色い水が飛び出し後から断続的に便が流れ出る。
「あはあーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー」
箱守駒江は腹の痛みにまだ藻掻き続けていた。
浣腸を担当した会員が腹を摩りながら便を流し出す。
「あはーーーーーーーーーーーーーー。はあーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ」
箱守駒江の苦しみはなかなか治まらない。
臭いは充満しているが箱守駒江は予期していたのか食事に気を使ったらしく軽微である。
移動式のシャワールームが運び込まれた。スーパーコンパニオンの宴会に使っていた物である。
ガラス張りの箱で外から配管を三本繋ぐ。上水が二本で湯と水。一本は排水である。
その中で箱守駒江にシャワーを浴びさせる。
箱守駒江はぽろぽろ涙を溢しながら躰を洗う。
「次は逝き声です」
宴会場の真ん中に布団を敷く。
押さえ役が四人。責め役が二人。抽選で選ばれる。
箱守駒江は四人で腕と膝を押さえられ大股開きにされた。そして膣とアナルに開口器を装入される。
此処でも杉下一行のポルノショップ製のアイテムが用意されていた。リモコンから伸びたアームの先に小さなローターの付いた物である。
箱守駒江は膣とアナルの両方からの責めに全く耐えられない。
責める担当は抽選で何人も交代する。
箱守駒江は逝き顔を晒し続けた。
亡き夫とのSEXの何倍も感じてしまっている。責める手が増えてクリトリスも責められた。
箱守駒江は失禁の辱めも晒してしまう。
膣には通常サイズのローターを三つ入れられたままクリトリスを剥いて責め続けられた。
股間は強い震撼を続けて膣は痙攣が止まらない。
失神を二度繰り返した。
箱守駒江は夫の忘れ形見を立派に大学まで出さなくてはならない。その為の金を作っている。
箱守駒江のスキルでは他に大きく稼げる手段はなかった。
この先次の男を求める意志もない。そのくらい夫への気持ちは強かった。
玩具にされるのは仕方がない。だが逝ってしまうのは無念である。自分の躰が官能に包まれてしまうのをどうすることもできない。
全員が責めと押さえに加わり全員が箱守駒江の躰に触る。
最後の責めが待っていた。
「今日のメインイベントです。彼女に散々感じたクリトリスを諦めてもらいます」
既に医者は救急車で待機していた。生駒の旅館で何人もの拷問の後始末をした医者である。
箱守駒江はもう一度拷問椅子に固定される。
小さな半田鏝が二本用意された。
最後の抽選で二人が当たる。
さらにクリトリスを剥く担当も抽選した。
「いよいよあれだけ感じたクリトリスとお別れですよ」
岡田弥一郎の詰りは箱守駒江の脳天に突き刺さる。
「はいいーー」
箱守駒江はお金のため無念を押し殺した返事を絞りだす。
一人の会員が指でクリトリスを包んでいる包皮を剥く。
二人の会員が片方ずつ太腿に片手を置いて片手で半田鏝を持つ。
「行くよ」
片方の会員が合図する。
箱守駒江は目を瞑った。
二人が同時にタイミングを合わせて細い半田鏝の先端を剥かれたクリトリスのピンクの玉に押付ける。
「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
箱守駒江の無念の掠れた悲鳴が一条轟く。
待機していた医師が直ぐにパットを当てて局部麻酔を打つ。
そのまま自分の病院専用の救急車で運び出す。
三月二十八日。
宇佐美。如月鬼堂の居間である。
会員の一人の知人が昨日の箱守駒江のSMショーに参加していた。その内容が報告される。
警察の介入もなくこの先は口コミで拡大して行くとのことであった。
辛いショーで金を稼いだ箱守駒江であるが良い話も来る。
温泉旅館の女将の話が舞い込んだ。
川口の会長と葬儀会社の社長が横山深雪を支援するために出す温泉旅館の件である。
直接ではない。岡田弥一郎らの主催する会の会員からである。ここにも何か危険な機運が渦巻いていた。
最期のSM小説家 第三十二幕 続犯罪連鎖 完
最期のSM小説家 第三十三幕に続く
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