【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第三十二幕


続犯罪連鎖


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 「あーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 膣を広げたままのクスコにも電流を流した。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 久慈明菜の躰ががくがく震え続ける。
 口から涎が流れ出た。顔は汗と涙と涎で無残である。
 そして久慈明菜の表情は一気に恍惚になってしまう。
 尿道から僅かに小水が流れ出る。
 監視カメラの映像に機動隊が到着した状況が確認された。
 山坂光は最後の動画を配信する。
 「これでお前の排泄シーンが」
 山坂光がそう言い掛けると久慈明菜は失神していた。
 顔をビンタする。山坂光には至福のビンタである。
 「う、うう」
 久慈明菜は直ぐに目を開く。
 「お前の排泄シーンが配信されたぞ。これで終わりだ」
 山坂光は勝利宣言のように言う。
 「・・・・・」
 久慈明菜は泣き濡れている。
 「永久保存版だな。みんなお前の放送を聞きながら。思い浮かべる」
 言葉には山坂光の願望が篭っていた。
 「もう。テレビなんか出られないよ」
 久慈明菜は泣き声で訴える。
 「躰は綺麗なまま残してやったぜ。AV嬢になれ。それが最高だ。これでお別れだ」
 山坂光は最後の言葉を言い残す。
 「ちくしょーーーーーーーー。極悪人」
 久慈明菜は怒りにどんな言葉でも言い足りない。だがそれしか言葉が出なかった。
 山坂光は繋いだダイナマイトを自分の体に巻きリモコンを握りしめる。
 機動隊の一部が火の上に板を渡して突入する。
 山坂光は二階のベランダに造ったジャンプ台から加速して飛ぶ。その先には警察部隊が盾を構えている。
 飛ぶと同時に空中でリモコンのスイッチを押す。
 警察部隊の周りの地中から爆発が起こる。山坂光はその真っ只中に飛び込む。体に巻いたダイナマイトが爆発する。
 警察部隊と後ろのマスコミにも被害が及ぶ。
 突入した部隊は無事に久慈明菜を救出した。
 だが警察部隊の被害は甚大である。
 
 宇佐美。如月鬼堂の居間。
 「こいつ鬼塚槙登の真似をしたな」
 「最初から警察部隊が待機しそうな場所に当りをつけて発破を仕掛けていたのですね」
 館山弁護士も予想以上の結果に慄いている。
 「久慈明菜アナウンサーは救出されたようです」
 杉下一行は中継を見ている。
 「警察部隊の被害は甚大だな」
 「救出作業が始まりました」
 「どうも中途半端だな。目的は久慈明菜より警察に復讐かな」
 「久慈明菜は警察を引き寄せる囮ですか」
 「その可能性が高いな。この車掌は何でJRを辞めたのかな」
 「そっちに理由がありそうですか。でしたら調べてみますか」
 「今度の土曜日までに」
 館山弁護士は調査を了解した。
 
 連続拉致強姦事件の犯人六人のアジトである。
 「ホテル、旅館の閉店が続いているな」
 「飲食業も蔓延防止で協力金貰って休業の方が維持しやすいらしいな」
 「旅館には休業要請はない」
 「僅かな事業再生資金を出しても雀の涙。焼け石に水だ」
 だがこの六人には全く影響がない。
 「あの山坂とか言うの個人で良くやったな」
 医者の男である。
 「JR○○線の事故で警察に執拗な取調べを受けて乗務に復帰できなかったらしい」
 「警察に報復か」
 「そうだろ。久慈明菜アナはその事故のレポートで動いたからじゃないのか」
 「これまでの演出とはちょっと性質が違うな」
 川口の会長はあまり興味がない。
 「ところで川口の女将は何も言って来ないか」
 医者の男は生贄に飢えていた。
 「ない」
 川口の会長はきっぱり答える。
 「また標的を物色するか」
 印刷会社の社長である。
 「今は駄目だ。余りにも検問が多すぎる」
 川口の会長は慎重である。
 
 二月二十三日。
 南七香は長野の店舗に向っていた。
 閉店時間が早く売上げは全く足りない。設備を改善して換気は充分で感染症対策は万全である。
 南七香は既に閉店した店に入った。
 店に入った瞬間を襲われる。
 後ろから口と鼻を押さえられて意識を失った。
 
 二月二十四日。
 ロシア軍は遂にウクライナに侵攻した。
 宇佐美。如月鬼堂の居間である。
 「世界戦争に向っての発火点だな」
 「どうしたら回避できたの」
 珠洲は何処で間違ったのとの意識で言う。
 「できないよ。まあロシアに亡命した二代前の大統領のまま来ていれば何も起きなかった」
 如月鬼堂の見解である。
 「でも国民の意思が」
 「国だけ残してロシア寄りの住民を残して国民が移民してしまうのが一番良いと思うがな」
 世界への影響を避けたい。元ソ連の領土さえ返せば良いという如月鬼堂の意識である。
 「世界戦争が心配なの」
 「プーチンは経済制裁で行き詰まれば核を使う」
 「そんな」
 「独裁者の立場で考えろ。独裁者は国民の代表ではない。自分の権力が危うくなって手段があれば全部使う。その最たる物が核だ」
 「止める方法は」
 「今の西側がロシアを制裁し続ければ止まらない。独裁者は妥協をしない。自分が負ける時は世界を破壊する」
 「そんな」
 「それじゃ日本も危険」
 瀬里菜も怖がっている。
 「方法はたった一つ。ソ連時代の鉄のカーテンまで東側と認めてその国民を西側が引き取る」
 「そんなの認める分けないよね」
 「世界世論がそっちに向いている以上は絶対に認めない」
 「それじゃ」
 「今のウクライナは第一次大戦のバルカンと同じだ。あの時の列強はセルビアに限りなく譲歩を求めた」
 「何が条件だったの」
 「あの時オーストリアの出した通帳の中身は知らないが、セルビアでオーストリアの皇太子が暗殺された」
 「何でセルビアがそんなことしたの」
 「違う。オーストリア側が暗黒組織にやらせた」
 「自国の皇太子を」
 「その皇太子の結婚が問題だった。王室の秩序に反した結婚をしたからだ」
 「今と変わらないのね」
 「今回はきっかけすらない。勝手な侵攻だ。さらにプーチンはヒトラー以上の手段を持っている」
 「核」
 「そうだ。ヒトラーは自分の恋人に毒を盛って自殺した。プーチンは核で世界もロシアも破壊して果てる」
 如月鬼堂の見解である。
 「日本は危険がないの」
 瀬里菜はもう一度そっちを確認する。
 「概ね経済以外にはない。核保有国が先に攻撃される」
 如月鬼堂は珠洲と瀬里菜の三人だけで暗雲のニュースを見ていた。
 「待って変なメール」
 瀬里菜が気付いた。
 「杉下か」
 「いいえ」
 『ショーに出ていた南七香を預かった。動画はもう直配信する。開放の条件はSM愛好会の入会を審査なしのオープンにすることだ』
 動画が添付されていた。
 動画には南七香が真っ暗な部屋に下からの照明に全裸で浮かんでいる。
 縦一文字の逆さ吊るし。脚首を硬い革のベルトで止められて二本併せて吊られていた。
 胸部は縛られては居ない。腕を後ろに廻して腕だけ縛られているか手錠を掛けられていると思われる。
 三十半ばで綺麗な躰である。
 如月鬼堂は館山弁護士に連絡を取る。
 「直ぐに警察に通報します」
 館山弁護士は即座にそう判断した。
 「通報するなと書かれている」
 「しなければ後でこっちの責任が問われます」
 館山弁護士は警察に通報して直ぐに新幹線に乗る。
 動画は静止画を公開した。
 南七香の乳房、女の部分、アナル、さらに女の部分をクスコで広げたポートが数秒ずつ公開されている。
 そのまま動画に戻る。
 男は一人だけのようである。スタンガンを南七香の女の部分に当てる。覆面を被って黒ずくめの衣装である。
 「あは。ああ。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴と共に南七香は意識を回復した。
 「あーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー。何処ーーーーーーーーここは。ああーー。ああーーー」
 南七香は慌てふためく。長野店に入った瞬間襲われた。行き成り逆さ吊るしである。
 「お前のSM動画が会員にしか公開されないのが気に入らない」
 男の声が静かにそう宣言する。
 南七香には恐ろしすぎる一言である。絶対にAVにはできない。愛好会内部のみでも断腸の思いでやって来たぎりぎりの生命線である。
 「やめてよーーーーーーーーーー。私は会社を続ける為に我慢しているのよーーーーーーーーーーーーー」
 堪らず悲痛な声で叫ぶ。
 「裸を晒しても会社は続けられるぞ」
 男の言葉は容赦ない。
 「やめてーーーーーーーーーーー。従業員の前にでられないよーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香はさらに悲痛に叫ぶ。
 従業員は全部女性である。それでも堪えられない。いや女性だからそれ以上に自分の途轍もない羞恥の姿は見せられない。知られたくないのである。
 男はスタンガンを女の部分のびらびらに押付けた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴になる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 次の瞬間。南七香は漏らしてしまった。断末魔の悲鳴である。もう全裸だけでは済まない。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香は恥ずかしすぎる失禁にさらに悲鳴を上げ続ける。
 字幕が流れた。
 『南七香の命を護りたければいま申請中の会員を全部承認しろ』
 「どうするパパ」
 瀬里菜が回答するか確認する。
 「館山先生が来てからだ」
 館山弁護士より先に警察が着いた。
 珠洲が中に案内する。
 「静岡県警八代です」
 「同じく高田です」
 八代一美警部補と高田有美巡査部長である。
 一通りの事態を珠洲が説明する。そして館山弁護士と電話を繋いで直接説明して貰った。
 「この場所は何処ですか」
 「判る訳ないでしょう」
 如月鬼堂はむっとして答える。
 「心当たりもありませんか」
 「ないよ。店と会社に連絡して確認したが昨夜の行動は判らない」
 如月鬼堂も何もしてない訳ではない。
 「はい。それで立ち寄る先は」
 珠洲が店舗の住所一覧を出す。
 「新幹線で動く可能性が高いです。駅の防犯カメラを当たりましょう」
 婦警二人は早速手配する。
 館山弁護士と大河内税理士が宇佐美駅に着いたので瀬里菜が迎えに行く。
 「検問に何も引っ掛からないのか」
 如月鬼堂は苛立ちを隠せない。
 「ここのところ事件が続いていましてかなりの検問を行っていますが。何も引っ掛かりません」
 八代一美警部補はそう弁解する。
 「昨夜十九時五十七分に大宮駅から長野行きあさまに乗車しています。長野駅下車も確認できました」
 「権堂の長野店だ」
 長野県警が社員と待ち合わせて長野店に向う。
 動画では南七香が浣腸をされていた。
 冷水だけの浣腸である。浣腸器の濁りから冷たさが分かる。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香は冷たさに藻掻き呻き続ける。絶望以上の仕打ちである。恥ずかしさに追い詰められ腹の痛みに堪えられない。
 『南七香の命を助けたければ早く申請者の承認をしろ』
 再び字幕が流れた。
 「いま申請中の会員リストを下さい」
 高田有美巡査部長が要求する。
 如月鬼堂は珠洲に合図した。
 珠洲がパソコンから一覧表を出す。全部で二十七名であった。
 高田有美巡査部長はその一覧を送って現在の所在確認を依頼する。
 「パパ。この中に居るの」
 「そんな馬鹿はしないだろ」
 「そうですね。でも一応当たっては貰いましょう」
 既に館山弁護士が着いていた。
 大河内税理士は南七香を心配している。
 「先生。会員の承認だけして見ますか」
 如月鬼堂は館山弁護士の意見を聞く。
 「どうしましょう」
 館山弁護士は八代一美警部補に確認する。
 「いま埼玉県警の専従班の中宮警視正がこちらに向っています。それまでお待ちください」
 どうやら埼玉県警の連続拉致強姦事件の専従班が担当になったようである。
 「あーーーーーーーーーーー」
 珠洲が思わず叫ぶ。
 動画では南七香の便が噴出した。
 便は繋がったまま背中から流れ落ちる。壮絶な状況である。南七香の表情は羞恥に破裂して崩れている。絶望以上にどうにもならない。
 男はカッパキと塵取りで床を掃除する。床はフローリングらしい。
 次に南七香の躰をホースで水を掛けて洗う。
 「あ、ああーーーーーーーーーー」
 また見ていた珠洲が悲鳴を上げた。
 「うーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香も泣き悲鳴を上げている。
 男はもう一度カッパキで床の水を取り除く。モップで床を拭いて床を綺麗にする。
 南七香の躰を床に降ろして右の脚首をU字の金具で床に固定する。
 「やめてーーーーーーーーーー。もうゆるしてーーーーーーーーーー」
 南七香はヒステリックに叫び赦しを訴えていた。
 男は股間を大きく広げて左の脚首も固定しようする。
 「あーーーーーーーーーーーーいやよーーーーーーーーーー。ひろげないでーーーーーーー」
 南七香は悲痛な声で叫び抵抗していた。だが男は脚で内股を抑えてU字金具にボルトを打ち込む。
 南七香の女の部分は大きく広げられてしまった。男は小型のカメラで局部を撮影する。
 動画にはアップで公開されていた。
 「やめてーーーーーーーーーーーー。そとあるけないよーーーーーーー」
 南七香は悲痛に震えた声で訴えている。
 「心配するな。如月鬼堂が要求に応じなければお前の命はない」
 男は淡々と当然の如く宣告した。
 「何を要求したの」
 南七香は驚愕の表情で確認する。
 「SM愛好会の入会を審査なしのオープンにしろとな」
 「そんなのできるわけないよ」
 南七香はさらに追い詰められた。
 「だったらお前はあの世行きだ」
 男は平然としている。
 「そんなーーーーー」
 南七香は絶望の表情である。
 男はクスコを取り出す。
 「やめてーーーーーーーーーーーー」
 南七香は絶望の底でもヒステリックに叫ぶ。
 「諦めろ。既にお前が眠っている間に写真は撮ってある。さっきお前が漏らしたところまで配信したよ」
 男は覆面の下で哂っている。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーー」
 南七香は絶望である。さらなる断末魔の悲鳴を上げる。
 こういう文言も書いてある。
 『この女南七香は焼肉チェーン○○の社長だ。コロナで低迷した売上げの補填にSM愛好会のショーに四回も出た。その恥ずかしい姿を全国に公開する』
 「あーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香の目から涙が溢れる。
 「だったら自害しろ」
 「やめてーーーーーーーーーー。私がどんな思いで会社を護ろうとしたか。どうしてこんな酷いことになるのーーーーーーーーー」
 南七香はぽろぽろ涙を溢す。
 男は構わずクスコの中を動画に納める。
 「あとは逝き顔の公開だな」
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 南七香はまたヒステリックな悲鳴になった。
 「これが何か判るだろ」
 男はリモコンから伸びたアームの先にL字に小さなローターが付いたアイテムを翳す。
 「それ使ったら判るよ」
 南七香は絶望でも抵抗する。
 「此処がどこかは判らん。それに直接は購入してない」
 「愛媛の事件もそれで場所が判ったよ」
 「大丈夫だ」
 男は余裕綽々である。
 
 「動画が公開されてしまったよ」
 瀬里菜が報告する。
 そして杉下一行からメールが届く。
 「リストの二十七名は全員所在の確認が取れました。現在も昨夜の二十時以降も長野に滞在できる者は居ません」
 高田有美巡査部長が報告する。
 「そうだろうな」
 如月鬼堂は期待してなかった。
 「店舗に入った長野県警も鍵が掛かってなかった以外何も手掛かりは出ませんでした。いま鑑識が活動中です」
 これも高田有美巡査部長が報告する。
 そこに中宮警視正と松本真里菜巡査部長が着いた。
 「如月鬼堂さん。連続拉致強姦事件の容疑者グループにまったく心当たりがないのですか」
 松本真里菜巡査部長は行き成りそっちの質問である。
 如月鬼堂は館山弁護士を示す。
 「ありませんよ」
 館山弁護士が答える。
 「今度の犯人に心当たりは」
 「それもありません。必要なリストはそっちの警察に渡しました。全員所在が掴めて容疑者にはなりません」
 これも館山弁護士が答えた。
 「それよりどうするのだ。犯人が動画で要求の言う通り入会を許可して状況を見るのか」
 「いま許可しても状況を後で説明して撤回も可能です」
 館山弁護士がそう付け加える。
 「やってみましょう」
 中宮警視正が始めて口を利く。
 「まあ大丈夫ですよこっちも審査済みです」
 館山弁護士は問題のない入会希望者ばかりと言う。
 「あのう。こちらの会員の中に容疑者と思われる方は居ませんか」
 松本真里菜巡査部長はまた同じ質問である。
 「会員は既に審査に通っているよ」
 如月鬼堂は館山弁護士と顔を見合わせる。
 「いいえ。連続拉致強姦事件の犯人です」
 「いまその問題ではないでしょう。そちらは連続拉致強姦事件の犯人がこの犯人と仰るのですか」
 館山弁護士の口調も荒い。
 「それはなんとも」
 松本真里菜巡査部長は可能性がないとは言えないとの姿勢である。
 「そんな馬鹿な。あの犯人は一人では動かない。この犯行は単独だ」
 如月鬼堂は怒りをぶつけてしまう。
 「そうです」
 館山弁護士も同調する。
 「でも三人のときはありました」
 「あの三人と六人。体形から別人ではないですか。そのくらい画像を分析すればそちらでも解るでしょう」
 館山弁護士も呆れたという言い方である。

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