【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第四十二幕
報復挽歌
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
戻る|
1|
202|
203|
204|
205|
206|
207|
208|
209|
210|
211|
戻る
山川里咲はそのまま引き上げた。その日は状況を確認して帰って策を練り直す心算である。
そしてもう一人のターゲットは山川里咲に希硫酸を塗った男に向く。
その男の所在を突き止めたい。
和歌山に来るとしたら週末である。三連休なのでその三日目の昼以降にホテルを出ると狙いを定める。
十八日の十時から駅付近に車を止めてドローンを樹木の下に隠して見張る予定でいた。
九月十八日。
朝十時からホテルをチェックアウトする赤座元太を待ち伏せる。
乗り捨てできるレンタカーで来ていた。
列車に乗ると踏んでいる。そのまま尾行して家を突き止めたい。
岬ビューホテルでは二泊のイベントが行われていた。
今回は山川里咲のような生贄は居ない。
その分費用は小さい。満足も八分目である。それでも月に一回はイベントが行われ会員はさらに数回岬ビューホテルに来る。
此処で行われるSMが最高の悦びという連中である。
そして十二時を少し回って参加者らはホテルをチェックアウトして駅に向かって来た。
赤座元太も出て来る。山川里咲の女の奥に希硫酸を塗った男である。
特急に乗るのを確認する。名古屋方面に向かうと確認した。
自由席特急券で乗り込む。時々デッキに立って降りるのを確認しながら尾行を続ける。
名古屋で新幹線に乗り換えて東京に着いた。
世田谷区の家まで尾行に成功したのである。
九月二十日。
三橋貴明はクラブ麗で紀咲槙乃を指名した。
天葛香苗で散々愉しんで味を占めてしまっている。
如月鬼堂の監修する真性奴隷女の館では思うように指名が取れない。女躰アンドロイドロボットを縛って練習しても加虐心は満たされない。
やっとクラブ麗に辿り着いたのである。
マネージャーが立ち会ってプレイ内容の確認を行う。
三橋貴明の要求したプレイは三輪三千夫の内容とほぼ変わらなかった。
紀咲槙乃に五十万を払いさらにクラブに手数料十五万を払ってプレイルームに向かう。
全裸に剥いて三橋貴明も脱いで一緒に湯に浸かる。
三橋貴明が湯船の先端を背にして足を広げて腰を着く。紀咲槙乃の躰を背中向けて抱き寄せて手は躰の前に回して乳房を掴む。
「麗は初めて」
「そうだよ。如月鬼堂の監修する真性奴隷女の館は会員優先でなかなか取れない。ホームページでこのクラブを検索してあんたのポートを見た」
「そう。五十万も掛けてくれたのね」
「その分愉しませて貰うよ」
「うん」
紀咲槙乃はこのお陰で一気にバンスが消えたのである。今日は仕方ないと観念する。
浴室から出て三橋貴明は紀咲槙乃を如月鬼堂の縛り方を真似て逆さ吊るしにしてしまう。
紀咲槙乃の体形は天葛香苗によく似ていた。
ただ天葛香苗の様な凄味はなく気丈には見えるが静かな表情である。
両方の太腿の付け根に二重に廻して縄を掛ける。それにフックを付けてそのフックを天井から下がった二本の滑車のフックに接続して吊るし上げていた。
股間はほぼ真上を向いて太腿は八の字に広がっている。
脚首に掛けた縄は離れた床から引っ張っていた。
紀咲槙乃の躰は空中に船の錨を逆さまにした形に吊るされている。
三橋貴明は鞭を手にした。
先端が長方形の革二枚の一本鞭である。
紀咲槙乃に戦慄が奔った。
女の部分を叩かれると怯える。
三橋貴明が振り被る。
「行くよ」
「ああ」
紀咲槙乃の表情が固まる。
三橋貴明は左の内腿から叩く。
「ううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
内腿は柔らかい肌で相当に痛い。
紀咲槙乃の躰は右に左に捩れて揺れる。
次は大陰唇を狙う。
まだ女の部分には当てない。
「うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃の躰は後ろに頭が強く反った。その反動で前に迫り上がる。
一発目の内腿の痕は蚯蚓腫れが浮いていた。
次は鞭をアンダーに持って逆さ吊るしの乳房を叩く。
「うぐああーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃の躰は強烈に揺れて振り子の様に動く。
最初に叩いた内腿の痕は蚯蚓腫れが赤くなっていた。
三橋貴明はここで一度鞭を置く。
そしてドテにローションを塗る。
「剃毛を忘れていた」
「えーー。この体制で」
紀咲槙乃は逆さ吊るしのままでは辛い。
三橋貴明は容赦なくドテの黒い陰りにローションを塗る。
三輪三千夫が剃ってから生え揃ったばかりである。そんなに濃くはない。
越後湯沢。如月鬼堂の居間である。
愛好会のメンバーが集まっていた。大河内税理士、福富麻次郎、館山弁護士、杉下一行、雨倉編集長、樽常マネジャー、本多椿である。
ここのところ編集の小川綾香は来てない。雨倉編集長が直接担当している。評判が悪いと理解されたからである。
珠洲と瀬里菜は話に入らないのでカウンターに逃れていた。
次のショーの打ち合わせである。
そして表の全裸美人コンテストの規格がインターネットアダルト放送局に承認された。
福富麻次郎はホクホクである。裏が終わったばかりでさらに収入になる。
風俗業も回復したとは言えコロナ前には戻らない。
アンドロイドは売れているが風俗嬢のオプションはいまいち人気が薄かった。
こっちの稼ぎは大きい。
「もうそろそろ十日近くなりますがあの続きを公開しませんね」
館山弁護士はそっちを気にしていた。
「鬼堂先生っはどっちか一人開放されるかもしれないと仰いましたね。それってもうないですよね」
本多椿は前回の動画確認の終わりの言葉を思い出して確認する。
「いやまだ分からない。先に動画が公開されたら可能性は低い」
如月鬼堂は一人開放してから動画を公開すると見ていた。
さいたま市大宮区宮町。クラブ麗のプレイルーム。
三橋貴明は逆さ吊るしで股間を広げてほぼ真上を向いている膣にクスコを挿入した。
「ここを覗くのを忘れていたよ」
「みんなその中を見るよね」
「どうしても見たいよ」
「みんな同じでしょう」
紀咲槙乃は女の子なら皆同じ作りと言いたい。
「そうでもない。同じ女でも日によって違う。汚れ方の生々しさが」
「同じことを言う人が居た。貴方と同じように撮影込みで毎回五十万使ってくれる」
紀咲槙乃は三輪三千夫を思い出している。
「結構な収入になるのじゃないか」
「全部借金返済よ」
また紀咲槙乃は思わず言ってしまった。
三橋貴明はロングスプーンで膣の中を探る。
「え、ええーーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃はこれまでに同じことをされているが恥ずかしさの極みである。
「それじゃ大変だな。早く返済して金を残さないとな」
三橋貴明は紀咲槙乃の反応は無視している。天葛香苗を思い出した。殺されかけたがここまでは何も言わずにやらせてくれたのである。
「ねえ。私あと数年しか稼げない」
「そうだね。今は気丈そうな顔で虐めても哀れみが少ない。だからサディストの虐め心を滾らせる。だが早く老けるタイプだ。そうなると一気に引く」
三橋貴明は気遣いなくずばずば言ってしまう。
「やっぱそうなの」
紀咲槙乃はもう自覚したが危機感が堪らない。
「ねえ。私は囲って貰えない」
紀咲槙乃は分かっていても確認したい。
「子供が居ては無理だな。それにそういうタイプではない」
「何で判るの」
「会陰だ。縫った痕がある」
「ううん」
その言葉は紀咲槙乃の奥に沁みた。
「それに呼び方は知らないが躰に僅かに線が入る。妊娠中に膨らんだ皮膚が戻った時残る痕のようなものだな」
三橋貴明はさらに膣の奥から粕を掬い出す。
「はい」
紀咲槙乃は三輪三千夫とほぼ同じ答えに沈んでしまう。
連続拉致強姦事件の犯人六人のアジトである。
朝夕はやや緩和したがまだ残暑は厳しい。
出前の寿司と刺身。ハムや生肉をつまんで冷酒である。
「そろそろ二段目を公開しないのか」
医者の男は社会を騒がすに時間が空きすぎたと思っている。
「明日の未明に豊田沙良を潜水艦からビーチに流す。その後に公開だ」
川口の会長は段取りを済ませていた。
「しかし。病院に運ばれて医者が見たら驚愕するな」
金城宅磨の要求通り最後の処置は医者の男がやった。
「凄かったな」
編集したのは印刷会社の社長である。
「明日の報道が愉しみだな」
葬儀会社の社長は社会が騒ぐのが嬉しい。
「残酷すぎて内容は報道されないだろ」
川口の会長は報道では内容を暈されると言う。
「コメンテーターらの正論を損なわない定型文のような非難の言葉が面白いだけだ」
葬儀会社の社長はとことん正論が嫌いである。
「詰まらない時代になったものだ」
川口の会長は自分らの若い時代が良かったと言いたい。
さいたま市大宮区宮町。クラブ麗のプレイルーム。
三橋貴明は紀咲槙乃の膣に?燭を差し込んでしまった。
さらに細いのを尿道にも刺し込もうとする。
「待ってーーーーーーー。何処に入れるの!!」
紀咲槙乃は逆さ吊るしの下から首を擡げて尿道に入れられると判って叫ぶ。
「尿道や」
三橋貴明は強気で答える。強引にやる構えである。
「駄目。蝋燭の欠片が中に残ちゃうよ」
「大丈夫。ちゃんと金属のサックに入っている」
三橋貴明は昔の鉛筆に掛けていたような金属のサックの細い物を翳す。
「ああ」
紀咲槙乃は痛いのは堪らないがそれなら仕方ないと思う。
三橋貴明は紀咲槙乃の尿道の小さな亀裂にサックの先端を刺し込む。
「うぐううーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐううぐうーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃の躰に力が入って固まる。さらにその躰を揺すって藻掻く。
「あはあーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーー」
三橋貴明は容赦なくそれを尿道の口で回す。
「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃は繊細な部分の痛みにさらに悲鳴を漏らす。
さらにアナルにも鉛筆サイズの物を差し込む。
「あーーーーーーーーーー」
三橋貴明は三本の?燭に点火した。
「あはーーーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃は蝋涙の落下に震える。
「これでドテを鞭で叩くのだよ」
三橋貴明はそう言って紀咲槙乃の顔にフェイスガードを掛けた。
顔だけは避けなければならない。
三橋貴明はまた一本鞭を手にした。
剃毛したドテを叩く。
「うぐーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃の躰が震撼した。
蝋涙は飛び散る。
続けてドテを叩く。
「うぐううーーーーーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃の躰はさらに振り子の様に揺れる。
蝋涙が一部躰のフロント面に落ちた。
「あはーーーーーーーーーーーーーー」
恐怖感から声が上がるが熱くはない。
さらにドテを叩く。一発目の痕がやや蚯蚓腫れになっている。
「ぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
さらに蝋涙は躰のフロント面に落ちた。
「ああーー」
三橋貴明は形の良いドテを蚯蚓腫れで無残にしたい。
一部蚯蚓腫れの上に蝋涙が飛び散っていた。
その上から叩く。
既に蝋涙は飛び散った以外に股間に流れていた。尿道の蝋燭からは粘膜に流れ落ちている。
「あはああーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
鞭の痕は蚯蚓腫れの上から叩かれてクロスしていた。
尿道の蝋燭は剥きだした部分が燃えてしまっている。
三橋貴明はそれを抜いて膣のクスコに差した長い蝋燭とアナルの蝋燭も抜いてしまう。
アナルの蝋燭は消して投げる。
膣から抜いた蝋燭をクスコの中に垂らす。
「あーーーーーーーーーーーーあはあーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーーん」
紀咲槙乃は強烈な悲鳴を上げた。
躰は真下に吊る下がったまま微妙に震えている。
三橋貴明は容赦なく垂らし続けた。
「いやあーーーーーーーーーーーん。ああーーーーーーーーーーーーーん。あはああーーーーーーーーーーーん。いやああーーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃は恐怖に叫び続ける。
三橋貴明は適度なところで火を消して蝋燭を置く。
「あはあーーーーーーーーん。あはあ。ああ。ああ。ああ」
紀咲槙乃は荒い息遣いで震え続ける。
そのまま紀咲槙乃の躰を吊るしからゆっくり下げてゆく。
床に降ろしてフックを外して太腿の付け根の縄を解き高手小手の縄も解いた。クスコは刺さったままである。
「あはあ。はあ。はあ。はあ」
まだ紀咲槙乃の躰は震えていた。
三橋貴明はそのまま紀咲槙乃の躰を拷問椅子に乗せる。
乗せるだけで固定はしない。
クスコの中に長いピンセットとロングスプーンを入れて蝋涙を掬いだす。
何回か取り出して中を洗った。
紀咲槙乃のドテの蚯蚓腫れは真っ赤に幾重にも重なっていて一部割れて僅かに血も滲んでいた。
それを見る三橋貴明の加虐心は込み上げている。
「少し湯に浸かって来て」
「どのくらい宜しいですか」
「三十分。温めの湯でよく癒して来て」
三橋貴明はドテに目をやる。
「ありがとうございます」
紀咲槙乃はややふらつきびっこを引くように浴室に消えた。
その間に三橋貴明は解いて散らばった縄を整える。そして十露盤板の準備を行う。
まだまだ紀咲槙乃の悲鳴を愉しみたい。
準備ができたらビールと乾いたつまみを出す。
グラス二つに注いで一個を浴室に持って行く。
「開けるよ」
「はい」
紀咲槙乃は静かに湯に浸かっていた。
三橋貴明はビールのグラスを浴槽の端の大きな淵に置く。
「ゆっくり」
そう言って戻って飲み始めた。
紀咲槙乃は膣の中に静かに指を入れて確認する。
驚いた割に軽微ではあった。
やや安堵してビールを飲む。
まだまだこんなことでは済まない。時間もたっぷりある。
内房のリゾート施設。潜水艦が東京湾の海底を航行してリゾート施設の地下の桟橋に入港した。
此処の上の建物が豊田沙良と納村優菜の拷問場所である。
豊田沙良は全裸でサーフィンに縛り付けられている。
眠らされて点滴を打たれていた。
サーフィンの裏側には小型のエンジンが装着されている。
この状態で南伊豆の海岸の沖合で潜水艦から流す。
豊田沙良は悲惨な姿にされていた。
髪の毛はなくスキンヘッドである。
ドテの黒い塊もない。
そして左の乳首は乳輪ごと何もない。斬り落とされ縫われていた。
女の部分も小陰唇が斬り落とされ大陰唇の中で縫い合わされ尿道から延ばされた管だけが出ている。
恐ろしい拷問の挙句に悲惨な解放である。
潜水艦の乗員は今夜この施設で休む。明日の未明前に出港して南伊豆の海岸に豊田沙良を流す予定であった。
さいたま市大宮区。クラブ麗のプレイルームである。
三橋貴明は湯から上がってさらにビール休憩をさせていた紀咲槙乃をまた高手小手に縛ってしまう。
その躰を十露盤板の方に促す。
四角い枠に角を上にした七本の角材が打ち付けられている。座れば向う脛が角に突き上げられて相当に痛いと思えた。
紀咲槙乃は十露盤板に慄く。
三橋貴明は紀咲槙乃の肩を押して上に座らせる。
「この拷問は初めてか」
「はい」
紀咲槙乃の躰は十露盤板の痛みにぎこちなく揺らいでいた。
さすがに石の板は載せない。
奥行き五十センチ。幅七十。厚みが五センチのポリタンクが三枚用意されていた。
「この上に載せるのね」
「見たことあるかい」
「ううん」
紀咲槙乃は首を振る。
「本来は石の板を載せるのだ」
「え、ええ」
「それじゃ太腿に傷が付くからポリタンクに水を入れる」
「え、ええ」
水を入れられたら相当に重い。紀咲槙乃は堪えられそうにないと思う。
三橋貴明は三枚のポリタンクを紀咲槙乃の膝に載せて両側二か所縦に縄で縛った。
縄で三つ重ねて縛ったポリタンクの紀咲槙乃の腹に当たる断面。そこに縄を通して躰の後ろに回してもう片側の断面に通して縛る。
これで簡単にタンクは落ちない。
三橋貴明はリールに巻かれたホースを浴室の水栓に繋いで伸ばして来る。
先端には水を止めるコックが付いていた。
一番下のタンクの口の蓋を取ってコックを差し込む。
「あ、ああ」
紀咲槙乃は恐怖の息遣いを漏らした。
水は強い勢いでタンクに侵入する。
座るだけでも痛い十露盤板である。
紀咲槙乃の躰は藻掻くように揺れていた。
一個目が満タンになる。
三橋貴明は蓋を閉めて二個目に水を注入し始めた。
「う、ううーーーーーーーー」
紀咲槙乃は涙のない恐怖の泣き顔で三橋貴明を見る。
「う、うぐううーーーーーーーーーーーーーー」
既に相当に圧迫されていた。
紀咲槙乃の躰はぐらぐら揺れる。
「う、うぐう、ううーーーーーーーーーーーーーーーーー」
藻掻く。そして涙が溢れだす。
二つ目が満タンになる。
三橋貴明はそれの蓋も閉めた。
「あはあーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううぐううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃の躰は苦しみ藻掻く。
そして追い詰められ緊迫した目で三橋貴明を見る。
三橋貴明は三つ目のタンクの蓋を開けようとする。
「・・・・・」
紀咲槙乃はもう無理と涙顔で首を振る。
三橋貴明はタンクの下に手を入れて膝から腿に触ってゆく。
紀咲槙乃の顔は痛みに歪み切っていた。
三橋貴明はさすがに三つ目のタンクの注水は諦める。
少しだけタンクの上に手を置いて押す。
「うーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーー」
強烈な悲鳴になった。
そして十露盤板の下から失禁尿が流れ出してしまう。
三橋貴明は一瞬悦びの表情を浮かべた。だが仕方なくタンクを三つ縛った片側の縄を解く。
後ろに回した縄も緩む。
その縄を外してタンクを反対側に退かす。
「うふうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
紀咲槙乃の躰は縛られたまま十露盤板の斜め前に倒れる。
「あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。あはあーーーーーーーーーーー」
床を半回転転がって痺れて圧迫された痛みに十露盤板の筋がくっきり入った脚。それを折ったまま上に上げて藻掻く。
「あーーーーーーーーーーーー。あはーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーー」
緊迫した悲鳴は続いた。
三橋貴明は高手小手の縄も解いて紀咲槙乃の躰を抱き上げてベッドに運ぶ。
紀咲槙乃は手が自由になったので痺れて攣ってしまった脚を手で持って押さえ痛みに藻掻き続ける。
次頁
戻る
TXTでお読みになりたい場合は小説家になろうのXシリーズ以下のページからDLしていただけます。
https://novel18.syosetu.com/n2441fw/
ご感想、アンケート
ご感想、ご質問、ご用件、ご依頼などございましたら以下のメールにお送りいただければ幸いです。
sado9364○yahoo.co.jp
(お手数ですが○を@に変えてご使用ください)