【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十三幕


及ぶことのない報復そして挽歌


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 岡田弥一郎は渋面になってしまう。
 今回赤座元太ら三人は大谷彰浩若頭補佐から別の提案を貰っていた。海野琴音は既に愉しんでいる。
 矢田谷瑞樹と大志田絵衣が眠らされたまま残っていたのである。
 膣と子宮を焼く競りは百十一万で四十代の投資家が落札した。
 津森梢はそれを見ながら躰はブルブル震えている。
 乳首を斬られた衝撃と膣を焼かれる痛みに怯えていた。これで借金が全部消えると言い聞かせるしかない。
 最初あった預金は全部株で消えてしまった。そして杉本金融の借金。さらに咲江の保証人になった借金である。
 もうAVは配信されてしまっている。
 日本に帰ってもまともな仕事には就けない。
 結婚は絶望である。
 何処かでAVを続けるしかないかもしれない。
 急転直下自分の人生は狂ってしまった。
 拷問椅子の横で二本の半田鏝が熱くなっている。
 四十代投資家の男は太さ三ミリくらいの鉄の棒をU字にした羽根四枚の開口器を手にした。
 それで津森梢の膣を広げてしまう。
 「はあーーー」
 津森梢は恐怖に怯えて声を漏らす。
 躰はブルブル震えていた。
 モニターに膣の奥が拡大される。
 一気に膣の奥に進入する。
 盛り上がった子宮頸部の真ん中に窪んだ子宮口の亀裂に突っ込む。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 津森梢の表情が破裂して強烈な悲鳴を上げた。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 腰を捩って藻掻く。
 四十代の投資家の男は短い方の半田鏝に持ち替えた。
 膣天井部から焼く。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 津森梢は頭を震撼させて悲鳴を驚かせた。
 四十代の投資家の男は半田鏝の先端を回すように膣内部を満遍なく焼く。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
 津森梢は狂ったように悲鳴を上げ続けた。
 四十代の投資家の男はクスコの角度を変えてU字の開口器の羽根が当たっていた部分を露出させてさらに焼く。
 津森梢は白目を剥いてしまっていた。
 二人の白衣姿の助手は焼いている最中に全身麻酔を掛けてしまう。
 焼き終ったところで運び出した。
 
 八月十二日。
 越後湯沢。如月鬼堂の居間。
 如月鬼堂は八時に瀬里菜に起こされる。
 昨夜原稿を仕上げてメールで送って眠っていた。
 「う、うう。何だ」
 目を開いても夏バテと眠さで動けない。
 「杉下社長からメール。椿さんは九時に上がって来るって。今朝もサンドイッチとアイスコーヒー、トマトジュース、サラダね」
 「ああ」
 瀬里菜に手を引っ張られて何とか起きる。
 シャワーを浴びる前にメールを確認した。
 矢田谷瑞樹の動画が配信されたのである。
 「三人とも出すのか」
 如月鬼堂はやれやれと呟く。
 本多椿が上がって来て動画を開始する。
 既に館山弁護士、野崎拓郎弁護士、野村未来也弁護士とテレビ会議が繋がっていた。
 
 動画を開くと矢田谷瑞樹が大股開きの逆さ吊るしである。
 如月鬼堂のやり方で吊るされていた。
 太腿の付け根に二重廻しの縄を掛けてフックが通されている。
 そのフックが天井から下がった滑車のフックに接続されていた。
 股間を頂点に脚は斜め八の字を描いている。
 女の部分は斜め上を向けて丸出しである。
 脚首は両方とも縄を掛けられて離れた床のフックに引っ張られていた。
 胸部は高手小手に縛られている。
 ショートカットの髪が辛うじて床に着かない高さである。
 大陰唇もドテも綺麗にパイパンにされていた。
 忍者姿黒装束はこれまで通り四人である。
 上からのカメラに切り替わった。
 赤座元太が後ろ側から膣にクスコを突っ込む。
 天井からのレーザーで中を照らす。
 奥の子宮口が露になった。
 宇治原歳加年がその子宮口に長めのブジーを突っ込む。
 「ぐ、ぐ、ぐう、う、ぐうわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 矢田谷瑞樹は強烈な痛みに意識を回復した。
 「矢田谷瑞樹さん。お目覚めですね。今日は八月十一日です。既に海野琴音さんは消滅しました。恥ずかしい動画が世界にばら撒かれています」
 ナレーション担当の男が宣告する。
 「ああ。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 矢田谷瑞樹は苦しい逆さ吊るしに藻掻く。
 瀬尾将が鞭を手にしていた。先端が長方形の革二枚重ねた一本鞭である。
 振り被って股間を狙う。
 「あーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 矢田谷瑞樹はこの体制では堪えられない。強烈に叫ぶ。
 瀬尾将は構わず閉じ合わせた小陰唇に叩きつける。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー」
 矢田谷瑞樹は逆さ吊るしの顔を振って強烈に叫ぶ。
 瀬尾将は次を振り被る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 矢田谷瑞樹は堪えられる痛みではない。叫びまくる。
 瀬尾将は二発目もきっちり小陰唇を叩いた。
 「ぐわああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーがああーーーーーーーーーーーーー」
 矢田谷瑞樹は躰を震撼させて振り子の様に暴れる。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 号泣の涙が溢れ出た。
 赤座元太と宇治原歳加年が後ろ側に立って左右から竹のトングで矢田谷瑞樹の小陰唇を片方ずつ引っ張る。
 女の部分が広がって中の粘膜と尿道の亀裂、膣口が剥き出しになった。
 「ふふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。やーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーー」
 矢田谷瑞樹は剥き出しの部分を叩かれると判って恐怖の叫び声を上げる。
 瀬尾将の加虐心は滾って頂点である。
 生唾を呑み込んで構えた。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあはああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 矢田谷瑞樹は必死に泣き叫ぶ。
 瀬尾将は確り狙いを定める。
 息を止めて叩きつけた。
 「ぐ、ぐう、ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 矢田谷瑞樹は躰を捩って藻掻く。
 そして静かに失禁してしまった。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ぐふぁああーーーーーーーーーーーー」
 失禁どころではない。痛みに躰を揺すって藻掻き泣き叫ぶ。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーん。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。あはん。あはん。あはん。あはん」
 泣き叫び続けた。
 その後。宇治原歳加年が代わり、さらに赤座元太に代わって叩かれてしまう。
 矢田谷瑞樹は吊るしから降ろされても倒れて動けない。
 そのまま鉄パイプを三本組み合わせた物で脚首、手首を固定して床に大股開きの大の字に磔にしてしまった。
 大陰唇からドテまで鞭の蚯蚓腫れが紅く滲んでいる。さらに小陰唇は緩く開いて一部血が滲んでいた。
 片山幸雄が蝋燭を数本手鍋に入れて火で溶かしている。これでは熱湯と同じである。
 手鍋は三つ三人分溶かしていた。
 
 「えーーーー。あれを掛けるの」
 画面を見ていた本多椿が悲鳴のように叫ぶ。
 本多椿もここで矢田谷瑞樹ら三人に会っている。知っている人の悲劇は衝撃が大きい。
 「これもR国だな。奴らの目的はこの三人が処刑されたと知らしめたいのだ。そしてR国に遺体処分の手段があるのだろう」
 また如月鬼堂の憶測だがほぼ間違いなさそうである。
 
 画面では忍者姿黒装束が三人。息を合わせて手鍋をレンジから取る。
 赤座元太と瀬尾将がそれぞれ乳房に。宇治原歳加年が股間に掛けた。
 「がああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー」
 矢田谷瑞樹は強烈に躰を暴れさせて熱湯に藻掻く。
 三人は掛けまくる。
 短いタイミングで矢田谷瑞樹の躰は真っ赤な蝋涙が被ってしまった。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーあがあーーーーあーーーーーーーー」
 矢田谷瑞樹は泣き叫び続ける。
 既に全身大火傷である。
 やがて悲鳴も薄くなり消えた。
 動画はこれで終了である。
 
 「先生の仰る通り裸を動画に公開しただけですね。抵抗すればこういった末路になるという脅しですな」
 館山弁護士も如月鬼堂と同じ見解になる。
 「完全に我々への当てつけと脅迫ですね」
 野崎拓郎弁護士も静かな口調で怒りを露にした。
 「しかし蝋燭を溶かした熱蝋で焼き殺しですか。恐ろしい拷問ですよ」
 野村未来也弁護士も恐々としている。
 「紀明日香さんは解放されるのでしょうか」
 野崎拓郎弁護士は自分が警察に通報したことから拉致された紀明日香が気になっていた。如月鬼堂の見解を確認したのである。
 「まあ。解放はされると思うが。次の動画がさらに心配だ」
 如月鬼堂は暗い表情で答えた。
 「もう一本動画が出ると」
 「おそらく。紀さんの動画は日本で撮影されたと思う。それなら奴ら六人の手は空いている。あれで終了なら既に開放している」
 そして如月鬼堂が予期する最悪の展開が続いたのである。
 
 八月十七日。
 越後湯沢。
 如月鬼堂は8時10分着の上越新幹線で帰り着いた。
 本多椿に起こして貰って6時半にニュー東京ステーションホテルをチェックアウトして7時4分発で早く出発したのである。
 駅には珠洲が迎えに来ていた。
 「既にテレビ会議繋がっているよ」
 「うん」
 如月鬼堂はこの問題が大きくなってほしくない。それに反して徐々に確実に今回関わったことが大事になって行く。
 三つの弁護士事務所の関係者が恐々としている。それでも警察の警護は付かない。
 大志田絵衣の動画が公開された。
 大船一家を警察が家宅捜査をしても組長や幹部を任意の取り調べを行っても何も出なかった。
 館山も大宮も豊洲で消えた三名の捜査も紀明日香の捜査も何も進展しない。
 海野琴音の妹らを自殺に見せ掛けて殺害したのは大谷彰浩若頭補佐が現場に行かずとも主犯で行ったことである。
 大船一家自体が関わってない筈はないと思う。
 そこは連続拉致強姦事件の犯人の指導が行き届いている。
 そして大船一家の誰も連続拉致強姦事件の犯人らとの接点はないと思う。
 あのとき三人を止める術はなかったのか。
 大船一家の所業と判って弁護士事務所は動いた。
 三輪三千夫のところに海野琴音が来たのが最初の接点である。
 海野琴音と矢田谷瑞樹、大志田絵衣が合流したのが弁護士事務所や警察が彼女らの相方の死を殺人と断定する決め手となった。
 ここで何か止める手段はなかったのだろうか。
 インターネットアダルト放送の解説を行うことで連続拉致強姦事件の犯人らのことは常に警戒していた。
 だがインターネットアダルト放送の解説を行うことが三輪三千夫や海野琴音らを引き寄せているとしか思えない。
 気を付けないともっと悪い展開が身近に起こる。
 居間に戻るとテレビ会議が繋がっていた。
 瀬里菜が用意してくれたアイスコーヒーを本多椿と飲みながら動画再生を開始する。
 
 画面では大志田絵衣が天井からY字開脚に逆さ吊るしにされていた。
 『刑事告発など行うとこういう拷問を受けます』
 最初に字幕が流れる。
 忍者姿黒装束は相変わらず四人である。
 片山幸雄が高手小手に縛られて縄からやや突き出した乳房、乳首をアップで撮影する。
 そしてY字開脚に広げられた股間に剥き出しの小陰唇を広げてアップにした。
 さらにクスコを突っ込む。
 膣内部もアップで公開してしまう。
 剥き出しの銅線で繋いだクリップを四系統。四人で大志田絵衣の躰の全面と内腿に鋏付けて行く。
 四本の出発点は剥き出しの小陰唇に片側ずつ鋏みつけた。
 大志田絵衣眠らされたまま逆さ吊るしにされている。
 内腿は膝まで三センチ置きに細かい間隔で鋏みつけて行く。
 フロント面はドテから腹の横を通って乳首までである。
 股間の部分に纏まった四本が背中を床まで伸びてトランスに繋がっていた。
 片山幸雄がトランスのダイヤルを回して電流を流す。
 「が、が、がが、うぐう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大志田絵衣は意識を回復して強烈な悲鳴を上げた。
 片山幸雄は直ぐに電流を切る。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。おまえらは」
 大志田絵衣は忍者姿黒装束を見て絶望の叫びを上げた。
 「そうです。大志田絵衣さん。何でこうなったかはお分かりですね」
 ナレーション担当の男がマイクで語り掛ける。
 「あのホストとやくざが私を罠に嵌めたのだよ」
 大志田絵衣は怒りの限り言い返す。
 「大人しく泣き寝入りしておけばこんなことにはならなかったのですよ。海野琴音も矢田谷瑞樹ももう処分されて消滅しました。今日は八月十一日です」
 ナレーション担当の男は淡々と語る。
 「そんなーーーーーーーーーー」
 大志田絵衣はほぼ一月が過ぎていることに驚愕した。
 「貴女方が弁護士事務所を動かしたことで弁護士事務所の関係者の女性も同じ目に遭っています」
 ナレーション担当の男はさらに衝撃になる事態を告げる。
 「あーーーーーーーーーー。何ということを」
 大志田絵衣は恐怖に慄くばかりである。
 「警察は必死に捜査を行っていますが一向に進展は御座いません」
 ナレーション担当の男は嘲る。
 「此処は何処なの!」
 大志田絵衣は聞いても無駄と考える以前に叫んでしまう。
 「はっはっはっは。お答えする訳がないでしょう。警察がどんなに最新の技術で捜査しても見つからないのです」
 ナレーション担当の男はさらに嘲哂っている。
 その時。片山幸雄がトランスのダイヤルを回して電流を流した。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー」
 大志田絵衣は大口を破裂させて躰を強く震撼させる。一気に強烈な悲鳴が上がった。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 クリップ四つにやや広げられた小陰唇の間から失禁尿が流れてしまう。
 片山幸雄は直ぐに電流を切った。
 失禁尿は躰のフロント面を流れて高手小手に縛られた乳房の下の縄に掛かって一部横に流れて腋と乳房の谷間に流れる。
 なかなか失禁は終わらない。これまでと同じだが眠らされている間カテーテルで尿は抜かれてはいた。それでも最後は溜まっていたのである。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 大志田絵衣は堪らない屈辱にどうすることもできない。
 このまま殺されてしまう。そしてこの恥ずかしすぎる姿が社会にばら撒かれる。死んでも死にきれない。
 忍者姿黒装束は大志田絵衣の躰をタオルで拭く。そしてドライヤーの風を当てて乾かした。
 片山幸雄は容赦なくもう一度電流を流す。
 「あがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いたいーーーーーーーー。いたい。いたい」
 大志田絵衣は強烈に藻掻く。
 「いたいーーーーーーーー。いたい。いたい。いたいーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーん」
 暴れ叫び続けた。
 片山幸雄はなかなか許さない。
 三分くらい大志田絵衣の苦しみ破裂した表情と悲鳴が流れ続けた。
 電流を切ると四人が軍手を掛けて一本ずつ銅線の終点を持つ。
 引っ張ると最後に小陰唇のクリップが飛ぶことになる。
 片山幸雄が最初に引っ張る構えになった。
 右の膝から内腿に流れて小陰唇を鋏んだ一系統である。
 「5.4.3.2.1」
 ナレーション担当の男が秒読みをする。
 片山幸雄は一気に引いた。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーー」
 大志田絵衣の躰が震撼して破裂した大口から強烈な悲鳴を絞り出す。
 「ぐわあーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 痛みに躰を揺すって暴れまくった。
 続いて宇治原歳加年が構える。
 今度は左の膝から内腿に流れて小陰唇を鋏んだ一系統である。
 「5.4.3.2.1」
 またナレーション担当の男が秒読みをした。
 宇治原歳加年も一気に引く。
 「が、があ、あ、ああ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大志田絵衣の躰はさらに強烈に暴れた。
 捩った躰が狂った振り子の様に前に後ろに斜めに揺れる。
 残りはフロント面の二本である。
 左右とも内腿はクリップの鋏んだ痕の皮膚が捩じれて一部血が滲んでいた。
 小陰唇も切れて血が流れている。
 赤座元太と瀬尾将が一緒に構えた。
 「5.4.3.2.1」
 またナレーション担当の男が秒読みする。
 クリップは乳首から順に毟り取れるように飛ぶ。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーー」
 最後に小陰唇の二本が強く粘膜を引っ張って引き千切るように飛んだ。
 斬れて血が飛び散る。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー。あがああーーーーーーーーーーーーーーー」
 大志田絵衣はまた失禁尿を漏らす。そしてどこまでも泣き叫ぶ。
 片山幸雄が膣にクスコを突っ込む。
 赤座元太らは一斗缶の中でコークスの火で焼き鏝を焼く。
 片山幸雄が手鍋で蝋燭を煮ていた。
 先に赤座元太と宇治原歳加年、瀬尾将が焼き鏝を手にする。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大志田絵衣はそれを見て恐怖の叫びを上げた。
 金属の棒の先にT字の四角い金属が真っ赤になっている。先端には淫乱女と活字が凸版状態になっていた。
 三人は一気に押し付ける。
 赤座元太が左の乳房。宇治原歳加年が右の乳房。瀬尾将がドテである。
 「あがあーーーーーーー。があーーーーーーーーー。があーーーーーーーーがあーーーーーーーーがあーーーーーーーがふぁああーーーーーーーーー」
 大志田絵衣の大口を破裂させた悲鳴が轟き続けた。
 最後に片山幸雄が手鍋に煮立った蝋涙をクスコに流す。
 「がーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大志田絵衣はそのまま白目を剥いてしまった。
 動画はこれで終了である。
 
 如月鬼堂も本多椿も暫く何も言わない。
 テレビ会議の向こう側の弁護士らも沈黙していた。
 「パパテレビ」
 珠洲が知らせる。
 『野村弁護士事務所の紀弁護士の姉で紀明日香さんがゴムボートで日川浜海水浴場に流れ着いていました。生命に別状なし』
 緊急速報が流れていた。
 三つの事務所は慌ただしくなる。
 そこに杉下一行からメールが入った。
 今度は紀明日香の動画である。
 「奴ら解放と同時に流しました」
 館山弁護士も慌てる。
 三人の弁護士は日川浜海水浴場の対応をそれぞれ事務所の弁護士に任せて動画の確認に掛かった。
 
 動画では黒い幕の中で産婦人科診察台に紀明日香が磔にされている。
 麻酔で眠らされている様子である。
 忍者姿黒装束の二人が電動の刺青マシーンで紀明日香気の躰のフロント面に刺青を掘っている。
 
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 本多椿が悲鳴を上げてしまう。
 
 彫る間ずっと動画は続いていた。
 図柄は二匹の錦鯉である。
 どっちも口が乳房に掛かって開けた口が乳首を咥えようとしていた。
 『今回はこれで解放する。次はさらにハードになる』
 字幕が流れて終了である。
 
 「何とも酷い」
 如月鬼堂はそう叫んだ。
 報道番組は進展しない捜査状況を延々と報じている。
 「これじゃ紀さんどうにもならないよね」
 本多椿は暗い表情で言う。
 紀明日香は一命を取り止めたが病院で弁護士事務所の面会を拒絶していた。
 マスコミの取材も拒絶である。
 
 最期のSM小説家 第五十三幕 及ぶことのない報復そして挽歌 完 
 
 最期のSM小説家 第五十四幕 長い残暑の惨劇 に続く



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