鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その二十二 怪しき海底艦隊

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 「どうするの」
 真紀子が躰を乗り出す。
 「葛城君」
 平佐和は葛城義和を促す。
 「柿崎さんがあー言ったのだから。R国側であとは見て貰いましょう。概ね柿崎さんの言うようにしかならないでしょう」
 「そうだな。こっちの人質は食料としか交換しないのだからね」
 湯野中も納得する。
 「充分情報は得ました。柿崎さん。後はそちらでお願いします」
 もう一人水兵の尋問の方が重要である。
 真紀子らは新天昇の間に引き上げてしまう。
 既に津梨清吉がカウンターをセットして握る準備を整えていた。
 「こうなると救出はかなり難しいね」
 真紀子は苦い表情である。
 「海底基地では乗り込むのは簡単ではないです」
 葛城義和も難しさを感じる。
 「人質奪還を考えないで基地を叩くなら簡単だがな」
 湯野中も同様である。
 「奴らからの連絡を待とう」
 平佐和は何か交換条件を出して来た時が勝負と考える。
 「九人全部との交換以外応じないとしましょう」
 「それだと一人ずつ殺さないか。既に一人殺している」
 「已むを得ないでしょう」
 葛城義和は腹を括るべきと考える。
 「絶対に全員は帰さないと思うな。自分らの基地の安全を考えて半分はいつまでも残すと思う」
 湯野中も攻撃已む無しと思う。
 「中国の潜水艦の中で何で銃撃戦があったの」
 真紀子が今になって疑問を呈する。
 「それを確認しなかったな」
 平佐和も忘れていた。
 「柿崎氏が確認するでしょう」
 確かに異常なことだが葛城義和は問題視しない。
 
 南沙諸島の中国残存軍の海底基地。
 新青森から拉致された女性一人が拷問されて二人がその拷問の補助に悪戯されていた。
 濱辺未奈美の時と同じ透明な水槽に氷水が入ってビニールの管が何重にも旋回して氷水の中を回すように流れる仕組みである。
 生ビールサーバーの内部と同じ構造。ビニールの管の先端には腸カテーテル、尿道カテーテル、通常の管が接続されていた。
 将校が先端側に付いていて腸カテーテル、尿道カテーテル、通常の管を切り替える。
 反対側は漏斗になっていてそこから小水を流す。
 漏斗に黒いカバーが掛けられその中で社会の窓からペニスを出して小水を注入する仕組みである。
 生贄は上條早奈美という。長身細身とは行かないがそれなりに可愛い。
 上條早奈美は水槽の向こう側で拷問椅子に大股開きにされている。
 膣はクスコで広げられさらにその奥に小さなクスコが子宮口を広げてそこに管が差し込まれていた。
 クスコの二枚の金属の間に突き出した尿道口にはカテーテルが差し込まれている。
 そしてアナルには腸カテーテルが挿入されていた。
 漏斗は水槽の右側に踏み台があり腰の高さに伸びている。
 その水槽の淵の直ぐ上に女性が二人獣縛りにして吊るされていた。
 子宮口に繋がった管には情液を流し込む。犠牲者二人の女性はそのおかずである。
 二人のどっちかの女の躰を弄って果てた情液をメインの犠牲者上條早奈美の子宮に直に流し込む。
 そのあと管からの接続を切り替えて尿道から膀胱に小水を流す。さらに切り替えて冷たい小水を直腸に流し込んで浣腸する。
 王双元外相が考えた恐ろしくえげつない拷問であった。
 妊娠が確認されたら堕胎させる手術も公開する。
 また艦長クラスが並んで待つ。
 一人目が黒いカバーの中にペニスを出す。
 それを左手で扱きながら右手の指を右の女の膣に突っ込む。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーー」
 その艦長は膣の奥を指先で弄って自分のペニスを扱く。
 「あーーーーはあーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 弄られている女は藻掻く。
 艦長は膣の奥を容赦なく突く。
 「うーーーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 女は顔を歪め切って藻掻く。
 上條早奈美は驚愕の表情で流れて来る情液を見ていた。
 娼帝國では性病は撲滅されている。性病の危険がないので献身婦は避妊薬を飲んで生で受ける。
 だから妊娠の心配はない。
 恐ろしいのはこのままだと膀胱に逆に流し込まれる小水と直腸に入って来る冷たい尿浣腸である。
 強烈な痛みが想像に難くない。
 一人目が果てた。だが情液はなかなか到達しない。
 「最初に精子だけ全員流せ。小便は二回目だ」
 王双元外相が変更を宣言する。
 そして切り替えを担当していた将校が別の短い管に繋ぎ替えて子宮口に差し込まれた管に直で接続する。
 おかずの為に獣縛りで吊るされた女性二人も堪らない。
 男の指で直に荒々しく膣の中を弄られて悲鳴を上げ続けた。
 上條早奈美の子宮には全部で六人の情液が流し込まれてしまったのである。
 上條早奈美には献身婦の中出しの数倍嫌な気分であった。だがそれ以上にこの先に流し込まれる冷えた小水が怖い。
 最初に情液を流し込んだ一人目が立つ。
 その艦長は最初に触らなかった女の女の部分に左手で指を突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーー」
 女は堪らなく嫌な表情である。
 小水を漏斗に流しながら乳房にも触る。
 「いやあーーーーーーーーーーーー。いや」
 触り方が荒く献身婦より嫌な気分である。
 小水は管を通って上條早奈美の膀胱に流れ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 上條早奈美には恐ろしい感触である。他人の排泄が躰に入って来る。屈辱かつ菌の恐怖である。
 次が交代したが膀胱はパンパンであった。
 切り替えていた将校がそれを察して腸カテーテルに切り換える。
 二人目の尿は直腸に流れ込む。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 上條早奈美は強烈な悲鳴を上げる。腹の痛みが一気に襲って来ていた。
 「ぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 上條早奈美は痛みに猛然と躰を揺すって藻掻く。
 さらに次が注入する。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 上條早奈美は苦しみに藻掻き暴れ続けた。
 四人目が上がるのを将校が止めてアナル栓をねじ込む。
 膀胱に流した一人を含めて三人が限界であった。
 獣縛りにされていた二人の女性は床に降ろされ半分縛りを解かれて佐官クラスに輪姦され始める。
 上條早奈美は苦しみ続けながら放置である。
 やがて上條早奈美の尿道に刺さっていたカテーテルが圧力で飛び出し尿が噴出した。
 上條早奈美は膀胱に外から流し込まれた尿を逆流させながら腹の痛みに藻掻き続ける。
 壮絶な光景が続いた。
 「どうだ女。苦しいか」
 王双元外相が詰り声を掛ける。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーー。くるしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 「うんこ出すか」
 「うーーーーーーーーーーーーーうぐうーーーーーーーーーーーーーーーー。はやくぬいてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 上條早奈美は堪らずそう叫んでしまう。
 「よーし」
 王双元外相の答えに将校は拷問椅子の下に水槽を置く。そして体を躱しながらアナル栓を抜いてやる。
 一気に茶色い水が流れ出て繋がった便が飛び出す。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 上條早奈美は苦しみ藻掻きながら一気に出た便のあと腸に残った便を苦しみながら絞りだした。
 無残極まりない光景である。
 「さて。正直にうんこをすると答えたから胃に小便を流すのは許してやろう。電流責めだ」
 王双元外相は将校を指さして命令する。
 上條早奈美はまだ拷問椅子に磔状態である。
 その将校は自らトランスを台車で運んで来た。
 クリップを左の乳首に付ける。
 「うーーぐーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 上條早奈美は鋏まれた痛みに悲鳴を漏らす。
 右の乳首も鋏む。
 「ぐう」
 さらに女の部分のびらびらも鋏んでしまう。
 「う、ううぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
 上條早奈美は痛みに強烈に表情を歪めて悲鳴を絞りだす。
 先端にワニ口クリップの接続された電線三本をトランスに繋ぐ。そのワニ口クリップを乳首と女の部分を鋏んだ黒い書類クリップに接続した。
 「行きますよ」
 将校は上條早奈美に開始を宣告する。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーー。ゆるしてーーーーーーーーーー」
 上條早奈美は完全に恐怖に震えていた。
 まず乳首に繋がった二本に電流を流す。
 「うぐーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーいたい。いたい。いたい」
 上條早奈美は小刻みに躰を震撼させて藻掻く。
 「いたいーー。いたい。いたい。いたい。いたい」
 機関銃のように叫び続ける。
 「あはあーーーーーーーーーーーーー。あがーーーーーーーーーーーーーーーーーーあがあーーーーーーーーーいたいーーーー。いたい。いたい。いたい」
 泣き叫び続けた。
 三分くらいで一度電流を切る。
 単に三分と言っても痛みに叫び続ける三分は長い。
 「あはあ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 上條早奈美の荒い息遣いはなかなか治まらない。
 目から涙が溢れていた。
 「よしもう一回」
 王双元外相は女の部分のクリップを指さす。
 「えーーーーーーーーーーー」
 将校はスイッチを入れた。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーー」
 上條早奈美は強烈に大口を破裂させて叫ぶ。
 「いたーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーー。いたい。いたい。あーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーはーーーーーーーーー」
 躰を小刻みに震撼させて大口を破裂させたまま叫び続ける。
 電流を切った後さらに失禁してしまった。
 
 翌日。
 R国D市。中央棟最上階新天昇である。
 中国の無人機が娼国の北の島に通信筒を落として行った。
 内容は人質上條早奈美一名と食料の交換要求が掛かれている。場所は空母に積んで中国の人口島の港を指定して来た。
 さらにR国の衛星に接続できる通信回線を指定している。
 R国側で指定の番号を接続できるようにする要求していた。
 通信筒は昼近くにジェットヘリで新天昇の間に届く。
 津島が自ら持って来た。
 「全員一括の交換しか受け入れない」
 湯野中は即座に否定する。
 「それで行くか」
 津島も異論はない。
 「それで行く」
 平佐和もきっぱり答える。
 「応じなければ」
 「中国の水兵を詰問して海底の基地の場所を確認しましょう」
 「うん。そこまで時間稼ぐか」
 葛城義和の答えに津島も納得した。
 「どっちで対応する」
 「空母に積めと言っている」
 湯野中が答える。
 「判ったこっちで鄭がやる。回線だけ繋いでくれ」
 津島はそれだけ確認して帰った。
 今日は津梨清吉ではなく仲居が料理と酒を運ぶ。
 「病院に出張させて尋問に掛かるか」
 平佐和が性急になる。
 「それが良いかも」
 真紀子も賛成する。
 「柿崎さんに行って貰いましょう」
 葛城義和の決定に湯野中は通信の手配と柿崎一行に尋問の依頼をする。
 「ねえ。USB」
 真紀子が通信筒の中からUSBを発見する。
 内容を見て娼帝國以上の拷問に慄いた。
 
 南シナ海の中国残存軍の海底基地。
 「閣下。パイロン24が娼帝國に引き上げられました」
 将校が報告する。
 「何だとうーー」
 「大丈夫です閣下。艦内に残った者は全部射殺しています」
 パイロン24の艦長が答える。
 機密保持のため将校だけ脱出して水兵は全部射殺したのである。
 「敵は乗員を南沙諸島の会場で水葬しています」
 「うーーん。生存者が居なければ良いが」
 王双元外相は嫌な予感がした。
 「もう一つの基地に移動しよう」
 もう一つと言っても地下で繋がっていた。
 移動してシャッターを閉めてトンネルを破壊すれば問題ない。
 直ぐに移動が開始された。
 
 娼国北の島。病院棟である。
 柿崎一行は溝口明日香少佐を伴って中国水兵の尋問に現れた。
 中国水兵は急所を外れた弾を抜いて回復室に入れられている。
 溝口明日香少佐が外からマイクを通して中国語で質問してゆく。
 「貴方々は何故同じ潜水艦の中で撃ち合いをしたの」
 「撃ち合いではない。将校が脱出するのに俺たちを殺した。捕虜になって機密が漏れるのを警戒した」
 「海底の基地は何処」
 溝口明日香少佐は反対面の壁に地図を投影する。光で場所を示しながら位置を動かす。
 「其処。その海底に地底の基地に入る入口が在る」
 中国水兵は簡単にしゃべってしまう。当然と言える。自分らは射殺されたのである。
 柿崎一行は残りの質問を溝口明日香少佐に任せて新天昇の間と娼国CICに連絡を取った。
 湯野中は潜水艦隊に海底基地の包囲を命じる。
 津島は第三、第五機動部隊をその周辺に向かわせた。
 
 R国D市。中央棟最上階新天昇である。
 津島が連絡して来た。
 「王双元外相は最初に五人で五倍の食料までは妥協したがそれまでだ。場所が分かった以上突入するか」
 「その作戦は」
 湯野中が確認する。
 そこに溝口明日香少佐が連絡して来た。
 「敵は海底基地にあと二十一隻の潜水艦と三千人くらいの兵力を有しています」
 「要求した食料からそんなところだろう」
 津島の想定内であった。
 「どうやって大量の兵員を突入させる」
 また湯野中が確認する。
 「こっちのロボット水兵は潜水服なしで二千は潜れる。救出には我々も乗り込む。こっちは小型潜航艇に分譲する」
 「食料は」
 「要求通り第六機動部隊が積んで向かう。突入はその間に行う。そっちの潜水艦隊は海中から機動部隊を援護してくれ」
 平佐和も湯野中も立場は上だが津島の言い方は横柄である。だが仁川時代からその実力に咎める者は居ない。
 作戦は決まった。
 「これで判ったね。奴らは百七名も犠牲を出してこっちの女を十二人攫ったのね。兵隊は捨て駒ね」
 真紀子はようやく敵の体質を理解したと言いたい。
 「将校だけ小型潜航艇で逃げて脱出できない水兵は皆殺しだ。昔の日本軍のように完全に消耗品だな」
 平佐和も呆れていた。
 「あっちの潜水艦は昔のように総て人が操艦しているのですね」
 葛城義和は全く無人化がされてないと言いたい。
 「あと原子力潜水艦は十二隻だけで残る九隻はジーゼル潜だそうです。そして総て対戦潜水艦だそうです」
 溝口明日香少佐が報告を付け足した。
 第六機動部隊の天城と雲龍が分かれて天城は西鹿児島に雲龍はTSの港に食料を積み込みに向かう。
 ラドルフマレカル少将は潜水艦隊を三派に分けて海中に展開する。
 逆に第三、第五機動部隊は南沙諸島を離れて待機した。
 ロボット水兵三個大隊がイージス艦三隻に分乗して突入海域に向かう。
 津島らの小型潜航艇もイージス艦に積み込んで近海まで行く。
 
 南沙諸島の人口島の一つ。
 海底基地の在る島とはやや離れている。
 中国の潜水艦五隻が破壊されてない桟橋に接岸した。
 人質の女性五人を島の建物に磔にする。
 五隻は全部ジーゼル潜であった。
 彼らの任務は空母から降ろされた食料を持ち帰ることである。
 海中には原潜が五隻待機していた。
 娼国の空母を狙っている。
 しかし娼国の潜水艦部隊もこれに気付いていた。海底に着底したまま警戒を続けている。
 
 R国D市。中央棟最上階新天昇である。
 二か所の状況がモニターで確認できていた。
 津島らの突入に待機する諸島はイージス艦の艦橋から人質の女性と食料の交換する島は空からジェットヘリが映像を送っている。
 「既に海底に五隻待機している」
 平佐和は海底に待機する五隻に警戒心が沸く。
 「何を企んでいるの」
 真紀子もかなり気になる。
 「人質の五人は確り建物に磔だな。食料を全部運び出すまで回収させない対応だな」
 湯野中は残りの人質が居ながらそこまでするかと言いたい。
 「津島は人質交換が終わるまで待機ね」
 「そうですね。人質の女性を回収したら敵の潜水艦が戻る前に突入です」
 葛城義和には段取りが報告されていた。
 空母天城が先に島に着いた。
 完全に接岸はしない。積んで来た食料をヘリで島に降ろす。
 海中のR国の潜水艦から小型潜航艇が発信する。空母天城に海中の潜水艦の存在を知らせる為である。
 この小型潜航艇はスクリュー音を出さないでの航行もできる。
 天城から食料のヘリが全部発信すると哨戒機が発艦した。
 海中の潜水艦への警戒である。
 島の上では五隻の潜水艦に乗員が食料を人海戦術で運び込んでいた。
 その間人質の女性を二十人くらいの水兵が囲んでいる。
 仕方なく回収に降りたロボット兵と将校は離れて待機していた。
 遅れてR国から雲龍も到着したので天城から特殊発光信号で状況を知らせる。
 雲龍からもヘリが発信して食料を島に運搬してゆく。
 続いてこっちも哨戒機が発艦する。
 海中では小型潜航艇が潜んでいる五隻の動きを見張っていた。
 「しかし人海戦術じゃ時間が掛かるな」
 「ホークリフトも積んでおけばよかったですね」
 サービスより時間が掛かるのが嫌なのは葛城義和も平佐和同様である。そう言ってもこの四人は飲みながら状況を確認していた。
 平佐和は既にコップ酒である。
 さすがに津梨清吉の寿司カウンターは出てない。仲居が刺身を運んでいた。
 「あーーー。やっと積み終わったよ」
 真紀子も痺れが切れていた。
 「まったくだな。人海戦術は考えてなかった」
 湯野中も娼帝國ではあり得ないと言いたい。
 直ぐに将校が人質の女性に近付いて戒めを解く。
 直ぐにヘリに収容して空母に戻る。
 既に潜水艦五隻は桟橋を離れて少し先で潜航した。
 空母天城に降りたヘリから女性五人はジェットヘリに乗り換えさせて娼国の病院に移送する。
 中国のジーゼル潜が潜行して基地に向かうと海中の原潜が動き出した。
 着底していたR国の潜水艦隊にも緊張が奔る。



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