【SadoのSM小説】
人工知能管理者のSM帝國
その三


女躰潮噴きと失禁


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 八峰杏奈は反対である。
 「このまま此処では絶望だよ」
 杉浦瑞樹は今のままでは行き詰まると主張する。
 「新政府を倒さない限り私達に活路は無いよ」
 大路江美の主張である。
 「潜水艦が見付かったら終わりよ」
 八峰杏奈は危険を主張する。
 「だったら此処でどうしますか」
 渡邉麻衣が詰め寄る。
 八峰杏奈も答え様が無い。沈黙してしまう。
 「確かにこれまで新政府に姉ヶ崎に来るように言われて内容を聞きました。それで四国から逃げて首都圏は見ていませんでした」
 それを確認したと渡邉麻衣は主張する。
 「それを外側から見ただけで構造は判っていないよ」
 大路江美は内部に潜入を主張する。
 「一般市民の様に中に入って様子を見ても何処まで探れるの」
 八峰杏奈は危険な上に可能性は低いと言いたい。
 「一気に探れなくても少しずつ中を探って行く。それで作戦の目処が立つよ」
 大路江美は進めるべきと主張する。
 「ボートでは危険よ」
 「待ってください。大原の海岸に海水浴場のシャワー設備を提供する建物が残っていました」
 宇垣美佐都が割り込んで提案する。
 「それで」
 「潜水服で上陸して其処で着替えてはどうでしょう」
 「一人其処で待つか」
 「潜水艦から海水浴場は潜水服で行けるけど。帰りはどうするの」
 八峰杏奈は突き詰める。
 「この艦にソナー中継ブイが有るよ。それで戻る目標と潜水艦が離れても其処に戻れる」
 「それで」
 「潜水艦が離れるときは標識液を流す。戻ったら潜水服が一人伝令する」
 「待機と伝令、そしてブイ。連携活動は何とか可能よ」
 宇垣美佐都の意見に大路江美が同調する。
 「やりましょう。此処でじっとしていても破滅です」
 渡邉麻衣も後押しする。
 「潜入する人数は」
 八峰杏奈の確認である。
 「二人よ私と瑞樹で行く」
 大路江美がきっぱり宣言する。
 「私と美佐都、沙緒里で待機と伝令を交代します」
 こっちは渡邉麻衣が宣言する。
 「後は誰が潜水艦に乗って行くかね」
 八峰杏奈は仕方無しに納得する。
 「明日の朝全員で話し合いましょう」
 大路江美が結論を出す。
 翌朝の会議では畑を担当する班、電気で風呂を沸かす設備を検討する班、食事の班の半分の十五名が島に残る。それ以外で出発と成った。
 島に残るリーダーは大屋静江と決まった。
 
 姉ヶ崎中央棟最上階の宴会場である。
 高島波琉と川村由紀がまた呼び出された。
 「また私達ですか。もう報告を怠った人たちは種切れですか」
 高島波琉は主席に直接ごねる。
 「そんなことは無い。まだまだ。だがお前らも愉しみたい。それに今日は少し事態が変わった」
 「どういう事です」
 川村由紀に戦慄が奔る。
 「もうじきお前らの仲間が此処に攻めて来る」
 葛城修一主席は哂っている。
 「此処に入れないのでは」
 「入れる様にする。後で説明する。少し玩具になれ。報告を怠った連中と違って有料だ」
 「我々の給料より高いぞ」
 大臣が野次を飛ばす。現実その通りである。大臣でも歳費は月五百万。彼女らは一回で五百万が貰える。
 「貴女達の写真集が大量に売れているよ」
 木下有紀路が詰る。
 「無職で僅かな生活補償費から買って貰える。素晴らしい事だ。そして社会に絶対必要な事だ」
 葛城修一が公言する。
 「そんな恥ずかし過ぎます」
 「もうこの世に清純派は無いのよ。貴女達は最高の女優よ」
 また木下有紀路は二人の女の自尊心を逆撫でする。
 「二人のダッチワイフ作ったらどうでしょう。売れませんか。今でしたら精巧に出来ますよ。特に局部はそっくりの感触に成ります」
 官僚が提案する。
 「良いかも知れない。だがコストが高過ぎる」
 無職の層には買えないと葛城修一は言う。
 「それでしたら。販売と懸賞、レンタルの三本立てでどうでしょう」
 「良いな。直ぐ掛かろう」
 葛城修一主席も納得する。
 「さあ。今夜は本当の潮噴きやってもらうよ」
 木下有紀路が究極に辱める宣告をする。
 当然その恥ずかし過ぎる姿は放映される。
 「何が違うのですか」
 「出方が違うのよ。気持ち良くなって尿が出てしまうのと。完全に女の躰が燃焼して放水銃の様に噴出すのとの違いよ」
 そこから七十年配の大臣が語る。
 昭和五十年代。関東にもストリップ劇場がたくさん存在した。一番多かった神奈川で十六軒在った。
 その当時ストリップ劇場でも潮噴きのショーは非常に珍しい。
 ストリップ劇場の突き出したステージである。出べそと呼ばれていた。踊り子嬢が一人で濃厚なオナニーで何回も登り詰める。
 その先端で演技する。
 照明係が特別なアナウンスを流す。
 『このショーの間はお静かに願います。野次は絶対にお止め下さい。また潮が掛かったお客様は御赦し下さい』
 最後に出べその先端で股を開いて潮を噴き飛ばす。強い噴射で白く濁った名前の通りの液体が飛ぶ。
 出べそから入口の扉に掛かる。扉まで二メートル以上有る。
 その後踊り子嬢は緩慢な動作で舞台の袖に引き揚げる。最後のオープンステージまで少し間が開く。
 潮噴きの終わった踊り子嬢はふらふらしながら出て来る。不安定な状態でオープンステージを終わらせる。
 オープンステージは全部の踊り子嬢が行う。九つのステージとも共通である。最後のレコード一枚分サービスする。
 ステージのあらゆる箇所にしゃがんで股間を開く。指で女の部分を開いてピンクの部分を膣口まで見せる。
 客はオープンステージの最中ずっと拍手で迎えるのが常識であった。
 高島波琉と川村由紀は緊縛師の手で拷問椅子に磔にされる。
 高島波琉は葛城修一が責める。川村由紀は木下有紀路が責める。
 膀胱を押し出したり気持ち良くなって失禁したりでは赦さない。何処までも燃焼させる。
 電マやドリルバイブは使わない。小型の棘付きバイブと指でゆっくり責める。
 葛城修一は高島波琉の閉じ合わせた女の部分を広げる。膣口を指で広げて鑑賞する。
 高島波琉は顔を叛けて堪える。
 膣の奥に指を二本滑り込ませる。蚯蚓千条の膣天井部をじっくり味わいながら責める。
 「実に良い躰だ。この感触もそっくりに作る。シリコンの強度を微妙に調整出来る。逝き顔の変化も声も再生出来る」
 葛城修一はやや興奮している。高島波琉は究極に欲情を感じさせる女である。
 「そんな見た目だけではないですか」
 高島波琉は内面が大切と建前を言う。
 そう言う高島波琉の表情はやや高潮している。奥底には容姿を褒められた喜びを感じているのである。
 「さあ。素直に逝き顔を見せてくれ」
 逆らっても辛い責めが何処までも続く。諦めて責めに躰を任せる。
 葛城修一は棘付きバイブを挿入する。
 既に高島波琉の股間は強く震撼している。固定されていても迫上がり前後に動く限り暴れる。
 股間全体が流れ出た膣液で充満している。
 そんな間に川村由紀が潮を噴き上げる。宴席の中央広い部分に放水銃のように白く濁った液の飛沫をばら撒いた。
 「はああ。はああ。はあ。はあ。はあ」
 川村由紀の躰は荒い息遣いで股間を強くローリングさせている。
 葛城修一は電マを取り出す。クリトリスを集中的に責める。
 高島波琉はもう三回以上は登り詰めている。顔を後ろに叛けて藻掻く様に躰ごと震撼させる。それでも潮にはまだ遠い。
 「主席しゃべり過ぎですよ。イッた後に直ぐ追加責めする。その繰り返しで登り詰めると仰っているではないですか」
 そう言って木下有紀路が責めを代わる。
 「これは静かに責めないと駄目ですよ」
 そんな間に高島波琉のクリトリスを責められる下で変化が起きる。びらびらが割れるように開く。薄いピンクの部分が盛り上がる。尿道の亀裂が膨らむ。
 その亀裂がさらに噴火口のように迫上がる。そこに水分が微量に溢れかける。
 「あはあー。はあーあはあーーー。はあーー」
 高島波琉の股間は強く痙攣する。溢れかけていた水分が一気に白く濁った飛沫となって水鉄砲の様に遠くに飛ぶ。
 「ああーーー。ああーーーーーーー。ああーーーーーーーーー」
 直ぐに止まる。止まっても休めない。
 「ああーーーーーー。だめーーーーーーーーー」
 今度は透明度の有る水分が噴き上げる。先程より威勢は無い。
 「ああはあ。はあ。ああ。はあ。はあ。はあ」
 高島波琉は荒い息遣いで縛られた躰全体を捩って藻掻き続ける。
 
 利尻島。ホテルの建物。その食事処の様な広間で送り出す宴会が行われた。まだ酒はホテルにそれなりに残っている。
 万が一上陸した者は帰らないかもしれない。潜水艦ごと戻って来ない危険もある。
 全員で行くか議論した結果。八峰杏奈の意見でこう成った。潜水艦で動き続けるのは厳しいという者も居た。
 無人島でも何とか生活は出来ると主張する者も居る。八峰杏奈も同じ考えである。
 「江美。戻って来られるよね」
 大屋静江は大路江美を心配する。
 「一か八かよ。他のメンバーは何としても帰すよ」
 大路江美は覚悟を決めている。一緒に覚悟を決めた杉浦瑞樹も横に居る。中に入って捕まらないで出られる可能性は低い。
 それでも主席を捕らえて街を占拠する考えを捨てられない。
 「潜水艦が有るうちに闘うしかないよ」
 大路江美はきっぱり言い切る。八峰杏奈と大路江美が最年長で三十五である。大屋静江が二つ若い。
 
 葛城修一は高島波琉と川村由紀を主席公室に連れて行く。二人とも潮でかなり体力を消耗している。
 潜水艦が放ったドローンが姉ヶ崎グランドシティを旋回する映像を見せる。
 撃墜したドローンの残骸も見せる。
 「これに見覚えがないか」
 「あります」
 「お前の仲間が此処に偵察に来た。そうだな」
 「はい」
 認めざるを得ない。
 「どうする」
 葛城修一は一応追及する。
 「そう言われましても」
 川村由紀はいまさらどうすることも出来ない。
 「奴らの所に戻るか」
 「いいえ」
 川村由紀はもう此処に落ち着くことで諦めてしまった。何れ全員が捕まるか抹消されると理解するしかない。
 「やつらは島では食料とか他にも行き詰まると考えた。それで此処に入って革命を起こそうというのではないか」
 「はい。多分そうだと思います」
 「潜水艦にはミサイルが積み込まれている。核弾頭は無いと確認済みだが」
 「それを此処に打ち込んで来るという事ですか」
 「その可能性は有るな」
 「はい」
 「狙うとしたら。この棟だ。誰が見ても此処が中枢と判る」
 「行き成りミサイルを」
 「それはあるまい。まず誰かが此処に潜入する。一時的に外から入れるようにしている」
 「それを捕らえるのですか」
 「最後には。その前にお前が話をしないか」
 葛城修一は核心に入る。
 「何を話すのですか」
 川村由紀は恐る恐る尋ねる。
 「お前が此処で掴んだ総てだ」
 葛城修一はきっぱり断言する。
 「ええー。何を話しても良いのですか」
 川村由紀に概ねの意図は理解出来る。
 「そうだ。一人で来ることは無いと思う。最低二人だ。一人は帰す。一人は捕虜だ」
 「一つ確認してよろしいですか」
 「何だ」
 「この棟にミサイルが打ち込まれたらどうなります」
 「何も起きない。全く効果は無い。核弾頭なら別だが。だが潜水艦の位置は直ぐ分かる。その先は説明の必要は無いな」
 「判りました」
 「どうする。お前の部屋に招いて話すか」
 「かしこまりました」
 「波琉も同席してよいぞ」
 「ええ。私も」
 「お願い」
 川村由紀も頼む。
 「判った」
 高島波琉は仕方なく応じる。
 
 翌朝早く潜水艦は出航した。
 大原の沖には夕方着いた。日没の手前まで食事をして待つ。泳いで着くには目標が見えないと難しい。もう灯台などは無い。
 街の明かりはたくさん見えるが大原に向かう目標にはならない。
 大路江美、杉浦瑞樹、辻沙緒里、宇垣美佐都で出発する。
 潜水服を着けて着替えと鮫忌避剤アセテート、拳銃も持つ。ブイから海岸まで細いワイヤーを張る。
 辻沙緒里が廃墟になったシャワー設備の建物で待つ。海水浴場としては使われていない。彼女らには好都合である。
 防風林がさらにビル群から隠してくれる。
 宇垣美佐都は伝令員として艦に戻る。
 大路江美と杉浦瑞樹は夜目に紛れて建物に近付く。
 何処から見ても非常口以外の入り口は無い。ドアは簡単に開いた。非常ベル等は鳴らない。
 「中には入れたね」
 一階には何も無い。ビル群の構造から高い階でビル同士が繋がっている。
 この時点で警備は異人種が紛れ込んだことを確認している。葛城修一の指示で状況を監視する。
 セキュリティカードなどは無い。総ての住人が画像認証されている。
 「大原十号棟に入った」
 葛城修一から川村由紀に連絡が入る。
 「判りました。新都市交通で迎えに行きます」
 大路江美と杉浦瑞樹はEVに乗り込んだ。連絡通路が二十階にある事は直ぐ判る。其処で降りて連絡通路を進む。
 CICの指令で川村由紀と高島波琉の乗った新都市交通は臨時特急になる。終点まで無停車で行く。
 各駅停車を上り線に一時退避して追い抜かしを掛ける。
 世界壊滅戦争の前。小湊鉄道といずみ鉄道が二時間半掛けて走った区間である。それを僅か二十分で着く。
 「川村さん二人で侵入しました。連絡通路階を進んでいます。大原五号棟で止めます。其処で待ち伏せて下さい」
 CICの係員から新都市交通の車両アナウンスに入る。
 川村由紀と高島波琉は五フロア下がって連絡通路で待つ。
 直ぐに二人を見つける。
 「江美」
 川村由紀が呼びかける。
 「由紀」
 「私の部屋に来てください」
 「由紀。無事だったの」
 「私は。でも愛美と涼香は殺された」
 「政府に」
 「ロボット兵士よ」
 「こちらは」
 「高島波琉さんです」
 川村由紀が二人に紹介する。
 「大路江美です」
 「杉浦瑞樹です」
 大路江美と杉浦瑞樹は状況が分からないながら挨拶する。
 エレベーターで二十五階に上がる。乗ってきた新都市交通で中央棟に着く。其処から旧内房線に沿って一棟木更津寄りに移動する。
 その最上階の一つ下に川村由紀と高島波琉の部屋が在る。
 川村由紀の部屋に入る。
 「ずいぶん早いのね。途中の駅も飛ばして」
 「ごめんなさい。お二人は非常口から入った段階でキャッチされています」
 「それじゃこの人は」
 「敵でも味方でもありません。私の友人です。ドローンで此処を偵察した時からばれています」
 「ええーー」
 「これは主席の了解の上です。既に利尻島も知られています。畑を耕している事も確認されています」
 「ああ」
 二人は絶望的に床に膝から沈む。
 「あの新都市交通は特別に無停車運行してくれました」
 「由紀はどういう立場なの。どうしてこんな部屋を与えられているの」
 「私が説明します」
 そこから高島波琉が説明を代わった。大路江美らが興奮し始めたからである。女性の置かれた立場から説明した。
 そして高島波琉自身の受けている状況。川村由紀の状況も説明した。
 その後に川村由紀がこの街の機能、中央棟の状況、主席の身辺を話した。
 「それじゃどうにも戦い様が無いね」
 大路江美も愕然とする。
 暫らく沈黙した。
 「主席は私達が島に住むことも許さないのね」
 杉浦瑞樹がぽつりと言う。
 「この街の住人以外は総て抹消する考えです。戦争で生き残ったイングランドも住人まで全滅させました」
 「海軍が世界中を掃除しています。日本人以外を地球に残さない。核は完全に一掃する。二度と戦争が起きない対策と言われています」
 途中から高島波琉が説明する。
 「此処に捕まれば由紀か、それ以下の待遇なのね」
 「そうよ」
 「由紀さんは此処に留まるのですか」
 杉浦瑞樹の質問である。
 「あれだけの事をされて今更」
 川村由紀は諦めの態度である。
 「由紀さんは私達にどうしろと」
 これも杉浦瑞樹の質問である。
 「どうしろとも言えないよ。主席が一応話してみろと言われるから。探りに来るなら知っている総てを話して良いと言われたのよ」
 「降伏を薦めろと言う事ね」
 「本来入って来た段階でロボット兵に捕まります。私が話すことに納得したので時間をくれたのです」
 「そう言う事なのね」
 大路江美は観念した様に言う。
 「もうじきロボット兵が逮捕に来ます。拳銃など持っていても無駄です。主席と話せる機会を交渉してみましょうか」
 高島波琉が確認する。川村由紀と二人が揉めない様に気を配っている。
 「ええ。出来るのでしたら」
 「やってみます。その前に主席はお二人の内一人は一度帰すと言われています。一人は捕虜にされます。今のうちにその辺。心構えをされた方が」
 高島波琉は柔らかく丁寧に怒らせないように説明する。
 「私が残る。瑞樹が説明に戻って」
 高島波琉が主席に電話を掛ける。この街には固定電話しかない。それもプッシュもダイヤルも無い。大昔の様に交換が繋ぐ。
 「高島波琉です。主席に繋いで下さい」
 「お待ち下さい」
 機械音声が回答する。交換が主席に確認を取る。
 「どうだ」
 直ぐに葛城修一が出る。
 「お二人が主席とお話しする時間を頂けますでしょうか」
 高島波琉は恐る恐る交渉する。
 「いいだろう。ロボット兵が迎えに行く」
 葛城修一は簡単に承諾した。
 拳銃を押収された。ロボット兵は川村由紀の部屋にその拳銃を残す。
 中央棟に移動して最上階行きのエレベーターに乗せられる。乗るのは四名だけである。ロボット兵は其処に待機する。
 最上階に下りると壁の両側にずらりとロボット兵が連なっている。そのまま一般面会室に通される。
 いつも高島波琉らが通される部屋ではない。主席は強化ガラスの向こう側である。
 「主席の葛城修一です」
 大路江美と杉浦瑞樹も名乗って挨拶する。
 「何がお聞きになりたい」
 葛城修一はやんわりした態度である。
 「私達の島を攻撃するのですか」
 大路江美が単刀直入に確認する。
 「潜水艦は私が待ったを解除すれば攻撃されるよ」
 「島は」
 「戦闘にはならない。だが開拓の波が進めば何れ整備される」
 「それはいつですか」
 「まだ計画も立ってない。人工知能が順次判断する。そっちの食料が尽きるのが先だ」
 一年以上後ということである。
 「私達はどうなるのですか」
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