【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十二幕


続現代のからゆきさん


この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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 それも縛った。
 「う、うぐ、うう」
 梶谷寿乃巡査部長の涙は乾いて汗まみれの顔が歪み続ける。
 医者の男は四針縫って乳房に局部麻酔を打つ。
 「さあ。それでは梶谷寿乃巡査部長殿の膣とクリトリスから得られる女の悦びに封印を致します」
 印刷会社の社長が最後の宣告をする。
 「生きている限り。絶対にお前らを逮捕してやる!!」
 梶谷寿乃巡査部長は最後まで抵抗の言葉である。
 「そうですか。それは不可能でございます。我々はいつでも自決する覚悟は致しております」
 印刷会社の社長は静かな口調で淡々と返した。
 既に助手の一人が半田鏝を温めていた。
 葬儀会社の社長が黒い幕の間から入って来る。
 半田鏝を手にした。
 まずはクリトリスの包皮を剥く。
 「あはーーーーーーーーーーーー」
 梶谷寿乃巡査部長から断末魔の悲鳴が上がる。
 葬儀会社の社長は剥き出しにした女の亀頭を一気に焼き潰す。
 「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 梶谷寿乃巡査部長から強烈な悲鳴が轟く。
 医者の男が局部麻酔を打つ。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーーーーーー。あふぁあーーーーーーーーーー。ああ。ああ。ああ」
 梶谷寿乃巡査部長は強烈に荒い息遣いである。
 続いて産業廃棄物収集運搬処分業の社長が入って来て葬儀会社の社長から半田鏝を受け取る。
 膣口を開く。
 「・・・・・」
 梶谷寿乃巡査部長は声無く微妙に躰が震えていた。
 産業廃棄物収集運搬処分業の社長は熱くなった半田鏝を一気に突っ込んで一気に掻き回す。
 「があーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ぐがああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーーーーー」
 梶谷寿乃巡査部長は頭を後ろに逸らせて大口を縦に破裂させて藻掻きながら悲鳴を轟かせる。
 「があふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーーーー」
 躰は藻掻き震撼し続けた。
 ここで医者の男の局部麻酔を打つ場所を代えて何回か打つ。
 「あふぁあーーーーーーーーーーー。あふぁあ。ああ。ああ。ああ。ああ」
 梶谷寿乃巡査部長は震え藻掻き続けた。
 まだ全身麻酔は掛けない。
 医者の男はキシロカインゼリーを塗ってコックの付いたバルーンカテーテルを梶谷寿乃巡査部長の尿道から膀胱に突っ込む。
 電子メスで小陰唇を斬り落としてしまう。
 「・・・・・」
 梶谷寿乃巡査部長は目を見開いて慄く。だが声は出ない。
 医者の男は直ぐに止血する。
 カテーテルのコックの付いた先端だけ出して大陰唇を縫い合わせてしまう。
 ここで画面が切り替わった。
 梶谷寿乃巡査部長は産婦人科診察台に全裸で股間を百六十度くらいに開かれて磔にされている。
 左の乳首はなく縫った痕は綺麗に整形されてゴムまりの様にのっぺりした球状である。
 股間はセルロイド製人形のその部分のように白い皮膚がのっぺりしている。突き出たコックの付いたカテーテルの先端しかない。
 医者の男が電子鞭で衝撃を与える。
 「ぐう。ぐぐ」
 梶谷寿乃巡査部長は一気に意識を回復した。
 「梶谷寿乃巡査部長どの。モニターをご覧ください。今の貴女のお姿です」
 印刷会社の社長がマイクで呼び掛ける。
 「ああ」
 梶谷寿乃巡査部長は絶望の表情でそれを見た。
 「あと数日でお亡くなりになる貴女にこの仕打ちは意味がないのですが。今後の犠牲者とその家族への威嚇です」
 印刷会社の社長はこの面々の本音を言ってしまう。社会への恐ろしい宣言である。
 「こんなこと!いつまでも続かないぞ!!」
 梶谷寿乃巡査部長は怒りの限りありきたりの言葉で返すしかない。
 「そうですか。これから麻酔を掛けます。もう意識を回復されることはありません。巡査部長殿の肉体は何も残りません。言い残すことはございますか」
 印刷会社の社長は最後の宣告をしてしまう。
 「中宮管理官。必ずこの連中を逮捕してください。此処には八人居ます」
 梶谷寿乃巡査部長は揺るぎなくそう言い残した。
 「そのまま動画に残します。きっと伝わります」
 印刷会社の社長の言葉が終わるとそのまま医者の男の助手が麻酔を掛けてしまう。
 動画はここで終了していた。
 このあと梶谷寿乃巡査部長は潜水艦でR国の乾式メタン発酵の産業廃棄物処理施設に運ばれたのである。
 
 見終わって本多椿は後ろのソファーに沈んでいた。
 「堂々と脅迫の宣言だな」
 如月鬼堂はそれだけ呟く。
 「恐ろしい劇場型犯罪です」
 館山弁護士もそれしか言いようがない。
 
 六月二十日。
 大志田絵衣は関西国際空港に着いた。
 矢田谷瑞樹と同じように大谷彰浩若頭補佐が出迎える。
 深夜から始まるショーに合わせて和歌山に向かう。
 木村草太若頭補佐は矢田谷瑞樹の時と違って総て因果を含めた。
 その分五木田元にはハードを強く勧めたのである。
 
 矢田谷瑞樹はAVの撮影が終わって借金を清算。差額の現金を得て日本に戻っていた。
 だが日にちが経過するにつれて自分の運命に疑いを持ち始めてしまう。
 和歌山で同じような宴会が行われると思われる金曜日の夜半から岬ビューホテルを見張り続けていた。
 そして思った通り大谷彰浩若頭補佐が女性を送り届けて来る。確かにR国で見かけた女性。
 先月矢田谷瑞樹が連れて来られた時間とほぼ同じである。
 そのまま矢田谷瑞樹は隣の駅のビジネスホテルに引き揚げた。
 ショーが終わるのは明け方と見て仮眠を取る。
 
 六月二十一日。
 インターネットアダルト放送のスタジオ。
 「織畑三郎代議士は今月九日に議員辞職を表明されてから六日後の十五日に織畑佳菜美が羅臼港に流れ着いて解放されました」
 今夜の高嶋波瑠は和服姿である。
 ストリッパーの様にその帯を解きながら読む。
 「織畑佳菜美さんは留学中のカリフォルニアで拉致されて北海道で解放されました。どうやって運ばれたのでしょうか。そして何処で拷問が行われたのでしょうか」
 岡田有美も和服姿。黄八丈の着物に赤い帯。その帯を解きながら読んだ。
 「動画配信クリエイターの山科案杏さん拉致現場の捜査中に拉致された梶谷寿乃巡査部長の動画はさらに悲痛な内容でした」
 高嶋波琉は帯の下の伊達巻き解いて紺絣の着物を脱ぐ。
 下はレース生地の長襦袢である。
 下着は着けてないので乳首が透けていた。
 「犯人らは非常に危険な宣告をして動画は終了していました。これまで解放されなかった被害者は行方不明のままです。犯人は巡査部長殿の肉体は何も残りませんと恐ろしいことを宣言していました」
 岡田有美も帯の下の伊達巻き解いて黄八丈の着物を脱ぐ。
 下は透けた肌襦袢とやや透ける純白の湯文字である。
 前が合わせになるので黒い塊は透けてない。
 「いったいこの犯人は遺体を何処にやってしまうのでしょうか。これまで解放されず行方不明の方の遺体が発見されたことはありません」
 高嶋波瑠は腰の紐を解いて長襦袢も脱いでしまう。
 乳首は丸出しになり下は純白の湯文字一枚である。
 「犯人は字幕でお仕置きと言っています。リベラル系の知識階級の発言を抑制する目的のように言っています。いったい何処まで続くのでしょうか」
 岡田有美も肌襦袢を脱いで乳首を公開した。
 「犯人らは梶谷寿乃巡査部長の拷問をサンプルのように表現していました。お嬢さんを拉致して政治家やジャーナリスト、コメンテーターらに発言を辞めないとお嬢さんに及ぶと言う脅迫です。鬼堂先生。犯人らの最終目的は何でしょう」
 本多椿は真っ赤なスーツ姿である。
 「元からの目的はロボット兵士や武器の販売と思われますが知識層のお嬢さんの拉致は今のお仕置きで社会を恐怖に堕とし続けることですね」
 「それじゃ何処までも続くのでしょうか」
 「犯人らが捕まるか何らかの事故、または追い詰められて自決する以外終わる見込みはないです」
 「動画の内容から犯人らは行方不明の被害者に殺害を仄めかしていますが遺体は出ていません。いったい何処に行ってしまったのでしょうか」
 「これは想像もつきません。以前にも申し上げた通り完全に遺体を処分する手段を持っているのだと思います」
 「以前にジェルに遺体を浸けて溶かすした模倣犯が居ました。また大型のミキサーで粉々にして流したケースもありました。やはりこのような方法でしょうか」
 「いいや違うでしょう。それなら警察はその線の捜査は行っているでしょう。もっと我々の思いつかない手段です」
 これには如月鬼堂も皆目見当がつかない。
 「カリフォルニアで拉致された織畑佳菜美さんはやはり潜水艦で運ばれたのですね」
 「まず間違いないでしょう。飛行機に乗せることは不可能です。犯人らの関わる組織が飛行機やヘリ、船を所持したとしてもここまで完全には不可能です」
 如月鬼堂は潜水艦と確信していた。
 「確かに館山で梶谷寿乃巡査部長がゴムボートから消えたのは潜水艦しか考えられません」
 「お米の値段は大泉農水大臣の大胆な方針で徐々に下がりつつありますが備蓄米が終わって今年の新米がまた高騰する懸念もあります」
 高嶋波瑠は湯文字を解いて後ろ向きに股間を隠す。
 岡田有美が紫の褌を後ろから当ててその紐を前に回してやる。
 高嶋波瑠は前で紐を結んで褌の先端を通して前を整えて向き直った。
 「鬼堂先生。米に関して消費者は値上げを嫌がります。でも生産者は今の値段ではやって行けないと言います。質問者は将来どうすべきかと言っています」
 「これは非情な言い方ですが」
 如月鬼堂はそう切り出して以下のように爆弾発言を行った。
 この先個人レベルの自作農家は減って行きあと何年続くか判りません。生産者は年配で後継者が居ないのです。
 耕作放棄地も増えています。
 関税で護るのを止めて国が大規模農業企業を立ち上げるしかありません。
 その株式を売って資金を集めて農地を保障する意味を含めた価格で買い取るか賃貸します。
 賃貸は土地を離したくない人も居ますからその対応も必要でしょう。
 完全な機械化生産を行って精米から袋詰めまで行い小売り業者に直接降ろすのです。
 「それじゃ大農業組合や卸業者は通過ですね」
 本多椿は敢えてそこを追及した。
 「大農業組合は米だけが業務ではありません。卸問屋は転業して貰いたいです。商品をたらい回しにして稼ぐ日本の悪しき構造は終わりにしたいです」
 如月鬼堂は委細構わず爆弾発言をしてしまう。
 「物価高騰対策に民事党は給付金を宣言しました。野党は消費減税又は期間限定で消費税の撤廃を主張しています」
 今度は後ろ向きで岡田有美が湯文字を解く。高嶋波瑠が紫の褌を後ろから当ててその紐を前に回す。
 岡田有美も前で紐を結んで褌の先端を通して前を整えて向き直る。
 「鬼堂先生物価高対策にはどっちがより効果があるのでしょう」
 本多椿は態と良いもの二択のように確認してしまう。
 「どっちも効果はないです」
 如月鬼堂はそう言い切ってから以下のように説明した。
 消費税の期間限定減税、または撤廃は絶対に止めて貰いたいです。それでは消費税の分だけならと値上げがしやすくなる。
 その後消費税が戻ればさらに物価高です。
 ばら撒きは低所得層に限定すれば一時的なので限定的ですがやや効果が期待できるかもしれません。
 真の物価高対策は究極の円安解消です。アメリカ、ヨーロッパと同レベルにすれば一気に物価高は解消します。
 「どのくらい円高になるべきでしょう」
 「1ドル75円以下ですね」
 「それでは輸出はトランプ関税より厳しいですね」
 「仕方ありません。元より日本が敷居を下げて輸出で儲けること自体が正常な状態ではないです」
 如月鬼堂はそう断言して以下のように述べた。
 輸出は儲かっても輸入物価は高くエネルギーや原材料の高騰が国内物価も押し上げています。
 インバウンドでホテルが高騰して日本人大衆が利用しにくい状況になってしまいました。
 今の状態は徐々にではありますが確実に日本人が富裕層を除いて途上国の原住民の状態になりつつあります。
 円高になれば魚介類などの輸出が減少して国内で高騰した物が安くなり低所得層、年金生活者は助かる。
 輸入牛肉などが安くなれば物価は一気に下がります。
 ゾンビ企業が金利や在庫を抱えて倒産など続出しますが正常な状況に戻るまで已むを得ません。
 さらにバッタ商品が出回って格安スーパーを埋めます。
 物価は一気に下がる以上に暴落です。
 如月鬼堂の発言はやや危険水域に入ってしまったが已むを得ない。
 「鬼堂先生。現在の物価高の要因は何でしょう」
 「第一に円安。第二に賃上げと騒ぐこと。第三に2024年規制です」
 如月鬼堂はそう断言して以下のように説明した。
 円安は先程の通りです。賃上げには値上げはどうしても伴ってしまう。物価高以上の賃上げと理想論を言ってもイタチごっこどころか逆転する。
 ごく一部の大手企業の従業員は潤っても中小零細企業は逆です。
 それどころか年金生活者、生活保護は増収のない物価高のみでさらに買うものを抑える結果となってしまう。
 現状を無視した知識階級の理想論だけで強行した2024年規制です。これは至上の悪法と言うしかない。
 これが運賃高騰と遅延を招いてさらに物価高に拍車を掛けるのです。
 知識層は宅配が不便になっても我慢するのですなどとそっちの暴言はあっさり通る。
 ですが自分で荷物を運べない年配者層は非常に困りますね。
 置き配と言いますが個人情報の貼られた荷物を長時間外に置かれてしまうのは如何ともし難いです。
 「一気に増えた質問です。イスラエルの要求でアメリカのイラン核施設攻撃の可能性が迫っています。これに日本はどういう見解を表明すべきでしょうか」
 本多椿はこれで最後と駆け込みで突っ込む。
 「日本は触らぬ神に祟りなし」
 如月鬼堂はさらに続けた。
 イスラエルの攻撃も非難はできるだけ抑える方が得です。
 万一アメリカのB2爆撃機がイランに特殊貫通弾を落としたとしてもリベラル派が何と言おうとも政治は非難を絶対に避けるべき。
 もし中国が日本に攻撃を掛けて来てアメリカが対応しなくても良いのですかと言われるのが関の山です。
 今夜の如月鬼堂はいつもになく抑えないで思った通りを言ってしまった。
 
 和歌山。岬ビューホテルの前。
 矢田谷瑞樹は再びレンタカーでホテルの入口を少し離れて見張っていた。
 そして未明に大阪の病院の救急車が迎えに来る。
 女性が一人乗せられて行く。
 尾行までの必要はない。付かず離れず病院に向かった。
 自分と同じ病院に運ばれるまで確認する。
 処置が終わって話ができる日数は見当がつく。
 そして自分が入院した部屋は一般病棟から離れた特別室であった。おそらくそこに入院すると当たりがつく。
 
 六月二十二日。
 越後湯沢。
 如月鬼堂は10時20分着の上越新幹線で帰り着いた。本多椿は豊洲のプレイルームに向かったので一人である。
 駅には瀬里菜が迎えに来ていた。
 「もうパパ。悪乗りしすぎ」
 「うん。見ていたか」
 「だって。心配だもの。でもトランプが日本に円安是正を強制してくれないかと言わなかっただけ良かった」
 「関税交渉の話題は外したからな」
 如月鬼堂は全く悪びれてない。
 大方の視聴者が如月鬼堂の支持者である。
 リベラル派が見ることはまずない。
 
 六月二十四日。
 R国TS市。
 隅田会系大船一家が経営するSMクラブの事務所。
 鏡沼咲良はSMクラブが共同で経営する病院を退院して来た。
 細川直哉のプレイがハードすぎたのである。
 「文句を言われても契約の範囲だ」
 木村草太若頭補佐はこれで当然と言う。
 「そんな。こんなことを続けて行けと仰るのですか」
 鏡沼咲良は驚愕の表情になる。
 「あんた。僅か六時間で日本円にして五十万だよ。治療費も全部別途に貰っている。そして此処は日本じゃない。日本の法律も常識も通らない」
 木村草太若頭補佐は荒い口調になった。
 「そんな」
 鏡沼咲良は首を振る。
 「破産宣告をしてもこの借金は消えないぞ」
 「え、えーー」
 さらに慄く。
 「消費金銭貸借証書見てないのか。その条件でなければ一括肩代わりはできないよ」
 木村草太若頭補佐はさらに突っ込む。
 「ああ」
 鏡沼咲良も逃れられない借金とは分かっている。だが半分以上は自殺した従妹の分である。
 相互保証に応じたから高い金額になってしまった。
 「此処の仕事で返せないなら二つの案件で返して貰うしかないな」
 その話を聞いて鏡沼咲良は泣き腫らした。
 木村草太若頭補佐はその日はよく考えろと突っぱねる。
 
 隅田会系大船一家が経営するSMクラブのプレイルーム。
 津森梢は五木田元とプレイに入っていた。
 五木田元は木村草太若頭補佐からハードにして良いと了解を得ている。
 津森梢は十字架に磔にされて既に全身蚯蚓腫れでそれが真紅な筋に染まって無残極まりない。
 「あふぁあ。はあ。はあ。はあ。はあ」
 荒い息遣いで藻掻き続けていた。
 五木田元は金柑と山芋の擂り汁を要求する。
 木村草太若頭補佐が持って入って来た。
 津森梢は全裸で磔状態である。
 「えーーーーーーーーーーーーーー」
 裸を見られて思わず悲鳴を上げてしまった。
 木村草太若頭補佐は構わず躰を一瞥する。
 和歌山に送るための確認である。
 五木田元は金柑の汁に刷毛を浸ける。
 それを太腿の真紅に染まった蚯蚓腫れに塗ってしまう。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーー。がーーーーーーーーーー。ぐがあーーーーーーーーーーーーー。がふぁあーーーーーーーーーーー」
 津森梢は一気に沁みて強烈に悲鳴を上げる。そして躰を強く揺すり震撼させて藻掻く。
 五木田元は続いて腰の蚯蚓腫れに塗る。
 「ぐふぁああーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーあーーーーーーーーー」
 津森梢は狂ったように悲鳴を上げた。十字架に磔の躰を揺すって藻掻く。
 「ぐふぁああーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーーーー。があああーーーーーーーーーーー。ぐがあああーーーーーーーーーーーーーーー」
 強烈な沁みに藻掻き暴れ狂ったように悲鳴を上げ続けた。
 五木田元はさらに刷毛を金柑の汁に浸ける。
 「あーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 乳房の蚯蚓腫れに近付けた。
 「あはーーーーーーーーーーー。いやーーーーーーーーーーー」
 津森梢は縛られた躰を強く引く。
 五木田元は肩を掴んで左の乳房の蚯蚓腫れをなぞるように塗る。
 「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーーーー。がふぁああーーーーーーーー。がああーーーーーーーーーー」
 津森梢の躰は強烈に暴れた。さらに究極に狂った悲鳴を上げ続ける。
 「あふぁああーーーーーーーーーーーーーーん。あ、あああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。いたいーーーーーーーーーーーーーーーーー」
 泣き喚く。
 五木田元は津森梢を十字架の戒めから解く。そして拷問椅子に乗せて固定してしまう。
 華奢な躰なので軽い。
 小柄な割には乳房のボリュームがある。白く肌理の細かい乳房の皮膚が蚯蚓腫れで紅く染まり滲んで無残極まりない。
 スレンダーで綺麗な太腿も蚯蚓腫れが何本も奔っている。
 大股開きにされた津森梢は拷問椅子に沈んでぐったりしていた。
 五木田元は膣口にクスコを突っ込む。
 「・・・・・」
 津森梢は神経質そうな眼差しでそれを見下ろす。
 五木田元は中に山芋の擂り汁を流し込む。そしてクスコを抜いてしまう。
 続いて刷毛で蚯蚓腫れに山芋の汁を塗って行く。
 「あ、ああーーーーーーーーーーーーーーー」
 僅かに沁みるのである。
 乳房、腰、ドテ、太腿の蚯蚓腫れに確り塗り込んだ。
 「ふっふっふ。痒くなるぞ」
 五木田元は哂っている。
 そしてビールを出してソファーに腰を下ろして飲み始めた。暫く見物である。
 そして事務所に乾き物を注文した。



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