【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十六幕
高校時代の苛めに報復
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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掬い出した滑りを黒い皿に流す。そしてまた膣の奥から掬い出した。
右に反らせた友納栞の表情は曇る。
さらに奥を攫うように滑りを掬い出す。
「・・・・・」
眉間の皺はまた強くなる。
「あは。・・・・・あはあ。・・・・・」
そして恥ずかしさの興奮から微かな息遣いが漏れた。
「すみません。潮を噴かせてから導尿したいのですが」
川崎亘は四人の忍者姿黒装束に言う。
医者の男の助手をしていた一人が前に出た。
川崎亘はクスコを抜き取って準備する。
忍者姿黒装束は友納栞の膣に二本指を突っ込む。内部を掻き回す。
「あーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーー」
遂に堪らず声を漏らしてしまった。
忍者姿黒装束はさらに強く責める。
「あはああーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
強烈に藻掻く。
「いやあーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
さらに藻掻き暴れる。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
断続的に尿道の亀裂から潮が飛び出す。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
眉間に強い皺を刻んで躰を震撼させながら藻掻き続けた。
股間も拷問椅子も床も黒装束も潮でびしょ濡れである。
「あふぁあーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
友納栞の荒い息遣いはなかなか治まらない。
忍者姿黒装束の坂崎伸二郎が床をモップで掃除する。
「こんなことになるならAVで稼いでおけば良かったよ」
友納栞の息遣いが治まったらまたふてぶてしさを表す。
「ふふ。充分な羞恥が撮れたよ」
川崎亘の言い方と声は見る者の神経に触る。
「かなりこの動画長いですよ」
杉下一行はまだ全部見てない。
「あ奴の報復に念が行っているだけだろ。それを利用して武器の宣伝を大々的に打っただけだ」
如月鬼堂は動画の内容を見縊っていた。
「今度の土曜日はきっぱり解説しますか」
本多椿は次のスタジオの方針を確認する。
「やってみるか」
如月鬼堂は相手にしないものはそれで良いと言う考えである。
館山弁護士もテレビ会議で聞いているが異論は唱えない。
画面では医療用手袋を掛けた川崎亘が尿道カテーテルを滅菌梱包から取り出す。片手の指で先端手前を抓む。
左手の指で友納栞の女の部分を開いて尿道の亀裂を剥き出す。
尿道カテーテルの先端を突き刺す。
「う、うう」
友納栞は呻く。
少し押し込む。
カテーテルの中程と先端を抓んでさらに押し込む。
拷問椅子には壺がセットされていた。
その中に反対側の端を落とす。
中程を抓んでいた指の力を抜いて尿を流した。
「あ、ああ」
潮を噴いてしまった後でもそれなりに流れ出る。
「あふぁあーーーーーーーーー」
友納栞はまた恥ずかしさに微かに押さえた息遣いを漏らす。
川崎亘が鞭を取り出した。先端が四角い革で蠅叩きの様な鞭である。
今度は友納栞に戦慄が奔る。
川崎亘はまだ今の段階では友納栞の躰に傷を付けたくない。最初は痛みからと言う目論見である。
痕が付く鞭は後で使う。
それで内腿の柔らかい部分を叩く。
「うぐ、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞の歯を剥き出して悲鳴を上げる。
「ふふ」
川崎亘は嬉しそうに手応えを味わう。
「うーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞は柔らかい内腿を平たい革でビンタされた痛みに震える。
二発目を構えた。今度は乳房を狙う。
「はあ」
友納栞はそれを見上げてさらに震えた。
川崎亘は左の乳房に一気に叩きつける。
「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈に震え叫ぶ。
川崎亘は興奮度が上がった。
直ぐに右の乳房に叩きつける。
「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞は躰を震撼させて藻掻き悲鳴を絞り出す。
さらに振り被って股間に近い右の内腿を叩く。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
痛みに躰を縮めるように捩って震え藻掻く。
叩き方が強いので革の平面でも乳房はほんのり紅くなっていた。
「うふううーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ」
友納栞は痛みに何処までも震えて荒い息遣いである。
それでも川崎亘の興奮はさらに滾っていた。
さらに左の乳房を強く叩く。
「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
顔を振って大口を破裂させた強烈な悲鳴になる。
そして僅かに涙が溢れていた。
川崎亘の勃たないさおにも興奮が伝わる。
構わず右の乳房にもう一発叩き込む。
「がーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
遂に涙は溢れた。
忍者姿黒装束の坂崎伸二郎が近付く。
「この辺りで一回逝かせては」
川崎亘に耳打ちでアドバイスする。
川崎亘はそれに頷く。
太い針金をU字に曲げた羽根四枚のクスコの様な物が用意されていた。
川崎亘の手でそれを友納栞の膣に突っ込んで大きく広げる。
膣内の薄橙の粘膜が広がって内部が露になってしまう。
「ああ。あふぁあーーーーーー」
友納栞はモニターに映った映像を見て堪らない声を漏らす。
リモコンの先に延びたアームの先端にマイクロローターの付いたアイテムが四本用意されていた。
川崎亘は電マを手にする。
忍者姿黒装束が四人で膣の奥を小さなマイクロローターで責める。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞の顔が後ろに強く反って大口を縦に破裂させた。強烈な逝き声が上がってしまう。
さらに川崎亘がクリトリスの包皮の上から電マを当てる。
「あがはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞の躰は拷問椅子から迫り上がる。顔を後ろに強く逸らす。躰を突っ張っり逝き声を上げ続ける。
膣液が会陰に流れ出ていた。
あふぁああーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
躰が強く固まって弾ける。
そして僅かに失禁した。
やがてそのまま白目を剥いてしまう。
間髪を入れないで忍者姿黒装束が川崎亘にビンタを指示する。
川崎亘は嬉々として白目を剥いてしまった友納栞の顔を叩く。
「う、うう。がふぉーーーーーん。ごふぉん。ごふぉん」
友納栞は直ぐに意識を戻した。
容赦なくまだ責める。
「あーーーーーーーーーーーあふぁああーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーん」
また猛然と藻掻く。
堪えられない刺激に躰を突っ張ったまま震撼させていた。
だが忍者姿黒装束の一人が川崎亘の電マを退けて一斉にマイクロローターのスイッチを切る。
「あーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ」
友納栞の躰は拷問椅子に沈んむ。静かに躰を波打たせて荒い気遣いが徐々に消える。
また忍者姿黒装束の一人が川崎亘の持つ電マを叩いて合図して一斉にマイクロローターのスイッチが入った。
「あーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーー」
友納栞の躰は一気に突っ張る。
そして大口を破裂させて逝き声を上げ続ける。
「あはあーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞の躰は強く仰け反って拷問椅子に沈む。
また忍者姿黒装束の一人が川崎亘の持つ電マをクリトリスの上から退けて一斉にマイクロローターのスイッチを切った。
「あふぁああーーーーーーー。ああーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
荒い息遣いが治まるのを待つ。
逝ってしまうの確認して失神する寸前で切る。この繰り返しである。
そしてもう一回友納栞は失禁尿を一発噴き上げた。
ここで一回入院患者用の水差しで冷やした水を補給させる。量が少ないので追加で二回飲ませた。
今度は川崎亘が電子鞭を手にする。
それで乳輪の直ぐ横を突く。
「ぐふぁあーーーーーーーーーー」
友納栞の躰が瞬間強く震撼する。
続いて右の乳房の乳輪の真下を突く。
「がふぁあーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーー」
悲鳴と共に友納栞の目に涙が浮く。
川崎亘はまた興奮が強まっていた。
大陰唇を突く。
「がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞は拷問椅子を揺すって藻掻いた。
「あはああーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーー」
さらに涙が溢れ出る。
もうさっきまでの強気の態度は完全に消えていた。
川崎亘は次にドテを突く。
「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
続いてクリトリスの真上を突いた。
「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
さらに号泣の涙が溢れる。
それでも川崎亘の加虐心は沸騰したままである。
今度は会陰を突いた。
「ぐうがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞は悲鳴を上げながら強烈に藻掻く。
まだ川崎亘の興奮は冷めない。
乳房の谷間を突く。
「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞は泣きながら拷問椅子を揺すって藻掻いた。
また忍者姿黒装束の坂崎伸二郎が近付く。
「この辺りで今度は変則的に逝かせては」
今度も川崎亘に耳打ちでアドバイスする。
川崎亘は興奮の坩堝から我に返って頷く。
「まず浣腸して二穴責めだ」
ロボットADがバケツの水に板氷を入れて来た。
忍者姿黒装束の坂崎伸二郎が浣腸器に冷水を吸い上げる。
川崎亘が軍手をはめてそれを受け取った。
如何にも冷たそうである。
「あーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞は強烈に冷たい水で浣腸されると判って慌て叫ぶ。
川崎亘は容赦なくアナルに差し込む。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。むりーーーーーーーーーーーーーー」
冷たい水が一気に直腸を襲う。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーはあはん。あはん。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
友納栞は強烈に藻掻く。
忍者姿黒装束が二人で太腿を確り押さえた。
「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
泣き叫ぶ。
川崎亘はまた半分くらいで諦めてしまう。
今度は確りアナル栓を押し込めた。
「あーーーーーーーーーはあーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
苦しそうに躰を捩って暴れさせる。
「ぐぐ、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈な腹の痛みに耐えられない。
忍者姿黒装束の坂崎伸二郎がアナル栓を抜き取る。
ブフーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
一気に茶色い水が噴き出す。
拷問椅子に壺は接続されていたが大方が床に飛び散った。
便も砕けて床に散っている。
カメラは態と撮影した。
そのあとロボットADが二体で箒と塵取り、モップで掃除する。
「ぐふううーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーー。あはあ。はあ。はあ。はあ」
友納栞はまだ苦しみ続けていた。
冷えから来る痛みがなかなか治まらない。
アナル用と膣用の二本のドリルバイブが用意された。
友納栞の腹の痛みが治まるのを少しだけ待つ。
忍者姿黒装束の二人がドリルバイブにローションを塗る。
一人がアナルから挿入して行く。
「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーー」
浣腸の後にローションを塗っても衝撃は大きい。
容赦なく膣にも突っ込む。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
ペニスの感触より太く硬い。
また川崎亘が電マを持つ。
電マから先に責める。
「あはあーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーー」
友納栞は電マだけでも悶え始めてしまう。
アナルと膣のドリルバイブに同時にスイッチが入った。
「あはああーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
また友納栞は頭を後ろに強く逸らせて大口を破裂させて声を上げてしまう。
「あはーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーん。だめーー」
躰は突っ張って拷問椅子から迫り上がる。
忍者姿黒装束の坂崎伸二郎の合図で一斉に止めてしまう。
「ああ。・・・・・あは」
友納栞はやや切ない表情になる。
「はあ。はあ。はあ。はあ」
躰は拷問椅子に沈んでいた。
忍者姿黒装束の坂崎伸二郎の合図で一斉にスイッチが入った。
「あーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーん。ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
友納栞の躰に一気に全身に力が入って躰が仰け反る。
「あーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー」
また昇り詰め始めた。
また忍者姿黒装束の坂崎伸二郎の合図で一斉に止めてしまう。
「うふうーーーーーーーーーーー。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
友納栞は切ない表情で躰は拷問椅子に沈む。
「成程な。寸止めを続けて適度に一回逝かせる。そしてまた寸止めを繰り返すか」
如月鬼堂は単純な作戦と呟く。
「これまで途中から依頼人のやり方に任せていました。今回は忍者姿がリードしていますな」
「あの男では責め切らないのだろ」
「今回は何で長いのでしょう」
本多椿は疑問に思う。
「こっちの印象を強くしたいのだろ」
如月鬼堂はそんな目論見と見ていた。
画面では如月鬼堂の読み通り寸止めを続けては強く逝かせる。
「あーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめ。もうだめーーーーーーーーーーーー」
友納栞が強烈に逝ってしまった次の責めである。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーー。もうだめーーーーーーーーーーーーー」
藻掻き続ける。
ここで忍者姿黒装束の坂崎伸二郎の合図で一斉に止めてしまう。
「あーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。あふぁあ。ああ。あふぁあ。ああ。ああ」
友納栞はまた切なそうに荒い息使いを続けた。
「女。責めればダメダメ。止めると辛いなあ」
語り役の男である。態と詰る。
ここで二人の忍者姿黒装束がドリルバイブを二本とも抜いてしまう。
「あふぁあーーーーーーーーー」
友納栞はまだ息遣いを漏らす。
忍者姿黒装束の坂崎伸二郎が川崎亘の持っていた電マを取り上げる。
「今度は痛みですよ」
語り役が宣告した。
ロボットADの手で四系統の銅線で繋いだ黒いクリップとトランス、鞭などがワゴンで運び込まれる。
如月鬼堂はテレビ会議に休憩を告げてここで一度動画を止めた。
「まだ半分以上あるな」
如月鬼堂は少し疲れている。囲炉裏端からソファーに移った。
瀬里菜が新しいジョッキで生ビールを置く。
「鬼堂先生。奴らの使った武器の破壊力が凄いようです。警察車両も粉々でしたがロボットは大方の部品が原型をとどめません。川崎の遺体も木っ端微塵で焦げた肉片だったようです」
館山弁護士が得た情報である。
「川崎以外は全部ロボットだったのだな」
「そうです。組織の人間は先に逃げて川崎とロボットだけです」
「武器の破壊力などは全く公開されないのだな」
「一々公開しないでしょう。先生の仰る潜水艦で運ぶ話は一部でまことしやかに語られていますが。警察は本気にしていません」
「館山先生は私の戯言と仰ったのでしょう」
「そうです。その方が無難です」
「そうだな。武器は奴らの一人が設計して他の組織の海外部門が製造したのでだろう。サンプル以外は」
「サンプルは日本の何処かで」
「多分。ドローンも日本ではないか」
「何か根拠は」
「いや。憶測ですよ。そうでないとバランスが」
「その方向で土曜日は行きますか」
館山弁護士はインターネットアダルト放送の方針を確認する。
「明日。動画の残りを確認して打ち合わせしょう。今日は疲れた」
如月鬼堂はテレビ会議を終了してソファーの背凭れに体をあずけた。
「何か嫌な報復内容ね。最後の被害者は高校時代ワルだったのね」
今度は珠洲がビールのつまみに乾き物を出す。
「何とも不快極まりないよ」
如月鬼堂は一気にビールを飲み干した。
七月二十四日。
越後湯沢。如月鬼堂の居間。
如月鬼堂はやや早く起きてシャワーを浴びて冷やしうどんを作る。
館山弁護士らが来ると言ったので早く起きたのである。
「パパ。変なニュースよ」
珠洲がサンドイッチを切りながら教えた。
如月鬼堂は茹でたうどんを水で冷やしながらテレビに注目する。
『各地で防犯カメラの盗難が相次ぐ』
画面は字幕が下に出て防犯カメラの線を切って外された現場中継になった。
「これまで各地で水道の蛇口、銅線ケーブル、エアコンの室外機の盗難が相次ぎましたが今度は防犯カメラが軒並み盗まれる事件が発生しました」
現場が数か所紹介されて被害者のインタヴューになる。
「何のためだ。もしかしたら連続拉致強姦事件の連中かも知れんな」
如月鬼堂が呟く。
「一時的に防犯カメラのない区間を作ったの」
珠洲の推測である。
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