【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十幕
海外ツアーの悲劇
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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「お前。耐えられる熱さだろ」
語り手の男が強い口調で言う。
「だめーーーーーーーーーーーーーーーーー。あついーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーー」
浦海七奈美はさらに泣き喚き拒絶する。
熱さに耐えられる耐えられないではない。全てが恐怖に覆われている。完全にヒステリー状態である。
組織の男は浦海七奈美の股間が真赤な蝋涙で埋まったところで蝋燭の責めを終了してしまう。
印刷会社の社長が鞭を振り被る。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は鞭を見て恐怖の悲鳴を上げた。
印刷会社の社長は浦海七奈美の女の部分に被った蝋涙の上から強く叩く。一部固まった蝋涙が割れて落ちた。
「ぐ、ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美の恐怖に凍っていた表情が破裂する。
葬儀会社の社長が同じところを上から叩く。
「ぐう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は藻掻くように躰を振って悲鳴を絞り出す。
股間の蝋涙はかなり砕け落ちていた。
越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
館山弁護士と杉下一行が来ていた。
本多椿も客をこっちに呼んで越後湯沢のプレイルームを使っている。終わったら合流する予定であった。
以前に温泉付きプレイルームを作ったその一つの部屋である。
「まさにサミットの厳戒態勢の真最中ですな」
館山弁護士も動画の公開が如月鬼堂の予測通りと認める。
「今回も五人とも何処に居たかは判らないと供述していますね。拷問の場所は全く不明です」
杉下一行はこれまでと状況は変わらないと言う。
「やり方は全く一緒だ。だが今回の事件の最中に山形の山荘の処分が行われたな」
山形の派遣会社OLの事件はR国でコンパニオン五人行方不明の後である。そしてそのずっと後にR国で攫われた女性五人が解放された。
「組織が大きいだけではないですか。計画判断を下しているのがあの六人で実行は奴らが委託する闇組織と」
館山弁護士はそれが行き着く結論だと言う。
「床が明らかに違うな。先月と同じ場所ではない」
如月鬼堂は床の違いを指摘する。
「確かに前回より広い場所です」
館山弁護士もキャパが違うと指摘した。
「これはやっぱりR国ではないですか」
杉下一行もその可能性が現実と見る。
「今度は木村華にAV女優になれと強制してまいすね」
館山弁護士が字幕の内容から指摘する。
「前にもあったが。その被害者はAVにはならなくて。確かもう一度拉致されてずたずたにされたな」
如月鬼堂は覚えていた。
「しかし何で今回はそう出たのでしょう」
館山弁護士は一度やって成功しなかったのにと思う。
「もとより風俗系女性求人誌だ。そういう目論見だったのじゃないのか」
如月鬼堂はその目的を含めた犯人らの企画だったと言いたい。
「最初から海外で割り切りを含めたツアーコンパニオンですか」
杉下一行もそこまでなのかと意外であった。
「そう匂わせて出発前にいくらか払っているのじゃないか」
如月鬼堂は割り切りを匂わせて前渡金で信じ込ませたと言いたい。
「転ぶ可能性のある女性を選んだとか」
「諦めやすくかつ容姿、スタイルで選んだのだろう。絶対潔癖な女性は転ぶ可能性はない」
如月鬼堂はそこまで考慮したと決めつける。
「そんなことして何の利益になりますか」
館山弁護士はそこが納得行かない。
「利益にはなるまい。奴らの遊びと社会への嘲りじゃないか」
「相当な金が掛かっていますよ」
「これまでもそうだ。相当に金があって家族、特に配偶者が居ない連中だ。そしてまともに稼いだ金ではない」
如月鬼堂は連続拉致強姦事件の犯人らの人物像をほぼ類推できている。
「しかし犯罪に手を染めて危険を犯して稼いだ金をこんな風にふんだんにばら撒きますか」
館山弁護士はそこが理解行かない。
「これが奴らの最大の悦びだろう。それに危険を犯してない。十分に安全に稼げるのだ。そこらの強盗や詐欺とは違う」
「永久に捕まらないと」
館山弁護士は怒りを込めていた。
「永久に捕まらないか。自決するか。他の組織が始末するかだな」
この連続拉致強姦事件の犯人らに対する如月鬼堂のこれまでの持論である。
「真相は永久に闇の中ですか」
館山弁護士は如月鬼堂の持論をそう確認しただけで納得はしてない。
「そう思う」
如月鬼堂のぶれない結論である。
動画では浦海七奈美が強烈な悲鳴を上げながら股間部分を三十回くらい叩かれて閉じ合わせた女の部分が崩れ緩んでいた。
脱毛したので大陰唇やドテの皮膚が鞭の痕で真赤になっている。無残極まりない。それでも僅かに小さな蝋涙の欠片が皮膚に残っていた。
それからさらに浣腸され冷たい浣腸液に泣き喚き苦しみながら排便姿も公開されてしまう。
浦海七奈美は顔を拷問椅子の背に横に寝かせるように逸らせて恥ずかしさと痛みに堪え続けている。
「あはあーーーー。・・・・・・あはあーーーーーーーー。・・・・・ああ。ああ。・・・・・・ああ」
音量を上げると浦海七奈美の微かな息遣いが確認できた。
男らは疲弊している浦海七奈美の女を責める準備に掛かる。
もう一度浦海七奈美の膣にクスコが挿入された。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。もういやあーーーーーーーーーーーーーーーーー。まだなにするのーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は泣き声混じりに叫び抗議する。そして悲痛な表情を崩し切って忍者姿黒装束の男らを見上げていた。
「今度はお前の逝き顔を公開する」
語り手の言葉が浦海七奈美に突き刺さる。
葬儀会社の社長がクリトリスの包皮を剥いてピンクの膨らみを剥き出しにしてローターを当てる。
「あ、ああーーーー。ああ。いやあーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は刺激に堪らず声を漏らしてしまう。そして叫び拒絶する。
印刷会社の社長がリモコンから伸びたアームの先端にL字に付いたマイクロローターをクスコの奥に突っ込む。
マイクロローターの大きさは金属皮膜抵抗くらいで極めて小さい。女の一番敏感な部分をピンポイントに責めることができるのである。
「畜生。またうちの製品を使って。せめて自分らで作れーーーーーーーーー。ばかやろーーーーー」
杉下一行は舌打ちして怒る。
「同じ責め方だな」
如月鬼堂は女性が代わるだけで責め方は変わらないと言いたい。
「またこのまま逝き顔を晒させて女の機能を潰すと脅かして強制的にAV嬢になれですな」
杉下一行も同じパターンと言う。
「こいつらの趣味だろう。今までは殆どが破壊された。今回はAV女優に強制しているが。悦びを奥まで教えてその機能を潰す。ここが願望の極致らしい」
如月鬼堂はそう分析する。
館山弁護士はやや嫌な気分である。
以前に川口の旅館に女性の債務者を斡旋していた。被害者の取りようのない賠償を引き出す目的であった。その客の手口もこれに似ているのである。
動画では時間を掛けて浦海七奈美が一回失禁して二回失神した。
印刷会社の社長と葬儀会社の社長はそれでも責め続ける。
だが責めるのはこれまでと違ってクリトリスと膣の天井部だけである。アナルや尿道は責めてない。
「ああ。あはああーーーーーーーーーーーー。ああはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーん」
再び浦海七奈美の躰は拷問椅子の上で仰け反る。
浦海七奈美の股間はぐちょり濡れてクスコの中は膣液に満たされていた。
横から組織の一人がスポイトで濡れを吸い取る。それを六オンスのグラスに流す。そしてカメラと浦海七奈美の目前に翳した。
「・・・・・」
浦海七奈美は無言で顔を叛ける。
「お前の膣の中は気持ちよくなって流れ出た雌臭たっぷりの女の液で充満していたぞ」
「・・・・・」
語り手は言葉を極めて詰った。
それでも浦海七奈美は無言で首を振る。
「もうお前は失禁も失神もした。逝き捲くったんだ。失神したら女の躰は完全に逝っている。正直に認めろ」
語り手の男は強い口調でずけずけ言い被せる。
浦海七奈美はもう反論するどころではない。
「あーーーーーーーーはああーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーー」
印刷会社の社長と葬儀会社の社長の責めに完全に蹂躙されている。
拷問椅子の上で躰を迫り上げて仰け反って藻掻き続けていた。
次の瞬間。潮が放水銃の様に三メートルくらい強く飛ぶ。
「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
大口を破裂させていたが声は出てない。
「はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
浦海七奈美は暫く荒い息遣いを続けて拷問椅子に沈む。躰全体がぶるぶる震撼していた。
「お前は本物の潮を噴いたぞ。今のはおしっこではない。スキーン腺液という物だ。強い性的刺激で出るものだ。お前はそこまで官能を味わった」
語り手は淡々と語る。
「そんなあ。無理やりだよ」
浦海七奈美は力なく言い返す。
「画像を見たら誰でも躰の激しい動きで判る。そして乳首が綺麗に起っている。はっはっはっは」
語り手は詰って追い打ちを掛ける。
そしてビンビンに起った乳首の拡大画像がモニターに投影された。
「いやあ」
浦海七奈美は目を逸らせる。
「逃げるな。お前は既に普通の性生活では味わえない官能を味わっている。そしてその生々しい逝き姿と逝き顔を映像に晒した。無修正AVの真骨頂だ」
語り手は強い口調で断定する。
「いやだよーーーーーーーーーー。こんな物作っていったい何するのよ。何になるの」
浦海七奈美は恐ろしさと恥ずかしさの中で辛うじて浮かんできた言葉を吐き出した。
「公開するのだよ。全世界にこの動画を流してお前は無修正AV女優同然になる」
「そんなことして何になるのよ」
「依頼人の満足だ」
「そんなーーーー。誰が依頼するの」
浦海七奈美はヒステリックに涙声で喚く。
「はっはっはっは。答える訳には行かないな」
語り手は茶化しながら言う。
「ひどいよーーーーーーーー。酷い。こんな姿にして。女の躰を玩具にして。酷すぎるよ」
浦海七奈美は泣きながら訴える。
「次は痛みを与える」
語り手は簡単に言う。
「えーーーーーーーー。いやだよーーーーーーーーー。もうたくさんいたぶられたよ。もうゆるしてよーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は涙をぽろぽろ溢す。
「まだ序の口だ。今度は性感帯を甚振る」
語り手は淡々とさらに宣告した。
「いやあーーーーーーーーーーー。いや。いや。もう赦してーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は躰を揺すって拒絶する。
葬儀会社の社長がブジーを手にした。
「煩い。暫く静かになれ」
そう呟いてそれをモニターの拡大映像を見ながら膣の奥を探り子宮口の亀裂に突っ込む。
「ぐうがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美の太腿の筋肉が怒張して躰を震撼させ悲鳴を絞り出す。
「ぐううーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたあいーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈に藻掻く。号泣しながらさらに悲鳴を絞り出した。
浦海七奈美の苦しみがやや収まったところで葬儀会社の社長がクスコにトランスから繋がった線の先に付いた鰐口を接続する。
「えーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は何をされるか恐怖に喚く。
「今度は電流だ」
語り手は軽く宣告した。
「いやだあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は頭を後ろに倒して叫ぶ。
印刷会社の社長がトランスのダイヤルを回す。
「あがあーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーーーあーーーーーーーー」
浦海七奈美は大口を破裂させて悲鳴を上げる。
印刷会社の社長と葬儀会社の社長は嬉しそうにその表情を見ていた。
「あがあーーーーーーーあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美の顔は汗を噴きさらに涙を溢れさせている。
印刷会社の社長は一度電流を切った。
「あはあーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。はあ。はあ。はあ。はあ。やめてーーーーーーーーー。しんじゃうよーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は怯えた表情を振って藻掻き続ける。
「死ぬような電圧ではない。膣の粘膜がちょっと痛いだけだ」
語り手はたいしたことはないと言ってしまう。
「ちょっとじゃないよーーーーーーーーーーー。いたいよーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は堪えられず喚き散らす。
「まーだだよーーーーーーーーー」
語り手はふざける。
印刷会社の社長はまたダイヤルを回す。
「あーーーーーーーーーーがあーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいよーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は直ぐに泣き叫ぶ。
画面には浦海七奈美の恐怖に破裂した顔が焼き付く。
「あーーーーーはあーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は究極に顔を軋ませ絞るように藻掻く。
「あーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーー」
やがて浦海七奈美の表情は恍惚になり掛けた。
印刷会社の社長は電流を切る。
「あはあーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ。やめてーーーーーーーーーーーーー。なんでここまでするのーーーーーーーーいたいーーーーーーー」
浦海七奈美は荒い息遣いが終って抗議する。
「AVでもSM系だからだ」
語り手は簡単に言い放つ。
「もうゆるしてーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は堪えられないと涙を溢れさせる。
「どうだ。逝ってしまう責めの方が良いだろう」
「どっちも要らないよーーーーーーーーーー。なにもされたくないよーーーーーーーーーーー。早く帰らせてーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美はヒステリックになって泣き喚く。
「帰る前に処刑だ」
語り手はボソッと言う。
「しょけいーーーーーーーーー。なんでよーーーーーーーーー。いやだよーーーーーーーーーーー」
「駄目だ。お前は官能の奥地まで知った。それを今日限りシャットアウトして女を終了して貰う」
「そ、そんなーーー。そんなーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は震え慄く。声も震えていた。
「よく聞け。子宮を撤去する。子供は生めない。そしてクリトリスを焼いて膣の中の敏感な部分を全部焼く」
「やだよーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー。ゆるしてーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は強烈にパニックである。
「だがな。お前が日本に帰ったら何処かでAV女優になるならクリトリスと膣は執行猶予だ」
「そんな。何でそんなこと決めるの。ひどすぎるよーーーーーーーーーーーーー。そんなのないよーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美はぽろぽろ涙を溢す。
「お前はこの動画が配信されたらAV女優以外に生きる道はないぞ」
語り手は追い詰める。
「ひどいよーーーーーーーーーーーーーー。そんなのないよーーーーーーーーーーーーーーーー。私の人権は!!」
浦海七奈美は狂ったように叫び抗議した。
「諦めろ。バラ色の人生も禍で瞬時に転落する。お前の転落はツアーコンパニオンに応募した時だ。だがな。これから稼いで財産作る道はある」
語り手は抑揚のない声で言う。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。勝手に私の人生付け替えるなーーーーーーーーーーーーーーー」
「諦めろ。早く決めないと全部焼くぞ」
語り手はさらに追い詰める。
「どうして無理やりAVにするのーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は恐怖に震えながら食い下がらずに居られない。
「いまのAV女優の質が低いから容姿の良い女を強制転職だ。そういう依頼人のご要望だ」
「どうしてAVの質を上げないといけないの」
「依頼人は沢山の資産を投入している。女の地位が上がりすぎた。女性優遇社会に反撃だ。そして無修正AVをばらまかれる犠牲者を量産する」
「そんなーーー。女性の地位は上がってないよーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は堪えられずマスコミと同じ論理の反論をそのまま返した。
「良いか。昔はな全国至る所に遊郭が在った。その時代に日本は高度成長した。今はちょっとしたことで女の言い分だけでセクハラと言われてしまう」
「だからって私達をAVにしなくても」
「社会と女の地位向上への制裁だ。この前の六人はAV女優の手段もなかった。無条件に悦びを終了して子宮撤去だ」
「あ、ああーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は恐怖にパニックの悲鳴を漏らす。
「どうだ。諦めろ」
「いま約束してAV女優にならなかったらどうなるの」
「以前にな。二回拉致された女が居た。乳首も斬られた」
「そんな。なれなかったら」
「多分。解放されて直ぐには受け入れる会社は厳しいかもな」
「それじゃーーー」
浦海七奈美はどうしろと言うのと言う表情である。
「渡り歩け。最初はソープかSMクラブに努めたら一年は待ってやる」
「ひどいーーーーーーー」
「お前。割り切りまでは覚悟して来ただろう」
「そうだけど」
「この先。今の動画が公開されて真面目に働けるか。道を歩いても駅で電車を待ってもお前の性器や逝き顔を見た男らとすれ違うのだ」
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は目を見開いて恐怖の表情を振る。
「もう諦めろ。感度が残っていればAV女優で稼げる。もう結婚もOLも公務員もできない」
「何で子宮を取るの。結婚できないよ」
「できないようにしている。AV女優もソープ嬢もそれがない方が良い。その綺麗な躰と顔でたくさんの男に奉仕だ。それが正しい社会貢献だ」
「私を無理やりAV女優やソープ嬢にして稼がせてこれからどれだけ搾取するのよ」
浦海七奈美は悲鳴の様に叫ぶ。
「そんな酷いことはしない。稼いだ金はお前の物だ。税金取られないように上手に稼げ」
語り手はまるで善人の様な口調である。
「諦められないけど。感じなくなりたくないからAVやるよ。あーーーーーーーーーーーーーはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
浦海七奈美はまた号泣してしまう。
「良いか一年以内だぞ。それまでもソープかSMクラブだ。分かったな。そうでないとまたこうなるぞ。そして性器も乳首もなくなる」
語り手は念を押す如く繰り返す。
「どうして子宮取るのよ」
「一つは依頼人の趣味だ。一つは子育て応援社会への反動だ。独身者は国税、住民税を絞り取られて家族者にばら撒かれる。それに怒ってらっしゃる」
「そんな僅か数人の子宮を取っても」
「社会への衝撃が目的だ」
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーー」
浦海七奈美は躰を震えさせて藻掻き泣く。
ここで浦海七奈美に麻酔が掛けられた。
語り手の言葉はこれまで通り字幕に編集されている。
「先生の分析の通りでした」
館山弁護士も字幕の内容から犯人らの本意が如月鬼堂の分析した内容と違わないと認めた。
「これがこの犯人の最高の悦びだ。その為に金を稼いで使い捲くる。後に残す子孫など居ない連中だ」
如月鬼堂はそれが連続拉致強姦事件の犯人らの犯人像の一面と言いたい。
「とんでもないですな。それでは金に飽かして何でも好き勝手にやり放題ですよ」
館山弁護士は驚愕している。
「俺はどうしても子宮を撤去したりする医者は一人だと思うのだが」
如月鬼堂はここも一貫した主張を繰り返す。
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