【SadoのSM小説】
最期のSM小説家
第五十幕
現代社会への反動主義的お仕置きは続く
この物語はフィックションであり実在の人物機関とはなんらかかわりがありません。
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片山幸雄はそれを黒いプラスティックの板に載せる。
「あ、ああ」
南郷侑里は堪らず真っ赤に染まった顔を震撼させた。
片山幸雄は続けて掬い出す。
黒いプラスティックの板には相当の滑りが載せられた。
それをカメラに翳す。
「・・・・・」
南郷侑里は瞬間それを見てカメラに目をやる。そして直ぐ視線を逸らせた。
有り得ない。あってはならない恥ずかしめである。
躰は微妙に震えている。
もう尿意が限界なのである。
片山幸雄は下っ腹を擦る。クスコを抜く。そして膣の奥に指を突っ込む。
恥骨に向けて中から指を強く押す。
「うーーーーーーーーーーーーー。だめーーーーーーーーーーー」
潮が一条飛び出した。
「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
南郷侑里は堪らず叫ぶ。
片山幸雄が指を抜いても南郷侑里の躰は小刻みに震撼する。
じっくり待つ。
その間に別の忍者姿黒装束が正面の床に吸収シートを三枚敷いた。
遂に南郷侑里の小陰唇の間から小水が噴きだす。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」
堪える限界が越えて悲鳴を漏らしてしまう。
後ろに居た忍者姿黒装束が広がった太腿の向こう側から両手の指で小陰唇を大きく広げる。
膨らんだ尿道の亀裂から直に尿が出ている部分がモニターにアップになった。
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うおーーーーーーーーーーーーーーーー」
南郷侑里の尿意の限界にどうにもならない悲鳴と叫びである。
尿は暫く止まらずに流れ続けた。
「あーーーーーーーーー。あはあーーーーーーーーーー。ああ」
出し終わって堪らない息遣いを漏らす。
「遂にお漏らしも公開していただきました。尿道の口から直に出る極めて淫靡な光景が社会にばら撒かれます」
ナレーター役の男はまた詰る口調である。
後ろに居た忍者姿黒装束の一人が浣腸の準備にイルリガートルスタンドを運び込み栄養ボトルにグリセリンを準備する。
「・・・・・」
それを見て南郷侑里は表情を強張らせて顔を振った。
遂に大便も公開されてしまう。
片山幸雄が腸カテーテルを掴んでアナルに差し込む。
「あ、ああ。いやあーーーーーーーーーーー」
南郷侑里は強烈に顔を歪めて首を振る。
だが腸カテーテルは入って行かない。
片山幸雄は事態を悟ってカメラの視界から下がって幕の裏側で説明して出て来る。
「酷い便秘のご様子です。便が直腸の出口で固まってしまっています。これから手で取り出します」
ナレーター役の男は淡々と宣告してしまう。
南郷侑里の表情は恐怖に凍り付いた。
片山幸雄は手術用手袋を掛ける。
指にグリセリンを塗って南郷侑里のアナルに突っ込む。
「あ、ああーーーーーーーー」
南郷侑里は堪らない処置に悲鳴を漏らす。
片山幸雄は固まった便を指先で壊して小さな塊から取り出した。
それをアルミの皿で受ける。
指先でボロボロ壊して取り出す。
南郷侑里は顔を真紅に染めて目を瞑って固まってしまう。
片山幸雄は暫く取り出し続けて開口器を突っ込んで広げる。手近に有ったビデボトルを使って入り口付近を洗う。
南郷侑里は堪えられない表情を逸らせて目を瞑っていた。
片山幸雄は嬉しそうに開口器を抜いて腸カテーテルを突っ込む。
「あ、ああ」
南郷侑里は辛そうに伏せたままの表情をさらに歪めた。
今度は栄養ボトルからグリセリンの液面が下がって腸カテーテルから注入されてゆく。
「あ、ああーーーーーーーーーーー。あはああーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーー」
南郷侑里は呻き声を漏らして苦しみだす。
片山幸雄はこのきりりとした美人の羞恥の破滅を悦んでいる。
それでも注入が完了したら腸カテーテルを抜いてアナル栓をねじ込んで暫く苦しむ姿を愉しむ。
「うぐううーーーーーーーーーーーー。ぐううーーーーーーーーーーーー。うぐううーーーーーーーーーーーーーーーー」
南郷侑里は藻掻き苦しみ続けた。
そしてあまりの苦しみに意識朦朧となり掛けてしまう。
片山幸雄は仕方なくこのくらいで諦めてアナル栓を抜く。
診察台に接続した透明な便器に茶色い水が緩く流れ出る。崩れた塊が混じっていた。
ズブーーーーーーーーーーーーー。
途中から弾けるように流れ飛び散る。
南郷侑里は恥ずかしさにさらに真っ赤に染まった顔を逸らせてしまう。
「ああ。はあ。ああ」
さらに堪えられない息遣いを漏らした。
「南郷侑里どの。なかなかの排泄姿が撮れました。これはもうマニアならずとも永久保存版です。個人間でコピーが配られること間違いなしですよ」
ナレーター役の男は悦びの宣言をする。
「・・・・・」
南郷侑里は恥ずかしさの極致に堕ちて言葉も返せない。
怒りと悔しさに顔は真っ赤に染まって躰は微妙に震えていた。
片山幸雄が後ろに下がって後ろの二人が前に出る。
今度は太いゴムを板に巻いたものを準備していた。
太く平たいゴムを乳房の上から巻く。
大きくはないが体型的には充分な乳房である。乳輪は小さく色の濃い乳首の周りに僅かである。
腕は診察台の背の後ろでそれぞれ手首を固定されていた。
ゴムは乳房と二の腕の外側を三周させて右の二の腕の横で縛る。
さらに二人がそれぞれ太腿にも二周巻いて縛った。
南郷侑里は恐々とそれを見ているしかない。
左側に居た忍者姿黒装束が輪っか状の太いゴムを取り出した。
それを親指で乳房に当てて引っ張る。そして引っ張り切って離した。ゴムは強く乳房に弾ける。
「うはあーーーーーーーーーーーー」
南郷侑里は大口を破裂させ強烈に顔を顰める。
忍者姿黒装束はもう一回親指で乳房にゴムを当てた。強く引く。一気に放つ。
「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
南郷侑里はさらに強烈に顔を顰めて声を上げる。
もう片方に居た忍者姿黒装束が乳房に巻いたゴムを纏めて引っ張る。強く引っ張って放す。
「ぐふぁああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。うぐうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
南郷侑里の躰が強く弾ける。大口を破裂させて悲鳴を上げた。
次は左右の太腿に巻いたゴムを片側ずつ二人が一緒に引っ張る。
「うぬう」
南郷侑里は顔を歪めて藻掻く。
二人は強力に引っ張る。
「うぐ」
南郷侑里は恐怖の表情に固まった。
二人が一斉に放す。
「がふぁあーーーーーーーーーーーーーーーーー。がふぁあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ううぐううーーーーーーーーーーーー」
南郷侑里は痛みに躰を震撼させて藻掻く。
字幕が流れた。
『週刊Populace編集長滝本恭子に告げる。もしも仕事に復帰したらこの女ジャーナリストも渡辺凪咲巡査部長と同じ運命となる』
さらに続く。
『続きは近々公開する』
動画はここで終了していた。
「また分割公開ですな」
大河内税理士はやや本音を呟いてしまう。
珠洲と瀬里菜はその心の内を見抜いて顔を見合わせる。
「これは海外じゃないか。あの時と同じ診察台だな」
如月鬼堂は最初に気付いた。
「韓国内ではないですね」
「R国だろ」
「すると便を取り出したのは」
「片山幸雄医師だろ」
如月鬼堂は想定だが決め付けてしまう。
「プレイルームの増強ですが中古マンションが高くなっています」
「だろうな。早く究極に円高にして貰いたい」
如月鬼堂は円安でインバウンドの不満を漏らす。マンションの高騰も円安が原因と言いたい。
「しかし1ドル五十円にはなりませんよ」
大河内税理士は希望通りには行かないと言う。
「まったく大手企業が賃上げすれば物価がさらに上がる。賃上げより円高にすれば良い。格差は広がるばかりだ」
如月鬼堂はさらに不満をぶちまける。
「トランプが頑張って日本にも圧を掛けて円安を解消させて輸入米に関税をゼロにしてくれたら少しは変わりますよ」
大河内税理士は如月鬼堂の希望に助長させた。
「プレイルームの使用料を上げても宜しいのでは」
杉下一行は金持ちの会員ばかりだから時世に合わせて値上げを勧める。
「已む無しだな」
如月鬼堂も納得した。
「こっちのファッション喫茶もオーダー値上しましょう。そうでないと女の子のギャラが上げられないです」
熱海の店長荒井枝里も主張する。
「仕入が上がっているからな」
「宜しいですか」
「生駒と長野に相談して決めてよ」
如月鬼堂はそちらでやれという答えである。
三月十三日。
関西空港。
久保木奈緒は目立たないように日本に着いた。
R国からである。
出迎えたのは墨田会系大船一家の大谷彰浩若頭補佐。だが久保木奈緒は木村草太若頭の居るクラブの所属ではない。
木村草太若頭は手持ちで賄えなかった。
R国には以前に国連職員佐賀美野の偽ロボットに誘われて何人も渡航したSMクラブが有る。其処から出して貰った。
久保木奈緒は如月鬼堂の見抜いた通りSM嬢である。
今回は和歌山岬ビューホテルの案件に応じた。
連続拉致強姦事件の犯人六人のアジト。
やや寒さが柔らかい日和である。
寿司と刺身の出前で飲んでいた。
「民事党は何処までも迷走だな。石坂総理はトランプ大統領の前で借りてきた猫の様だったしな」
印刷会社の社長である。
「まったくだ。主体的に来た総理とは到底思えない存在感だった」
医者の男も同調した。
「少数与党だからと三つの野党とそれぞれ交渉するのは間抜けだな。昭和維新党と自由国民党の言い分をさっさと聞いて立憲国民党だけを抑えるべきだ」
川口の会長である。
「民事党は103万の壁に譲歩するならあんなに粘らずすっぱり賛成しないと次の票を減らすだけだぜ」
葬儀会社の社長も同じ見解を持っている。
「そうだ二つの党だけ確り手を組みべきだな。一番大きい立憲国民党だけ外して一切応じないで分断を図るべきだ」
医者の男も同じことを言う。
「民事党にもトランプが必要だな」
印刷会社の社長は大胆な意見である。
「子育て支援のために社会保険の支出に手を掛けるは馬鹿そのものだな」
川口の会長は吐き捨てるように言う。
「立憲国民党に焚きつけられた患者組織集団らしきにこてんぱんだ。国民は立憲国民党が蔓延りたいが故の手段と知らない」
「民事党も盲目だが日本国民も盲いの民だな」
「いくら上限を上げるのを凍結しても四回目以上の44万いくらかの間の場合は四回目以降も全額払うしかない。これを下げなければ程度の違いだ」
「それより子育て支援をして何の効果が有る」
「有る訳がない」
医者の男はきっぱり言う。
「少子化の原因は女の社会進出と女の生き方の多様化だ。団塊の世代で人口が膨らんだ時代の女性はどうだった」
「BGは三年務めて寿退社しなければオールドミスだ。だからと言って物価に対して父ちゃんの給料は格段に高くはなかった」
「そうだ。三食昼寝テレビ付きでも出費は食費系だけ。多様な趣味や社交に金は使わなかった」
「男に育休勧めてもそこまでしてたくさんの子供は育てたくない」
「そうだよ。夫婦でパチンコして子供は車で冬は凍死。夏は熱中症で死亡して警察沙汰だな」
印刷会社の社長は完全に嘲る。
「高田馬場で刺された女。みんな男を非難するが酷い女だぜ。男の容姿見ていくら金とっても自分に奉仕するが当然と言う意識だな」
「男もどうしようもない馬鹿だが。投げ銭してさらに言いなりに金貸す。こんなバカ男はこれが氷山の一角だがな」
「裁判で勝ったのなら何回でも差し押さえすれば良いのだ。ライバーやって投げ銭で稼いでいたなら口座を押さえれば良い」
「それよりあのふざけた商売は何だ!あんなもので女が簡単に稼げる商売がまかり通るからいけない」
葬儀会社の社長である。
「そうだ!金が欲しかったら真面目に風俗でお○○〇んしゃぶって稼ぎなさいと言うのや」
医者の男も怒りを破裂させた。
「リベラルもこの女たちも、もっとお仕置きが必要だ。俺たちの人生はもうそんなに長くない。徹底的にやろう」
印刷会社の社長は気炎を吐いてしまう。
「そうだどんどん世間を騒がそう」
医者の男である。
既に出前が届いてから六人と雖も一升瓶の日本酒が三本開いていた。
樽で購入した方が良さそうである。
三月十四日。
和歌山。岬ビューホテル離れの間。
浪江と赤座元太、弘枝と宇治原歳加年、香乃子と瀬尾将の組み合わせで集まっていた。
「今日来るのは動画をばら撒かれた女だぜ」
宇治原歳加年がやや不満を漏らす。
「R国の他のSMクラブの女だろ」
瀬尾将も動画を見ていた。
「これまでもSM嬢だがまだ概ね素人だった。今度は慣れた女じゃないか」
赤座元太も不満を漏らす。
「そんならそれに金を出して見合うことを考えたら」
弘枝はもっと残酷なことを考えたらと言う。
まだホテルはチェックイン時間にもなってない。金曜日の昼から遊んでいるのはこの三人だけである。
宇佐美。如月鬼堂の居間。
来客はないが三輪三千夫と三橋貴明にテレビ会議が繋がっていた。
宇治原歳加年がクラブ麗に現れた報告である。
「昔は株の解体屋をやっていた男です。バブルが弾けて一時は炊き出しの列に並んでいたらしいですが持ち直して今はかなりの経済力です」
「何をやっている」
「いえ。株取引ですよ」
「お二人とご同業か」
「まあ。同じ個人の財テクです」
三輪三千夫は職業という意識はない。
「奴はインカムゲインとキャピタルゲインを使い分けて確実に稼ぎます。裏のもの言う株主とも言われています」
三橋貴明が知っている情報を付け加えた。
「そいつがまた乳首斬らせろとクラブの女性に言って来たのだな」
「そうです。マネージャーが出入り禁止にしました」
「赤座元太、瀬尾勝、そして三人目か。そいつもメインの会員なのだな」
如月鬼堂は充分警戒に値すると認識する。
「女性を勧誘するのですから」
三輪三千夫は忌々しい。
「パパ。テレビ」
瀬里菜が知らせた。
速報字幕が流れた。
『路上配信していたライバーの水瀬径さん24がさいたま市大宮区の路上で偽警察官の集団に突然逮捕され行方不明。刑事を偽装した拉致事件と思われる』
「ライバーとは何だ」
如月鬼堂は知らない。
「一昨日だっけ。高田馬場の路上で配信中に刺された女性と同じよ」
瀬里菜が答えた。
「直接配信者と会話ができて。高額な投げ銭とか投げるというやつか」
「そうよ」
「この間は金を貸して返して貰えない男の犯行だが。こっちは組織ぐるみだな。まさかこれも」
如月鬼堂は連続拉致強姦事件の犯人らのロボットを使った犯行を疑う。
「そんな感じがしますね。また奴らが動いたのですね」
三輪三千夫もテレビを確認していていた。
「しかし。奴らの狙う対象からずれてないか」
この時点で如月鬼堂はライバーを狙うとは思えなかったのである。
そこに館山弁護士がテレビ会議を繋いで来た。
「鬼堂先生。奴らの仕業ですね。警察手帳や逮捕状迄用意していました」
館山弁護士は白昼大胆不敵と慄いている。
「何故。あの連中がライバーなにか狙う」
「分かりません。誰でも良かったのではないですか」
「そんなことはあるまい。態々逮捕状迄用意して狙う意味があるか」
「それは。何とも分かりませんが。状況からあの連中がロボットを使った犯行としか思えません。覆面警察車両の行方も判って居りません」
「それはそうだな。ところで三輪さんの報告だが」
如月鬼堂は三輪三千夫の報告を館山弁護士に振った。
「パパ。またテレビ」
また瀬里菜が知らせる。
速報字幕が流れた。
『動画配信クリエイターの山科案杏さん25が千葉県館山市での路上で偽警察官の集団に突然逮捕され行方不明。刑事を偽装した拉致事件と思われる』
「なんだこれは」
もの慣れた如月鬼堂でさえ慄いてしまう。
「同じパターンで二人目です」
「同時にやったな。事態が判明する時間が速報を流す時間差だろう」
「どっちもあの連中が狙う対象とはずれています」
館山弁護士は目的についてまだ定かではないが連続拉致強姦事件の犯人らの行動に違いないと言う。
「館山先生。明日までに分かったことを教えてください」
如月鬼堂は金曜日なので明日のインターネットアダルト放送が心配である。
「努力しましょう」
館山弁護士もそれを心配していた。
三月十五日。
宇佐美。如月鬼堂の居間。
如月鬼堂は六時に起きて先にシャワーを使って朝食を作る。
ラーメンを食べて珠洲と瀬里菜がシャワーを使っている間に杉下一行からメールが届いた。
重い気分でメールを開く。
フリージャーナリスト南郷侑里の二段目の動画であった。
館山弁護士と本多椿がテレビ会議を繋いで来るまで待ってラーメンを食べてしまう。
報道番組では水瀬径と山科案杏ともに行方は追跡不可能と報じられていた。
使われた車両も本人らも偽刑事も何処に消えたか不明である。
九時を回って館山弁護士と本多椿がテレビ会議を繋いで来たので動画の確認を始める。
動画が再生されると南郷侑里は全裸で床に寝かされていた。脚は揃えて真っすぐ伸ばしている。
綺麗な脚である。
手は躰に付けられていた。
乳首には黒いクリップが鋏付けられている。
忍者姿黒装束は同じように四人。だが後ろの幕の前に全裸の女躰ロボットらしきが二体立っていた。
片山幸雄がビンタで起こす。
「う、うう。うふぁあーーーーーーーーーーー」
南郷侑里は意識を回復して周りを見渡す。
「ああ」
縛られてないので瞬時に躰を起こした。
さらに周りを見回す。
「・・・・・」
脚を折って膝を着いて立とうとする。
手で乳房を隠そうとしてクリップとその痛みに気付いた。
「あ、ああ」
片手を床に着いてそれを取ろうとする。
「南郷侑里どの。そのクリップはご自由に取って良いですよ。もう三時間近く乳首を鋏んでおります。取れば強烈な痛みとなります」
ナレーター役の男は抑揚のない口調で宣告した。
「・・・・・」
瞬間。南郷侑里の手は震える。そして躊躇ってしまう。
「どうしました。早く取らないと取るときの痛みはさらに増して行きます。鋏まれた肉が戻るときの痛みは今の数十倍です」
ナレーター役の男はさらに恐怖を煽った。
「うぬう」
南郷侑里は強い怒りの表情で手前に居た忍者姿黒装束の片山幸雄を睨む。
そして左の乳房のクリップに手を掛けた。
「・・・・・」
南郷侑里はそこで固まってしまう。
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