【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十三幕


及ぶことのない報復そして挽歌


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 「そうよ。杉下社長からメール。椿さんも来るって。質問が炎上しているの。今朝はハムトーストサンドとアイスコーヒー、トマトジュース、サラダね」
 珠洲が言い渡してしまう。
 如月鬼堂はベッドから両足をサイドに投げだして下半身から起き上がった。
 珠洲が手を引っ張って浴室に連れて行く。
 浴室から出て服を着けると既に食事の準備はできている。
 直ぐに服が着られるように瀬里菜が冷房を強くしていた。
 ペロブスカイト太陽電池がツーフロア分の高さの窓の上半分に二十五枚設置されていて電気代は心配ない。
 如月鬼堂が席に着くと珠洲が本多椿を招く。
 本多椿は入って来るなりタブレット端末で集計結果を見せる。
 「悪い質問だな」
 如月鬼堂は困ってそのジョークである。
 「どうします。あと二日です」
 本多椿はジョークでは済まないと真顔で言う。
 「館山先生とテレビ会議が繋がって動画を確認してからだな」
 如月鬼堂は答えを先延ばしする。
 「昨日の動画は強烈すぎましたね」
 脅迫内容のことである。
 「犯人も脅迫内容に応じるとは考えてないだろう」
 「それじゃ永森純恋は悲惨な目に遭って犠牲者ですね」
 「奴らは社会的衝撃の大きさに期待しているのだろ」
 「ああ」
 本多椿は女優が被害者のまま見捨てられるのが許せない。
 「失敗したな。海野さんらの要求の通りに館山先生らを動かさない方が良かったな」
 「どうしてですか」
 「大船一家の捜査は空振りに終わって彼女らは護れない」
 「ああ」
 本多椿はさらに暗い表情になる。
 
 動画は倉木裕理巡査長である。
 今度は拷問椅子に大股開きにされている。
 左の乳房は縫って抜糸された状態。整形はされてない。傷がくっきり悲惨な姿である。
 大股開きの股間は無毛にされたまま紅が掛かった部分の中に閉じ合わせた小陰唇がくっきり存在感を現わしていた。
 産業廃棄物収集運搬処分業の社長が鞭を持っている。先端が細長い一本鞭である。
 拷問椅子の斜め後ろに立つ。
 鞭を振り被って倉木裕理巡査長の閉じ合わせた女の部分を叩く。
 「ぐ、ぐ、ぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は強烈な痛みに意識を回復した。躰は強烈に震えている。
 「倉木裕理巡査長どの。正面のモニターをご確認ください。現在の貴女のお姿です」
 印刷会社の社長が幕の裏から語り掛けた。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ひどいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は涙を溢れさせてしまう。
 「おやおや。警察官でしょう。ご自身の犠牲は厭わず市民を護るのが本懐ではないですか。こっちの動画をご覧ください」
 印刷会社の社長は揶揄いながらモニターに永森純恋の動画を投影する。
 「えーーーーーー。永森純恋さん」
 倉木裕理巡査長は有名女優が犯人らに全裸にされた姿に驚く。
 「貴女に行われる拷問がこの女優にも行われます。貴女はそのサンプルです。既にこの動画は公開されて社会は大騒ぎです」
 印刷会社の社長は淡々と語る。
 「ああ。そんなーーーーーーーーーーーーーーー」
 「さあ。字幕を見て下さい」
 『立憲国民党参議院候補桝田彩に告ぐ。立候補を至急取り下げろ。さもないとお前の親友永森純恋が倉木裕理巡査長の動画と同じ運命になる』
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は最後に流れた字幕に驚愕してしまう。
 「さあ。今日は倉木裕理巡査長どののお○○こを焼きます。そして乳首を再生します。総て永森純恋さんに行うサンプルです」
 印刷会社の社長はまた淡々と語る。
 「あーーーーーーーーーーーー。なんということを。酷い犯罪だあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は呆然とした表情で叫ぶ。
 「それでは貴女のお○○こを感じなくしてしまいますので最後の悦びを差し上げます」
 印刷会社の社長はさらに淡々と恐ろしい宣告をした。
 「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は叫ぶしかない。
 医者の男が倉木裕理巡査長の膣に太い金属棒をU字にして長くした羽根四枚の開口器を突っ込む。
 開口器の羽根を押し広げて膣を大きく開いてしまう。
 「あーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長はまた叫んでしまう。
 リモコンから長めに伸びたアームの先端にローターが付いたアイテム四本を配る。
 運送会社の社長と産業廃棄物収集運搬処分業の社長が先にアイテムの先端を膣の奥に入れてスイッチを始動した。
 「あーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーだめーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は強烈に喚く。
 膣の奥二個所を責めている。
 膣天井部を産業廃棄物収集運搬処分業の社長が責めその反対側奥を運送会社の社長が責めていた。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあああーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は大口を破裂させ声を上げ叫び続ける。
 さらに葬儀会社の社長がアイテムを突っ込んで膣天井部手前を責め始めた。
 膣内部はモニターに拡大されている。
 さらに医者の男も膣口を責め始めた。
 「ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーーーーーーやめてーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は壮絶な表情で藻掻き続ける。
 太腿の筋肉は怒張していた。
 腰は震撼して股間は痙攣する。
 膣液は会陰に流れ拷問椅子の座の手前部分はびしょ濡れである。
 「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な逝き声になってしまう。
 そして僅かな時間で白目を剥いてしまった。
 四人は膣の中からアイテムを引く。
 濁った膣液がさらに流れ出た。台座から床に流れ落ちてしまう。
 医者の男以外の三人で拷問椅子の背凭れが床と平行になるまで倒した。
 腕は背凭れの裏側で手首を互い違いに縛られている。
 医者の男が背凭れの裏側上部に一本の鉄パイプを通す。
 運送会社の社長と産業廃棄物収集運搬処分業の社長がその横に通した鉄パイプの両端にそれぞれ短い鉄パイプをクランプで二本縦に接続する。
 医者の男と葬儀会社の社長が左脚の戒めを解いて脚を持ち上げていま組んだ二本の鉄パイプの間に脚首を填め込む。
 産業廃棄物収集運搬処分業の社長がもう一本鉄パイプを上から当ててクランプで接続して脚首を四本の鉄パイプで固定してしまう。
 右脚も同じように固定した。
 倉木裕理巡査長の躰は腰で二つに折られてV字開脚にされ女の部分は真上を向いて剥き出しである。
 羽根四枚の開口器はそれを広げたままにされていた。
 医者の男がビデボトルで膣の中を洗う。
 スポイトで中の水を吸い出す。
 その間に先端の細い半田鏝が三本熱くされていた。
 医者の男が斜め前に立って一本鞭を構える。先端が長方形の革二枚縫い合わせて芯の入った一本鞭である。
 それでクリトリスの包皮を叩く。
 「ぐ、ぐぐ、ぐふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は一発で意識が戻った。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 恐ろしく恥ずかしい姿に悲鳴を上げてしまう。
 「倉木裕理巡査長どの。気持ち良くなりましたね。今度は蛇イレポンです」
 葬儀会社の社長がスネークフックで蛇を掴んで来る。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は警察官と雖も恐怖の悲鳴となってしまう。
 葬儀会社の社長は一気に蛇の頭を開口器で広げた膣に突っ込む。
 「あ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長の悲鳴はサイレンとなる。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーだめーーーーーーーーーーーー」
 狂ったように叫び続けた。
 葬儀会社の社長は充分悲鳴を聞いたとして蛇を抜いてしまう。
 そのまま水槽に戻す。
 「あふぁあーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーー。ああ。ああ。ああ。ああ。ああ。あはあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 倉木裕理巡査長の目には涙が溢れ口元は涎が流れていた。
 「おやおや。警察官が蛇で涙ですか」
 印刷会社の社長は茶化す。
 「ふざけるなーーーーーーーーーーーーーーーーー。蛇をここに入れられてたえられるかーーーーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長はブチ切れてしまう。
 「そうですか。まだ元気で何よりです。今度は充分気持ちよくなって失神されたお○○この中を焼きます」
 印刷会社の社長は真顔から出る淡々とした口調である。
 医者の男を除いた三人が半田鏝を構えていた。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめてーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長は断末魔の叫びとなる。
 三人が一気に半田鏝の先端部分を突っ込む。先端の熱くなる部分は奥まで届く長さがある。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーあがふぁーーーーーーーーーーーーーーーあがーーーーーーーーーーーーーあがあーーーーーーーーーーーーー」
 倉木裕理巡査長の躰が強烈に震撼する。狂って壊れた悲鳴が轟く。
 「あがふぁあーーーーーーーーーーーーーーがふぁあーーーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーあがああーーーーーーーーーーーーー」
 何処までも狂ったように喚き続けた。
 三人は入念に焼き続ける。
 途中で医者の男が麻酔を掛けてしまった。
 字幕が流れる。
 『立憲国民党参議院候補桝田彩に告ぐ。まだ選挙運動を続けている。立候補を至急取り下げろ。永森純恋もこの女性警察官と同じ拷問を行う。乳首も斬り落とす。女優の逝き顔も晒す。蛇も突っ込む。膣も焼く。三日以内に決断しろ。永森純恋には本来関係ない。桝田彩の犠牲者だと言うことを忘れるな』
 字幕は二回流れて改行して四行で画面に固定された。
 動画はこれで終了である。
 
 「あ、ああ。もう。残忍さがさらにバージョンアップですよ」
 本多椿は疲れた表情でぐったり囲炉裏端に肩を落としていた。
 「この連中には物凄い怨念が籠っているな」
 如月鬼堂はそんな印象を持つ。
 「怨念ですか」
 「個人に対するものではなく現代社会への怨念だな。リベラル、フェミニズムとかがその対象だな」
 
 和歌山。岬ビューホテル。
 小宴会場に岡田弥一郎が青木学、赤座元太、宇治原歳加年、瀬尾将を呼んで料理と酒を振舞っていた。
 岡田弥一郎と青木学はR国にツアーでSM愛好会を開く企画で検討を重ねての相談である。
 「ツアーでどうやってもこっちの採算には厳しい。二週ずらして此処のコンパニオンのショーもできないかな」
 岡田弥一郎はそう切り出した。
 「それは良いかもな。全員が行くとは限らない。だが問題は和歌山県警の動きだな」
 宇治原歳加年は慎重である。
 「それはしばらく様子を見るしかない」
 岡田弥一郎も安全と言い切ることはできない。
 「いまのところ何も言って来ないのか」
 赤座元太は和歌山県警が動くと見ていた。警視庁の組織犯罪対策課が動いたからである。
 「来てない。防犯カメラも異常なしだ」
 和歌山県警は動いてなかった。
 館山弁護士らもできるだけ連続拉致強姦事件の犯人らの報復を避けるべく訴えるのを大船一家だけに絞ったのである。
 和歌山のショーのことや病院での処置の話は避けるように指導している。
 野崎拓郎弁護士もマスコミに報道されると危険と考えた。
 海野琴音らの報復対象がホストの玉木裕次郎と大谷彰浩若頭補佐だったからである。
 「もし奴らの一人がショーの話をしていたら深夜に踏み込んで来るな」
 赤座元太はそれを警戒する。
 「深夜に部屋ごとの宴会なら警察も何も言うまい。暫く個室ごとで遊んで様子をみよう」
 宇治原歳加年の意見である。
 「そうだな宴会場でもピンクコンパニオン程度は取り締まってない」
 赤座元太も納得した。
 
 内房のリゾート施設。
 報道番組を確認しながら六人で夕食の飲み会である。
 「桝田彩は選挙戦続行だな」
 医者の男はそれで良いと哂う。
 「最後まで拷問かな」
 葬儀会社の社長はそっちに期待する。
 「上手くすれば落選かな。どっちにせよ普通では済まない」
 川口の会長の目論見である。
 「あっちの女たちの行方は」
 印刷会社の社長はそっちも気になる。
 「まだだ。新宿署、本庁には居ない。館山、野崎、野村弁護士の事務所も匿ってない。如月鬼堂の大宮のコピー機で印刷する工場にも居ないようだ」
 川口の会長も手は打っていた。
 「何としても始末してしまわないとな」
 「そうだ」
 如月鬼堂の懸念は当たってしまっていたのである。
 
 R国TS市。
 隅田会系大船一家が経営するSMクラブの事務所。
 大谷彰浩若頭補佐と玉木裕次郎が着いていた。
 「なぜ奴らが如月鬼堂とかに繋がるのだ」
 木村草太若頭補佐は事態の悪化に怒っている。
 「矢田谷瑞樹が玉木を見張っていた。そして大志田絵衣と大阪京橋の病院で合流した。此処で二人の話が繋がった」
 「すると矢田谷瑞樹が首謀者だな。それがなぜ如月鬼堂の弁護士と結びつく」
 「宇佐美と宇佐美のところの若いのが玉木を見張っていた矢田谷瑞樹を確保しようとしたら邪魔する奴が出て来た」
 大谷彰浩若頭補佐の説明である。
 「誰だそれは」
 「それが行き成り目潰しを喰らって顔も見てないらしい」
 「弁護士事務所の奴か」
 「右田さんは最初に騙したが自分でバンスを探した海野琴音じゃないかと言う。海野琴音は住居を移って行方が判らない」
 「海野琴音にバンスを立て替えた風俗は何処だ」
 「和歌山の会員の一人で赤座元太が遊んだクラブ麗だ」
 「それで繋がるだろ。其処の本来のオーナーで客の振りをして良い女だけ遊ぶ三輪三千夫だ。奴は如月鬼堂のSM愛好会の会員だぞ」
 木村草太若頭補佐はそれが真相と言い切る。
 「そうか。三輪三千夫という奴が館山弁護士らを結び付けたな」
 大谷彰浩若頭補佐も事態を理解した。
 「そうだ。野川唯美の時もそいつが如月鬼堂に結び付けた」
 木村草太若頭補佐は苦々しい。
 「どっちにしても組織犯罪対策課が動いては我々ではどうにもならない」
 大谷彰浩若頭補佐には逃げて来るしかなかった。
 「あの弁護士軍団が組織犯罪対策課を動かしたのだな」
 木村草太若頭補佐はさらに苦虫を噛む。
 「いや館山弁護士らは新宿署に行ったらしい。警視庁が勝手に動いたのだ」
 大谷彰浩若頭補佐は益々事態が大きくなったと言う。
 「ところで和歌山はこっちにツアーを組んで来たいらしい。ホテルを借り切ってショーをやりたいと」
 「そうだよ。この国なら問題ない」
 「だがこの国ならと医療費の値引きを要求して来た」
 「岡田の利益にならないからか」
 「そうだ」
 「良いじゃないか。入院設備は無料で良い。手術は片山幸雄先生に利根川元教授とリモートでやって貰えば」
 大谷彰浩若頭補佐は値引きしても鏡沼咲良と津森梢の元が取れればと言う。
 「来ないより良いか」
 「そうだよ」
 「それじゃ七月は予定通りだな」
 「素晴らしい作戦だったが海野琴音に自分でバンスを探させたのが失敗だったな」
 「そうだよ。どうにかならなかったのか」
 「強くごねた。騒がれることも心配したのだ」
 「何とかお仕置きしたいな」
 「あっちの会長と言う人物がそう配慮でもしてくれないとな」
 問題は玉木裕次郎の処遇である。鏡沼咲良と津森梢に顔を見せる訳には行かない。
 暫くR国内の他の街で遊ばせることにした。
 
 七月十一日。
 如月鬼堂の居間。
 如月鬼堂は会議を明日の昼からに延ばしたのでゆっくり眠っていた。
 九時に珠洲に起こされてしまう。
 「うう。何が起きた」
 「テレビ速報よ。桝田彩が立候補を取りやめたよ」
 「えーー。告示日を過ぎたら候補者の死亡以外に取り消しはできないだろ」
 如月鬼堂はバスロープのまま報道番組を確認する。
 内容は選挙活動を中止するである。当選した場合即時辞任と表明した。
 人道的配慮であると表明している。
 そして一日も早い警察による犯人逮捕を要求していた。
 そのあと与野党ともに代表者が順次登場して言論の大きな弾圧と非難を繰り返す。
 総て応援演説の現場からの中継である。
 如月鬼堂は一度バスルームに入って身支度を整えた。
 その後に館山弁護士とテレビ会議を繋いだが報道内容を確認し合っただけである。
 
 内房のリゾート施設。
 倉木裕理巡査長の乳頭再建手術は終わっていた。
 焼いてしまった膣内の応急処置も完了している。
 連続拉致強姦事件の犯人六人は二階の食事ルームで仕出し弁当の朝食を摂っていた。
 「意外な方向になったな」
 医者の男は報道内容にややがっかりである。
 「これが無難策かな。どっちにせよあの党が一議席減らしたことは確かだ」
 運送会社の社長は目的としては成功と言う。
 「この状況なら当選はないだろう。そうなれば補欠選挙もない」
 印刷会社の社長も認める。
 「あの女優をどうする」
 「選挙結果は即日に近い。完全に終わった22日の朝どっかに流そう」
 川口の会長が結論を出す。
 「あのままか」
 「逝き顔だけ晒してやるか」
 「女刑事は」
 「最終的な躰の状況を公開しないとな。それと摘出した子宮も」
 「どっちからやる」
 「まず永森純恋の逝き顔を晒して解放の宣言だな」
 「やるか」
 「やろう」
 直ぐに拷問部屋が設定された。
 永森純恋を引き出して拷問椅子に磔にする。
 大股開きではなく背凭れを床と平行の角度まで下げる。
 手首は背凭れの裏側で互い違いに縛り合わせた。
 背凭れの裏側に鉄パイプを通す。
 腰から二つ折りにしてV字開脚にする。クランプで接続して脚首を四本の鉄パイプで固定まではしない。
 脚首を鉄パイプに直接縛り付けてしまう。
 V字開脚にされ女の部分は真上を向いて剥き出しである。
 医者の男が太い針金をU字にした羽根四枚の開口器を突っ込む。
 内部を大きく広げてしまう。奥までスポットライトで照らされて膣の壁面がくっきり見える。
 極めて生々しい。
 医者の男がビデボトルで膣の中を洗う。
 薄紅色の子宮頸部もくっきり美しい。
 葬儀会社の社長がスタンガンを乳房に当てて起こす。
 「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 永森純恋は目をぱちぱちさせて顔を振る。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。いやあーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 V字開脚で女の部分が奥まで広げられた恥ずかしい姿にされているのを悟って強烈に叫ぶ。
 「永森純恋さん。安心してください。桝田彩さんが選挙運動を中止しました。辞退はできないようですが止める意志表明をしました」
 印刷会社の社長が説明した。
 「・・・・・」
 永森純恋は何も言えない。
 「よってこれから究極の逝き顔を動画に晒して貰って22日に解放宣言です」
 運送会社の社長と産業廃棄物収集運搬処分業の社長、葬儀会社の社長がリモコンの先に延びたアームの先端にマイクロローターの付いたアイテムを持つ。
 「さあ。永森純恋さんの究極に感じる性感帯をこのアイテムで責めます。大女優の逝き顔公開です」
 印刷会社の社長がしんねり口調で宣告する。
 「やめてーーーーーーーーーーーーーーーーーー。私は清純派女優なの!!」
 永森純恋は強烈に叫び拒絶する。



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