鬼三のSM小説
女衒の國

この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。

その十七 拷問と経済侵略

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 娼国。ホテル最上階の和食。特別座敷天昇の間である。
 本日はお膳が二列に並べられている。会席料理をベテランの仲居二人が配膳して行く。
 真紀子、湯野中、平佐和、葛城義和の他に鄭淑徳少将と柿崎一行が加わった。
 「動き出したか」
 湯野中は日本酒を冷で飲んでいる。
 「南沙羅はアスレチックの訓練場から姿を消しました。吉祢恭子もハワイを離れました」
 柿崎一行が報告する。
 「その後は」
 「それが吉祢恭子はハワイをクルーザーで出ました」
 鄭淑徳少将が答える。
 「南沙羅は」
 「陸上自衛隊元陸士長斑目沙弓と一緒に姿を消しました。部落を離れて麓の町には下りて来ませんでした」
 「山越えか」
 「そうです。道なき山越えです。尾行は不可能です」
 「そうなると何処から進入するの」
 「中国国境かT国国境」
 「M国からはさすがに入れないからな」
 「しかしたった三人。女ばかり俺たち四人をどうやって暗殺するのだ」
 「暗殺に人数は要りません」
 柿崎一行が答える。
 「うむ」
 「とにかく国境警備は北側です。強化を指示して下さい」
 「そうだが。膨大な範囲だ」
 「平佐和先生と総統が娼国のホテルに居ればいいのよ」
 真紀子は娼国が一番安全と考えている。
 「娼国だけ守りを固めるか。葛城先生どう思われる」
 湯野中は葛城義和に確認する。
 「それが良いでしょう。一箇所で守りを固めましょう。国境はドローンとロボット部隊で充分です」
 「ならばそうしよう。部屋をマンスリーで確保するか」
 「スイートを三つ用意いたします」
 真紀子が平佐和らに娼国から特別待遇を提示する。
 
 既に娼国には間者が侵入していた。三坪のサーバールームに一人。配膳の仲居に一人潜入していたのである。
 平井莉緒三十八歳。加賀の大手温泉旅館からの転職である。
 サーバールームの技師に平井莉緒からラウンジで週三回メモを渡す。この動きは娼国ノンチェックであった。
 
 神奈川県厚木市。元国民党衆議院議員木邑良乃の部屋である。
 協力を依頼したベンチャー企業の隠しホームページを確認する。
 通常のホームページTOPからは入れない。URLに一階層下のフォルダを書き加えて入る。
 四人が概ね娼国に滞在することが報告されていた。
 木邑良乃は吉祢恭子にインドに渡るよう指示を出す。
 一度姿を眩ました斑目沙弓と南沙羅は福岡から上海に飛んだ。そしてそのまま武陵源に移動した。
 この部分は工作員がコンタクトしている。
 だが行動は謎である。
 
 少し時間軸は前に戻る。
 D市。日本式旅館の大宴会場である。
 美弥と奈那緒の最後の対決が始まっていた。
 二名とも躰を損傷しても金を得て早く日本に帰りたい。ここで勝てば二千万とオークションの金額が入る。
 二人の躰は一.五メートルの高さに吊るされた木の枠に横に渡した強化プラスチックの板十五枚の上に寝かされている。
 二人の身長はかなり違う。その分は同じ枚数の板だが幅で調整されている。
 プラスチックの板は下から外せる構造に成っていた。
 更に二人の躰は板の上で天井から下げられたフックに吊るされた大量のピンチに鋏まれている。
 乳首、乳房周辺から腹、股間、内腿まで無数のピンチに白く肌理の細かい皮膚が鋏まれてプラスチックの板が無ければピンチに吊るされる形になる。
 当然下の板が無くなれば体重で一気にピンチが外れて躰は下に落ちる。その下には大量の画鋲が撒かれている。
 「これからルーレットが回りましてその目と同じ番号の板が外されます。最後まで空中に残った方が勝ちです」
 三田園矢一舎弟頭補佐がマイクで説明する。
 負けてここから落ちたら重傷ではないがかなりの拷問である。強烈な悲鳴と全裸で痛みに藻掻き苦しむ姿が愉しめる。
 場合によっては失禁も期待できるのである。
 「勝った方が最後のスタントハードコンパニオンを受けるかを選べます。負けた方はそれに従ってもらいます」
 どちらも申し分の無い綺麗な躰である。鞭の痕が付いているがその無残さがまたそそらせる。
 一回目のルーレットが回る。
 十六に止まる。
 奈那緒のお尻の下の一枚が外される。
 外れた場所によっては半分でも堪えられずに落ちてしまう。
 座敷は乱れに乱れている。全身奉仕のコンパニオンは躰をとことん弄られて悲鳴や逝き声を上げている。
 潮を噴かされる者。あまりの責めに泣き出す者。酒を強いられ急性アルコール中毒にされて苦しむ者。狂乱の酒池肉林である。
 上座では稲垣七郎組長と大谷彰浩若頭補佐、宇佐美伝吉舎弟頭補佐が話し合っていた。
 「うちらが斡旋するコンパニオンに木邑良乃とかいう政治家崩れが放ったスパイが入り込む事は無いか」
 「絶対とは言えません」
 大谷彰浩若頭補佐も自信が無い。
 「そうです。杉本金融の斡旋に婦人警官が紛れていました」
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐もこれまでの失敗を忘れてない。
 「もっと厳重に身元を洗わないといけないな」
 「そうですが」
 宇佐美伝吉舎弟頭補佐は難しいと言いたい。
 「娼国とR国の工作員も洗っています」
 「そっちは向こうがプロだ。だがうちらならでは判る部分もあるだろう」
 「そうですが」
 「娼国とT市に紹介した分をもう一度洗え」
 「へい」
 美弥と奈那緒の下の板は六枚ずつ残っている。
 三田園矢一舎弟頭補佐はあくまで奈那緒を破壊したい。ルーレットは調節できる。
 続いて美弥から一枚抜く。
 「あ、あーーーーー」
 太腿の下が外れる。
 美弥の残りは脚元の二枚。背中に二枚。頭に一枚である。
 奈那緒は太腿から膝に四枚。背中に二枚残っている。
 どちらも背中の二枚が外されたら落ちてしまう。
 次は奈那緒の脚元一枚が外れる。
 二人ともこのピンチが一斉に飛ぶ痛みを想定して顔から恐怖に怯える汗を垂らしている。
 「いやあーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 女躰盛のコンパニオンが突然強烈な悲鳴を上げる。
 膣に活きた鰻を入れられたのである。
 やくざは笑って抜き取る。
 隣のやくざがそのうなぎを要求する。
 「いやあーーーーーーー」
 その女躰盛のコンパニオンもクスコを入れられて泣き叫ぶ。
 やくざは鰻を受け取って挿入する。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーー」
 こっちも強烈な悲鳴を上げる。
 このやくざは全身奉仕のコンパニオンにもクスコを挿入する。
 「いいやあーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーん」
 こっちも泣き出す。
 どんどん宴会はエスカレートする。
 市江廣子は下座の影で様子を伺い見る。この宴会一日で全館一日平均の売り上げの三倍になる。三日分である。
 これが商売と笑顔で対応するしかない。
 板の上は奈那緒が太腿と背中の二枚で堪えている。
 美弥の背中が抜かれる。残りは脚の二枚と頭だけである。
 もう堪えられない。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 美弥の強烈な悲鳴と共に躰が中に落ちる。ピンチが一気に飛ぶ。
 そのまま美弥の躰は画鋲の上に落下した。
 「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーーーーーーー」
 美弥の躰は座敷を転げて痛みに藻掻き苦しむ。
 「ううおおーーーーーーーーーーー。ぐうううーーーーーーーーーー。ぐうおおーーーーーーーーーーー」
 相当に痛く苦しそうである。
 宴会場から満場の拍手が沸く。
 美弥は地獄の真っ只中である。最後は四つん這いになったまま失禁してしまった。
 無残だが美しい失禁姿である。
 「ああーーーーーーーーん。あはん。あっはん。ああん。ああん」
 ぽろぽろ涙を零して泣き続ける。
 「奈那緒の勝ちですがこっちも落とします」
 三田園矢一舎弟頭補佐が予期しない発言で会場を沸かせる。
 「え、えーーーーーーーーーーー」
 奈那緒は予期せぬ事態に恐怖に震える。
 容赦なく東丸秀三郎若頭補佐と三田園矢一舎弟頭補佐の手で奈那緒を支えていた二枚の板が一気に抜かれる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 こっちも一気にピンチが空中に跳ねて飛ぶ。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーー」
 奈那緒の躰も画鋲の上に落ちる。
 「ううおーーーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわあああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 奈那緒も畳を転げて泣き叫ぶ。
 宴会場は大興奮の坩堝である。
 奈那緒も堪えられず失禁して泣き続けた。
 やくざらは大満足である。
 泣き崩れている奈那緒に東丸秀三郎若頭補佐が近付いて確認する。
 「どうする。君がやって二千万貰うか」
 「はい」
 奈那緒は泣きながらもきっぱり返事する。
 そこから競が始まった。
 「五百万からスタートです」
 三田園矢一舎弟頭補佐が競の開始を宣言する。
 「一千」
 「一千二百」
 何処までもエキサイトする。
 「二千」
 橋下五郎本部長が大台に乗せる。
 「おい」
 稲垣七郎が注意する。こっちで落札するなと言う意味である。
 「二千百」
 これで落札した。
 奈那緒も美弥も一度シャワールームに向かう。
 落札者の手配で大道具が運ばれる。
 昇降式の滑り台である。徐々に角度が変わる。傾斜に堪えられなくなって落ちる仕組みである。
 やくざは奈那緒を高手小手に縛る。
 滑り台にお尻を着かせる。
 脚首も縛り合わせる。
 滑り台にコの字形のアームを被せる。
 長さ十センチくらいの針を持ち出す。円形ではない。細く平たい針である。それで乳房を刺し貫く。
 「あーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーー」
 奈那緒は覚悟していても泣き悲鳴を上げる。
 その両端に金属性のカバーを嵌め込む。そのカバーに引っ掛ける部分が造られている。そこを鎖でコの字のアームから吊るす。
 もう片方の乳房も刺し貫く。
 「え、えーーーーーーーーー。両方」
 奈那緒は片方だけ斬られても片方は残してくれると思っていた。
 容赦なく両方の乳房はアームから吊るされている。
 滑り台は横倒しのまま一メートルくらいの高さに迫上がる。
 「あ、ああーーーーーー」
 奈那緒はこれだけでも悲鳴を上げる。高さが上がると怖さは増加する。
 これで滑り台が斜めに上がると躰は滑り落ち乳房は裂かれる。
 奈那緒はどうにも成らない。金額は思った以上に成ったがやられる事も悲痛である。
 滑り台が一段階斜めに成る。
 「あ、ああーーーー」
 これではまだ落ちない。
 やくざは土手の黒い塊に油を掛ける。
 「えーーーーーーー」
 奈那緒はこっちもとやや抗議の表情である。
 やくざは火を点ける。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 陰毛は一気に燃える。やくざは直ぐにタオルを掛けて火を消す。それでも火傷は免れてない。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーー。ああはん。ああ」
 奈那緒は気丈そうな表情を崩して泣き悲鳴を上げる。
 「さあ。行きますよ」
 やくざは座に宣言する。
 全員の目が奈那緒に集中している。
 滑り台はもう一段上がる。
 「あ、ああーーーーーーーーー」
 まだ落ちない。針に体重が掛かって横から血が流れ出ている。
 「ああーーー。ああーーーーーーーーーーーー」
 奈那緒は堪えられず泣き悲鳴を上げる。
 やくざは少しこの状態を愉しむ。
 「では今度こそ行きます」
 また座に宣言する。
 もう一段上げる。
 奈那緒の躰は一気に滑る。針は瞬間に両方とも乳房を裂いている。血が飛び散る。
 縛られたまま奈那緒の躰は床に落ちる。
 「うわああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が轟く。
 既に屋上にヘリが待機していた。
 待機していた看護師が乳房に止血パットを当てる。局部麻酔を打って担架でヘリに運ぶ。
 そのまま娼国の病院に直行である。
 既に話は付いている。奈那緒は医療実習で治療を受けることになる。
 
 葛城義和はヘリで滝澤沙緒里の宿泊する新日本空輸ホテルに向かった。
 仲居の平井莉緒にはヘリの外出までは確認できない。その報告はされなかった。
 そのころ娼国に四人の刺客が近付いていた。
 まだ斑目沙弓と南沙羅は武陵源である。そして吉祢恭子もインドでヘリの訓練を行っていた。
 四人の刺客はノンチェックで娼国に向かう高速船に乗った。
 娼国のホテルも予約している。
 この四人は神奈川県の奥地で南沙羅の訓練を行っていたうちの四人である。
 それなのにチェックはされてなかった。
 屋上に警備が居ることは平井莉緒から報告されている。
 四人はばらばらに一度チェックインした部屋に入る。
 戦闘準備をして目標の部屋に階段を駆け上がる。
 高性能の銃でドアを壊して中に飛び込む。
 真紀子の部屋は津島が警戒していた。刺客が飛び込むと同時に射殺する。平佐和の部屋では平佐和が頭を撃ち抜かれる。
 湯野中の部屋でも頭を撃ち抜く。
 葛城義和の部屋では居ない筈の葛城義和が射殺される。
 刺客らは一気に階段を逃げる。
 三名とも駆けつけた警備に射殺された。
 葛城義和の部屋に居たのは影武者のアンドロイドである。実に精巧にできていて余程近付かないと判別が付かない。
 平佐和も湯野中もSPの居る隣の部屋に居た。部屋の奥に居たSPが追いかけ特殊部隊の警備が下から追い詰めた。
 ホテルに宿泊すると決めた時に真紀子がアンドロイドの影武者を手配した。
 葛城義和は事態を聞いて引き返した。
 
 ホテル最上階の和食。特別座敷天昇の間に全員が集まった。
 葛城義和が戻り柿崎一行も駆けつけた。
 「敵は滞在する部屋を知っていた。内部に患者が居る」
 津島が口火を切って断言する。
 「またコンパニオンで潜入したか」
 「コンパニオンには部屋まで調べられない」
 湯野中の呟きに津島が言下に否定する。
 「ホテルマン。コンシュルジュ。仲居そんなところか」
 「ここ一ヶ月くらい新入りは居ません」
 鄭淑徳少将が答える。
 「そんなに前から入り込んでいたのね」
 真紀子も悔しさを滲ませる。
 「他に考えられるのは」
 「警備員、軍人」
 「無理だ。客室の情報は掴めない」
 「とにかく該当者を全部洗いましょう」
 そこへ葛城義和に稲垣七郎から連絡が入った。
 「組長」
 葛城義和は意外なコールにやや驚く。
 「そちらに小林千恵と言う仲居が入っています」
 「少々お待ちを」
 葛城義和はそう断ってスマホを離して確認する。
 「小林千恵と言う仲居が居ますか」
 鄭淑徳少将がリストを追う。
 「居ります」
 「居るようです」
 「そいつは偽者です。私どもがコンパニオンと一緒に斡旋したのですが。そいつは高額な補償を貰って旅館を休んで金沢に居ました」
 「なんと」
 「そいつが誰かはわかりませんが小林千恵を名乗っているだけです」
 「判りました。早速調べます。ありがとうございます」
 「いやこちらこそ申し訳座居ませございません。調べが不十分でした」
 稲垣七郎は偽者を斡旋した事を詫びて電話を切る。
 
 そのころ平井莉緒は襲撃失敗を連絡する為にサーバー室のポストにこっそりメモを投げ込んでいた。
 平井莉緒が部屋に戻ったところを憲兵が身柄確保した。
 全員南の島の五号棟四階に移動する。
 憲兵らが南の島に平井莉緒を連行して来た。
 「貴方は誰」
 平井莉緒は憲兵に確保された時点で潜入がばれたと覚悟はしていた。
 その時点で柿崎一行の連絡で調査していた北側の工作員から連絡が入る。
 「その女は平井莉緒。元新日本テレビの記者です」
 「ほう。リベラル寄りではない局だな」
 葛城義和は以外と言う反応になる。
 「あんたの正体が解ったよ。元新日本テレビ記者平井莉緒」
 「ああ」
 平井莉緒はもう観念するしかない。
 「あなたは木邑良乃の送ったスパイね」
 真紀子はずばり追及する。
 「そうよ」
 平井莉緒は開き直る様に認める。
 「どうやって情報を送っていた」
 「・・・・・・」
 平井莉緒はそれ以上答えない意思の様である。不適に顔を背ける。
 「裸にして縛り上げて。あたしが拷問する」
 真紀子が怒りを露にそう命令する。
 平井莉緒が殺害を狙った四人が此処に居る。悔しさは限りない。
 葛城義和と平佐和は椅子にどっしり座って後ろから様子を見ている。湯野中もどっしり座ってしまう。
 三名はお任せしますと言う態度である。
 鄭淑徳少将が連行してきた憲兵二人に取り押さえさせる。そして平井莉緒の和服の帯を解く。
 平井莉緒にコンパニオンでの潜入は年齢的に無理である。三十八歳。だが見た目も躰つきも悪くない。
 憲兵二人が腕を掴んだまま着物と肌襦袢を後ろに抜き取る。
 上は確りブラを着けている。下は二布が残っている。
 鄭淑徳少将は二布の紐を解いて床に落とす。更にショーツを着けている。
 平井莉緒は和服に不要な下着姿と成る。
 「おんとし三十路余り。かなり余りだけどいい躰ね。でも先生方は興味なさそう。だからあたしが拷問する」
 真紀子の言葉は未だミスの平井莉緒に突き刺さる。
 だが躰はほっそり色白で締まった脚も腰も綺麗である。真紀子と比べてもそんなに劣らない。
 鄭淑徳少将はブラを切りショーツも一気に切り落とす。乳房は片手に治まる大きさだが容は良い。
 乳首と乳輪はまだ薄紅色である。
 土手の黒い塊はホームベースの形に綺麗に整えられている。股間に隙間がある。内腿に余分な肉は無い。
 閉じ合わせた女の部分の先端が陰毛の下に僅かに覗く。
 「さあ。どうやって連絡を取っていたの。言いなさい」
 真紀子の口調は強い。それでも平井莉緒は顔を叛ける。
 そのころ事態を把握したサーバー室の派遣者は高速船で娼国を離れた。状況は既に木邑良乃に伝わっていた。
 「南沙羅は何故中国に居るの」
 真紀子は詰問を変える。
 「ふん。囮よ。貴方々がそっちに目を付けたから作戦変更したの。中国やハワイ、インドまでご苦労さんよ」
 ここまでは平井莉緒にはしてやったりであった。
 真紀子の怒りは更に沸騰した



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