【SadoのSM小説】
人工知能管理者のSM帝國
その一


新たなる独裁政権


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 理解して貰えるのではないか。
 だが通信手段は無い。尋ねて行かないと会うことは出来ない。
 
 八峰杏奈らの潜水艦は父島近海に着いた。
 巽島の島影に隠れてセイルの上部だけ浮上する。ドローンを発信して島の状況を調べる。直ぐにアンテナだけ出して震度をやや下げる。
 「ガイガーカウンターは反応しません」
 「偵察をして危険が無ければ一周して各所で確認しましょう」
 大村海岸から入ったドローンの眼下には一面の焼け野原である。展望台も道も港も破壊されている。
 扇浦海岸から入ったドローンも眼下は破壊されまくって焼失した建物が点在している。
 「核攻撃は無かったのではないかしら。爆撃で完全に破壊されたのよ」
 八峰杏奈は使える可能性をやや見出している。
 「人は居ないようですね」
 「畑も食料も皆無です」
 「ホテルらしきも完全に破壊されているね」
 大路江美は隠れる建物がないことに落胆している。
 「湾内で魚は獲れるかも」
 「それは危険よ」
 「どっかに水中銃とか網はないかしら」
 八峰杏奈は海の中で魚を獲る方向である。
 「何処かに上陸して畑ぐらい作れないの」
 杉浦瑞樹は野菜が必要と考えている。
 「無理。木の実でもあれば獲れるけど。畑を作れば衛星からキャッチされて爆撃機が来てお終いよ」
 八峰杏奈は無理と断定する。
 「海藻なら獲れますよ」
 宇垣美佐都の発想である。
 「そうね」
 大路江美も同意する。
 衛星から見つからないで潜水艦がセイルだけ出せる場所を探す。
 数時間掛かってドローンで索敵したが手頃な場所は無かった。已む無く母島に移動する。
 一日掛かって入れる港も接岸出来る場所も無いことが分かる。
 「ここは駄目ね」
 八峰杏奈は諦める。海藻や魚なら他でも獲れる。
 「食料、衣類など物資が残っている島を探さないと」
 「日本沿岸が一番残っていそう」
 宇垣美佐都の意見である。
 「無理よ哨戒機に直ぐ発見されるよ」
 大路江美は否定する。
 「九州まで行きましょう。佐世保なら軍艦の乗り捨てがまだあるかもしれません」
 八峰杏奈は瀬戸内海より哨戒が緩いのではないかと考える。
 「そうですね。佐世保なら停泊中の残骸が多いから夜ならセイルだけ出せますね」
 宇垣美佐都は賛成する。
 そのまま九州に向けて進路をとる。
 
 その日も中央棟最上階今度は畳の宴会場である。会食の後に余興も行われていた。
 今夜も単に余興である。
 葛城修一主席を正面に左右二列で六十名弱が座布団と横に小さなお膳を置いている。
 お膳は飲み物と取り皿、醤油皿用である。
 料理は席の前に全裸のコンパニオンが長い座布団に寝かされている。女躰刺身盛である。
 一人にもう一人全裸のコンパニオンが付いている。
 席の横にもう一枚座布団がある。コンパニオンが全身奉仕する席である。
 葛城修一の席にも女躰盛と全身奉仕のコンパニオンが付いている。
 後ろの壁と入口はロボット兵が囲んでいる。
 緊縛師三名に本日の生贄が連行されて来る
 川村由紀である。怒った顔で宴会場に引っ張られる。
 「何よこれ」
 川村由紀は宴会場の状況を見て憤慨の言葉を漏らす。
 これが新政府首脳の実態なのである。だが葛城修一は一切気にしない。これを政治支配の肥やしと考えている。
 底辺に女躰の満足は絶対に必要という考えである。
 「お前は今夜の余興の生贄だ」
 緊縛師が宣告する。
 「なんでそんなことされるのよ」
 「説明したはずだ。新国家では職業を選べない。お前は優ランクだ。一般国民には出されない。官僚までだ」
 「なんで生贄にまでされるのよ」
 「それも優、特優ランクの仕事だ。放映もされる」
 「なんですって」
 川村由紀は怒りに既にヒステリー状態である。
 「川村由紀とやらこの街から逃げ出しても良いのだぞ。非常口から出る事は出来る。入る事は出来ないが」
 葛城修一が公言する。
 一歩街から出れば外は人外魔境である。食料も交通手段も無い。総て破壊された瓦礫の山か壊された自然である。
 ロボット部隊が整備したところはどこまでも計画森林となる。此処も衛星からの電波無しでは通行出来ない。
 遺伝子組み換えで虫一匹居ない。
 出れば確実に死ぬと考えるしかない。
 「お前が仲間から外れた四国まで帰るか。そこに潜水艦は居ないが」
 「何処に行ったのです」
 「こっちも索敵している。見つけ次第撃沈する」
 川村由紀は驚愕の表情になる。自分がしゃべった事で他の仲間を危険に晒してしまった。
 緊縛師はロボット兵士二体に川村由紀の躰を押さえさせる。
 「くそー」
 川村由紀は唇を噛む。
 ロボットは一体が腕を頭の上で押さえ一体が脚首を押さえている。
 川村由紀は鉄格子から出されるときワンピースを支給された。支給のバスロープを脱ぎワンピースに着替えた。
 緊縛師は川村由紀のワンピースを捲り上げる。
 一気に脱がしてブラも毟り取る。
 ショーツも落とす。
 用意されているのは拷問椅子である。
 緊縛師が川村由紀を高手小手に縛る。そのまま拷問椅子に磔る。脚を強引に広げて脚載せ台に固定する。
 「ああーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーー」
 股間の閉じ合わせた女の部分もアナルの蕾も丸出しである。
 「もう二回目だろ」
 「ふざけるなーーーーーー」
 川村由紀は騒いでも無駄とまだ分かってない。
 緊縛師らは電気責めを用意している。
 「どこまで電流責めに堪えられるかな」
 「殺すの」
 「ちょっとお漏らしして頂きます」
 「・・・・・・・」
 川村由紀は緊縛師らの人権無視のふざけた遊びに言葉も返せない。
 緊縛師はトランスに六本立った陸式ターミナルに単線を接続する。そのうち四本の先端は鰐口クリップで赤が二本、黒が二本である。
 残る二本は充電クリップが付いている。
 川村由紀の左右の乳首をクリップで鋏む。
 「うーーーーーーーー。うーーーーーーーーー」
 川村由紀は鋏まれた痛みに声を漏らす。書類を挿む黒いクリップである。抓まれればかなり痛い。
 そのクリップにトランスに繋がった赤黒の鰐口を付ける。
 川村由紀にも電流が流されることは充分に分かる。どうにも出来ない。ただ緊縛師を睨むだけである。
 拷問椅子のハンドルを回して四十五度に倒して股間を高くする。
 「ああーーーーーーーーーーーー」
 恥かしい股間がさらに晒される。堪らない悲鳴である。
 女の部分の閉じ合わせたびらびらを広げる。片方ずつ黒いクリップで抓む。横幅十五ミリはある。相当に痛い。
 「う、うぐうーーーーーーーーーーー。うぐ、ううーーーーーーーー」
 川村由紀は表情を究極に歪めて悲鳴を漏らす。
 そこに鰐口を接続する。
 緊縛師は先に充電クリップの電流スイッチを入れる。
 じっくり内股の付け根を狙って近付ける。
 「ああーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーー」
 川村由紀は恐怖に顔を引き攣らせて叫ぶ。
 緊縛師は内股の付け根にぴったり充てる。
 「うおーーーーーーーーーーーーー。ううおおーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーー。ううおーーーーーーーーーー」
 川村由紀の躰はガタガタ振るえる。顔を振って大口を開けて唾を跳ね飛ばして悲鳴を轟かせる。
 口からは涎が流れている。
 「ああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 緊縛師が充電クリップを離しても治まらない。
 「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いは暫く続く。
 胸の谷間には汗が流れている。
 緊縛師は次に数日前剃毛された無毛の土手に充てる。
 「ぐおおーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーー。ううおおーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーー」
 躰は震撼する。腰から下がガクガク揺れる。
 川村由紀は藻掻き弧を描くように頭を振る。大口を破裂させた悲鳴を上げ続ける。美しい顔がここまでというくらい崩れる。
 「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 川村由紀の躰は恐怖に震え続ける。
 緊縛師の目標はお漏らしをさせる事である。
 「やめろーー。やめてーーーーー。ああ。ああ。はあ。はあ」
 川村由紀は怯えて上擦った表情で緊縛師を見る。
 緊縛師は容赦なく乳首に接続した鰐口のスイッチを入れる。
 「あわおおーーーーーーーーーーーーーーー。うおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 川村由紀の躰は拷問椅子から迫上がる。頭を後ろに倒して振りながら大口を破裂させた悲鳴を轟かせる。
 緊縛師は女の部分を抓んだクリップに接続した鰐口の電流も流す。
 「あおおおーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーー」
 川村由紀の躰は拷問椅子の上で跳ね上がる様に迫上がる。
 顔の表情を歪め引き攣らせた悲鳴を上げ続ける。
 「ああーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーー」
 川村由紀は拷問椅子の上で躰をガクガク揺らして暴れ続ける。
 「だめーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーーー。でる。でるからやめてーーーーーーー」
 川村由紀は断末魔の叫びを上げる。
 緊縛師はぎりぎりまで電流を上げる。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 川村由紀は遂に股間から飛び散る様に小水を漏らしてしまう。
 宴会場からは拍手が沸く。
 電流は直ぐ止められた。
 「いやあーーーーーーーー。いやあ。いや。いや。ああーー。ああ。ああ」
 川村由紀は涙を流している。
 「良い映像が撮れたぞ」
 緊縛師は満足そうである。
 「やめろーーーーーーーーーー。こんなもの放送して誰が喜ぶか」
 川村由紀は泣き叫び抗議する。
 「大反響間違い無しよ」
 緊縛師は大真面目である。
 「こんなの見て喜ぶのは一部の変態だよ」
 川村由紀は堪らず反論する。
 「良いか。社会体制が変われば人の心も変わるんだよ。これまで通りなら大反響が来るの間違い無しだ」
 「そんな」
 今の姿をたくさんの人に好奇の目で見られる。川村由紀には堪らない羞恥である。
 
 八峰杏奈らの潜水艦は佐世保に着いて湾内にセイルの先端を浮上した。
 既に陽はとっぷり暮れている。
 ドローンを低空で飛ばして湾内の索敵を行う。
 半分浮上して接岸しかけた潜水艦を発見する。艦首を斜めにセイルの途中まで浮上している。
 ハッチは開いたままである。脱出したと見られる。
 八峰杏奈らの艦は微速でその艦に近付く。
 大路江美が二人連れて向かう。海上に出ていない潜航舵の上を伝ってその艦に渡る。
 開いたままのハッチから入る。床に海水が流れ込んでいるが僅かである。発令所の電灯は点いたままであった。
 まず食料を探す。
 電源のスイッチを探しながら食堂と厨房の在りそうな所に向かう。
 「これも日本の艦」
 「そうね」
 「よく電源が持っているよね」
 「原子炉は艦が退役するまで使えるのよ。燃料棒の交換も要らないのよ」
 「そうなの」
 食堂は見つかった。
 「冷蔵庫は生きているよ」
 「米もある」
 「私達の冷蔵庫は今いっぱいだから乾いたものだけ運びましょう」
 一人が知らせに走る。
 半分の人数が乗り込む。残りは自分等の艦に居て物資を受け取ってリレーして烹炊所に運び込む。
 「暫く冷凍、冷蔵物はこの艦から都度運び出すしかないわね」
 八峰杏奈も大路江美と同じ考えを示す。
 「クレーンも付いているから魚雷とか運び込めない」
 「じっくり検討しましょう」
 その他にドローンや潜水服、ボンベを運び込んだ。
 杉浦瑞樹が食堂の艦尾方向に締まっているハッチを発見した。
 「この先は」
 「駄目よ。艦尾を損傷して浸水ブロックを閉じたのよ」
 「銃弾もある」
 「後は明日にしましょう」
 その日は人数分の冷凍食料を運び出して夕食を摂ることにした。
 「破損してない漁船がある」
 宇垣美佐都がドローンを操縦して発見した。発令所を空に出来ないので食事は二班に分かれて摂る。
 「明日潜水服で見に行きましょう」
 「使うのは最後の手段ね」
 八峰杏奈と大路江美は動かせば即刻衛星に発見されると考えている。
 「夜中に潜水艦が先導して漁船のソナーで追いかけて、魚群を見つけたら網を掛けて一回だけ獲る事は可能よ」
 「そうね。一回だけなら考えられるかも」
 八峰杏奈もやや可能性を考える。
 「無傷に見えるよ」
 宇垣美佐都が今度は護衛艦を発見する。
 「街の方を先に調べましょう。この艦が放置されたものとは限らないよ。無傷だと新政府の艦の可能性もあるよ」
 「でも明かりも何も点いていません」
 「ロボット操艦なら明かりはなくても」
 「そうよ接近は控えましょう。念の為潜望鏡深度まで下がりましょう」
 さらにドローンを市街地に向かわせる。
 「完全に真っ暗よ」
 「そうね。此処も爆撃で破壊されている」
 暫らくドローンで索敵を続けて廃墟を確認する。その後食事をしていたグループと交代する。
 その夜は生ビールで乾杯した。館内は暑いので冷房を使っている。
 冷凍の肉を焼いたヒレステーキ、サラダ、野菜スープのメニューである。まあまあの内容とするしかない。
 
 川村由紀はそれからも何度も電流で責められ二回小水を漏らした。
 ぐったり拷問椅子に沈む川村由紀にドリルバイブが挿入された。
 「なによそれーーーーーーーー」
 川村由紀には見慣れない恐ろしい物である。
 「気持ち良くしてやるのだよ」
 緊縛師は当然のように言う。
 「その鋏んでるの取ってよ」
 クリップに抓まれた部分が相当に痛い。
 「そうは行かない。二時間という目標だ。あと二十五分」
 緊縛師は時計を見ながら言う。
 クリップは両方の乳首で二本。女の部分のビラビラに左右二本抓んでいる。
 緊縛師はドリルバイブを始動する。
 「ぐおおーーーーーーーーーーーーー。うおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあーーーーーーーーーーーーーーー」
 ドリルバイブの総攻撃に川村由紀は躰を迫り上げ股間を引くように震撼させて暴れる。般若の形相で声を上げ続ける。
 ローションに混じった膣液が股間の周りに飛び散る。
 「うおおーーーーーーーーーーーー。ぐおおーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーー」
 川村由紀は眉間に強く皺を刻み大口を開けて責めに声を張上げる。
 「いやはあーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーん」
 右に左に顔を振り大口を破裂させて喚き続ける。
 「ああーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー。あはん。ああーーーーーーーーーーーー」
 顔の表情は軋み歪む。女の部分からはさらにドロドロに濁った膣液が流れ出て飛び散る。
 真っ赤な粘膜の間をドリルバイブの擬似男根が烈しく出入りする。びらびらを抓んだクリップが当ってガチャガチャ音を立てる。
 緊縛師は一気にボリュームを上げる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 烈しい逝き声を張上げて川村由紀の躰は拷問椅子に沈む。
 首は後ろにだらしなく倒れ白目を剥いてしまった。
 緊縛師らは失神したままの川村由紀の躰から戒めを解いて拷問椅子から降ろす。高手小手の縛りも解く。
 そのまま畳に仰向けに寝かせて充電クリップでショックを与える。
 川村由紀は気付いても意識朦朧とした目で周りを見る。
 「よく見ろ失神したお前の姿だ」
 緊縛師はスクリーンを指差す。
 「ああ」
 川村由紀は自分の姿に青ざめる。どうする事も出来ない恥かしさに思考能力は無い。恐ろしい絶望感だけが総てを支配している。
 「さあ。最後の場面だ。そのクリップを取れ」
 緊縛師が宣告する。地獄行きの宣告である。
 川村由紀は股間から取る。
 「ううおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一気に来るあまりの痛みに畳を転げる。クリップの痕がめり込んだ小陰唇を指で摩って傷みに絶えられず畳みを拳骨で叩きまくる。
 「いいたあいいーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 転げながらもう片方も取って投げる。
 「乳首も取れ。マッサージしてやる」
 緊縛師らは電マを持っている。
 客席は静まり返って全員が川村由紀を見ている。壮絶な光景である。
 「ああーーああーーああーーああーーああ」
 川村由紀は痛みに悶え続けて乳首のクリップを取る事も出来ない。
 緊縛師が川村由紀の躰を仰向けに返す。一人が太腿に乗る。二人が左右の腕に乗り肩を押さえる。二人が両側から一気に乳首のクリップを取る。
 「ぐああーーーーーー。ぐらあーーーーーー。ぐああーーぐああーーぐああーーぐああーー」
 川村由紀はサイレンの様に泣き喚き続ける。
 緊縛師は痛む箇所に電マを充てる。
 「ぐがあーーーーーーぐああーーーーーーーーぐああーーーーぐああーーーーーーーぐああーーーーーーー」
 大口を破裂させた強烈な悲鳴である。
 葛城修一は看護師に合図する。
 緊縛師が川村由紀の躰を押さえたまま。男性看護師が二人両側から局部麻酔を注射する。
 「ああーー。はあーーーーー。はあ。はあ。はあ」
 川村由紀はそのまま気絶してしまう。
 緊縛師らはロボット兵士に手伝わせて川村由紀を用意した部屋に運ぶ。これまでは鉄格子に入れられていた。
 中に運び込みベッドに寝かせる。
 「良く聞け。此処がお前の部屋だ。家賃は要らない。衣服はワンセットだけ洋服ダンスに有る。あとは自分で買え。金は通帳に入っている」
 緊縛師は川村由紀をビンタで起こして説明する。
 「良いか。五百万今夜のギャラとお前が所持していた十万少々がその講座に入っている。ATMの前に立って通帳を入れれば引き出せる」
 顔認証なのである。次の一人が引き継いで説明する。
 「食事をする場所や注意事項はこれに書いてある。今夜は良く休んで明日確認しろ。いいな」
 緊縛師はマニュアルを渡して鍵を置いてそのまま出て行ってしまう。
 川村由紀は暫らく動く事が出来なかった。

 人工知能管理者の帝國 その一 新たなる独裁政権 完

 その二 放浪する女だけの潜水艦に続く。
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