【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第三十七幕


凶悪犯罪計画


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 杜川夕沙は拷問椅子から降ろされてもぐったりしている。
 三人に抱えられて座敷牢に戻された。
 また録画の入ったUSBをセットする。
 「録画をゆっくりご確認ください。これに入っている宣告の通り二十八日までに森川雪と連雀那枝が来ないと貴女の命はありません」
 そう言い置いて座敷牢に施錠して三人は立ち去った。
 
 「どんどん残酷になりますね」
 杉下一行も内容に慄いている。
 「こいつが頂点じゃないか。この女に今までで一番憎しみが滲み出ている」
 如月鬼堂はこれが頂点と見ていた。
 「あとの二人は軽くなるのですか」
 館山弁護士はそんなことはないと思う。
 「多分。殺したい女から先に拷問したと思うな」
 如月鬼堂は女性の肩書きを見ている。
 「しかし二人の議員が奴らの前に出て行かなければ」
 「四人までは殺すだろ。それだけやればこの二人の議員が人質を見棄てて子供も危険に晒したと世に残る」
 「しかし非難を受ける結果には」
 「ならなくとも事件の大きさから人の心にそのことは残る」
 如月鬼堂は犯人の意図をそう理解していた。
 
 十月二十九日。
 インターネットアダルト放送のスタジオである。
 「昨夜韓国で大きな事故がありました。坂の途中で群集なだれに押し潰され百三十六名の犠牲者を出しました」(後日犠牲者は増えた)
 今夜の岡田有美は限りなく躰の線がはっきりするがヌードではないワンピース姿である。
 「北朝鮮は何発もミサイルを発射しています。米韓合同軍事演習に対する反発でしょうか」
 高島波瑠も色違いの躰の線が限りなく浮かぶワンピース姿である。躰に密着している訳ではない。織りと色の関係らしい。
 「長野山荘人質立て籠もり事件はこう着状態です。警察は山を取り巻くだけで動けません。犯人グループも予告の二十八日を過ぎて動きを見せません」
 本多椿も色違いで同じく躰の線の分るワンピース姿である。
 色違いといってもこれまでのような明るい色ではない。色名を表明するに時間が掛かってしまう。
 「鬼堂先生。韓国の事故はどうしてでしょう」
 本多椿は長野の件で長い時間を取らない配慮でここから入った。
 「まだ状況がはっきりしませんが大事です。警備体制の問題のようにも思えますがまだなんとも言えません」
 如月鬼堂はそう言い少し間が空く。
 「坂道で人の流れが下から上に三角形になり上から下に逆の三角形になった時が危険です」
 如月鬼堂もいまの段階ではコメントはし辛い。
 「では鬼堂先生。北朝鮮のミサイル発射はかなり緊迫しているようにも思えますが。発射の回数がこれまでになく多いですね」
 「非常に危険です。既に中国、ロシア、北朝鮮と東側の体制が固まりつつあります。台湾有事が現実化したら一気に進むと思われます」
 「もう中国もロシアも北朝鮮を制御しないのでしょうか」
 「そうなりつつあります」
 「台湾有事の可能性は高いのですか」
 「バイデン政権の内にかなり高いと思っています」
 「二年以内に中国は侵攻するとの予測ですか」
 「そうです。今の中国の体制から極力避けようとはしますが台湾側が格段に譲歩しない限り軍が動くでしょう」
 「ウクライナも未解決で北朝鮮はミサイルを乱発して核実験は準備体制です。世界戦争が危ぶまれますね」
 「そうです。日本にも一部影響がないとは言えません」
 「長野山荘人質立て籠もり事件は予告した日を過ぎても膠着していますが」
 「北朝鮮のミサイルと韓国の事故でニュースの容量が取られていたので延期したのではないですか」
 「ではもう直」
 「犯人らのいまの要求では避けられないと思います」
 「犯行声明はありましたが犯人の不満とはどういうものでしょうか」
 「失われた三十年に起因すると思います。それと知識層の法律以上のモラル絶対社会にあります」
 如月鬼堂は次のように解説した。
 三十年少し前日本の土地を全部売ればアメリカ合衆国が四つ買えると言われた。国民一人当たりのGDPも一位から上位にあった。
 失われた三十年の起因は一人の日銀総裁にある。さらにいま一人の日銀総裁が下落させた。
 そして必要悪を認めない綺麗事社会にある。
 三十数年前二十三時以降のテレビにはAV女優や風俗業が踊っていた。
 今は民放各社が知識階級のモラル絶対基準で硬い社会だけにしてしまう。風俗業は徐々にではあるが確実に衰退し始めた。
 裏で回るアングラマネーの循環がなくなる。
 硬い社会になって陰湿な性犯罪が減るかと言えば変わらない。
 日本は裏に風俗、売春が存在して景気の循環が取られていた。諸外国とは体質が違う。
 日本の経済発展の裏には風俗、売春が大きく貢献していたことは否めない。
 吉原の店は大方が衰退しなかったが中国人客が三割。中間層以下の層にお金が回らない実情を如実に物語っている。
 そして税金、特に住民税、年金、社会保険料の負担が中間層以下の層に重く圧し掛かって購買力を圧縮してしまう。
 これこそ経済が凍てついて民業が儲からない要因と言える。
 これが事業衰退に追い込まれた端澄敏郎の大きな不満だと思う。
 「そうしますと日本経済を沈没させたのは」
 「1.二人の日銀総裁。2.知識層の固いモラル一辺倒のマスコミ。3.風俗、売春の衰退低迷。4.低所得層の公的負担の増大です」
 「何が解決手段でしょうか」
 「以前にも述べましたように官民の比率を見直すことです。ギリシャの二の舞になる前に自治体の廃止です」
 本多椿と如月鬼堂は長野山荘人質立て籠もり事件で拙い発言になることを避けて論点を外に出してしまった。
 
 十一月六日。
 予告から一週間以上伸ばして杜川夕沙は眠らされたまま座敷牢から引き出された。
 衆議院議員森川雪と参議院議員連雀那枝の決断を待った訳ではない。
 韓国で大きな事件が起こり北朝鮮はミサイルを乱発して間違ったアラーとまで出てしまった。
 報道がそっちに集中している期間を外したのである。
 杜川夕沙は全裸で二台のクレーンから片脚ずつ吊るされている。天井は二メートルくらい開いていた。
 胸部は腕を後ろで合わせて高手小手に縛られている。
 さすがに暖房は効かせていた。
 スタンガンの端子を閉じ合わせた小陰唇を挟んで外側に当てて意識を回復させる。
 「う、うう、あーーーーーーーーーーーー」
 杜川夕沙の躰が瞬間震撼して意識を回復した。
 「あまり眠れなかったようですね」
 「当たり前でしょう。あんな酷いことされて」
 「痛み止めは差し上げたのですが」
 「そっちが治まったって」
 杜川夕沙は恐怖と怒りにどうにもならなかった。
 そして殺害される危険にいま怯えている。
 「蚯蚓はおしっこと一緒に出ましたか」
 端澄敏郎は愉しそうに詰る質問を投げ掛ける。
 「分らないよ。少し出たけど」
 杜川夕沙は怒りの破裂しそうな表情で端澄敏郎を睨んでいる。
 「今日もじっくり遊ばせていただきますよ」
 「おのれーーーーーーーーー。いいかげんにしろーーーーーーーーーー」
 杜川夕沙は叩き付けようのいない怒りに叫ぶ。
 このまま玩具にされ尽くして理不尽に殺されてしまう。自分にはどうすることもできない。
 そして銃撃戦で全員死んだら警察にも被害が出て処罰されることはまったくない。許せない。
 この思いの儘で何も解決せず杜川夕沙は殺されてしまうのである。
 「もう一度奥底まで女の悦びを満喫していただきます」
 端澄敏郎は淡々と抑揚のない口調で進行する。
 「酷い玩具だよーーーーーーーーーー」
 杜川夕沙は堪らず怒りを吐く。
 既に前回使わなかった蛇が用意されていた。
 クレーンの位置を操作して杜川夕沙の股間を広げる。
 「あ、あはあーーーーん」
 恥ずかしい部分が広がって上からのカメラに拡大された。床に設置したモニターにも反映されている。
 忍者姿黒装束の一人が杜川夕沙の膣にクスコを挿入する。
 「あーーーーーーーーーやめろーーーーーーーーーーーーー」
 キシロカインゼリーは塗っているが行き成りの侵入は痛い。
 忍者姿黒装束二人が逆さ吊るしの杜川夕沙の躰の左右に踏み台を置いて太腿の後ろに立つ。
 上からの照明で膣の中はくっきり見えた。
 二人はリモコンからアームが伸びて先端に小さなマイクロローターの付いたアイテムを持っている。
 またも杉下一行のポルノショップと通販で販売している商品である。
 それを左右から真上を向いて開いたクスコに突っ込む。
 「あーーーーーーいやだーーーーーーーーーーーーー」
 杜川夕沙は膣の奥を責められると判って叫ぶ。
 二人は娼婦の泣き所を責めるのに慣れていた。
 一気に敏感な部分を両方から責める。
 「あはあーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーー」
 杜川夕沙は強烈かつピンポイントを突いた責めに藻掻き暴れる。
 この連中に逝かされるのは堪らなく悔しい。前回も蹂躙されて気を失ってしまった。
 「あーーーーーーあはあーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーー。あーーーーーーーー」
 杜川夕沙は必死に藻掻くが躰は完全に支配されてしまっている。
 二人の男は同じペースで責め続けた。
 「あーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜川夕沙はさらに藻掻く。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 躰は強く震撼する。次の瞬間だらりと垂れ下がってしまった。さすがに美人でも下を向いた白目は美しくはない。
 男らはマイクロローターを抜き取る。
 スポイトで膣の中の濡れを入念に抜き取ってグラスに入れた。それをカメラに翳す。
 忍者姿黒装束が網袋の中の蛇を掴み取る。
 そのまま踏み台に上がってクスコに蛇を突っ込む。
 「いいよ。起こして」
 端澄敏郎が指示した。
 一人がスタンガンを乳房に当てる。
 「うぐうーーーーーーーーーー」
 杜川夕沙の躰が震撼して意識を戻した。
 「見ろ」
 端澄敏郎は下のモニターを指差す。
 「あーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜川夕沙は蛇に強烈な悲鳴を上げる。
 クスコの隙間から失禁尿が噴き上げてしまった。
 「あーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー」
 それでも男は蛇を抜かない。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーー。あはああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 杜川夕沙は躰を揺すり喚き続ける。
 男は蛇をピストンするように僅かにゆっくり動かす。
 「いやあーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーー。あ、ああ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーー」
 杜川夕沙は泣き喚く。
 男は構わず蛇をゆっくり動かし続ける。
 膣の奥には蛇の舌が当たっていた。
 「あーーーーはあんはんあはん。あはん。あはん。ああーーーーーん。ああーーーーん。ああーー。ああーー。あはん。あはあん」
 杜川夕沙は何処までも暴れ喚き続ける。
 男はその様子を見ながらまだ蛇を動かす。
 「あーーーーん。やめてーーーーーーーー。もうやめてーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーー」
 何処までも喚き続けた。
 「依頼人無理ですよ」
 忍者姿黒装束に一人が止める。
 「そのようだな」
 端澄敏郎も諦める。杜川夕沙を気狂いにするのは無理らしいと理解した。
 「蛇を突っ込んだままクレーンで行くか」
 「まだ使います。ゴムの玩具に換えましょう」
 男は蛇を数回大きく動かして抜く。
 もう一人の忍者姿黒装束が渡すゴムの蛇に換えて暫くピストンを続ける。
 「依頼人。行きますよ」
 二台のクレーンが吊り上げる。
 「あーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー」
 杜川夕沙の躰を一気に空高く吊るし上げた。
 股間にはクスコが入って蛇が頭を突っ込んだままである。
 ゴムの玩具でなければとっくに抜けている。
 「あーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーー」
 杜川夕沙は空中で喚き続ける。
 夕方の五時である。
 西の空が茜色に染まって山の美しい景色の中に全裸の杜川夕沙が二台のクレーンに逆さに吊るされて警察部隊の目前に下がってきた。
 警察部隊と後ろのマスコミからどよめきが上がる。
 「杜川夕沙です」
 一人の警察隊員が叫ぶ。
 杜川夕沙は空中で喚き散らしている。
 その時これ以上ない残虐な殺人が起きる。それは警察部隊が取り巻く目前で実行された。
 各々杜川夕沙の脚を吊るしているクレーンが一気に左右に引っ張る。
 杜川夕沙の躰は空中でさき烏賊のように二つに裂かれた。
 「あーーーーーーーーー・・・・・・・・・・・」
 瞬間杜川夕沙の悲鳴が上がり血と内臓とクスコが空中に飛び散る。
 そのままクレーンはそれぞれ杜川夕沙の裂かれた躰を振り堕とす。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 警察部隊と後ろのマスコミから大きな悲鳴が上がる。
 警察部隊がジュラルミンの盾を二重に構えて遺体を収容する。
 それが終わるのを待って機関銃の一斉射撃が起こった。
 警察部隊は直ぐに下がる。
 『警察部隊とマスコミに告げる。衆議院議員森川雪と参議院議員連雀那枝を説得せよ。次の犠牲者を処刑するのを一週間待つ。残る二人の次は子供だ』
 同じ放送が二回流れた。
 『次の犠牲予定者は明日拷問して動画を配信する。それが次の犠牲者だ』
 これも二回流れる。
 そして同じメッセージが編集された杜川夕沙の二本目の動画が配信された。
 空中での殺害シーンも収録されている。
 報道の怒りは沸点を超えた。
 だが手段は何もない。コメンテーターは口々に正論をとことん唱え犯人の非難を続けるだけであった。
 
 越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
 日曜日の夜。愛好会のショーもない。
 主な面々と編集。そして真性奴隷女の館の樽常マネージャーも集まっている。
 火のない囲炉裏端に集まって大型モニターで報道とばら撒かれた杜川夕沙の動画を確認していた。
 珠洲と瀬里菜はカウンターの内側に座っている。
 カウンターにはサラダバーと寿司桶が並んでいた。
 「しかし酷い事件になりましたね」
 雨蔵編集長は史上最強の恐ろしい事件に驚愕している。
 「ここまで警察が無力じゃな」
 如月鬼堂はやや非難の言葉を漏らしてしまう。
 「既に自衛隊の戦車と装甲車が待機していますね」
 福富麻次郎が報道画面の背後を見ていた。
 「突入は無理ですよ。人質は女性二人に子供八人です」
 館山弁護士はこの膠着状態は止むを得ないと言う。
 「グリーンベレーのようにパラシュート降下で突っ込めないのかな」
 大河内税理士は冗談半分である。心の底には警察、自衛隊の犠牲は仕方ないとの意識がある。
 「あの機関銃装備ではね」
 杉下一行も難しいと思う。
 「しかし敵前上陸のように突入すれば中の人数はたいしたことないでしょう」
 大河内税理士は戦争レベルの意見である。
 「自衛隊も警察部隊も犠牲者を出す前提では動かないですよ。これまで突入した例では犯人は個人レベルの攻撃能力しかありません」
 館山弁護士はやや呆れてそう説明する。
 此処の面々は十夢の事件とは違って高みの見物の姿勢になっていた。
 
 連続拉致強姦事件の犯人六人のアジトである。
 今夜は寿司と刺身の出前で火は使ってない。瓶ビールと日本酒で飲みながらモニターを確認していた。
 「随分派手なことやってくれたな。警察庁長官も長野県警本部長も辞任だな」
 医者の男は満足そう言う。
 「奴らどうあっても森川雪と連雀那枝を誘き出したいようだな」
 葬儀会社の社長である。
 「ひょっとしたら動かざるを得ないかもしれないな」
 川口の会長の反応は変わった。
 「期待できるかな」
 医者の男はそれを愉しみにしていた。
 「マスコミの怒りが沸点を超えたな」
 印刷会社の社長である。
 「何処まで無難な発言で非難し続けられるかな」
 廃棄物収集運搬処分業の社長はマスコミの失態に期待したい。
 「箍を外して奇抜な発言が出て欲しいな」
 運送会社の社長である。
 「自衛隊が後ろから囲んでいるな。突入するか」
 「子供がいる間は無理だ。一人でも死んだら警察も自衛隊も簡単な非難では済まない。奴らは子供だけは帰したいと宣言している」
 「突入したらどうなる」
 「警察も自衛隊も大被害だが奴らも程なく玉砕しかない。最初からその覚悟だからな」
 「あの戦車が突入したら」
 「十数台は破壊できる」
 「あの山小屋は」
 「戦車の砲弾には耐える。だが何れ機銃弾もミサイルも切れる。そうしたら乗りこまれて終わりだ」
 「逮捕か」
 「まさか。自爆がお約束だ」
 「爆弾は仕掛けてあるのだな」
 「それが前提だよ。捕まらせる訳には絶対に行かない」
 「子供を帰したら警察は突入するな」
 医者の男はそう予測する。
 「そうだろう。だから女二人を拷問して動画を先に流す。そして女と子供を一緒に帰す」
 「そうしたら」
 「戦闘開始だ。一人でも多く警察と後ろのマスコミを殺す。そう言うシナリオだった」
 「現実は奴ら次第か」
 「自爆だけはこっちで操作できる。あと組織の面々は絶対に自決する」
 川口の会長は言い切った。
 「もし森川雪と連雀那枝が子供を助けに来たら」
 「その時は面白いことが起こる」
 「どんな」
 「まあ。あの二人の政治家には妥当な殺し方だな」
 「で」
 「まあ。愉しみにしな」
 川口の会長はまだ今は教えたくないらしい。
 
 十一月八日。
 長野県の山岳地帯。端澄敏郎の山荘である。
 四人目の女が引き出された。
 同じように眠らせて五時間放置して座敷牢から運び出す。
 女は峰崎静香二十八歳。飲食店を採点するWEBサイト運営会社の女性社長である。
 テレビでコメンテーター出演してやや有名人の範囲となっていた。
 今度は拷問椅子に大股開きで磔にする。
 杜川夕沙と同じように利尿剤プロセミドを注射した。
 躰を部分的にカメラに収めることはこれまで通り行う。
 剃毛して女の部分も撮影する。
 クスコで広げて女の奥も公開するが一度クスコは抜く。
 二人が指で女の部分を究極に広げる。
 端澄敏郎が長めのブジーを持って子宮口を一気に突いて刺しこむ。
 「う、う、ぐぐううーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 峰崎静香は躰を強く震撼させて意識を回復した。
 「ぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーーーーーーーー」
 峰崎静香は子宮の奥まで刺された痛みに猛然と悲鳴を轟かせた。
 次の瞬間尿が噴き上げる。
 尿意の限界が一気に来たのである。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーー」
 峰崎静香はパニック状態で喚き続けた。
 お漏らしはなかなか治まらない。
 峰崎静香も途轍もない姿が撮影されていることは気付いていた。
 「やめてーーーーーーーーーー。撮らないでーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーー」
 峰崎静香は攫われて座敷牢に入れられた時からこうなると判っていても喚き散らした。


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