【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十五幕


現代のからゆきさん


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 一番マッチョな男が火の点いた蝋燭二本を掴む。
 残る二人が本庄珠奈の肩を片方ずつ掴んで押さえる。
 一番マッチョな男が両手に一本ずつ蝋燭を持ってそれぞれ肩のやや上から両方の乳房に落とす。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーあふぁあん。あっふぁん。あっふぁん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 本庄珠奈は強烈な悲鳴を上げた。
 男は構わず落とし続ける。
 気が付いたら撮影スタッフが入って来ていた。
 「あーーーーーーーーーーーはん。あはん。あはん。あついーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーん」
 本庄珠奈は初めて躰に掛けられた蝋燭である。半狂乱の悲鳴を上げ続けた。
 
 連続拉致強姦事件の犯人六人のアジトである。
 R国での撮影映像はリアルタイムで送られていた。
 それを確認しながら肉を焼いて生ビールである。
 「しかしテレビ太陽の今年入った新人女子アナはそれぞれにスタイル共々ブスばかりだな」
 葬儀会社の社長はストレートに昭和世代の不満を漏らす。
 「容姿端麗は外しましたをこれ見よがしに実行したのだろ」
 川口の会長も不満である。
 「これじゃまったく癒しにならない。せめて可愛い若いアナウンサーがニュースを読んで解説はリベラル寄りでないベテランの男性が良い」
 印刷会社の社長も此処では言いたい放題。
 「益々つまらない世の中だ。そろそろこの世を終了してやりたいな」
 医者の男が暴言を吐く。
 「俺たちの寿命と共に世界を抹消も悪くないな」
 印刷会社の社長も暴言に同調する。
 もとより身勝手極まりない連中である。
 「この女この先どうするのだ」
 医者の男は騙して送り込んだ先を期待している。
 「このまま動画をSMクラブのサンプルとしてアダルト系の動画公開サイトに公開する。そして実際に客を取らせる」
 「抵抗するだろうな」
 「荷物もパスポートその他全部押さえている。どうあっても働くしかない」
 「動画をばら撒く程ではないが日本でも拷問サンプルがたくさん閲覧されるのだな」
 医者の男は悦ぶ。
 「そうだダウンロードもできる」
 「騒ぎだすのは暫く先だな」
 「そうだ。実際に金は払う。この動画の費用も既に振り込んである」
 「あっちの警察は」
 「あっちのクラブが抱き込んでいる」
 「長くなると家族が騒がないか」
 葬儀会社の社長は家族が騒げば問題になると言う。
 「一月くらいで帰す。R国が取り合わなくても長くなると国際問題になる。金が口座に送金されていて本人が帰れば曖昧な話になる」
 「だが何人も騒げば」
 「実際に自分の意志で出稼ぎに行く奴らも一緒だそっちの人数が多い」
 「騙された奴も混じっていたで済んでしまうか」
 「犠牲者が公開された動画に泣き続けるだけだ。円安で売春の出稼ぎが問題視されても逆に女が国を選ぶようになる」
 「アメゆきさんは駄目。からゆきさんは良しか」
 「そうだ」
 「だが世間を騒がす面白みは足りないな」
 医者の男はやや物足りない。
 「そうでもない。この間の企画が派手に劇場型に圧迫したが今度は落ちて行く日本の売春風俗の出稼ぎと社会を底から圧迫する」
 「ううん」
 医者の男は半信半疑であった。
 
 R国。高級SMクラブ。
 本庄珠奈は十字架に磔にされたまま躰のフロント面は蝋涙で真っ赤にされて泣き続けている。
 男らは鞭を用意していた。
 蝋涙が乾くのを待って鞭拷問である。
 「そろそろ良かろう」
 一番背の高い男が鞭を手にして立ち上がった。
 「あーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は鞭を見て悲鳴を上げる。
 一番背の高い男は斜め前に立って蝋涙を被った乳房を横に薙ぐ。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蝋涙が砕けて半分くらいが落ちる。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 まだそんなに痛くはない。ショックなだけである。
 一番背の高い男は二発目を構える。
 「あーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は恐怖にヒステリックな声で叫ぶ。
 容赦なくもう一発乳房を横に薙ぐ。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーぐうがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に躰を震撼させる。
 脚首を縛られて動かない左脚をくの字に蹴って藻掻く。
 一発目と違って蝋涙が砕けていて皮膚を直に叩かれている。
 「ぐうふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ごつい一本鞭で強烈に痛そうである。
 続いて蝋涙で真っ赤になった太腿を二本揃えて叩く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 蝋涙が粉々に割れて一部が落ちた。
 もう一発同じ部位に叩き込む。
 「うぐうふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐふううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は痛みに躰を強く揺すって十字架に縛られた手首でぶら下がって藻掻く。
 次は腰に叩き込む。
 「ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 腰に被った蝋涙も砕ける。
 
 小勝明菜は本庄珠奈と同じように国連職員佐賀美野に誘われてR国に渡航して来た。
 二人目の犠牲者である。
 佐賀美野に空港で出迎えを受けて同じ宿舎に向かう。途中で動画も撮影されていた。
 経済産業省職員を退職したばかりである。
 僅か一年余りで退職した。
 スタイルも美貌もなかなかだが風俗など絶対にできない女である。
 止めたのは上司のパワハラやセクハラではない。
 与えられた仕事が気に入らなかった。そして上司の存在が気に入らなかったのである。
 川口の会長はよく調査の上で選んだ。
 同じ日に時間違いに着いたがこの女の調教と撮影は明日にする。
 本庄珠奈と同じように眠らされてしまう。
 
 R国。高級SMクラブ。
 本庄珠奈の躰には部分的に蝋涙の欠片が残っている。だが大方叩き落とされていた。
 一番マッチョな男が左脚の脚首の縛りを外して持ち上げる。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一番小柄な男がその脚首に縄を掛けて十字架の横柱に吊るそうとした。
 本庄珠奈の股間は大きく広げられて閉じ合わせた女の部分が丸出しになる。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーー。はなせーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 まだ抵抗を続けた。
 だがマッチョな男の押さえは強い。
 小柄な男は本庄珠奈の脚首を十字架の横柱のフックに吊るしてしまった。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーん。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーー。はなせーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吊るされた左脚をくの字に折っては蹴って抵抗する。
 撮影班が斜め下から女の部分の撮影を開始した。
 さらに小柄な男が女の部分のビラビラを剥こうとする。
 本庄珠奈はさらに暴れた。
 マッチョな男がその脚首を掴んで押さえる。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーー」
 喚き散らすがカメラは確り広がった本庄珠奈の女の部分をアップで撮影していた。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やだあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。とらないでーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈はさらに喚き散らした。
 カメラが下がると背の高い男が鞭を構える。今度は先端が長方形の革二枚の一本鞭である。
 それで斜め下から本庄珠奈の女の部分を直撃する。
 「ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 吊るされた左脚を強く引いて蹴る。強烈に暴れた。
 背の高い男はもう一発正確に叩き込む。
 「あがあふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 脚を強く蹴って十字架を揺すって暴れ続けた。
 さらに一発叩き込む。
 「ぐうふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は遂に失禁してしまう。
 「あーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーん」
 号泣状態である。
 背の高い男は次の一発を右の乳房に叩き込む。
 「ぐがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。たすけてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は号泣してさらに半狂乱である。
 既に乳房は何本も深紅になった蚯蚓腫れが奔っていた。
 腰も太腿も同じである。一部鬱血していて無残極まりない。
 さらに左の乳首を直撃した。
 「ぐうぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに頭を振り躰を揺すって藻掻く。吊るされた左脚は十字架を揺さぶる。
 そして本庄珠奈の躰は十字架にぶら下がってしまう。
 顔も躰も汗を噴いていた。
 さらに涙は溢れる。
 ここで一番小柄な男が太い凧糸で繋いだピンチを二系統取り出した。
 右の乳房の上から鋏み始めてもう一系統を背の高い男に渡す。
 「いやーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は涙を溢れさせながらさらに喚く。
 容赦なく二人はピンチで本庄珠奈の躰を鋏みつける。
 左右とも乳房から乳首、乳房の下、腹の横を通ってほぼ五センチ置きに太腿を膝まで鋏んだ。
 本庄珠奈の躰はぶるぶる震える。
 マッチョな男はまた蝋燭に点火した。
 「やめてーーーーーーーー。なんでこんなことするのよーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は恐怖に震えた声でそう叫ぶ。
 「だからSMクラブのカタログだよ」
 マッチョな男が強い口調で言う。
 「私はそんなことしに来たのじゃないよーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は震えながら堪らず主張する。
 「うるさい!こっちは日本の業者に金払っているんだ。日本人の女をと言う要求が多いのだ」
 今度は背の高い男が言葉を叩きつけた。
 「そんなーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は理不尽極まりなくそして恐ろしすぎる事態にさらに震える。
 背の高い男と小柄な男が本庄珠奈の躰に鋏みつけたピンチを繋いだ太い糸の先端を一本ずつ掴んでいた。
 「行くぞ」
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈の顔は恐怖に凍り付く。
 二人が一気に引っ張る。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴である。
 本庄珠奈の表情は破裂していた。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 藻掻き叫び続ける。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーん。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いが暫く治まらない。
 三人掛かって本庄珠奈の躰を十字架から降ろす。
 床に鉄板が敷かれていた。
 撮影係にさらに道具の担当も増えて部屋には男が八人になっている。
 男らは本庄珠奈を鉄板に寝かせて大の字に手首、脚首と腰を固定した。
 本庄珠奈の躰は蚯蚓腫れとピンチが鋏んだ痕が無数に点在して先程よりさらに無残極まりない。
 三人が二本ずつ蝋燭を持った。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は恐怖に強烈に叫ぶ。
 男らは芯の周りに溶けた液体状の蝋涙を左右の乳房と太腿腰に掛ける。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈の躰は腰から背中が迫上がって硬く捩って藻掻く。そして悲鳴を轟かせた。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーー」
 涙を溢れさせ汗を振り飛ばして泣き叫ぶ。
 マッチョな男が次の二本を持ってドテの黒い塊の上から一気に流す。
 「あーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーー」
 恐怖の表情で口を破裂させて壊れたサイレンの様に悲鳴を上げた。
 マッチョな男と背の高い男が脚首の縛りを解いて脚を片方ずつ持ち上げて〇んぐり返しにする。
 「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 小柄な男がクスコを取り出す。
 ワセリンを塗って本庄珠奈の膣に突っ込む。
 そのまま螺子を回して奥を広げてしまう。
 カメラが確りアップで撮影する。
 道具係がライトで中を照らす。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。とらないでーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 また喚き叫ぶ。
 道具係が小柄な男に芯の周りに蝋涙が溶けた蝋燭を一本ずつ順に渡す。
 小柄な男はクスコの中に流し込む。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は強く顔を振って藻掻く。また強烈な悲鳴が甲高いサイレンの様に鳴り響いた。
 小柄な男は二本目を受け取ってさらに流す。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 三本目も流した。
 「・・・・・」
 もう声は出ない。
 既に本庄珠奈は白目を剥いて失神していた。
 カメラはその表情と躰をなめ回す。
 そして白い字幕が挿入された。
 『日本人のモデルです。このプレイはドル建てで六時間三千$となります』
 
 五月一日。
 越後湯沢。如月鬼堂の居間。
 杉下一行が本庄珠奈の動画を送って来た。
 「この動画は風俗の宣伝にしては違和感があるが奴らと関係があるか」
 如月鬼堂もSMクラブの紹介動画にしては違和感を覚える。
 「何とも言えませんが。アダルト系動画投稿サイトにアップロードされていました」
 「何とも言えないな。現地のSMクラブの紹介動画を誰かがアップしたのじゃないか」
 「しかし日本円に換金したら今なら四十八万ですね」
 「日本人女性を海外で稼ぐように誘っているのか。それにしては怖くなるようなハードだな」
 「そうです」
 杉下一行もやや気になったので送った程度である。
 如月鬼堂は今週の執筆は終わって珍しくのんびりしていた。
 「でもあれ以来連続拉致強姦事件の連中ですが静かになりましたね」
 杉下一行は不気味さを感じている。
 「うん。そうだな」
 何かまた騒がされるような気がしていた。
 
 五月二日。
 R国。高級SMクラブ。
 本庄珠奈に初めての客が付いた。
 ごね続けていたがクラブ側は五人客を相手したら荷物とパスポートその他を返して金を日本に送金して帰らせると条件を提示する。
 本庄珠奈は受け入れるしか術はなかった。
 客は韓国人である。
 客の手で全裸に剥かれてしまった。
 膝を着かされて頭を俯きに倒される。そのままバックで入れられてしまう。
 生挿入である。
 クラブの指示でピルは飲まされていた。
 それでも生で中出しされる衝撃は大きい。
 客は三千$払っている。自分の取り分が二千$らしい。
 払って貰えるか疑わしいがとにかくこの国から脱出して日本に帰らなければならない。
 途中から正上位に代えられて唇を貪られてしまう。
 唇を奪われたまま中で果てられてしまった。
 入浴が許されたがそのあと十字架に磔である。
 客は鞭も準備していたがまずはビンタから来た。
 「日本人を叩きたくてね。日本のソープランドじゃ韓国人と判って生でやらせてくれなかった」
 男は平手を構える。
 ビンタは屈辱である。
 帰る為には受けるしかない。
 一発目が左の頬に飛んで来た。
 「うう、うぐーーーーーーーーーーーーーーー」
 本気で叩いている。悔しい。涙が出そうである。
 二発目が飛んで来る。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 悔しい。それでも泣きたくはない。
 金を払えばこんなこともする。そんな奴がいることが許せない。
 男はさらに構える。
 安いのは円だけではない。三千$も払ったのだ徹底的に甚振ってやる。さらに男の手に力が入った。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は涙が出そうである。堪えて睨み返した。
 男の加虐心がさらに沸騰する。
 目の直ぐ下に飛んで来た。
 「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 怒りがこみ上げる。涙が瞼の中で溢れた。零れる寸前である。何とか抑えたいと堪える。
 男はそれを見て興奮度が増す。もう一発叩きつけた。
 「う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 遂に涙は溢れてしまう。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ああん。ああ。ああ。あふぁあ。ああ」
 男は一段落満足した。次は鞭を構える。
 本庄珠奈は涙目でそれを見た。先端が細長いが硬そうな一本鞭である。
 数日前に背の高い男に叩かれた物よりは細い。あれは気が狂うほど痛かった。
 痛み止めを飲まされクラブの幹部らしい女性に躰をケアされてようやく表面が綺麗になったばかりである。
 鬱血した部分の痕は僅かに残っていた。
 男は乳房を狙っている。
 左の乳房を縦に叩く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 乳首をもろに叩かれた。脚を踏ん張る。躰を前に倒して膝を蹴り上げた。痛みに躰が暴れる。そして藻掻く。痛い個所を庇うことができない。
 「ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は涙目で男を見上げる。
 男は二発目を構えた。
 「あふぁーー」
 まだ痛みが治まってない。
 そこに二発目が左の乳房を横に薙ぐ。
 「うぐああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本庄珠奈は躰を丸めるように前に上体を倒す。そして膝を強く蹴り上げた。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 恐怖に躰はぶるぶる震える。


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