【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十幕


海外ツアーの悲劇


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
戻る|
1| 183| 184| 185| 186| 187| 188| 189| 190| 191| 192| 戻る
 山井夫妻の移住したのはT国。外村芽生が拉致され拷問されて解放されたのはR国である。
 山井夫妻のR国への渡航記録はない。
 如月鬼堂の特異な発想を裏付けているとさえ思われた。
 
 六月十三日。
 内房のリゾート施設である。
 山井夫妻は潜水艦で日本に戻った。
 先に公開する動画が残っているので夫妻には内房のリゾート施設でそのまま滞在して貰うことになる。
 そして印刷会社の社長が最後の五本目の動画を配信した。
 
 越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
 杉下一行からメールが届いてこれまで通り館山弁護士、杉下一行とテレビ会議が繋がっていた。
 如月鬼堂は九時半に起きてシャワーを浴び十時を回って朝食の蕎麦を食べながらである。
 最後の被害者は古仲沙良二十六歳。直前までエステチックサロンに勤務していた。
 贅沢しすぎてクレジット残高が膨らんでしまったので高額アルバイトを探して罠に嵌ったのである。
 Fカップの乳房は寝かせると広がってしまう。拷問椅子の背を斜めに上体を殆ど起こすと乳房は柔らかさと豊満さを湛える。
 シリコンなどは入ってない。芯まで柔らかい。鞭で叩くと強烈に痛く無残な痕になりそうである。
 乳房の大きさの割に乳輪は小さく乳首の色は薄紅である。
 肌の肌理が細かく白い。薄紅の乳首と小さめの乳輪がくっきり存在感を主張していた。
 大股開きで拷問椅子に固定された太腿は太ってはいないが異常に柔らかさを感じさせる。こちらも叩くと直ぐに傷付きそうである。
 全体に壊れそうな体型と言える。
 組織の男が二人。一人はがっしりタイプで一人は痩せ型である。だがこの忍者姿黒装束は僅かにしかその違いを感じさせない。
 二人の忍者姿黒装束は左右から古仲沙良の乳輪の根元付近を二本の金属の箸で鋏む。
 その両端を輪ゴムで何回も引っ掛けて強く止めてしまう。
 まだ古仲沙良は寝かされたままである。
 二人はスタンガンを手にした。
 両方から一気に金属の箸に当てる。
 「う、ぐ、うう、ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 古仲沙良は暴れ強烈な悲鳴で意識を回復した。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーん。もうやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーん」
 古仲沙良は体を揺すって泣き叫ぶ。
 スタンガンの痛みは去っても乳房を鋏まれてかなりの痛みである。
 「お前の拷問で最後だ。たっぷり泣いて逝き顔も晒して貰う」
 語り手が宣告する。
 「いやだよーーーーーーーーーーーーーー。やめてよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 古仲沙良は猛然と抗議した。
 だが躰はがっちり拷問椅子に固定されている。
 「騒いでも無駄だ。お前らの動画は全世界にばら撒かれる」
 語り手は淡々と当然のように語る。
 「ちくしょーーーーーーーーーーー。高収入アルバイトで騙して。酷い。酷すぎるよ」
 古仲沙良はさらに抗議する。
 「黙れ!お前とて半分売春まがいと承知していただろ」
 語り手は強い口調に成る。
 「その何十倍も酷いことしているだろ。こんなのないよーーーーーーーーーーーーーーーーーー。早くこれ取ってよ」
 古仲沙良はさらに強く喚き抗議する。
 「それは二時間取らない。取る時の痛みを蓄積するためだ。今の痛みが総てではない。取る時はその数倍だ」
 語り手は淡々と恐ろしい宣告をする。
 「そんなーーーーーーーーー。それじゃーーー乳首もぎとれちゃうよーーーーーーーーーー」
 古仲沙良は悲痛に叫ぶ。
 「二時間ではそんなことにまではならない。もぎ取れるのには三日は掛かる。だがそんな面倒は行わない。斬る時はメスで切り落とす」
 語り手はさらに淡々と恐ろしい宣言を続けた。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。そんなのないよーーーーーーーーーーーーーーーー」
 古仲沙良はさらに究極に叫ぶ。
 「落ち着け!今はそこまでしない。この先解放されてからのお前の在り方によっては次に他の仲間が斬り落とす」
 語り手はまた強い口調になる。
 「えーーーーーーーーーー」
 古仲沙良は恐ろしい宣告に驚愕する。
 痩せ型の忍者姿黒装束が注射針を滅菌梱包から取り出す。
 がっしりタイプの忍者姿黒装束が古仲沙良のクリトリスを剥く。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やだあーーーーーーーーーーーーー」
 古仲沙良は針を見て拒絶する悲鳴を上げた。
 剥き出した粘膜の盛り上がりに針を突き刺す。
 「ぐう、がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 古仲沙良の表情が究極に歪み破裂して悲鳴を轟かせた。これは強烈に痛いのである。
 ?せ型がクリトリスを剥くのを代わった。
 がっしりタイプが滅菌梱包から注射針を取り出す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 古仲沙良は二本目の針を見て喚き叫ぶ。
 がっしりタイプはクリトリスの下から刺す。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 そのまま突き刺して貫く。
 「うーーーーーーーーーーーーぐーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に甲高い悲鳴が上がる。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 古仲沙良は震え荒い息遣いを続けた。
 二人の忍者姿黒装束はスタンガンを手にする。
 「あーーーーーーーーーーーーーーー」
 古仲沙良はそれを見て悲鳴を上げる。
 「今度は電流責めだ」
 語り手は抑揚のない声で恐ろしい拷問を宣告した。
 二人は各々自分の刺した針にスタンガンを当てる。
 「うがあーーーーーーーーーーーーーー。うがあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたい。いたい。いた。いたい。いたい。いたい」
 古仲沙良は強烈に叫ぶ。
 何回か繰り返して古仲沙良の悲鳴と究極に痛みに苦しむ表情を画面に焼き付けた。
 ?せ型の方から突き刺した注射針を抜く。
 「うーーーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーー」
 抜く時は刺す時より痛い。血の玉が浮き出し崩れて流れた。
 甲高い悲鳴と究極に軋む古仲沙良の表情が見る者の加虐心を満足させる。
 続いてがっしりタイプが抜く。
 「うーーーーーーーーーーーーーーーぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 さらに甲高い悲鳴が上がる。古仲沙良の柔らかい美人顔は縦に破裂して歯を剥き出す。
 その間に痩せ型が金柑の実を搾る。
 一個か二個で充分である。
 古仲沙良の?いたままのクリトリス。その部分は針が抜かれたあと無残に血に塗れていた。
 その上から搾った金柑の汁を掛ける。
 「ぐーーーーーーーーー。ぐおーーーーーーーーーぐおーーーーーーーーーーーーぐおーーーーーーーーぐおーーーーーーーーぐおーーーーーーーーー」
 古仲沙良は究極に沁みる痛みに喚き暴れた。
 「ぐおーーーーーーーーーーぐおーーーーーーーーーーーぐぐおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐおーーーーーーーーーーー」
 拷問椅子に磔にされた躰が強烈に暴れて拷問椅子は強く軋んだ。
 「あはあーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ」
 痛みは直ぐに薄らぐが古仲沙良は荒い息遣いを続けた。
 二人の忍者姿黒装束は次の準備をする。
 
 「既にこの五人はソープランドに出ているのだな」
 如月鬼堂はこの先が異常に気になる。
 「そうです。なかなか人気で予約が埋まっているらしいです。遠くからホテルを取って来る者まで居るようです」
 杉下一行が状況を掴んでいた。
 当然そうなる。店のホームページや雑誌に顔出しも行っていた。だがそれ以上にネットで評判は拡散される。
 当然R国に旅行するコンパニオンに応募して被害に遭ってSM動画を公開された女性と認識して客は来ていた。
 どれを選んでも良い女である。
 店は特別コースを設定して高額にした。それでも予約は先まで埋まる。
 「AVのスカウトはまだ動かないか」
 「情報は入っていませんが。多分ほとぼりが冷めるのを待つことはないと思われます」
 「奴らの策は完全に成功か」
 「そのようです」
 「思った以上だな」
 如月鬼堂は苦々しい。
 
 神谷悠乃警部補は残務明けの非番の日の午前中に実家に帰宅しようとしていた。組織はこれをキャッチしていたのである。
 館山駅の東口を出てコンビニの角を曲がった。
 すれ違いざまに男が胸に触って逃げる。神谷悠乃警部補は即座に追い掛けた。男は路地に逃げ込む。
 建物の陰から男が二人飛び掛かる。
 触った男は踵を返して襲い掛かった。三人ともそれなりに有段者である。
 神谷悠乃警部補にクロロホルムを当てて確保した。
 そのまま袋を被せてパッカー車に投げ込む。
 パッカー車の中で縛って麻酔を打つ。
 さらに躰全体に強い匂いのスプレーを掛けた。
 そして別のパッカー車が運んで来た匂いの強い物質が上から投げ込まれる。
 そのままパッカー車は二台で出発した。
 僅か二分足らずの犯行である。
 
 如月鬼堂の居間に珍客が現れた。
 一人はいつも来る福富麻次郎である。その連れが何とも言えない。見掛けは若い女性である。
 自力で歩いて来た。動きも女性の動きである。
 如月鬼堂が囲炉裏端に座っているので奥のソファーに並んで座った。
 「アンドロイドか」
 如月鬼堂は僅かな違いからそう確認する。
 「そうです。モデルの子が店に居ります」
 ダッチワイフが格段に進化したものである。ダッチワイフの骨組構造に二足歩行ロボットを内蔵した。
 如月鬼堂が動画に掛かっているので福富麻次郎も大型モニターからそれを見る。連れて来られたロボット女性は驚きの表情を見せる。
 表情や感情まで示すらしい。
 
 古仲沙良はローターとドリルバイブで責められ何回も逝き顔を晒した。膣液も大量に流して失禁もしたのである。
 そして最後に失神していま倒れている。
 女の部分はドリルバイブに散々責められてぐちゃぐちゃになっていた。
 二時間近い責めに轟音のような逝き声をとことん上げ続け何度も女躰が強く波打ってもんどり打つ。その繰り返しであった。
 乳首の手前には金属の箸が輪ゴムで二本留められていて乳首が無残な状態である。
 忍者姿黒装束の二人がこの巻き付けた輪ゴムを左右両側からカッターで切り落とす。
 両方の乳房から金属の箸がするりと落ちた。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうごおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 行き成り古仲沙良は強烈な悲鳴を轟かせる。
 これまで二時間強く圧迫されていた乳房の筋肉が解放される痛みである。鋏まれていた間の数倍痛い。
 躰は拷問椅子から迫り上がって藻掻く。
 「ぐおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 古仲沙良は狂った様に藻掻き暴れ悲鳴を轟かせる。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーーー。ううおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 堪えられない痛みに藻掻き続けた。
 「あはああーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーー。あはあ。ああ。ああ。ああ」
 二人の忍者姿黒装束が両側から乳房を揉む。
 あと二人印刷会社の社長と葬儀会社の社長が手伝って肩を押さえた。
 「ぐわああああーーーーーーーーーーーー。ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐわあああーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な悲鳴が十分以上続く。
 「うおーーーーーーーーー。ううーーー。ああーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 強烈な悲鳴は徐々に弱くなりやがて荒い息遣いになり徐々に痛みは薄らいだようである。
 「さあて。痛みも味わったが。官能も女の性の奥地まで味わった。失神が何よりの証拠だ。そして素晴しいSM系AVが制作された」
 語り手はゆっくり語る。
 「酷いよ。こんなのばら撒くなんて」
 古仲沙良は涙を流している。
 「どうしようともう逃れる道はない。既に動画は日本に転送されている。確実に公開される」
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーん」
 古仲沙良は号泣状態になってしまう。
 「お前の官能はさっきの悦びが最後だ。これからお前の子宮を撤去して膣を焼く。クリトリスも焼く。もう生涯女の悦びを感じることはない」
 語り手は静かな口調だがきっぱりとした言い方である。
 「な、なんだとーーーーーーーーーーーーー」
 泣いていた古仲沙良は驚愕の表情になって言い返す。
 「よく聞け。お前が日本に帰ってAV女優になると約束するなら膣とクリトリスは執行猶予する」
 「子宮は」
 「撤去だ」
 語り手は強く断言する。
 「いやーーーーーーーーーーーーー。子供できないし結婚もできないよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 古仲沙良は泣き叫ぶ。
 「AV女優に亭主も子供も要らない。躰が劣化するだけだ」
 これまでと同じような問答が続いて結果は同じであった。
 
 動画が終わったので福富麻次郎が新商品の説明を始める。
 「脱いで」
 福富麻次郎はロボットの女性に命令する。
 ロボット女性はしなやかな動きでじっくり躰を見せて服を下着まで脱いでしまう。
 「お○○こを見せて」
 ロボット女性はソファーの上でV字開脚の大股開きになる。自分の手で女の部分を開く。
 実に精巧にできていた。
 小陰唇が柔らかく広がりピンクの部分が露出する。膣口もモデルの女性そのままにコピーされていて奥まで膣の構造が造られていた。
 「濡れているじゃないか」
 如月鬼堂は造りの綿密さに感嘆する。
 「そうです。膣液と同じ匂いと硬さに調合されています」
 「それをアンドロイド型のダッチワイフとして売るのか」
 「これAI内臓で動きますが。モデルの女性と連動もできます」
 福富麻次郎は得意げに説明を続けた。
 単体で動くダッチワイフとしてSEXもできるがオンラインで店と繋いでそっくりの本物の風俗嬢と連動も可能である。
 その場合男性アンドロイドが挿入する。客と同じように動く。ロボット女性もモデルの風俗嬢と同じ動きをする。
 モデルの風俗嬢と繋がっている感度が客の男性に伝わるのである。モデル嬢の膣にも男性客の動きがそのまま再現される。
 違うのは男性アンドロイドが同型にできた一種類でそのさおが一定と言うことである。
 コロナ過で店舗営業が著しく制限された時に発達したオンライン風俗の機能をさらに格段に強化した。
 自分で動いてくれるダッチワイフである。
 二足歩行ができるので掃除や荷物運びもやってくれる。多少重い荷物も運んでもらえるが料理はできない。
 絶対ダメなのは風呂である。
 人の肌に限りなく近く体温もあり唾液も膣液も出せて自分で補填する。
 口取りも行う。処理後の口や膣の洗浄も自分で行う。
 声はモデルの風俗嬢のものであり喘ぎ声も出す。痛みには悲鳴も上げてしまう。その段階によってAIが調節する。
 膣の内部も子宮口も作られていてクスコで開くこともできる。
 逆に膣内部はモデル嬢と同じように作られていて従来のダッチワイフ程の刺激はない。
 膣液の補給や洗浄にはその部分を取り外す。
 それには子宮口に器具を突っ込む。その時強烈な悲鳴もモデル嬢の声そのままである。
 実際にモデル嬢に痛みを与えて録音したものをAIが痛みと状況に応じて変化させる。
 「こういう物が売れる時代になってしまったか」
 如月鬼堂は明らかな風俗売春の衰退と嘆く。
 「縛りの練習にも使えます」
 「傷ついたり汚れたりした場合は」
 「汚れは専用の洗浄液で拭けます。強く汚れた場合と傷は修理に出していただきます」
 「価格は」
 如月鬼堂はこんな物作ってどんだけコストが掛かるかと言いたい。
 「オプションを入れないで百二十万です」
 福富麻次郎はここまで下げるのに随分努力を重ねた。
 「ダッチワイフの十倍だな」
 如月鬼堂は高いと言いたい。
 「それが結構引き合いが来ています」
 「モデルは」
 「うちのグループ内で全裸美人コンテスト行いまして上位者五人をモデルに制作しました」
 「直接風俗に行った方が良いのでは」
 「ソープ以外性交はできません」
 「そうだったな」
 「それで車椅子を押したり主人をベッドに運んだり介護もやってくれます」
 「そんなに力があるのか」
 「人の腰の機能を強化する器具の機能を応用しています。重い物もそれなりに行けます」
 如月鬼堂は如何とも言えない。
 
 いわき小名浜。
 ソープ重役室。
 大内亜季はVIPコースで店に出ていた。百二十分十万のコースである。この店にVIP室は以前から存在した。
 だがこれまでは百二十分六万である。
 大内亜季だけ特別にこの価格となった。
 週に二日しか働かない。既に七月半ばまで予約で埋まっている。一日三人限りである。
 それ以上やると皮膚が荒れる。それではAVが高く売れない。そこを考慮して週に二日で抑えていた。
 湯船に客の腰を浮かせてさおを口で舐める。
 六十年配の客でなかなか出さない。
 「逝かない」
 「そんなに何回もできない。ベッドで一回だけだ」
 「そう。じゃああとで」
 マットプレイも刺激するだけで済ませる。
 みな拉致されたことを深く訊いて来るがこの客は無口である。
 「ねえ。私が酷い動画出されたの知ってる」
 「ああ。見たよ。良い躰だ。期待して来た」
 「そう。ありがとう」
 遊び慣れた客かもしれない。ホッとする。
 「今年中にはAVに行っちゃうの」
 「うん。そうらしいね。出たら買うよ」
 優しいのはこの客だけであった。本来三回出せるのに一回で十万置いて行く。大内亜季は何度も来て欲しいと思った。
 
 六月十四日。
 神谷悠乃警部補は空き地でパッカー車から他のトラックに移されて酸素ボンベ付のカプセルに納められる。
 夜間にカプセルはボートで運ばれ千葉の海中に投下された。
 翌朝早く潜水夫が回収して潜水艦の入る入口から運び込む。
 神谷悠乃警部補は内房のリゾート施設で山井夫妻に提供される。その為に拉致されたのである。
 山井夫妻は総ての資産を整理した。
 これまで散々散財したがそれでも一億近くが浮く。総て川口の会長の闇口座にマネーロンダリングをサポートする組織を通して支払われる。
 これから潜水艦でのT国からの移動費用。闇組織の派遣員三人分。遺体の処理費が支払われた。
 北村華らを拷問した部屋が黒いカーテンで仕切られて三分の一の広さにされる。その真ん中に拷問椅子が置かれた。
 今回は拉致した三名が山井夫妻を手伝う。
 ここから撮影が開始された。
 組織の三人が忍者姿黒装束で行う。その内一人は撮影を担当する。
 二人が掛かって神谷悠乃警部補のよれよれになった服を脱がせる。全裸にして拷問椅子に乗せて縄とベルトで磔にしてしまう。
 下着の汚れも確り撮影する。
 大股開きに股間を広げられて性器もアップで撮影した。
 ここで山井夫妻を招き入れる。


次頁
戻る


TXTでお読みになりたい場合は小説家になろうのXシリーズ以下のページからDLしていただけます。
https://novel18.syosetu.com/n2441fw/
ご感想、アンケート
ご感想、ご質問、ご用件、ご依頼などございましたら以下のメールにお送りいただければ幸いです。
sado9364○yahoo.co.jp
(お手数ですが○を@に変えてご使用ください)