【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十四幕
長い残暑の惨劇
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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「それではやはり模倣犯ですね」
館山弁護士の見解もそっちに傾いた。
「和歌山県新宮近くの旅館から名古屋の金城ふ頭まで追跡ができたのだな」
「愛知県警と和歌山県警が警察犬を使って追跡しています」
「金城ふ頭から拉致と考えるしかないな。だが何故この三人は金城ふ頭に行ったのか」
如月鬼堂も其処まで何もなかったのか疑う。
「途中で何かがあった可能性も」
「既にどういう状態になっていたかは別だが三人が金城ふ頭まで来たのは確かだな」
「そう言うことになりますね」
「その駐車場で積み替えて別の車両で運んだと考えられる。其処から匂いの痕跡が繋がらないのが模倣犯でない可能性だ」
「近くでもボートが走れるような川までは僅かな距離はあります」
「途中の防犯カメラは全部確認されているのだな」
「そうです。まったく変化は見られません。もっとも旅館から暫く殆ど防犯カメラは設置されていません」
館山弁護士が得た情報である。
「タクシー運転手の証言は一応信用できるな」
「そう思います」
「犯人らが金城ふ頭まで何らかの方法で行かせたか三人の女子大生に行く目的があったかだな」
「でも犯人らが金城ふ頭まで誘導したのならもっと船などに乗せやすい場所まで持って行くのではないですか」
本多椿はそこを指摘した。
「模倣犯としか思えないのだがな」
如月鬼堂は納得が行かない。
「此処から走って来た道を戻ったらどうなるのですか」
本多椿の疑問である。
「その可能性も低いでしょう。途中に連れ込んだ場所があれば警察犬の追跡で発見されますよ」
「そうだな」
如月鬼堂も分かっている。
9月13日。
インターネットアダルト放送のスタジオ。
「金城ふ頭で拉致された葵紗椰さん、脇坂成実さん、田代菜美さんの行方はいまだに分かっていません。
連続拉致強姦事件の犯人らの仕業か模倣犯なのかも解りません」
高島波瑠は純白のワンピースを肩から落として読む。
下着も純白のブラとショーツである。
「この三名は八月二十五日に和歌山県新宮近くの旅館を出発して金城ふ頭までレンタカーで来たものと思われます。
金城ふ頭からどう運ばれたかは警察犬の追跡も不可能でした」
岡田有美も読みながら純白のワンピースを脱いで極薄いピンクの下着姿になった。
「鬼堂先生は先週の放送で模倣犯と仰ってました。現時点ではどうでしょう。あれから二人目の葵紗椰さんの動画もばら撒かれてしまいました」
本多椿もライトグレーのワンピースを座ったまま脱ぐ。浅黄色の下着姿を披露する。
「限りなく模倣犯に思えるのですが金城ふ頭からの追跡ができないのが謎ですね。最初から連続拉致強姦事件の犯人らが手を貸していたとも考えられます」
如月鬼堂はまだ詳しくしゃべる心算はない。
「この三人は解放されるのでしょうか」
「何とも希望的な見方はできません。いつまでも監禁して置くにはリスクがありすぎます。最初の脇坂成実さんは既に解放されていてよい筈です」
「今回の犯人は模倣犯にしてもかなり知能犯でしょうか」
「そうです。連続拉致強姦事件の犯人らが手を貸している以前にかなり知能犯ですね」
「鬼堂先生。これが模倣犯と仮設しまして犯行現場はどのように想定されますか」
本多椿は面白味を考えて突っ込んでしまう。
「私は第一案として名古屋ではないと思っています。タクシー運転手の目撃証言より先の和歌山県内と思います」
「それは何故でしょう」
「和歌山県内の方が隠れやすい場所が多いです。模倣犯なら犯行場所は山の中と考えるのが妥当です」
「でも警察犬の追跡は金城ふ頭から繋がっています」
「それが衣類だけ載せて来ても可能性があるのではないでしょうか」
「でも運転してきた女性は」
「そこが解りません」
この如月鬼堂の発言はのちに更なる悲劇を起こすことになったのである。
「それで第二案はどうでしょう」
「これまでも似たような事例は考えられます。連続拉致強姦事件の犯人らが拉致と遺体処分だけを手伝ったとも考えられます」
「それでは被害者は殺されてしまったと」
「これが模倣犯であって連続拉致強姦事件の犯人らが協力した場合でしたら被害者を帰すことの危険は犯さないでしょう」
「では次です」
本多椿はここで打ち切った。
「石坂総理は民事党総裁を辞任しました。党員票も反映した総裁選挙になって臨時国会は見通しが立たないと言われています」
高島波瑠が純白のブラを外して読む。
「後任には五人の候補が予想されています。連立などを考えると離れてしまった保守層の取戻しも容易ではないようです」
岡田有美も読みながら極薄いピンクのブラを外す。
「鬼堂先生。質問内容を集計しますと次の三つになります。
一.鬼堂先生は誰になって欲しいですか。
二.どの政党と連立が望ましいですか。
三.石坂総理は止めるべきだったと思いますか」
如月鬼堂は難しい顔になってしまう。
「一つ目は民事党のこの先を考えたらリベラルから遠い人が好ましいですね」
そう言葉を濁してその先は以下のように答えた。
二はどれも好ましいとは言いかねますが現実はリベラルに近い人がなってしまって昭和維新党と連立というところでしょう。
三は止めるべきとは言えません。総理の制作でこうなった訳ではありません。でもやめて欲しかったとは申し上げます。
石坂総理になったことで民事党の反動に近い部分の岩盤保守層が離れたのですから」
随所に不満を滲ませた回答で締め括った。
九月十四日。
越後湯沢。
如月鬼堂は本多椿を伴って10時20分着の上越新幹線で帰り着く。
駅には瀬里菜が迎えに来ていた。
「杉下社長からメール。それから館山先生とテレビ会議が繋がっているよ」
「うん」
既に新幹線の中で確認している。
居間に戻ると瀬里菜がネルドリップで落としたアイスコーヒーを珠洲が細かく粉砕した氷を入れて出してくれた。
館山弁護士とタイミングを合わせて動画の再生に掛かる。
葵紗椰は前回同様に拷問椅子に大股開きで固定されていた。
四人で四方から指を突っ込む。
小川純太と小坂信二がそれぞれ太腿の向こう側から古川久と藪坂浩司は左右斜め前の床に御しゃがんでいた。
葵紗椰はまだ眠ったままである。
四人の指は執拗に責め続ける。
藪坂浩司が浣腸器に吸い上げたローションを片手で流し込む。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーー。あは。あは。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやーーーーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰は意識を戻して悲鳴を上げる。
四人は構わず責め続けた。
「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーいやあーーーーーーーー」
葵紗椰は藻掻き躰を震撼させる。
「あふぁあーーーーーーーーー。はあ。はあ。あふぁあーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーー」
頭を振って抵抗する。
「葵紗椰はさん。今日は九月十三日です。一本目の動画は既に全世界にばら撒かれました。もう何も隠すことはないのですよ」
古川久が嘲るように宣告した。
「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあはああーーーーーーーーーーーーーーん」
葵紗椰は号泣してしまう。
「貴女の大学の同級生や教授もきっと見ています。素晴らしい裸です。皆さん大悦びです」
古川久は面白いように揶揄った。
「いやだあーーーーーーーーーーー。きちがいーーーーーーーーーーーーー。ごくあくにんだーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰はさらに号泣の涙を溢れさせる。
膣口からはほぼ透明で滑った膣液が流れ出ていた。
四人は同じペースで執拗に責め続ける。
「あーーーーーーーーーーーーふぁあーーーーーーーーーーーーん。やめてーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーん」
葵紗椰は全く堪えられない。膣液は何処までも流れ出る。
「いやあーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。だめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
腰を迫り上げて躰を震撼させた。股間付近は微妙に痙攣する。
四人は責める速度を若干上げた。
「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰の躰は腰を迫り上げて強烈に弾ける。
「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
そして拷問椅子に沈む。
一度四人の指は外れてしまったが直ぐに突っ込む。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰はさらに藻掻く。動く限り躰を捩る。
「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーん。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
躰を強く斜めに捩ったまま震撼させて声を上げ続けた。
四人はもう一回逝き顔を見たい。
そしてどこまでも葵紗椰の膣を弄りたいのである。
「あーーーーーーーーーーーーーーー。ふぁああーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーー。ふぁあーーーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰の躰は強く反ったまま震撼し続けた。
何処かでこの女も処分しなければならない。
撮影の前にも輪姦した。
まだ破壊しないでこの躰を弄りたい。
既に脇坂成実も溶かしてしまって川に流してしまっていた。
だが休館日以外は時間が少ない。
葵紗椰の躰はもう一回アクメを晒してしまった。
ここでドリルバイブに切り替える。
小川純太と小坂信二が二本のドリルバイブを翳す。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。それはいやーーーーーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰はドリルバイブを見て泣き叫ぶ。
「気持ち良かったでしょう」
古川久は容赦なく素見す。
「どうして無理やりーーーーーーーーーーーーーー。いやよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰は堪らず抗議する。
既にローションの必要はない。膣は濡れ切っていた。
小川純太が膣に太い方のドリルバイブを突っ込む。
「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
小坂信二は細い方のドリルバイブの先端にローションを塗る。
それも突っ込む。
「あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰は躰を硬くして叫ぶ。
それでも細い方のドリルバイブの先端はアナルの奥深く進入する。
膣の方も奥まで侵入していた。
小川純太が膣のドリルバイブからスイッチを入れる。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰は大口を破裂させて叫ぶ。
躰を強く震撼させて藻掻く。
「あがあーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
サイレンの様に声を上げ続ける。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
直ぐに失禁してしまう。
小川純太は失禁尿を被りながら責め続ける。
まだアナルのドリルバイブは動いてない。
「あ、ああーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰は一頻り断続的に大きな逝き声を上げて白目を剥く。そして拷問椅子に沈んでしまう。
ここで動画は終了していた。
「今度はいつまでも遊んでいる感じだな」
如月鬼堂はいよいよ模倣犯と確信を持つ。
「確かに先生の仰る通りこの女性を責めることに陶酔しているようですな。そして時間が短いです」
館山弁護士は一本の動画が短いと指摘した。
「そうだな。長時間できない都合があるかもしれないな」
「先生。模倣犯ならやはり和歌山の何処かですか」
本多椿はインターネットアダルト放送での発言をもう一度確認する。
「館山先生。警察犬の分析はこの三人の行きと帰りを見ているね」
「そうです。行きは名古屋駅前でレンタカーを借りて合流しています。さらに行きは高速に乗って紀宝ICで降りています。帰りは下道です」
「そこが怪しいな」
「確かに行きは大方防犯カメラで追跡できています」
「だがタクシー運転手の証言が正しいなら帰りは最初から自分らで下道を選んだことになるな」
「それは間違いないです。泊まった旅館で白見の滝の行き方を聞いていたと証言が取れています」
「その先の何処かで拉致されて衣服だけ車に積んで金城ふ頭まで走ったとしたら」
「ただ運転席にはサングラスとマスクの女性が映っていたようです」
「運転していた女性の服装は」
「泊まった旅館で葵紗椰が着ていた服だと証言が取れています」
「これが連続拉致強姦事件の犯人らが使うロボットだったら分かる話だがこの場合無理があるな」
如月鬼堂も迷う。
「帰りのコースに防犯カメラは少ないですが最後の名古屋中村で捕らえた防犯カメラの時間から何処かに長い滞留は考えられません」
館山弁護士は途中の拉致も疑問視していた。
葵紗椰の交際していた田沼真治は懊悩していたが決意をして愛犬のイーグルを連れて捜索に出発する。
イーグルは葵紗椰とよく接触していた。何度も葵紗椰にだっこされていた犬である。
如月鬼堂のインターネットアダルト放送の発言から和歌山に絞って168号に向かう。
何処かで横道に逸れたポイントをイーグルに見つけて貰いたい。
一度168号で横道に入ったが直ぐ止まってしまう。
その先イーグルは金城ふ頭まで変わった反応は示さなかった。
田沼真治はもう一度タクシー運転手の証言があった168に入るところまで戻る。
そして葵紗椰らの止まった旅館まで来てしまう。
旅館で少し聞きこもうとしたがイーグルは先を示した。
田舎の一軒家や限界集落を訪ねる番組で調査班が進むような道を進んだ。
イーグルは強烈に吠えて走り出す。
「まてーーー」
田沼真治はイーグルを制止した。
その先は車では行かれない。
イーグルは完全に目標を捉えていた。
速足で進む。
山小屋が見えた。
横に川が流れている。
だがこの行動をドローンが見張っていた。
連続拉致強姦事件の犯人六人のアジト。
ドローンの映像は此処に送られている。
「変な奴が近付いたぞ」
飲んでいたが葬儀会社の社長が気付いた。
「あの犬だな。あの男は三人の誰かの交際相手だろ。犬が匂いを覚えていて追跡したのだな」
川口の会長が分析する。
ドローンは攻撃装置が内蔵されていた。
小屋の中に居たのは古川久だけである。
「ドローンとロボットの増援を出そう」
六人がモニターに注目した。
イーグルは吠えながら山小屋に突っ込む。
そして葵紗椰に突進する。
耳元で吠えた。
「ああ。イーグル」
葵紗椰は目を覚ます。
そして古川久が気付く。
「イーグル」
葵紗椰は咄嗟に投げられていた自分の下着を視線と顎で指す。
イーグルはそれを咥えた。
「にげてーーーーーーーーーーーーーー」
葵紗椰は叫ぶ。
外で鈍い銃声がした。ドローンがサイレンサーで田沼真治を撃ったのである。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
飛び出したイーグルは田沼真治に向かう。
「イーグルにげろーーーーーーーーーーーーーーー。それをくわえてにげろーーーーーーーーーーーーーーーー」
田沼真治は断末魔の声で叫ぶ。
イーグルは助けを呼ぶ一心で走る。
「やばい犬だ」
「下着咥えている撃ち殺せ」
医者の男が叫ぶ。
印刷会社の社長が操縦していた。
二発。三発。イーグルは逃げる。
ドローンは撃ち続けた。
「駄目だ弾が切れた」
ロボットと他のドローンを待つしかない。
犬を追跡したいが道から逸れて走ったので見失う。
イーグルは旅館の少し先の道に出た。
葵紗椰の下着を咥えて走る犬。
偶然大森登喜江巡査部長の車が通りかかる。
警察犬も乗っていた。
大森登喜江巡査部長は警察犬の反応から車を止める。警察犬は葵紗椰の下着に反応したのである。
犬の訓練を担当する若い高野悠乃巡査長も居た。
田沼真治の犬を嗾けてもう一度山荘に向かわせる。
この時大森登喜江巡査部長は大きな誤りを犯した。本部に通信をしなかったのである。
ミスというより今の行動を確信していた。
これまで何度も自分の判断を上司に否定されて来ている。
ここは一刻を争う。独断で進むと判断したのである。
イーグルは山荘に向って最初に追跡した道を走って行く。
やがて田沼真治が車を止めた所に来た。
その先は徒歩で追う。
山小屋で古川久は判断に迷った。
残る三人に来ないように連絡はする。
田沼真治の遺体はパイプジェルを満タンにした水槽に投げ込む。
葵紗椰の処分に迷ったが殺すより人質にする方を選んだ。
イーグルは山小屋に突進する。
古川久は大森登喜江巡査部長らに気付いて慌てた。サバイバルナイフを取り出してドアをロックする。
葵紗椰を囮に警察車両を奪おうと考えた。
だがイーグルが抵抗する。
強烈に吠えて葵紗椰を護ろうとした。
大森登喜江巡査部長らは窓を破壊して突入路を開く。
そこに応援のドローンが二機とロボットが着いた。
一機のドローンが大森登喜江巡査部長を後ろから射殺する。
ドローンはそのまま壊した窓から突っ込んで古川久も射殺した。さらに古川久のスマホを破壊する。
その間に警察犬が中に飛び込む。
二頭で葵紗椰の縄を食い千切ってしまう。
解放された葵紗椰はスカートだけ履いてカット層を掴んで小屋の裏から飛び出す。
ロボットは高野悠乃巡査長を催涙弾で撃って確保した。
逃げた葵紗椰をドローンが追う。
だが二頭の犬が上手に先導する。
ロボットは警察車輛で一旦逃げた。
そして準備してあった車両で匂いを遮断する袋に高野悠乃巡査長を入れて逃走する。
検問が始まらないうちに高速に乗ってしまった。
途中で防犯カメラも人目もないところでパッカー車に引き継ぐ。
ロボットはそのまま車を海に捨てて徒歩で電車に乗ってしまった。
葵紗椰は二匹の犬に先導されてドローンの追跡をまいて民家に駆け込む。
状況を話して電話を借りて警察に通報した。
葵紗椰は病院に搬送され警察はその断片的な供述と警察犬の誘導で山小屋に到達する。
射殺された古川久の遺体。大森登喜江巡査部長の遺体。そしてパイプジェルに浸けられて溶けかかった田沼真治の遺体が発見された。
高野悠乃巡査長の安否が分らない。
警察犬が追跡したが乗り捨てられた警察車両のところで止まってしまう。
此処で捜査は暗礁になってしまった。
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