【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十三幕


及ぶことのない報復そして挽歌


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 赤座元太は状況を悟って海野琴音の女の部分を広げたまま体を安全な位置に躱す。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴と共に尿道の亀裂が広がって尿が威勢よく噴き出してしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーあ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 溜りに溜まった尿は止まらない。
 赤座元太が確り女の部分のビラビラを開いているので尿道の亀裂から直に出る姿がアップになっていた。
 正面のモニターにも投映されていたので海野琴音にも見える。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーん」
 海野琴音はこの状態で藻掻いてもどうにもならない。尿を全部出し切るしかないのである。
 三橋や三輪、それ以外の客がやったようなこと。いや以上の恥ずかしい姿を撮影されて世界にばら撒かれてしまうと聞いている。
 もう取り返しがつかない。恐ろしいことである。
 だがそれ以前に解放されたのは七割くらいらしい。行方不明のまま遺体も出ない女性もある。
 自分はどうなるのかこのまま遺体の出ない処分をされてしまうのが恐ろしい。
 膀胱が異常に溜まっている。此処に運ばれるのに眠らされて何日掛かったのか。一体此処は何処なのだろう。
 小水がようやく流れ終わって赤座元太が海野琴音の股間を拭く。
 片山幸雄が赤座元太に太いU字の金属棒四枚の開口器を渡す。
 赤座元太はそれを海野琴音の膣に突っ込み大きく広げてしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーああ。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 海野琴音は女の奥を広げられて悲鳴を上げてしまった。
 モニターに濁った滑りが充満した内部が広がっている。膣の入口付近に粕も確認された。
 三輪三千夫らクラブで遊ばれた時に見せられた動画より凄い状況である。
 何日か経っている間に汚れてしまったに違いない。
 宇治原歳加年がロングスプーンを受け取ってカメラに隠さないように斜め横にしゃがんで内部の滑りを掬い出す。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いーーーーーーーーーやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は掬い出された膣の奥の滑りに声を上げてしまう。
 「たっぷり汚れが溜まっています。動画を取得されてコレクションされている方々は大悦びですよ」
 ナレーション担当の男は詰る。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は無駄とは分かっていても叫ぶ。
 宇治原歳加年は構わず掬い出し続ける。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は叫び続けた。
 その間に瀬尾将が広がった太腿の向こう側からドテの陰毛を毟り始める。既に脱毛クリームの効果が出ていた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。なにーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は毟り取られる陰毛に驚き悲鳴を上げる。
 瀬尾将は入念に毟り取って行く。
 宇治原歳加年は掬い出して黒いプレートに載せた滑りをカメラに翳す。
 「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は堪らない恥ずかしさに泣き声交じりの悲鳴である。
 「これが五百万件くらいのメールアドレスに配信されます。もう一大無修正AV女優ですよ」
 ナレーション担当の男はさらに詰る。
 「うぬれーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。きちがいーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は恐怖と絶望に怒り沸騰してしまう。
 「いくら叫んでも予定通り行います」
 ナレーション担当の男は淡々と宣告する。
 宇治原歳加年が一通り膣の奥の掃除を終えた。赤座元太がヒデボトルで膣の中を洗う。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は何をされるのも堪えられない。
 カメラが膣の奥を拡大して綺麗に洗った紅い子宮頸部を公開する。
 「汚れが全部取れましたので実に綺麗な女の奥の奥です。皆さんAV女優より素人の貴女のを殊の外お悦びになります」
 ナレーション担当の男はさらに言葉の嬲りを掛けた。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。撮るなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は怒りの限り叫ぶ。
 瀬尾将は入念にドテの陰毛を抜き取り終えていた。
 赤座元太が開口器を抜く。
 今度は無毛になったドテがモニターに公開された。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 陰毛の下の皮膚が薄っすら紅く艶めかしい。
 海野琴音には堪らない屈辱である。
 
 「これは日本じゃないな。前にも出て来た。診察台が同じように見えるが微妙な違いも前と同じだ」
 如月鬼堂は海野琴音らがR国に連れ去られたと断定してしまう。
 「日数的には合っていますね。そうすると黒装束の一人は片山幸雄ですね」
 館山弁護士も同様の見解である。
 「それでは海野琴音はもう助からないですね」
 三輪三千夫もテレビ会議を繋いでいた。
 「妹さんの殺人はどうなりますか」
 本多椿は館山弁護士らが警察に告発したから殺したやくざだけでも逮捕されるかと言いたい。
 「私の推測では殺人にロボットをレンタルしたのじゃないか」
 如月鬼堂はそこに行き着く。
 「レンタルならやくざの採算は合いますね」
 館山弁護士も認める。殺害にロボットまで購入していてはショーに出す程度では採算が合わない。
 それに保管していては足が付いてしまう。
 
 画面では宇治原歳加年と赤座元太がもう一度鞭を持つ。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は叩かれると判って恐怖の悲鳴を上げる。
 どっちも先端が長細く硬めの一本鞭である。
 宇治原歳加年は散々弄られて緩く閉じた女の部分を狙う。
 一気に振り下ろす。
 鞭の先端は小陰唇を斜めに叩いた。
 「ぐ、う、うう、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は強烈に悲鳴を絞り出す。
 「い、いいたいーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は強烈に躰を揺すって痛みに藻掻く。
 クラブで受けた鞭より痛い。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーー。あは。はあ。はあ」
 震え続けた。
 宇治原歳加年はクラブ麗で一度叩いている。だが黒装束サングラスでは海野琴音には解らない。
 今度は赤座元太が構える。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は痛みが治まってない。
 赤座元太は斜め右から狙う。
 海野琴音の乳房は下半分で左右均等に綺麗な半円形を描いていた。柔らかそうだが垂れた感覚はない。
 色は適度に紅く乳輪は小さく乳首は僅かに突起していた。
 乳首を外して白く肌理の細かい乳房の下半分を狙う。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は大口を破裂させて悲鳴を上げる。
 鞭の先端は乳輪すれすれに斜めに右の乳房を叩いていた。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 痛みに躰を揺すって藻掻く。
 
 昼食の寿司の出前が届いていた。
 動画を一時停止してテレビ会議のまま各々昼食を摂る。
 越後湯沢も東京も暑い。
 冷房はフル運転である。温度設定に関わらず冷風を出し続けていた。
 「海野琴音さんの妹さん他二人の殺人ですが。これはやくざの犯行レベルではないと結論付けられました」
 野崎拓郎弁護士が報告する。
 「この件は警視庁が捜査ですか」
 「いいえ。専従班に移りました」
 「R国に逃げた奴らは捜査が及ばないしな」
 「それにやくざとホストを逃がしたのも連続拉致強姦事件の犯人らと結論付けられました」
 「何も解決しないと言うことだな」
 如月鬼堂は専従班では無理と言ってしまう。
 食事休憩を終えて動画を再生する。
 
 画面では海野琴音が二十発くらい叩かれて両方の乳房は蚯蚓腫れが×の字で深紅に滲んでいた。
 ドテも鞭の蚯蚓腫れが数本滲んでいる。
 白く美しい内腿も蚯蚓腫れが紅く滲んで無残極まりない。
 ここで忍者姿黒装束が四人掛かって海野琴音の躰に銅線を這わせた。
 その銅線を抓んでピンチを鋏付けて行く。
 銅線は二系統。二人ずつ掛かって左右対称に鋏みつける。
 「うう。ううーーー。うーーーーーーーーー」
 海野琴音は痛みに呻き続けた。
 洗濯鋏で皮膚と一緒に銅線を抓んで乳首から乳房の下半分を鋏む。腹の横からドテと三センチ置きに鋏みつけて来る。
 小陰唇を左右とも二本ずつ鋏む。
 そのまま内腿を膝の手前まで鋏んで来る。
 膝まで鋏んで来た銅線の先端はトランスの端子に繋がれた。
 鋏つけ終わると片山幸雄が海野琴音のアナルにイチジク浣腸を注入する。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は顔を振って叫ぶ。
 注入は一個だけである。アナル栓もしない。
 赤座元太がトランスの抓みを回して電流を流す。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。があああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は強烈に躰を震撼させて悲鳴を轟かせる。
 赤座元太は十秒ぐらいで切る。
 「あはあーーーーーーーーーーーーん。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 海野琴音は強烈に震え続けた。息遣いの荒い悲鳴を漏らす。
 「やめろーーーーーーーーーーー。死んじゃうよーーーーーーーーーーーー」
 恐怖に震えた声で叫ぶ。
 「死ぬような電圧ではございません。痛いだけです」
 ナレーション担当の男はにべもない。
 赤座元太はまたスイッチを入れた。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。が、が、がああーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音の躰はさらに強烈に震える。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 悲鳴と共に便が飛び出してしまう。
 ズバーーーーーーーーーーーーーーー。ズブズブズブーーーーーーーーーー。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいやあーーーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
 狂ったように藻掻き叫ぶ。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー。なんていうことーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 堪らない屈辱である。
 「はっはっはっはっは。おしっこの次はうんこのお漏らしですな。永久保存版です」
 ナレーション担当の男は愉快に揶揄う。
 「ひれつだーーーーーーーーーーーーーーーーー。浣腸してーーーーーーーーー。電流流してーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は怒りの限りまた叫ぶ。
 「うんこなど見たくないものですが。貴女のような美人のうんこはみんな大悦びで見ます。スカトロAV顔負けです」
 ナレーション担当の男はさらにエスカレートして詰る。
 赤座元太はもう一度電流を流す。
 「ぐわふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は大口を破裂させて喚き悲鳴を轟かせた。
 赤座元太が電源を入れたまま軍手を掛ける。
 他の三人も軍手を掛けていた。
 四人で二本の銅線の両端を掴む。
 「五、四、三、二、一。ゼロ」
 ナレーション担当の男が秒読みする。
 四人が一気に銅線を引っ張って剥がす。洗濯鋏が両方からドミノ倒しの様に引き千切られて飛ぶ。
 「がふぁあーーーーーーーーーーー。がーーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーー。ふがふぁあーーーーーーーーーーーー」
 狂ったような強烈な悲鳴が轟く。
 最後に小陰唇を鋏んだ四本が一挙に飛んだ。
 「ぐがあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐうがふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は診察台を揺すって強烈に暴れる。
 壮絶な光景である。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐう、うう、うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーー」
 いつまでも悲鳴を絞り出す。
 そして僅かに失禁尿が流れ出た。
 「あは。あは。ああーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはーーーーーーーーーーーーーーん」
 号泣の涙を溢れさせて泣き喚き続ける。
 宇治原歳加年が海野琴音の股間部分を濡れタオルで洗うように拭く。
 続いて瀬尾将が乾いたタオルで拭いた。
 片山幸雄が浣腸器にローションを吸い上げて膣とアナルに流し込む。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は泣き叫ぶ。
 「浣腸ではありません。ローションです」
 ナレーション担当の男が説明する。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーー。もうやめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は説明しても喚き続けた。
 瀬尾将が広げられた海野琴音の太腿の後ろ側で電マを持っている。
 宇治原歳加年は左側の床にしゃがんでドリルバイブを構えていた。
 赤座元太が最後に片山幸雄からアナル用の細いバイブを受け取る。
 瀬尾将から電マをクリトリスに充てた。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は不本意な刺激を拒絶して藻掻き喚く。
 構わず宇治原歳加年が膣にドリルバイブの疑似男根を突っ込む。
 「あはーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやだあーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音はさらに疑似男根の侵入に拒絶の叫びを上げる。
 最後に赤座元太が右側にしゃがんでアナルバイブを挿入した。
 「あーーーーーーーーーーーーーーあがあーーーーーーーーーーーーあがああーーーーーーーーーーーーいやああーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は狂ったように喚き叫ぶ。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あふぁああーーーーーーーーーーーーーーーー」
 大口を破裂させて藻掻き暴れる。
 だが一分と持たない。
 白眼を剥いて失神してしまった。
 ドリルバイブの機械音だけになる。
 ここで画面が切り替わった。
 
 時間軸は昨日に戻る。
 画面が切り替わる間の出来事である。
 海野琴音は赤座元太、宇治原歳加年、瀬尾将の三人で輪姦された。
 一人ずつ膣の中を洗って中出しである。
 海野琴音は泣き喚き続けた。
 「何で私達の居場所が分ったの」
 輪姦されて涙が乾いてボソッとセリフを吐く。
 「お教えしましょう。警察と同じことをやったのですよ。犬が追跡しました」
 ナレーション担当の男はそう言って次のように説明した。
 海野琴音の匂いは取得してない。矢田谷瑞樹の匂いも残ってなかった。大志田絵衣の匂いを確保する。
 やくざは油断していたが我々は矢田谷瑞樹の不穏な動きを察知していた。だからR国で大志田絵衣の匂いを確保しておく。
 あとは越後湯沢から新幹線までを確認した。
 それで行先として考えられる如月鬼堂のプレイルーム、弁護士の事務所などその付近の匂いを探して行く。
 大型犬で目立つことはやらない。小型犬で充分である。
 「何でやくざがやっていた犯罪を見張ってサポートするのよ」
 海野琴音はそれを言わずに居られない。
 「それは彼らの失敗が裏社会に破綻を招くからです。今回彼らが逮捕されたら貴女と組んだ矢田谷瑞樹らが派遣された和歌山の愛好会に影響します」
 「だから何でそれを護るのよ」
 海野琴音はこの期に至っても突っ込む。理由が分らないことに堪えられないのである。気丈な性格と言える。
 「風俗売春を護る。和歌山の愛好会に参加するような趣味の人の悦びを護る。その金の使い方による裏経済を護る」
 ナレーション担当の男はやや棒読みである。
 印刷会社の社長から受け継いだ発言でしかない。
 「何で女を陥れる社会を護るの!」
 海野琴音はさらに怒り沸騰した。
 「必要だからだ!金を稼いで我々の悦びは現代社会のリベラルの言うような家庭ではない。美人でスタイルの良い女躰をとことん満足したいのだ!!」
 今度はナレーション担当の男も自分の見解で言い返してしまう。
 「ふざけるなーーーーーーーーーーーー。女はお前らの玩具じゃない!!」
 海野琴音はさらにブチ切れる。
 「我々に必要なのは肉体の玩具だ。企業や国政、マスコミなどに社会進出する女は要らない。女性の社会進出は風俗売春だけで良い」
 ナレーション担当の男は海野琴音がブチ切れたので今度は嘲るように言う。
 「ううーー。うぐうーーーーーーーー。そんなこと絶対に通らないぞーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音はブチ切れながら正論を叩きつける。
 「はっはっはっは。確かに今はまだ通りません。でも我々の抵抗に警察は歯が立ちません。貴女の妹さんを自殺と断定してしまいましたねえ」
 ナレーション担当の男はさらに嘲て言う。
 「どうやって妹を殺したの」
 「あのやくざは我々の何処かの組織からロボットをレンタルしたのですよ」
 「ロボット」
 「そうです。だから部屋に人の入った形跡はなく自殺と断定されたのです」
 「あなた方が貸したのね」
 「違いますよ。本家は貸しておりません。それ以前に我々も請け負っている別組織です。そして此処はR国です」
 「な、なんと。今日は何日よ」
 「はっはっは。七月二十一日でございます」
 「あ、ああーーーーーーーーーーーー」
 「ロボットは何れ何処かの企業が作って独裁政権が国民を軍に招集しなくても権力が護れるようになります」
 「あんた方が企業を作ってロボット売ったら足がつくよ」
 「我々も販売し続けます。ですが完全に善意の第三者も起業します」
 「善意の第三者。あんた方がでっち上げるのだろ」
 「そうでもありません。全く我々も連続拉致強姦事件の犯人と言われている本家も知らない企業が製造します。それに我々も本家の人を知りません」
 「なんと」
 「特殊詐欺グループなんかとは規模も経済力も違います。まったく関係ないところで新しい企業がロボットを堂々と作っても本家には辿り着きません」
 「それはまともな産業でしょう」
 「それも混じります。そして息が掛かっていても全く知らない所で起業できます」
 「そんな」
 「兵器として作られる日は遠くありません。そして世界は戦乱に塗れます。そうなれば買春、売春は当然な社会に戻ります」
 ナレーション担当の男は悠然としゃべる。
 
 画面の切り替わったところに戻って七月二十二日の続きである。
 「さあ。これから気持ち良くなった貴女の膣を焼きます。まずは子宮を殺します」
 赤座元太が細く長い半田鏝を構える。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音は驚愕の宣告にヒステリックに叫ぶ。
 産婦人科診察台の上で躰を捩って藻掻き動く限り暴れる。
 片山幸雄が横から金属棒をU字にした開口器で膣を広げる。
 「いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音はさらにヒステリー状態である。
 膣の奥に子宮口がくっきり表れた。
 血の様に紅い子宮頸部の盛り上がりの中央に割れた子宮口。赤座元太はそれを目掛けて細い半田鏝の先端を一気に突っ込む。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーーーーはーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 海野琴音から強烈な悲鳴が轟いた。
 赤座元太はそれを押し回す。



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