【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十幕


海外ツアーの悲劇


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 二〇二十三年清明下元。太陰太陽暦三月十一日。
 (この二十四節気は平気法によるものです)
 二〇二十三年四月三十日。
 
 四月三十日。
 越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
 愛好会の主なメンバーと樽床マネージャーが集まっていた。
 今日は次のツアーとGW最終日のショーの打ち合わせである。
 事件はその最中に報道された。
 R国で男性十八名がツアーの乗り捨てられたバスの中で眠らされて発見される。そして添乗員及びコンパニオン女性五名が行方不明と報じられた。
 「またR国ですね」
 大河内税理士はそう呟く。
 「R国に組織の拠点の様なものが在るのではないですか」
 館山弁護士は拠点が在って其処の連中がやっているのではないかとの見解である。
 「しかし館山先生。R国に該当するような滞在者は考えられないとのことだったね」
 如月鬼堂はそれも成り立たないと言いたい。
 「日本人が密航でR国に入る事もあり得ないとは言えません」
 「確かに闇組織の連中だけが密航なら無いとは言えないな」
 「途上国なら政府の監視の行かない場所は有ります」
 「日本でも無いとは言えない」
 「どちらにしてもかなりの費用を掛けています。その目的が謎です」
 館山弁護士は金を掛けて何が目的と言いたい。
 「動画の中の字幕通りじゃないか」
 「それにあんな巨額の費用を使いますか」
 「遊びだろ。それだけ収益が有るのだ」
 「謎ですね」
 館山弁護士はあくまで不可解との見解である。
 
 五月二日。
 拉致したコンパニオン女性五人を乗せてR国で拉致した二人が便乗する組織の潜水艦は東京湾の海底を航行して内房のリゾート施設に着く。
 そのリゾート施設は百二十七号線の海に面した崖に建てられている。
 潜水艦は近くの海底から洞窟に侵入する。
 所定の位置まで侵入すると後ろの関門が閉まった。洞窟の海水が半分くらい排水される。
 前の関門が開いて潜水艦は桟橋に侵入する。
 地下七階くらいの深さである。
 今回はこの施設を使う。
 先行して組織の男二人が待っていた。
 川口の会長ら六人もこっちに向かっている。
 コンパニオンに応募した女性五人は眠らされたまま全裸で縛られてバルーンカテーテルを尿道に挿入され尿パックを付けられていた。
 四人で一人ずつ女性を産婦人科診察台に乗せる。
 バルーンカテーテルと尿パックは接続したままである。
 これで川口の会長らが着くまで点滴を行う。
 
 川口の会長らは君津まで電車に乗って来た。此処で六人が落ち合う。
 前もって駐車場に止めてあった偽ナンバーの車で向かった。
 「今回も良くこれだけ粒選りが確保できたな」
 葬儀会社の社長である。
 運転しているのは運送会社の社長。助手席に川口の会長が居る。
 四人はボックスシートである。
 「無修正AVの極上がこれで十一本に成るな」
 「いいや。今回は五人全部で一本だ。何回かに分けて配信するが」
 配信は印刷会社の社長が担当する。
 「今回は十人で責める。あっちの組織のが四人加わる」
 助手席の川口の会長である。
 「R国で日本人が十人か。益々捜査は謎だらけだな」
 廃棄物収集運搬処理業の社長は悦ぶ。
 「捜査は混乱する。マスコミは騒ぐ。警察庁長官も埼玉県警本部長もお辞めいただきますか」
 葬儀会社の社長も悦びの表情である。
 
 内房のリゾート施設では四人で所定の撮影を行っていた。
 五人とも拷問椅子を並べて確り固定されている。
 眠らせたままの全裸。顔、乳房、太腿、性器のアップ。さらに性器を開いたアップ。さらに指で膣口を広げて一人ずつ撮影を終えていた。
 バルーンカテーテルと尿パックは既に外されている。
 連続拉致強姦事件の犯人六人はリゾート施設に着くと一度宿泊する部屋に入った。拷問の行われるのは地下二階である。
 地下一階より下に行くにはピットの水を抜く。その奥に隠された入口が造られていた。
 いま水は抜かれているがそれでも地下二階以下への入口は通常では判らない仕組みである。
 六人は地下二階の控室で着替えた。
 四人の男らもこれまで通り忍者姿黒装束にサングラスである。
 二人ずつ掛かって電流責めの準備をする。
 両方の乳輪の下にそれぞれ針を通す。クリトリスの下にも通してトランスの電源端子に繋がった鰐口クリップを左右に接続する。
 頭には鉄条網の輪っかを被せる。これもトランスに繋ぐ。
 五人一斉に電流を流す。
 うごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
 全員強烈な悲鳴が上がる。その後は躰がガタガタ震えるだけである。
 電流を切ると全員荒い息遣いに成る。
 全員ショックのあと目に入った忍者姿黒装束に震え口をパクパクさせ慄く。
 女性五人の正面に一人ずつモニターが下がっている。そこにそれぞれ眠らせたまま撮影した動画が流される。
 「あはあーーーーーーーーーーーー」
 全員震えながら声を漏らす。
 「もう俺たちが何だか判るな」
 宣告するのは引率した以外の組織の男である。
 「あーーーーーーーーー」
 絶望の悲鳴が全員から流れた。
 「お前らの恥ずかしい姿は全世界にメールで配信される。この先無修正AV以外に道はない」
 組織の男が川口の会長らに代わって宣言する。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーー。いやだよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 一人が泣き叫ぶ。
 「もう逃れる道はない」
 男は断言する。
 一番右端の女性から印刷会社の社長がクリトリスの針を抜く。
 「う、ううーーーーーーーーーーーー」
 針を抜く痛みである。
 そして印刷会社の社長はクスコを挿入した。全員の前のモニターがその女性の映像に成る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 自分の女の奥がクスコで広げられた女性は悲鳴を上げる。
 「一人ずつ責めるからな。後の四人は騒ぐと電流を流すからな」
 既に電気椅子並みに流されていた。十分な脅しである。
 これまで通り印刷会社の社長は膣の奥の汚れを取り出す。
 「あは、あはあ。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 モニターに映った膣の中の作業を見て喚く。
 この女性は北村華という。二十八歳に成る。
 OLをしていたがクレジットカードの残高が厳しくギャラの良い仕事に飛び付いたのが罠に落ちてしまった。
 
 五月三日。
 越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
 十時を回って杉下一行からメールが届いた。
 また動画が公開された。規模は小さい。作りも雑であった。
 さらに危険を顧みず動画投稿サイトに投稿されている。
 忍者姿ではなく防護服にマスク、サングラスである。
 全員が六十過ぎというところが連続拉致強姦事件の犯人六人と同じであった。
 「これは模倣犯だな」
 画面を見ただけで如月鬼堂が呟く。
 「そのようです」
 杉下一行も認める。
 被害者は人材派遣会社TCCの社員。宇垣佳織という。三十手前の華奢な美人である。
 だが可愛らしさは無い。整った美人顔だが如何にも潔癖さを感じさせる。丁寧語で接しているが言葉に自分が上だという知的女性の威圧感がある。
 拉致されたのはGWに入る前日二十八日の夜であった。
 アウトソーシング先の更衣室で最後に帰るところを後ろから羽交い絞めにされクロロフォルムを当てられてしまう。
 拉致したのはその派遣会社の派遣スタッフ六人である。
 その内の一人桧山昭雄の両親が生前に住んでいて今無人に成っている山の中の一軒家に運び込んだ。
 山奥の地図に無い道を進んだ奥地に入る。
 通常なら和風建築を想像するがレンガ造りの山小屋である。
 犯罪が海外で発生していてGWで検問も行われてなかった。
 全く何の障害もなく山小屋に着く。
 宇垣佳織は全裸にされ壁に磔るように吊るされた。
 レンガの壁面にボルトが三本横並びに埋め込まれ真ん中の一本に手首を縛り合わせてその縄を引っ掛けられている。
 両方の膝に縄を掛けられ左右の二本のボルトにぞれぞれ吊るされて躰全体がM字開脚に吊るされていた。
 「どうやって起こす」
 「蠅叩きでビンタだ」
 二人が蠅叩きを持つ。
 両方から宇垣佳織の頬を叩く。
 「ぐ、ぐう、ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は目を開いた。
 「なによーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なにこれーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は辺りを見回し叫ぶ。
 目に入ったのは暗い部屋。自分だけがスポットライトに照らされている。全裸で吊るされている事まで理解した。
 男が六人。防護服、マスク、サングラス。二年くらい前の連続拉致強姦事件の報道内容を思い出す。
 二人の男は続いて叩く。
 「うおーーーーーーーーーーーーーーーー。やめなさいーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は気丈に叫ぶ。
 「やめなさいーーーーーーーー。上等や」
 起こった男は蠅叩きを叩いていた男から取り上げて叩く。
 「うごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈に強い叩き方である。
 「うーーーーーーーーーーー。のれーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は唾を飛ばして怒りにわなわな震える。
 次が代わって叩く。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うう。おのれーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織はまだ気丈に叫ぶ。
 さらに次が代わって叩く。この面々は宇垣佳織に怒りが滾っていた。
 「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織が顔を振ると怒りの涙が飛び散る。
 「いい加減公開する動画を作ろう」
 「あーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織はカメラが三台回っている事に気付いた。
 男が二人両側から宇垣佳織の女の部分の粘膜を広げる。
 「やめろーーーーーーーーーーーーー。さわるなーーーーーーーーーーー」
 もう一人が蠅叩きでまたビンタする。
 「うぐーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーー。撮るなーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は堪らない屈辱に怒り喚く。
 さらに二人の男は両側から膣口に指を突っ込んで強く広げた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーなんてことするのーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は震えながら目は吊り上がっている。
 「ピンクの部分が丸見えだよ。御多分に漏れず公開するからな」
 桧山昭雄が詰る。
 「お前ら。そんな恰好しても誰か分かるのだよ。逮捕されたら二十年は出て来られないよ」
 宇垣佳織は強気で突っ込む。
 「じゃ俺は誰だ」
 「桧山だろ」
 「そうか分かるのなら生かして帰せないな」
 桧山昭雄は脅しではない。本気である。既に暖炉で焼いて骨を粉にして川に流すところまで考えていた。
 「必ず捕まるよ」
 「やってみないとな。お前の恥は永久に残る。派遣スタッフもお前の会社の上司もみんな取得するぞ」
 「必ず逮捕されるよ」
 「フリーアドレス集めてお前のタブレットから配信するのだ。動画投稿サイトにもお前のSNSにも投稿だ」
 「馬鹿な事はやめなさい」
 「年上にそんな口きくか。だからお仕置きだ」
 男はまた蠅叩きで顔を叩く。
 「やめろーーーーーーーーーーー。女の顔を叩くかーーーーーーーーーーーー。良いと思っているのかーーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は自分の方が偉いという意識である。自分は社員であり指揮命令する側。この親父らは一回のスタッフと見下していた。
 「姉ちゃん。お○○こに粕いっぱい付いているぞ」
 そう言って指で掬い取る。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーー。猥褻行為じゃ済まないぞーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織はまだ強気で叫ぶ。
 「もうここまで来ているよ。最後までやるだけだ」
 宇垣佳織の膣口を指で広げていた一人がクスコを手にする。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。そんな物入れるなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 どこまでも宇垣佳織の気丈さは崩れない。
 男は構わず宇垣佳織の膣に突っ込む。
 「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーー。い、いいたいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 ローションも何も塗ってない。
 宇垣佳織が叫んでも無視して螺子を回して奥を広げる。
 「モニターを見ろ」
 別の男は中をペンライトで照らしてモニターに投影する。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なんてことを!!。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は堪らない屈辱に藻掻き叫ぶ。
 「はっはっはっは。子宮口も膣壁も丸見えだよ。宇垣佳織二十八歳。女の奥の院を大公開だ」
 「スタッフ連中もお前の会社の上司も悦ぶぞ。口ではけしからんと言うがな」
 「そうだこっそりじっくり見放題だ」
 男らは口々に詰る。
 「お前ら絶対に逮捕だ。徹底的に訴えて戦ってやる」
 宇垣佳織はまだ気丈である。
 「だから此処の暖炉で焼いて火葬だ。訴える事も戦う事もできないよ」
 桧山昭雄は嘲る。
 「それだって警察の手は回るよ。逮捕されるよ」
 宇垣佳織はあくまで正論を唱える。
 「此処が何処かも判らん」
 「そうだ俺たちはGW明けからしかとして仕事に戻れば良い」
 男の一人が他の動画を真似して膣の奥の汚れをロングスプーンで採取する。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なにするのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は叫ばずにいられない。
 男はロングスプーンで掬った滑りを目前に翳す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なによーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は恥ずかしさと怒りの限り叫ぶ。
 「うるせえなーーーーーーーーーーーーーー」
 別の男がブジーを持ち出す。
 モニターを見ながら奥の子宮口に突っ込んでしまう。
 「ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は強烈な悲鳴を上げた。
 「これで暫くは大人しくなる」
 刺した男は哂っている。
 「う、ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうううーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は藻?き苦しむ。
 男らは宇垣佳織の吊るしをやや低くして腰の高さを挿入しやすい高さに調節した。
 ここで一度カメラを止める。
 自分らの性器は見せないように用心はしたらしい。
 
 内房のリゾート施設ではこの動画の配信を確認して如月鬼堂らのように確認を行っていた。
 女性らは眠らせたままである。
 「馬鹿かこいつ等直ぐに捕まるぞ」
 川口の会長は呆れた口調で言う。
 「少し公開を伸ばさないとこっちの動画の効果が薄いな」
 医者の男である。
 「そうだな」
 印刷会社の社長も邪魔という意識である。
 「依頼人。こっちの部落に近すぎます。もしそちらで無償にて特攻ドローンを提供していただけましたらこっちで決着をつけるとの事です」
 組織の男が川口の会長に提案する。
 「よく場所が分かったな」
 「あの建物は以前に調査しています。昔は山荘として営業していましたが老夫婦が他界して空き家でした。壁の特徴から間違いありません」
 「それじゃ警察は直ぐに辿り着くな」
 葬儀会社の社長も簡単に捕まると理解する。
 「そうです」
 「今ラインから抜けない。山のストックから出す。誰か俺を君津の駅まで送ってくれ。向こうには取りに来てくれるだろ」
 いま製造は川口の会長の秘密工場で組織から派遣された者たちが製造している。それが急がれていてそのラインからは抜けない。
 それで川口の会長が山奥に保管しているストックから出すというのである。
 「ええ。大丈夫です」
 川口の会長と組織の男一人が出発した。
 
 男らは宇垣佳織を輪姦そうとしていたが躰の微妙な震えを感じ取る。
 既に拉致から十時間以上経っていた。尿意が限界なのである。
 もう一度カメラを回す。
 そして左右から手で股間を叩く。
 「あーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は遂に失禁してしまった。
 「これは良いものが撮れたな」
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 男が二人両側から女の部分のびらびらを引っ張る。尿道口の亀裂が膨らんで直に出るシーンが撮影されてしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーー」
 宇垣佳織は止まらない尿に如何ともしがたい。
 男らは愉しそうに眺めて終わったら股間を拭いてもう一度カメラを止めて輪姦す。
 
 内房のリゾート施設では確認しながら印刷会社の社長が宇垣佳織の口の動きをAIで分析していた。
 「これ女の悲鳴以外声を消しています。男らの言葉は字幕編集以外に分かりませんが女の言葉は解析できます」
 印刷会社の社長は組織の三人に言っていた。
 「それじゃ警察も大方の察しが付くな」
 医者の男も事態を悟る。
 「直ぐに察しが付いて派遣のスタッフの仕業と判ります」
 「それでは後始末した方が良いですね」
 「うーん。そうだよな」
 葬儀会社の社長も同意を示す。
 
 男らは強姦のあと鞭を持ち出す。


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