【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十六幕


高校時代の苛めに報復


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 なかなか痛みは治まらない。
 川崎亘はまだ叩きたいが忍者姿黒装束が四人掛かって友納栞の躰を床に降ろしてしまう。
 時間的に医者の処置まで予定が詰まっていた。
 降ろして拷問椅子にもう一度乗せるが口にクロロホルムを当ててしまう。
 そして乳首に黒いクリップを鋏みつける。
 暫く放置して食事とビールタイムである。
 乳首のクリップを取るまで二時間は置く。
 ここで連続していた録画が切り替わった。
 まだ二時間は経過してないのか乳首のクリップはそのままにしている。
 今度は拷問椅子に天窓から光が当たっていた。
 その光は友納栞の女の部分を照らしている。
 川崎亘はレンズを持って来た。
 まず眠らせてあった友納栞を電子鞭で起こす。
 「ぐうーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 意識を戻した友納栞は川崎亘の姿が目に映って我に返った悲鳴である。
 川崎亘はレンズで太陽光を屈折させて友納栞の小陰唇を焼く。焼いた部分から煙らしきが上がっている。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 友納栞は急激に強烈な悲鳴を上げた。
 川崎亘は構わず焼き続ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーあはーーーーーーーーーーーーーー」
 友納栞は藻掻き何処までも悲鳴を上げ続けた。
 拷問椅子の固定は従来より頑丈である。
 さらに広げて薄い緋色の部分を焼く。
 「あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあがーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 友納栞は顔を右に左に振って藻掻きさらに強烈な悲鳴をサイレンの様に上げ続ける。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーあがあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 何処までも頭を震撼させて拷問椅子を揺すって悲鳴を上げ続けた。
 川崎亘はさらにクスコを突っ込む。
 「えーーーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 友納栞は何をされるか解って驚愕の表情で叫ぶ。
 川崎亘は容赦なく膣の奥を焼く。
 「があーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 川崎亘は焼き続けた。
 「・・・・・」
 友納栞から声はない。意識を失ってしまった。
 忍者姿黒装束の一人が局部麻酔を打つ。
 川崎亘はまだ入念に膣の中を焼いて行く。
 クスコの向きを変えてさらに焼いた。
 拷問椅子の角度も変える。膣天井部の敏感な部分とその反対側を入念に焼く。
 川崎亘は僅かな煙を見る快感が堪らない。
 じりじり焼くのは残酷で加虐心を刺激する。だが効果は分散的である。
 忍者姿黒装束の坂崎伸二郎が希硫酸を渡す。
 綿棒でそれを焼いた上から塗る。
 やがて忍者姿黒装束の坂崎伸二郎が二時間を合図した。
 川崎亘は拷問椅子の後ろに回る。
 友納栞はまだ失神したままである。
 川崎亘は友納栞の左の乳首を鋏んだクリップを掴む。
 「ぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 友納栞は強烈な悲鳴と共に意識を戻した。
 痛みは左の乳首だけである。
 焼かれた膣は入念に局部麻酔が掛かっていた。
 「がふぁああーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みである。
 暴れて拷問椅子は軋み震撼する。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーー。ぐがわああーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 耐えられる痛みではない。今まで鋏まれていた肉が戻る痛みである。
 もう片方も取ってしまう。
 「がふぁあああーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーー」
 頭を振り躰を暴れさせて喚き続けた。
 忍者姿黒装束二人が両側から友納栞の躰をがっしり押さえて局部麻酔を打ってしまう。
 そして忍者姿黒装束の坂崎伸二郎が川崎亘に高枝斬り鋏を渡す。
 「えーーーーーーーーーーーーー。なにするのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 友納栞は驚愕の表情でまた恐怖に叫ぶ。
 川崎亘は高枝斬り鋏の先端を少し開いて友納栞の薄紅色に咲いた乳輪の外周に沿って当てる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーーー。そこまでするのーーーーーーーーーもういいでしょーーーーーーーーーー」
 泣き叫ぶ。
 「片方斬って片方残してやるよ。病院に収容されたらもっと悲痛な事態が判るさ」
 川崎亘はきっぱり宣告する。
 そして高枝斬り鋏の先端を鋏み引っ張る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 友納栞は断末魔の悲鳴。拷問椅子に固定された躰を動く限り引く。
 川崎亘は思いを込めて鋏斬ってしまう。
 血が溢れ出た。
 「こっち」
 後ろで待機していた忍者姿黒装束の一人が指さす。
 「片方残した方が」
 川崎亘はその方が悲惨と言いたい。
 「よし」
 忍者姿黒装束の二人が直ぐに全身麻酔を掛けて拷問椅子を倒して処置に掛かった。
 医者の男が加わって忍者姿黒装束三人の処置となる。
 坂崎伸二郎は急いで帰った。
 今回も子宮を摘出する場面が公開されている。
 左の乳輪を斬ったのを縫う場面も公開された。
 動画はこれで終了している。
 
 「何とも言えませんが今までで一番酷い内容です」
 館山弁護士の率直な感想である。
 「あのディレクターとか言っていた坂崎伸二郎とか。本人は本当に無関係なのかな」
 本多椿は疑問に思った。
 「本人が名乗り出て自分は局に居た。また自宅及びプライベートな行動も警察に申告して警察は裏を取っています。無関係としか言いようがありません」
 館山弁護士の得た情報である。
 「館山先生。アリバイが成立しても全く関わってないかは疑問ではないか。利用されただけなのか。ロボットとの二役なのか」
 如月鬼堂はまた独自の見解になる。
 「可能性はないとは言えませんが。組織に関係があったら態々顔を出さないでしょう」
 館山弁護士はその見解には乗らない。
 
 七月二十七日。
 インターネットアダルト放送のスタジオ。
 「今週。犯罪組織の手で友納栞さんの違法動画がばら撒かれてしまいました。これで被害者三名の動画が全部社会に出てしまいました」
 高嶋波琉が赤紫でレースのワンピースを肩から抜きながら読む。
 「今回は最後の動画が撒かれて川崎亘の個人的陰湿な恨みに対する陰湿な報復と解りました。立て籠もりはいったい何の為だったのでしょうか」
 岡田有美がカナリアカラーでレースのワンピースを脱ぎながら読んだ。
 その下は純白のブラとショーツである。
 「今回の連続拉致強姦事件の犯人らが補助した犯行は和歌山県警に大被害を出させましたが川崎亘の復讐とはかけ離れています」
 高嶋波琉が赤紫のブラを外して乳房を公開して読む。
 「二千二十二年の端澄敏郎の事件以来の大掛かりな武器弾薬を使った犯罪でした。でもその事件とは目的が掛け離れていました」
 岡田有美も純白のブラを外す。
 「鬼堂先生。三本目の動画に復讐の意図は含まれていました。最初の二人は実験と言うことも。ですがそれだけとは思えません」
 本多椿は如月鬼堂に振る。
 「二千二十二年も今回も兵器の性能を宣伝する目的と思われます。この川崎亘と言う男の復讐に見せかけて警察を出動させたのでしょう」
 如月鬼堂は本多椿の段取りで予定通り見解を言ってしまう。
 「それでは川崎亘の報復はダミーで警察部隊を呼び寄せてロケット弾とドローン爆弾を落とすのが目的だったのですか」
 本多椿はさらに誘導する。
 「奴らの第一目的は遊びでしょう。社会を騒がす。次が兵器の性能公開。海外でゲリラなどに売るのでしょう。今回は目的と手段が継ぎ接ぎでアンバランス。あまり妥当な依頼人が見つからなかったので川崎亘で済ませたのでしょう」
 「そうしますと目的はあの手の遊びで武器の宣伝も序で川崎亘は間に合わせですか」
 「そうでしょう。この連中は根っから女性を拷問して遊ぶのが止められないのでしょう」
 
 八月五日。
 連続拉致強姦事件の犯人六人のアジトである。
 既に夜。報道番組は株価の大暴落で大騒ぎになっていた。
 事態はブラックマンデーを上回る大暴落と報道される。
 六人は瓶ビールと料理屋から届いた刺身で飲んでいた。
 暑くてバーベキューの気分ではない。
 「遂に来たな。大暴落。全面安。早く売らない奴らがいま地獄を見ている」
 印刷会社の社長が愉快そうに言う。
 「日銀が利上げした時に売らないとな」
 川口の会長も哂っていた。
 「そうや。円安で高騰しただけの株価バブルの様なものや。一ドル百六十円がほぼ頂点や。逆に百五十円に近付いたところで売らないとな」
 医者の男も愉快そうに言う。
 「そして明日の朝一番に底値で買うのだ」
 印刷会社の社長の実践論である。
 「翌日は反発する」
 川口の会長も良く分かっていた。
 「そしてその翌日直ぐ売るか」
 全員が爆笑する。
 「だがそのまま上昇する可能性もある」
 「それはそうだが一気にもう一回暴落もある。S&P500で判断しては手遅れだ」
 「反発で上がった儲けで暫くは触らないか」
 「そうだインカムゲインなら動く必要はない。キャピタルゲインなら反発で上がった分だけの儲けで良い」
 「株価などいくら下がっても良い。どうせ日本株に実力はない。円安バブルだ。早く円高になって欲しい。金利が六パーでも一ドル百円以下が良い」
 川口の会長は好き放題言う。
 「それは当分起こらないよ」
 印刷会社の社長は笑ってしまう。
 「そうだな」
 葬儀会社の社長も認める。
 「しかしその日に投げ売りする奴が一番馬鹿だな」
 「そのお陰で暴落が加速して底値で買って反動でもう一儲けだ」
 また全員爆笑してしまう。この連中は笑いが止まらないらしい。
 「ところで次の遊びは」
 医者の男はまだ遊び足りないのである。
 「まあ待て。邪魔なオリンピックが終わってからが良い。報道があれで大方独占されてしまう。放火魔も暴れている」
 川口の会長は窘めた。
 「そうだな」
 医者の男も納得する。
 「ところで如月鬼堂がまた余計なこと言ってくれていたな」
 印刷会社の社長である。
 「気にすることはない。あ奴の突飛な発言と誰も取り合わない。そう疑っても大方海外で作っている。手が回ることはない」
 川口の会長は自信満々。全く問題視しない。
 
 八月六日。
 名古屋。今池のSM専用ファッションホテル。
 小野木一平は時々行くSMクラブで一週間くらい前に割込みのようなタイミングで自己紹介された女を今日は指名していた。
 女は前田摩耶という。二十九歳。三十路間近だが華奢で小作り顔の美人である。可愛いというより美人。それが虐めたい心を擽る。
 その容姿が忘れられずホームページに載り次第予約を取った。
 事務所でプレイ内容を決めてプレイ料金を払う。
 前田摩耶は金額アップを目論んでいるように思えた。
 小野木一平は構わずハードオプションを要求する。
 六時間で三十万のプレイとなった。
 小野木一平は病院の二代目院長である。遊ぶことは絶対に極秘でなければならない。
 それに関しては信頼できるクラブと思っていた。
 前鞭無制限。ビンタ無制限。それが二時間十万のハードコースに二十万追加したオプションである。
 時間も二時間ずつ加算になる。
 前田摩耶を全裸にして十字架に磔にした。
 十字架や壁に埋め込まれた拘束具に磔にするメリットはある。
 前鞭を行っても女は躰を逸らせて後ろを向けてしまう。
 十字架や壁に両手を広げさせて拘束すれば前鞭から逃れられない。
 「行くよ」
 前田摩耶は息を殺して身構える。
 まずは泣くまでビンタをしたい。
 髪の毛を掴む。
 右手で左の頬を叩く。
 「うーーーーーーーーーーーーー」
 前田摩耶の表情が強張る。
 小野木一平の興奮度が一気に上がった。
 さらに叩く。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
 前田摩耶の顔は軋み視線は右斜め上に避ける。
 ビンタを受ける屈辱感に強い怒りを無理に抑えていた。
 小野木一平に前田摩耶の印象は気丈な美人。理知的な女である。いくら虐めても罪悪感など沸かない。
 このタイミングの内に唇を貪る。
 前田摩耶は瞬間さらに顔を逸らせたが直ぐに考え直して受けた。
 このとき小野木一平は自分から営業アプローチしておいてまだ慣れてないのかと思ったのである。
 前田摩耶は充分覚悟をして来ていても悔しさを抑えて受けていた。
 この先プレイが佳境になってからだと慣れたSM嬢でもキスを拒んでしまうこともある。
 今のうちにじっくり味わっておく。
 また髪を掴んで三発目を叩いた。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー。うう」
 前田摩耶は顔を振って堪え。目を瞑って顔を逸らせる。
 小野木一平は続いて叩く。
 「ぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに表情を悲痛に曇らせて顔を逸らせた。
 必死に涙を抑えていると判る。
 外は猛暑が治まってない。名古屋は連続猛暑である。さらに名古屋独特の湿気の強さが辛くさせる。
 冷房はガンガンに効かせていた。
 だが前田摩耶は全裸でやや寒い状態である。
 鞭の効果が期待できる。
 興奮度が上がったところで五発目を叩く。
 「う、うう。う」
 前田摩耶のきつく瞑って顔を逸らせた瞼から鼻筋に涙が零れた。
 小野木一平を心底熱くして興奮させる。
 五発で涙は随分早い。
 普通の人ならここで引いてしまう。
 だが小野木一平はサディストである。
 そして最も虐めたいタイプに遭遇した。
 何処までも赦すことはない。
 涙の上からもう一発叩く。
 「う、うう、ううううーー。うーーーーーーーーーー」
 さらに瞑った目から涙が溢れ出た。
 顔を強く逸らしたまま躰は微妙に震えている。
 小野木一平は全く慣れてないと思った。ビンタは後回しにして別の虐めに切り替える。
 右脚を十字架の根元に脚首と膝で縛った。
 左の脚首に縄を掛けてその縄の先端を十字架の横柱の左端のフックに通して引っ張る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 前田摩耶は股間が大きく広がって悲鳴を漏らす。
 小野木一平はさらに引っ張って十字架の横柱に脚首を縛ってしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーー」
 前田摩耶は恥ずかしい姿にさらに悲鳴を上げた。
 女の部分を広げる。
 「ねえ。洗ってないです」
 前田摩耶は堪らず言ってしまった。
 「それを晒して恥ずかしさを引っ張り出すのだ」
 小野木一平はプレイでは当然と言う。
 「ああ」
 前田摩耶は仕方ないと諦める。
 小野木一平は綿棒で粕を採取した。それをルームの黒い灰皿に載せて前田摩耶の目前に翳す。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーー。なんでえーーーーーーーーーー」
 前田摩耶悲鳴のように叫ぶ。
 小野木一平は効果抜群と悦んだ。
 こんな反応は今だけである。直ぐに慣れてしまって淡々と受けるようになってしまう。
 「こんなプレイが如月鬼堂先生の本によくあるのです」
 「・・・・・」
 前田摩耶には全く知らないことである。
 小野木一平はさらに膣にワセリンを塗ったクスコを挿入する。
 「・・・・・」
 前田摩耶はまた悲鳴を上げそうなのを抑えた。
 小野木一平はクスコの奥をペンライトで照らす。
 前田摩耶は堪らない表情で堪える。
 小野木一平はクスコの奥に長い綿棒を突っ込む。
 「・・・・・」
 前田摩耶はさらに表情を歪めた。
 小野木一平はクスコの奥を鏡に映して見せる。
 「いやあーーーーーーーーーーーー。なんで」
 SMなど知らない前田摩耶には堪らない恥ずかしめである。
 痛みだけ堪えればと思っていたがそれだけでは済まないらしい。
 膣の奥に白く濁った滑りがはっきり確認できる。
 「あーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーー」
 小野木一平はクスコの奥を綿棒で浚い出す。
 それも黒い灰皿に載せた。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 前田摩耶はどうにも堪らない。
 小野木一平は極めて満足である。
 そしてビンタの続きより鞭を取り出す。
 「ああ」
 前田摩耶に戦慄が奔った。
 持っているのは六条鞭だが革の幅が十五ミリくらいあって硬い。
 それで乳房に向かって横に薙ぐ。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴になる。
 前田摩耶には初めて受ける鞭である。
 「おい。おい。ハード何日目だ」
 バラ鞭で反応が大きすぎた。
 「えーーまだ」
 前田摩耶には答えようがない。一回も客に付いてないのである。
 「それで最初からハードか」
 「すみません」
 「あのママらしくないな」
 「すみません。急にお金の必要が」
 前田摩耶は咄嗟のいい訳である。
 「それなら覚悟してやるのだな」
 小野木一平は加虐心が滾っていた。
 「はい」
 頼りない返事である。だが前田摩耶もここで止める訳には行かない。
 小野木一平は二発目を構えた。
 前田摩耶はじっと構える。
 同じように乳房を横に叩き込む。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 前田摩耶は悲鳴を殺すまではできないが抑えめにした。
 小野木一平は次を右の内腿に叩き込む。
 「う、ううぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 内腿の柔らかい皮膚を叩かれて痛みに藻掻く。
 小野木一平はここで一本鞭に持ち替えた。
 先端が長細い一本鞭である。
 それで左の乳房を叩く。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な痛みである。前田摩耶は絞り出すような悲鳴を全く抑えられない。
 小野木一平はさらに斜めに振り被る。
 「・・・・・」
 前田摩耶は続けざまに叩かれたら堪えられない。声を飲んで身構える。
 鞭はもう一発左の乳房に飛んで来た。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 前田摩耶は躰を前に倒して左脚を蹴って痛みに藻掻く。
 「う、うう、ぐう、うう」
 強烈な痛みに躰を震撼させ続ける。
 「あはあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いを続けた。
 前田摩耶の目的は金ではない。小野木一平に対する報復。SMクラブに所属したのは小野木一平と個室に入る目的である。
 此処で死ぬ覚悟で来ていた。


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